JP5245923B2 - 電子機器システム及び基板の挿抜治具 - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネットに基板を装着する電子機器システム及び基板の挿抜治具に関する。
近年、大型のサーバーやコンピュータ等の大型の電子機器を設置する際、限られたフロアスペースに多くの電子機器を設置しなければならない等、隣接する電子機器の間隔をできるだけ狭めたい状況が増加している。
その一方で、キャビネット内に配置される基板の取り外し作業を考慮すると、隣接する電子機器同士の間隔、特に電子機器同士の前後方向の間隔を狭めることが困難である場合もある。
大型の電子機器のキャビネット内には、その背面板側にキャビネットの正面側に嵌合面を向けたコネクタが配置されている。例えば、キャビネット内部にメインの基板が装着され、この基板は、キャビネットの正面側に嵌合面を向けたコネクタを有している。そして、このコネクタを介して他の基板がメインの基板に接続される。すなわち、キャビネットの背面板に沿って配置されたメインの基板に対し、他の基板が垂直に接続される。この場合、コネクタの嵌合方向はメインの基板に対して垂直方向となる。このため、メインの基板から他の基板を取り外そうとすると、他の基板をメインの基板に対して垂直方向に引き抜かなければならない。他の基板をメインの基板に対して垂直に引き抜き、その他の基板をキャビネットの正面側から取り外す場合、電子機器と他の電子機器との間には、少なくとも他の基板の奥行き寸法と同程度の間隔が必要となる。
このような事情により、従来、電子機器同士の前後方向の間隔、すなわち、キャビネット同士の前後方向の間隔は、無闇に狭めることはできなかった。
このような状況に対し、キャビネットの側方から基板の取り外し作業を行うことができれば、電子機器の前後方向の間隔を狭めた配置が可能となる。多数の電子機器を整列させて配置する場合、メンテナンスを行う管理者の通路が設置される。この通路は、ある程度の幅が確保されるため、電子機器の側方にこの通路を設けるようにすれば、キャビネットの側方からの基板の取り外し作業も可能となる。
また、キャビネットの側方から基板の取り外しを行う提案もされている。例えば、概略U字状の溝を有するアクチュエータ・バーが組み合わされ、回路基板の担体の役割を担うフレームが知られている。フレームの側面部は、アクチュエータ・バー内の溝を横切って延びるピンをスライド可能に受け入れるスロットを備えている。このスロットは、傾斜しており、アクチュエータ・バーが推進されるとフレームの動きの向きが変換される。すなわち、キャビネット内に背面板に沿わせて設けられたメインの基板に対し垂直方向にフレームを移動させることができる。この結果、フレーム上に搭載された回路基板のエッジに設けられたコネクタをメインの基板のコネクタに対し垂直に嵌合させることができる(特許文献1参照)。
特開平10−178289号公報
しなしながら、前記のようにフレームに組み合わされたアクチュエータ・バーは、フレームと一体となってキャビネット内に収容され、取り外すことができない。このためフレーム毎にアクチュエータ・バーを用意しなければならない。
また、フレームがメインの基板に向かう動きは、水平方向に推進されるアクチュエータ・バーの動きが変換されて実現されるが、コネクタの十分な嵌合力を得るだけの押し込み力を得ることができないおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。その目的は、キャビネットの側面から基板の挿抜を行うことができる挿抜治具を基板に対し脱着自在とするとし、コネクタの強い嵌合力を得ることができる電子機器システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本明細書開示の電子機器システムは、側面が開放されるキャビネットと、当該キャビネット内の背面板側に当該キャビネットの正面側に嵌合面を向けて配置された第1コネクタを有する。また、第1エッジに前記第1コネクタに嵌合される第2コネクタを有する脱着基板を備える。さらに、前記キャビネットの側面側から前記キャビネット内に搬入及び/又は搬出される前記脱着基板へ装着され、前記第1コネクタと第2コネクタとの挿抜を行う挿抜治具を備える。前記脱着基板は、前記第1エッジと反対側の第2エッジに、前記挿抜治具が係合する基板側係合部を有する。前記挿抜治具は、ピン部材が設けられた本体部と、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に前後進するとともに、前記基板側係合部と係合する治具側係合部が設けられた稼動部と、当該稼動部の前後進動作を行うハンドル部と、を有する。前記ハンドル部は、スライド溝を有し、レバー状に形成され、力点シャフトを介して前記稼動部に軸支されるとともに、前記スライド溝に挿通された支点シャフトを介して前記本体部に接続される。前記稼動部は、前記ピン部材が係合するクランク溝を有し、前記ハンドル部材が操作され前記ピン部材が前記クランク溝に沿って相対移動することによって前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に前後進する。
