JP2009292253A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライでの操縦安定性とスノー性能との両立した方向性パターンつきタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部1に、主溝1&2により形成されたタイヤ周方向に延びるリブ状の陸部10と陸部20陸部30とを備えた方向性パターンを有する空気入りタイヤにおいて、陸部10の中央にタイヤ周方向に延びる細溝11を設けると共に、陸部10に主溝1から細溝11に向かって延びる複数本のラグ溝12と複数本のサイプ13とをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝12とサイプ13とを互いに交差させ、ラグ溝12を主溝1と細溝11との間で終端させ、その幅及び深さを開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくする一方で、サイプ13を細溝11に連通させ、その深さを主溝1からラグ溝12との交差点Xまでの部分よりもラグ溝12との交差点から細溝11までの部分にて相対的に小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ドライ路面での操縦安定性とスノー性能との両立を可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤにおいて、指定された回転方向に対応するように方向性トレッドパターンを形成したものが種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。このような方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤは、トレッド部にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝を備え、これらラグ溝をトレッド中央側から両ショルダー側に向かってタイヤ回転方向とは反対方向に傾斜させることにより、良好な排水性能を発揮すると共に、ドライ路面において優れた操縦安定性を発揮することが可能である。
しかしながら、方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、スノー性能を改善しようとした場合、そのスノー性能とドライ路面での操縦安定性とを両立させることは困難である。つまり、スノー性能を高めるためにトレッド部におけるラグ溝成分を単に増加させた場合、トレッド剛性の低下によりドライ路面での操縦安定性が相対的に低下することになる。また、狭いラグ溝を多く形成した場合、ラグ溝内に雪詰まりを生じ易くなるためスノー性能の改善効果が必ずしも十分には得られない。
特開平5−286312号公報 特開2002−67623号公報 特開2005−231430号公報
本発明の目的は、方向性トレッドパターンを有し、ドライ路面での操縦安定性とスノー性能との両立を可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トレッド部の中央域でタイヤ周方向に延びるリブ状の第1陸部と、該第1陸部の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第1主溝と、該第1主溝の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第2陸部と、該第2陸部の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第2主溝と、該第2主溝の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第3陸部とを備えた方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、前記第1陸部の中央にタイヤ周方向に延びる細溝を設けると共に、該第1陸部に前記第1主溝から前記細溝に向かって延びる複数本のラグ溝と複数本のサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝とサイプとを互いに交差させ、前記第1陸部のラグ溝を前記第1主溝と前記細溝との間で終端させ、その幅及び深さを開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくする一方で、前記第1陸部のサイプを前記細溝に連通させ、その深さを前記第1主溝から前記ラグ溝との交差点までの部分よりも前記ラグ溝との交差点から前記細溝までの部分にて相対的に小さくしたことを特徴とするものである。
