JP5446726B2 - 光モジュールアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、光モジュールを挿入または抜去する光モジュールアダプタに関する。
SFP(Small Form Factor Pluggable)やXFP(10 Gigabit Small Form Factor Pluggable)などの光トランシーバモジュールを搭載する電子機器の高密度化を進めるには、省スペースでより多くの機能を提供することが重要である。なお、SFP及びXFPは、活線挿抜可能な小型光トランシーバである。
ところが、光キャリア(OC−XX)、例えばOC−48やOC−192といった光インターフェースには、MSA(業界標準:Multi Source Agreement)が策定されている。このように、MSAによって寸法、ピン配置やフットプリントなどの光モジュールの形状が規定されていることから、光モジュールを含む光インターフェースの部分を小型化する余地は少ない。このため、最近では、電子機器に搭載する光モジュールの配置の密度を向上させるためのレイアウトが検討されている。
ここで、光モジュールの一例としてSFPモジュールを例示して、従来技術における電子機器へのSFPモジュールの搭載例を説明する。電子機器は、PCB(プリント基板:printed circuit board)が垂直に複数並べて実装される。さらに、各々のPCBには、SFPモジュールを挿入するためのPCBケージが縦方向に整列して横設される。SFPモジュールは、PCBケージに挿入されることによって電子機器に装着される。
図14は、従来技術におけるSFPモジュールを搭載する電子機器の外観図を示す図である。図中のF14−aは、SFPモジュールの搭載部分を上面視した場合を示し、また、図中のF14−bは、SFPモジュールの搭載部分を正面視した場合を示す。図14のF14−a及びF14−bに示すように、SFPモジュールは、横方向および縦方向にわたって配置密度を高めて搭載される。このようにしてSFPモジュールを配置密度を高めて搭載する場合には、図14のF14−aに示すように、SFPモジュール間に指スペースが設けられる。SFPモジュールの挿抜作業を行う者(作業者)は、指スペースを利用して自身の指で光ケーブルを挟持することにより、SFPモジュールに対する光ケーブルの挿抜作業を行う。
この従来技術におけるSFPモジュールに接続される構成パーツについて説明する。図15は、従来技術におけるSFPモジュールに接続される構成パーツを示す図である。図中のF15−aは、各構成パーツの分離状態を示し、また、図中のF15−bは、各構成パーツの組合状態を指す。図15に示すように、SFPモジュールの一端は、PCB(プリント基板:Printed Circuit Board)に横設されるPCBケージと接続可能に形成される。また、SFPモジュールの他端は、光ケーブルと接続可能に形成される。そして、SFPモジュールの一端がPCBケージに接続されるとともに他端が光ケーブルと接続されると、電子機器ではSFPモジュールを介する光通信が可能となる。
このPCBケージに対するSFPモジュールの挿抜要領を説明する。図16は、従来技術におけるSFPモジュールとPCBケージの部分詳細図である。図中のF16−aは、SFPモジュール及びPCBケージをプリント面からみた場合を示し、図中のF16−bは、SFPモジュール及びPCBケージをプリント面の裏面からみた場合を示す。また、図17は、従来技術におけるSFPモジュールの挿抜動作を説明するための説明図である。図中のF17−aは、SFPモジュールの装着状態を示し、図中のF17−bはSFPモジュールの抜去始動状態を示す。
図16のF16−a及びF16−bに示すように、SFPモジュールは、光ケーブルの光コネクタが挿入可能な光コネクタ挿入口と、SFPモジュール側コネクタと、スライド突起部と、ロック突起部と、スライド部と、リリースレバーとを有する。一方、PCBケージは、PCB側コネクタと、SFPモジュールのロック突起部と嵌合するロック部とを有する。なお、SFPモジュール側コネクタ及びPCB側コネクタは、PCBのケージに対してSFPモジュールが完全に挿入された状態(装着状態)で両者が電気的に接続される位置にそれぞれが形成される。
SFPモジュールの装着状態では、図17のF17−aに示すように、SFPモジュールのロック突起部がPCBケージのロック部に嵌入することにより、SFPモジュールの挿抜方向への移動を機械的にロックする。また、PCBケージのロック部には、弾性体が用いられており、この弾性体の弾性力によりSFPモジュールの接触面がd1のSFPモジュール側方向へ押圧される。これによって、SFPモジュールの装着状態では、SFPモジュールの挿抜方向だけでなく、SFPモジュールの側面方向からもSFPモジュールをロックする。
また、SFPモジュールの抜去始動状態では、図17のF17−bに示すように、SFPモジュールのリリースレバーをd2の方向へ回動させるとともにそのままd3の方向へリリースレバーを引っ張る抜去操作が作業者によって実行される。この抜去操作に連動して、SFPモジュールのスライド部がd3の方向へスライドする過程でスライド突起部がロック部に干渉することにより、リリースレバーを引っ張る力の一部がロック部をd4の方向へ押し上げる力に変換される。このようにロック部がd4の方向に押し上げられることにより、SFPモジュールのロック突起部とPCBケージのロック部のロックが解除され、SFPモジュールが抜去される。
