JPH0630802U - Pcのユニット間の接続構造 - Google Patents

Pcのユニット間の接続構造

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JPH0630802U
JPH0630802U JP063721U JP6372192U JPH0630802U JP H0630802 U JPH0630802 U JP H0630802U JP 063721 U JP063721 U JP 063721U JP 6372192 U JP6372192 U JP 6372192U JP H0630802 U JPH0630802 U JP H0630802U
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JP
Japan
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unit
connector
basic unit
locking
engaging
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JP063721U
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将 佐野
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で信頼性の高いPCのユニット間の接続
構造を得ること。 【構成】 上下壁に先端部に係止部8a,8bを有する
係止片7a,7b又は係止部が係合する係合部が設けら
れ、一方の側壁にコネクタ11が設けられた基本ユニッ
ト1と、上下壁に基本ユニット1に設けた係止片7a,
7bの係止部8a,8bが係合する係合部26a又は先
端部に係止部を有する係止片が設けられ、基本ユニット
1と対向する側壁にコネクタが設けられた拡張ユニット
21とからなり、基本ユニット1のコネクタ11に拡張
ユニット21のコネクタを接続すると共に、基本ユニッ
ト1又は拡張ユニット21の係止部8a,8bを拡張ユ
ニット21又は基本ユニット1の係合部26aに係合さ
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プログラマブルコントローラ(以下PCという)に係り、さらに詳 しくは、PCのシステムを拡張する際の基本ユニットと拡張ユニット等のユニッ ト間の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PCのシステムにおいては、CPU、メモリー、入・出力モジュール、電源等 を備えた基本ユニットと、同様な構成で、基本ユニットの例えばメモリー容量や 入出力モジュールの数等を拡張(増設)する機能を有する拡張ユニットを、ロッ ク付コネクタやシールド線で接続し、システムの拡張が行なわれている。
【0003】 図4は従来の基本ユニットと拡張ユニットとの接続例を示す斜視図、図5はそ の側面図である。両図において、40は基本ユニット、40aは拡張ユニットで ある。なお、両者はほぼ同じ構成なので、以下主として基本ユニット40につい て説明する。41は一方が開口した箱状のケース本体で、周壁には内蔵したプリ ント基板に搭載された電気部品等を冷却するための多数の通知孔42が設けられ ている。 44は底板43の四隅に、ケース本体41から両側に突出して設けられ、ケー ス本体41をパネル等に固定するためのねじ挿通溝である。45は側壁に露出し て設けられたコネクタ、46,46は先端部に係止爪47を有し、コネクタ45 に近接して所定の間隔で底板43に立設された一対の係止片である。
【0004】 48はカバーで、下部にはケース本体1に装着された端子盤(図示せず)の露 出口49が設けられており、また、前面板50には表示部51,52、外部機器 との接続用コネクタ53等が設けられている。 55は接続具で、ケーブル56の両端部にはそれぞれケース本体41に設けた コネクタ45,45aに接続されるコネクタ57,58が接続されている。なお 、コネクタ57,58には、図6に示すように一対のフック59,59が設けら れている。
