JP7225870B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド部を有するタイヤに関する。
下記特許文献1には、外側トレッド部に、タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる外側主溝が設けられたタイヤが記載されている。前記外側主溝は、その外側溝壁及び内側溝壁が、タイヤ半径方向に対して同じ向きに傾斜しているので、大きな断面積を有し、排水性能を高める。
特開2018-30444号公報
近年、生活環境や住環境の向上に伴い、排水性能の向上に加えて、タイヤのノイズ性能を向上させることが望まれている。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、排水性能とノイズ性能とを向上し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、第1トレッド端を有するトレッド部を具えたタイヤであって、前記トレッド部には、前記第1トレッド端側に、第1ジグザグ溝が形成されており、前記第1ジグザグ溝は、前記第1トレッド端に向かって突出する凸部を有する屈曲要素がタイヤ周方向に並べられており、前記屈曲要素は、互いに逆向きに傾斜する第1部分及び第2部分を含み、前記屈曲要素の前記凸部は、前記第1トレッド端に開口している。
本発明に係るタイヤは、前記第1部分が、前記第2部分に隣接する第1内溝縁を有し、前記第2部分は、前記第1部分に隣接する第2内溝縁を有し、前記第1内溝縁のタイヤ軸方向の外端と前記第2内溝縁のタイヤ軸方向の外端とは、前記第1トレッド端上、又は、前記第1トレッド端よりもタイヤ軸方向内側に位置するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1部分及び前記第2部分のタイヤ軸方向に対する角度が、30~70度であるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1部分が、直線状に延びていても良い。
本発明に係るタイヤは、前記屈曲要素のそれぞれにおいて、前記第2部分が、前記第1部分の側に凸の円弧状であっても良い。
本発明に係るタイヤは、前記第1ジグザグ溝のタイヤ軸方向の形成範囲が、トレッド幅の20%~30%であるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、前記サイプは、タイヤ周方向に隣接する前記第1ジグザグ溝の前記凸部間の中間領域に配されるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
前記サイプは、前記第1ジグザグ溝の前記屈曲要素のタイヤ周方向の中間領域に配されるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部が、さらに第2トレッド端を具え、前記トレッド部には、前記第2トレッド端側に、第2ジグザグ溝が形成されており、前記第2ジグザグ溝は、前記第2トレッド端に向かって突出する凸部を有する屈曲要素がタイヤ周方向に並べられており、前記第1ジグザグ溝の前記凸部と前記第2ジグザグ溝の前記凸部とが、タイヤ周方向で互いに異なる位置に設けられるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、前記サイプは、タイヤ周方向に隣接する前記第2ジグザグ溝の前記凸部間の中間領域に配されるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
前記サイプは、前記第2ジグザグ溝の前記屈曲要素のタイヤ周方向の中間領域に配されるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられ、前記主溝は、前記第1ジグザグ溝及び前記第2ジグザグ溝と連通することなく設けられているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部が、回転方向が指定されており、前記第1ジグザグ溝の前記第2部分は、前記第1ジグザグ溝の前記第1部分よりも回転方向の後着側に位置するのが望ましい。
本発明のタイヤは、トレッド部に、ジグザグ溝が形成されている。前記ジグザグ溝は、第1トレッド端に向かって突出する凸部を有する屈曲要素がタイヤ周方向に並べられている。また、前記屈曲要素の前記凸部は、前記第1トレッド端に開口している。これにより、前記第1ジグザグ溝内の水が前記第1トレッド端から効果的に排出されるので、排水性能が向上する。
