JP4117476B2 - 光モジュール、光モジュールとケージとの組立体、光モジュールとケージとのロック方法及びロック解除方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信を行う光モジュール等に関する。さらに詳しくは、本発明は、光モジュールのケースを収容するケージにロックすることが可能な光モジュール等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、光通信を行う光モジュールとして、光ファイバによる通信を行うために光電変換を行う発光素子や受光素子を備えた光トランシーバモジュールが知られている。
【0003】
このような光トランシーバモジュールには、発光素子や受光素子を含む光ユニットをケース内に内蔵し、基板上に設置されたケージ内に脱着可能に収容されるように構成されているタイプのものがある。ケージ内には基板上に実装されたソケットが設けられており、光トランシーバモジュールがケージ内に収容されると、光トランシーバの接続端子がそのソケットに接続されるように構成されている。このように構成された光トランシーバモジュールは、光ファイバとの間で送受する光信号と、基板との間で送受する電気信号とを互いに変換することで光通信を可能にしている。
【0004】
しかしながら、光トランシーバモジュールの動作中に光トランシーバモジュールがケージ内から引き抜かれた場合には、通信が途中で中断してしまうだけでなく、光トランシーバモジュールを含む通信装置が故障してしまうおそれがある。そのため、光トランシーバモジュールは少なくとも動作中はケージ内にしっかりと固定されている必要がある。
【0005】
例えば、近年、各社から提供される光トランシーバに互換性を持たせるためにSFP(Small Form−factor Pluggable)トランシーバのMSA(MultiSource Agreement)と呼ばれる標準規格が業界標準化団体によって設けられ、SFPトランシーバとそれを収容するケージの形状や寸法が規定されている。このSFPのMSA規格によれば、光トランシーバの下面に突起状のロック部が設けられ、ケージにはそのロック部が係止する係止穴が形成されたばね板部が設けられるので、光トランシーバモジュールをケージ内に収容したときには光トランシーバモジュールのロック部がケージの係止穴に係止し、光トランシーバモジュールをケージにロックすることができるようになっている。その一方で、光トランシーバモジュールをケージから取り外す際には、何らかの手段によりロック部をばね板部の係止穴から外してロック解除を行う必要がある。
【0006】
図12は、特許文献1に開示された従来の光トランシーバを、その下面を上に向けた状態で示す斜視図である。
【0007】
図12に示す従来の光トランシーバは、発光素子や受光素子を収容する、ロック部114が形成されたハウジング101と、ロック部114をケージのばね板部の係止穴(不図示)から外すためのイジェクタ170とを有している。イジェクタ170は、ハウジング101の下部111に形成されたイジェクタシート内に収容され、イジェクタ170の後端に設けられた押圧部179を押すことで、イジェクタ170の先端部をイジェクタシート内からロック部114の近傍へ突出させることができるように構成されている。イジェクタ170の先端部は、光トランシーバのロック部114がケージのばね板部の係止穴に係止しているときに突出させられると、ばね板部を撓ませてロック部114と係止穴との係合を解除するようになっている。
【0008】
したがって、この光トランシーバは、イジェクタ170の押圧部179を図中の矢印A方向に押してその先端部をロック部114の近傍へ突出させ、ケージのばね板部の係止穴とロック部114とのロックを解除することで、ケージ内から取り出すことが可能になる。
【0009】
また、ケージからの光モジュールの取り外しを簡単な動作で行うことを可能にするとともに、通信装置内に複数の光モジュールを高密度に実装することを可能にする他の光モジュールが、本願出願人によって出願されている(特願2002−334967号)。
【0010】
図13は、本願出願人によって出願された特願2002−334967号に記載された光モジュールを示す図である。
【0011】
この先願に記載された光モジュールは、ケージ210に形成された係止孔210aに係止するロック部204dを有している、ケース201に揺動可能に設けられたロック部材204と、係止孔210aに係止しているロック部204dを係止孔210aから外すようにロック部材204を動かすことが可能なレバー203とを備えたロック機構を有している。このロック機構は、ケージ210内に収容された光モジュールをケージ210内から取り出す方向であるケース201の前方にレバー203を引くと、係止孔210aに係止しているロック部204dが係止孔210aから外れるように構成されている。また、レバー203の可動範囲は、ケース201の前端面前方の領域内に制限されている。
【0012】
このように構成された光モジュールによれば、レバー203をケース201の前方に引いてレバー203の回動軸203aを切り欠き溝202内の前端部に当接する位置まで移動させると、回動軸203aがロック部材204の前方部204aに形成されたカム面204fを押し下げる。すると、ロック部材204は溝206内の支軸205を中心として揺動し、ばね部204eと後方部204cが上方に持ち上がる。そして、ばね部204eがケース201の下面に形成された凹溝201cに当接して撓むとともに、後方部204cの下面のロック部204dがケージ210の係止孔210aから外れる。これにより、ロック機構のロックが解除された状態になる。
