JP2015038656A - ドッキングステーションおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類の機器を接続される位置に案内することができるドッキングステーションおよび電子機器を提供する。【解決手段】一つの実施の形態に係るドッキングステーションは、筐体と、接続部と、位置決め部とを備える。前記筐体は、複数種類の機器が載置される載置部を有する。前記接続部は、前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される。前記位置決め部は、一つの前記機器の縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部から突出可能である。【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、ドッキングステーションおよび電子機器に関する。
ポータブルコンピュータのような機器は、ポートリプリケータのような拡張装置に接続されることがある。ポートリプリケータは、例えば、複数種類の端子を備えることでポータブルコンピュータの機能を拡張したり、複数のケーブルの挿抜を容易にしたり、接続されたポータブルコンピュータに給電したりする。
ポートリプリケータは、複数種類のポータブルコンピュータに対応することがある。この場合、ポータブルコンピュータの種類によって、その大きさやコネクタの位置が異なる。このため、ポータブルコンピュータをポートリプリケータに接続する際の位置決めが難しく、接続作業の際にコネクタが損傷するおそれがある。
本発明の目的は、複数種類の機器を接続される位置に案内することができるドッキングステーションおよび電子機器を提供することにある。
一つの実施の形態に係るドッキングステーションは、筐体と、接続部と、位置決め部とを備える。前記筐体は、複数種類の機器が載置される載置部を有する。前記接続部は、前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される。前記位置決め部は、一つの前記機器の縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部から突出可能である。
以下に、第1の実施の形態について、図1から図9を参照して説明する。なお、本明細書において、ユーザ側を前方、ユーザから遠い側を後方、ユーザから見て左側を左方、ユーザから見て右側を右方、ユーザから見て上側を上方、ユーザから見て下側を下方と定義する。
図1は、第1の実施の形態に係るポートリプリケータ1および第1のポータブルコンピュータ2を示す斜視図である。図2は、ポートリプリケータ1を示す平面図である。図2において、第1のポータブルコンピュータ2は二点鎖線で示されている。ポートリプリケータ1は、電子機器およびドッキングステーションの一例である。ドッキングステーションは、例えばパーソナルコンピュータに接続される拡張機器である。第1のポータブルコンピュータ2は、一つの機器の一例である。
図1に示すように、第1のポータブルコンピュータ2は、ポートリプリケータ1にドッキングする。第1のポータブルコンピュータ2は、メインユニット11と、ディスプレイユニット12とを備えている。
メインユニット11は、偏平な箱状のPC筐体14を備えている。PC筐体14の上面に、キーボードと、パームレストと、タッチパッドと、一対のクリック用ボタンとが設けられている。なお、図1において、キーボードのキーは省略されている。
メインユニット11の底面に、第1のコネクタ15と、一対の穴と、アース用の電極とが設けられている。図1において、第1のコネクタ15は破線で示される。第1のコネクタ15は、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とを接続するために用いられる。一対の穴は、第1のコネクタ15を挟んで位置している。
図2に二点鎖線で示すように、メインユニット11の外周縁に、複数の端子16が設けられている。言い換えると、第1のポータブルコンピュータ2の後縁部2aに複数の端子16が設けられている。端子16は、例えばUSBコネクタやRGBコネクタである。なお、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bにも、例えばUSBコネクタのような端子が設けられている。
メインユニット11の前記タッチパッドは、前記キーボードのスペースキーに合わせて配置されるため、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bの側に偏って位置する。これに合わせて、第1のコネクタ15は、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bの側に偏って位置する。
図1に示すように、ディスプレイユニット12は、一対のヒンジ部17を介してメインユニット11の後端に連結されている。一対のヒンジ部17は、ディスプレイユニット12の下端にそれぞれ設けられている。
ディスプレイユニット12は、ヒンジ部17を支点として、閉じ位置と開き位置との間で回動する。閉じ位置において、ディスプレイユニット12は、メインユニット11の上に横たわる。開き位置において、ディスプレイユニット12は、メインユニット11の後端から起立する。
ディスプレイユニット12は、偏平な箱状のディスプレイ筐体18と、ディスプレイモジュール19とを備えている。ディスプレイモジュール19は、例えば15インチの液晶ディスプレイであり、ディスプレイ筐体18に収容されている。ディスプレイモジュール19は、画像を表示するスクリーンを有している。ディスプレイモジュール19のスクリーンは、ディスプレイ筐体18に設けられた開口から外部に露出する。
図2に示すように、ポートリプリケータ1は、筐体21と、基板22と、第2のコネクタ23と、一対の凸部24と、イジェクトレバー25と、複数の端子26と、位置決め部27と、位置決め表示28とを備えている。第2のコネクタ23は、接続部の一例である。
筐体21は、矩形状の載置部31と、凹部32とを有している。載置部31は、筐体21の上面であり、第1のポータブルコンピュータ2のような複数種類の機器が載置される。なお、載置部31は、平坦な面に限らず、複数の凹凸を含んでも良い。載置部31は、ポートリプリケータ1に接続される機器を前方に傾いた状態で支持する。なお、図2に示すように、機器が支持される位置は、筐体21の上面の全ての領域ではなくその一部分である。