また、前記屈曲要素の前記凸部が前記第1トレッド端に開口しているので、前記第1トレッド端付近の剛性が低下し、ひいては、前記第1トレッド端付近でのインパクト音が小さくなるため、ノイズ性能が向上する。
従って、本発明のタイヤは、優れた排水性能とノイズ性能とを発揮する。
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。 図1のジグザグ溝の拡大図である。 他の実施形態の凸部の展開図である。 さらに他の実施形態の凸部の展開図である。 他の実施形態のトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1には、好ましい態様として、乗用車用の空気入りタイヤ1のトレッド部2が示される。但し、本発明は、例えば、重荷重用の空気入りタイヤ1や、他のカテゴリーのタイヤ1にも採用し得る。
図1に示されるように、本実施形態のトレッド部2は、第1トレッド端Te(図では、左側)と第2トレッド端Ti(図では、右側)とを具えている。また、トレッド部2は、本実施形態では、予め定められた回転方向Rを有している。回転方向Rは、例えばサイドウォール部(図示せず)に、文字等で表示される。
前記各「トレッド端」Te、Tiは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、各トレッド端Te、Ti間のタイヤ軸方向の距離がトレッド幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤ1が乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤ1が乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
本実施形態のトレッド部2には、ジグザグ溝3が形成されている。本実施形態のジグザグ溝3は、第1トレッド端Te側に形成される第1ジグザグ溝3Aと、第2トレッド端Ti側に形成される第2ジグザグ溝3Bとを含んでいる。以下、本明細書では、第1ジグザグ溝3Aについて詳細に説明する。第2ジグザグ溝3Bについては、第1ジグザグ溝3Aと異なる構成のみが説明される。第2ジグザグ溝3Bは、第1ジグザグ溝3Aと同じ構成は同じ符号が付されてその説明が省略される場合がある。なお、第2ジグザグ溝3Bは、第1ジグザグ溝3Aと異なる態様であってもよい。
第1ジグザグ溝3Aは、第1トレッド端Te側に向かって突出する凸部7を有する屈曲要素6がタイヤ周方向に並べられている。屈曲要素6の凸部7は、第1トレッド端Teに開口している。これにより、第1ジグザグ溝内の水が第1トレッド端Teから排出されるので、排水性能が向上する。また、屈曲要素6の凸部7が第1トレッド端Teに開口しているので、第1トレッド端Te付近の剛性が低下し、ひいては、第1トレッド端Te付近でのインパクト音が小さくなるため、ノイズ性能が向上する。
図2は、図1の第1ジグザグ溝3Aの拡大図である。図2に示されるように、屈曲要素6は、互いに逆向きに傾斜する第1部分8及び第2部分9を含んでいる。本実施形態の第1部分8は、タイヤ軸方向に対して一方側に傾斜(図では、右下がり)している。本実施形態の第2部分9は、第1部分8とは逆向きに傾斜(図では、右上がり)している。第1部分8と第2部分9との第1トレッド端Te側の交差部が凸部7を形成している。図2には、便宜上、1つの屈曲要素6が着色して示されている。
第1部分8は、本実施形態では、その溝幅方向の両側を長手方向に延びる一対の第1溝縁10、10を有している。各第1溝縁10は、第2部分9に隣接する第1内溝縁10iと、第1内溝縁10iと向き合う第1外溝縁10eとからなる。
第2部分9は、本実施形態では、その溝幅方向の両側を長手方向に延びる一対の第2溝縁11、11を有している。各第2溝縁11は、第1部分8に隣接する第2内溝縁11iと、第2内溝縁11iと向き合う第2外溝縁11eとからなる。
第1内溝縁10iのタイヤ軸方向の外端10tと第2内溝縁11iのタイヤ軸方向の外端11tとは、第1トレッド端Te上に位置している。これにより、第1部分8と第2部分9とで挟まれる第1トレッド端Te側のトレッド部2の剛性を確実に小さくすることができる。このため、上述のインパクト音を小さくする効果が一層発揮される。