【0013】
レバー203をケース201の前方に引っ張っている間は、ロック機構のロックが解除された状態が維持されるので、そのままレバー203をケース201の前方に引くことで、光モジュールをケージ210内から取り出すことができる。
【0014】
【特許文献1】
米国特許第6,434,015号明細書
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図12に開示されているようなMSA規格によるSFP光トランシーバは、高さが約10mm、幅が約14mmであり、それ自体が小型なので、そのような光トランシーバに備えるイジェクタ170(図12参照)は微細な部品となる。そのため、図12に示したイジェクタ170の押圧部179は指先で(場合によっては爪で)押さなければならない。しかし、光トランシーバがケージ内に装着された状態では、ケージが搭載されている基板と光トランシーバの下面との間にほとんど隙間がないので、イジェクタ170の押圧部179に指先がうまく届かないこともあり、ロック解除のための操作を行い難いという問題があった。
【0016】
また、図13に記載された光モジュールのロック機構は上述したロック部材204とレバー203との2点の部品で構成されているが、光モジュールの部品コストや製造工数の削減を図る観点から見れば、そのようなロック機構をより少ない部品で構成することが好ましい。
【0017】
さらに、光トランシーバは上記のように小型であり、レバー203は微小な部品である。したがって、ユーザはレバー203を指先でつまんで操作しなければならない。そのため、このようなレバー203を操作することなくロックを解除できる構成とすることができれば、光トランシーバの取り外し動作がユーザにとってより容易になる。
【0018】
図13に示した光モジュールは、レバー203の可動範囲をケース201の前端面前方の領域内に制限することによって、光モジュールを通信装置に取り付けるのに要するスペースを抑え、複数の光モジュールを通信装置に高密度に実装することを可能にしている。しかし、光モジュールからレバー203自体を省いた構成にすることができれば、通信装置に複数の光モジュールをより一層高密度に実装することが可能になる。
【0019】
そこで本発明は、ケースとケージとのロック状態を容易に解除することができ、かつ通信装置に複数の光モジュールを高密度に実装することを可能にする光モジュール等を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の光モジュールは、光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールにおいて、前記ロック手段は、前記ケースを前記ケージ内に所定の位置まで挿入した状態で前記接続口に前記コネクタが接続されると前記ケースを前記ケージにロックし、前記接続口から前記コネクタを外すと前記ケースと前記ケージとのロック状態が解除されるように構成されており、前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有し、前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分が押されると前記支軸を中心として回動し、前記ロック部が前記係止孔に係止するように構成されており、さらに、前記ロック手段は、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かすと前記支軸を中心として回動し、前記係止孔に係止している前記ロック部が前記係止孔から外れるように構成されており、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に付勢する付勢手段を有していることを特徴とする。
【0021】
上記のように構成された本発明の光モジュールによれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するという簡単な動作のみによって、ケースをケージにロックさせることができる。つまり、本発明の光モジュールによれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するだけで、ケースがケージに自動的にロックされるので、ケースをケージにロックする動作を事実上省略することができ、光モジュールの取り扱いが容易になる。そのため、ユーザがケースをケージにロックすることを意識しなくても、ユーザがケースをケージにロックし忘れることを防止できる。
【0022】
また、本発明の光モジュールは、コネクタを接続口から外すだけでケースとケージとのロック状態が解除されるので、ロック状態を解除するための動作が不要になり、光モジュールをケージ内から取り外す動作を簡素化することが可能である。
【0023】
さらに、コネクタが接続口に接続されているときはケースがケージにロックされた状態が維持されることから、コネクタを接続口に接続したままの状態で光モジュールをケージから取り出すことはできない。そのため、光ファイバケーブルのコネクタが接続されて通信を行っている最中に誤って光モジュールをケージから取り外してしまうことを未然に防止することができ、通信を途中で中断させたり、あるいは光モジュールを故障させたりすることを防ぐことができる。