このような電子機器システムとすることにより、キャビネットの側面から基板の挿抜を行うことができる挿抜治具を基板に対し脱着自在とするとすることができる。挿抜治具が脱着自在であることにより、脱着基板毎に挿抜治具を準備しなくてもよい。また、本明細書開示の挿抜治具によれば、第1コネクタと第2コネクタとの強い嵌合力を得ることができる。
本明細書開示の電子機器システムは、キャビネットの側面から基板の挿抜を行うことができる挿抜治具を基板に対し脱着自在とし、コネクタの強い嵌合力を得ることができるという効果を有する。
図1は、実施例の電子機器システムを上方からみた模式図である。 図2(A)は、実施例の電子機器システムに含まれる脱着基板の斜視図である。図2(B)は、図2(A)におけるA部を拡大した図である。 図3は、キャビネットの一部の斜視図である。 図4(A)は、挿抜治具の斜視図であり、稼動部を本体部側に後退させた状態を示す図面である。図4(B)は、挿抜治具の斜視図であり、稼動部を本体部から前進させた状態を示す図面である。 図5は、挿抜治具の拡散分解図である。 図6は、挿抜治具の動作の説明図である。 図7(A)は、脱着基板に挿抜治具を装着する様子を示す斜視図である。図7(B)は、図7(A)におけるB部を拡大して示した図である。図7(C)は、図7(A)におけるC部を拡大して示した図である。 図8は、キャビネット内に配置される案内部材の斜視図である。 図9は、挿抜治具が装着された脱着基板をキャビネット内に搬入する様子を示す斜視図である。 図10は、第1コネクタに第2コネクタを嵌合させた状態と、第1コネクタから第2コネクタを抜脱した状態を比較する説明図である。 図11は、脱着基板から挿抜治具を抜き取る様子を示す斜視図である。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されている場合もある。
図1は、実施例の電子機器システム1を上方からみた模式図である。電子機器システム1は、側面2cが開放されるキャビネット2と、このキャビネット2内の背面板2b側にキャビネット2の正面2a側に嵌合面3aを向けて配置された第1コネクタ3を有する。また、第1エッジ4aに第1コネクタ3に嵌合される第2コネクタ5を有する脱着基板4を有する。この脱着基板4は、本発明における基板に相当するものであり、ドーターボードと称されるものでキャビネット2の側面2c側からキャビネット2内に搬入及び/又は搬出される。脱着基板4は、第2エッジ4b側から第1エッジ4a側へ延びる補強部材42を有している。
電子機器システム1は、このような脱着基板4へ装着され、第1コネクタ3と第2コネクタ5との挿抜を行う挿抜治具6を備えている。脱着基板4は、上述のように補強部材42を有するため、挿抜治具6により脱着基板4を固定基板7側へ押し付ける力を効率よく第2コネクタ5に伝達する。これにより、第1コネクタ3と第2コネクタ5との強固な嵌合を実現することができる。また、補強部材42は、脱着基板4の反り、撓みの低減、損傷を抑制する効果も有する。
図2(A)は、実施例の電子機器システムに含まれる脱着基板の斜視図であり、図2(B)は、図2(A)におけるA部を拡大した図である。脱着基板4は、図2で説明するように第1エッジ4aと反対側の第2エッジ4bに、挿抜治具6が係合する基板側係合部41を有する。この基板側係合部41は、第2エッジ4bに沿って、脱着基板4の表面側と裏面側とに形成された係合溝41aとして設けられている。
図3は、キャビネット2の一部の斜視図であるが、脱着基板4は、上記のようにキャビネット2の側面2c側からキャビネット2内に搬入及び/又は搬出される。キャビネット2内に搬入される脱着基板4は、案内部材8に沿ってキャビネット2内に収容される。
キャビネット2内には、背面板2b側にバックプレーンボードと称される固定基板7が垂直に配置されており、この固定基板7に第1コネクタ3が設けられている。