特開2005−121817号公報
しかしながら、上記の従来技術では、作業者が手動で光モジュールを挿抜する。このため、作業者が挿抜時に誤って光モジュールを落下して破損させる危険性や静電気を帯びたままで光モジュールを挿抜して破損させる危険性などを内包する。したがって、上記の従来技術では、光モジュールの挿抜作業を安全確実に行うことができないという問題がある。
さらに、上記の従来技術では、光モジュールが電子機器に配置密度を高めて搭載される環境での挿抜作業を強いることになる。このため、上記の従来技術には、上述した挿抜作業ミスの危険性が一層高まるとともに、電子機器の試験、設置、保守または増設などの光モジュールの交換時における作業効率が悪化してしまうという問題もある。
そこで、開示の技術は、上述した従来技術による問題を解消するためになされたものであり、光モジュールの挿抜作業を安全確実に行うとともに作業効率を向上させることができる光モジュールアダプタを提供することを目的とする。
本願の開示する光モジュールアダプタは、光モジュールのケーブル接続口との間で弾性係合可能な弾性係合部を含む対光モジュール係合部材と、前記対光モジュール係合部材に対してスライド可能に形成されるスライドハンドルとを有する。さらに、本願の開示する光モジュールアダプタは、前記対光モジュール係合部材に付設される部材であって、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルの挿入方向へのスライドに連動して前記弾性係合部による弾性係合を解除する係合解除部材を有する。さらに、本願の開示する光モジュールアダプタは、前記スライドハンドルに一端が固定端として固定されるとともに他端の自由端が他の部材との間で嵌合可能に形成される嵌合部材を有する。嵌合部材は、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルが挿入方向の終端位置までスライドされた場合にスライドハンドルが前記終端位置に止まるように前記自由端が前記対光モジュール係合部材を嵌合する。また、嵌合部材は、前記光モジュールの抜去時には光モジュールの挿入先のモジュール受け部のロックを解除するロック解除レバーを前記自由端が嵌合する。それとともに、嵌合部材は、前記スライドハンドルの抜去方向へのスライドに連動して前記ロック解除レバーを抜去方向に向かって回動させる。
本願の開示する光モジュールアダプタの一つの態様によれば、光モジュールの挿抜作業を安全確実に行うとともに作業効率を向上させることができる。
図1は、本実施例に係るモジュールアダプタの構成を示す構成図である。 図2は、本実施例に係るモジュールアダプタの分解状態を示す図である。 図3は、SFPモジュール挿入時における状態遷移を示す斜視図である。 図4Aは、SFPモジュール挿入時における状態遷移を示す上面図である。 図4Bは、SFPモジュール挿入時における状態遷移を示す上面図である。 図5は、SFPモジュール抜去時における状態遷移を示す斜視図である。 図6Aは、SFPモジュール抜去時における状態遷移を示す上面図である。 図6Bは、SFPモジュール抜去時における状態遷移を示す上面図である。 図7は、防塵キャップの構成を示す図である。 図8は、防塵キャップ抜去時における状態遷移を示す斜視図である。 図9は、防塵キャップ抜去時における状態遷移を示す上面図である。 図10は、連結パーツの一例を示す図である。 図11は、連結パーツの適用例を示す図である。 図12は、保管ケースの一例を示す図である。 図13は、保管ケースの適用例を示す図である。 図14は、従来技術におけるSFPモジュールを搭載する電子機器の外観図を示す図である。 図15は、従来技術におけるSFPモジュールに接続される構成パーツを示す図である。 図16は、従来技術におけるSFPモジュールとPCBケージの部分詳細図である。 図17は、従来技術におけるSFPモジュールの挿抜動作を説明するための説明図である。
以下に、本願の開示する光モジュールアダプタの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、図1および図2を用いて、本実施例に係るモジュールアダプタの構成を説明する。図1は、本実施例に係るモジュールアダプタの構成を示す構成図であり、また、図2は、本実施例に係るモジュールアダプタの分解状態を示す図である。なお、図1のF1−aは、モード切替パーツのスライド位置を挿入モードにセットしたモジュールアダプタを示し、また、図1のF1−bは、モード切替パーツのスライド位置を抜去モードにセットしたモジュールアダプタを示す。
図1のF1−a及びF1−bに示すように、モジュールアダプタ10は、対SFP係合パーツ11と、スライドハンドル12と、リリースパーツ14と、リリース&キャッチレバー15と、モード切替パーツ16とを有する。