本発明では、方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、第1陸部の中央にタイヤ周方向に延びる細溝を設けると共に、第1陸部にラグ溝とサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝とサイプとを互いに交差させ、第1陸部のラグ溝を第1主溝と細溝との間で終端させ、その幅及び深さを開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくする一方で、第1陸部のサイプを細溝に連通させ、その深さを第1主溝からラグ溝との交差点までの部分よりもラグ溝との交差点から細溝までの部分にて相対的に小さくすることにより、トレッド部の中央域に位置する第1陸部の剛性を十分に確保し、ドライ路面における操縦安定性や制動性を向上することができる。その一方で、第1陸部のラグ溝とサイプとを互いに交差させることにより、タイヤ転動による第1陸部のラグ溝の変形を促進し、そのラグ溝に噛み込んだ雪を排出し易くしているので、スノー性能を向上することができる。
本発明において、第1陸部のラグ溝及びサイプをタイヤ周方向に対して傾斜角度を持つように配置し、これらラグ溝及びサイプの少なくとも一方を湾曲させたことが好ましい。特に、第1陸部のラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度は10°〜40°とし、第1陸部のサイプのタイヤ周方向に対する傾斜角度は30°〜60°とすることが好ましい。これにより、ドライ路面での操縦安定性とスノー性能とをより高いレベルで両立することができる。
第2陸部は複数本のラグ溝で区分された複数のブロックからなるブロック列とすることが好ましい。これにより、スノー性能を向上することができる。また、第2陸部のラグ溝は第1陸部のラグ溝の延長線上に配置することが好ましい。これにより、排水性能を向上することができる。
第3陸部には、第2陸部のラグ溝よりもタイヤ周方向に対する傾斜角度が大きく接地端へ開口する一方で第2主溝に対して非連通となる複数本のラグ溝と、弓状に湾曲しながら第2主溝及び接地端の両方に開口するサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝とサイプとを互いに交差させることが好ましい。第3陸部に第2主溝に対して非連通となるラグ溝を設けることにより、第3陸部の剛性を確保してコーナリング性を良好に維持しながら、雪上でのトラクションを増大させることができる。また、第3陸部のラグ溝とサイプとを互いに交差させることにより、タイヤ転動による第3陸部のラグ溝の変形を促進し、そのラグ溝に噛み込んだ雪を排出し易くしているので、スノー性能を向上することができる。
本発明において、主溝とは溝幅が6.0mm〜18.0mmで溝深さが6.0mm〜16.0mmの溝を意味し、細溝とは溝幅が1.0mm〜3.0mmで溝深さが2.0mm〜5.0mmの溝を意味する。ラグ溝については、その溝幅及び溝深さが特に限定されるものではないが、主溝よりも小さい溝幅及び溝深さが採用することが望ましい。更に、サイプとは溝幅が0.5mm〜2.0mmで溝深さが2.0mm〜10.0mmの溝を意味する。
本発明において、接地端とは、タイヤの内圧を200kPaとし、該タイヤをトレッド部が接地するように平面上に配置し、該タイヤが基づく規格(JATMA、TRA、ETRTO)にてタイヤ毎に規定される200kPa時の負荷能力の85%の荷重を負荷させたときに形成される接地領域のタイヤ軸方向の最外端である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。図2は図1のトレッドパターンの要部を示す拡大図である。
図1に示すように、トレッド部Tにはタイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に延びる一対の主溝1,1と、該主溝1,1の外側に位置してタイヤ周方向に延びる一対の主溝2,2とが形成され、これら主溝1,2により5列の陸部が区画されている。つまり、トレッド部Tは、その中央域でタイヤ周方向に延びるリブ状の陸部10(第1陸部)と、該陸部10の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の主溝1,1(第1主溝)と、該主溝1,1の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の陸部20,20(第2陸部)と、該陸部20,20の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の主溝2,2(第2主溝)と、該主溝2,2の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の陸部30,30(第3陸部)とを備えている。また、トレッド部Tには後述するタイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝及び複数本のサイプが形成され、これらラグ溝及びサイプがトレッド中央側から両ショルダー側に向かってタイヤ回転方向Rとは反対方向に傾斜することで、方向性トレッドパターンを形成している。
陸部10の幅方向の中央にはタイヤ周方向に延びるストレート状の細溝11が形成されている。この細溝11は主溝1,2に比べて小さいものであるため、陸部10の剛性を実質的に低下させるものではない。また、陸部10には主溝1から細溝11に向かって延びる複数本のラグ溝12と複数本のサイプ13とがタイヤ周方向に沿って交互に配置されている。これらラグ溝12及びサイプ13はタイヤ周方向に対して傾斜角度を持ち、しかも少なくとも一方が湾曲している。これにより、ラグ溝12とサイプ13とは互いに交差している。
