JP2909200B2 - 小型電子機器の増設装置 - Google Patents

小型電子機器の増設装置

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JP2909200B2
JP2909200B2 JP2333055A JP33305590A JP2909200B2 JP 2909200 B2 JP2909200 B2 JP 2909200B2 JP 2333055 A JP2333055 A JP 2333055A JP 33305590 A JP33305590 A JP 33305590A JP 2909200 B2 JP2909200 B2 JP 2909200B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば携帯が可能なラップトップ型パーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサーなどの小型電子
機器が接続されて、小型電子機器の機能を拡張する増設
装置に関する。
(従来の技術) 小型電子機器の有する機能は予め定まっており、この
機能以外の機能を必要とする場合には、そのような機能
を発揮できる仕様に構成された機能増設装置が使用され
る。この装置には上記小型電子機器が取付けられ、これ
ら両者間で信号の授受が行われる。
そのような増設装置として、例えば、米国特許第4769
764号に開示されたものが知られている。この増設装置
は、小型電子機器の大きさと同じ大きさの取付け凹部を
有する本体を備え、この凹部に小型電子機器の全体が、
上記凹部の前側から出し入れ可能に収納される。この収
納により増設装置および小型電子機器の夫々が有したコ
ネクタ同志が差し込み接続される。それにより、小型電
子機器は増設装置に取付けられた状態で使用される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公知の増設装置は、その取付け凹
部が小型電子機器の大きさと同じであるため、前後の奥
行き寸法が異なる他の小型電子機器を取付けて使用する
には不適当であり、その適応範囲が狭いという問題があ
る。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的
は、寸法が異なる複数種々の小型電子機器を取付けて使
用できる小型電子機器の増設装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の増設装置は、第1
コネクタと、情報入力手段とを有する電子機器に脱着可
能に接続され、上記電子機器の機能を拡張する増設装置
において、 上記電子機器が載置される載置部と、 上記第1コネクタに脱着可能に接続される第2コネク
タと、 上記第1コネクタと第2コネクタとを接続する第1位
置と、上記第1コネクタと第2コネクタとの接続を解除
する第2位置との間を移動自在に設けられているととも
に、外部から手動で操作可能なレバーと、 を具備し、 上記レバーの上記第2位置から第1位置への移動に連
動して、上記第1コネクタと第2コネクタとが接続され
ることを特徴としている。
また、この発明の増設装置によれば、上記第2コネク
タは、上記第1コネクタと接続する第3位置と、上記第
1および第2コネクタの接続を解除する第4位置との間
を移動可能であることを特徴としている。
更に、この発明によれば、上記第2コネクタは、上記
レバーの第2位置から第1位置への移動に応じて、上記
第4位置から第3位置へ移動することを特徴としてい
る。
この発明に係る増設装置は、第1コネクタと、情報入
力手段とを有する電子機器に脱着可能に接続され、上記
電子機器の機能を拡張する増設装置において、 上記電子機器が載置される載置部と、 上記載置部に載置された電子機器の上記第1コネクタ
に脱着可能に接続される第2コネクタと、 上記第1コネクタと第2コネクタとが接続される前の
状態において、上記載置部に載置された上記電子機器と
係合し、上記第1および第2コネクタの接続方向におけ
る上記電子機器の移動を防止する係止部と、 を具備したことを特徴としている。
(作用) 上記のように構成された増設装置によれば、電子機器
を接続する場合、まず、電子機器を増設装置上に載置
し、電子機器の第1コネクタを増設装置の第2コネクタ
に対向させる。続いて、手動によりレバーを第2位置か
ら第1位置へ移動させることにより、第1および第2コ
ネクタを互いに接続する。これにより、載置された電子
機器が増設装置に接続される。
また、この発明の増設装置によれば、電子機器は、増
設装置に載置された状態において、係止部により第1お
よび第2コネクタの接続方向への移動が規制されて所定
位置に保持され、この状態で、第1および第2コネクタ
の接続動作が行われる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例に係る増設装置および
この装置が適用される小型電子機器としてのパーソナル
コンピュータ1を示している。コンピュータ1は、平面
形状が長方形状をなし、その大きさは概ねA4サイズであ
って、通常ノート型又はブック型のパーソナルコンピュ
ータと称されている。このコンピュータ1は、第1図及
び第22図に示すように、本体8の後部に着脱可能な電池
パック2を備えているとともに、この電池パック2より
も前側に位置してフラットパネルディスプレイ装置3が
