JP5332582B2 - 光モジュール及びロック解除部材、ロック解除方法 - Google Patents

光モジュール及びロック解除部材、ロック解除方法 Download PDF

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本発明は、光トランシーバ・モジュール等の光モジュール、光モジュールがケージに係合されたロック状態を解除するロック解除部材に関する。
従来から、光通信を行う光モジュールとして、光ファイバを用いた光通信を行うために光電変換を行う発光素子や受光素子を備えた光トランシーバ・モジュールが知られている。
このような光トランシーバ・モジュールには、発光素子や受光素子を含む光ユニットをケース内に内蔵し、基板上に設けられたケージ内に脱着可能に収納されるように構成されたタイプのものがある。ケージ内には、基板に電気的に接続されたコネクタが設けられており、光トランシーバ・モジュールがケージ内に収容されたときに、光トランシーバ・モジュールの接続端子がコネクタに接続される。このように構成された光トランシーバ・モジュールは、光ファイバとの間で送受信する光信号と、基板との間で送受信する電気信号とを相互に変換することで光通信が可能になっている。
光トランシーバ・モジュールの動作中にケージ内から光トランシーバ・モジュールが引き抜かれた場合には、光通信が中断されるばかりでなく、光トランシーバ・モジュールを含む通信装置の故障を招くおそれがある。そのため、光トランシーバ・モジュールの動作中にケージ内に光トランシーバ・モジュールが保持された状態をロックする必要がある。
近年、各社から提供されている光トランシーバ・モジュールに互換性を持たせるために、SFP(Small Form-factor Pluggable)トランシーバのMSA(MultiSource Agreement)と呼ばれる標準規格が業界標準化団体によって設定され、SFPトランシーバとこのSFPトランシーバを収容するケージの形状や寸法が規定されている。この標準規格によれば、光トランシーバ・モジュールの底面に、突起状のロック部が設けられている。一方、ケージには、光トランシーバ・モジュールのロック部が係合するロック穴を有するばね板部が設けられている。
光トランシーバ・モジュールをケージに収容したとき、光トランシーバ・モジュールのロック部がケージのロック穴に係合され、光トランシーバ・モジュールがケージ内に保持された状態にロックされる。したがって、光トランシーバ・モジュールをケージ内から抜き取るときには、ロック部がロック穴に係合されている係合状態を解除する必要がある。
本発明に関連する光トランシーバ・モジュールとして、特許文献1には、光トランシーバ・モジュールのケースの前面、すなわち光ファイバが挿入されるガイド穴近傍に、ロック部を操作するためのレバーが設けられた構成が開示されている。光トランシーバ・モジュールは、レバーを手前に押し倒すことで、ロック穴に係合されていたロック部がロック穴から離され、ロック部とロック穴の係合状態が解除されるように構成されている。
また、特許文献2には、ケースの前面に押圧部材が設けられており、この押圧部材を押し込むことで、ケージに形成されたばね板部を弾性変位させ、ばね板部のロック穴とロック部との係合状態が解除される構成が開示されている。
米国特許6,439,918号明細書 米国特許6,434,015号明細書
ところで、通信装置等の各種の電気機器は、小型化及び実装密度の高密度化が図られている。これに伴い、通信装置に内蔵される光デバイス機器も同様に小型化が図られており、通信装置の内部に高密度に実装されている。
このため、光トランシーバ・モジュールの、ケージに対する挿脱方向に直交する幅寸法が、指先の幅よりも小さく構成された、比較的小型の光トランシーバ・モジュールが複数個並べて高密度に実装された構造の場合には、所望の光トランシーバ・モジュールのレバーや押圧部材を操作するときに、その所望の光トランシーバ・モジュールに隣り合う他の光トランシーバ・モジュールのレバー等を誤って操作し、他の光トランシーバ・モジュールの係合状態を誤って解除して、通信状態を中断させてしまうおそれがある。
同様に、所望の光トランシーバ・モジュールを抜き取るときに、その所望の光トランシーバ・モジュールに隣り合う他の光トランシーバ・モジュールを誤って抜き取ってしまうおそれがある。