凹部32は、載置部31の中央部に設けられ、載置部31の長手方向に延びている。凹部32は、例えば、第1のポータブルコンピュータ2に取り付けられた追加バッテリが収まる凹みである。なお、凹部32は、第1のポータブルコンピュータ2の後端を掴み易くするために用いられても良い。
基板22は、図2に破線で示されるように、筐体21に収容されている。基板22は、複数の端子26に接続された回路基板である。複数の端子26は、例えばUSBコネクタ、RGBコネクタ、および電源端子であり、筐体21の後端部21aに設けられている。
第2のコネクタ23は、載置部31から突出して設けられている。第2のコネクタ23は、凹部32よりも筐体21の前端部21cの近くに配置されている。第2のコネクタ23は、筐体21の内部で基板22に接続されている。
第2のコネクタ23は、第1のポータブルコンピュータ2の第1のコネクタ15に嵌合することで、第1のポータブルコンピュータ2に接続される。これにより、基板22が第1のポータブルコンピュータ2に電気的に接続される。第2のコネクタ23は、第1のポータブルコンピュータ2のみでなく複数種類の機器に共通して用いられる。
第2のコネクタ23は、載置部31の幅方向において、略中央部に位置している。このため、第2のコネクタ23に接続された第1のポータブルコンピュータ2は、図2に示すように筐体21の右端部21dの側に偏って位置する。
一対の凸部24は、載置部31から突出して設けられている。一対の凸部24は、第2のコネクタ23を挟んで配置されている。一対の凸部24は、メインユニット11の底面に設けられた前記一対の穴に嵌合する。一対の凸部24は、第1のポータブルコンピュータ2に係合する可動式の爪をそれぞれ有している。
イジェクトレバー25は、筐体21の後端部21aの右端に設けられている。第1のポータブルコンピュータ2が筐体21の右端部21dの側に偏っているため、イジェクトレバー25は、ユーザに近くなる。
イジェクトレバー25は、筐体の内部において、凸部24の前記爪と載置部31に設けられたイジェクトピンとに連結されている。イジェクトレバー25が操作されると、凸部24の前記爪と第1のポータブルコンピュータ2との係合が解除されるとともに、前記イジェクトピンが第1のポータブルコンピュータ2を押し上げる。これにより、第1のコネクタ15から第2のコネクタ23が抜け、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2との接続が解除される。
位置決め部27は、4つの第1の可動部35A,35B,35C,35Dと、2つの第2の可動部36A,36Bとを有している。第1の可動部35A,35B,35C,35Dと、第2の可動部36A,36Bとは、載置部31にそれぞれ設けられている。
第1の可動部35A,35B,35C,35Dと、第2の可動部36A,36Bとは、それぞれ矩形の板状に形成されている。載置部31に、第1の可動部35A,35B,35C,35Dと第2の可動部36A,36Bとを収めるための複数のスリット38が設けられている。第1の可動部35A,35B,35C,35Dと第2の可動部36A,36Bとのそれぞれの端部は、スリット38の内部で筐体21に回動可能に取り付けられている。
第1の可動部35A,35Bは、筐体21の後端部21aの近傍に配置されている。第1の可動部35A,35Bは、第1のポータブルコンピュータ2の後縁部2aに沿って回動可能に設けられている。第1の可動部35A,35Bは、第1のポータブルコンピュータ2の端子16を避けて配置されている。
図3は、図2のF3−F3線に沿ってポートリプリケータ1を示す断面図である。図4は、第1の可動部35A,35Bが隠れた状態のポートリプリケータ1を示す断面図である。
第1の可動部35A,35Bは回動することで、図3に示すような載置部31から突出した第1の位置と、図4に示すような載置部31から隠れた第2の位置との間で変位可能である。第2の位置において、第1の可動部35A,35Bは、スリット38にそれぞれ収められ、第1のポータブルコンピュータ2の後縁部2aに沿う方向に延びている。同じく第1の可動部35C,35Dも、回動することで第1の位置と第2の位置との間で変位可能である。
第1の可動部35Aと第1の可動部35Bとは、筐体21の内部において、リンク機構41によって連結されている。第1の可動部35Aが回動すると、第1の可動部35Bが連動して回動する。同様に、第1の可動部35Cと第1の可動部35Dとは、リンク機構によって連結され、互いに連動して回動する。
図1に示すように、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とが接続される際に、第1の可動部35A,35Bは第1の位置に配置され、第1の可動部35C,35Dは第2の位置に配置される。この状態において、第1の可動部35A,35Bは、第1のポータブルコンピュータ2の後縁部2aに隣接する。このため、第1の可動部35A,35Bは、載置部31の奥行き方向において、第1のポータブルコンピュータ2をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、第1の可動部35A,35Bは、第1のポータブルコンピュータ2を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出している。当該個所は、第1の個所の一例である。別の表現を用いれば、第1のポータブルコンピュータ2は、載置部31から突出している部分である第1の可動部35A,35Bによって、第2のコネクタ23に接続される位置に案内される。
第1の可動部35C,35Dは、第1の可動部35A,35Bよりも載置部31の内側に配置され、第1の可動部35A,35Bと凹部32との間に挟まれている。第1の可動部35C,35Dは、第1の可動部35A,35Bと平行に回動可能に設けられている。
第2の可動部36Aは、筐体21の左端部21bの近傍に配置されている。第2の可動部36Aは、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bに沿って回動可能に設けられている。第2の可動部36Aは、第1のポータブルコンピュータ2の端子を避けて配置されている。
第2の可動部36Bは、第2の可動部36Aよりも載置部31の内側に配置され、第2の可動部36Aと凹部32との間に挟まれている。第2の可動部36Bは、第2の可動部36Aと平行に回動可能に設けられている。