図3は、他の実施形態の凸部7の展開図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されてその説明が省略される。図3に示されるように、第1内溝縁10iの外端10tと第2内溝縁11iの外端11tとは、第1トレッド端Teよりもタイヤ軸方向内側に位置している。このような態様でも、上述の作用が発揮される。
図4は、さらに他の実施形態の凸部7の展開図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されてその説明が省略される。図4に示されるように、凸部7は、第1トレッド端Teよりもタイヤ軸方向の外側に配される横溝15に連なっていても良い。
図2に示されるように、第1外溝縁10eは、本実施形態では、屈曲要素6とタイヤ周方向の一方側(図では下側)で隣接する屈曲要素6の第2部分9の第2外溝縁11eと連なっている。これにより、屈曲要素6の第1部分8と、この屈曲要素6のタイヤ周方向の一方側で隣接する屈曲要素6の第2部分9とは、タイヤ軸方向内側に向かって突出する凸部13を形成する。このような凸部13は、溝内で生じた空気の共鳴振動を撹乱して小さくするので、ノイズ性能を向上する。
第2外溝縁11eは、屈曲要素6とタイヤ周方向の他方側(図では上側)で隣接する屈曲要素6の第1部分8の第1外溝縁10eと連なっている。これにより、屈曲要素6の第2部分9と、この屈曲要素6のタイヤ周方向の他方側で隣接する屈曲要素6の第1部分8とは、タイヤ軸方向内側に向かって突出する凸部13を形成する。
第1部分8は、本実施形態では、直線状に延びている。このような第1部分8は、溝内の水の流れの抵抗を小さくする。
第2部分9は、本実施形態では、円弧状に延びている。このような第2部分9は、大きな溝容積を有するので、溝内の気柱共鳴を撹乱して小さくする。また、第2部分9は、踏面2aと路面との間の水膜をより大きく集めることができる。第2部分9は、例えば、第1部分8側に凸の円弧状である。即ち、本実施形態の第2部分9は、タイヤ軸方向に対する角度θ2が第1トレッド端Te側に向かって漸減している。これにより、大きな横力が作用する旋回走行時、第1トレッド端Teからのスムーズな排水が可能になる。
第1ジグザグ溝3Aの第2部分9は、回転方向Rの後着側へ向かってタイヤ赤道C側に傾斜している。即ち、第1ジグザグ溝3Aの第2部分9は、回転方向Rの後着側へ向かって角度θ2が漸増している。このような第2部分9は、大きな接地圧が作用するタイヤ赤道C側において、タイヤ1の回転によるスムーズな排水が引き起こされる。
第1部分8及び第2部分9のタイヤ軸方向に対する角度θ1、θ2は、30~70度が望ましい。第1部分8及び第2部分9の角度θ1、θ2が30度未満の場合、接地入では、第1部分8及び第2部分9に隣接する陸部のエッジが瞬時に接地して、インパクト音が大きくなるおそれがある。また、接地出では、第1部分8又は第2部分9内の空気が一気に開放されるため、エアポンピング音が大きくなるおそれがある。第1部分8及び第2部分9のタイヤ軸方向に対する角度θ1、θ2は、30度以上とすることにより、接地入では、第1部分8及び第2部分9に隣接する陸部のエッジを徐々に接地させて、インパクト音を小さくできる。また、接地出では、第1部分8又は第2部分9内の空気を徐々に開放させることができ、エアポンピング音を小さくできる。第1部分8及び第2部分9の角度θ1、θ2が70度を超える場合、第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の形成範囲Laが小さくなり、トレッド部2の踏面2aと路面との間の水膜を効果的に排出できないおそれがある。円弧状に延びる第2部分9の角度θ2は、本明細書では、第2部分9の溝中心線9cのタイヤ半径方向の両端間を直線で継ぐ仮想線9kの角度である。
上述の作用を効果的に発揮させる観点より、第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の形成範囲Laは、トレッド幅TW(図1に示す)の20%~30%であるのが望ましい。第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の形成範囲Laがトレッド幅TWの30%を超える場合、例えば、第1部分8及び第2部分9の角度θ1、θ2が同じであるとすると、屈曲要素6のタイヤ周方向長さLが大きくなる。これにより、屈曲要素6の凸部7及び凸部13の個数が小さくなり、ノイズ性能が低下するおそれがある。ノイズ性能の低下を抑制するために、第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の形成範囲Laがトレッド幅TWの25%以下が、より望ましい。