対SFP係合パーツ11は、後述のSFPモジュール30の光コネクタ挿入口31との間で弾性係合可能な弾性係合部13を有する部材である。弾性係合部13は、「L」の字状に形成された弾性体である。この弾性係合部13は、SFPモジュール30の光コネクタ挿入口31に挿入されると、「L」の字状の屈曲部が外側から押し広げられることにより得られた弾性力でSFPモジュール30の接触部分を押し上げることによりSFPモジュール30と係合する。さらに、弾性係合部13の自由端は、ラッチ部材(雄部材)が形成されており、雌部材が形成されたリリースパーツ14が押し込まれると雄雌嵌合する。かかる雄雌嵌合が行われた場合には、弾性係合部13とSFPモジュール30の係合が解除される。なお、図示の例では、ラッチ部材としてL字型の部材を採用したが、凹凸などの他の形状で嵌合するものであってもよい。
また、対SFP係合パーツ11は、弾性係合部13のほか、図2に示すように、嵌合部11aと、嵌合部11bと、スライド溝11cと、リリースパーツ用スライド溝11dとを有する。このうち、嵌合部11a及び嵌合部11bは、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bとの間で嵌合する部材であり、例えば、キャッチ部15bとの間で爪嵌合する凸状の突起が設けられる。スライド溝11cは、スライドハンドル12のスライド突起部12aを滑らせてスライドハンドル12をスライドさせる溝である。また、リリースパーツ用スライド溝11dは、リリースパーツ14のスライド突起部14aを滑らせてリリースパーツをスライドさせる溝である。
スライドハンドル12は、対SFP係合パーツ11に対してスライド可能に形成されるハンドル部材であり、図2に示すように、スライド突起部12aと、モード切替パーツ用スライド溝12bと、突起部12cとを有する。なお、突起部12cについては図9を用いて後述する。
このうち、スライド突起部12aは、対SFP係合パーツ11のスライド溝11cと滑動してスライドするための突起部であり、例えば、スライド溝11cとの接触部分を最小化して滑らかな滑動を行うめに円柱状の突起部を設けるものとする。また、モード切替パーツ用スライド溝12bは、モード切替パーツ16のスライド突起部16dを滑らせてモード切替パーツ16をスライドさせる溝である。なお、スライド突起部12aの形状は、円柱に限定されるものではなく、スライド溝11cと滑動可能であればその形状は問わない。
リリースパーツ14は、対SFP係合パーツ11の付設部材である。具体的には、SFPモジュール30の挿入モード時には、スライドハンドル12の挿入方向へのスライドに連動して弾性係合部13による弾性係合を解除する。また、SFPモジュール30の抜去時には、スライドハンドル12の抜去方向へのスライドに連動して対SFP係合パーツ11の弾性係合部13を係止する。なお、リリースパーツ14は、対SFP係合パーツ11のリリースパーツ用スライド溝11dと滑動してスライドするための突起部であるスライド突起部14aを有する。
リリース&キャッチレバー15は、リリース&キャッチレバー15を回動させる軸とする回転軸部15aと、嵌合部11a、嵌合部11bやSFPモジュール30のリリースレバー32などの他の部材と爪嵌合するためのキャッチ部15bとを有する。なお、この回転軸部15aは、モード切替パーツ16の回転軸用穴16aによって軸受がなされる。
このキャッチ部15bは、SFPモジュール30の挿入モード時には、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドされた場合にスライド位置が終端位置に止まるように嵌合部11bを嵌合して係止する。また、キャッチ部15bは、SFPモジュール30の抜去時には、SFPモジュール30のリリースレバー32を嵌合する。
モード切替パーツ16は、モジュールアダプタ10の挿入モードおよび抜去モードを切り替える部材である。このモード切替パーツ16は、1つのアダプタを挿抜の両方に兼用させるためのものであり、モード切替パーツ16のスライド位置をA位置またはB位置に移動する操作を作業者に実行させることにより、挿入モード及び抜去モードが切り替えられる。
ここで、挿入モードとは、SFPモジュール30をPCBケージ50へ挿入するモジュールアダプタ10のモードを指す。図1のF1−aに示すように、モード切替パーツ16のスライド位置がA位置にセットされた場合には、モジュールアダプタ10が挿入モードとなる。また、抜去モードとは、SFPモジュール30をPCBケージ50から抜去するモジュールアダプタ10のモードを指す。図1のF1−bに示すように、モード切替パーツ16のスライド位置がB位置にセットされた場合には、モジュールアダプタ10が抜去モードとなる。
また、モード切替パーツ16は、リリース&キャッチレバー15の回転軸部15aを固定端として固定する部材であり、図2に示すように、回転軸用穴16aと、コイルバネ16bと、コイルバネ用溝16cと、スライド突起部16dとを有する。なお、スライド突起部16dは、スライドハンドル12のモード切替パーツ用スライド溝12bと滑動してスライドするための突起部である。