陸部10のラグ溝12は主溝1と細溝11との間で終端し、その幅及び深さが開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくなっている。一方、陸部10のサイプ13は細溝11に連通し、その深さが主溝1からラグ溝12との交差点Xまでの部分よりもラグ溝12との交差点Xから細溝11までの部分にて相対的に小さくなっている。図3は陸部10をサイプ13に沿って切り欠いた断面を示すものである。図3に示すように、ラグ溝12及びサイプ13はいずれも陸部10の中央付近では相対的に浅くなっている。
上述した方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、陸部10の中央にタイヤ周方向に延びる細溝11を設けると共に、陸部10にラグ溝12とサイプ13とをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝12とサイプ13とを互いに交差させ、ラグ溝12を主溝1と細溝11との間で終端させ、その幅及び深さを開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくする一方で、サイプ13を細溝11に連通させ、その深さを主溝1からラグ溝12との交差点Xまでの部分よりもラグ溝12との交差点Xから細溝11までの部分にて相対的に小さくしているので、トレッド部Tの中央域に位置する陸部10の剛性を十分に確保し、ドライ路面における操縦安定性や制動性を向上することができる。しかも、陸部10のラグ溝12とサイプ13とを互いに交差させることにより、タイヤ転動による陸部10のラグ溝12の変形を促進し、そのラグ溝12に噛み込んだ雪を排出し易くしているので、スノー性能を向上することができる。
図2に示すように、陸部10のラグ溝12のタイヤ周方向に対する傾斜角度α(平均傾斜角度)は10°〜40°の範囲に設定され、陸部10のサイプ13のタイヤ周方向に対する傾斜角度β(平均傾斜角度)は30°〜60°の範囲に設定されている。これにより、ドライ路面での操縦安定性とスノー性能とをより高いレベルで両立することができる。傾斜角度α,βが小さ過ぎると陸部10の剛性が低下してドライ路面での操縦安定性が低下し、逆に傾斜角度α,βが大き過ぎるとラグ溝12及びサイプ13が短くなるためスノー性能が低下する。
上記空気入りタイヤにおいて、陸部20にはタイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝21が形成されている。そのため、陸部20は複数本のラグ溝21で区分された複数のブロック22からなるブロック列になっている。また、ラグ溝21の相互間にはタイヤ幅方向に延びるサイプ23が配置されている。このように陸部20をブロック列とすることにより、スノー性能を向上することができる。なお、トレッド部Tの中央域に位置する陸部10の剛性十分に確保しているので、陸部20をブロック列としても良好な操縦安定性を発揮することができる。陸部20のラグ溝21は陸部10のラグ溝12の延長線上に配置されている。これにより、排水性能を向上することができる。
陸部30には、接地端Eへ開口する一方で主溝2に対して非連通となる複数本のラグ溝31と、弓状に湾曲しながら主溝2及び接地端Eの両方に開口するサイプ32とがタイヤ周方向に沿って交互に配置されている。陸部30のラグ溝31のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ(平均傾斜角度)は、陸部20のラグ溝21のタイヤ周方向に対する傾斜角度γ(平均傾斜角度)よりも大きくなっている。そして、ラグ溝31とサイプ32とは互いに交差している。
このように陸部30に主溝2に対して非連通となるラグ溝31を設けることにより、陸部30の剛性を確保してコーナリング性を良好に維持しながら、雪上でのトラクションを増大させることができる。また、陸部30のラグ溝31とサイプ32とを互いに交差させることにより、タイヤ転動による陸部30のラグ溝31の変形を促進し、そのラグ溝31に噛み込んだ雪を排出し易くしているので、スノー性能を向上することができる。
タイヤサイズが215/60R16であり、図1に示すトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、トレッド部の中央域に位置する陸部10のラグ溝12の傾斜角度α及びサイプ13の傾斜角度βを表1のように設定した実施例1〜3のタイヤを作製した。実施例1〜3において、主溝1,2の深さを8.8mmとし、細溝11の深さを4.0mmとし、ラグ溝12の深さを開口端から閉塞端に向かって7mm〜4mmの範囲で徐々に小さくし、サイプ13の深さを主溝1からラグ溝12との交差点までの部分で6mmとする一方でラグ溝12との交差点から細溝11までの部分で4mmとした。
比較のため、トレッド部の中央域に位置する陸部10からサイプ13を取り除き、かつラグ溝12の深さを全長にわたって7mmとしたこと以外は実施例1と同じ構成を有する比較例1のタイヤを用意した。また、トレッド部の中央域に位置する陸部10のサイプ13の深さを全長にわたって6mmとし、かつラグ溝12の深さを全長にわたって7mmとしたこと以外は実施例1と同じ構成を有する比較例2のタイヤを用意した。
