JP2003114364A - 光コネクタとその組立方法 - Google Patents

光コネクタとその組立方法

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JP2003114364A
JP2003114364A JP2002136638A JP2002136638A JP2003114364A JP 2003114364 A JP2003114364 A JP 2003114364A JP 2002136638 A JP2002136638 A JP 2002136638A JP 2002136638 A JP2002136638 A JP 2002136638A JP 2003114364 A JP2003114364 A JP 2003114364A
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photoelectric conversion
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socket
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JP2002136638A
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Masato Takagi
正人 高木
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Taiko Denki Co Ltd
Original Assignee
Taiko Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換素子に熱が加わることがなく光電変
換素子本来の性能を引き出すことができると共に、寸法
管理が容易な光コネクタを得る。 【解決手段】 光ファイバケーブル11を収納するケー
ブル収納部2aと光電変換素子組立体を収納する光電変
換素子組立体収納部を設けたプラグ成形体2hを有する
光コネクタプラグ2と、光コネクタプラグ2を嵌合する
プラグ収納部3aと光電変換素子組立体の電気接続端子
と電気的に接続するソケット端子3bを収容するソケッ
ト端子収容部を設けたソケット成形体3hを有する光コ
ネクタソケット3から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバケー
ブルを電気信号回路に接続する光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光コネクタは、特開平5
−157945に見られるように、光ファイバ又は光フ
ァイバケーブルが挿入保持される光コネクタプラグと、
この光コネクタプラグを嵌合保持するレセプタクル(光
コネクタソケット)とから構成されており、光コネクタ
プラグに保持された光ファイバの先端と対向するよう光
電変換素子がレセプタクルに収納されている。光電変換
素子は、透明樹脂等でパッケージされており、この端子
を配線基板等に直接半田付けする。また、光ファイバと
光電変換素子の光結合損失の低減には、光コネクタプラ
グとレセプタクル両方の寸法管理が重要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の光電変換素子の
直接の半田付けは、熱に弱い光電変換素子の伝送特性の
低下を招くことがある。また、光コネクタプラグとレセ
プタクル両方の寸法管理は、容易でない。そこで、本発
明では、光電変換素子に半田付けなどの熱が加わること
がなく、光電変換素子本来の性能を引き出すことができ
ると共に、寸法管理が容易な光コネクタを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光コネクタでは、光ファイバケーブルを収
納する1又は複数のケーブル収納部と光電変換素子組立
体を収納する1又は複数の光電変換素子組立体収納部を
設けたプラグ成形体を有する光コネクタプラグと、該光
コネクタプラグを嵌合するプラグ収納部と前記光電変換
