JPH0265977A - カード基板の取り外し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ＤＡＴｌ　ＶＴＲなどの業務用電子機器に垂
直−に連立して設けられたカード基板の取交外し装置に
関するものである。

従来の技術 近年、ＤＡＴ、ＶＴＲなどの業務用電子機器においては
、その複雑な電子回路を構成するためと、機器のサービ
ス性重視の観点より水平に設けたマザープリント基板（
以下マザー基板と称す）に、コネクタで接続取り外し可
能に多数個のカードプリント基板（以下カード基板と称
す）を垂直に連立して設けた構成になっている。以下に
従来の業務用電子機器に設けられたカード基板の取り外
し装置について説明する。

第３図は従来例のカード基板の取り外し装置の側面図で
、第４図は斜視図である。第３図・第４図において、１
は垂直に連立して設けられたカード基板で、このカード
基板は、第３図で示すとと（機器のバックフレーム１２
とフロントフレーム１５に取り付けられたガイド片４に
よって定位置で上下動するようにガイドされ、同じくバ
ックフレーム１２とフロントフレーム１５にビス８で水
平に取り付けられたマザー基板２に、コネクタ３により
接続されている。カード基板１には、前記マザー基板２
とのコネクタ３による接続を外せるように各々左右上端
に第６図に示すごとくカード基板を取り外すためのカー
ド片５が圧入ピン６によって固定されている。

以上のように構成された従来のカード基板の取り外し装
置について、以下にその取り外し動作について説明する
。

前記カード基板１を前記マザー基板２より取り外す場合
に第５図に示すごとくカード片５のレバー部５ａをＡ矢
印方向へ回動させることにより、カード基板１は、カー
ド片５の支点軸５ｂを支点として、カード片５の回動量
に比例してＢ矢印方向へ押し上げられる。よってカード
基板１は、前′記マザー基板２より取り外すことが可能
となる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、前述したようにカ
ード基板１を前記水平に一般けたマザー基板２より取り
外すためには、カード基板１の各々にカード片５が一対
必要であるため、材料費、取り付はコストが高いという
問題点を有していた。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、安価な
カード基板の取り外し装置を提供することを目的とする
。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のカード基板の取り外
し装置は、垂直に連立して設けたカード基板群の左右上
端部を横切るようにフレームに取り付けたガイド軸と、
このガイド軸に回動自在に、かつスライド可能に挿入さ
れ、カード基板の左右上端に設けた小判穴に係合する軸
およびカード基板を取り外すためのレバー部を有したカ
ード片とを左右一対に備えた構成としている。

作用 本発明は、上記した構成により、一対のカード片を取り
外したいカード基板の位置へフレームに設けたガイド軸
上をスライドさせて、カード基板の左右上端に設けた小
判穴にカード片の軸を係合させて、このカード片のレバ
ー部を手で押さえることにユリカード基板をマザー基板
より取り外すことがが可能となる。

実施例 以下に本発明の一実施例について、図面を参照じながら
説明する。

第１図は、本発明の一実施例におけるカード基板の取り
外し構造の斜視図で、左右一対のうち片側の構成を示し
ている。

第１図において、１０はガイド軸で、バックフレーム１
２に、ビス８で取り付けたアングル１１とサイドフレー
ム１３に各々設けた取り付は穴に挿入されＥ型止め輪７
によりカード基板群の上端部を横切るように取り付けら
れている。

９はカード片で、ガイド軸１０に、図に示す如く回動自
在に、かつスライド可能に支持され、ガイド片４によっ
てガイドされたカード基板群の左右上端部の小判穴１ａ
に係合する軸９ａとカード基板を取り外すためのレバー
部９ｂとを備えている。

以上のように構成された本実施例のカード基板の取り外
し構造について、以下その取り外し動作について説明す
る。

第１図でカード基板１を取り外す場合、まずカード片９
をガイド軸１０上を図中矢印で示すようにスライドさせ
て取り外したいカード基板１の小判穴１ａにカード片９
の軸９ａを係合させる。次に第２図で示すようにカード
基板１と果合されたカード片９の軸９ａと反対側のレバ
ー部９ｂを図に示すＣ矢印方向へ手で押さえると、前記
ガイド軸１０を支点に力、−ド基板１は、Ｄ矢印方向へ
押し上げられる。よってカード基板１をマザー基板２よ
り取り外すことが可能となる。

発明の効果 以上のように本発明は、垂直に連立して設けられたカー
ド基板の左右上端部を横切るように設けたガイド軸と、
このガイド軸に回動自在に、かつスライド可能に挿入さ
れたカード片とを左右一対に設けることで任意のカード
基板を取り外すことができるため、従来カード基板各々
に必要であった従来のカード片を廃止することができる
。よって従来に比べて材料費、取り付はコストを安価に
することができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカード基板の取り外
し装置の斜視図、第２図は同実施例のカ−ド基板の取り
外し動作図、第３図は従来のカード基板の取り外し装置
の側面図、第４図は同従来の斜視図、第５図は同従来の
カード基板の取り外し動作図、第６図は同従来のカード
片の取り付は断面図である。 １・・・カード基板、　　２・・・マザー基板、　　３
・・・コネクタ、　　４・・・ガイド片、９−１−カー
ド片、１０・・・ガイ　ド軸Ｎ　　　ｌａ・・・小判穴
、　　９ａ・・・軸、９ｂ・・・レバー部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機器のフレームへ水平に取り付けられたマザー基板に接
   続された多数個のカード基板群の取り外し装置において
   、前記カード基板群の左右上端部を横切るようにフレー
   ムへ設けたガイド軸と、このガイド軸に回転自在に挿入
   され、かつ前記カード基板の左右上端に設けた小判穴に
   係合する軸および前記マザー基板よりカード基板を取り
   外すためのレバー部を有するカード片とを左右一対に備
   えたことを特徴とするカード基板の取り外し装置。