JP2003300177A - モジュール取外し治具及び光モジュール - Google Patents

モジュール取外し治具及び光モジュール

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JP2003300177A
JP2003300177A JP2002106870A JP2002106870A JP2003300177A JP 2003300177 A JP2003300177 A JP 2003300177A JP 2002106870 A JP2002106870 A JP 2002106870A JP 2002106870 A JP2002106870 A JP 2002106870A JP 2003300177 A JP2003300177 A JP 2003300177A
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Satoshi Yoshikawa
智 吉川
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H01R13/512Bases; Cases composed of different pieces assembled by screw or screws
    • HELECTRICITY
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    • H01R13/665Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部基板から光モジュールを容易に取外すた
めのモジュール取外し治具及び光モジュールを提供する
こと。 【解決手段】 モジュール取外し治具120は、金属製
の平板状の部材であり、その一端を曲げることにより、
上述した光トランシーバモジュールM1の下部筐体80
における開口部90の側方に形成された被係合部92に
係合可能な係合部122が設けられている。まず、モジ
ュール取外し治具120の係合部122を光トランシー
バモジュールM1の筐体24(下部筐体80)の被係合
部92に挿入して、係合させる。その後、係合部122
を被係合部92に係合した状態でモジュール取外し治具
120を倒すことにより、筐体24における係合部12
2が係合している被係合部92が形成された側の部分を
持ち上げて、光トランシーバモジュールM1のコネクタ
端子20と外部基板130のコネクタ端子132との嵌
合状態を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュール取外し
治具及び光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光トランシーバモジュール等の光モジュ
ールは、たとえば半導体レーザ等の発光素子を内蔵する
発光モジュール、フォトダイオード等の受光素子を内蔵
する受光モジュール、発光モジュールを駆動制御するた
めの半導体回路素子等の部品を備えている。これらの部
品は基板に搭載されており、この基板は金属製等の筐体
に収容される。また、基板にはコネクタ端子が搭載され
ている。光モジュールは、基板に搭載されたコネクタ端
子と外部基板上のコネクタ端子とが嵌合されて結合する
ことにより、外部基板に搭載、実装される。コネクタ端
子同士の嵌合は、衝撃等により光モジュールが外部基板
から容易に外れないように硬くされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光モジ
ュールを外部基板から外そうとした場合、上述したよう
に、コネクタ端子同士の嵌合が硬く、光モジュールの取
外しを容易に行なうことができなかった。また、無理に
光モジュールを外部基板から外そうとすると、コネクタ
端子を破損してしまうおそれもある。特に、コネクタ端
子を挿抜する方向に規制がある場合(コネクタ端子の一
方端側を嵌合(抜去)した後に他方端側を嵌合(抜去)
する、いわゆるジッパー形式のコネクタ端子を採用した
場合)、上記規制方向以外の方向でコネクタ端子を挿抜
しようとすると、コネクタ端子に力が加わり、コネクタ
端子の性能を損なうこととなってしまう。
【0004】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、外部基板から光モジュールを容易に取
外すためのモジュール取外し治具及び光モジュールを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモジュール
取外し治具は、コネクタ端子を介して外部基板に実装さ
