JP2007230251A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】 ドライ路面での優れた走行性能を維持しながらウェット路面や雪上での走行性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部1に、タイヤ周方向にストレート状に延在する4本の主溝11〜14を設け、車両外側から2番目の主溝12から少なくとも車両外側の接地端Eoまで延在する複数本のラグ溝31をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、車両外側から2番目の主溝12と3番目の主溝13との間の中央陸部23内に終端を位置させながら該中央陸部23から少なくとも車両内側の接地端Eiまで延在する複数本のラグ溝32をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、これらラグ溝32を中央陸部23内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲させて隣のラグ溝32に対して交差させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ドライ路面での優れた走行性能を維持しながらウェット路面や雪上での走行性能を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
従来から、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤが広く普及している。このように車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいては、非対称のトレッドデザインを採用し、車両装着時に車両内側となる領域と車両外側となる領域にそれぞれ最適な溝を配置することで、タイヤ特性を最大限に発揮することが可能である(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかしながら、非対称のトレッドデザインを採用したとしても、ドライ路面での走行性能とウェット路面や雪上での走行性能とを両立することは困難である。つまり、トレッド部における溝面積比率を高めるようにすれば、ウェット路面や雪上での走行性能を向上することが可能であるが、それに伴ってドライ路面での走行性能が低下するという問題がある。
特開2005−53311号公報 特表2004−523422号公報 特開2004−182090号公報
本発明の目的は、ドライ路面での優れた走行性能を維持しながらウェット路面や雪上での走行性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部に、タイヤ周方向にストレート状に延在する4本の主溝を設け、これら主溝を車両装着時に最も車両外側から順番に第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝と規定したとき、第2主溝から少なくとも車両外側の接地端まで延在する複数本の第1ラグ溝をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、第2主溝と第3主溝との間の中央陸部内に終端を位置させながら該中央陸部から少なくとも車両内側の接地端まで延在する複数本の第2ラグ溝をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、これら第2ラグ溝を中央陸部内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲させて隣の第2ラグ溝に対して交差するようにしたことを特徴とするものである。
本発明では、4本のストレート状の主溝と少なくとも2種類のラグ溝とを組み合わせた非対称のトレッドデザインを形成し、第2ラグ溝は中央陸部内に終端を位置させながら該中央陸部から少なくとも車両内側の接地端まで延在し、中央陸部内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲させて隣の第2ラグ溝に対して交差するような形状としている。このように第2ラグ溝を中央陸部内で終端させ、中央陸部にタイヤ周方向に連続する部分を残存させているので、ドライ路面での優れた走行性能を確保することができる。また、トレッド部に4本のストレート状の主溝を設け、車両外側の領域に第1ラグ溝を配置し、車両内側の領域に第2ラグ溝を配置することに加えて、第2ラグ溝の形状に基づいて中央陸部にタイヤ幅方向の溝成分とタイヤ周方向の溝成分とを混在させているので、ウェット路面や雪上での走行性能を向上することができる。