これらタイヤについて、下記の評価方法により、ドライ路面での操縦安定性及びスノー性能を評価し、その結果を表1に併せて示した。
操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組み付けて試験車両に装着し、空気圧200kPaとして、ドライ路面のテストコースにおいて操縦安定性を官能評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどドライ路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
スノー性能:
試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組み付けて試験車両に装着し、空気圧200kPaとして、雪上のテストコースにおいてのスノー性能を官能評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどスノー性能が優れていることを意味する。
Figure 2009292253
この表1から明らかなように、実施例1〜3のタイヤはいずれも比較例1に比べてドライ路面での操縦安定性及びスノー性能についての評価結果が良好であった。比較例2のタイヤは、トレッド部の中央域に位置する陸部に全長にわたって深いラグ溝と全長にわたって深いサイプを設けているため、スノー性能の向上に伴ってドライ路面での操縦安定性が低下していた。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1のトレッドパターンの要部を示す拡大図である。 図1のトレッドパターンにおいてトレッド部の中央域に位置する陸部をサイプに沿って切り欠いた断面図である。
符号の説明
1 主溝(第1主溝)
2 主溝(第1主溝)
10 陸部(第1陸部)
11 細溝
12 ラグ溝
13 サイプ
20 陸部(第2陸部)
21 ラグ溝
22 ブロック
23 サイプ
30 陸部(第3陸部)
31 ラグ溝
32 サイプ
T トレッド部
E 接地端

Claims (6)

  1. トレッド部の中央域でタイヤ周方向に延びるリブ状の第1陸部と、該第1陸部の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第1主溝と、該第1主溝の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第2陸部と、該第2陸部の両側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第2主溝と、該第2主溝の外側に隣接してタイヤ周方向に延びる一対の第3陸部とを備えた方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、前記第1陸部の中央にタイヤ周方向に延びる細溝を設けると共に、該第1陸部に前記第1主溝から前記細溝に向かって延びる複数本のラグ溝と複数本のサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝とサイプとを互いに交差させ、前記第1陸部のラグ溝を前記第1主溝と前記細溝との間で終端させ、その幅及び深さを開口端から閉塞端に向かって徐々に小さくする一方で、前記第1陸部のサイプを前記細溝に連通させ、その深さを前記第1主溝から前記ラグ溝との交差点までの部分よりも前記ラグ溝との交差点から前記細溝までの部分にて相対的に小さくしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1陸部のラグ溝及びサイプをタイヤ周方向に対して傾斜角度を持つように配置し、これらラグ溝及びサイプの少なくとも一方を湾曲させたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1陸部のラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度を10°〜40°とし、前記第1陸部のサイプのタイヤ周方向に対する傾斜角度を30°〜60°としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第2陸部を複数本のラグ溝で区分された複数のブロックからなるブロック列としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第2陸部のラグ溝を前記第1陸部のラグ溝の延長線上に配置したことを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第3陸部に、前記第2陸部のラグ溝よりもタイヤ周方向に対する傾斜角度が大きく接地端へ開口する一方で前記第2主溝に対して非連通となる複数本のラグ溝と、弓状に湾曲しながら前記第2主溝及び接地端の両方に開口するサイプとをタイヤ周方向に沿って交互に配置し、これらラグ溝とサイプとを互いに交差させたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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