JPH0727674Y2 - プリント板挿抜機構 - Google Patents

プリント板挿抜機構

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JPH0727674Y2
JPH0727674Y2 JP1990028947U JP2894790U JPH0727674Y2 JP H0727674 Y2 JPH0727674 Y2 JP H0727674Y2 JP 1990028947 U JP1990028947 U JP 1990028947U JP 2894790 U JP2894790 U JP 2894790U JP H0727674 Y2 JPH0727674 Y2 JP H0727674Y2
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JP
Japan
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printed board
extraction
removal
arrow
slide shaft
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JP1990028947U
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靖司 山上
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器等のシェルフに装備されるプリント板挿抜機構
に関し、 専用の保守工具を必要とせず、しかも作業性の良いプリ
ント板挿抜機構の提供を目的とし、 プリント板の挿抜に用いる挿抜部材と、該挿抜部材を位
置移動可能に保持するスライドシャフトと、該スライド
シャフト上をプリント板列に沿って移動する前記挿抜部
材の位置の変化に対応してその姿勢が変化するシャフト
保持部材とで構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子機器等のシェルフに装備されるプリント
板の挿抜機構に関する。
最近の電子機器は多数個のプリント板をシェルフ内に装
備している。これらプリント板は、コネクタを介してシ
ェルフと機械的,かつ電気的に結合されるが、最近のプ
リント板は、コネクタのピン数が増加した関係でコネク
タ部の挿入/抜去に大きな力が必要で、このため、プリ
ント板の挿抜には通常,専用の挿抜工具が用いられる。
本考案はプリント板の挿抜作業を効率化することを目的
として開発されたプリント板の挿抜機構に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第3図(a)と(b)は従来の挿抜方法を示す模式的要
部側断面図と要部斜視図である。
第3図(a)と(b)に示すように、従来は専用の挿抜
工具40を用いてプリント板10の挿抜を行っている。この
挿抜工具40は全体がほぼL字型に形成されていて、その
L字型形成部分の短辺がわに作用部41が設けられ、長辺
がわの端部にレバー部43が設けられ、短辺部分と長辺部
分の交点部分に支点ピン42が設けられている。
以下、第3図(a)と(b)に基づいてプリント板抜去
時の動作を説明する。なお、プリント板10の挿入動作は
これと反対の動作となる。
.先ず、挿抜工具40の作用部41をシェルフ20がわに設
けられた工具挿入部45から作用部係入溝21内に挿入す
る。
.挿抜工具40の挿入が終わると、今度はこの挿抜工具
40を横方向(矢印E方向)に移動させる。そして、その
支点ピン42をシェルフ20内に実装されているプリント板
10のピン係入孔11内に係入させる。
.挿抜工具40のレバー部43を矢印A′方向に持ち上げ
る。これによって作用部41は矢印D′方向に回動して作
用部係入溝21の壁面を押圧する。
.作用部41が作用部係入溝21の壁面を矢印D′方向に
押圧すると、テコ(梃)の原理によってプリント板10に
は矢印C′方向の力が働き、この力によってプリント板
10はシェルフ20から矢印C′方向に抜去される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記方法は、プリント板10の挿抜に際し
て専用の挿抜工具40を使用するため、この挿抜工具40を
常時シェルフ20の近辺に配置しておかなければならない
し、特にプリント板10の挿抜を頻繁に行うような作業で
は、この挿抜工具40を作業者が常時携帯している必要が
あるので、作業効率的に好ましくない。
本考案はこの問題を解決するためになされたもので、各
プリント板に対して共通的に作用する挿抜部材をシェル
フがわに配置した構成になっている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるプリント板挿抜機構は、第1図に示すよう
に、シェルフ20に実装される複数枚のプリント板10を挿