図5は、図2のF5−F5線に沿ってポートリプリケータ1を示す断面図である。第2の可動部36Aは回動することで、図5に示すような載置部31から突出した第1の位置と、載置部31から隠れた第2の位置との間で変位可能である。第2の位置において、第2の可動部36Aは、スリット38に収められ、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bに沿う方向に延びている。同じく第2の可動部36Bも、回動することで第1の位置と第2の位置との間で変位可能である。
第2の可動部36Aは、第1の可動部35A,35B,35C,35Dから独立して回動可能に設けられている。同じく、第2の可動部36Bは、第1の可動部35A,35B,35C,35Dから独立して回動可能に設けられている。
図1に示すように、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とが接続される際に、第2の可動部36Aは第1の位置に配置され、第2の可動部36Bは第2の位置に配置される。この状態において、第2の可動部36Aは、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bに隣接する。このため、第2の可動部36Aは、載置部31の幅方向において、第1のポータブルコンピュータ2をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、第2の可動部36Aは、第1のポータブルコンピュータ2を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出している。当該個所は、第1の個所の一例である。別の表現を用いれば、第1のポータブルコンピュータ2は、載置部31から突出している部分である第2の可動部36Aによって、第2のコネクタ23に接続される位置に案内される。
図5に示すように、第2の可動部36A,36Bの縁に、2つの窪み43が設けられている。一方、第2の可動部36A,36Bがそれぞれ収容されるスリット38に、係合片44が設けられている。係合片44は、スリット38の底に片持ち梁状に形成され、窪み43に弾性的に係合可能である。係合片44は、第2の可動部36A,36Bが第1の位置に回動した場合と、第2の位置に回動した場合とに、それぞれ窪み43に係合する。これにより、第2の可動部36A,36Bを回動させた際にクリック感が得られる。
図1に示すように、載置部31に、2つの溝46が設けられている。一方の溝46は、第1の可動部35A,35Cが収容される2つのスリット38に跨って設けられ、凹部32に開いている。他方の溝46は、第2の可動部36A,36Bが収容される2つのスリット38に跨って設けられ、筐体21の左端部21bに開いている。溝46は、それぞれ指が収まるほどの幅を有している。
位置決め表示28は、載置部31に例えば印刷されることにより線状に設けられている。位置決め表示28は、第1の可動部35A,35Bよりも、筐体21の後端部21aの近くに位置している。
ポートリプリケータ1は、以下のように複数種類の機器と接続される。
ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とを接続させる場合、第1の可動部35Aを第1の位置に変位させ、第1の可動部35Cを第2の位置に変位させる。第1の可動部35Aを第1の位置に変位させると、第1の可動部35Bも連動して第1の位置に変位する。第1の可動部35Cを第2の位置に変位させると、第1の可動部35Dも連動して第2の位置に変位する。溝46に指を入れるとともに、第1の可動部35Aに設けられた凹みに爪を引掛けると、第1の可動部35Aを変位させる作業が容易になる。
ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とを接続させる場合、第1の可動部35Aを第1の位置に変位させ、第1の可動部35Cを第2の位置に変位させる。第1の可動部35Aを第1の位置に変位させると、第1の可動部35Bも連動して第1の位置に変位する。第1の可動部35Cを第2の位置に変位させると、第1の可動部35Dも連動して第2の位置に変位する。溝46に指を入れるとともに、第1の可動部35Aに設けられた凹みに爪を引掛けると、第1の可動部35Aを変位させる作業が容易になる。
さらに、第2の可動部36Aを第1の位置に変位させ、第2の可動部36Bを第2の位置に変位させる。溝46に指を入れるとともに、第2の可動部36Aに設けられた凹みに爪を引掛けると、第2の可動部36Aを変位させる作業が容易になる。
次に、第1のポータブルコンピュータ2の後端部2aを第1の可動部35A,35Bに当接させるとともに、左端部2bを第2の可動部36Aに当接させる。なお、第1のポータブルコンピュータ2の後端部2aは、メインユニット11の後端であっても良いし、ディスプレイユニット12の背面であっても良い。
第1のポータブルコンピュータ2と、第1の可動部35A,35Bおよび第2の可動部36Aとが当接していると、第1のコネクタ15が第2のコネクタ23の上に案内される。この状態で第1のポータブルコンピュータ2を載置部31に載置させると、一対の凸部24がメインユニット11の前記一対の穴に嵌合するとともに、第2のコネクタ23が第1のコネクタ15に嵌合する。これにより、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とが接続される。
なお、第1のポータブルコンピュータ2は、第1の可動部35A,35Bおよび第2の可動部36Aに当接させなくても良い。第1の可動部35A,35Bおよび第2の可動部36Aを目印として視認しながら、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2との接続作業を行なってもよい。
図6は、第1の可動部35C,35Dと第2の可動部36Bとが第1の位置に変位された状態のポートリプリケータ1を示す斜視図である。図7は、第2のポータブルコンピュータ51と接続されるポートリプリケータ1を示す平面図である。
第2のポータブルコンピュータ51は、一つの機器と大きさが異なる他の機器の一例である。第2のポータブルコンピュータ51は、例えば10インチのディスプレイモジュールを備えており、第1のポータブルコンピュータ2よりも小さい。第2のポータブルコンピュータ51は、第1のポータブルコンピュータ2と同様に第1のコネクタ15と端子16とを有している。