設けられている。ディスプレイ装置3は、本体8の枢支
部5に回動可能に連結された一対の枢着突部4を有し、
枢支部5を中心にして起倒可能と成っている。
コンピュータ1は本体8の前部に設けられた情報入力
手段としてのキーボード7を備え、これはディスプレイ
装置3を閉じた際に覆い隠されるようになっている。ま
た、キーボード7は、本体8の幅方向に延びる長手軸を
有している。本体8の後部外面、例えば後面には、第1
コネクタとして機能するコネクタ6が設けられている。
このコネクタ6は、並設された多数の端子6aを有した差
し込み型である。コネクタ6は本体8の後面に着脱可能
な図示しないカバーで通常覆い隠されており、このカバ
ーを取外すことにより必要により本体の後面に露出され
る。
第1図に示すように、コンピュータ1は、幅方向の寸
法Aおよび奥行き方向の寸法Bを有している。そして、
増設装置11には、幅寸法Aがいずれも同じで奥行き寸法
Bが異なる複数種の小型電子機器が接続される。この場
合、これらの電子機器のコネクタ6は同じ構成のものが
採用されているとともに、その取付け位置はいずれも同
じとなっている。
次に、パーソナルコンピュータ1が必要に応じて着脱
可能に取付けられる増設装置11について説明する。
第1図ないし第3図に示すように、増設装置11は、合
成樹脂製のケース12を備え、このケースはほぼ矩形状の
ベース13と、カバー14と、後面板15とから形成されてい
る、カバー14はベース13の上面に被さって設けられ、後
面板15はベースとカバー14とが形成する後面開口(図示
しない)を塞いで取付けられている。
このケース12内にはモジュール化された複数の機能拡
張用の回路基板16が水平に収納されている。回路基板16
としては、パーソナルコンピュータ通信用の回路基板、
メモリ用の回路基板、ハードディスクドライブを搭載し
た回路基板等がある。回路基板16の他にもケース12内に
は、図示しないACアダプター、排気ファン等が収納され
ている。
第4図に示すように、回路基板16およびACアダプター
等の電気部品は、多数枚の鉄板などを組合わせて形成さ
れたシールドカバー17で覆われている。このシールドカ
バー17の前側部分の上面には長方形の取付け孔18が形成
されている。この取付け孔18は後述するコネクタユニッ
トを装着するために使用される。なお、第2図および第
3図において、参照符号19はコンピュータ1の電源ソケ
ット9(第1図参照)に差し込み接続される給電プラグ
を先端に有した電源コードを示し、このコードはケース
12の一側面から引き出されている。
ケース12の前側部分は、コンピュータ1の後部が載置
される支持台部21として形成されている。つまり、カバ
ー14はステップ状に形成され、段部14aを境に前側が低
く、後側が高く形成されている。そして、支持台部21
は、カバー14の前側の上壁21aと段部4aとによって構成
されている。上壁21aは前下がりに傾斜して形成され、
載置面および傾斜面を構成している。
上壁21aの両側部上面には位置決め部として機能する
角錐台形状の凸部22を有する位置決め部材20が夫々設け
られている。これら一対の凸部22の根元間の間隔C(第
1図参照)は、コンピュータ1の幅寸法Aと略等しく設
定されている。角位置決め部材20は支持台部21に載置さ
れたコンピュータ1の後部の幅方向の移動を規制し、拡
張装置に対するコンピュータ1の幅方向の位置決めに用
いられる。また、ケース14の後側はコネクタ載置部とし
て機能し、その上部前面を構成する段部14aは、支持台
部21に載置されたコンピュータ1の後面に当接し、コン
ピュータの後方への移動を規制する。このように、位置
決け部材20および段部14aは、増設装置に対してコンピ
ュータ1の後部を位置決めする位置決め手段を構成して
いる。
各位置決め部材20はカバー14と一体に成形しても差支
えないが、本実施例の場合には別体に成形した位置決め
部材をカバー14に取付けてある。各位置決め部材20は傷
付きや取付け時の衝撃を少なくするために、カバー14を
形成した材料よりも柔らかい合成樹脂で形成されてい
る。これら位置決め部材20の上壁21aへの取付け構造は
第5図に示されている。
つまり、各位置決め部材20は、凸部22の位置決め用の
側面22aの根元部に、コンピュータ1が載置される受け
板23を一体に備えている。受け板23および凸部22の下端
には、夫々爪24が一体に突設されている。これら爪24は
カバー14の上壁21aに穿設されたスリット状の孔25に夫
々挿入され、これらの孔縁に引っ掛けられる。それによ
って各位置決め部材22は支持台部21を構成する上壁21a
の上面に取付けられている。第5図中26はコンピュータ
1の後部下面に設けられている図示しない突起を逃がす
ための凹みを示している。なお、位置決め部材20を凸部
22間の間隔Cを調整可能なように上壁21aに取り付ける
ことにより、幅寸法Aの異なる小型電子機器へも適応可
能となる。
第1図ないし第3図、第6図及び第7図に示すよう
に、ケース12の底は平坦に形成されており、この底のコ
ーナには、4つの脚27が取り付けられている。また、ケ
ース12の底には、このケースから矢印D方向に沿って、
ケースの前方に向けて引き出し可能な合成樹脂製の矩形
状の支持板31が取付けられている。つまり、ケース12の
底壁外面に、一対の平行なガイド板32がねじ止めされて
いる。これらガイド板32は合成樹脂製で、ケース12の前