れた光モジュールを取外すためのモジュール取外し治具
であって、一端を曲げることにより、光モジュールの筐
体における外部基板に対向する面のコネクタ端子近傍部
分に形成された被係合部に係合可能な係合部が設けられ
ており、係合部を筐体の被係合部に係合した状態で倒す
ことにより、筐体における被係合部が形成された側の部
分を持ち上げて、コネクタ端子の嵌合状態を解除するこ
とを特徴としている。
【0006】本発明に係るモジュール取外し治具では、
その一端に係合部が設けられており、この係合部を筐体
の被係合部に係合した状態で当該モジュール取外し治具
を倒すことにより、筐体における被係合部が形成された
側の部分が持ち上げられて、コネクタ端子の嵌合状態が
解除されることとなる。このように、本発明に係るモジ
ュール取外し治具を用いることにより、外部基板から光
モジュールを容易に取外すことができる。
【0007】また、倒された際に光モジュールに隣接し
て外部基板に実装された部品との干渉を防ぐように曲げ
部が形成されていることが好ましい。これにより、光モ
ジュールに隣接して外部基板に部品が実装されている場
合においても、外部基板から光モジュールを取外す際
に、当該部品との干渉を避けることができる。
【0008】本発明に係るモジュール取外し治具は、コ
ネクタ端子を介して外部基板に実装された光モジュール
を取外すためのモジュール取外し治具であって、光モジ
ュールの筐体を跨ぐように形成され、両端部が外部基板
に当接するベース部材と、ベース部材に回動自在に支持
されており、一端に筐体における外部基板に対向する面
のコネクタ端子近傍部分に形成された被係合部に係合可
能な係合部が設けられたレバー部材と、を有し、係合部
が筐体の被係合部に係合した状態でレバー部材を回動す
ることにより、筐体における被係合部が形成された側の
部分を持ち上げて、コネクタ端子の嵌合状態を解除する
ことを特徴としている。
【0009】本発明に係るモジュール取外し治具では、
ベース部材とレバー部材とを有しており、レバー部材の
係合部が筐体の被係合部に係合した状態でレバー部材を
回動することにより、筐体における被係合部が形成され
た側の部分が持ち上げられて、コネクタ端子の嵌合状態
が解除されることとなる。このように、本発明に係るモ
ジュール取外し治具を用いることにより、外部基板から
光モジュールを容易に取外すことができる。
【0010】また、ベース部材には、筐体に当接して、
係合部をコネクタ端子に対して位置決めするための位置
決め部が設けられていることが好ましい。このように構
成した場合、係合部をコネクタ端子に対して位置させる
ことができ、コネクタ端子に対して適切に力を加えるこ
とができる。
【0011】一方、本発明に係る光モジュールは、コネ
クタ端子を介して外部基板に実装される光モジュールで
あって、コネクタ端子を搭載するための基板と、基板を
収容するための筐体と、を備えており、筐体には、コネ
クタ端子と対応する位置に貫通して形成された開口部
と、開口部の側方にモジュール取外し治具の係合部が係
合される被係合部と、が設けられていることを特徴とし
ている。
【0012】本発明に係る光モジュールでは、筐体にお
ける開口部の側方となる位置にモジュール取外し治具の
係合部が係合される被係合部が設けられているので、こ
の被係合部にモジュール取外し治具の係合部を係合して
当該モジュール取外し治具を操作した場合、開口部と対
応する位置にあるコネクタ端子に対して適切に力を加え
ることができる。この結果、光モジュールの外部基板か
らの取外しを容易に行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るモジュー
ル取外し治具及び光モジュールについて図面を参照して
説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能
を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複す
る説明は省略する。
【0014】まず、本実施形態に係る光モジュールとし
ての光トランシーバモジュールの構成について説明す
る。図1は、本実施形態に係る光トランシーバモジュー
ルの構成を示す斜視図である。また、図2は、本実施形
態に係る光トランシーバモジュールの構成を示す分解斜
視図である。
【0015】図1及び図2に示すように、光トランシー
バモジュールM1は、発光モジュール12、受光モジュ
ール14、半導体回路素子18、コネクタ端子20、基
板22、筐体24、キャップ26等を備えている。
【0016】発光モジュール12は、図2に示すよう