図6に示すように、ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とを接続させる場合、第1の可動部35Aを第2の位置に変位させ、第1の可動部35Cを第1の位置に変位させる。第1の可動部35Aを第2の位置に変位させると、第1の可動部35Bも連動して第2の位置に変位する。第1の可動部35Cを第1の位置に変位させると、第1の可動部35Dも連動して第1の位置に変位する。さらに、第2の可動部36Aを第2の位置に変位させ、第2の可動部36Bを第1の位置に変位させる。
次に、図7に示すように、第2のポータブルコンピュータ51の後端部51aを第1の可動部35C,35Dに当接させるとともに、左端部51bを第2の可動部36Bに当接させる。
第2のポータブルコンピュータ51と、第1の可動部35C,35Dおよび第2の可動部36Bとが当接していると、第2のポータブルコンピュータ51の第1のコネクタ15が第2のコネクタ23の上に案内される。この状態で第2のポータブルコンピュータ51を載置部31に載置させると、第2のコネクタ23が第1のコネクタ15に嵌合する。これにより、ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とが接続される。
なお、第2のポータブルコンピュータ51は、第1の可動部35C,35Dおよび第2の可動部36Bに当接させなくても良い。第1の可動部35C,35Dおよび第2の可動部36Bを目印として視認しながら、ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51との接続作業を行なってもよい。
ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とが接続されると、第1の可動部35C,35Dは、第2のポータブルコンピュータ51の後縁部51aに隣接する。このため、第1の可動部35C,35Dは、載置部31の奥行き方向において、第2のポータブルコンピュータ51をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、第1の可動部35C,35Dは、第2のポータブルコンピュータ51を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出する。当該個所は、第2の個所の一例である。別の表現を用いれば、第2のポータブルコンピュータ51は、載置部31から突出している部分である第1の可動部35C,35Dによって、第2のコネクタ23に接続される位置に案内される。
同様に、ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とが接続されると、第2の可動部36Bは、第2のポータブルコンピュータ51の左縁部51bに隣接する。このため、第2の可動部36Bは、載置部31の幅方向において、第2のポータブルコンピュータ51をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、第2の可動部36Bは、第2のポータブルコンピュータ51を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出する。当該個所は、第2の個所の一例である。別の表現を用いれば、第2のポータブルコンピュータ51は、載置部31から突出している部分である第2の可動部36Bによって、第2のコネクタ23に接続される位置に案内される。
図8は、第3のポータブルコンピュータ52と接続されるポートリプリケータ1を示す平面図である。第3のポータブルコンピュータ52は、一つの機器と大きさが異なる他の機器の一例である。第3のポータブルコンピュータ52は、例えば13インチのディスプレイモジュールを備えている。第3のポータブルコンピュータ52は、第1のポータブルコンピュータ2よりも小さく、第2のポータブルコンピュータ51よりも大きい。第3のポータブルコンピュータ52は、第1のポータブルコンピュータ2と同様に第1のコネクタ15と端子16とを有している。
図8に示すように、ポートリプリケータ1と第3のポータブルコンピュータ52とを接続させる場合、第1の可動部35A,35Bを第2の位置に変位させ、第1の可動部35C,35Dを第1の位置に変位させる。さらに、第2の可動部36Aを第1の位置に変位させ、第2の可動部36Bを第2の位置に変位させる。
次に、第3のポータブルコンピュータ52の後端部52aを第1の可動部35C,35Dに当接させるとともに、左端部52bを第2の可動部36Aに当接させる。
第3のポータブルコンピュータ52と、第1の可動部35C,35Dおよび第2の可動部36Aとが当接していると、第3のポータブルコンピュータ52の第1のコネクタ15が第2のコネクタ23の上に案内される。この状態で第3のポータブルコンピュータ52を載置部31に載置させると、第2のコネクタ23が第1のコネクタ15に嵌合する。これにより、ポートリプリケータ1と第3のポータブルコンピュータ52とが接続される。
図9は、第4のポータブルコンピュータ53と接続されるポートリプリケータ1を示す平面図である。第4のポータブルコンピュータ53は、一つの機器および他の機器と大きさが異なる別個の機器の一例である。第4のポータブルコンピュータ53は、例えば17インチのディスプレイモジュールを備えている。第4のポータブルコンピュータ53は、第1のポータブルコンピュータ2よりも大きい。第4のポータブルコンピュータ53は、第1のポータブルコンピュータ2と同様に第1のコネクタ15を有している。
図9に示すように、ポートリプリケータ1と第4のポータブルコンピュータ53とを接続させる場合、第1の可動部35A,35B,35C,35Dと、第2の可動部36A,36Bとを第2の位置に変位させる。
次に、第4のポータブルコンピュータ53の後端部53aを、位置決め表示28に沿う位置まで移動させる。さらに、第4のポータブルコンピュータ53の左縁部53bを、筐体21の左端部21bに沿う位置まで移動させる。
第4のポータブルコンピュータ53と、位置決め表示28および筐体21の左端部21bとが沿っていると、第4のポータブルコンピュータ53の第1のコネクタ15が第2のコネクタ23の上に案内される。この状態で第4のポータブルコンピュータ53を載置部31に載置させると、第2のコネクタ23が第1のコネクタ15に嵌合する。これにより、ポートリプリケータ1と第4のポータブルコンピュータ53とが接続される。