後方向、つまり、矢印D方向に沿って伸びている。支持
板31はその左右両側縁部が、ケース12の底壁外面とガイ
ド板32との間に形成された溝部に嵌合した状態で、ケー
ス12に矢印D方向に移動可能に取付けられている。
この支持板31の後端部両側に位置して掛止段部33が突
設されているとともに、上記溝部の前端部には段部34が
形成されている。掛止段部33は段部34に掛合可能であ
り、その掛合により支持板31がケース12の前方へ過度に
引き出されることを防止するようになっている。
支持板31の前縁には、この支持板31の幅方向両側部分
に位置して一対の係止部35が形成されている。各係止部
35は、支持板31と一体のフランジを上方へ折曲げること
により形成されている。これらの係止部35は、後述する
ように、支持台部21に載置されたコンピュータ1の前縁
部と係合して、コンピュータ1の前方への移動を規制す
る。係止部35およびこれに連なった支持板31の前側部分
にわたって、ゴム板36が貼着されている。
ケース12内には、支持板31の移動を規制するストッパ
機構41が設けられており、以下このストッパ機構41につ
いて説明する。
第7図ないし第10図に示すように、ストッパ機構41
は、ケース12のベース13上にその幅方向に沿って設けら
れた金属製のガイド板42を備えている。このガイド板42
は、ベース13の前部内側にねじ止めされた水平部42a
と、この水平部の前端から上向きに折り曲げられた垂直
部42bとを有して形成されている。水平部42aの上面に
は、このガイド部42の長さ方向に沿って摺動可能な細長
いスライド金具43が載置されている。この金具43はU字
状の横断面を有している。スライド金具43の左端部(第
7図)にはケース12の前後方向に沿う長孔44が形成さ
れ、金具43の右端とガイド板42との間にはコイルバネ45
が架設されている。このコイルバネ45は第7図中矢印E
方向にスライド金具43を付勢している。ガイド板42の長
孔44側の端部には枢軸46を介して回動レバー47が取付け
られている。このレバー47の一端部に取付けた軸部48は
長孔44に挿入されているとともに、レバー47の他端部に
解除ボタン49の可動軸49aが当接されている。解除ボタ
ン49が上記ベース13の一側壁に取付けられており、ケー
ス12の外方から押圧操作されるようになっている。
したがって、解除ボタン49を押し込み操作すると、可
動軸49aが回動レバー47を第7図中矢印F方向に回動さ
せる。そのため、スライド金具43はコイルバネ45の付勢
力に抗して第7図中矢印G方向に、ガイド板42上を移動
される。また、上記押し込み操作を止めると、コイルバ
ネ45の付勢力によって元の状態(第7図に示す)に戻さ
れるものである。
ガイド板43の長さ方向両端側部分には夫々合成樹脂製
のストッパ50(一方のみ図示)が取付けられている。ガ
イド板43のストッパ取付け部分には一対の平行なガイド
軸51が立設され、これらに嵌合してストッパ50が上下動
可能に取付けられている。ストッパ50はベース13の底壁
に設けた孔13aを貫通して下方へ突出したストッパ突起5
2と、上記スライド金具43の上面に対向して配置された
カムフォロア53とを一体に備えている。
一対のガイド軸51の上端部間にわたってばね受け板52
が取付けられている。この受け板54とストッパ50の上面
との間には板ばね55が挟設され、板ばね55はばね受け板
54に固定されている。なお、第8図および第9図におい
て、参照符号56はガイド軸51に固定されてばね受け板54
を位置決めする止め輪である。したがって、板ばね55に
よりストッパ50は常に下向きに付勢されている。
各ストッパ50に対応してスライド金具43には一対(一
方のみ図示)のカム57が取付けられている、カム57は合
成樹脂製で、第10図に示すように傾斜したカム面57aを
有している。カム面57aはスライド金具43の往復移動に
伴って、ストッパ50のカムフォロアー53に接離して、ス
トッパ50を上昇させる。カム面57aがカムフォロアー53
から外れた際のストッパ50の下降は板ばね55の付勢力に
より実現される。
ガイド板42の一部は垂直に切り起されて係止片58を形
成している。係止片58は、スライド金具43の摺動方向に
伸びる図示しないスリットを有し、スライド金具43に設
けた長孔59に挿入されている。これらの係止片58および
長孔59との係合により、スライド金具43を第7図に示す
ロック位置に位置決めしているとともに、スライド金具
43の前後および上方向への移動も抑制している。ロック
位置において、各カム57は、その平坦面57bがカムフォ
ロワ53と対向して位置している。
各ストッパ50のストッパ突起52の前面下部は、第8図
に示すように斜面52aで形成されている。また、支持板3
1の幅方向両側部分の夫々には、第7図および第8図で
代表して示すように、ストッパ突起52の下端部が係脱さ
れる多数の掛合溝60と、一つの掛止溝61とが形成されて
いる。掛合溝60は、支持板31のスライド方向Dに所定の
ピッチPで並んで設けられており、各溝の断面形状はス
トッパ突起52の下部の断面形状と合致している。したが
って、第8図に示すように各掛合溝60の前側部分には斜
面60aが設けられている。また、掛止溝61は掛合溝60の
列の前端から前方に離間して設けられ、その構成は掛合
溝60と同様となっている。