【0025】
さらに、上記本発明の構成によれば、接続口にコネクタが接続されるとコネクタがロック部材の当接部を押圧し、ロック部が係止孔に係止するようにロック部材が支軸を中心として回動して、ケースがケージにロックする。
【0027】
さらに、上記本発明の構成によれば、コネクタを接続口から外すと、付勢手段によってロック部材の第1の部分がケースから離れる方向に付勢され、ロック部材が支軸を中心として回動して、係止孔に係止しているロック部が係止孔から外れ、ケースとケージとのロック状態が解除される。
【0028】
また、本発明の他の光モジュールは、光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバのコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールにおいて、前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分が押されると前記支軸を中心として回動して、前記ロック部が前記係止孔に係止する位置まで移動し、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かすと、前記支軸を中心として回動して、前記係止孔に係止している前記ロック部が前記係止孔から外れる位置まで移動するように構成されており、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に付勢する付勢手段を有していることを特徴とする。
【0029】
上記本発明の構成によれば、接続口にコネクタが接続されると、コネクタがロック部材の当接部を押圧し、ロック部が係止孔に係止するようにロック部材が支軸を中心として回動して、ケースがケージにロックする。また、コネクタを接続口から外すと、付勢手段によってロック部材の第1の部分がケースから離れる方向に付勢され、ロック部材が支軸を中心として回動して、係止孔に係止しているロック部が係止孔から外れ、ケースとケージとのロック状態が解除される。
【0030】
このように、上記本発明の光モジュールによっても、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するという簡単な動作のみによって、ケースをケージにロックさせることができる。つまり、本発明の光モジュールによれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するだけで、ケースがケージに自動的にロックされるので、ケースをケージにロックする動作を事実上省略することができ、光モジュールの取り扱いが容易になる。そのため、ユーザがケースをケージにロックすることを意識しなくても、ユーザがケースをケージにロックし忘れることを防止できる。
【0031】
さらに、コネクタが接続口に接続されているときはケースがケージにロックされた状態になることから、コネクタを接続口に接続したままの状態で光モジュールをケージから取り出すことはできない。そのため、光ファイバケーブルのコネクタが接続されて通信を行っている最中に誤って光モジュールをケージから取り外してしまうことを未然に防止することができ、通信を途中で中断させたり、あるいは光モジュールを故障させたりすることを防ぐことができる。
【0032】
さらには、本発明の光モジュールも、コネクタを接続口から外すだけでケースとケージとのロック状態が解除されるので、ロック状態を解除するための動作が不要になり、光モジュールをケージ内から取り外す動作を簡素化することが可能である。
【0033】
また、前記ロック手段は前記ケースに形成された凹溝状空間内で動作するように構成されていてもよい。
【0034】
ロック部材がケースの外形を越えて動作する場合には、複数の光モジュールを装置内に実装する際にはロック部材の動作範囲を考慮して光モジュール同士の間隔を広くする必要があり、光モジュールを高密度に実装することができない。しかし、本発明のようにロック手段がケースに形成された凹溝状空間内で動作する構成とすることで、光モジュールの実装時にロック部材の動作範囲を考慮する必要がなくなり、光モジュール同士の間隔をより狭く配置することができるので、複数の光モジュールを装置に高密度に実装することが可能になる。
【0035】
さらに、前記付勢手段はばね部材で構成されていてもよい。
【0036】
さらに、前記ばね部材と前記ロック手段とが一体に構成されていてもよい。
【0037】
さらには、前記ばね部材と前記ロック手段とは樹脂材料からなる構成としてもよい。
【0038】
あるいは、前記ロック手段は金属材料からなる構成としてもよい。
【0039】
また、前記付勢手段は、同じ極が互いに向かい合うように前記ケースと前記前方部にそれぞれ設けられた2つの磁石からなる構成としてもよい。
【0040】
また、本発明の光モジュールとケージとの組立体は、上記本発明の光モジュールと、該光モジュールが所定の位置まで挿入されたケージと、前記光モジュールに設けられた前記接続口に接続された、前記コネクタの接続形状と同じ形状を有するダストキャップとを有する。
【0041】
上記本発明の構成によれば、光モジュールをケージ内の所定の位置まで挿入した後にダストキャップを接続口に挿入することにより、接続口を塞ぎ、かつ光モジュールをケージにロックすることができる。これにより、輸送中に光モジュールがケージから外れて光モジュールが損傷したり、輸送時に梱包材から出る細かいダストが光モジュール内の光ユニットに付着し、光モジュールが正常に作動しなくなったりすることを防止することができる。
