JP5181927B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明はオールシーズン系又はマッド&スノー系の空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ウェット路面での操縦安定性を改善しながら、良好なスノー性能を確保することを可能にした空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤにおけるウェット路面での操縦安定性を改善するためには、トレッド面に形成された溝によるエッジ効果の増大が有効であるが、それと同時にブロック剛性の確保も重要であり、特にロードノイズを低減する観点からも、従来からリブ基調のトレッドパターンが広く採用されてきた。
一方、スノートラクションを確保するための大きな要因の一つは溝体積を増やすことにある。しかし、トレッド部の溝体積を増加させた場合には、スノートラクションの改善が可能であるものの、ブロック剛性が低下するために、ウェット路面での操縦安定性が低下するという問題がある。このようにウェット路面での操縦安定性とスノー性能の改善条件とは互いに背反する関係にある。
そのため、従来から排水性能に優れたトレッドパターン(例えば、特許文献1、2参照)やスノー性能に優れたトレッドパターン(例えば、特許文献3)が数多く提案されてきたが、いずれの提案にあっても、ウェット路面での操縦安定性とスノー性能とを両立させることは極めて困難であった。
特開2003−11616号公報 特開2006−232012号公報 特開2003−146020号公報
本発明の目的は、ウェット路面での操縦安定性を改善しながら、良好なスノー性能を確保することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トレッド面のタイヤ赤道線を挟む両側にそれぞれタイヤ周方向に延びる一対の第一主溝及び第二主溝を形成し、該トレッド面にタイヤ周方向に延びる5本の陸部を形成すると共に、該5本の陸部にそれぞれタイヤ赤道線を挟んで点対称又は線対称となるトレッドパターンを形成した空気入りタイヤにおいて、前記第一主溝の中心位置とタイヤ赤道線との間隔をそれぞれ接地幅Wの5〜18%にすると共に、これら第一主溝とその両側に位置する前記第二主溝とにより区画された左右の第二陸部に、タイヤ周方向に間隔をおいて、それぞれ前記第二主溝から前記第一主溝に向けてタイヤ幅方向に傾斜して延び、かつ前記第一主溝側で反対方向に屈曲して陸部内で終端する複数のサブ溝を形成し、これらサブ溝の中心線の長さLを該サブ溝のタイヤ周方向におけるピッチ長Pの1.25〜1.75倍にし、かつ前記長さLと前記ピッチ長P及び前記第二陸部の幅Aとの関係をL≧(P2 +A2 1/2 にしたことを特徴とするものである。
さらに、上述する構成において、以下(1)〜(5)に記載するように構成することが好ましい。
(1)前記第二陸部における前記第二主溝と前記サブ溝の屈曲部との間に、前記第二主溝から延びる閉塞サイプによりブロックを形成する。
(2)前記第一主溝により区画された第一陸部をタイヤ周方向に延びるリブ構造に形成する。
(3)前記第二主溝の中心位置とタイヤ赤道線との間隔をそれぞれ接地幅Wの25〜40%にする。
(4)前記第一主溝及び第二主溝の両壁をタイヤ幅方向に突出する鋸刃状に形成する。
(5)前記第二主溝と接地端との間をタイヤ周方向に連続的に延在するリブ構造に形成する。この場合において、前記第二主溝と接地端との間から接地端を跨りタイヤ幅方向外側に延びるラグ溝を形成し、該ラグ溝の接地端におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度を85〜95°にするとよい。
上述する本発明によれば、左右一対の第一主溝の中心位置を規定することにより、タイヤ赤道線上に配置された第一陸部の剛性を確保しながら、第一主溝に基づく排水性を確保している。さらに、第一陸部の両側に配置された左右一対の第二陸部に、それぞれ第二主溝からタイヤ幅方向に傾斜して第一主溝側で反対方向に湾曲して第二陸部内で終端するサブ溝を形成することにより、第二陸部のタイヤ赤道線側(第一主溝側)にタイヤ周方向に延在するリブ部分を形成して第二陸部の剛性低下を回避しながら、第二陸部のタイヤショルダー側に形成したサブ溝により排水性を確保している。