支持板31が第7図および第8図に示すような引き出し
た状態からケース12に向かって押し込まれると、両斜面
52a,60aの作用によりストッパ50を板ばね55に抗して押
し上げるられる。そのため、支持板31は容易に押し込み
が可能である。この逆に、支持板31をケース12から引き
出す方向の移動は、ストッパ突起52と掛合溝60との掛合
により妨げられている。そのため、支持板31の不用意な
引出しが防止されている。支持板31の引出しは解除ボタ
ン49を押しならが行なわれる。つまり、解除ボタン49が
押し込み操作されると、スライド金具43が矢印G方向へ
スライドされる。それにより、各ストッパ50は、カム57
の傾斜面57aにより上方へ押上られ、ストッパ突起52は
掛合溝60から外される。それにより、支持板31の引き出
しが可能となる。
第7図に示すように、支持板31の上面には、掛合溝60
の各列の近傍に指標63、64が設けられている。これらの
指標63、64は、増設装置11に装着される各種の小型電気
機器の奥行き寸法Bに応じて支持板31を引き出す際の、
引出し量の大体の目安として使用される。
一方、増設装置11の不使用時、支持板31は、第3図に
示すように、ケース12の底面の下方に収納される収納位
置まで、ケーシング12側へ最後まで押し込まれる。支持
板31が収納位置に押し込まれた状態において、各ストッ
パ50の突起52は対応する掛止溝61に掛合され支持板31を
ロックする。それによって格納された支持板31が不用意
に前方へ押し出されないようにしてある。また、第6図
に示すように、ベース13の底面後端部には2つの板ばね
62がねじ止めされている。ばね62は、支持板31が収納位
置まで押し込んまれた際に、支持板31の後端縁に押され
て撓み、支持板を前方へ押し出す付勢力を発生する。そ
のため、支持板31の引出し時に解除ボタン49が押される
と、ばね62は支持板を前方へ押圧し支持板を引き出す際
の力を軽くするように作用する。
ケース12には、支持台部21に載置されたコンピュータ
1のコネクタ6と対向する位置にコネクタユニット71が
取付けられている。以下、このコネクタユニット21につ
いて第11図から第21図を参照して説明する。
第11図ないし第16図に示すように、コネクタユニット
71は、板金製のコネクタホルダ72を備え、このホルダは
水平に伸びる矩形の底板72bと、底板の両側縁に立設さ
れて互いに対向した左右の側板72aと、を有している。
各側板72aには、その前端に開口するスリット状のガイ
ド溝73が水平に形成されている。コネクタホルダー72内
には板金製のスライダー74が前後方向に沿って往復動可
能に取付けられている。つまり、スライダー74はコネク
タホルダ72の底板72bと平行に位置した平板で構成さ
れ、その両端部は底板72bに向かって直角に折曲げられ
ている。また、スライダ74は、その両端部から水平に突
出した張り出し片75を有している。そして、これらの張
り出し片75がコネクタホルダー72のガイド溝73にそれぞ
れ挿入されることによって、これらガイド溝73を案内と
して移動可能にコネクタホルダに支持されている。
コネクタホルダー72の側板72aには、レバーとしての
ハンドル76の左右のアーム77の下端が、夫々枢軸78を介
して回動可能に取付けられている。各アーム77の中間部
には、アームの長さ方向に伸びる長孔79が形成され、こ
の長孔79には張り出し片75の先端から一体に突設した突
片80が挿入されている。したがって、ハンドル76を前後
に回動させることによって、スライダー74が、コネクタ
ホルダ72に対して、前後方向へ往復移動される。
スライダー74には、第2コネクタとして、多数の端子
81aを有した差し込み型のコネクタ81が支持されてい
る。この増設装置側のコネクタ81はコンピュータ1側の
コネクタ6に差し込み接続可能に形成されている。本実
施例においては、コネクタ6への差し込みの確実性を確
保するために、コネクタ81はスライダー74に対して浮動
状態に取付けられている。
つまり、スライダー74の上面壁には一対の透孔が穿設
されているとともに、これらの透孔には、コネクタ81の
上面に穿設された一対のピン88が摺動自在に挿通されて
いる。コネクタ81の下面とコネクタホルダー72の底壁72
bとの間には、U字形状に折曲げられた一対の板ばね82
が配設され、各板ばねは底壁72bに固定されている。ま
た、コネクタ81の上面とスライダ74との間には、U字形
状に折曲げられた一対の板ばね83が配設され、各板ばね
はスライダ72に固定されている。それにより、コネクタ
81は板ばね82および83により上下から弾性的に挟持され
ており、これらの板ばねの弾性変形により上下方向、つ
まり、コネクタホルダ72の底壁72bに垂直な方向へ移動
可能となっている。また、スライダー74の後部中央には
下向きのフランジ89が形成されている。このフランジ89
はコネクタ81の後面中央部に当接している。従って、ス
ライダー74の前方への移動力は、ピン88およびフランジ
89を介してコネクタ81に伝達され、コネクタ6への差し
込みに際してコネクタ81を傾くことなく平行移動させ得
るようになっている。
コネクタホルダー72の底板72bの下面には板金製のベ
ース板93が固定されている。ベース板93の底面には多数
の取付け爪94が穿設されている。各取付け爪94は板ばね
を曲げ加工して形成されたもので、ベース板93の前側と