素子組立体の電気接続端子と電気的に接続するソケット
端子を収容するソケット端子収容部を設けたソケット成
形体を有する光コネクタソケットから成るものとした。
これによって、光電変換素子組立体は、プラグ成形体に
収納されてその電気接続端子をソケット成形体に設けた
ソケット端子と電気的に接続されるため、光電変換素子
に熱を加える半田付け等の必要が無くなり、熱を加える
ことによる光電変換素子の伝送特性の低下を招くことが
ない。また、光ファイバケーブルを収納するケーブル収
納部と光電変換素子組立体を収納する光電変換素子組立
体収納部とをプラグ成形体に設けたことにより光コネク
タプラグの側だけの寸法管理により低結合損失とでき
る。さらに、光コネクタプラグとコネクタソケットは、
電気的接続であるため、従来の光コネクタプラグとレセ
プタクルの光接続と比較すると位置関係が厳しくなく、
光コネクタ構造に自由度を持たせることができる。ま
た、複数のケーブル収納部と複数の光電変換素子組立体
収納部をプラグ成形体に設けることとすれば、多連に光
ファイバケーブルを効率よく接続できる。
【0005】また、前記光電変換素子組立体が、前記光
電変換素子組立体収納部に収納後前記光ファイバケーブ
ル端部との対向位置に置かれる光電変換素子と、駆動用
集積回路と、電気接続端子とを有するものとすれば、構
造を簡単とできると共に、光ファイバケーブル端部と光
電変換素子との関係寸法管理を容易とできる。
【0006】また、前記光電変換素子組立体が、前記光
電変換素子組立体収納部に収納後前記光ファイバケーブ
ル端部との対向位置に置かれる集光レンズと、光電変換
素子と、駆動用集積回路と、電気接続端子とを有するも
のとすれば、構造を簡単とできると共に、光ファイバケ
ーブル端部と集光レンズとの関係寸法管理を容易とでき
る。
【0007】また、前記光電変換素子組立体の前記電気
接続端子と前記ソケット端子とが、機械的な弾圧により
電気的に接続されるものとすれば、光コネクタプラグと
光コネクタソケットとの脱着の繰り返しによっても確実
に電気的接続を保つことができる。
【0008】また、前記光コネクタプラグのケーブル収
納部に通じる孔を前記プラグ成形体に設け、この孔にク
ランパを挿入して収納された光ファイバケーブルを保持
するものとすれば、光ファイバケーブルの光コネクタプ
ラグへの保持を確実なものとできる。
【0009】また、光コネクタの組立方法において、前
記光電変換素子組立体収納部に前記光電変換素子組立体
を収納した後、前記ケーブル収納部に前記光ファイバケ
ーブルを挿入するものとすれば、光電変換素子組立体と
光ファイバケーブルの光軸の一致を組立時に容易に確保
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図に基づいて説明する。
【0011】図1乃至図8は、第一の実施の形態の例を
示す。
【0012】図1は、光ファイバケーブルを挿入した状
態の光コネクタの外観斜視図である。光コネクタ1は、
光コネクタプラグ2とこれを嵌合保持する光コネクタソ
ケット3から構成される。
【0013】図2には図1の光コネクタプラグ2の外観
斜視図、図3には図1の光コネクタプラグ2の分解斜視
図を示す。図2及び図3のように、光コネクタプラグ2
は光ファイバ11aを内包する光ファイバケーブル11
を嵌入収容するケーブル収納部2aと光電変換素子組立
体5を嵌入収容する光電変換素子組立体収納部2bをモ
ールドによったプラグ成形体2hに設けている。ケーブ
ル収納部2aと光電変換素子組立体収納部2bとは連接
している。さらに、光コネクタプラグ2には、そのプラ
グ成形体2hにケーブル収納部2aに通じる孔2dを設
けてこの孔2dにU字状のクランパ6を挿入して、光フ
ァイバケーブル11を確実に保持する。プラグ成形体2
hは、中央左右側部に縦溝2e,2eを設けてここに突
起部2fを形成し、後述の光コネクタソケット3の引掛
け爪部3c,3cと係合させて光コネクタプラグ2の光
コネクタソケット3への嵌合保持を確実なものとしてい
る。
【0014】光電変換素子組立体5は、光電変換素子組