第2部分9の角度θ2は、第1部分8の角度θ1よりも大きいのが望ましい。直線状に延びる第1部分8は、円弧状に延びる第2部分9に比して、排水抵抗が小さい。このため、第2部分9の角度θ2を大きくすることで、タイヤ1の回転を利用して、第2部分9内のスムーズな水の流れを確保できる。このような観点より、第2部分9の角度θ2と第1部分8の角度θ1との差(θ2-θ1)は、10~30度であるのが望ましい。
このような第1ジグザグ溝3Aの溝幅w1は、例えば、トレッド幅TWの1%~4%が望ましい。また、第1ジグザグ溝3Aの溝深さ(図示省略)は、例えば、2~8mmが望ましい。
図1に示されるように、第1ジグザグ溝3Aの凸部7と第2ジグザグ溝3Bの凸部7とが、タイヤ周方向で異なる位置に設けられている。これにより、第1ジグザグ溝3Aの凸部7から生じるエアポンピング音と第2ジグザグ溝3Bの凸部7から生じるエアポンピング音がずれて発生するので、ノイズ性能が低減される。
上述の作用を効果的に発揮させるために、第1ジグザグ溝3Aの凸部7と第2ジグザグ溝3Bの凸部7とのタイヤ周方向の離間距離L1は、屈曲要素6のタイヤ周方向長さLの15%~35%であるのが望ましい。
第2ジグザグ溝3Bの第2部分9は、回転方向Rの後着側に向かって第2トレッド端Ti側に傾斜している。第2部分9の角度θ2は、第2トレッド端Ti側に向かって漸減しているので、旋回走行時では、横力を利用して、第2トレッド端Tiからスムーズに排水できる。
第1ジグザグ溝3Aの第2部分9は、本実施形態では、第1ジグザグ溝3Aの第1部分8よりも回転方向Rの後着側に位置している。第2ジグザグ溝3Bの第1部分8は、本実施形態では、第2ジグザグ溝3Bの第2部分9よりも回転方向Rの後着側に位置している。このように本実施形態では、タイヤ1の回転を利用して、第1ジグザグ溝3Aは、主に第1部分8から排水されるのに対し、第2ジグザグ溝3Bでは、主に第2部分9から排水される。なお、第2ジグザグ溝3Bは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、第2ジグザグ溝3Bの第2部分9が、回転方向Rの後着側に向かってタイヤ赤道C側に傾斜していても良い(図示省略)。
図1、2に示されるように、本実施形態のトレッド部2には、幅wsが1mm以下のサイプ18が設けられる。サイプ18は、トレッド部2の剛性を適度に小さくして、接地時の陸部に対する衝撃を緩和するので、ノイズ性能を高める。このようなサイプ18のタイヤ軸方向の長さLsは、第1ジグザグ溝3Aのジグザグの振幅yの10%~80%であるのが望ましい。また、サイプ18の深さ(図示省略)は、第1ジグザグ溝3Aの溝深さ(図示省略)の50%~100%であるのが望ましい。サイプ18は、本実施形態では、タイヤ軸方向に対して傾斜している。サイプ18は、例えば、タイヤ軸方向と平行に延びても良い。前記「振幅y」は、第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の形成範囲Laと等しい。サイプ18は、本明細書では、溝幅が1mmを超える各溝と明瞭に区分される。
サイプ18は、本実施形態では、タイヤ周方向に隣接する第1ジグザグ溝3Aの凸部7、7間の中間領域7cに配される第1サイプ18A、及び、タイヤ周方向に隣接する第2ジグザグ溝3Bの凸部7、7間の中間領域7cに配される第2サイプ18Bを含んでいる。前記「中間領域7cに配される」は、凸部7(第1内溝縁10iの外端10t)間のタイヤ周方向の中間7xからタイヤ周方向の両側へ屈曲要素6のタイヤ周方向長さLの10%以内の位置に、サイプ18のタイヤ軸方向の中間が配される態様をいう。第1サイプ18Aは、本実施形態では、第1ジグザグ溝3Aよりも第1トレッド端Te側に配されている。第1サイプ18Aは、例えば、第1トレッド端Teに連なっている。第2サイプ18Bは、本実施形態では、第2ジグザグ溝3Bよりも第2トレッド端Ti側に配されている。第2サイプ18Bは、例えば、第2トレッド端Tiに連なっている。本実施形態のトレッド部2は、タイヤ赤道C上の任意の点に対する点対称のトレッドパターンで構成されるのが望ましい。