本発明において、ドライ路面での走行性能とウェット路面や雪上での走行性能と最大限に発揮するために、第2ラグ溝同士の交点をAとし、第2ラグ溝の傾斜方向が反転する折り返し点をBとし、第2ラグ溝の中央陸部から第3主溝への開口点をCとし、第2ラグ溝の終端をDとしたとき、第2ラグ溝の開口点Cから折り返し点Bまでの長さaと交点Aから該交点Aよりも終端側の折り返し点Bまでの長さbとの比b/aを0.3〜0.6の範囲とし、第2ラグ溝の終端Dから第3主溝までのタイヤ幅方向の距離cと第2主溝から第3主溝までのタイヤ幅方向の距離dとの比c/dを0.1〜0.5の範囲とし、第2ラグ溝の交点Aから終端Dまでの長さeと折り返し点Bから終端Dまでの長さfとの比e/fを0.1〜0.5の範囲とすることが好ましい。
上記と同様の理由から、第1主溝と第2主溝との間の陸部において第1ラグ溝を第1主溝に連通する広幅部と第2主溝に連通する狭幅部とから構成し、その溝幅の変化点Hから第2主溝までのタイヤ幅方向の距離hと第1主溝から第2主溝までのタイヤ幅方向の距離gとの比h/gを0.1〜0.5の範囲とすることが好ましい。
更に、ウェット路面や氷上での走行性能を高めるために、第1主溝乃至第4主溝により区分される陸部にサイプを設けることが好ましい。また、第1主溝乃至第4主溝のうち少なくとも1本の主溝の側壁とトレッド表面とが交わるエッジ部には、必要に応じて、面取り加工を施こすようにしても良い。タイヤ周方向に延びる主溝を備えたタイヤでは、レイングルーブ(雨が降ったとき水を逃がすための溝)を備えた乾燥路面を走行する際に、主溝がレイングルーブと干渉し、ハンドルが捕られることがあるが、上記のような面取り加工を施した場合、主溝とレイングルーブとの干渉を抑えてドライ路面での操縦安定性を向上することができる。
本発明において、接地端とはJATMA、TRA又はETRTO等の規格によって定められた静的負荷半径の測定条件にてタイヤのトレッド部を平面に接地させたとき、タイヤが平面に接地する部分のタイヤ軸方向の端を意味する。
また、主溝とはトレッド表面における溝幅が接地幅の3%〜8%となる溝を意味する。トレッド部には上記規定に当てはまる4本の主溝を設けることが必要であるが、タイヤ周方向に延びて上記規定よりも溝幅が狭い補助溝を付加しても良い。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示すものである。本実施形態の空気入りタイヤは、車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定されており、図1において、INは車両内側、OUTは車両外側である。
図1に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向にストレート状に延在する4本の主溝11〜14が設けられている。車両外側から数えて1番目の主溝11(第1主溝)と2番目の主溝12(第2主溝)はタイヤ赤道CLよりも車両外側に配置され、車両外側から数えて3番目の主溝13(第3主溝)と4番目の主溝14(第4主溝)はタイヤ赤道CLよりも車両内側に配置されている。これにより、トレッド部1には、車両外側から順番に5列の陸部21,22,23,24,25が区分されている。また、主溝11よりも車両外側にはタイヤ周方向に延びる補助溝15が配置され、陸部21は更に2列の陸部21a,21bに細分化されている。
トレッド部1の車両外側の領域には、主溝12から少なくとも車両外側の接地端Eoまで延在する複数本のラグ溝31(第1ラグ溝)がタイヤ周方向に任意のピッチで配置されている。このピッチは一定であっても、タイヤ周方向に変動するものであっても良い。これらラグ溝31はタイヤ周方向に対して傾斜しながらタイヤ幅方向に延長し、接地端Eoの外側の非接地領域でタイヤ周方向に向かって屈曲している。陸部21,22はそれぞれラグ溝31によって複数個のブロックに区分されている。
一方、トレッド部1の車両内側の領域には、主溝12と主溝13との間の陸部23(中央陸部)内に終端を位置させながら該陸部23から少なくとも車両内側の接地端Eiまで延在する複数本のラグ溝32(第2ラグ溝)がタイヤ周方向に任意のピッチで配置されている。このピッチは一定であっても、タイヤ周方向に変動するものであっても良い。これらラグ溝32はタイヤ周方向に対して傾斜しながらタイヤ幅方向に延長し、接地端Eiの外側の非接地領域でタイヤ周方向に向かって屈曲している。ラグ溝32は陸部23を横切ることなく陸部23内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲し、隣に位置する他のラグ溝32に対して交差するようになっている。その結果、陸部23はラグ溝32によってタイヤ周方向に連続する1本のリブ23aと該リブ23aに沿って点在する複数個の小ブロック23bとに区分されている。そして、ラグ溝32は小ブロック23bの内部で終端している。また、陸部24,25はそれぞれラグ溝32によって複数個のブロックに区分されている。