【0005】 上記のように構成した基本ユニット40は、ねじ挿通溝44にねじを挿通して パネル等に固定し、外部機器との接続用コネクタ53にプログラマを接続して所 望のプムグラムを基本ユニット40に入力し、所望のシーケンス制御を行なうも のである。 システムを拡張する場合は、基本ユニット40に近接してパネル等に拡張ユニ ット40aを取付け、接続具55の一方のコネクタ57を基本ユニット40のコ ネクタ45に接続し、図6に示すように、フック59,59を係止片46,46 の係止爪47,47にそれぞれ係止させる。同様にして他方のコネクタ58を拡 張ユニット40aのコネクタ45aに接続し、係止爪47a,47aにフック5 9,59を係止させて固定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなPCのユニット間の接続構造においては、振動やケーブル56の 引張りによってコネクタ45と57、コネクタ45aと58の間に接触不良や脱 落などを生じるおそれがあるので、これを防止するためにケーブル56にフック 付きのコネクタ57,58を接続してケース本体41,41aに固定している。 しかしながら、このようなフック付きのコネクタ57,58は高価であり、また ケーブル56も高価なのでコストアップを招いていた。 また、長いケーブル56を使用しているのでノイズの影響を受け易く、信頼性 を損うことがあった。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決すべくなさたれもので、安価で信頼性の高いPC のユニット間の接続構造を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るPCのユニット間の接続構造は、各ユニットに設けた取付部によ りDINレール上に各ユニットを並べて取付けて使用するPCシステムにおいて 、上下壁に係止部を有する係止片又は係止部が係合する係合部が設けられ、一方 の側壁にコネクタが設けられた基本ユニットと、上下壁に基本ユニットに設けた 係止片の係止部が係合する係合部又は先端部に係止部を有する係止片が設けられ 、基本ユニットと対向する側壁にコネクタが設けられた拡張ユニットとからなり 、基本ユニットのコネクタに拡張ユニットのコネクタを接続すると共に、基本ユ ニット又は拡張ユニットの係止部を拡張ユニット又は基本ユニットの係合部に係 合させたものである。
【0009】 また、上下壁の全長に亘って切除部が設けられ、左右側壁の少なくとも一部に 切除部を有し、前面にカバーが装着されるケース本体と、上下壁に設けた切除部 に結合される上下閉塞板又は係止片を有する基本ユニット用閉塞板若しくは係合 部を有する拡張ユニット用閉塞板と、側壁に設けた切除部に結合される左右閉塞 板又はコネクタ用閉塞板とを備えたものである。
【0010】
【作用】
第1の考案において、システムを拡張する場合は、拡張ユニットを基本ユニッ トに近接してレールに嵌合し、スライドさせて前進させ、拡張ユニットのコネク タを基本ユニットのコネクタに接続する。このとき、基本ユニット又は拡張ユニ ットの係止片の係止部が拡張ユニット又は基本ユニットの係合部に係合し、両者 は一体的に結合され、ロックされる。 基本ユニットと拡張ユニットを切離す場合は、係止片によるロックを解除し、 拡張ユニットをスライドさせてコネクタの接続を解除すればよい。
【0011】 第2の考案において、PCを単独で使用する場合は各切除部に上下閉塞板及び 左右閉塞板を結合して切除部を閉塞する。 システムを拡張する場合は、一方のケース本体の上下の切除部に基本ユニット 用閉塞板を結合し、一方の側壁の切除部に左右閉塞板を、また他方の側壁の切除 部にコネクタ用閉塞板を結合する。また、他方のケース本体の上下の切除部に拡 張ユニット用閉塞板を結合し、一方の側壁の切除部にコネクタ用閉塞板を、また 他方の側壁の切除部にコネクタ用閉塞板を結合する。 基本ユニットと拡張ユニットの接続は、第1の考案の場合と同様である。
【0012】
【実施例】
実施例1. 図1は本考案の第1の実施例の斜視図、図2はその作用説明図である。両図に おいて、1はPCの基本ユニット、21は拡張ユニットで、本考案においては、 取付片61a,61bを有する断面ほぼ凹字状のレール(一般にDINレールと 呼ばれている)60に取付けられるPCを対象とする。 基本ユニット1において、2は箱状のケース本体で、電気回路を構成するプリ ント基板、CPU等が内蔵されており、底面にはレール60に装着するための凹 部3が設けられている。4a,4bはPCをレール60に取付けるための係止部 材である。なお、取付手段の詳細は省略する。
【0013】 5a,5bは上壁及び下壁に設けた凹溝で、一端は側壁に開口し、他端はこれ より深い凹部6a,6bに連通している。7a,7bは凹溝5a,5b内に配設 された係止片で、一端は凹部6a,6b内において軸9a,9bにより回転可能 に支持され、他端は側壁から突出して先端部に係止爪8a,8bが設けられてい る。10a,10bは凹部6a,6bの底部と係止片7a,7bとの間に介装さ れたばねで、係止片7a,7bを軸9a,9bを中心に内側に回動しうるように 付勢している。 11はプリント基板12に取付けられ、ケース本体2の側壁に設けた窓穴13 から突出して配設されたコネクタである。 15はケース本体2の開口部に装着されたカバーで、前面板16には表示部1 7,18、外部機器(プログラマ)との接続用コネクタ19等が設けられている 。