ポートリプリケータ1と第4のポータブルコンピュータ53とが接続されると、位置決め表示28は、第4のポータブルコンピュータ53の後縁部53aに沿う。言い換えると、位置決め表示28は、第4のポータブルコンピュータ53を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31に設けられている。別の表現を用いれば、第4のポータブルコンピュータ53は、載置部31に印刷された部分である位置決め表示28によって、第2のコネクタ23に接続される位置に案内される。
前記構成のポートリプリケータ1によれば、第1および第2の可動部35A,35B,36Aは、第1のポータブルコンピュータ2を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出する。一方、第1および第2の可動部35C,35D,36Bは、第2のポータブルコンピュータ51を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出する。このように、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bが複数個所から突出可能であるため、複数種類の機器を第2のコネクタ23に接続される位置に案内することができる。さらに、一つのポートリプリケータ1が複数種類の機器に対応できるため、第1のポータブルコンピュータ2のような機器の設計自由度が向上する。
位置決め部27は、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bのような簡単な形状、小型、且つ少数の部品で機器を案内できる。このため、ポートリプリケータ1の製造コストを低減できる。
第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bに、第1のポータブルコンピュータ2のような機器を当接することで、当該機器を案内することができる。このように直感的に位置合わせを行なうことができるため、ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2のような機器との接続作業が容易になる。
第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bは、載置部31から突出した第1の位置と、載置部31から隠れた第2の位置との間でそれぞれ変位可能である。これにより、図9に示すように第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bの上に機器が載置される場合であっても、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bを第2の位置に移動させることで、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bが機器と干渉することを防止できる。
第1の可動部35A,35B,35C,35Dは、第1のポータブルコンピュータ2の後縁部2aに沿って回動する。第2の可動部36A,36Bは、第1のポータブルコンピュータ2の左縁部2bに沿って回動する。すなわち、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bは、機器が当接する方向に対して90度傾いた状態で回動する。これにより、第1のポータブルコンピュータ2のような機器が第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bに当接することによって、第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bが第2の位置に変位したり破損したりすることを防止できる。
第1の可動部35Aと第1の可動部35Bとが連動して回動し、第1の可動部35Cと第1の可動部35Dとが連動して回動する。これにより、第1の可動部35B,35Dを操作する必要がなくなり、機器の位置決めが容易になる。
第2の可動部36A,36Bは,第1の可動部35A,35B,35C,35Dから独立して回動可能である。これにより、例えば第2のポータブルコンピュータ51および第3のポータブルコンピュータ52のように、第1のコネクタ15の位置が奥行き方向で同じで且つ幅方向で異なるような複数種類の機器を案内することができる。
第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bは、第1のポータブルコンピュータ2の端子16のような、機器の端子を避けて配置されている。これにより、第1のポータブルコンピュータ2のような機器をポートリプリケータ1に接続したとしても、機器の端子を使用することができる。
位置決め表示28は、ポートリプリケータ1に接続された第4のポータブルコンピュータ53の後縁部53aに沿うように設けられている。これにより、例えば部品間の干渉により第1の可動部35A,35B,35C,35Dや第2の可動部36A,36Bが設けにくい位置においても、第4のポータブルコンピュータ53のような機器を案内することができる。
なお、上記の実施形態において、第2の可動部36A,36Bは第1のポータブルコンピュータ2のような機器の左縁部に隣接していたが、これに限らず右縁部や他の個所に隣接しても良いし、左縁部および右縁部の両方に隣接しても良い。
次に、図10を参照して、第2の実施の形態について説明する。なお、以下に開示する複数の実施形態において、第1の実施形態のポートリプリケータ1および第1のポータブルコンピュータ2と同一の機能を有する構成部分には同一の参照符号を付す。さらに、当該構成部分については、その説明を一部または全て省略することがある。
図10は、第2の実施の形態に係るクレードル61、スレート型コンピュータ62、および携帯電話63を示す斜視図である。クレードル61は、電子機器の一例である。スレート型コンピュータ62は、一つの機器の一例である。携帯電話63は、一つの機器と大きさが異なる他の機器の一例である。
図10に示すように、スレート型コンピュータ62は、矩形の板状に形成されている。スレート型コンピュータ62の底縁部62aに、第1のコネクタ15が設けられている。スレート型コンピュータ62の底縁部62aは、側縁部62bよりも長い。