そして、サブ溝を第二陸部内の反対方向に湾曲形成することにより第二陸部のタイヤショルダー側における剛性低下を回避しながら、サブ溝の中心線の長さLがサブ溝のタイヤ周方向のピッチ長Pと第二陸部の幅Aとの間で所定の関係になるようにして、第二陸部における溝成分を確保するようにしたので、ウェット路面での操縦安定性を改善しながら、良好なスノー性能(スノートラクション性能及びスノー制動性能を含む)を確保することができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態による空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す展開図である。図2は図1の要部を示す拡大図である。
図1に示すように、本発明の空気入りタイヤは、トレッド面10のタイヤ赤道線CLを挟む両側にそれぞれタイヤ周方向に延びる一対の第一主溝1、1及び第二主溝2、2を形成して、トレッド面10をタイヤ周方向に延びる5本の陸部に形成すると共に、これら5本の陸部にそれぞれタイヤ赤道線CLを挟んで点対称又は線対称(図では点対称)となるトレッドパターンを形成している。
そして、第一主溝1、1の中心位置とタイヤ赤道線CLとの間隔W1をそれぞれ接地幅Wの5〜18%に設定して、タイヤ赤道線CL上に配置された第一陸部11の剛性を確保したうえで、第一主溝1,1に基づく排水性を確保するようにしている。ここで、間隔W1が接地幅Wの5%未満では第一陸部11の剛性が不足してウェット路面における操縦安定性が低下することになり、18%超になると排水性が低下して良好なスノー性能が得られなくなる。
さらに、本発明の空気入りタイヤでは、これら第一主溝1、1とその両側に位置する第二主溝2、2とにより区画された左右の第二陸部12、12に、タイヤ周方向に間隔をおいて、それぞれ第二主溝2、2からタイヤ幅方向の内側に傾斜して延び、かつ第一主溝1、1側で反対方向に屈曲して第二陸部12内で終端する複数のサブ溝3を形成することにより、第二陸部12のタイヤ赤道線CL側(第一主溝1、1側)にタイヤ周方向に延在するリブ部分を形成して赤道線CL側における剛性を確保しながら、第二陸部12のタイヤショルダー側に形成したサブ溝3によりショルダー側における剛性低下を回避しながら排水性を確保している。
そして、図2に示すサブ溝3の中心線の長さL(以下、サブ溝長さLという)をサブ溝3のタイヤ周方向におけるピッチ長Pの1.25〜1.75倍、好ましくは1.35〜1.65倍に設定すると共に、このサブ溝長さLとピッチ長P及び第二陸部12の幅Aとの関係がL≧(P2 +A2 1/2 となるように調整している。このように構成することにより、第二陸部12における剛性を犠牲にすることなしに溝部分を確保することができるので、ウェット路面での操縦安定性を改善しながら、良好なスノー性能(スノートラクション性能及びスノー制動性能を含む)を確保することができる。
ここで、サブ溝長さLがピッチ長Pの1.25倍未満ではスノー性能を確保することが難しくなり、1.75倍超になると第二陸部12の剛性が不足してウェット路面での操縦安定性が低下することになる。また、このサブ溝長さLが(P2 +A2 1/2 より小さくなると、前記同様スノー性能を確保することが難しくなる。
なお、上述するピッチ長Pがタイヤ周上においてそれぞれ異なる場合には、ピッチ長Pとして「平均ピッチ長」を適用させることができる。また、本発明において、上述する接地幅Wとは、空気圧を200kPaとしてタイヤを静止した状態で平板上に置いたときに形成される接地領域のタイヤ軸方向の最大寸法をいい、具体的には、JATMA規定の最大負荷能力の80%に相当する荷重を負荷させたときの最大接地幅をいう。
本発明において、上述する主溝1及び2の大きさは、タイヤの種類やサイズに応じて、通例、溝幅を6〜18mm、溝深さを6〜16mmに形成する。また、サブ溝3については、その溝幅や溝深さが特に限定されるものではないが、主溝1及び2よりも小さい溝幅及び溝深さが設定される。