立体収納部2bに収納後に光ファイバケーブル11端部
との対向位置に置かれる集光レンズ5aと、駆動用集積
回路(図示せず。)と、発光ダイオード(LED)、光
ダイオード(PD)などの光電変換素子(図示せず。)
と、電気接続端子5b(図6乃至8参照)とを有し、こ
れらを透明樹脂でパッケージした平板立方体形状をな
す。光電変換素子組立体5の電気接続端子5bと後述の
ソケット端子3bとが、機械的な弾圧により電気的に接
続される。光電変換素子組立体5は、光電変換素子組立
体収納部2bにここでは圧入しているがロック機構を設
けて固定してもよい。
【0015】図4は図1の光コネクタソケット3の外観
斜視図、図5は図1の光コネクタソケット3の図4とは
角度を変えた方向から見た外観斜視図を示す。図4と図
5において、光コネクタソケット3は、ソケット成形体
3hに、プラグ収納部3a、その左右の側壁に弾性を持
って伸びた引掛け爪部3c、複数のソケット端子3bを
それぞれ挿入するソケット端子収納部3dを一体にモー
ルド成型によって形成している。上記の引掛け爪部3
c,3cと光コネクタプラグ2の突起部2fとは、ロッ
ク機構を構成する。
【0016】図8は、図1の光コネクタ1のソケット端
子3bと光電変換素子組立体の電気接続端子を含む面に
沿った断面図を示す。図8に示すように、複数のソケッ
ト端子3bは、それぞれソケット端子収納部3dに挿入
され図8左側の端部は弾性を持って光電変換素子組立体
5の電気接続端子5bと接触し光コネクタソケット3の
外部に出た端部は配線基板等に半田付けされ、電気的接
続が行われる。図8に示すソケット端子3bの端部は、
光コネクタのソケット3の底面と同じレベルとされてい
るため配線基板等への表面実装が容易である。
【0017】図6は、図1の光コネクタ1の中心面に沿
った断面図で、光ファイバケーブル11先端をストリッ
プした例を示す。また、図7は、図6と同様な光コネク
タの中心面に沿った断面図で、光ファイバケーブル先端
をストリップしない他の例を示す。図6、図7におい
て、光電変換素子組立体5は、光電変換素子組立体収納
部2bの天井部分にその上端を突き当てるまで、下方か
ら押し込まれ収納される。その後に光ファイバケーブル
11の先を図6のようにストリップするか、図7のよう
にそのままで、光ファイバケーブル11をケーブル収納
部2aに光電変換素子組立体5の壁付近まで、またはそ
れに当たるまで押し込み、端部との対向位置に置かれる
集光レンズ5aと光軸が合わせられる。
【0018】次に、上記の実施の形態における光コネク
タ1の組立方法を説明する。
【0019】A)光ファイバケーブル11の被覆をスト
リップする(図7の例では、作業短縮の為、ストリップ
していない。)。
【0020】B)次に光コネクタプラグ2のプラグ成形
体2hの光電変換素子組立体収納部2bに光電変換素子
組立体5を基板面側から光電変換素子組立体収納部2b
の天井部まで嵌入し圧入収容する。
【0021】C)次に光ファイバケーブル11を光コネ
クタプラグ2のケーブル収納部2aに差し込み、クラン
パ6を孔2dに圧入して光ファイバケーブル11を光コ
ネクタプラグ2に固定保持する。
【0022】光電変換素子組立体5の位置は、モールド
によった光電変換素子組立体収納部2bの位置と寸法で
決まり、光ファイバケーブル11の位置もモールドによ
ったケーブル収納部2aの位置と寸法で決まるため、正
確に集光レンズ5aと光ファイバ11aとの光軸を一致
させることができる。
【0023】D)一方、複数のソケット端子3bは、そ
れぞれソケット端子収納部3dに挿入され、光コネクタ
ソケット3の外部に出た端部は配線基板等に半田付けさ
れ、電気的接続が行われる。また、光コネクタソケット
3の底面部も配線基板等に半田付けされ固定される。
【0024】E)上記のA),B),C)により整えた
光コネクタプラグ2を、上記のD)で整えた光コネクタ
ソケット3のプラグ収納部3aに図1の上方から嵌入
し、光電変換素子組立体5の電気接続端子5bをソケッ
ト端子3bに弾圧させ電気的に接続すると共に、光コネ
クタプラグ2の縦溝2e,2eを通して光コネクタソケ