携帯電話63は、矩形の板状に形成されている。携帯電話63は、スレート型コンピュータ62よりも小さい。スレート型コンピュータ62と同様に、携帯電話63の底縁部63aに第1のコネクタ15が設けられている。携帯電話63の底縁部63aは、側縁部63bよりも短い。
クレードル61は、筐体21と、基板22と、第2のコネクタ23と、位置決め部27とを有している。筐体21は、切欠状に形成された載置部31を有している。載置部31は、スレート型コンピュータ62や携帯電話63のような複数種類の機器が載置される。
第2のコネクタ23は、載置部31の略中央部に設けられている。第2のコネクタ23は、スレート型コンピュータ62および携帯電話63のそれぞれの第1のコネクタ15に共通して接続される。
位置決め部27は、一対の側壁66と、一対の可動部67とを有している。一対の側壁66は、載置部31の両端に設けられるとともに、載置部31に連続している。クレードル61とスレート型コンピュータ62とが接続されると、一対の側壁66は、スレート型コンピュータ62の側縁部62bに隣接する。このため、一対の側壁66は、載置部31の幅方向において、スレート型コンピュータ62をクレードル61に接続される位置に案内する。言い換えると、一対の側壁66は、スレート型コンピュータ62を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31に設けられている。
一対の可動部67は、載置部31に設けられている。一対の可動部67は、矩形の板状に形成されている。載置部31から筐体21の前端部21cに亘って、一対の可動部67を収めるための一対のスリット68が設けられている。一対の可動部67の端部は、スリット68の内部で筐体21に回動可能に取り付けられている。
一対の可動部67は、一対の側壁66よりも載置部31の内側に配置されている。一対の可動部67は、携帯電話63の側縁部63bに沿って回動可能に設けられている。可動部67は回動することで、載置部31から突出した第1の位置と、載置部31から隠れた第2の位置との間で変位可能である。第2の位置において、可動部67はスリット68に収容される。一対の可動部67は、筐体21の内部で連結されており、互いに連動して回動する。
クレードル61と携帯電話63とが接続される際に、一対の可動部67は第1の位置に配置される。この状態において、一対の可動部67は、携帯電話63の側縁部63bに隣接する。このため、一対の可動部67は、載置部31の幅方向において、携帯電話63をクレードル61に接続される位置に案内する。言い換えると、可動部67は、携帯電話63を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出する。クレードル61とスレート型コンピュータ62とが接続される際には、一対の可動部67は、第2の位置に変位される。
前記構成のクレードル61によれば、第1の実施形態のポートリプリケータ1と同様に、スレート型コンピュータ62や携帯電話63のような複数種類の機器を第2のコネクタ23に接続される位置に案内することができる。
次に、図11を参照して、第3の実施の形態について説明する。図11は、第3の実施の形態に係るポートリプリケータ1を示す斜視図である。図11に示すように、載置部31に、穴である複数の嵌合部71が設けられている。
位置決め部27は、複数のブロック72を有している。複数のブロック72の個数は、複数の嵌合部71の個数より少ない。複数のブロック72は、挿入部74を有している。挿入部74が嵌合部71に取り外し可能に嵌合されることで、ブロック72は載置部31から突出する。
複数のブロック72は、それぞれ複数の嵌合部71のいずれかに選択的に嵌合される。このため、複数のブロック72は、複数の個所において載置部31から突出可能である。
ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とが接続される際に、複数のブロック72は、第1のポータブルコンピュータ2を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出される。当該個所は、第1の個所の一例である。
ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とが接続される際に、複数のブロック72は、第2のポータブルコンピュータ51を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31から突出される。当該個所は、第2の個所の一例である。
前記構成のポートリプリケータ1によれば、位置決め部27は、複数の嵌合部71に取り外し可能に嵌合される複数のブロック72を有している。これにより、回動可能に取り付けられた第1の可動部35A,35B,35C,35Dおよび第2の可動部36A,36Bが用いられた第1の実施形態よりも、ポートリプリケータ1の構造を単純化することができる。
次に、図12を参照して、第4の実施の形態について説明する。図12は、第4の実施形態に係るポートリプリケータ1を示す斜視図である。図12に破線で示すように、ポートリプリケータ1は、ワイヤレス給電部75を有している。
ワイヤレス給電部75は、筐体21に収容され、基板22と接続されている。ワイヤレス給電部75はコイルを有しており、電磁誘導によって例えば載置部31に載置された第1のポータブルコンピュータ2に電力を供給する。
第1の可動部35A,35Bは、載置部31の奥行き方向において、第1のポータブルコンピュータ2を供給される電力が最大になる位置に案内する。言い換えると、第1の可動部35A,35Bは、第1のポータブルコンピュータ2を供給される電力が最大になる位置に案内する個所において、載置部31から突出する。同様に、第2の可動部36Aは、第1のポータブルコンピュータ2を供給される電力が最大になる位置に案内する個所において、載置部31から突出する。当該個所は、第1の個所の一例である。
一方、第1の可動部35C,35Dは、例えば第2のポータブルコンピュータ51を供給される電力が最大になる位置に案内する個所において、載置部31から突出する。同様に、第2の可動部36Bは、第2のポータブルコンピュータ51を供給される電力が最大になる位置に案内する個所において、載置部31から突出する。当該個所は、第2の個所の一例である。