また、本発明に関連する光トランシーバ・モジュールは、ケージに係合するためのロック機構を構成する部品点数が多く、製造コストが嵩んでしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決し、光モジュールとケージとの係合状態が解除されたときに、ロック解除部材によって光モジュールをケージから容易かつ確実に抜き取ることができる光モジュール及びロック解除部材、ロック解除方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る光モジュールは、光通信を行うための素子が内部に設けられたケースと、ケースが収容されるケージに係合されるロック部材と、ロック部材を回動可能に支持する支軸と、ロック部材をケージに係合させる回動方向にロック部材を付勢する付勢部材と、を備える。ロック部材は、ケージに設けられたロック穴に係合されるロック部と、ロック部とロック穴との係合状態を解除するための、光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材が当接する当接部と、を有する。ケースは、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された光ファイバを接続部に案内するガイド穴と、を有し、ガイド穴の内部に、ガイド穴に挿入されたロック解除部材をロック部材の当接部に当接させるための開口部が設けられている。そして、この光モジュールは、ロック解除部材がケースに挿入されたときに、ケースに対してロック解除部材を回動させることで、ケースに対して回動されたロック解除部材が有する第1係合部が開口部に係合し、ロック解除部材がロック部材を操作して係合状態を解除すると同時にロック解除部材がケースに係合される。
また、本発明に係るロック解除部材は、光通信を行うための素子と、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された光ファイバを接続部に案内するガイド穴と、を有する光モジュールがケージに収容されて、光モジュールに設けられたロック部材が有するロック部が、ケージに設けられたロック穴に係合された係合状態を解除するための、光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材であって、ロック部材に当接して係合状態を解除する解除部と、ガイド穴の内部に設けられた開口部に係合する第1係合部と、ガイド穴の開口に係合する第2係合部と、を有する。ロック解除部材は、ガイド穴に挿入されたときに、光モジュールに対して回動されることで、第1係合部が開口部に係合され、解除部がロック部材を操作して係合状態を解除すると同時に第2係合部が開口に係合される。
また、本発明に係るロック解除方法は、光通信を行うための素子と、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された光ファイバを接続部に案内するガイド穴と、を有する光モジュールがケージに収容されて、光モジュールに設けられたロック部材が有するロック部が、ケージに設けられたロック穴に係合された係合状態を、光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材を用いて解除するためのロック解除方法であって、ロック解除部材がガイド穴に挿入されたときに、光モジュールに対してロック解除部材を回動させることで、光モジュールに対して回動されたロック解除部材が、ガイド穴の内部に設けられた開口部に係合し、ロック解除部材がロック部材を回動させて係合状態を解除すると同時にロック解除部材が光モジュールに係合されるステップを有する。
上述したように本発明によれば、ロック解除部材によって光モジュールとケージとの係合状態が解除されたときに、ロック解除部材が光モジュールに係合されるので、ロック解除部材によって光モジュールをケージから容易かつ確実に抜き取ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、光モジュールとしての実施形態の光トランシーバ・モジュール1(以下、光トランシーバ1と称する)は、通信装置が備えるケージ3に装着されて使用される。
光トランシーバ1は、光通信を行うための素子6としての受光素子及び発光素子が内部に設けられたケース7を備えている。また、ケース7の内部には、光ファイバ8が光学的に接続される接続部11と、外部から挿入された光ファイバ8を接続部11に案内するガイド穴12と、光信号を電気信号に変換する電子素子が実装された回路基板13が設けられている。接続部11は、図示しないが、光ファイバ8を保持するフェルールを有している。
図1及び図2に示すように、ケース7の内部には、光トランシーバ1をケージ3に係合させるためのロック機構15が設けられている。このロック機構15は、図2に示すように、ケージ3に係合されるロック部材16と、このロック部材16を回動可能に支持する支軸17と、ロック部材16をケージ3に係合させる方向にロック部材16を付勢する付勢部材としてのコイルばね18と、を有している。そして、このロック機構15は、光トランシーバ1と別体のロック解除部材20によって、ロック部材16とケージ3との係合状態が解除される。
ロック部材16は、ケース7の底面部に固定された支軸17に、図中2矢印a1,a2方向に回動可能に配置されている。ロック部材16の一端部には、ケージ3に係合されるロック部16aが設けられている。また、ロック部材16の他端部には、ロック解除部材20が当接される当接部16bが設けられている。ロック部材16は、ロック部16aと当接部16bとの間の位置が、支軸に回動可能に支持されている。