【0014】 拡張ユニット21は基本ユニット1とほぼ同じ構成なので、以下異なる点につ いて説明する。25a,25bは上壁及び下壁の基本ユニット1と対向する側に 、基本ユニット1の凹溝5a,5bに対応して設けられた凹溝で、一端は側壁に 開口し、他端はこれより深い係合部26a,26bに連通している。 27はプリント基板28に取付けられたコネクタで、このコネクタ27に対向 する側壁には窓穴29が設けられている。
【0015】 次に、上記のように構成した本実施例の作用を説明する。基本ユニット1をレ ール60に装着し、所定の位置に固定する。そして外部機器との接続用コネクタ 19にプログラマのコネクタを接続し、所定のプログラムを入力して動作させる ことにより、基本ユニット1は所望のシーケンス制御を行なうことができる。 システムを拡張する場合は、拡張ユニット21の凹部23をレール60に嵌合 し、レール60に沿ってスライドさせ、コネクタ27を基本ユニット1のコネク タ11に接続する。このとき、拡張ユニット21の凹部25a,25bは基本ユ ニット1の係止片7a,7bの先端部に沿って前進し、コネクタ27がコネクタ 11に確実に接続されると、係止片7a,7bの係止爪8a,8bが拡張ユニッ ト21の係合部26a,26bに係合し、ロックされる。 これにより基本ユニット1と拡張ユニット21は確実にロックされるので、振 動等によってコネクタ11,27が緩んだり接触不良を生じたりすることはない 。
【0016】 コネクタ11と27の接続を解除する場合は、先ず、拡張ユニット21の係止 部材24a,24bをレール60に対して垂直に移動させ、レール60への固定 を解除する。ついで、基本ユニット1の係止片7a,7bの後端部を圧下して係 止片7a,7bを外側に回動させ、係止爪8a,8bを係合部26a,26bか ら離し、ロックを解除する。この状態で拡張ユニット21をレール60に沿って スライドさせて後退させれば、コネクタ27はコネクタ11から外れ、接続は解 除される。
【0017】 上記の説明では、基本ユニット1に係止爪8a,8bを有する係止片7a,7 bを設け、拡張ユニット21に係止爪8a,8bが係止する係合部26a,26 bを設けた場合を示したが、拡張ユニット21に係止片7a,7bを設け、基本 ユニット1に係合部26a,26bを設けてもよい。 また、基本ユニット1に側壁から突出するコネクタ11を設け、拡張ユニット 21に側壁内に位置するコネクタ27を設けた場合を示したが、基本ユニット1 にコネクタ27を、また拡張ユニット21にコネクタ11を設けてもよい。
【0018】 実施例2. ところで、上記のような第1の実施例においては、基本ユニット1と拡張ユニ ット21はケース本体2,22の外形が異なるため、これを合成樹脂で成型する 場合は2種類の金型を用意しなければならず、コストアップは避けられない。第 2の実施例はこのような問題に対処して、コストを低減しうるようにしたもので ある。
【0019】 図3は本考案の第2の実施例の要部の分解斜視図である。31a,31bはケ ース本体2の上壁及び下壁の左右方向に全長に亘って設けた切除部、32a,3 2bは左右の側壁の上下方向の全長に亘って設けた切除部である。なお、この切 除部32a,32bは中間部が幅広に形成されているが、全長に亘って同じ幅に 形成してもよく、また、切除部32a,32bを側壁の一部に設けてもよい。
【0020】 33はケース本体2の上下の切除部31a,31bの形状に整合する形状の上 下閉塞板、34は左右の切除部32a,32bの形状に整合する形状の左右閉塞 板である。なお、左右閉塞板34の高さは上下の切除部31a,31bの深さだ け短くなっている。 35は凹溝5a、凹部6a及び係止片7aを備え、ケース本体2の上下の切除 部31a,31bの形状に整合する形状の基本ユニット用閉塞板、36は凹溝2 5a、係止部26aを備え、上下の切除部31a,31bの形状に整合する形状 の拡張ユニット用閉塞板である。 37は中央部に窓穴38を有し、ケース本体2の左右の切除部32a,32b の形状に整合する形状のコネクタ用閉塞板である。このコネクタ用閉塞板37の 高さも上下の切除部31a,31bの深さだけ短くなっている。