に、動作速度が10GHz以上であるバタフライパッケ
ージ型の光モジュールである。この発光モジュール12
は、発光素子が封止された素子収容部30と、ファイバ
接続部32とを有しており、電気信号を光信号に変換す
る。
【0017】素子収容部30は、半導体レーザなどの発
光素子と、発光素子の発光状態をモニタするためのフォ
トダイオードなどの受光素子と、発光素子及び受光素子
を搭載する搭載部材と、これらを収容するハウジング
と、を含んでいる。ハウジングの側面の高さ方向中央位
置には、複数のアウターリード42が設けられている。
なお、搭載部材はCuWといった金属から形成されてい
る。また、ハウジングの底部はCuWといった金属から
形成されており、それ以外の部分はコバールといった金
属から形成されている。
【0018】ファイバ接続部32は、集光レンズといっ
たレンズと、レンズを保持するレンズ保持部材と、フェ
ルールと、このフェルールを保持するフェルールホルダ
と、ゴムブーツと、を含んでいる。フェルールには、光
ファイバ58の一端を保護するように、光ファイバ58
が挿入されている。光ファイバ58は、フェルール及び
フェルールホルダを介してレンズに位置合わせされてお
り、これにより発光素子との光学的な結合が図られてい
る。ゴムブーツは、レンズ保持部材、フェルールホル
ダ、フェルール、保持部材、及び光ファイバ58の一部
を覆い、これらを保護している。光ファイバ58は、ゴ
ムブーツを通して外部へ取り出される。
【0019】受光モジュール14は、図2に示すよう
に、動作速度が10GHz以上である表面実装型の光モ
ジュールである。この受光モジュール14は、素子収容
部60とファイバ接続部62とを有しており、光信号を
電気信号に変換する。
【0020】素子収容部60は、フォトダイオードなど
の受光素子を樹脂封止して構成されている。この素子収
容部60の側面には、複数のアウターリード66が設け
られており、表面実装可能なように屈曲されている。
【0021】ファイバ接続部62は、内部に光ファイバ
(図示しない)が挿入されたフェルールと、フェルール
を保持する円筒状のスリーブ(図示しない)とを、フェ
ルールの一端を突出させた状態で樹脂封止して構成され
ている。そして、ファイバ接続部の一対の側面には、光
コネクタプラグ70の係合爪と係合される突起部が設け
られている。
【0022】光コネクタプラグ70は、いわゆるEZコ
ネクタと呼ばれる樹脂製の簡易コネクタである。受光モ
ジュール14に光コネクタプラグ70が取り付けられる
と、図2に示すように、受光モジュール14のフェルー
ルは、光コネクタプラグ70のスリーブ(図示しない)
に収納され固定される。また、このスリーブには、光コ
ネクタプラグ70の一方から導入された光ファイバ76
が、フェルール(図示しない)を介してスリーブ内に挿
入されて位置決めされている。このため、双方の光ファ
イバのコアの中心軸は同軸に合わされる。
【0023】半導体回路素子18は、BGA(Ball gri
d array)を有する送受信一体型の半導体回路素子(た
とえば、LSI)であり、発光モジュール12及び受光
モジュール14に接続されている。この半導体回路素子
は、発光モジュール12を駆動制御する信号を生成、出
力すると共に、受光モジュール14が受けた信号を整形
・増幅して、出力する。
【0024】コネクタ端子20は、BGAと複数のリー
ドピン(あるいはリードピンと嵌合するレセプタクル)
からなる雄コネクタ端子(あるいは雌コネクタ端子)で
ある。このコネクタ端子20は、低速の複数の信号を筐
体24内部の基板22に導入したり導出したりするた
め、BGAにより端子の高密度化が図られている。この
コネクタ端子20は、光トランシーバモジュールM1が
実装される図示しない外部基板上の雌コネクタ端子(あ
るいは雄コネクタ端子)と連結され、これにより両者の
電気的な接続が図られる。なお、本実施形態において
は、コネクタ端子20と外部基板上のコネクタ端子と
は、コネクタ端子を挿抜する方向に規制があるいわゆる
ジッパー形式のコネクタ端子とされている。
【0025】基板22は、外形が略長方形状をなし、表
面及び裏面にプリント配線が施されている。この基板2
2は、その裏面に発光モジュール搭載領域、受光モジュ
ール搭載領域、半導体回路素子搭載領域、及びコネクタ
端子搭載領域を有している。このうち、発光モジュール
搭載領域及び受光モジュール搭載領域は、基板22の前
縁に並んで設けられており、発光モジュール搭載領域
は、基板22の前縁を切り欠いて形成されている。
【0026】筐体24は、基板22を収容するためのも
のであり、アルミや銅などの金属から形成されている。