ここで、回転軸部15aが回転軸用穴16aに装着されるとともにコイルバネ16bがコイルバネ用溝16cに装着されると、コイルバネ16bの弾性力によりリリース&キャッチレバー15のアーム及びキャッチ部15bが図1に示すD0の方向に付勢される。これによって、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bは、スライドハンドル12がスライドした場合に、図1に示すD0の方向に押し付けられた状態でスライドできる。
次に、図3、図4A及び図4Bを用いて、SFPモジュール30挿入時におけるモジュールアダプタ10の状態遷移を説明する。図3は、SFPモジュール挿入時における状態遷移を示す斜視図であり、また、図4A及び図4Bは、SFPモジュール挿入時における状態遷移を示す上面図である。
図3のF3−aは、SFPモジュール30にモジュールアダプタ10が装着された段階を示す。図3のF3−bは、スライドハンドル12の挿入方向へのスライドが開始した段階を示す。図3F3−cは、SFPモジュール30のPCBケージ50への装着が完了した段階を示す。また、図4AのF4A−aは、SFPモジュール30とPCBケージ50がロックされた段階を示す。図4BのF4B−bは、スライドハンドル12の挿入方向へのスライドが開始した段階を示す。図4BのF4B−cは、モジュールアダプタ10の弾性係合部13とSFPモジュール30の弾性係合が解除される前段階を示す。図4BのF4B−dは、リリース&キャッチレバー15と嵌合部11bが嵌合された段階を示す。図4BのF4B−eは、SFPモジュール30のPCBケージ50への装着が完了した段階を示す。
図3のF3−aに示すように、SFPモジュール30をPCBケージ50へ挿入する場合には、作業者は、モード切替パーツ16のスライド位置をA位置にセットしたモジュールアダプタ10をSFPモジュール30の光コネクタ挿入口31へ挿入する。このとき、光コネクタ挿入口31への挿入操作に伴って弾性係合部13の屈曲部が外側から押し広げられる。これに反発して生じた弾性力が屈曲部をSFPモジュール30へ押し上げる結果、弾性係合部13がSFPモジュール30と係合する。
続いて、作業者は、図4AのF4A−aに示すように、SFPモジュール30のロック突起部がPCBケージ50のロック部に嵌入して両者がロックされるまで(図17の参照)、モジュールアダプタ10をSFPモジュール挿入口51へ挿入する。その後も、作業者によってモジュールアダプタ10が挿入されると、図4BのF4B−bに示すように、スライドハンドル12がD1の方向へスライドを開始する。そして、モジュールアダプタ10がさらに挿入されると、スライドハンドル12は、図4BのF4B−cに示すように、リリースパーツ14と接触する。
続いて、スライドハンドル12がリリースパーツ14に接触した状態でモジュールアダプタ10がさらに挿入されると、スライドハンドル12がリリースパーツ14をD2の挿入方向に押し出し、リリースパーツ14もD2の挿入方向にスライドする。
ここで、リリースパーツ14がD2の方向にスライドすると、図4BのF4B−dに示すように、弾性係合部13の雄部材がD3の方向に押し下げられてリリースパーツ14の雌部材と嵌合することで弾性係合部13とSFPモジュール30の係合が解除される。また、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bは、モジュールアダプタ10を挿入する前の段階では嵌合部11aと爪嵌合した状態にある。その後、スライドハンドル12が挿入方向にスライドするにしたがってキャッチ部15bもスライドし、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドされた段階では、キャッチ部15bも嵌合部11bまでスライドして嵌合部11bと爪嵌合する。
このため、図3のF3−c及び図4BのF4B−eに示すように、SFPモジュール30はPCBケージ50へ挿入したまま、対SFP係合パーツ11とスライドハンドル12を一体化してモジュールアダプタ10だけを引き抜くことができる。したがって、モジュールアダプタ10を用いる場合には、操作者は、モジュールアダプタ10を挿入方向のスライド終端位置まで押し込み、その状態からモジュールアダプタ10を引き抜くだけで、挿入作業を行うことができる。
次に、図5及び図6を用いて、SFPモジュール30抜去時におけるモジュールアダプタ10の状態遷移を説明する。図5は、SFPモジュール抜去時における状態遷移を示す斜視図であり、また、図6A及び図6Bは、SFPモジュール抜去時における状態遷移を示す上面図である。
図5のF5−aは、SFPモジュール30を装着するPCBケージ50にモジュールアダプタ10を挿入する前段階を示す。図5のF5−bは、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドした段階を示す。図5のF5−cは、SFPモジュール30及びPCBケージ50の両者間におけるロックが解除された段階を示す。また、図6AのF6A−aは、SFPモジュール30を装着するPCBケージ50にモジュールアダプタ10を挿入する前段階を示す。図6AのF6A−bは、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドした段階を示す。図6AのF6A−cは、リリースレバー32が回動を開始した段階を示す。図6AのF6A−dは、リリースレバー32の回動途中の段階を示す。図6BのF6A−eは、リリースレバー32と連結されたSFPモジュール30のスライド部33がスライドを開始する前段階を示す。図6BのF6A−fは、リリースレバー32と連結されたSFPモジュール30のスライド部33がスライドを開始した段階を示す。図6BのF6A−gは、SFPモジュール30及びPCBケージ50の両者間におけるロックが解除された段階を示す。