左右両側の縁部の下面に夫々穿設されている。各取付け
爪94は、第17図に詳しく示すように、先細状の挿入部94
aと係合凹部94bとを連ねて形成されている。
コネクタユニット71は、取付け爪94を増設装置11のケ
ース12に設けられた取付け孔18(第4図参照)に係合さ
せることによってケースに装着される。この場合、ま
ず、取付け爪94は取付け孔18に位置合わせされ、この取
付け孔内へ押し込まれる。それにより、各取付け片94は
弾性変形しながらその挿入部94aが取付け孔18内に挿入
される。これと同時に、係合凹部94bが取付け孔18の孔
縁18aに弾性的に押し付けられる。それによりコネクタ
ユニット71がケース12に取付けられる。勿論、この取付
け状態では取付け爪94を介してベース板93とケース12の
シールド17とが電気的に接続されるため、コネクタユニ
ットの電磁シールドも図れる。そして、取付け爪94は既
述のように弾性変形可能であるから、所定値以上の引き
抜き力がコネクタユニット71に誤って加えられた時に
は、コネクタユニット71は取付け孔18から外れる。その
ため、コネクタユニット71およびこれに接続されたコネ
クタ6の損傷が防止されるようになっている。
第18図に示すように、コネクタ81には信号ケーブル95
の一端が接続されている。この信号ケーブル95は、コネ
クタ81からコネクタホルダ72の底板72bおよびベース板9
3に形成された透孔110、並びにシールドケース17の取付
け孔18aを通ってケース12内へ引き込まれている。そし
て、信号ケーブル95の他端は、コネクタ112を介してケ
ーシング12内の回路基板16に接続されている。信号ケー
ブル95は、コネクタユニット71の取外しに伴って、一部
が取付け口18から引き出されて上記他端部に負荷を与え
ることがないよう充分な長さを有している。
また、ベース板93の下面には、ケーブル保護カバー11
4が取付けられている。保護カバー114は、第18図及び第
19図に示すように、塩化ビニール等のシート状の絶縁弾
性体で形成され半円筒形状をなしている。カバー114の
両側縁部は内側へ折曲げられそれぞれフランジ115を形
成している。また、保護カバー114には、挿入孔116が形
成されフランジ115間に位置している。そして、保護カ
バー114は、そのフランジ115をベース板93の下面にねじ
止めすることによりベース板に取り付けられ、複数の取
付け爪94の内側に位置している。また、透孔110を通過
した信号ケーブル95は、保護カバー114内部および挿通
孔116を通って伸びている。従って、各取付け爪94と信
号ケーブル95とは保護カバー114によって隔てられてお
り、コネクタユニット71をケース12の取付け孔18に取り
付ける際に信号ケーブルが取付け爪94と取付け孔18の縁
との間に挟み込まれることが防止される。
第20図および第21図に示すように、コネクタユニット
71の主要部は、合成樹脂製のカバー96で覆われるととも
に、ハンドル76も図示しない合成樹脂製のハンドルカバ
ーで覆われている。カバー96には、ハンドル76のアーム
77の動きを許すための逃げ溝96aが形成されている。カ
バー96の上面壁にはガイド溝98が形成されており、この
溝98にはロック摘み99が左右方向に沿ってスライド可能
に取付けられている。
ロック摘み99にはカバー96の内側に位置されたストッ
パ板100がねじ止めされている。ロック部材としてのス
トッパ板100は板ばねよりなり、その一端部100aはコネ
クタホルダ72のガイド溝73に挿通可能に形成されてい
る。それにより、一端部100aは、ハンドル76のアーム77
の移動路内に突出してハンドル76の回動操作を邪魔する
ことができるようになっている。
つまり、コネクタ81がホルダ72から突出する方向にハ
ンドル76が回動操作された後(第15図参照)に、ロック
摘み99を介してストッパ板100が第20図および第21図中
矢印H方向に移動される。すると、ストッパ板100の一
端部100aがガイド溝73を挿通してハンドル76のアーム部
76の後側に位置し、ハンドル76の後方への回動が防止さ
れる。カバー96の上面壁内面には突部101が一体に形成
されており、この突部101を乗り越える曲げ端部100bが
ストッパ板100の他端部に形成されている。曲げ端部100
bは一端部100aがガイド溝73に挿通されるのと同時に突
部101を乗り越えるもので、それによってストッパ板100
の動きに節度を与えるようになっている。
次に上記のように構成された増設装置11にコンピュー
タ1を接続する手順を説明する。
まず、支持板31をケース12の前方に引き出す。この引
き出し操作は、解除ボタン49を押し込んだ状態で行う。
つまり、解除ボタン49を押し込むと、回動レバー47が第
7図中矢印F方向に回動され、同時に、長孔44に挿入さ
れている軸部48がスライド金具43を第7図中矢印G方向
に引っ張って移動させる。すると、カム57のカム面57a
がカムフォロアー53を介してストッパ50を持ち上げ、こ
のストッパ50のストッパ突起52が掛止溝61から外れる。
そのため、板ばね62の付勢力により支持板31が前方へ押
し出される。その後、使用者は、ガイド板32等を案内と
して支持板31を前方へ引き出す。
支持板31の引き出し量は、接続する小型電子機器の奥
行き寸法Bに応じて適当に選択され、この選択は指標63
または64を目安にして実施される。支持板31の引き出し