図4(A)、図4(B)は、いずれも挿抜治具6の斜視図である。挿抜治具6は、図2(A)で説明した脱着基板4が備える第2コネクタと、図3で説明する第1コネクタと挿抜を行うものである。挿抜治具6は、図4(A)、図4(B)で説明するように、第1コネクタ3と第2コネクタ5との嵌合方向に前後進するとともに、基板側係合部41と係合する治具側係合部61aが設けられた稼動部61を有している。治具側係合部61aは、基板側係合部41を形成する係合溝41aに対し摺動可能であるとともに、係合溝41aに係合されるピン部材として形成されている。
なお、治具側係合部61aは、係合溝41aに係合できる形状のものであればよい。従って、レール状に形成することもできるが、ピン部材とすることにより、摺動時の摩擦を軽減することができる。
挿抜治具6は、さらに、稼動部61の前後進動作を行うハンドル部62を有する。
図5は、挿抜治具6の拡散分解図である。この図5を参照しつつ、挿抜治具6のさらに詳細な説をする。
挿抜治具6は、ピン部材63aが設けられた本体部63を有している。ピン部材63aは、脱着可能であり、後述するように稼動部61が有するクランク溝61bに挿通されて本体部63に取り付けられる。
ハンドル部材62は、スライド溝62aを有するレバー状に形成されている。ハンドル部材62は、稼動部61の端部に設けられた軸孔61bに力点シャフト64を介して軸示されるとともに、スライド溝62aに挿通された支点シャフト65を介して前記本体部63に接続されている。これにより、ハンドル部材62に支点シャフト65を支点とする回転動作を付与することにより、本体部63と稼動部61との相対移動が実現されている。
稼動部61は、ピン部材63aが係合するクランク溝61bを有している。そして、ハンドル部材62が操作されピン部材63aが前記クランク溝61bに沿って相対移動することによって第1コネクタ3と第2コネクタ5との嵌合方向に前後進する。すなわち、稼動部61は、本体部63に対して出没可能に装着されている。
このような構成の挿抜治具6は、図4(A)に示すように稼動部61を本体部63側に後退させることができるとともに、図4(B)に示すように稼動部61を本体部63から前進させた状態とすることができる。
また、本体部63は、脱着基板4の位置決め部材63bを有している。この位置決め部材63bは、ハンドル部材62の端部の側方に配置されている。脱着基板4をキャビネット2内に収容するとき、この位置決め部材63bが脱着基板4の端面に当接することによって、脱着基板4を所定の位置まで押し込むことができる。また、脱着基板4に挿抜治具6を装着した状態でハンドル部材62を操作するときに、脱着基板4が斜めに動こうとする力を受けることがあるが、位置決め部材63bが当接した脱着基板4は、その動きが規制される。
図6は、挿抜治具6の動作の説明図である。
図6(A)は、ハンドル部材62を本体部63に対して水平に近づくように寝かせた状態に操作した様子を示している。この状態では、ピン部材63aは、図6(A)に示したクランク溝61bの下端側に移動することになる。これにより、稼動部61は、本体部63側に後退する。一方、図6(B)は、ハンドル部材62を本体部63に対して垂直に近づくように立てた状態に操作した様子を示している。この状態では、ピン部材63aは、図6(B)に示したクランク溝61bの上端側に移動することになる。これにより、稼動部61は、本体部63から前進する。
脱着基板4をキャビネット2内に搬入したり、搬出したりするときは、挿抜治具6の状態は、図6(A)に示す状態となる。一方、第1コネクタ3と第2コネクタ5とが嵌合した状態のときは、図6(B)に示した状態となる。
なお、クランク溝61bの幅aを変更することにより、挿抜ストロークbを調節することができる。
図7(A)は、脱着基板4に挿抜治具6を装着する様子を示す斜視図である。図7(B)は、図7(A)におけるB部を拡大して示した図である。図7(C)は、図7(A)におけるC部を拡大して示した図である。
脱着基板4に挿抜治具6を装着するとき、挿抜治具6は、図6(B)に示すようにハンドル部材62を寝かせた状態としておく。この状態で、図7(C)に示すように治具側係合部61aを係合溝41aに沿って摺動させ、両者を係合させる。
次に、キャビネット2が有する案内部材8について説明する。案内部材8は、枠状の部材で平面部8aを有している。この平面部8aの内側の縁部に脱着基板4の搬入及び搬出方向に沿って案内片8a1が設けられている。この案内片8a1は、平面部8aの内側の縁部を上方に向かって折り曲げることによって形成されている。脱着基板4をキャビネット2に対し搬入したり、搬出したりするときは、平面部8aに挿抜治具6の本体部63を載置する。そして、本体部63の縁部を案内片8a1に沿わせるようにして挿抜治具6をスライド移動させる。