ット3の引掛け爪部3c,3cを突起部2fと係合し、
光コネクタプラグ2を光コネクタソケット3に固定す
る。光コネクタプラグ2と光コネクタソケット3は、電
気接続であるため、従来の光コネクタプラグとレセプタ
クルの光接続と比較すると位置関係が厳しくなく、光コ
ネクタの構造に自由度を持たせることができる。
【0025】次に、本発明の他の(第二の)実施の形態
の例を図9乃至図12に基づいて説明する。
【0026】図9は、光ファイバケーブルを挿入した状
態の光コネクタプラグと光コネクタソケットとの外観斜
視図である。光コネクタプラグ22は光コネクタソケッ
ト23に挿入直前の、対応位置に置かれている。図10
は、光コネクタ21の中心面に沿った断面図で、光ファ
イバケーブル31の先端をストリップしていない例を示
す。図11は、光コネクタ21のソケット端子23bと
光電変換素子組立体25の電極25bを含む面に沿った
断面図を示す。図12は、光コネクタ21の光コネクタ
プラグ22の孔22dに挿入するケーブルクランプ片2
6の外観斜視図を示す。第一の実施の形態の各要素に対
応する要素は、さらに20を加えた符号を付して示す。
【0027】光コネクタ21は、光コネクタプラグ22
とこれを嵌合保持する光コネクタソケット23から構成
される。この第二の実施の形態では、光コネクタプラグ
22と光コネクタソケット23とは相互に軸方向に挿入
される。
【0028】光コネクタプラグ22は光ファイバ31a
を内包する光ファイバケーブル31を嵌入収容するケー
ブル収納部22aと光電変換素子組立体25を嵌入収容
する光電変換素子組立体収納部22bをモールドによっ
たプラグ成形体22hに設けている。ケーブル収納部2
2aと光電変換素子組立体収納部22bとは連接してい
る。さらに、光コネクタプラグ22では、そのプラグ成
形体22hにケーブル収納部22aに通じる孔22dを
設けてこの孔22dにU字状のケーブルクランプ片26
を挿入して、光ファイバケーブル31を確実に保持す
る。プラグ成形体22hは、中央左右側部に突起部22
fを対称に形成し、後述の光コネクタソケット23の切
欠き孔部23c,23cと係合させて光コネクタプラグ
22の光コネクタソケット23への嵌合保持を確実なも
のとしている。
【0029】光電変換素子組立体25は、光電変換素子
組立体収納部22bに収納後に光ファイバケーブル31
端部との対向位置に置かれる集光レンズ(図示せず。)
と、駆動用集積回路(図示せず。)と、発光ダイオード
(LED)、光ダイオード(PD)などの光電変換素子
(図示せず。)と、電極25b(図11参照)とを有
し、これらを透明樹脂でパッケージした平板立方体形状
をなす。光電変換素子組立体25の電極25bはパケー
ジの溝に形成されている。これと後述のソケット端子2
3bとが、機械的な弾圧により電気的に接続される。光
電変換素子組立体25は、光電変換素子組立体収納部2
2bにここでは圧入している。
【0030】光コネクタソケット23は、ソケット成形
体23hに、プラグ収納部23a、その左右の側壁に弾
性を持って伸びた切欠き孔部23c、複数のソケット端
子23bをそれぞれ挿入するソケット端子収納部23d
を一体にモールド成型によって形成している。上記の切
欠き孔部23c,23cと光コネクタプラグ22の突起
部22fとは、ロック機構を構成する。ソケット成形体
23hの左右外壁には、配線基板32等へのねじ止め又
は半田付けによる固定のための取付け片23gが押し込
みまたは、モールドによって固定されている。
【0031】図11に示すように、複数のソケット端子
23bは、それぞれソケット端子収納部23dに挿入さ
れ、左側の端部が弾性を持って光電変換素子組立体25
の電極25bと接触し、光コネクタソケット23の外部
に出た端部は配線基板32に半田付けされ、電気的接続
が行われる。図10と図11に示すようにソケット端子
23bの端部は、光コネクタのソケット23の底面と同
じレベルとされているため配線基板32への表面実装が
容易である。
【0032】図10において、光電変換素子組立体25
は、光電変換素子組立体収納部22bの天井部分にその