ただし、熱伝導率、コスト等を考慮すると、アルミが好
適である。この筐体24は、上部筐体78と下部筐体8
0を有している。上部筐体78は、図2にも示すよう
に、基板22に沿って延びる上壁部82と、上壁部82
の縁部に設けられた側壁部84とを含んでいる。
【0027】下部筐体80は、図2に示すように、基板
22に沿って延びる底壁部86と、底壁部86の縁部に
設けられた側壁部88とを含んでいる。底壁部86のコ
ネクタ端子20に対応する部分は、貫通されて開口部9
0が形成されて設けられている。
【0028】下部筐体80における開口部90の側方に
は、図3及び図4にも示されるように、後述するモジュ
ール取外し治具の係合部が係合される被係合部92が設
けられている。被係合部92は、筐体24(下部筐体8
0)における外部基板に対向する面のコネクタ端子20
の近傍部分に形成されることとなる。この被係合部92
は、下部筐体80の底壁部86及び側壁部88の一部が
座ぐりされた形状とされている。本実施形態において
は、コネクタ端子20の長手方向の中心線lと被係合部
92の中心線とが略一致するように被係合部92の位置
が設定されている。なお、本実施形態においては、開口
部90の両側に被係合部92を設けているが、コネクタ
端子を挿抜する方向を考慮して、片側のみに被係合部9
2を設けるようにしてもよい。
【0029】キャップ26は、発光モジュール12のフ
ァイバ接続部32を被覆するように設けられた円筒状の
部材であり、アルミや銅などの金属から形成されてい
る。ただし、熱伝導率、コスト等を考慮すると、アルミ
が好適である。このキャップ26は、その軸方向に沿っ
て分割され、上部キャップ片96と下部キャップ片98
とを有している。
【0030】ここで、上部キャップ片96は、上部筐体
78の前方の側壁部84に一体に設けられている。これ
に対し、下部キャップ片98は、筐体24とは別個に設
けられている。この下部キャップ片98は、上部筐体7
8と下部筐体80との間で挟持するための基端部100
を含む。このように、基端部100を介して下部キャッ
プ片98を上部筐体78と下部筐体80との間で挟持し
筐体24と接続することが可能であるため、接着剤等を
塗布したり、溶接を施したり、ネジ止めしたりする作業
が不要となり、生産効率の向上が図られる。
【0031】また、下部キャップ片98は、その先端部
においてバネ性を有するラッチ部102を有している。
このラッチ部102は、下部キャップ片98の先端部に
おいて片持ち支持されており、ラッチ部102の先端と
下部キャップ片98の先端部との間には隙間104が設
けられている。この隙間104は、発光モジュール12
の光ファイバ58を通すために設けられている。ラッチ
部102は、上部キャップ片96の先端部を包み込むよ
うに係止し、上部キャップ片96と下部キャップ片98
とを固定する。このように、ラッチ部102を介して上
部キャップ片96と下部キャップ片98とを固定するこ
とが可能であるため、接着剤等を塗布したり、溶接を施
したり、ネジ止めしたりする作業が不要となり、生産効
率の向上が図られる。
【0032】また、上部筐体78の前方の側壁部84に
は、受光モジュール14に接続された光コネクタプラグ
70を位置決めする位置決め部106が一体に設けられ
ている。この位置決め部106は、光コネクタプラグ7
0から延びる光ファイバ76を案内する案内溝108を
有する。また、下部筐体80の前方の側壁部88には、
位置決め部106により位置決めされた光コネクタプラ
グ70を押える押え部110が一体に設けられている。
【0033】上記した構成の発光モジュール12が、基
板22の発光モジュール搭載領域に搭載、実装され、受
光モジュール14が基板22の受光モジュール搭載領域
に搭載、実装されている。また、半導体回路素子18が
基板22の半導体回路素子搭載領域に搭載、実装されて
いる。更に、コネクタ端子20が基板22のコネクタ端
子搭載領域に搭載、実装されている。そして、これらの
部材を搭載、実装した基板22が、図5に示すように、
上部筐体78に対してネジ112により固定されてい
る。このとき、発光モジュール12のファイバ接続部3
2は、上部キャップ片96に収容され、受光モジュール
14の光コネクタプラグ70は、位置決め部106によ
り位置決めされている。
【0034】更に、図6に示すように、下部キャップ片
98がラッチ部102を介して上部キャップ片96に組
み付けられ固定されている。そして、上部筐体78に対
して下部筐体80が6つのネジ114を用いて組み付け
られている。このとき、下部キャップ片98は、基端部
100を介して上部筐体78と下部筐体80との間に挟