また、ケース7のガイド穴12の内部には、ガイド穴12に挿入されたロック解除部材20がロック部材16の当接部16bに当接させるための開口部19が設けられている。また、ロック部材16が支軸17を中心として回動するのに伴って、ロック部材16の当接部16bが開口部19内で移動可能に設けられている。
また、ロック部材16は、ロック部16aがケージ3に係合された状態で、当接部16bが、開口部19からガイド穴12に突出しないように開口部19内に配置されており、当接部16bがガイド穴12の内面に隣接されている。したがって、ロック機構15は、ガイド穴12内に挿入される光ファイバ8をロック部材16の当接部16bが妨げることなく、ガイド穴12に挿入されたロック解除部材20によって当接部16bが操作されるように構成されている。また、ロック部材16の当接部16bには、ガイド穴12に挿入されたロック解除部材20を当接部16bに円滑に当接させるための傾斜面22が形成されている。
また、ロック機構15のコイルばね18は、一端がロック部15aの反対側に当接されており、他端がケース7に当接されている。
一方、光トランシーバ1のケース7が収容されるケージ3は、筒状に形成されており、図1に示したように、制御回路部が設けられた回路基板25上に設けられている。ケージ3内には、回路基板25上に設けられたコネクタ26が配置されている。そして、光トランシーバ1がケージ3内に収容されたとき、光トランシーバ1の回路基板13の接続端子13aとコネクタ26とが電気的に接続される。
ケージ3の底面部には、ばね板部27が設けられており、このばね板部27に、上述したロック機構15が有するロック部材16のロック部16aが係合されるロック穴27aが形成されている。
ロック解除部材20は、図3に示すように、ロック部材16の当接部16bに当接されて当接部16bを押し込み操作するための解除部20aを有している。また、ロック解除部材20は、ロック部16aとロック穴27aとの係合状態が解除されたときにケース7の開口部19に係合する第1係合部としての第1凹部20bと、上述の係合状態が解除されたときにケース7のガイド穴12の開口に係合する第2係合部としての第2凹部20cと、を有している。
解除部20aは、ロック解除部材20の端部に設けられており、解除部20aに隣接する位置に第1凹部20bが設けられている。また、解除部20aの先端部、及び第1凹部20bの開口縁部には、第1凹部20bの隅部を開口部19の縁部に円滑に係合させるための円弧状の切り欠き29a,29bがそれぞれ形成されている。同様に、第2凹部20cの開口縁部には、第2凹部20cの底面にガイド穴12の開口の角部を円滑に突き当てるための円弧状の切り欠き29cが形成されている。
以上のように構成された光トランシーバ1が、ロック解除部材20を用いてケージ3内から抜き取られる状態を説明する。
図4Aに示すように、光トランシーバ1は、ケージ3内に収容されているとき、コイルばね18の弾性力によってロック部材16がa1方向に回動されており、ロック部16aがばね板部27のロック穴27aに係合されてロックされている。このとき、光トランシーバ1の回路基板13の接続端子13aは、通信装置のコネクタ26に電気的に接続されている。また、光トランシーバ1のガイド穴12に光ファイバ8を保持するスリーブが挿入されている場合には、光ファイバ8が接続部11の光ファイバと光学的に接続される。
光トランシーバ1とケージ3との係合状態を解除する場合、図4Bに示すように、ガイド穴12に挿入されたロック解除部材20の解除部20aを下方に向けることで、この解除部20aによってロック部材16の当接部16bが押し込まれ、コイルばね18の弾性力に抗してロック部材16がa2方向に回動される。ロック部材16aが回動することによって、ロック部材16のロック部16aがロック穴29aから離れて、ロック部16aとロック穴29aとの係合状態が解除される。これによって、光トランシーバ1は、ケージ3に対して移動可能になる。
そして、ガイド穴12に挿入されたロック解除部材20は、図4Cに示すように、ロック部16aとロック穴27aとの係合状態が解除されたときに、第1凹部20bの隅部が開口部19の縁部に係合される。また、ロック部16aとロック穴27aとの係合状態が解除されたときに、第2凹部20cの底面は、ガイド穴12の開口の角部に突き当てられるので、第1凹部20bと開口部19との係合状態が良好に保たれる。
したがって、ロック解除部材20をガイド穴12から引き抜くことによって、ロック解除部材20で光トランシーバ1がケージ3内から引き出されるときも、第1凹部20b及び第2凹部20cが光トランシーバ1のケース7にそれぞれ係合された状態が良好に保たれる。最後に、ロック解除部材20を用いて光トランシーバ1がケージ3内から充分に引き出された状態で、その光トランシーバ1を指先で容易に保持することが可能になる。