上記空気入りタイヤでは、4本のストレート状の主溝11〜14と少なくとも2種類のラグ溝31,32とを組み合わせた非対称のトレッドデザインを形成している。特に、ラグ溝32は中央陸部23内に終端を位置させながら該中央陸部23から少なくとも車両内側の接地端Eiまで延在し、陸部23内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲して隣のラグ溝32に対して交差するような形状になっている。このようにラグ溝32を中央陸部23内で終端させ、その中央陸部23にタイヤ周方向に連続するリブ23aを残存させているので、操縦安定性に代表されるドライ路面での走行性能を良好に維持することができる。また、トレッド部1に4本のストレート状の主溝11〜14を設け、車両外側の領域にラグ溝31を配置し、車両内側の領域にラグ溝32を配置することに加えて、ラグ溝32の形状に基づいて中央陸部23にタイヤ幅方向の溝成分とタイヤ周方向の溝成分とを混在させているので、ウェット路面や雪上での走行性能を向上することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、図2に示すように、ラグ溝32,32同士の交点をAとし、ラグ溝32の傾斜方向が反転する折り返し点をBとし、ラグ溝32の中央陸部23から主溝13への開口点をCとし、ラグ溝32の終端をDとする。但し、交点A、折り返し点B、開口点C、終端Dはいずれもラグ溝32の中心線上に特定されるものとする。
このとき、ラグ溝32の開口点Cから折り返し点Bまでの長さaと交点Aから該交点Aよりも終端側の折り返し点Bまでの長さbとの比b/aを0.3〜0.6の範囲とし、ラグ溝32の終端Dから主溝13までのタイヤ幅方向の距離cと主溝12から主溝13までのタイヤ幅方向の距離dとの比c/dを0.1〜0.5の範囲とし、ラグ溝32の交点Aから終端Dまでの長さeと折り返し点Bから終端Dまでの長さfとの比e/fを0.1〜0.5の範囲としている。これにより、ドライ路面での走行性能とウェット路面や雪上での走行性能と最大限に発揮することができる。本発明者の実験に基づく知見によれば、比b/a、比c/d、比e/fの少なくとも1つが上記範囲から外れると、ドライ路面での走行性能とウェット路面や雪上での走行性能との両立が難しくなる。なお、ラグ溝32の配置により中央陸部23の剛性が過度に低下しないように、中央陸部23においてラグ溝32の深さを終端側に向かって徐々に浅くすることが望ましい。
また、図2に示すように、主溝11と主溝12との間の陸部22においてラグ溝31を車両外側の主溝11に連通する広幅部31aとタイヤ赤道側の主溝12に連通する狭幅部31bとから構成し、その溝幅の変化点Hから主溝12までのタイヤ幅方向の距離hと主溝11から主溝12までのタイヤ幅方向の距離gとの比h/gを0.1〜0.5の範囲とすると良い。このように陸部22においてタイヤ赤道側に狭幅部31bを配置することにより、ドライ路面での走行性能を改善することが可能になる。しかしながら、本発明者の実験に基づく知見によれば、比h/gが上記範囲の下限値を下回るとドライ路面での走行性能の改善効果が低下し、逆に上記範囲の上限値を上回るとウェット路面や雪上での走行性能が低下することになる。
図1に示すように、主溝11〜14によって区分される陸部21〜25にはそれぞれサイプ33を設けると良い。サイプ33は溝幅が1.5mm以下の細溝であり、通常、その深さが主溝深さの30%〜100%の範囲に設定されている。このようなサイプ33を設けた場合、エッジ成分の増加によりウェット路面や氷上での走行性能を高めることができる。
主溝11〜14のうち少なくとも1本の主溝の側壁とトレッド表面とが交わるエッジ部には面取り加工を施こすようにしても良い。例えば、図3に示すように、主溝11の側壁とトレッド表面とが交わるエッジ部11eに面取り加工を施こすことができる。これら面取り加工は主溝の片側の側壁のエッジ部11eだけに施しても良く、両側の側壁のエッジ部11eに施しても良い。
タイヤサイズ205/65R15の空気入りタイヤにおいて、トレッドパターンだけを種々異ならせた実施例及び比較例1,2のタイヤをそれぞれ製作した。
実施例は、前述した図1のトレッドパターンを備えたタイヤである。一方、比較例1,2は、ラグ溝の形状を実施例とは異ならせたタイヤである。つまり、比較例1では車両内側の接地端からタイヤ赤道側へ延びるラグ溝を中央陸部において1本置きに湾曲させて隣のラグ溝に連通させている(図4参照)。比較例2では車両内側の接地端からタイヤ赤道側へ延びるラグ溝を中央陸部において湾曲させずに該ラグ溝の終端からサイプを延ばし、そのサイプを湾曲させて隣のラグ溝に対して交差させている(図5参照)。
これら試験タイヤについて、下記の試験方法により、ドライ路面での操縦安定性、ウェット路面での旋回性、雪上での操縦安定性を評価し、その結果を表1に示した。