後に解除ボタン49の押圧が解放される。それにより、ス
トッパ機構41のスライド金具43はコイルばね45の付勢力
により第8図に示すロック位置へ戻される。そのため、
ストッパ50は板ばね55の付勢力により押し下げられ、ス
トッパ突起52はその真下に位置している係合溝60に掛合
して、それ以上の支持板31の引き出しを防止する。従っ
て、支持板31は、所望の引出し位置に保持される。
次に、用意したコンピュータ1の後部がケース12の支
持台部21上に載置されるとともに、ケースから前方へ突
出するコンピュータ1の前部は支持板31の前部に載置さ
れる。この場合、コンピュータ1の後部両側面は、支持
台部21に突設されている一対の位置決め部材20の凸部22
の側面22aの根元部に夫々係合される。それにより、コ
ンピュータ1はケース12に対し幅方向に位置決めされ
る。また、コンピュータ1の後面は、支持台部21の段部
14aに当接され、この段部34によりコンピュータの後方
への動きも制制される。この状態で、支持板31の係止部
35がコンピュータ1の前縁に引っ掛っていない場合、支
持板31は係止部35がコンピュータ1の前縁に引っ掛かる
まで、ケース12に向かって押し込まれ、ストッパ機構41
によりその押し込み位置にロックされる。したがって、
一対の係止部35により、コンピュータ1の前方への移動
が規制される。その結果、第2図に示すように、コンピ
ュータ1は、ケース12に対して、所定の位置に位置決め
された状態で取り付けられる。
なお、コンピュータ1の後部が載置されている支持台
部21の上壁21aは支持板31よりも高いレベルに位置して
いるとともに、下方に向かって傾斜している。そのた
め、上記のようにしてケース12に装着されたコンピュー
タ1は、第3図は二点鎖線で示すように、前傾した状態
となる。
支持板31はその引き出し量を係合溝60のピッチP(第
8図参照)に応じて段階的に調整できるので、幅寸法A
が同じで奥行き寸法Bが異なる他の種類の小型電子機器
1も、以上の手順と同様の手順によって増設装置へ取付
けることができる。すなわち、この増設装置11は多種類
の小型電子機器1を取付けて使用するのに好適なもので
あって、汎用性がある。
以上の手順により増設装置11に対して所定の位置に取
り付けられたコンピュータ1のコネクタ6は、装置側の
コネクタ、つまり、コネクタユニット71のコネクタ81と
対向して位置している。そして、この状態で、コネクタ
81がコネクタ6に接続される。この接続操作は、コネク
タユニット71のハンドル76を前側に回動させることによ
りなされる。
つまり、接続前の状態において、第1図および第14図
に示すように、コネクタユニット71のハンドル76は後方
へ傾斜して位置しており、コネクタ81はその先端部がケ
ース12の段部14aとほぼ面一となる後退位置に位置して
いる。第2図および第15図に示すように、ハンドル76が
前方へ回動されると、スライダ74がコネクタホルダ72の
ガイド溝73に沿って前方へ押し出される。これに伴い、
コネクタ81も前方へ押し出され、支持台部21内に突出す
る前進位置へ至る。この際、コネクタ81に対するコネク
タ6の位置が多少ずれている場合でも、コネクタ81を浮
動状態に支持している板ばね82、83の弾性変形により、
コネクタ81はコネクタ6に対して正確に位置合わせされ
る。従って、コネクタ81はコネクタ6に円滑に差込み接
続される。その結果、コンピュータ1と増設装置11との
間で信号の授受が可能となる。
このようなコネクタ6,81の接続後には、コネクタユニ
ット71のロック摘み99が第20図および第21図中矢印H方
向に移動され、ストッパ板100の一端部100aがガイド溝7
3に挿通される。それによって、ハンドル76の後方への
回動が防止されて、コネクタ6,81の不用意な分離が防止
される。
また、増設装置11からこれに接続されたコンピュータ
1を取り外すには、以上説明した取付けの手順と逆の手
順により行えば良い。この場合、ハンドル76が後方へ回
動されてスライダ74が後退すと、ピン88を介して引く外
し力がコネクタ81に伝達される。
両コネクタ6,81の接続作業および分離作業において
は、以上のように装置側コネクタ81を動かすだけで、コ
ンピュータ1全体を動かす必要がない。ところで、コネ
クタ6,81は多数の端子6a,81aを有しているので、その接
続においても、また分離においても多大な力を必要とす
る。しかし、本実施例の構成においては、接続および分
離の際に、コンピュータ1全体の重量がコネクタに加わ
ることがないので、着脱に伴うコネクタの衝撃が少な
い。そのため、コンピュータ1および増設装置11内部の
回路部品などに悪影響を与えることも少なく、故障の発
生を防止できる。
既述のようにして増設装置11に取付けられたコンピュ
ータ1は、増設装置11から上方へ取外し得る。そのた
め、両コネクタ6,81が接続された状態のままコンピュー
タ1が持ち上げられる場合が考えられる。そのような場
合には、コネクタユニット71の取付け部に大きい負荷が
作用する。
しかし、このコネクタユニット71は、ベース板93の下
面部に突設された多数の取付け片94を、ケース12の取付
け孔18の孔縁18aに弾性的に係合させることでケースに
取り付けられている。そのため、上記のようなコンピュ
ータ1の持ち上げ操作に伴って引き外し力がコネクタユ
ニット71に作用した場合には、その力が一定値以上にな
