JPH0612147A - 筐体のチルトアップ機構 - Google Patents

筐体のチルトアップ機構

Info

Publication number
JPH0612147A
JPH0612147A JP4189901A JP18990192A JPH0612147A JP H0612147 A JPH0612147 A JP H0612147A JP 4189901 A JP4189901 A JP 4189901A JP 18990192 A JP18990192 A JP 18990192A JP H0612147 A JPH0612147 A JP H0612147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
housing
state
legs
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4189901A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yomo
孝 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4189901A priority Critical patent/JPH0612147A/ja
Publication of JPH0612147A publication Critical patent/JPH0612147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のチルトアップ角度を簡単に設定できる
と共に、チルトアップ用脚体が起立時に筐体の投影面よ
り外側に突出することがないコンパクトな筐体のチルト
アップ機構を提供する。 【構成】 筐体10の底部10aに起伏自在に且つ起立
時筐体10の投影面より外側に突出しないように設けた
互いに脚長の異なる複数個のチルトアップ用脚体11〜
13を選択的に起立させることにより、筐体10のチル
トアップ角度が可変調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は事務機器、通信機器、コ
ンピュータ機器等におけるキーボード筐体部や、本体筐
体部等の筐体をチルトアップさせる筐体のチルトアップ
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13〜図15に示すように、筐
体1の底部1aの一端側左右に板材よりなり且つ四角片
状をなす互いに同一脚長の一対のチルトアップ用脚体
2,2を起伏自在に設け、これらのチルトアップ用脚体
2,2を起立させることにより筐体1をある角度(チル
トアップ角度)にチルトアップさせるようにした筐体の
チルトアップ機構は公知である。
【0003】又、図16〜図18に示すように、筐体1
の底部1aの一端側に杆材よりなり且つコ字状をなす単
一のチルトアップ用脚体3を起伏自在に設け、該チルト
アップ用脚体3を起立させることにより筐体1をある角
度にチルトアップさせるようにした筐体のチルトアップ
機構も公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のいずれのものも、チルトアップ角度が単一である
ため、チルトアップ角度が制限されるという問題があっ
た。又、図16〜図18に示すチルトアップ機構の場合
は、そのチルトアップ用脚体3が起立時に筐体1の投影
面より外側に突出するため、大袈裟な印象を与えるとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、複数のチルトアップ角度を簡単に設定できると共
に、チルトアップ用脚体が起立時に筐体の投影面より外
側に突出することがないコンパクトな筐体のチルトアッ
プ機構を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、筐体の底部に互いに脚長の異なる複数個のチ
ルトアップ用脚体を起伏自在に且つその起立時前記筐体
の投影面より外側に突出しないように設けてなり、前記
各チルトアップ用脚体を選択的に起立させることによ
り、前記筐体のチルトアップ角度を可変調節し得るよう
にしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】長さの異なる複数のチルトアップ用脚体の中か
ら所望のチルトアップ用脚体を選択して起立させること
により、筐体のチルトアップ角度を可変調節する。また
チルトアップ用脚体は、その起立時に筐体の投影面より
外側に突出しない。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図12に従って、本発明の実施
例を説明する。
【0009】[第1実施例]図1〜図8は、本発明に係
る筐体のチルトアップ機構の一実施例を説明する説明図
である。
【0010】各図中、10は筐体で、その底部10aの
一端側には、互いに脚長の異なる複数個(本実施例にお
いては3個)のチルトアップ用脚体11,12,13
が、左右に位置して(右のみ図示)各1対宛、起伏自在
に設けられている。
【0011】脚長の最も長い第1の脚体11は、板材よ
りなり且つコ字状をなすもので、その両側片の基端部が
軸14により筐体10に回動自在に取り付けられてい
る。そして、第1の脚体11は、その倒伏時に筐体10
の底部10aの凹部15内に嵌合して、該底部10aと
同一面になるものである。
【0012】また脚長が2番目に長い第2の脚体11
は、板材よりなり且つコ字状をなすもので、その両側片
の基端部が第1の脚体11の両側片の基端部相互間に位
置して軸14により回動自在に取り付けられている。そ
して、第2の脚体12は、その倒伏時に第1の脚体11
の内側(両側片相互間)に嵌合して、該第1の脚体11
と同一面になるものである。
【0013】更に脚長の最も短い第3の脚体13は、板
材よりなり且つ長方形状をなすもので、その基端部が第
2の脚体12の両側片の基端部相互間に位置して軸14
により回動自在に取り付けられている。そして、第3の