ドライ路面での操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ15×6.0Jのホイールに組付け、空気圧210kPaとして排気量2400ccの車両に装着し、ドライ路面のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、5点法による評価値にて示した。この評価値は、基準レベルを3点とし、その値が大きいほどドライ路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
ウェット路面での旋回性:
試験タイヤをリムサイズ15×6.0Jのホイールに組付け、空気圧210kPaとして排気量2400ccの車両に装着し、ウェット路面のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、5点法による評価値にて示した。この評価値は、基準レベルを3点とし、その値が大きいほどウエット路面での旋回性が優れていることを意味する。
雪上での操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ15×6.0Jのホイールに組付け、空気圧210kPaとして排気量2400ccの車両に装着し、雪上のテストコースにおいてテストドライバーによる官能評価を行った。評価結果は、5点法による評価値にて示した。この評価値は、基準レベルを3点とし、その値が大きいほどドライ路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
Figure 2007230251
この表1から判るように、実施例のタイヤは、比較例1,2との対比において、ドライ路面での操縦安定性、ウェット路面での旋回性、雪上での操縦安定性が大幅に改善されていた。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の要部を拡大して示す平面図である。 図1のX−X矢視断面図である。 比較例1のトレッドパターンを示す展開図である。 比較例2のトレッドパターンを示す展開図である。
符号の説明
1 トレッド部
11 主溝(第1主溝)
12 主溝(第2主溝)
13 主溝(第3主溝)
14 主溝(第4主溝)
23 陸部(中央陸部)
31 ラグ溝(第1ラグ溝)
32 ラグ溝(第2ラグ溝)
33 サイプ
IN 車両内側
OUT 車両外側
Ei 車両内側の接地端
Eo 車両外側の接地端

Claims (5)

  1. 車両に対するタイヤ表裏の装着向きが指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部に、タイヤ周方向にストレート状に延在する4本の主溝を設け、これら主溝を車両装着時に最も車両外側から順番に第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝と規定したとき、第2主溝から少なくとも車両外側の接地端まで延在する複数本の第1ラグ溝をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、第2主溝と第3主溝との間の中央陸部内に終端を位置させながら該中央陸部から少なくとも車両内側の接地端まで延在する複数本の第2ラグ溝をタイヤ周方向に任意のピッチで配置し、これら第2ラグ溝を中央陸部内でタイヤ周方向に対する傾斜方向が反転するように湾曲させて隣の第2ラグ溝に対して交差するようにした空気入りタイヤ。
  2. 第2ラグ溝同士の交点をAとし、第2ラグ溝の傾斜方向が反転する折り返し点をBとし、第2ラグ溝の中央陸部から第3主溝への開口点をCとし、第2ラグ溝の終端をDとしたとき、第2ラグ溝の開口点Cから折り返し点Bまでの長さaと交点Aから該交点Aよりも終端側の折り返し点Bまでの長さbとの比b/aを0.3〜0.6の範囲とし、第2ラグ溝の終端Dから第3主溝までのタイヤ幅方向の距離cと第2主溝から第3主溝までのタイヤ幅方向の距離dとの比c/dを0.1〜0.5の範囲とし、第2ラグ溝の交点Aから終端Dまでの長さeと折り返し点Bから終端Dまでの長さfとの比e/fを0.1〜0.5の範囲とした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 第1主溝と第2主溝との間の陸部において第1ラグ溝を第1主溝に連通する広幅部と第2主溝に連通する狭幅部とから構成し、その溝幅の変化点Hから第2主溝までのタイヤ幅方向の距離hと第1主溝から第2主溝までのタイヤ幅方向の距離gとの比h/gを0.1〜0.5の範囲とした請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 第1主溝乃至第4主溝により区分される陸部にサイプを設けた請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 第1主溝乃至第4主溝のうち少なくとも1本の主溝の側壁とトレッド表面とが交わるエッジ部に面取り加工を施した請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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