った時点で、取付け片94が大きく弾性変形して上記取付
け孔18の孔縁18aから外される。それによって、接続状
態にある両コネクタ6,81に過負荷が加えられることがな
くなり、これらコネクタ6,81などの破損を防止できる。
また、コネクタユニット71は、ベース板93の下面に取
り付けられたケーブル保護カバー114を有し、コネクタ8
1から延出した信号ケーブル95は、保護カバー114内部お
よび保護カバーに形成された挿通孔116を通してケース1
2内へ引き込まれている。そのため、コネクタユニット7
1をケース12の取付け孔18に取付ける際、保護カバー114
により、取付け爪93と孔18の端縁18aとの間にケーブル9
5が挟み込まれることを防止でき、その結果、信号ケー
ブル95の断線を確実に防止することができる。
なお、この発明は上述した実施例に限定されることな
く、この発明の範囲内で種々変形可能である。
例えば、コネクタ6に対するコネクタ81の接続および
分離の際にコネクタ81を往復動させる操作部は、回動式
のハンドル76を用いることなく、コネクタ81に対して固
定的に設けられたハンドルを用いてもよい。この場合、
コネクタ81と共にハンドルを往復動させることにより、
コネクタ6、81同志の接続および分離が行なわれる。ま
た、上記一実施例では、増設装置11に装着された小型電
子機器1が前傾するように、支持台部21の上壁21aは傾
斜して形成されている。しかしながら、支持板31の係止
部35の近傍に台座部を設けるとともに、この台座部を上
壁21aと略同じ高さに形成することにより、小型電子機
器1を略水平状態に取付けるようにしてもよい。また、
支持板31をケース12に固定し、係止部35のみを支持板に
対してケースの前後方向へ移動可能に設けるようにして
もよい。この場合、支持板とケースとを一体に形成して
もよい。
[発明の効果] 以上のように構成された増設装置は、次に記載する利
点を備えている。
本発明に係る増設装置によれば、電子機器の後部底面
を載置面に載置した状態で、レバーの操作によって電子
機器の第1コネクタと増設装置の第2コネクタとを接続
することにより、電子機器を増設装置に接続することが
できる。従って、前後方向の奥行き寸法が異なる各種の
電子機器を接続可能な、適応範囲の広い増設装置を提供
することができる。
また、レバーを操作することにより、載置面に載置さ
れた電子機器の第1コネクタと増設装置の第2コネクタ
とを接続および接続解除を行うことができる。従って、
電子機器自体、およびコネクタ自身を手で掴むんで動か
す必要がなく、コネクタの接続、分離動作を容易に行う
ことが可能となる。そして、コネクタの脱着作業を行う
ための大きな作業空間も必要としない。更に、脱着に伴
うコネクタの衝撃を少なくできる。
更に、この発明に係る増設装置によれば、電子機器を
載置部に載置し、係止部を電子機器と係合させることに
より、電子機器は、第1コネクタと第2コネクタとが接
続される前の状態において、第1および第2コネクタの
接続方向における電子機器の移動を防止することができ
る。従って、電子機器の移動を防止した状態で第1およ
び第2コネクタを確実に接続することにより、寸法の異
なる種々の電子機器についても、コネクタの接続動作を
確実に行うことができ、各種の電子機器を接続可能な、
適応範囲の広い増設装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第21図は、この発明の一実施例に係る増設
装置を示し、 第1図は支持板を引き出した増設装置とこれから分離さ
れた小型電子機器と示す斜視図、 第2図は小型電子機器が取付けられた増設装置の斜視
図、 第3図は増設装置の側面図、 第4図はカバーを取外して示すケースの斜視図、 第5図は位置決め部材を拡大して示す斜視図、 第6図は支持板を引き出した増設装置を下面側から見た
斜視図、 第7図はケースのベースに組み込まれたストッパ機構を
一部を省略して示す平面図、 第8図は第7図のVIII−VIII線に沿うストッパ機構の断
面図、 第9図は第7図中IX−IX線に沿うストッパ機構の断面
図、 第10図は第7図中X−X線に沿うストッパ機構の断面
図、 第11図はカバーを省略して示すコネクタユニットの斜視
図、 第12図は同カバーを省略して示すコネクタユニットの正
面図、 第13図は同カバーを省略して示すコネクタユニットの後
面図、 第14図はハンドルを後側に移動させた状態で示す同カバ
ーを省略したコネクタユニットの側面図、 第15図はハンドルを前側に移動させた状態で示す同カバ
ーを省略したコネクタユニットの側面図、 第16図は第12図中X VI−X VI線に沿うコネクタユニット
の断面図、 第17図は取付け片を拡大して示す概略断面図、 第18図はコネクタユニットをケーシングに取り付けた状
態を示す断面図、 第19図はケーブル保護カバーの斜視図、 第20図はコネクタユニットのバンドルストッパ機構を示
す断面図、 第21図は同ハンドルストッパ機構を示す平面図、 第22図は上記増設装置に装着される小型電子機器を示す
斜視図である。 1……小型電子機器、6……コネクタ、6a……端子、11
……増設装置、12……ケース、16……回路基板、18……
取付け孔、18a……孔縁、21……支持台部、20……位置
決め部材、22……突部、31……支持板、35……係止部、
71……コネクタユニット、72……コネクタホルダー、74