図5のF5−a及び図6AのF6A−aに示すように、PCBケージ50からSFPモジュール30を抜去する場合には、作業者は、モード切替パーツ16のスライド位置をB位置にセットする。その上で、作業者は、モジュールアダプタ10をSFPモジュール30の光コネクタ挿入口31へ挿入する。
続いて、図5のF5−b及び図6AのF6A−bに示すように、スライドハンドル12がD4の方向の終端位置までスライドされると、弾性係合部13の屈曲部が外側から押し広げられる。これに反発して生じた弾性力が屈曲部をSFPモジュール30へ押し上げる結果、弾性係合部13がSFPモジュール30と係合する。さらに、この段階では、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bは、SFPモジュール30のリリースレバー32までスライドし、キャッチ部15bがリリースレバー32と嵌合する。
その後、作業者によってモジュールアダプタ10が抜去方向に引張操作されると、図6AのF6A−cに示すように、スライドハンドル12がD5の方向に向かってスライドする。これに伴って、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bもD5の抜去方向に引っ張られる。これに連動して、SFPモジュール30のリリースレバー32がレバーの固定軸を中心としてD6の方向へ回動を開始する。この図6AのF6A−cに示す例では、リリースレバー32の回動始動時であるので、リリースレバー32は抜去方向に向かって移動し始める。その後、図6AのF6B−dや図6BのF6B−eのように、スライドハンドル12のD5の方向へのスライド距離が大きくなるにつれてモジュールアダプタ10の側面に近づくようにリリースレバー32が移動する。
そして、作業者は、図6BのF6B−eに示すように、リリースレバー32の回転角度が所定の可動角度になるまで、モジュールアダプタ10の引張操作を継続する。この可動角度の到達後にモジュールアダプタ10がさらに引張操作されると、図6BのF6B−fに示すように、スライドハンドル12がD5の方向に向かってスライドする。これに連動して、リリースレバー32に連結されるスライド部33もD7の方向にスライドする。
このように、SFPモジュール30のスライド部33がスライドする過程で、図5のF5−c及び図6BのF6B−gに示すように、SFPモジュール30のスライド突起部34がPCBケージ50のロック部52に干渉する。これによって、リリースレバー32を引っ張る力の一部がPCBケージ50のロック部52をD8の方向へ押し上げる力に変換される。このようにロック部52がD8の方向に押し上げられることにより、SFPモジュール30のスライド突起部34とPCBケージ50のロック部52のロックが解除され、SFPモジュール30の抜去が完了する。
このため、モジュールアダプタ10を用いる場合には、操作者は、モジュールアダプタ10を挿入方向のスライド終端位置まで押し込み、その状態からモジュールアダプタ10を引き抜くだけで、抜去作業を行うことができる。
上述してきたように、本実施例に係るモジュールアダプタ10によれば、作業者がSFPモジュール30に手を触れずともモジュールアダプタ10を介する操作だけで挿入作業および抜去作業を行うことができる。このため、例えば作業者が挿抜時に誤ってSFPモジュール30を落下して破損させる危険性を低減したり、また、静電気を帯びたままでSFPモジュール30を挿抜して破損させる危険性をなくすことができる。したがって、光モジュールの挿抜作業を安全確実に行うことが可能である。
さらに、本実施例に係るモジュールアダプタ10によれば、PCBケージ50に対する挿入方向及び抜去方向の一つの軸方向にモジュールアダプタ10の操作を集約することができる。このため、例えばSFPモジュール30を指や治具で挟持する場合のように配置密度を高めて搭載された挿抜対象外のSFPモジュール30に作業が阻害されることなく、作業者の正面を挿抜作業の領域とさせることができる。したがって、電子機器の試験、設置、保守または増設などの光モジュールの交換時における作業効率を向上させることが可能になる。
また、本実施例に係るモジュールアダプタ10によれば、モード切替パーツ16がA位置に所在する場合にはキャッチ部15bを対SFP係合パーツ11の嵌合部11bに嵌合させ、キャッチ部15bがB位置に所在する場合にはリリースレバー32に嵌合させる。このため、SFPモジュール30をPCBケージ50に装着したままモジュールアダプタ10だけを引き抜く挿入モードと、PCBケージ50とSFPモジュール30のロック解除の要件となるリリースレバー32の回動を行う抜去モードと切り替えることができる。したがって、1つのアダプタを挿抜の両方に兼用させることが可能になる。
[防塵キャップ]