持される。また、押え部110により光コネクタプラグ
70が押えられ固定される。これらのようにして、図1
に示すような、本実施形態に係る光トランシーバモジュ
ールM1が構成される。
【0035】以上のように、本実施形態の光トランシー
バモジュールM1においては、筐体24(下部筐体8
0)における開口部90の側方となる位置にモジュール
取外し治具の係合部が係合される被係合部92が設けら
れているので、この被係合部92にモジュール取外し治
具の係合部を係合して当該モジュール取外し治具を操作
した場合、開口部90と対応する位置にあるコネクタ端
子20に対して適切に力を加えることができる。この結
果、光トランシーバモジュールM1の外部基板からの取
外しを容易に行なうことができる。
【0036】次に、本実施形態に係るモジュール取外し
治具の一例について説明する。図7は、本実施形態に係
るモジュール取外し治具の一例を示す斜視図である。
【0037】モジュール取外し治具120は、金属製
(たとえば、ステンレス鋼等)の平板状の部材であり、
その一端を曲げることにより、上述した光トランシーバ
モジュールM1の下部筐体80における開口部90の側
方に形成された被係合部92に係合可能な係合部122
が設けられている。なお、モジュール取外し治具120
は、平板状の部材に限られるものではなく線状の部材で
あってもよく、また、樹脂製であってもよい。
【0038】続いて、モジュール取外し治具120を用
いた光トランシーバモジュールM1の取外し手順につい
て説明する。ここで、光トランシーバモジュールM1は
外部基板130に実装されている。
【0039】まず、図8及び図9に示されるように、モ
ジュール取外し治具120の係合部122を光トランシ
ーバモジュールM1の筐体24(下部筐体80)の被係
合部92に挿入して、係合させる。その後、図10に示
されるように、係合部122を被係合部92に係合した
状態でモジュール取外し治具120を倒すことにより、
筐体24における係合部122が係合している被係合部
92が形成された側の部分を持ち上げて、光トランシー
バモジュールM1のコネクタ端子20と外部基板130
のコネクタ端子132との嵌合状態を解除する。
【0040】以上のように、本実施形態のモジュール取
外し治具120においては、その一端に係合部122が
設けられており、この係合部122を光トランシーバモ
ジュールM1の筐体24の被係合部92に係合した状態
で当該モジュール取外し治具120を倒すことにより、
筐体24における被係合部92が形成された側の部分が
持ち上げられて、コネクタ端子の嵌合状態が解除される
こととなる。これにより、外部基板130から光トラン
シーバモジュールM1を容易に取外すことができる。
【0041】なお、モジュール取外し治具120には、
図11及び図12に示されるように、当該モジュール取
外し治具120が倒された際に光トランシーバモジュー
ルM1に隣接して外部基板130に実装された部品13
4(たとえば、他の光トランシーバモジュール等)との
干渉を防ぐように曲げ部124,126を形成するよう
にしてもよい。これにより、光トランシーバモジュール
M1に隣接して外部基板130に部品134が実装され
ている場合においても、外部基板130から光トランシ
ーバモジュールM1を取外す際に、部品134とモジュ
ール取外し治具120との干渉を避けることができる。
【0042】次に、本実施形態に係るモジュール取外し
治具の更なる一例について説明する。図13は、本実施
形態に係るモジュール取外し治具の一例を示す斜視図で
ある。
【0043】モジュール取外し治具140は、図13に
示されるように、ベース部材142とレバー部材144
を有している。ベース部材142は、光トランシーバモ
ジュールM1の筐体24を跨ぐように形成され、その両
端部が外部基板130に当接する。レバー部材144
は、ベース部材142の一端側において当該ベース部材
142に回動自在に支持されている。このレバー部材1
44には、上述した光トランシーバモジュールM1の下
部筐体80における開口部90の側方に形成された被係
合部92に係合可能な係合部146(図17及び図18
において図示する)が設けられている。
【0044】また、ベース部材142には、筐体24の
側壁部(下部筐体80の側壁部88)に当接して、係合
部146をコネクタ端子20(被係合部92)に対して
位置決めするための位置決め部148が設けられてい
る。本実施形態において、位置決め部148のベース部
材142からの突出長さは、コネクタ端子20の長手方
向の中心線lとレバー部材144の中心線とが略一致す
るように設定されている。