抜するプリント板挿抜機構であって、該プリント板10の
配列方向に沿って設けられるスライドシャフト3と、該
プリント板10に対する挿抜力を加えるレバー部1c及び該
スライドシャフト3が貫通する支点孔1bを有する挿抜部
材11と、該スライドシャフト3を挟持し、該挿抜部材1
の移動方向に対しては可動であり、該プリント板10の挿
抜方向に対しては不動となるシャフト保持部材5と、に
よって構成されている。
〔作用〕
前記挿抜部材1は梃(テコ)の原理を利用してプリント
板10を挿抜するものである。また、前記スライドシャフ
ト3は挿抜部材1を位置移動可能に保持すると共に挿抜
部材1がプリント板10を挿抜するときに梃の支点となる
ものである。そして、前記シャフト保持部材5は挿抜部
材1がプリント板10の挿抜を行っているときはスライド
シャフト3を挟持する姿勢となってスライドシャフト3
の変形を阻止し、スライドシャフト3上を移動中の挿抜
部材1に接触したときはスライドシャフト3を挟持する
姿勢からこれを開放する姿勢に変化して挿抜部材1の移
動コースから退避するL型部材5aを装備するものであ
る。
〔実施例〕
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図(a)と(b)と(c)は本考案によるプリント
板挿抜機構の一実施例図であって、(a)は全体構成を
示す模式的要部斜視図、(b)はその“α”部分の細部
構造を示す要部斜視図、(c)はそのE−E線断面図、
第2図は本考案の動作原理を示す模式的側面図である
が、これらの図において前記第3図と同一部分には同一
符号を付している。
このプリント板挿抜機構(以下挿抜機構と称する)は、
第1図(a)と(b)と(c)に示すように、プリント
板10の配列方向に沿って設けられるスライドシャフト3
と、該プリント板10に対する挿抜力を加えるレバー部1c
及び該スライドシャフト3が貫通する支点孔1bを有する
挿抜部材1と、該スライドシャフト3を挟持し、該挿抜
部材1の移動方向に対しては可動であり、該プリント板
10の挿抜方向に対しては不動となるシャフト保持部材5
と、によって構成されている。
挿抜部材1は、プリント板10上に設けられたピン係入孔
11内に遊合状態で係入する挿抜ピン1aと、スライドシャ
フト3が遊嵌状態で係入する支点孔1bと、これら挿抜ピ
ン1a及び支点孔1bから或る距離を隔てる位置に設けられ
たレバー部1cを装備している。この挿抜部材1は、挿抜
ピン1aと支点孔1b間の距離よりも、支点孔1bとレバー部
1c間の距離の方が長いので、挿抜ピン1aをプリント板10
がわのピン係入孔11内に係入させた状態でレバー部1cを
操作する(レバー部1cを矢印A方向或いは矢印A′方向
に駆動する)と“テコ(梃)”の原理でプリント板10は
極めて容易に挿抜される。
また、スライドシャフト3は、シェルフ20の両側面に設
けられたシェルフ側板18間に跨る形で,かつシェルフ20
に実装されている複数個のプリント板列に沿って配置さ
れ、前記挿抜部材1はこのスライドシャフト3によって
左右方向(矢印X−X′方向)に移動可能に支持されて
いる。
シャフト保持部材5は、対象的に配置された2個のL型
部材5aを1本の連結軸5bで結合した形の部材で、2個の
L型部材5a間の間隔はスライドシャフト3が遊合状態で
係入する寸法に設定されている。従ってこのシャフト保
持部材5によって保持されたスライドシャフト3は、外
力によって形状が変化するようなことは無い。また、こ
のシャフト保持部材5の連結軸5bを覆う形で配置された
押え板7は、シャフト保持部材5の連結軸5bの長さとほ
ぼ等しい横幅を持っているので、この押え板7によって
保持されたシャフト保持部材5は矢印Y−Y′方向に移
動しない。なお、このシャフト保持部材5は、前記挿抜
部材1によって矢印X方向から押圧された時は、その時
点で直立状態になっているL型部材5aが矢印R方向に90
度回転してその時に水平状態になっていたL型部材5aが
直立状態となり、挿抜部材1によって矢印X′方向から
押圧された時は、その時点で直立状態になっているL型
部材5aが矢印R′方向に90度回転してその時に水平状態
になっていたL型部材5aが直立状態となる。このシャフ
ト保持部材5は、L型部材5a中の何れか一方がいつも直
立状態となってスライドシャフト3を保持するので、プ
リント板10を挿入するときにスライドシャフト3が変形
して挿抜部材1の支点位置が移動する恐れは全く無い。
なお、本実施例ではこのシャフト保持部材5が対となる
形で2個配置されているが、このシャフト保持部材5の
配置数と位置については特定しない。図中、30は押え板
7をシェルフ20の台座部16に固定する鋲である。
以下第2図を用いてこの挿抜機構の動作原理をさらに詳
しく説明する。
(1)プリント板を抜去する時 この時は、挿抜部材1のレバー部1cを矢印A方向に押し
下げる。この操作によって挿抜部材1はスライドシャフ