前記構成のポートリプリケータ1のように、位置決め部27は、ポートリプリケータ1と機器とが非接触で接続される場合であっても、複数種類の機器を案内することができる。なお、非接触の接続はワイヤレス給電に限らず、例えば無線通信であっても良い。
次に、図13および図14を参照して、第5の実施の形態について説明する。図13は、第5の実施の形態に係るポートリプリケータ1を示す斜視図である。図14は、図13のF14−F14線に沿ってポートリプリケータ1を示す断面図である。
図13に示すように、位置決め部27は、一対の第1の係合部81と、第2の係合部82とを有している。第1の係合部81および第2の係合部82は、係合部の一例である。
第2の係合部82は、載置部31に設けられた凹みである。第2の係合部82は、載置部31の幅方向に延びている。第2の係合部82は、筐体21の後端部21aと凹部32との間に位置している。
一対の第1の係合部81は、載置部31に設けられた凹みである。一対の第1の係合部81は、第2の係合部82を挟んで配置されている。一方の第1の係合部81は、第2の係合部82よりも筐体21の左端部21bに近い。他方の第1の係合部81は、第2の係合部82よりも筐体21の右端部21dに近い。
図14に示すように、第1のポータブルコンピュータ2は、一対の脚84を有している。脚84は、突起の一例である。脚84は、第1のポータブルコンピュータ2の底面にそれぞれ設けられ、例えば滑り止めのゴムが取り付けられている。
第2のポータブルコンピュータ51は、一対の脚85を有している。脚85は、突起の一例である。脚85は、第2のポータブルコンピュータ51の底面にそれぞれ設けられ、例えば滑り止めのゴムが取り付けられている。
ポートリプリケータ1と第1のポータブルコンピュータ2とが接続される際に、一対の脚84の外縁部は、一対の第1の係合部81の内縁に係合する。このため、第1の係合部81は、第1のポータブルコンピュータ2をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、一対の第1の係合部81は、第1のポータブルコンピュータ2を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31に設けられている。当該個所は、第1の個所の一例である。
ポートリプリケータ1と第2のポータブルコンピュータ51とが接続される際に、一対の脚85の外縁部は、第2の係合部82の内縁に係合する。このため、第2の係合部82は、第2のポータブルコンピュータ51をポートリプリケータ1に接続される位置に案内する。言い換えると、第2の係合部82は、第2のポータブルコンピュータ51を第2のコネクタ23に接続される位置に案内する個所において、載置部31に設けられている。当該個所は、第2の個所の一例である。
前記構成のポートリプリケータ1によれば、載置部31に設けられた凹みである第1の係合部81および第2の係合部82によって、複数種類の機器を第2のコネクタ23に接続される位置に案内することができる。これにより、ポートリプリケータ1の部品点数を低減させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、位置決め部27の設けられる個所、形状、および個数は、開示した複数の実施の形態に限定されない。位置決め部27は、第1のポータブルコンピュータ2のような機器を案内する領域に適宜配置されて良い。
1…ポートリプリケータ、2…第1のポータブルコンピュータ、2a,51a,52a,53a…後縁部、2b,51b,52b,53b…左縁部、16…端子、21…筐体、22…基板、23…第2のコネクタ、27…位置決め部、28…位置決め表示、31…載置部、35A,35B,35C,35D…第1の可動部、36A,36B…第2の可動部、61…クレードル、62…スレート型コンピュータ、62b,63b…側縁部、63…携帯電話、71…嵌合部、81…第1の係合部、82…第2の係合部、84,85…脚。
一つの実施の形態に係るドッキングステーションは、筐体と、接続部と、第1の位置決め部と、第2の位置決め部とを備える。前記筐体は、複数種類の機器が載置される載置部を有する。前記接続部は、前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される。前記第1の位置決め部は、一つの前記機器の縁部に沿って回動することで、前記機器の前記縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所で前記載置部から突出した第1の位置と、前記載置部から隠れた第2の位置と、の間で変位可能である。前記第2の位置決め部は、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に沿って回動することで、前記他の機器の前記縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所で前記載置部から突出した第1の位置と、前記載置部から隠れた第2の位置と、の間で変位可能である。
例えば、位置決め部27の設けられる個所、形状、および個数は、開示した複数の実施の形態に限定されない。位置決め部27は、第1のポータブルコンピュータ2のような機器を案内する領域に適宜配置されて良い。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]複数種類の機器が載置される載置部を有した筐体と、
前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される接続部と、
一つの前記機器の縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部から突出可能な位置決め部と、
を具備したドッキングステーション。
[2]前記位置決め部は、前記載置部から突出した第1の位置と、前記載置部から隠れた第2の位置と、の間で変位可能である[1]に記載のドッキングステーション。
[3]前記位置決め部は、前記機器の縁部に沿って回動することで、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である[2]に記載のドッキングステーション。
[4]前記位置決め部は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である複数の第1の可動部を有し、前記複数の第1の可動部は、連動して変位可能である[3]に記載のドッキングステーション。