上述したように、光トランシーバ1は、ロック解除部材20によって光トランシーバ1とケージ3との係合状態が解除されたときに、ロック解除部材20が光トランシーバ1に係合されるので、ロック解除部材20によって光トランシーバ1をケージ3から容易かつ確実に抜き取ることができる。
また、光トランシーバ1は、ロック機構15を構成する部品数が低減され、ロック機構15の構成の簡素化が図られているので、製造コストの低減を図ることが可能になる。
また、光トランシーバ1は、ケージ3との係合状態が解除されるときに、ロック解除部材20によってロック部材16のみが操作されて、ロック解除部材20によってケージのばね板部が弾性変形されないので、ケージ3のばね板部27の劣化が抑えられ、ロック機構15の耐久性及び動作信頼性を向上することができる。
また、光トランシーバ1は、ロック解除部材20の解除部20aが、ケース7の開口部19内に配置された当接部16bを操作すると共に、解除部20aに隣接する位置に設けられた第1凹部20bが開口部19の縁部に係合されるように構成されているので、ロック機構15及びロック解除部材20の構成の簡素化が図られている。
したがって、本実施形態の光トランシーバ1は、図5A及び図5Bに示すように、複数の光トランシーバ1が並べて高密度に実装される構造や、光トランシーバ1の幅Wが指先の幅よりも小さくされた構成の場合に採用されると特に効果的である。すなわち、本実施形態によれば、所望の光トランシーバ1をケージ3から抜き取る際に、所望の光トランシーバ1に隣り合う他の光トランシーバ1を誤ってケージ3から抜き取ることを防止することができる。
また、本実施形態のロック解除部材20によれば、任意の光トランシーバ1のロックを解除して、この光トランシーバ1だけをケージ3内から確実に抜き取ることが可能なので、光トランシーバ1の着脱操作を自動化するロック解除装置などに適用されて好適である。
次に、他のロック解除部材の構成例について図面を参照して説明する。なお、他のロック解除部材は、上述したロック解除部材20と基本的な構造が共通であるので、ロック解除部材20の構成と同一の部分には、ロック解除部材20と同一の符号を付して説明を省略する。
ロック解除部材は、光トランシーバ1のロック解除機能に加えて、ケージの接続部11を保護する保護機能を備えて構成されてもよい。図6に示すように、ロック解除部材30の端部には、接続部11を保護する保護部としての筒状部31が設けられている。このロック解除部材30は、図7に示すように、光トランシーバ1のガイド穴12に挿入された状態で、接続部11の光ファイバが筒状部31に収容されて覆われる。
したがって、このロック解除部材30は、ガイド穴12を塞いでケース7の内部に外部から塵埃が入るのを防止するとともに、接続部11の光ファイバから出射されるレーザ光を遮断する保護キャップとしても機能する。このため、光トランシーバ1は、ガイド穴12にロック解除部材30が予め差し込まれて備えている構成を採ることで、ロック解除部材を別途に用意する必要がなくなり、ロック解除部材30を操作することによって光トランシーバ1をケージ3内から容易に抜き取ることが可能になる。
また、ロック解除部材は、複数のガイド穴に挿入される複数の解除部を有する構成にされてもよい。図8及び図9に示すように、ロック解除部材32は、一対のガイド穴12にそれぞれ挿入される一対のロック解除部材33,34が一体に連結されて構成されている。これら一対のロック解除部材33,34には、ロック解除部材20と同様に、ロック解除部20a、第1凹部20b、及び第2凹部20cがそれぞれ設けられている。また、ロック解除部材33,34の端部には、上述のロック解除部材30と同様に、筒状部31が設けられている。
図10A及び図10Bに示すように、ロック解除部材32が用いられる光トランシーバ2は、一対のガイド穴12を有しており、上述した光トランシーバ1が2つ組み合わされた構造と等しい。また、光トランシーバ2が収容されるケージ4は、2つの光ファイバに光学的に接続される一対の接続部11を有している。
そして、ロック解除部材32は、一対のロック解除部材33,34によって光トランシーバ2のロックを解除し、各ロック解除部材33,34が光トランシーバ2にそれぞれ係合される。このため、ロック解除部材32によって光トランシーバ2がケージ4内から容易に引き出される。
なお、上述したロック解除部材32は、2つのロック解除部材33,34を有する構成にされたが、必要に応じてN個(N:自然数)のロック解除部材を有する構成にされてもよいことは勿論である。