案内片8a1は、脱着基板4をキャビネット2内に搬入するときに、第2コネクタ5が第1コネクタ3に干渉しないように、その位置が定められている。
また、案内部材8は、脱着基板4を搬入する方向の奥側に、ストッパ8b、8cを有している。脱着基板4をキャビネット2内に搬入するときは、脱着基板4がこのストッパ8b、8cに当接するまで押し込めばよい。
このような案内部材8は、キャビネット2内に複数段配置されている。
なお、キャビネット2内に搬入され、第1コネクタ3と第2コネクタ5とが嵌合された後の脱着基板4は、案内部材8上に載置しただけの状態としておくこともできるが、ビス留め等により、案内部材8に固定することもできる。これにより、脱着基板4における、振動等の影響を緩和することができる。
次に、挿抜治具の使用方法について説明する。
図9は、挿抜治具6が装着された脱着基板4をキャビネット2内に搬入する様子を示す斜視図である。また、図10は、第1コネクタ3に第2コネクタ5を嵌合させた状態と、第1コネクタ3から第2コネクタ5を抜脱した状態を比較する説明図である。さらに、図11は、脱着基板4から挿抜治具を抜き取る様子を示す斜視図である。
脱着基板4をキャビネット2内に搬入するときは、挿抜治具6を脱着基板4に装着する。挿抜治具6を脱着基板4に装着するには、まず、図7を参照して説明したように、挿抜治具6のハンドルン部材62を、図6(B)に寝かせた状態とし、治具側係合部61aを係合溝41aに沿って摺動させて、挿抜治具6を脱着基板4に係合させる。そして、キャビネット2の側面2c側から脱着基板4を、案内部材8上をスライドさせて脱着基板4をキャビネット2内に搬入する。このとき、キャビネット2内に設置された案内部材8が有する案内片8a1に挿抜治具6の本体部63を沿わせるようにする。脱着基板4は、ストッパ8b、8cに当接するまで押し込まれる。すると、図10において、上段に示す状態となる。
脱着基板4の端部がストッパ8b、8cに当接し、キャビネット2内への搬入が完了すると、これに引き続き、第1コネクタ3と第2コネクタ5とを嵌合させる操作を行う。
第1コネクタ3と第2コネクタ5とを嵌合させるためには、ハンドル部材62を図4(B)や、図6(B)に示すように、ハンドル部材62を立てた状態とする。これにより、稼動部61が本体部63から迫り出し、第1コネクタ3と第2コネクタ5との嵌合方向に前進する。稼動部61が前進すると、基板側係合部41(係合溝41a)に治具側係合部61aが係合した脱着基板4は固定基板7側に向かって前進する。そして、図10の下段に示すようにハンドル部材62をさらに立てる方向に操作すれば、第1コネクタ3と第2コネクタ5との嵌合が実現される。
第1コネクタ3と第2コネクタ5との嵌合が完了した後は、図11に示すように、ハンドル部材62を立てた状態で挿抜治具6を引き抜けば、脱着基板4の装着作業は終了する。このとき、ハンドル部材62をわずかに図6(A)に示すように寝る方向に緩めると、治具側係合部61aと係合溝41aとの結合が緩み、
挿抜治具6を引き抜きやすくなる。
1枚の脱着基板4の嵌合作業を終えた後の挿抜治具6は、他の脱着基板44の挿罰作業に用いることができる。
一方、キャビネット2内に設置され、第1コネクタ3と第2コネクタ5とが嵌合された状態の脱着基板4をキャビネット2内から搬出するときは、搬入搬出するときは、搬入操作とは逆の操作を行う。すなわち、まず、ハンドル部材62を立て、稼動部61を前進させた状態で、キャビネット2の側面2c側から差し入れ、治具側係合部61aを基板側係合部41に係合させる。すなわち、治具側係合部61aのピン部材を係合溝41aに沿ってストッパ8bに当接するまで摺動させ、治具側係合部61aと基板側係合部41とを係合させる。これにより、図10の下段に示す状態となる。
その後、図10の上段に示すようにハンドル部材62を寝かすように操作する。これにより稼動部61は、本体部63側に後退する。稼動部61と脱着基板4とは結合されているため、稼動部61の後退に伴って、脱着基板4には、第2コネクタ5が第1コネクタ3から抜脱される方向の力が作用する。そして、図10の上段に示すように、第2コネクタ5が第1コネクタ3から抜脱される。
第2コネクタ5が第1コネクタ3から抜脱された後は、ハンドル部材62を寝かした状態に維持しつつ、脱着基板4を挿抜治具6とともに案内部材8上をスライドさせてキャビネット2の側面2c側から搬出する。このとき、ハンドル部材62をさらに寝かせる側に力を加えつつ、基板側係合部41と治具側係合部61aとの摩擦力を増大させると脱着基板4を挿抜治具6と一体として搬出し易くなる。