【0021】 次に、本実施例の作用について説明する。 (1)単独のPCとして使用する場合 上下の切除部31a,31bにそれぞれ上下閉塞板33を結合し、左右の切除 部32a,32bにそれぞれ左右閉塞板34を結合して全切除部31a,31b ,32a,32bをすべて閉塞して使用する。なお、結合にあたっては、上下及 び左右の閉塞板33,34に設けた係止爪を、ケース本体2に設けた係止部に係 止させるなど各種の機構を利用できるが、詳細な説明は省略する。
【0022】 (2)基本ユニットとして使用する場合 上下の切除部31a,31bに基本ユニット用閉塞板35を結合すると共に、 一方の側壁(例えば図の左側)の切除部32aにコネクタ用閉塞板37を結合し 、他方の側壁の切除部32bに左右閉塞板34を結合する。
【0023】 (3)拡張ユニットとして使用する場合 上下の切除部31a,31bに拡張ユニット用閉塞板36を結合すると共に、 一方の側壁(例えば図の右側)の切除部32bにコネクタ用閉塞板37を結合し 、他方の側壁の切除部32aに左右閉塞板34を結合する。
【0024】 以上のように、本実施例においては周壁に切除部を有するケース本体と、この 切除部を閉塞する数種類の閉塞板とを有し、使用目的に応じてこれに対応した閉 塞板により切除部を閉塞するようにしたので、ケース本体1を共用することがで き、コストを低減することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案はケーブルとフック付きコネクタから なる接続具を使用せず、基本ユニット及び拡張ユニットのケース本体にコネクタ を設けて両者を直接接続すると共に、ケース本体に設けた係止片の係止部を係合 部に係合させてロックするようにしたので、コストを低減できるばかりでなく、 ノイズによる障害を防止することができる。
【0026】 また、周壁に切除部を有するケース本体と、この切除部を閉塞する数種類の閉 塞板を有し、使用目的に応じてこれに対応した閉塞板により切除部を閉塞するよ うにしたので、ケース本体を共用することができ、コストをさらに低減すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の斜視図である。
【図2】一部を断面で示した第1の実施例の作用説明図
である。
【図3】本考案の第2の実施例の要部の分解斜視図であ
る。
【図4】従来のPCのユニット間の接続構造を示す斜視
図である。
【図5】図4の基本ユニットの側面図である。
【図6】図4の従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1 基本ユニット 2 ケース本体 5a,5b,25a,25b 凹溝 6a,6b 凹部 7a,7b 係止片 8a,8b 係止爪 10a,10b ばね 11,27 コネクタ 15 カバー 21 拡張ユニット 26a,26b 係合部 31a,31b,32a,32b 切除部 33 上下閉塞板 34 左右閉塞板 35 基本ユニット用閉塞板 36 拡張ユニット用閉塞板 37 コネクタ用閉塞板 60 レール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに装着されたPCのユニット間を
    電気的に接続してシステムを拡大する装置において、 上下壁に係止部を有する係止片又は係止部が係合する係
    合部が設けられ、一方の側壁にコネクタが設けられた基
    本ユニットと、 上下壁に前記基本ユニットに設けた係止片の係止部が係
    合する係合部又は先端部に係止部を有する係止片が設け
    られ、前記基本ユニットと対向する側壁にコネクタが設
    けられた拡張ユニットとからなり、 前記基本ユニットのコネクタに拡張ユニットのコネクタ
    を接続すると共に、基本ユニット又は拡張ユニットの係
    止部を拡張ユニット又は基本ユニットの係合部に係合さ
    せたことを特徴とするPCのユニット間の接続構造。
  2. 【請求項2】 レールに装着されたPCのユニット間を
    電気的に接続してシステムを拡大する装置において、 上下壁の全長に亘って切除部が設けられ、左右側壁の少
    なくとも一部に切除部を有し、前面にカバーが装着され
    るケース本体と、 前記上下壁に設けた切除部に結合される上下閉塞板又は
    係止片を有する基本ユニット用閉塞板若しくは係合部を
    有する拡張ユニット用閉塞板と、前記側壁に設けた切除
    部に結合される左右閉塞板又はコネクタ用閉塞板とを有
    するPCを備えたことを特徴とするPCのユニット間の
    接続構造。
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