脚体13は、その倒伏時に第2の脚体12の内側(両側
片相互間)に嵌合して、該第2の脚体12と同一面にな
るものである。
【0014】第1〜第3の脚体11〜13は、その起立
時に筐体10の投影面より外側に突出しないようになっ
ている。
【0015】次に上記構成になるチルトアップ機構によ
り筐体10をチルトアップする操作手順を説明する。
【0016】図1は第1〜第3の脚体11〜13の総て
が倒伏した状態にあって、第1〜第3の脚体11〜13
は筐体10の底部10aと同一面となっている。この状
態で筐体10を載置面16上に載置した場合、筐体10
は図2に示す如くチルトアップしない。
【0017】斯かる図1の状態から図3に示す如く左右
の第1の脚体11,11を起立させた状態にして筐体1
0を載置面16上に載置した場合、筐体10は図4に示
す如くチルトアップ角度θ1にてチルトアップ状態とな
る。
【0018】また図1の状態から図5に示す如く左右の
第2の脚体12,12を起立させた状態にして筐体10
を載置面16上に載置した場合、筐体10は図6に示す
如くチルトアップ角度θ1より小さなチルトアップ角度
θ2にてチルトアップ状態となる。
【0019】更に図1の状態から図7に示す如く左右の
第3の脚体13,13を起立させた状態にして筐体10
を載置面16上に載置した場合、筐体10は図8に示す
如くチルトアップ角度θ2より小さなチルトアップ角度
θ3にてチルトアップ状態となる。
【0020】このように第1〜第3の脚体11〜13を
選択的に起立させることにより、チルトアップ角度をθ
1〜θ3に可変調節することができる。
【0021】[第2実施例]次に、本発明の第2実施例
を図9〜図12を参照して説明する。
【0022】なお、本実施例において上述した第1実施
例と同一機能部分には同一符号を付して説明する。
【0023】本実施例における第1〜第3のチルトアッ
プ用脚体17,18,19は、互いに脚長の異なる長方
形板状をなしている。これら第1〜第3のチルトアップ
用脚体17〜19は、互いに厚さ方向に重ねた状態に並
設されて、筐体10の底部10aの一端側左右(左のみ
図示)に設けた凹部20内に起伏自在に収納されてい
る。これら第1〜第3のチルトアップ用脚体17〜19
の基端部は、図示しない軸により筐体10に回動自在に
取り付けられ、この軸を中心に第1〜第3のチルトアッ
プ用脚体17〜19は、筐体10の左右方向に回動自在
となっている。
【0024】第1〜第3のチルトアップ用脚体17〜1
9は、その倒伏時は筐体10の凹部20の内方に収納さ
れて該筐体10と同一面となっている。また第1〜第3
のチルトアップ用脚体17〜19は、その起立時に筐体
10の投影面より外側に突出しないようになっている。
【0025】また第1〜第3のチルトアップ用脚体17
〜19の先端部にはゴム材等よりなる滑り止め部材21
がそれぞれ取り付けられている。
【0026】しかして、筐体10をチルトアップする場
合は、図9の状態から図10〜図12に示す如く第1〜
第3のチルトアップ用脚体17〜19を選択的に起立さ
せるものである。このように第1〜第3のチルトアップ
用脚体17〜19を選択的に起立させることにより、チ
ルトアップ角度を可変調節することができるものであ
る。
【0027】本実施例においては、第1〜第3のチルト
アップ用脚体17〜19の肉厚を自由に設定できるの
で、その強度上の信頼性が向上する。また第1〜第3の
チルトアップ用脚体17〜19の先端部に滑り止め部材
21を取り付けたので、筐体10のチルトアップ状態を
安定し保持できる。
【0028】なお、チルトアップ用脚体の配設数は、上
述した実施例に示す3個に限られるものではなく、必要
に応じて適宜増減し得るものである。またチルトアップ
用脚体の形状、その他についても、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。
【0029】以上説明したように、本発明の筐体のチル
トアップ機構によれば、ワンタッチ的な簡単な操作によ
り、筐体を所望のチルトアップ角度に設定することがで
き、また、チルトアップ用脚体が筐体の投影面から外側
に大袈裟に突出することもなく、筐体に与えるデザイン
的配慮も行い易く、機構設計もきわめて簡略化でき、コ
ンパクトな設計が可能となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るチルトアップ機構を
備えた筐体のチルトアップ用脚体を総て倒伏した状態を
示す底部側から見た一部省略斜視図である。
【図2】図1の状態にある筐体を載置面に載置した状態
の側面図である。
【図3】図1の状態にある筐体の第1のチルトアップ用
脚体を起立させた状態を示す底部側から見た一部省略斜
視図である。
【図4】図3の状態にある筐体を載置面に載置した状態
の側面図である。
【図5】図1の状態にある筐体の第2のチルトアップ用
脚体を起立させた状態を示す底部側から見た一部省略斜
視図である。
【図6】図5の状態にある筐体を載置面に載置した状態
の側面図である。
【図7】図1の状態にある筐体の第3のチルトアップ用
脚体を起立させた状態を示す底面側から見た一部省略斜
視図である。
【図8】図7の状態にある筐体を載置面に載置した状態
の側面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るチルトアップ機構を
備えた筐体のチルトアップ用脚体を総て倒伏した状態を
示す底部側から見た一部省略斜視図である。
【図10】図9に状態にある筐体の第1のチルトアップ
用脚体を起立させた状態を示す底部側から見た一部省略
斜視図である。
【図11】図9の状態にある筐体の第2のチルトアップ
用脚体を起立させた状態を示す底部側から見た一部省略
斜視図である。
【図12】図9の状態にある筐体の第3のチルトアップ
用脚体を起立させた状態を示す底部から見た一部省略斜
視図である。
【図13】従来のチルトアップ機構を備えた筐体のチル
トアップ用脚体を倒伏した状態を示す底部側から見た斜
視図である。
【図14】図13の状態にある筐体のチルトアップ用脚
体を起立させた状態を示す底部側から見た斜視図であ