図1の実施形態では、タイヤ赤道線CL上に配置された第一陸部11の両側に、タイヤ周方向に間隔を隔てて、第一主溝1、1から傾斜して延びる短溝4を形成し、この短溝4の形成により良好な排水性を確保するようにしている。また、第二主溝12,12の外側の第三陸部13、13には、サブ溝3から延びる延長溝5を形成し、この延長溝5を接地幅W内で分断させたうえで、接地端Bを跨らせてタイヤ幅方向に延長させている。
これにより、良好なスノー性能を確保するようにしている。しかし、本発明の空気入りタイヤでは、上述する第一陸部11における短溝4や第三陸部13における延長溝5は、必ずしも設ける必要はない。
また、上述する図1の実施形態では、第一陸部11、左右の第二陸部12、12、左右の第三陸部13、13におけるトレッドパターンがそれぞれタイヤ赤道線CLを挟んで点対称に形成されている場合(非方向性トレッドパターン)を示したが、本発明の空気入りタイヤでは、これら各陸部11、12、12、13、13におけるトレッドパターンをそれぞれタイヤ赤道線CLを挟んで線対称に形成する場合(方向性トレッドパターン)がある。さらに、図3に示すように、タイヤ赤道線CLを中心にして形成された左右のトレッドパターンを、タイヤ赤道線CLの両側でタイヤ周方向に互いにずらせて形成する場合がある。
本発明において、第二陸部12における第二主溝2とサブ溝3の屈曲部との間には、図1及び2に示すように、第二主溝2から延びる閉塞サイプ8により囲まれたサイプブロック9を形成するとよい。これにより、第二陸部12におけるエッジ効果、特に制動時におけるエッジ効果が補完されて、ウェット路面での操縦安定性及びスノー性能を一層向上させることができる。
上述する閉塞サイプ8の長さは、特に限定されるものではないが、好ましくは上述するサブ溝3の中心線の長さLの60〜80%に設定するとよい。これにより、ウェット路面での操縦安定性とスノー性能とを高いレベルで両立させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤにおける第一陸部11及び第二陸部12,12には、さらに良好なスノー性能を確保するために、それぞれの陸部の剛性を低下させない範囲において、図示しないサイプを形成することができる。
上述するように、本発明の空気入りタイヤは、左右の第一主溝1、1により区画されたタイヤ赤道線CL上の第一陸部11をタイヤ周方向に連続して延びるリブ構造に形成することにより陸部の剛性を確保して、ウェット路面での操縦安定性を向上させるようにしている。したがって、第一陸部11にはタイヤ幅方向に陸部を横断するサイプなどの補助溝を形成しないことが好ましい。
本発明において、第二主溝2の中心位置とタイヤ赤道線CLとの間隔W2をそれぞれ接地幅Wの25〜40%、好ましくは30〜38%に設定するとよい。これにより、左右の第二陸部12、12の剛性が適正化されて、ウェット路面での操縦安定性とスノー性能とを高いレベルで両立させることができる。
さらに好ましくは、第一主溝1、1及び第二主溝2、2の両壁を、図1及び図2に示すように、タイヤ幅方向に突出する鋸刃状に形成するとよい。ここで、鋸刃状の突出幅を主溝の幅の8〜15%に設定するとよい。これにより、第一主溝1及び第二主溝2における排水性を損なうことなしに、各陸部におけるエッジ効果を増強させることができるので、スノー性能を確実に向上させることができる。
このように第一主溝1、1及び第二主溝2、2の両壁を鋸刃状に形成した場合には、上述する(P2 +A2 1/2 の算定に際しては、第二陸部12の幅Aとして、図2に示すように、第一主溝1と第二主溝2との両壁における鋸刃状に突出した先端同士を結ぶ最小の幅が適用される。
本発明において、第三陸部13、13における第二主溝12、12と接地端B、Bとの間を、図1に示すように、タイヤ周方向に連続的に延在するリブ構造に形成するとよい。これにより、第三陸部13、13における接地幅W内の陸部の剛性が確保されて、ウェット路面での操縦安定性を高いレベルで向上させることができる。
さらに好ましくは、第二主溝12、12と接地端B、Bとの間を始点として接地端B、Bを跨りタイヤ幅方向外側に延びるラグ溝6、6を形成し、ラグ溝6の内側端末を接地幅W内に位置させて、これらラグ溝6、6の接地端B、Bにおけるタイヤ周方向に対する傾斜角度を85〜95°に設定するとよい。これにより、第三陸部13、13におけるタイヤ幅方向に延びる溝成分を確保することができるので、スノー性能を一層高いレベルで向上させることができる。