さて、上記の実施例では、モジュールアダプタ10を用いてSFPモジュール30を挿抜する場合を説明したがこれに限定されるものではない。例えば、SFPモジュール30が装着されていないPCBケージ50に塵や埃がつもることを防止するための防塵キャップをPCBケージ50に挿抜する場合にもモジュールアダプタ10を使用することができる。
図7は、防塵キャップの構成を示す図である。図7のF7−aは、防塵キャップ70を表面視した場合を示し、また、図7のF7−bは、防塵キャップ70を背面視した場合を示す。図7に示すように、防塵キャップ70は、モジュールアダプタ挿入口71と、リリース突起部72と、ロック突起部73と、突起部74と、スライド部75と、スライド突起部76とを有する。
この防塵キャップ70は、光トランシーバモジュールは持たないが、モジュールアダプタ10またはPCBケージ50の間で接続することからSFPモジュール30と類似した構成を有する。
モジュールアダプタ挿入口71は、SFPモジュール30の光コネクタ挿入口31と同一の形状を有する。これら両者を同一の形状とするのは、モジュールアダプタ10の弾性係合部13と係合可能にするためである。
リリース突起部72は、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bとの間で嵌合する部材である。ロック突起部73は、PCBケージ50のロック部52と嵌合することにより防塵キャップ70及びPCBケージ50をロックするための部材である。突起部74は、モジュールアダプタ10の突起部12cと係合するための部材である。スライド部75は、防塵キャップ70の本体部に対してスライドする部材である。また、スライド突起部76は、防塵キャップ70及びPCBケージ50の嵌合を解除するための部材である。
次に、図8及び図9を用いて、防塵キャップ70抜去時におけるモジュールアダプタ10の状態遷移を説明する。図8は、防塵キャップ抜去時における状態遷移を示す斜視図であり、また、図9は、防塵キャップ抜去時における状態遷移を示す上面図である。
図8のF8−aは、防塵キャップ70を装着するPCBケージ50にモジュールアダプタ10を挿入する前段階を示す。図8のF8−bは、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドした段階を示す。図8F8−cは、防塵キャップ70及びPCBケージ50の両者間におけるロックが解除された段階を示す。また、図9のF9−aは、防塵キャップ70を装着するPCBケージ50にモジュールアダプタ10を挿入する前段階を示す。図9のF9−bは、スライドハンドル12が挿入方向の終端位置までスライドした段階を示す。図9のF9−cは、防塵キャップ70のスライド突起部76によりPCBケージ50のロック部52とのロックが解除される段階を示す。図9のF9−dは、防塵キャップ70及びPCBケージ50の両者間におけるロックが解除された段階を示す。
図8のF8−a及び図9のF9−aに示すように、PCBケージ50から防塵キャップ70を抜去する場合には、作業者は、モード切替パーツ16のスライド位置をB位置にセットする。その上で、作業者は、モジュールアダプタ10を防塵キャップ70のモジュールアダプタ挿入口71へ挿入する。
続いて、図8のF8−b及び図9のF9−bに示すように、スライドハンドル12がD9の方向の終端位置までスライドされると、弾性係合部13の屈曲部が外側から押し広げられる。これに反発して生じた弾性力が屈曲部を防塵キャップ70へ押し上げる結果、弾性係合部13が防塵キャップ70と係合する。さらに、この段階では、モジュールアダプタ10の突起部12cは、防塵キャップ70の突起部74との間で係合する。
その後、作業者によってモジュールアダプタ10が抜去方向に引張操作されると、図9のF9−cに示すように、スライドハンドル12がD10の方向に向かってスライドする。これに伴って、モジュールアダプタ10の突起部12cと係合する防塵キャップ70のスライド部75もD10の抜去方向にスライドする。
そして、防塵キャップ70のスライド部75がスライドする過程で、図9のF9−cに示すように、防塵キャップ70のスライド突起部76がロック部52に干渉する。これによって、スライド部75を引っ張る力の一部がPCBケージ50のロック部52をD11の方向へ押し上げる力に変換される。このようにロック部52がD11の方向に押し上げられることにより、防塵キャップ70のロック突起部73とPCBケージ50のロック部52のロックが解除される。
その後、作業者によってモジュールアダプタ10がさらに引張操作されると、スライドハンドル12がD10の方向にスライドする。これに連動して、リリース&キャッチレバー15のキャッチ部15bは、防塵キャップ70のリリース突起部72までスライドし、キャッチ部15bがリリース突起部72と嵌合する。これらキャッチ部15b及びリリース突起部72が嵌合したまま、モジュールアダプタ10の引張操作がなされると、図8のF8−c及び図9のF9−dに示すように、PCBケージ50からの防塵キャップ70が抜去される。
なお、ここでは、防塵キャップ70挿入時におけるモジュールアダプタ10の状態遷移の説明を省略したが、防塵キャップ70挿入時はSFPモジュール30を挿入する場合と同様であり、防塵キャップ70をPCBケージ50に挿入できるのは言うまでもない。