トレッド部2は、タイヤ周方向に連続して延びる1本以上の主溝20が設けられている。トレッド部2は、本実施形態では、4本の主溝20が形成されている。主溝20は、例えば、タイヤ周方向と平行に直線状に延びている。このような主溝20は、排水性能を向上する。
主溝20は、第1ジグザグ溝3Aと連通することなく設けられている。これにより、主溝20内の気柱共鳴が第1ジグザグ溝3Aに流れ込むことがないので、高いノイズ性能が維持される。特に限定されるものではないが、第1ジグザグ溝3Aのタイヤ軸方向の内端3tと主溝20との間のタイヤ軸方向距離Lbは、主溝20の溝幅w2の20%~70%が望ましい。
特に限定されるものではないが、主溝20の溝幅w2は、第1ジグザグ溝3Aと第2ジグザグ溝3Bとの間のタイヤ軸方向距離Wcの4%~12%が望ましい。また、主溝20の溝深さ(図示省略)は、第1ジグザグ溝3Aの溝深さの130%~170%が望ましい。
図5は、他の実施形態のトレッド部2の拡大図である。図5では、図1に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ符号が付されて、その詳細な説明が省略される。図5に示されるように、この実施形態では、サイプ18は、第1ジグザグ溝3Aの屈曲要素6のタイヤ周方向の中間領域6cに設けられる第3サイプ18Cを含んでいる。このような第3サイプ18Cも接地したときの陸部の衝撃を緩和して、ノイズ性能を高める。また、サイプ18は、第2ジグザグ溝3Bの屈曲要素6のタイヤ周方向の中間領域6cに設けられる第4サイプ(図示省略)を含んでいても良い。なお、サイプ18は、第1サイプ18A及び第2サイプ18Bが設けられず、第3サイプ18C及び第4サイプのみ含む態様であっても良い(図示省略)。また、前記「中間領域6cに設けられる」は、屈曲要素6のタイヤ周方向の中間6xからタイヤ周方向の両側へ屈曲要素6のタイヤ周方向長さLの10%以内の位置にサイプ18のタイヤ軸方向の中間が配される態様をいう。
第3サイプ18Cは、例えば、第1ジグザグ溝3Aよりもタイヤ赤道C側に配されている。第3サイプ18Cは、この実施形態では、第1ジグザグ溝3Aから離間している。この実施形態の第3サイプ18Cは、主溝20に連なっている。これにより、上述の作用がより効果的に発揮される。なお、第3サイプ18Cは、主溝20に連通していなくても良い。第4サイプは、例えば、第2ジグザグ溝3Bよりもタイヤ赤道C側に配されている。この実施形態のトレッド部2も、タイヤ赤道C上の任意の点に対する点対称のトレッドパターンで構成されるのが望ましい。
以上、本発明のタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有するサイズ215/60R16のタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤの排水性能及びノイズ性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
主溝の溝深さ:8mm
第1ジグザグ溝及び第2ジグザグ溝の溝深さ:6mm
第1部分の形状:直線状
表1の「凸部の開口位置」は、第1ジグザグ溝の凸部、及び第2ジグザグ溝の凸部の開口位置である。
表1の「トレッド端」は、第1ジグザグ溝の凸部が、第1トレッド端で開口することを意味し、第2ジグザグ溝の凸部が、第2トレッド端で開口するとことを意味する。
比較例及び各実施例は、それぞれ、シー比が同じとなるように溝幅が調整されている。前記シー比は、トレッド部の外面全体の中でトレッド部に設けられた溝が占める部分の割合である。
<排水性能>
各試供タイヤが、乗用車の全輪に装着された。そして、テストドライバーが、水深2mmのウェット路のテストコースを走行し、このときのハイドロプレーニング現象の有無、ブレーキ性能、高速安定性及び旋回性能に関する走行特性を官能により評価した。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。結果は、数値が大きい程、良好であることを示す。
リム(全輪):16×6.5JJ
内圧(全輪):240kPa
<ノイズ性能>
テストドライバーが、上記車両を用いて、乾燥路のテストコースを走行させ、このときのタイヤから発生するノイズを官能により評価した。結果は、比較例1を100とする評点で表示している。数値が大きいほど良好である。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0007225870000001