本実施形態の光トランシーバを示す側面図である。 ロック部材を示す透視側面図である。 ロック解除部材を示す側面図である。 光トランシーバがケージに係合された状態を示す透視側面図である。 光トランシーバとケージとの係合が解除された状態を示す透視側面図である。 光トランシーバがケージから抜き取られる状態を示す透視側面図である。 任意の光トランシーバにロック解除部材が差し込まれる状態を示す斜視図である。 ロック解除部材によって任意の光トランシーバがケージから抜き取られる状態を示す斜視図である。 他のロック解除部材を示す側面図である。 他のロック解除部材が光トランシーバのガイド穴に差し込まれた状態を示す側面図である。 更に他のロック解除部材を示す側面図である。 更に他のロック解除部材を示す平面図である。 任意の光トランシーバに上記ロック解除部材が差し込まれる状態を示す斜視図である。 上記ロック解除部材によって任意の光トランシーバがケージから抜き取られる状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 光トランシーバ・モジュール
3 ケージ
6 素子
7 ケース
16 ロック部材
16a ロック部
16b 当接部
17 支軸
18 コイルばね
20 ロック解除部材
27a ロック穴

Claims (8)

  1. 光通信を行うための素子が内部に設けられたケースと、
    前記ケースが収容されるケージに係合されるロック部材と、
    前記ロック部材を回動可能に支持する支軸と、
    前記ロック部材を前記ケージに係合させる回動方向に前記ロック部材を付勢する付勢部材と、を備える光モジュールであって、
    前記ロック部材は、前記ケージに設けられたロック穴に係合されるロック部と、前記ロック部と前記ロック穴との係合状態を解除するための、前記光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材が当接する当接部と、を有し、
    前記ケースは、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された前記光ファイバを前記接続部に案内するガイド穴と、を有し、前記ガイド穴の内部に、前記ガイド穴に挿入された前記ロック解除部材を前記ロック部材の前記当接部に当接させるための開口部が設けられ、
    前記ロック解除部材が前記ケースに挿入されたときに、前記ケースに対して前記ロック解除部材を回動させることで、前記ケースに対して回動された前記ロック解除部材が有する第1係合部が前記開口部に係合し、前記ロック解除部材が前記ロック部材を操作して前記係合状態を解除すると同時に前記ロック解除部材が前記ケースに係合される、光モジュール。
  2. 前記係合状態が解除されたときに前記ガイド穴の開口に係合する第2係合部を有する前記ロック解除部材によって、前記ロック部材が操作される、請求項に記載の光モジュール。
  3. 前記ガイド穴に挿入されたときに前記接続部を収容して保護する筒状部を有する前記ロック解除部材を備える、請求項又はに記載の光モジュール。
  4. 複数の前記接続部と、複数の前記ガイド穴とを有する、請求項ないしのいずれか1項に記載の光モジュール。
  5. 光通信を行うための素子と、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された前記光ファイバを前記接続部に案内するガイド穴と、を有する光モジュールがケージに収容されて、前記光モジュールに設けられたロック部材が有するロック部が、前記ケージに設けられたロック穴に係合された係合状態を解除するための、前記光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材であって、
    前記ロック部材に当接して前記係合状態を解除する解除部と、
    前記ガイド穴の内部に設けられた開口部に係合する第1係合部と、
    前記ガイド穴の開口に係合する第2係合部と、を有し、
    前記ガイド穴に挿入されたときに、前記光モジュールに対して回動されることで、前記第1係合部が前記開口部に係合され、前記解除部が前記ロック部材を操作して前記係合状態を解除すると同時に前記第2係合部が前記開口に係合される、ロック解除部材。
  6. 前記ガイド穴に挿入されたときに前記接続部を収納して保護する筒状部を有する、請求項に記載のロック解除部材。
  7. 複数の前記ガイド穴に挿入される複数の前記解除部を有する、請求項5または6に記載のロック解除部材。
  8. 光通信を行うための素子と、光ファイバが光学的に接続される接続部と、外部から挿入された前記光ファイバを前記接続部に案内するガイド穴と、を有する光モジュールがケージに収容されて、前記光モジュールに設けられたロック部材が有するロック部が、前記ケージに設けられたロック穴に係合された係合状態を、前記光モジュールとは別体に形成されたロック解除部材を用いて解除するためのロック解除方法であって、
    前記ロック解除部材が前記ガイド穴に挿入されたときに、前記光モジュールに対して前記ロック解除部材を回動させることで、前記光モジュールに対して回動された前記ロック解除部材が、前記ガイド穴の内部に設けられた開口部に係合し、前記ロック解除部材が前記ロック部材を回動させて前記係合状態を解除すると同時に前記ロック解除部材が前記光モジュールに係合されるステップを有するロック解除方法。
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