【0042】
また、本発明の光モジュールをケージにロックする方法は、光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールを、該光モジュールを収容する前記ケージにロックする方法であって、前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、前記ケースを前記ケージ内に所定の位置まで挿入するステップと、前記コネクタを前記接続口に接続するステップと、前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分を押圧して、前記ロック手段を前記支軸を中心として回動させるステップと、前記ロック部を前記係止孔に係止させるステップとを有することを特徴とする。
【0043】
上記本発明の方法によれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するという簡単な動作のみによって、ケースをケージに自動的にロックさせることができる。
【0044】
また、本発明の光モジュールとケージとのロック状態を解除する方法は、光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールと、該光モジュールを収容した前記ケージとのロック状態を解除する方法であって、前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、前記接続口に接続された前記コネクタを前記接続口から外すステップと、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かし、前記ロック手段を前記支軸を中心として回動させるステップと、前記係止孔に係止している前記ロック部を前記係止孔から外すステップとを有することを特徴とする。
【0045】
上記本発明の方法によれば、コネクタを接続口から外すと、ロック手段が支軸を中心として回動して、ケースとケージとのロック状態が自動的に解除される。
【0046】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0047】
図1は本発明の光モジュールの一実施形態を示す図であり、図1(a)はその平面図、図1(b)はその正面図、図1(c)はその底面図、図1(d)はその左側面図である。なお、図1(b)においては、説明の便宜のために光モジュールの内部構成も示している。また、図2は図1中におけるロック部材を示す図であり、図2(a)はその左側面図、図2(b)はその正面図、図2(c)はその底面図である。
【0048】
図1に示すように、本実施形態の光モジュールは、光モジュールを構成するケース1と、ケース1の前下部に取り付けられたロック部材3とを有している。ケース1内にはLD(レーザダイオード)やPD(フォトダイオード)等の発光素子や受光素子を含む光ユニット(不図示)を搭載したプリント基板6が内蔵されており、そのプリント基板6の後端側(図1(b)における図示右側)には、後述するケージ10(図4等参照)内にケース1が収容されたときにケージ10内のソケット21(図5参照)に接続される接続端子6aが設けられている。
【0049】
ケース1の前端面には、光ファイバケーブルのコネクタ15(図4参照)が接続される接続口2が開口している。光ファイバケーブルのコネクタ15をこの接続口2内に挿入することで、光ファイバケーブルのコネクタ15を光モジュールに接続することが可能である。
【0050】
なお、本実施形態の光モジュールは光信号の送信、受信、および送受信のいずれかを行うものであり、上記のような発光素子と受光素子の少なくともいずれか一方を有している。また、ケース1の前端面に設けられる接続口2の数に制限はない。
【0051】
ケース1の前下部には、ロック部材3を収容する凹溝状空間1cが形成されている。ケース1のその凹溝状空間1cの両側には、ロック部材3をケース1に回動自在に支持する支軸4が固定される支軸固定穴1aが形成されている。ロック部材3は、ロック部材3をケース1の凹溝状空間1c内に配置した後に、支軸4をケース1の支軸固定穴1aとロック部材3の支軸受け穴3bとに通し、支軸4の両端部をそれぞれ支軸固定穴1aに接着剤等で固定することによって、ケース1に取り付けられる。なお、このとき支軸4はロック部材3の支軸受け穴3bに固定しない。これにより、ロック部材3は支軸4を中心として回動可能となる。
【0052】
ここで、図2を参照してロック部材3の構成について説明すると、ロック部材3は、ケージ10内にケース1が収容されたときにケージ10の係止孔10a(図4等参照)に係止するロック部3aと、挿通される支軸4を支持する支軸受け穴3bと、上面にばね5が固定されるばね台座3cと、コネクタ15(図4参照)が接続口2に接続されたときにコネクタ15が当接する当接部3dとを有している。なお、本明細書では、支軸受け穴3bよりもロック部材3の前方(図2(b)の図示左側)の部分を第1の部分とし、支軸受け穴3bよりもロック部材3の後方(図2(b)の図示右側)の部分を第2の部分とする。すなわち、ばね台座3cはロック部材3の第1の部分に設けられており、ロック部3aと当接部3dとはその第2の部分に設けられている。
【0053】