ト3を回転中心として矢印A方向に回転し、それによっ
てプリント板10のピン係入孔11内に係入されている挿抜
ピン1aは矢印F方向に回転する。この挿抜ピン1aの矢印
F方向回転によってプリント板10は矢印G方向に抜去さ
れる。
この挿抜部材1は、支点孔1bと挿抜ピン1a間の距離より
も支点孔1bとレバー部1c間の距離の方が長いので、レバ
ー部1cを矢印A方向に押し下げる力よりも大きい力がプ
リント板10に作用することになるのでプリント板10は容
易にシェルフ20から抜去される。
(2)プリント板を挿入する時 この時は、プリント板10がわのコネクタがシェルフ20が
わのコネクタに当接するまでプリント板10をシェルフ20
に挿入する。プリント板10がこの状態まで挿入される
と、今度は挿抜部材1のレバー部1cを矢印A′方向に持
ち上げる。この操作によって挿抜部材1はスライドシャ
フト3を回転中心として矢印A′方向に回転し、それに
よってプリント板10のピン係入孔11内に係入している挿
抜ピン1aは矢印F′方向回転する。この挿抜ピン1aの矢
印F′方向回転によってプリント板10は矢印G′方向に
挿入される。
この挿抜機構は、挿抜部材1がスライドシャフト3によ
ってスライド可能に支持されているため、挿抜部材1の
位置決めが極めて容易である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように本考案による挿抜機構
は、挿抜部材がシェルフがわに配置されたスライドシャ
フト上を自在に摺動する構成になっているので、挿抜部
材の位置決めが極めて容易であり、このためプリント板
の挿抜作業が著しく効率化される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)と(b)と(c)は本考案の一実施例を示
す要部斜視図と要部側断面図、 第2図本考案による挿抜機構の動作原理を示す模式的要
部側断面図、 第3図(a)と(b)は従来のプリント板挿抜方法を示
す要部側断面図と要部斜視図である。 図において、1は挿抜部材、1aは挿抜ピン、1bは支点
孔、1cはレバー部、3はスライドシャフト、5はシャフ
ト保持部材、5aはL型部材、5bは連結軸、7は押え板、
10はプリント板、11はピン係入孔、16は台座部、18はシ
ェルフ側板、20はシェルフ、40は挿抜工具、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェルフに実装される複数枚のプリント板
    を挿抜するプリント板挿抜機構であって、 該プリント板の配列方向に沿って設けられるスライドシ
    ャフトと、 該プリント板に対する挿抜力を加えるレバー部及び該ス
    ライドシャフトが貫通する支点孔を有する挿抜部材と、 該スライドシャフトを挟持し、該挿抜部材の移動方向に
    対しては可動であり、該プリント板の挿抜方向に対して
    は不動となるシャフト保持部材を有することを特徴とす
    るプリント板挿抜機構。
JP1990028947U 1990-03-20 1990-03-20 プリント板挿抜機構 Expired - Lifetime JPH0727674Y2 (ja)

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JP1990028947U JPH0727674Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 プリント板挿抜機構

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JP1990028947U JPH0727674Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 プリント板挿抜機構

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JPH03120086U JPH03120086U (ja) 1991-12-10
JPH0727674Y2 true JPH0727674Y2 (ja) 1995-06-21

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS52111366U (ja) * 1976-02-20 1977-08-24
JPS5512613U (ja) * 1978-07-10 1980-01-26
JPS6025187U (ja) * 1983-07-26 1985-02-20 富士通株式会社 プリント板抜脱構造
JPH0265977A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd カード基板の取り外し装置

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