【0045】続いて、モジュール取外し治具140を用
いた光トランシーバモジュールM1の取外し手順につい
て説明する。
【0046】まず、図14に示されるように、モジュー
ル取外し治具140を光トランシーバモジュールM1の
コネクタ端子20側から挿入する。そして、図15〜図
17に示されるように、位置決め部148を筐体24の
側壁部(下部筐体80の側壁部88)に当接させて、モ
ジュール取外し治具140(レバー部材144)と光ト
ランシーバモジュールM1のコネクタ端子20(被係合
部92)とを位置決めする。その後、図18に示される
ように、レバー部材144を回動させて、係合部146
を筐体24(下部筐体80)の被係合部92に係合さ
せ、係合部146を被係合部92に係合した状態から更
にレバー部材144を回動させることにより、筐体24
における係合部146が係合している被係合部92が形
成された側の部分を持ち上げて、光トランシーバモジュ
ールM1のコネクタ端子20と外部基板130のコネク
タ端子132との嵌合状態を解除する。
【0047】以上のように、本実施形態のモジュール取
外し治具140においては、ベース部材142とレバー
部材144とを有しており、レバー部材144の係合部
146が筐体24の被係合部92に係合した状態でレバ
ー部材144を回動することにより、筐体24における
被係合部92が形成された側の部分が持ち上げられて、
コネクタ端子の嵌合状態が解除されることとなる。これ
により、外部基板130から光トランシーバモジュール
M1を容易に取外すことができる。
【0048】また、本実施形態のモジュール取外し治具
140においては、ベース部材142には、位置決め部
148が設けられている。これにより、レバー部材14
4の係合部146をコネクタ端子20に対して位置させ
ることができ、コネクタ端子20に対して適切に力を加
えることができる。
【0049】また、本実施形態のモジュール取外し治具
140においては、レバー部材144の回動範囲が小さ
くなり、光トランシーバモジュールM1に隣接して外部
基板130に部品134が実装されている場合において
も、外部基板130から光トランシーバモジュールM1
を取外す際に、部品134とモジュール取外し治具12
0との干渉を避けることができる。
【0050】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記した実施形態では、光モジ
ュールとして発光モジュール12と受光モジュール14
の双方を備える光トランシーバモジュールM1について
説明したが、発光モジュール12のみを備える光モジュ
ールであってもよい。
【0051】また、上記した実施形態では、発光モジュ
ール12としてバタフライパッケージ型のモジュールに
ついて説明したが、発光モジュールは表面実装型のモジ
ュールであってもよい。また受光モジュール14として
表面実装型のモジュールについて説明したが、受光モジ
ュールはバタフライパッケージ型のモジュールであって
もよい。また、半導体回路素子18は、発光モジュール
12用のものと受光モジュール14用のものと、別々に
設けるようにしてもよい。
【0052】また、本実施形態においては、被係合部9
2は下部筐体80の底壁部86及び側壁部88の一部を
座ぐりした形状としているが、下部筐体80の側壁部8
8から突出した形状としてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、外部基板から光モジュールを容易に取外すため
のモジュール取外し治具及び光モジュールを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光トランシーバモジュールの
構成を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る光トランシーバモジュールの
構成を示す分解斜視図である。
【図3】本実施形態に係る光トランシーバモジュールの
構成を示す平面図である。
【図4】本実施形態に係る光トランシーバモジュールの
構成を示す断面図である。
【図5】光トランシーバモジュールの組み付けの様子を
示す斜視図である。
【図6】光トランシーバモジュールの組み付けの様子を
示す斜視図である。
【図7】本実施形態に係るモジュール取外し治具の一例
を示す斜視図である。
【図8】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用い
た光トランシーバモジュールの取外し手順について説明
するための斜視図である。