また、ばね台座3cはロック部材3の本体部分の両側に設けられている。ロック部材3の第1の部分を前記ケースから離す方向に付勢する付勢手段としてのばね5は、各ばね台座3cの上面に固定されている。なお、図2に示したばね5は板ばねであるが、このばね5にはコイルばね等の他のばね部材を用いることもできる。
【0054】
ロック部材3とばね5は、例えばモールド成形で一体的に成形することができる。その材料には、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を用いることができる。あるいは、ロック部材3を上記のような樹脂で成形しておき、その成形品のばね台座3c上にばね5を後から取り付ける構成としてもよい。後者の場合には、ばね5の材料にロック部材3の材料とは異なるものを用いることが可能であり、例えばばね5のみを金属で構成することもできる。
【0055】
また、ロック部材3はダイカスト工法等によって成形することもできる。その材料には亜鉛やアルミニウム等の金属を用いることができる。この場合は、ロック部材3を上記のような金属材料で成形しておき、その成形品のばね台座3c上にばね5を後から取り付ける構成とすることが好ましい。
【0056】
なお、上記では、ロック部材3と支軸4とを別部品とし、ロック部材3をケース1の凹溝状空間1c内に配置した後に、支軸4をケース1の支軸固定穴1aとロック部材3の支軸受け穴3bとに通し、支軸4の両端部をそれぞれ支軸固定穴1aに接着剤等で固定することによって、ロック部材3をケース1に取り付ける構成を例に挙げて説明したが、ロック部材3および支軸4の構成と、ケース1が備えるロック部材3の支持構造とは、これに限られない。例えば、図11に示すように、ロック部材3’と支軸4’とを一体的に構成し、その支軸4’を外部からスナップフィット状にはめ込んで取り付けることができる支持部をケース1に設けた構成としてもよい。この場合は、ロック部材3と支軸4とを別部品として設けた上述の構成に比べて、それらの構成に関する部品点数をさらに削減することができる。
【0057】
図3は、図1に示した光モジュールにおけるロック部材の動作を示す部分拡大図である。
【0058】
上述したように、ロック部材3の支軸受け穴3bが支軸4に支持されており、ロック部材3は支軸4を中心として回動することができるようになっている。図3中、一点鎖線で表されたロック部材3は接続口2にコネクタ15(図4参照)が接続されていないときの姿勢を示し、実線で表されたロック部材3は接続口2にコネクタ15が接続されているときの姿勢を示している。
【0059】
接続口2にコネクタ15が接続されていないときは、ばね5は、ケース1下面に形成されたばね受け面1bとばね台座3cとの間で伸び、ばね台座3cを含む第1の部分を押し下げる。これにより、ロック部材3は支軸4を中心として図示反時計回りに回転し、ロック部3aと当接部3dとを含むロック部材3の第2の部分がケース1の凹溝状空間1c内に持ち上げられ、ロック部材3は図3の一点鎖線で示す姿勢になる。
【0060】
一方、接続口2にコネクタ15が接続されると、コネクタ15の下面がロック部材3の当接部3dに当接し、ロック部材3の第2の部分が押し下げられ、ロック部材3は図3の実線で示す姿勢になる。このとき、ロック部材3のばね台座3cを含む第1の部分が支軸4を中心として図示時計回りに回転し、ばね台座3cとばね受け面1bとの間隔が狭まり、ばね5が縮む。
【0061】
なお、本実施形態で用いるばね5は、接続口2にコネクタ15が接続されていないときにロック部材3を一点鎖線で示す姿勢に保つだけの付勢力を生じさせるものであり、その圧縮力量は僅かである。したがって、ユーザは、ばね5の反発力をほとんど感じることなく、接続口2にコネクタ15を接続することができる。
【0062】
また、本実施形態におけるロック部材3は、ケース1の凹溝状空間1c内で動作するようになっている。
【0063】
ロック部材3がケース1の外形を越えて動作する場合、複数の光モジュールを装置内に実装する際にはロック部材3の動作範囲を考慮して光モジュール同士の間隔を広くする必要があり、光モジュールを高密度に実装することができない。しかし、本実施形態のようにロック部材3がケース1の凹溝状空間1c内で動作する構成とすることで、光モジュールの実装時にロック部材3の動作範囲を考慮する必要がなくなり、光モジュール同士の間隔をより狭く配置することができるので、複数の光モジュールを装置に高密度に実装することが可能になる。
【0064】
なお、上記ではばね5を板ばねで構成した例を示したが、このばね5には板ばねの他にもコイルばね等の他のばね部材を用いることもできる。また、ばね5に代えて、ばね台座3cとばね受け面1bとに同じ極が向かい合うようにそれぞれ磁石を設けることで、ばね台座3cとばね受け面1bとの間に付勢手段を構成してもよい。
【0065】
図4は、図1に示した光モジュールのケースをケージ内に挿入した状態を、それらの下方から示す斜視図である。また、図5は、図1に示した光モジュールのケースをケージ内に挿入した状態を示す正面図である。なお、図5においては、説明の便宜のために光モジュールの内部構成も示している。
【0066】
光モジュールのケース1を収容するケージ10は、その下面に係止孔10aが設けられている。係止孔10aは、ケース1をケージ10内に挿入したときにロック部材3のロック部3aが係止孔10a内に係合する位置に配置されている。
【0067】
ケージ10は、通信装置等の内部のマザーボード20上に設置され、通信装置等のフロントパネル25に形成された開口穴から一部が突出している。また、ケージ10内の後端部にはそのマザーボード20上に実装されたソケット21が配置されている。このソケット21には、ケース1がケージ10内に収容されたときに、ケース1内のプリント基板6の接続端子6aが接続される。