以上のように、本実施例の挿抜治具6を用いれば、キャビネット2の側面2c側からの脱着基板4の搬入及び搬出、さらに、第1コネクタ3と第2コネクタ5との挿抜を行うことができる。この結果、キャビネット2を設置する際に、その前後方向の間隔を狭めることが可能となる。
このとき、挿抜治具6は、ハンドル部材62を回転させることによって、コネクタの強い嵌合力、強い抜脱力を発揮することができる。また、これらの力は、ハンドル部材62を長く設定して、大きいモーメントを得ることにより、さらに強力なものとすることもできる。
また、挿抜治具6は、脱着基板4に対し脱着自在であるので、挿抜治具6を一つ準備しておけば、複数の脱着基板4に対し、挿抜作業を施すことができる。すなわち、脱着基板4毎に挿抜治具6を準備することは不要であり、経済的である。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1…電子機器システム 2…キャビネット 2a…正面
2b…背面板 2c…側面 3…第1コネクタ
3a…嵌合面 4…脱着基板 4a…第1エッジ
4b…第2エッジ 5…第2コネクタ 6…挿抜治具
7…固定基板 8…案内部材 41…基板側係合部
42…補強部材 61…稼動部 61a…治具側係合部
61b…クランク溝 62…ハンドル部材 62a…スライド溝
63…本体部 63a…ピン部材 63b…位置決め部材
64…力点シャフト 65…支点シャフト

Claims (6)

  1. 側面が開放されるキャビネットと、
    当該キャビネット内の背面板側に当該キャビネットの正面側に嵌合面を向けて配置された第1コネクタと、
    第1エッジに前記第1コネクタに嵌合される第2コネクタを有する脱着基板と、
    前記キャビネットの側面側から前記キャビネット内に搬入及び/又は搬出される前記脱着基板へ装着され、前記第1コネクタと第2コネクタとの挿抜を行う挿抜治具を備え、
    前記脱着基板は、前記第1エッジと反対側の第2エッジに、前記挿抜治具が係合する基板側係合部を有し、
    前記挿抜治具は、ピン部材が設けられた本体部と、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に前後進するとともに、前記基板側係合部と係合する治具側係合部が設けられた稼動部と、当該稼動部の前後進動作を行うハンドル部と、を有し、
    前記ハンドル部は、スライド溝を有し、レバー状に形成され、力点シャフトを介して前記稼動部に軸支されるとともに、前記スライド溝に挿通された支点シャフトを介して前記本体部に接続され、
    前記稼動部は、前記ピン部材が係合するクランク溝を有し、前記ハンドル部材が操作され前記ピン部材が前記クランク溝に沿って相対移動することによって前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に前後進する
    ことを特徴とした電子機器システム。
  2. 前記脱着基板は、前記第2エッジ側から前記第1エッジ側へ延びる補強部材を有することを特徴とした請求項1記載の電子機器システム。
  3. 前記本体部は、前記脱着基板の位置決め部材を有することを特徴とした請求項1又は2に記載の電子機器システム。
  4. 前記キャビネットは、側面側から挿入される前記脱着基板の案内部材を有することを特徴とした請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器システム。
  5. キャビネット内の背面側に当該キャビネットの正面側に嵌合面を向けて配置された第1コネクタと基板の第1エッジに設けられた第2コネクタとの嵌合方向に前後進するとともに、前記基板の前記第1エッジと反対側の第2エッジに設けられた基板側係合部と係合する治具側係合部が設けられた稼動部と、
    当該稼動部の前後進動作を行うハンドル部と、
    ピン部材が設けられた本体部と、を有し、
    前記ハンドルは、スライド溝を有し、レバー状に形成され、力点シャフトを介して前記稼動部に軸支されるとともに、前記スライド溝に挿通された支点シャフトを介して前記本体部に接続され、
    前記稼動部は、前記ピン部材が係合するクランク溝を有し、前記ハンドル部材が操作され前記ピン部材が前記クランク溝に沿って相対移動することによって前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に前後進することを特徴とした基板の挿抜治具。
  6. 前記本体部は、前記基板の位置決め部材を有することを特徴とした請求項5に記載の基板の挿抜治具。
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