【図9】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用い
た光トランシーバモジュールの取外し手順について説明
するための断面図である。
【図10】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための斜視図である。
【図11】本実施形態に係るモジュール取外し治具の一
例を示す斜視図である。
【図12】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための断面図である。
【図13】本実施形態に係るモジュール取外し治具の一
例を示す斜視図である。
【図14】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための斜視図である。
【図15】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための斜視図である。
【図16】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための平面図である。
【図17】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための断面図である。
【図18】本実施形態に係るモジュール取外し治具を用
いた光トランシーバモジュールの取外し手順について説
明するための断面図である。
【符号の説明】
12…発光モジュール、14…受光モジュール、18…
半導体回路素子、20…コネクタ端子、22…基板、2
4…筐体、78…上部筐体、80…下部筐体、90…開
口部、92…被係合部、120,140…モジュール取
外し治具、122…係合部、124,126…曲げ部、
130…外部基板、132…コネクタ端子、134…部
品、142…ベース部材、144…レバー部材、146
…係合部、148…位置決め部、M1…光トランシーバ
モジュール。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ端子を介して外部基板に実装さ
    れた光モジュールを取外すためのモジュール取外し治具
    であって、 一端を曲げることにより、前記光モジュールの筐体にお
    ける前記外部基板に対向する面の前記コネクタ端子近傍
    部分に形成された被係合部に係合可能な係合部が設けら
    れており、 前記係合部を前記筐体の前記被係合部に係合した状態で
    倒すことにより、前記筐体における前記被係合部が形成
    された側の部分を持ち上げて、前記コネクタ端子の嵌合
    状態を解除することを特徴とするモジュール取外し治
    具。
  2. 【請求項2】 倒された際に前記光モジュールに隣接し
    て前記外部基板に実装された部品との干渉を防ぐように
    曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のモジュール取外し治具。
  3. 【請求項3】 コネクタ端子を介して外部基板に実装さ
    れた光モジュールを取外すためのモジュール取外し治具
    であって、 前記光モジュールの筐体を跨ぐように形成され、両端部
    が前記外部基板に当接するベース部材と、 前記ベース部材に回動自在に支持されており、一端に前
    記筐体における前記外部基板に対向する面の前記コネク
    タ端子近傍部分に形成された被係合部に係合可能な係合
    部が設けられたレバー部材と、を有し、 前記係合部が前記筐体の前記被係合部に係合した状態で
    前記レバー部材を回動することにより、前記筐体におけ
    る前記被係合部が形成された側の部分を持ち上げて、前
    記コネクタ端子の嵌合状態を解除することを特徴とする
    モジュール取外し治具。
  4. 【請求項4】 前記ベース部材には、前記筐体に当接し
    て、前記係合部を前記コネクタ端子に対して位置決めす
    るための位置決め部が設けられていることを特徴とする
    請求項3に記載のモジュール取外し治具。
  5. 【請求項5】 コネクタ端子を介して外部基板に実装さ
    れる光モジュールであって、 前記コネクタ端子を搭載するための基板と、前記基板を
    収容するための筐体と、を備えており、 前記筐体には、 前記コネクタ端子と対応する位置に貫通して形成された
    開口部と、 前記開口部の側方にモジュール取外し治具の係合部が係
    合される被係合部と、が設けられていることを特徴とす
    る光モジュール。
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