【0068】
なお、ケージ10は、例えばステンレス鋼(SUS)等の金属の板を折り曲げて構成することができる。また、ケース1もステンレス鋼(SUS)等の金属の板を折り曲げて構成することができ、あるいは、ロック部材4と同様にPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂をモールド成形して構成することもできる。
【0069】
次に、上記に説明した光モジュールをケージ10内に装着してから取り外すまでの一連の動作について、図6から図9を参照して説明する。
【0070】
図6は、光モジュールがケージ10内に挿入された状態を示している。このとき、ケース1内のプリント基板6の接続端子6a(図5参照)はマザーボード20上のソケット21(図5参照)に接続されている。しかし、図6に示す状態では、接続口2内には未だコネクタ15が挿入されておらず、ロック部材3はロック部3aがケージ10の係止孔10aから外れた姿勢になっているので、ケース1はケージ10にロックされていない。
【0071】
このケース1の接続口2内にコネクタ15を途中まで挿入すると、図7に示す状態となる。このとき、コネクタ15の先端部の下面がロック部材3の上面の当接部3dに当接し始めている。この状態からコネクタ15を接続口2内にさらに挿入すると、コネクタ15の先端部が当接部3dを徐々に押し下げ、ロック部材3が支軸4を中心として時計回りに回転する。
【0072】
図8は、ケース1の接続口2内にコネクタ15を完全に挿入した状態を示している。接続口2内の図8に示す位置までコネクタ15を挿入すると、ロック部材3の当接部3dはコネクタ15の下面によって完全に押し下げられる。このとき、ロック部材3のロック部3aがケージ10の係止穴10aに係止し、これによりケース1がケージ10にロックされた状態になる。また、ケース1の接続口2内にコネクタ15が完全に挿入されると、コネクタ15の係止部15bが接続口2の係止部に係止し、コネクタ15の先端から突出している光ファイバ端部15aがプリント基板6の光ユニット(不図示)に接続される。
【0073】
このように、コネクタ15が接続口2に接続されているときはケース1がケージ10にロックされた状態になるので、コネクタ15を接続口2に接続したままの状態で光モジュールをケージ10から取り出すことはできない。そのため、光ファイバケーブルのコネクタ15が接続されて通信を行っている最中に誤って光モジュールをケージ10から取り外してしまうことを未然に防止することができ、通信を途中で中断させたり、あるいは光モジュールを故障させたりすることを防ぐことができる。
【0074】
図9は、光モジュールをケージ10内から取り外す動作を示す図である。光モジュールをケージ10内から取り外すには、まず、コネクタ15をケース1の接続口2から矢印B方向に取り外す。すると、ケース1のばね受け面1bとロック部材3のばね台座3cとの間で縮んでいたばね5が伸び、ロック部材3が支軸4を中心として反時計回りに回転する。これにより、ロック部3aが持ち上がって係止穴10aから外れ、ロック部3aと係止穴10aとのロック状態が解除される。そして、このようにしてロック部3aと係止穴10aとのロック状態を解除した後にケース1を矢印C方向に引き抜くことにより、光モジュールをケージ10内から取り外すことができる。
【0075】
このように、本実施形態の光モジュールは、ケース1をケージ10内に挿入した後に接続口2内にコネクタ15を挿入するという簡単な動作のみによって、ケージ10の係止孔10aにロック部3aを係止させ、ケース1をケージ10にロックさせることができる。つまり、本実施形態の光モジュールによれば、ケース1をケージ10内に挿入した後に接続口2内にコネクタ15を挿入するだけで、ケース1がケージ10に自動的にロックされるので、ケース1をケージ10にロックする動作を事実上省略することができ、光モジュールの取り扱いが容易になる。そのため、ユーザがケース1をケージ10にロックすることを意識しなくても、ユーザがケース1をケージ10にロックし忘れることを防止できる。
【0076】
また、光モジュールをケージ10内から取り出すときには、コネクタ15を接続口2から外すだけで係止孔10aとロック部3aとのロック状態が解除されるので、ロック状態を解除するための動作が不要になり、光モジュールをケージ10内から取り外す動作を簡素化することが可能になっている。
【0077】
また、本実施形態の光モジュールは、ロック部材3がケース1の凹溝状空間1c内で動作する構成になっているので、複数の光モジュールを互いに上下左右に隣接して配置しても、ある光モジュールのロック部材3が他の光モジュールに干渉することがない。そのため、複数の光モジュールを通信装置等に高密度に実装することが可能である。
【0078】
次に、物流時における本実施形態の光モジュールについて説明する。図10は、物流時における本実施形態の光モジュールを示す図である。
【0079】
光モジュールは、通常、ケージ10内に挿入された状態で出荷され、販売される。そのため、光モジュールはケージ10内に挿入された状態で梱包されるが、このとき光モジュールがケージ10にロックされていないと、輸送中に光モジュールがケージ10から外れて光モジュールが損傷等してしまうおそれがある。また、ケース1の接続口2が開口したままの状態で梱包されると、輸送時に梱包材等から出る細かいダストが光モジュール内の光ユニット(不図示)に付着し、光モジュールが正常に作動しなくなるおそれがある。したがって、光モジュールは、接続口2を塞ぎ、かつケージ10にロックした状態で梱包することが望ましい。