上端を突き当てるまで、下方から押し込まれ収納され
る。その後、光ファイバケーブル31をケーブル収納部
22aに光電変換素子組立体25の壁付近まで、または
それに当たるまで押し込み、光ファイバケーブル31端
部との対向位置に置かれる集光レンズと光軸が合わせら
れる。
【0033】次に、上記の第二の実施の形態における光
コネクタ21の組立方法を説明する。
【0034】A)光コネクタプラグ22のプラグ成形体
22hの光電変換素子組立体収納部22bに光電変換素
子組立体25を基板面側から光電変換素子組立体収納部
22bの天井部まで嵌入し圧入収容する。
【0035】B)次に光ファイバケーブル31を光コネ
クタプラグ22のケーブル収納部22aに差し込み、ケ
ーブルクランプ片26を孔22dに圧入して光ファイバ
ケーブル31を光コネクタプラグ22に固定保持する。
【0036】光電変換素子組立体25の位置は、モール
ドによった光電変換素子組立体収納部22bの位置と寸
法とで決まり、光ファイバケーブル31の位置もモール
ドによったケーブル収納部22aの位置と寸法とで決ま
るため、正確に集光レンズと光ファイバケーブル31と
の光軸を一致させることができる。
【0037】C)一方、複数のソケット端子23bは、
それぞれソケット端子収納部23dに挿入され、光コネ
クタソケット23の取付け片23gは基板に取付けら
る。ソケット端子23bの外部に出た端部は配線基板等
に半田付けされ、電気的接続が行われる。
【0038】D)上記のA),B)により整えた光コネ
クタプラグ22を、上記のC)で整えた光コネクタソケ
ット23のプラグ収納部23aに図9の左方から嵌入
し、光電変換素子組立体25の電極25bをソケット端
子23bと弾圧させ電気的に接続すると共に、光コネク
タソケット23の切欠き孔部23c,23cを突起部2
2fと係合し、光コネクタプラグ22を光コネクタソケ
ット23に固定する。光コネクタプラグ22と光コネク
タソケット23は、電気接続であるため、従来の光コネ
クタプラグとレセプタクルの光接続と比較すると位置関
係が厳しくなく、光コネクタの構造に自由度を持たせる
ことができる。
【0039】なお、さらに他の実施の形態として、光電
変換素子組立体5、25の光電変換素子組立体収納部2
b、22bへの固定方法は、圧入の他に接着剤、あるい
は、ロック機構によることもできる。また、光コネクタ
プラグ2、22と光コネクタソケット3、23の嵌合
は、縦方向、横方向からのスライドの他、回転止めによ
ることもできる。
【0040】次に、本発明の第三の実施の形態例を図1
3乃至図15に基づいて説明する。この実施の形態は、
多連に光ファイバケーブルを接続できるものである。第
一の実施の形態の各要素に対応する要素は、40を加え
た符号を付して示す。
【0041】図13は、第三の実施の形態例の光コネク
タ41の外観斜視図である。図14は、図13の光コネ
クタ41の、光ファイバケーブル51を挿入した状態の
光コネクタプラグ42と光コネクタソケット43との外
観斜視図で、光コネクタプラグ42は光コネクタソケッ
ト43に、挿入直前の対向位置に置かれている。図15
は、図13の実施の形態におけるコードクランパの斜視
図を示す。この実施の形態では、光コネクタソケット4
3は取付け片43gにより基板に水平に取り付けられ
る。光コネクタ41は、光コネクタプラグ42とこれを
嵌合保持する光コネクタソケット43から構成される。
この第三の実施の形態では、光コネクタプラグ42と光
コネクタソケット43とは相互に軸方向に挿入される。
【0042】光コネクタプラグ42は光ファイバ51a
を内包する光ファイバケーブル51を嵌入収容する複
数、ここでは4連の、ケーブル収納部42aとこれと対
向し光電変換素子組立体45を嵌入収容する複数の、こ
こでは4連の、光電変換素子組立体収納部42bをモー
ルドによったプラグ成形体42hに設けている。各ケー
ブル収納部42aと各光電変換素子組立体収納部42b
とは連接している。さらに、光コネクタプラグ42で
は、そのプラグ成形体42hにケーブル収納部42aに
通じる孔42dを設けてこの各孔42dに図15に示す