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて各種性能がバランス良く向上していることが確認できる。また、タイヤサイズを変化させてテストを行ったが、このテスト結果と同じであった。
1 タイヤ
2 トレッド部
3A 第1ジグザグ溝
6 屈曲要素
7 凸部
8 第1部分
9 第2部分
Te 第1トレッド端

Claims (13)

  1. 第1トレッド端を有するトレッド部を具えたタイヤであって、
    前記トレッド部には、前記第1トレッド端側に、第1ジグザグ溝が形成されており、
    前記第1ジグザグ溝は、前記第1トレッド端に向かって突出する凸部を有する屈曲要素がタイヤ周方向に並べられており、
    前記屈曲要素は、互いに逆向きに傾斜する第1部分及び第2部分を含み、
    前記屈曲要素の前記凸部は、前記第1トレッド端に開口しており、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられ、
    前記主溝は、前記第1ジグザグ溝と連通することなく設けられている、
    タイヤ。
  2. 前記第1部分は、前記第2部分に隣接する第1内溝縁を有し、
    前記第2部分は、前記第1部分に隣接する第2内溝縁を有し、
    前記第1内溝縁のタイヤ軸方向の外端と前記第2内溝縁のタイヤ軸方向の外端とは、前記第1トレッド端上、又は、前記第1トレッド端よりもタイヤ軸方向内側に位置する、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記第1部分及び前記第2部分のタイヤ軸方向に対する角度は、30~70度である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記第1部分は、直線状に延びる、請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記屈曲要素のそれぞれにおいて、前記第2部分は、前記第1部分の側に凸の円弧状である、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記第1ジグザグ溝のタイヤ軸方向の形成範囲は、トレッド幅の20%~30%である、請求項1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
    前記サイプは、タイヤ周方向に隣接する前記第1ジグザグ溝の前記凸部間の中間領域に配される、請求項1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
    前記サイプは、前記第1ジグザグ溝の前記屈曲要素のタイヤ周方向の中間領域に配される、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記トレッド部は、さらに第2トレッド端を具え、
    前記トレッド部には、前記第2トレッド端側に、第2ジグザグ溝が形成されており、
    前記第2ジグザグ溝は、前記第2トレッド端に向かって突出する凸部を有する屈曲要素がタイヤ周方向に並べられており、
    前記第1ジグザグ溝の前記凸部と前記第2ジグザグ溝の前記凸部とが、タイヤ周方向で互いに異なる位置に設けられる、請求項1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
    前記サイプは、タイヤ周方向に隣接する前記第2ジグザグ溝の前記凸部間の中間領域に配される、請求項9記載のタイヤ。
  11. 前記トレッド部には、幅が1mm以下のサイプが設けられ、
    前記サイプは、前記第2ジグザグ溝の前記屈曲要素のタイヤ周方向の中間領域に配される、請求項9又は10に記載のタイヤ。
  12. 記主溝は、前記第1ジグザグ溝及び前記第2ジグザグ溝と連通することなく設けられている、請求項9ないし11のいずれかに記載のタイヤ。
  13. 前記トレッド部は、回転方向が指定されており、
    前記第1ジグザグ溝の前記第2部分は、前記第1ジグザグ溝の前記第1部分よりも回転方向の後着側に位置する、請求項1ないし12のいずれかに記載のタイヤ。
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