【0080】
本実施形態の光モジュールは、ケージ10内に挿入した後に、接続口2に接続されるタイプのコネクタ15(図7等参照)と同じ接続形状を有するダストキャップ30を接続口2に接続することにより、接続口2を塞ぎ、かつ光モジュールをケージ10にロックすることができる。物流時にこのようにして光モジュールとケージとの組立体を構成することにより、輸送中に光モジュールがケージ10から外れて光モジュールが損傷したり、輸送時に梱包材から出る細かいダストが光モジュール内の光ユニット(不図示)に付着し、光モジュールが正常に作動しなくなったりすることを防止することができる。
【0081】
また、このダストキャップ30は、通信装置等のケージ10に装着された光モジュールのうち、使用されず光ケーブルのコネクタ15が接続されない光モジュールの接続口2に挿入することにより、そのような光モジュールが通信装置等から脱落することを防止するためのストッパーとしても機能する。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光モジュールによれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するという簡単な動作のみによって、ケースをケージにロックさせることができる。つまり、本発明の光モジュールによれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するだけで、ケースがケージに自動的にロックされるので、ケースをケージにロックする動作を事実上省略することができ、光モジュールの取り扱いが容易になる。そのため、ユーザがケースをケージにロックすることを意識しなくても、ユーザがケースをケージにロックし忘れることを防止できる。
【0083】
また、本発明の光モジュールは、光モジュールをケージ内から取り出すときにはコネクタを接続口から外すだけでケースとケージとのロック状態が解除されるので、ロック状態を解除するための動作が不要になり、光モジュールをケージ内から取り外す動作を簡素化することができる。
【0084】
さらに、コネクタが接続口に接続されているときはケースがケージにロックされた状態になることから、コネクタを接続口に接続したままの状態で光モジュールをケージから取り出すことはできない。そのため、光ファイバケーブルのコネクタが接続されて通信を行っている最中に誤って光モジュールをケージから取り外してしまうことを未然に防止することができ、通信を途中で中断させたり、あるいは光モジュールを故障させたりすることを防ぐことができる。
【0085】
また、本発明の光モジュールとケージとの組立体によれば、輸送中に光モジュールがケージから外れて光モジュールが損傷したり、輸送時に梱包材から出る細かいダストが光モジュール内の光ユニットに付着し、光モジュールが正常に作動しなくなったりすることを防止することができる。
【0086】
また、本発明の光モジュールとケージとのロック方法によれば、ケースをケージ内に挿入した後に接続口内にコネクタを挿入するという簡単な動作のみによって、ケースをケージに自動的にロックさせることができる。
【0087】
また、本発明の光モジュールとケージとのロック解除方法によれば、コネクタを接続口から外すとロック手段が支軸を中心として回動し、ケースとケージとのロック状態を自動的に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光モジュールの一実施形態を示す図である。
【図2】図1中のロック部材を示す図である。
【図3】図1に示した光モジュールにおけるロック部材の動作を示す部分拡大図である。
【図4】図1に示した光モジュールのケースをケージ内に挿入した状態を、それらの下方から示す斜視図である。
【図5】図1に示した光モジュールのケースをケージ内に挿入した状態を示す正面図である。
【図6】光モジュールがケージ内に挿入された状態を示す図である。
【図7】図6に示したケースの接続口内にコネクタを途中まで挿入した状態を示す図である。
【図8】ケースの接続口内にコネクタを完全に挿入した状態を示す図である。
【図9】光モジュールをケージ内から取り外す動作を示す図である。
【図10】物流時における本実施形態の光モジュールを示す図である。
【図11】ロック部材と支軸の変形例を示す図である。
【図12】従来の光トランシーバを、その下面を上に向けた状態で示す斜視図である。
【図13】本願出願人の先願に記載された光モジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 ケース
1a 支軸固定穴
1b ばね受け面
1c 凹溝状空間
2 接続口
3,3’ ロック部材
3a ロック部
3b 支軸受け穴
3c ばね台座
3d 当接部
4,4’ 支軸
5 ばね
6 プリント基板
6a 接続端子
10 ケージ
10a 係止穴
15 コネクタ
15a 光ファイバ端部
15b 係止部
20 マザーボード
21 ソケット
25 フロントパネル
30 ダストキャップ
Claims (11)
- 光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールにおいて、