四本足を持つケーブルクランプ片46を挿入して、光フ
ァイバケーブル51を確実に保持する。図15には光フ
ァイバケーブル51の位置を一点鎖線で示している。プ
ラグ成形体42hは、中央左右側部に突起部42fを対
称に形成し、後述の光コネクタソケット43の切欠き孔
部43c,43cと係合させて光コネクタプラグ42の
光コネクタソケット43への嵌合保持を確実なものとし
ている。
【0043】光電変換素子組立体45は、光電変換素子
組立体収納部42bに収納後に光ファイバケーブル51
端部との対向位置に置かれる集光レンズと、駆動用集積
回路と、発光ダイオード(LED)、光ダイオード(P
D)などの光電変換素子と、電極とを有し、これらを透
明樹脂でパッケージした平板立方体形状をなす。光電変
換素子組立体45の電極はパケージの溝に形成されてい
る。これと後述のソケット端子43bとが、機械的な弾
圧により電気的に接続される。光電変換素子組立体45
は、光電変換素子組立体収納部42bにここでは圧入し
ている。
【0044】光コネクタソケット43は、ソケット成形
体43hに、プラグ収納部43a、その左右の側壁に弾
性を持って伸びた切欠き孔部43c、複数のソケット端
子43bをそれぞれ挿入するソケット端子収納部43d
を一体にモールド成型によって形成している。上記の切
欠き孔部43c,43cと光コネクタプラグ42の突起
部42fとは、ロック機構を構成する。ソケット成形体
43hの左右外壁には、配線基板等へのねじ止め又は半
田付けによる固定のための取付け片43gが押し込みま
たは、モールドによって固定されている。
【0045】複数のソケット端子43bは、それぞれソ
ケット端子収納部43dに挿入され、左側の端部が弾性
を持って光電変換素子組立体45の電極と接触し、光コ
ネクタソケット43の外部に出た端部は配線基板に半田
付けされ、電気的接続が行われる。
【0046】光電変換素子組立体45は、光電変換素子
組立体収納部42bに、上方から押し込まれ収納され
る。その後、光ファイバケーブル51をケーブル収納部
42aに光電変換素子組立体45の壁付近まで、または
それに当たるまで押し込み、光ファイバケーブル51端
部との対向位置に置かれる集光レンズと光軸が合わせら
れる。
【0047】次に、上記の第三の実施の形態における光
コネクタ41の組立方法を説明する。
【0048】A)光コネクタプラグ42のプラグ成形体
42hの各光電変換素子組立体収納部42bに光電変換
素子組立体45を上から嵌入し圧入収容固定する。
【0049】B)次に光ファイバケーブル51を光コネ
クタプラグ42のケーブル収納部42aに差し込み、ケ
ーブルクランプ片46を孔42dに圧入して光ファイバ
ケーブル51を光コネクタプラグ42に固定保持する。
【0050】光電変換素子組立体45の位置は、モール
ドによった光電変換素子組立体収納部42bの位置と寸
法とで決まり、光ファイバケーブル51の位置もモール
ドによったケーブル収納部42aの位置と寸法とで決ま
るため、正確に集光レンズと光ファイバケーブル51と
の光軸を一致させることができる。
【0051】C)一方、複数のソケット端子43bは、
それぞれソケット端子収納部43dに挿入され、光コネ
クタソケット43の取付け片43gは基板に取付けら
る。ソケット端子43bの外部に出た端部は配線基板等
に半田付けされ、電気的接続が行われる。
【0052】D)上記のA),B)により整えた光コネ
クタプラグ42を、上記のC)で整えた光コネクタソケ
ット43のプラグ収納部43aに図14の左方から嵌入
し、光電変換素子組立体45の電極をソケット端子43
bと弾圧させ電気的に接続すると共に、光コネクタソケ
ット43の切欠き孔部43c,43cを突起部42fと
係合し、光コネクタプラグ42を光コネクタソケット4
3に固定する。光コネクタプラグ42と光コネクタソケ
ット43は、電気接続であるため、従来の光コネクタプ
ラグとレセプタクルの光接続と比較すると位置関係が厳
しくなく、光コネクタの構造に自由度を持たせることが
できる。
【0053】次に、本発明の第四の実施の形態例を図1