……スライダー、76……ハンドル(操作部)、81……装
置側のコネクタ、81a……端子、94……取付け片、114…
…ケーブル保護カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/16 G06F 3/00 H01R 13/629

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1コネクタと、情報入力手段とを有する
    電子機器に脱着可能に接続され、上記電子機器の機能を
    拡張する増設装置において、 上記電子機器が載置される載置部と、 上記第1コネクタに脱着可能に接続される第2コネクタ
    と、 上記第1コネクタと第2コネクタとを接続する第1位置
    と、上記第1コネクタと第2コネクタとの接続を解除す
    る第2位置との間を移動自在に設けられているととも
    に、外部から手動で操作可能なレバーと、 を具備し、 上記レバーの上記第2位置から第1位置への移動に連動
    して、上記第1コネクタと第2コネクタとが接続される
    ことを特徴とする増設装置。
  2. 【請求項2】上記電子機器が載置されるとともに上記電
    子機器を傾斜させる載置面を備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の増設装置。
  3. 【請求項3】上記第2コネクタは、上記第1コネクタと
    接続する第3位置と、上記第1および第2コネクタの接
    続を解除する第4位置との間を移動可能であることを特
    徴とする請求項1に記載の増設装置。
  4. 【請求項4】上記第2コネクタは、上記レバーの第2位
    置から第1位置への移動に応じて、上記第4位置から第
    3位置へ移動することを特徴とする請求項3に記載の増
    設装置。
  5. 【請求項5】上記第2コネクタが上記第1コネクタに接
    続される際、上記第1および第2コネクタの接続方向に
    おける上記電子機器の移動を防止する係止部を更に備え
    ていることを特徴とする請求項1又は4に記載の増設装
    置。
  6. 【請求項6】上記電子機器が載置される載置面と、上記
    電子機器が上記載置面に載置された際、上記電子機器の
    後部と係合して上記電子機器を所定の位置に位置決めす
    る位置決め部と、を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の増設装置。
  7. 【請求項7】上記レバーを上記第1位置にロックするロ
    ック部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の増設装置。
  8. 【請求項8】第1コネクタと、情報入力手段とを有する
    電子機器に脱着可能に接続され、上記電子機器の機能を
    拡張する増設装置において、 上記電子機器が載置される載置部と、 上記載置部に載置された電子機器の上記第1コネクタに
    脱着可能に接続される第2コネクタと、 上記第1コネクタと第2コネクタとが接続される前の状
    態において、上記載置部に載置された上記電子機器と係
    合し、上記第1および第2コネクタの接続方向における
    上記電子機器の移動を防止する係止部と、 を具備したことを特徴とする増設装置。
JP2333055A 1989-12-15 1990-11-29 小型電子機器の増設装置 Expired - Lifetime JP2909200B2 (ja)

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DE69032692T DE69032692T2 (de) 1989-12-15 1990-12-14 Funktionserweiterungsgerät für kompakte elektronische Einrichtung
EP90124260A EP0432803B1 (en) 1989-12-15 1990-12-14 Function expanding apparatus for compact electronic device
US07/627,738 US5182698A (en) 1989-12-15 1990-12-14 Function expanding apparatus for compact electronic device
US08/005,808 US5461546A (en) 1989-12-15 1993-01-19 Connecting apparatus for connecting portable computers
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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3120790 1990-02-12
JP2-31207 1990-02-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101354528B1 (ko) * 2007-02-02 2014-01-21 삼성전자주식회사 도킹시스템과 이를 갖는 휴대용 컴퓨터

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