る。
【図15】図14の状態にある筐体を載置面に載置した
状態を示す上面側から見た斜視図である。
【図16】別の従来のチルトアップ機構を備えた筐体の
チルトアップ用脚体を倒伏した状態を示す底部側から見
た斜視図である。
【図17】図16の状態にある筐体のチルトアップ用脚
体を起立させた状態を示す底部側から見た斜視図であ
る。
【図18】図17の状態にある筐体を載置面に載置した
状態を示す上面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 筐体 10a 底部 11〜13 チルトアップ用脚体 17〜19 チルトアップ用脚体 θ1〜θ3 チルトアップ角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の底部に互いに脚長の異なる複数個
    のチルトアップ用脚体を起伏自在に且つその起立時前記
    筐体の投影面より外側に突出しないように設けてなり、
    前記各チルトアップ用脚体を選択的に起立させることに
    より、前記筐体のチルトアップ角度を可変調節し得るよ
    うにしたことを特徴とする筐体のチルトアップ機構。
JP4189901A 1992-06-24 1992-06-24 筐体のチルトアップ機構 Pending JPH0612147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189901A JPH0612147A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 筐体のチルトアップ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189901A JPH0612147A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 筐体のチルトアップ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612147A true JPH0612147A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16249098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4189901A Pending JPH0612147A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 筐体のチルトアップ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612147A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090138637A1 (en) * 2007-11-28 2009-05-28 Kinesis Corporation Computer keyboard
JP5458455B1 (ja) * 2013-06-20 2014-04-02 三津子 岡本 事務用作業台
JP2015038656A (ja) * 2011-03-31 2015-02-26 株式会社東芝 ドッキングステーションおよび電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090138637A1 (en) * 2007-11-28 2009-05-28 Kinesis Corporation Computer keyboard
US8454254B2 (en) * 2007-11-28 2013-06-04 Kinesis Corporation Support accessory for split keyboard
US8894305B2 (en) 2007-11-28 2014-11-25 Kinesis Corporation Support accessory for split keyboard
JP2015038656A (ja) * 2011-03-31 2015-02-26 株式会社東芝 ドッキングステーションおよび電子機器
JP5458455B1 (ja) * 2013-06-20 2014-04-02 三津子 岡本 事務用作業台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8093478B2 (en) Percussion instrument and electronic percussion instrument
JP2004028146A (ja) 三脚
JP3208709B2 (ja) 端末装置のチルト機構
JPH0612147A (ja) 筐体のチルトアップ機構
CN117275438A (zh) 谱架及乐器
JP2986357B2 (ja) バーナー装置
JP3009699U (ja) 演奏装置用移動式置き台
JP2575219Y2 (ja) 三脚保持基台
JPH0427186Y2 (ja)
JP2738404B2 (ja) 筐体を有する機器に用いる架台装置
JPH0624640Y2 (ja) 電気機器の脚取付構造
JP3474161B2 (ja) カメラ用三脚
JPH11159109A (ja) 二重床の支持構造
JPH11249647A (ja) 演奏用ギタースタンドのクランプ、ギターホルダー、ギターブラケット及び演奏用ギタースタンド
JP3048519U (ja) 水準器
JPH0447749Y2 (ja)
JP2001238734A (ja) 可動天板を備えるテーブル
JPH067641Y2 (ja) 液晶テレビジョン用スタンド構造
JPS6210827Y2 (ja)
JPS5918463Y2 (ja) 鍵盤楽器の譜面台装置
JPH0715156Y2 (ja) プロジェクターの支持構造
JPH0224148Y2 (ja)
JP3419743B2 (ja) テーブル装置
JP2007086306A (ja) 鍵盤装置
JP2000350273A (ja) スタンド付きリモートコントロール装置