前記ロック手段は、前記ケースを前記ケージ内に所定の位置まで挿入した状態で前記接続口に前記コネクタが接続されると前記ケースを前記ケージにロックし、前記接続口から前記コネクタを外すと前記ケースと前記ケージとのロック状態が解除されるように構成されており、
前記ロック手段は、
前記ケースに回動自在に支持された支軸と、
該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、
前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有し、
前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分が押されると前記支軸を中心として回動し、前記ロック部が前記係止孔に係止するように構成されており、
さらに、前記ロック手段は、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かすと前記支軸を中心として回動し、前記係止孔に係止している前記ロック部が前記係止孔から外れるように構成されており、前記第1の部分を前記ケースから離す方向に付勢する付勢手段を有していることを特徴とする光モジュール。 - 光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバのコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールにおいて、
前記ロック手段は、
前記ケースに回動自在に支持された支軸と、
該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、
前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、
前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分が押されると前記支軸を中心として回動して、前記ロック部が前記係止孔に係止する位置まで移動し、
前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かすと、前記支軸を中心として回動して、前記係止孔に係止している前記ロック部が前記係止孔から外れる位置まで移動するように構成されており、
前記第1の部分を前記ケースから離す方向に付勢する付勢手段を有していることを特徴とする光モジュール。 - 前記ロック手段は前記ケースに形成された凹溝状空間内で動作するように構成されている、請求項1または2に記載の光モジュール。
- 前記付勢手段はばね部材で構成されている、請求項1または2に記載の光モジュール。
- 前記ばね部材と前記ロック手段とが一体に構成されている、請求項4に記載の光モジュール。
- 前記ばね部材と前記ロック手段とは樹脂材料からなる、請求項5に記載の光モジュール。
- 前記ロック手段は金属材料からなる、請求項1から4のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記付勢手段は、同じ極が互いに向かい合うように前記ケースと前記前方部にそれぞれ設けられた2つの磁石からなる、請求項1または2に記載の光モジュール。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の光モジュールと、
該光モジュールが所定の位置まで挿入されたケージと、
前記光モジュールに設けられた前記接続口に接続された、前記コネクタの接続形状と同じ形状を有するダストキャップとを有する、光モジュールとケージとの組立体。 - 光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールを、該光モジュールを収容する前記ケージにロックする方法であって、
前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、
前記ケースを前記ケージ内に所定の位置まで挿入するステップと、
前記コネクタを前記接続口に接続するステップと、
前記当接部に当接する前記コネクタによって前記第2の部分を押圧して、前記ロック手段を前記支軸を中心として回動させるステップと、
前記ロック部を前記係止孔に係止させるステップとを有することを特徴とする、光モジュールをケージにロックする方法。 - 光通信を行うための素子を内蔵し、外部の光ファイバケーブルコネクタが接続される接続口を有するケースと、該ケースを収容するケージに前記ケースをロックするロック手段とを有する光モジュールと、該光モジュールを収容した前記ケージとのロック状態を解除する方法であって、
前記ロック手段は、前記ケースに回動自在に支持された支軸と、該支軸の一方の側に設けられた第1の部分と、前記ケージに形成された係止孔に係止されるロック部が設けられているとともに、前記接続口に前記コネクタが接続されると前記コネクタが当接する当接部が設けられている、前記支軸の前記第1の部分とは反対の側に設けられた第2の部分とを有しており、
前記接続口に接続された前記コネクタを前記接続口から外すステップと、
前記第1の部分を前記ケースから離す方向に動かし、前記ロック手段を前記支軸を中心として回動させるステップと、
前記係止孔に係止している前記ロック部を前記係止孔から外すステップとを有することを特徴とする、光モジュールとケージとのロック状態を解除する方法。
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