6乃至図17に基づいて説明する。この実施の形態は、
多連に光ファイバケーブルを接続できるものである。第
一の実施の形態の各要素に対応する要素は、60を加え
た符号を付して示す。
【0054】図16は、第四の実施の形態例の光コネク
タ61の外観斜視図である。図17は、図16の光コネ
クタ61の、光ファイバケーブル71を挿入した状態の
光コネクタプラグ62と光コネクタソケット63との外
観斜視図で、光コネクタプラグ62は光コネクタソケッ
ト63に、挿入直前の対向位置に置かれている。この実
施の形態と第三の実施の形態の違いは、光コネクタソケ
ット63は取付け片63gにより基板に垂直に取り付け
られる点である。光コネクタ61は、光コネクタプラグ
62とこれを嵌合保持する光コネクタソケット63から
構成される。この第四の実施の形態でも、光コネクタプ
ラグ62と光コネクタソケット63とは相互に軸方向に
挿入される。後は、第三の実施の形態と同じ構成で同様
に組立てられるため、説明を省略する。
【0055】上記の第三と第四との実施の形態のよう
に、複数のケーブル収納部とこれに対向する複数の光電
変換素子組立体収納部をプラグ成形体に設けることとす
れば、多連に光ファイバケーブルを効率よく接続するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光コネク
タによれば、光電変換素子組立体は、プラグ成形体に収
納されてその電気接続端子をソケット成形体に設けたソ
ケット端子と電気的に接続されるため、光電変換素子に
熱を加える半田付け等の必要が無くなり、熱を加えるこ
とによる光電変換素子の伝送特性の低下を招くことがな
い。また、光ファイバケーブルを収納するケーブル収納
部と光電変換素子組立体を収納する光電変換素子組立体
収納部とをプラグ成形体に設けたことにより光コネクタ
プラグの側だけの寸法管理により低結合損失とできる。
さらに、光コネクタプラグとコネクタソケットは、電気
的接続であるため、従来の光コネクタプラグとレセプタ
クルの光接続と比較すると位置関係が厳しくなく、光コ
ネクタ構造に自由度を持たせることができる。また、本
発明による光コネクタの組立方法によれば、光電変換素
子組立体収納部に光電変換素子組立体を収納した後、ケ
ーブル収納部に光ファイバケーブルを挿入するものとし
て、光電変換素子組立体と光ファイバケーブルの光軸の
一致を組立時に容易に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施の形態としての、光ファ
イバケーブルを挿入した状態の光コネクタの外観斜視図
である。
【図2】 図1の光コネクタプラグの外観斜視図を示
す。
【図3】 図1の光コネクタプラグの分解斜視図を示
す。
【図4】 図1の光コネクタソケットの外観斜視図を示
す。
【図5】 図1の光コネクタソケットの図4とは角度を
変えた方向から見た外観斜視図を示す。
【図6】 図1の光コネクタの中心面に沿った断面図
で、光ファイバケーブル先端をストリップした例を示
す。
【図7】 図6と同様の光コネクタの中心面に沿った断
面図で、光ファイバケーブル先端をストリップしない他
の例を示す。
【図8】 図1の光コネクタのソケット端子と光電変換
素子組立体の電気接続端子を含む面に沿った断面図を示
す。
【図9】 本発明による他の(第二の)実施の形態とし
ての、光ファイバケーブルを挿入した状態の光コネクタ
プラグと光コネクタソケットとの外観斜視図である。光
コネクタプラグは光コネクタソケットに、挿入直前の対
応位置に置かれている。
【図10】 図9の光コネクタの中心面に沿った断面図
で、光ファイバケーブル先端をストリップしていない例
を示す。
【図11】 図9の光コネクタのソケット端子と光電変
換素子組立体の電極を含む面に沿った断面図を示す。
【図12】 図9の光コネクタの光コネクタプラグの孔
に挿入するケーブルクランプ片の外観斜視図を示す。
【図13】 本発明による第三の実施の形態としての、
光コネクタの外観斜視図である。
【図14】 図13の第三の実施の形態における光コネ
クタの、光ファイバケーブルを挿入した状態の光コネク