[5]前記位置決め部は、前記複数の第1の可動部から独立して前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である第2の可動部を有した[4]に記載のドッキングステーション。
[6]前記位置決め部は、前記機器に設けられた端子を避けて配置された[5]に記載のドッキングステーション。
[7]前記載置部に嵌合部が設けられ、
前記位置決め部は、前記嵌合部に取外し可能に嵌合することで前記載置部から突出する[1]に記載のドッキングステーション。
[8]前記載置部に設けられ、前記一つの機器および前記他の機器と大きさが異なる別個の機器が前記接続部に接続されたときに、当該別個の機器の縁部に沿う位置決め表示をさらに具備した[1]に記載のドッキングステーション。
[9]複数種類の機器が載置される載置部を有する筐体と、
前記筐体に収容され、前記機器と接続される基板と、
一つの前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部に設けられた複数の位置決め部と、
を具備した電子機器。
[10]前記位置決め部は、前記機器に設けられた突起が係合する係合部を有する[9]に記載の電子機器。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]複数種類の機器が載置される載置部を有した筐体と、
前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される接続部と、
一つの前記機器の縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部から突出可能な位置決め部と、
を具備したドッキングステーション。
[2]前記位置決め部は、前記載置部から突出した第1の位置と、前記載置部から隠れた第2の位置と、の間で変位可能である[1]に記載のドッキングステーション。
[3]前記位置決め部は、前記機器の縁部に沿って回動することで、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である[2]に記載のドッキングステーション。
[4]前記位置決め部は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である複数の第1の可動部を有し、前記複数の第1の可動部は、連動して変位可能である[3]に記載のドッキングステーション。
[5]前記位置決め部は、前記複数の第1の可動部から独立して前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である第2の可動部を有した[4]に記載のドッキングステーション。
[6]前記位置決め部は、前記機器に設けられた端子を避けて配置された[5]に記載のドッキングステーション。
[7]前記載置部に嵌合部が設けられ、
前記位置決め部は、前記嵌合部に取外し可能に嵌合することで前記載置部から突出する[1]に記載のドッキングステーション。
[8]前記載置部に設けられ、前記一つの機器および前記他の機器と大きさが異なる別個の機器が前記接続部に接続されたときに、当該別個の機器の縁部に沿う位置決め表示をさらに具備した[1]に記載のドッキングステーション。
[9]複数種類の機器が載置される載置部を有する筐体と、
前記筐体に収容され、前記機器と接続される基板と、
一つの前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部に設けられた複数の位置決め部と、
を具備した電子機器。
[10]前記位置決め部は、前記機器に設けられた突起が係合する係合部を有する[9]に記載の電子機器。
Claims (10)
- 複数種類の機器が載置される載置部を有した筐体と、
前記載置部に設けられ、前記複数種類の機器に共通して接続される接続部と、
一つの前記機器の縁部に隣接して当該機器を前記接続部に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器の縁部に隣接して当該他の機器を前記接続部に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部から突出可能な位置決め部と、
を具備したドッキングステーション。 - 前記位置決め部は、前記載置部から突出した第1の位置と、前記載置部から隠れた第2の位置と、の間で変位可能である請求項1に記載のドッキングステーション。
- 前記位置決め部は、前記機器の縁部に沿って回動することで、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である請求項2に記載のドッキングステーション。
- 前記位置決め部は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である複数の第1の可動部を有し、前記複数の第1の可動部は、連動して変位可能である請求項3に記載のドッキングステーション。
- 前記位置決め部は、前記複数の第1の可動部から独立して前記第1の位置と前記第2の位置との間で変位可能である第2の可動部を有した請求項4に記載のドッキングステーション。
- 前記位置決め部は、前記機器に設けられた端子を避けて配置された請求項5に記載のドッキングステーション。
- 前記載置部に嵌合部が設けられ、
前記位置決め部は、前記嵌合部に取外し可能に嵌合することで前記載置部から突出する請求項1に記載のドッキングステーション。 - 前記載置部に設けられ、前記一つの機器および前記他の機器と大きさが異なる別個の機器が前記接続部に接続されたときに、当該別個の機器の縁部に沿う位置決め表示をさらに具備した請求項1に記載のドッキングステーション。
- 複数種類の機器が載置される載置部を有する筐体と、
前記筐体に収容され、前記機器と接続される基板と、
一つの前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第1の個所と、前記一つの機器と大きさが異なる他の前記機器を前記基板に接続される位置に案内する第2の個所と、において前記載置部に設けられた複数の位置決め部と、
を具備した電子機器。 - 前記位置決め部は、前記機器に設けられた突起が係合する係合部を有する請求項9に記載の電子機器。
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