このように、モジュールアダプタ10は、SFPモジュール30を挿抜する場合だけでなく、防塵キャップ70を挿抜する場合にも、挿抜作業を安全確実に行うとともに防塵キャップ交換時における作業効率を向上させることが可能になる。
なお、ここでは、モジュールアダプタ10の突起部12cと防塵キャップ70の突起部74を係合させることによりスライド部75をスライドさせる場合を説明したがこれに限定されるものではない。例えば、SFPモジュール30のように、防塵キャップ70にもリリースレバーを設けておき、このリリースレバーをスライド部75と連結させることとしてもかまわない。
[連結パーツ]
また、上記の実施例では、1度の挿抜操作につき1つのモジュールアダプタ10を使用する場合を説明したがこれに限定されるものではない。例えば、図10に示す連結パーツを用いて、1度の挿抜操作に複数のモジュールアダプタ10を使用することもできる。
図10は、連結パーツの一例を示す図である。図10のF10−aは、連結パーツに含まれる要素となる連結パーツ要素80を示し、また、図10のF10−bは、連結パーツ要素80を連結した連結パーツ83を示す。
連結パーツ要素80は、光モジュールを搭載する電子機器側の搭載ピッチに対応して形成されるとともに他の連結パーツ要素80との間で嵌合可能に形成された部材である。例えば、図10のF10−aに示す例では、連結パーツ要素80は、モジュールアダプタ10を嵌込可能に形成されている。さらに、連結パーツ要素80は、互いが凹凸嵌合できるように凸部81および凹部82が形成される。図10のF10−bに示すように、一方の連結パーツ要素80の凸部81に他方の凹部82を嵌め込むことにより任意の数の連結パーツ要素80を連結パーツ83として作成できる。
図11は、連結パーツの適用例を示す図である。図11のF11−aは、複数のモジュールアダプタ10を連結する連結パーツ83を用いて、電子機器に搭載されたSFPモジュールを抜去する場合の一態様を示す斜視図である。また、図11のF11−bは、図11のF11−aに示した連結部分を拡大した側面図である。図11のF11−a及びF11−bに示す例では、4つの連結パーツ要素80を含む連結パーツ83に2つ分の搭載ピッチを空けてモジュールアダプタ10が連結されている。この場合には、上記の実施例で説明した抜去動作を経て、2つのSFPモジュール30を同時に抜去することができる。なお、ここでは、複数のモジュールアダプタ10を連結する連結パーツ83を用いて、SFPモジュール30を抜去する場合を説明したが、SFPモジュール30を挿入する場合にも同様に適用できる。
[保管ケース]
ところで、上記の実施例では、モジュールアダプタ10を用いて、PCBケージ50へSFPモジュール30を挿入したり、また、PCBケージ50からSFPモジュール30を抜去する例を説明したがこれに限定されるものではない。例えば、PCBケージ50と同様の形状を有する保管ケースを設け、この保管ケースに対してSFPモジュール30の挿抜作業を行う場合にもモジュールアダプタ10を同様に使用できる。
図12は、保管ケースの一例を示す図である。図12のF12−aは、保管ケース100の一例を示し、図12のF12−bは、上蓋110の一例を示し、図12のF12−cは、中間板120の一例を示し、また、図12のF12−dは、底板130の一例を示す。
図12のF12−aに示す保管ケース100は、図12のF12−bに示す上蓋110を取り外すと、図12のF12−cに示す中間板120の外周部分からSFPモジュール30を挿抜可能に形成される。この中間板120は、PCBケージ50のSFPモジュール挿入口51と同様のモジュール挿入口121と、ロック部52と同様のロック部122とを有する。このロック部122は、弾性体が用いられており、SFPモジュール30装着時にはD12の方向に付勢される。
図13は、保管ケースの適用例を示す図である。図13のF13−aは、モジュールアダプタ10を用いて、保管ケース100へSFPモジュール30を挿入する場合の一態様を示す上面斜視図である。また、モジュールアダプタ10を用いて、保管ケース100へSFPモジュール30を挿入する場合の一態様を示す下面斜視図である。図13のF13−a及びF13−bに示す例では、SFPモジュール30を装着したモジュールアダプタ10をSFPモジュール挿入口121へ挿入する。これによって、この場合には、上記の実施例で説明した挿入動作を経て、作業者がSFPモジュール30に手を触れることなく、SFPモジュール30の交換のみならず、SFPモジュール30の保管までを併せて実現することが可能になる。
[その他]
また、上記の実施例では、光トランシーバモジュールとしてSFPモジュール30を使用する場合を例示したが、これ以外にもXFPモジュールなどの他の光トランシーバモジュール全般に適用することができる。