タプラグと光コネクタソケットとの外観斜視図である。
光コネクタプラグは光コネクタソケットに、挿入直前の
対応位置に置かれている。
【図15】 図13の第三の実施の形態におけるコード
クランパの斜視図を示す。
【図16】 本発明による第四の実施の形態としての、
光コネクタの外観斜視図である。
【図17】 図16の第四の実施の形態における光コネ
クタの、光ファイバケーブルを挿入した状態の光コネク
タプラグと光コネクタソケットとの外観斜視図である。
光コネクタプラグは光コネクタソケットに、挿入直前の
対応位置に置かれている。
【符号の説明】
1,21,41,61 光コネクタ、2,22,42,
62 光コネクタプラグ、2a,22a,42a ケー
ブル収納部、2b,22b,42b 光電変換素子組立
体収納部、2d,22d 孔、2e 縦溝、2f,22
f,42f,62f 突起部、2h,22h,42h
プラグ成形体、3,23,43,63光コネクタソケッ
ト、3a,23a,43a プラグ収納部、3b,23
b,43b,63b ソケット端子、3c 引掛け爪
部、3d,23d,43d ソケット端子収納部、3
h,23h,43h ソケット成形体、5,25,45
光電変換素子組立体、5a,25a 集光レンズ、5
b 電気接続端子、6 クランパ、11,31,51,
71 光ファイバケーブル、11a,31a,51a光
ファイバ、23c,43c,63c 切欠き孔部、23
g,43g,63g取付け片、25b 電極、26,4
6 ケーブルクランプ片。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルを収納する1又は複
    数のケーブル収納部とこれに対向して光電変換素子組立
    体を収納する1又は複数の光電変換素子組立体収納部を
    設けたプラグ成形体を有する光コネクタプラグと、該光
    コネクタプラグを嵌合するプラグ収納部と前記光電変換
    素子組立体の電気接続端子と電気的に接続するソケット
    端子を収容するソケット端子収容部を設けたソケット成
    形体を有する光コネクタソケットを含むことを特徴とす
    る光コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記光電変換素子組立体が、前記光電変
    換素子組立体収納部に収納後前記光ファイバケーブル端
    部との対向位置に置かれる光電変換素子と、駆動用集積
    回路と、電気接続端子とを有することを特徴とする請求
    項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記光電変換素子組立体が、前記光電変
    換素子組立体収納部に収納後前記光ファイバケーブル端
    部との対向位置に置かれる集光レンズと、光電変換素子
    と、駆動用集積回路と、電気接続端子とを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子組立体の前記電気接続
    端子と前記ソケット端子とが、機械的な弾圧により電気
    的に接続されていることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の光コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記光コネクタプラグのケーブル収納部
    に通じる孔を前記プラグ成形体に設け、この孔にクラン
    パを挿入して収納された光ファイバケーブルを保持する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記光電変換素子組立体収納部に前記光
    電変換素子組立体を収納した後、前記ケーブル収納部に
    前記光ファイバケーブルを挿入することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の光コネクタの組立方
    法。
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