また、上記の実施例では、挿入および抜去の両方を1つのモジュールアダプタで実現する場合を説明したが、挿入用のモジュールアダプタと抜去用のモジュールアダプタとして個別に構成することもできる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。例えば、モード切替パーツ16のスライド位置の移動操作を作業者に行わせる場合を説明したが、ボタンやレバーなどのメカスイッチの操作に応答してモード切替パーツ16のスライド位置を自動的に切り替えることとしてもかまわない。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)光モジュールのケーブル接続口との間で弾性係合可能な弾性係合部を含む対光モジュール係合部材と、
前記対光モジュール係合部材に対してスライド可能に形成されるスライドハンドルと、
前記対光モジュール係合部材に付設される部材であって、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルの挿入方向へのスライドに連動して前記弾性係合部による弾性係合を解除する係合解除部材と、
前記スライドハンドルに一端が固定端として固定されるとともに他端の自由端が他の部材との間で嵌合可能に形成される部材であって、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルが挿入方向の終端位置までスライドされた場合にスライドハンドルが前記終端位置に止まるように前記自由端が前記対光モジュール係合部材を嵌合し、前記光モジュールの抜去時には光モジュールの挿入先のモジュール受け部のロックを解除するロック解除レバーを前記自由端が嵌合するとともに前記スライドハンドルの抜去方向へのスライドに連動して前記ロック解除レバーを抜去方向に向かって回動させる嵌合部材と
を有することを特徴とする光モジュールアダプタ。
(付記2)前記スライドハンドルに対してスライド可能に形成されるとともに前記嵌合部材の一端が固定される部材であって、前記嵌合部材の固定端が第1のスライド位置に所在する場合には前記自由端を前記対光モジュール係合部材に嵌合させ、前記嵌合部材の固定端が第2のスライド位置に所在する場合には前記自由端を前記ロック解除レバーに嵌合させることにより、前記光モジュールの挿入または抜去のいずれを操作対象とするかを切り替える切替部材をさらに有することを特徴とする付記1に記載の光モジュールアダプタ。
(付記3)付記1または2に記載の光モジュールアダプタを用いて、前記光モジュールと同一のケーブル接続口を有し、かつ前記モジュール受け部における前記光モジュールの挿入口を覆うキャップを挿入または抜去する光モジュールのキャップ挿抜方法。
(付記4)付記1または2に記載の光モジュールアダプタを、前記モジュール受け部が隣接して配置される隣接配置間隔または所定数のモジュール受け部の間隔を空けた配置間隔で連結可能な連結部材を用いて、複数の光モジュールアダプタを連結することにより、複数の光モジュールの同時挿入または同時抜去を実現する光モジュールの挿抜方法。
(付記5)付記1または2に記載の光モジュールアダプタを用いて、前記モジュール受け部と同様の形状を有する保管部に前記光モジュールを挿入または抜去する光モジュールの保管方法。
10 モジュールアダプタ
11 対SFP係合パーツ
12 スライドハンドル
13 弾性係合部
14 リリースパーツ
15 リリース&キャッチレバー
16 モード切替パーツ
30 SFPモジュール
50 PCBケージ
70 防塵キャップ
80 連結パーツ要素
83 連結パーツ
100 保管ケース

Claims (2)

  1. 光モジュールのケーブル接続口との間で弾性係合可能な弾性係合部を含む対光モジュール係合部材と、
    前記対光モジュール係合部材に対してスライド可能に形成されるスライドハンドルと、
    前記対光モジュール係合部材に付設される部材であって、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルの挿入方向へのスライドに連動して前記弾性係合部による弾性係合を解除する係合解除部材と、
    前記スライドハンドルに一端が固定端として固定されるとともに他端の自由端が他の部材との間で嵌合可能に形成される部材であって、前記光モジュールの挿入時には前記スライドハンドルが挿入方向の終端位置までスライドされた場合にスライドハンドルが前記終端位置に止まるように前記自由端が前記対光モジュール係合部材を嵌合し、前記光モジュールの抜去時には光モジュールの挿入先のモジュール受け部のロックを解除するロック解除レバーを前記自由端が嵌合するとともに前記スライドハンドルの抜去方向へのスライドに連動して前記ロック解除レバーを抜去方向に向かって回動させる嵌合部材と
    を有することを特徴とする光モジュールアダプタ。
  2. 前記スライドハンドルに対してスライド可能に形成されるとともに前記嵌合部材の一端が固定される部材であって、前記嵌合部材の固定端が第1のスライド位置に所在する場合には前記自由端を前記対光モジュール係合部材に嵌合させ、前記嵌合部材の固定端が第2のスライド位置に所在する場合には前記自由端を前記ロック解除レバーに嵌合させることにより、前記光モジュールの挿入または抜去のいずれを操作対象とするかを切り替える切替部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の光モジュールアダプタ。
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