上述する場合には、ラグ溝6の幅を上述するサブ溝3のピッチ長Pの10〜15%に設定するとよい。さらに、図1に示す接地幅W内に突出するラグ溝6の長さW3を14〜18mm程度に設定するとよい。これにより、ウェット路面での操縦安定性とスノー性能とを高いレベルで両立させることができる。
タイヤサイズをP265/70R17 113S、トレッドパターンを図1(W1/W=0.12)として、第二陸部におけるサブ溝の仕様(サブ溝の有無、平面視形状、長さL、平均ピッチ長さP、L/Pの値、(P2 +A2 1/2 の値)及びサイプブロックの有無、主溝両壁の鋸刃形状の有無、を表1のように異ならせて本発明タイヤ(実施例1〜3)及び比較タイヤ(比較例1〜4)を作製した。
これら7種類のタイヤについて、以下の評価方法により、ウエット路面での操縦安定性及びスノー制動性能を評価すると共に、併せて騒音性能を評価し、その結果を比較例3を100とする指数により表1に併記した。数値が大きいほど優れていることを示す。
〔ウエット路面での操縦安定性(表1において、操縦安定性という)〕
各タイヤをリムサイズ17×8.0Jのホイールに組み付けて排気量6000ccクラスのSUV車両の前後輪に装着し、空気圧210kPaとして、水深約1.5mmのウエット路面を速度40〜100km/hにて走行したときの操縦安定性を熟練したテストドライバーのフィーリングにより評価を行った。
〔スノー制動性能(表1において、スノー性能という)〕
各タイヤをリムサイズ17×8.0Jのホイールに組み付けて排気量6000ccクラスのSUV車両の前後輪に装着し、空気圧210kPaとして、雪上路面上を40km/hの走行状態から制動し、完全に停止するまでの制動距離を測定した。ここで、この測定に際しては、各タイヤ毎に制動距離の測定を5回行い、最大値及び最小値を除外した3つの測定値の平均値を求めるようにした。
〔騒音性能〕
各タイヤをリムサイズ17×8.0Jのホイールに組み付けて排気量6000ccクラスのSUV車両の前後輪に装着し、空気圧210kPaとして、アスファルト路面からなるテストコースを速度40〜80km/hにて走行したときの周波数31.5〜2500Hz域における車内騒音を車内中央に設置したマイクロフォンにより測定した。
Figure 0005181927
表1より、本発明タイヤは、比較タイヤに比してウエット路面での操縦安定性とスノー制動性能とがバランスよく向上しており、さらに騒音性能についても改善されていることがわかる。なお、第二陸部にサブ溝を形成しなかった比較例1は、騒音性能が良好であるものの、ウエット路面での操縦安定性及びスノー制動性能が低下していることを確認した。また、サブ溝の平均ピッチ長さに対してサブ溝の長さを大きくし過ぎた比較例4は、第二陸部の剛性が不足したために、ウエット路面での操縦安定性が低下した。
本発明の実施形態による空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す一部展開図である。 図1のトレッドパターンの要部を示す拡大図である。 本発明の他の実施形態による図1に相当する一部展開図である。
符号の説明
1 第一主溝
2 第二主溝
3 サブ溝
6 ラグ溝
8 閉塞サイプ
9 サイプブロック
10 トレッド面
11 第一陸部
12 第二陸部
13 第三陸部
A 第二陸部の幅
L サブ溝の長さ
P サブ溝のピッチ長さ
CL タイヤ赤道線
W 接地幅

Claims (7)

  1. トレッド面のタイヤ赤道線を挟む両側にそれぞれタイヤ周方向に延びる一対の第一主溝及び第二主溝を形成し、該トレッド面にタイヤ周方向に延びる5本の陸部を形成すると共に、該5本の陸部にそれぞれタイヤ赤道線を挟んで点対称又は線対称となるトレッドパターンを形成した空気入りタイヤにおいて、
    前記第一主溝の中心位置とタイヤ赤道線との間隔をそれぞれ接地幅Wの5〜18%にすると共に、これら第一主溝とその両側に位置する前記第二主溝とにより区画された左右の第二陸部に、タイヤ周方向に間隔をおいて、それぞれ前記第二主溝から前記第一主溝に向けてタイヤ幅方向に傾斜して延び、かつ前記第一主溝側で反対方向に屈曲して陸部内で終端する複数のサブ溝を形成し、これらサブ溝の中心線の長さLを該サブ溝のタイヤ周方向におけるピッチ長Pの1.25〜1.75倍にし、かつ前記長さLと前記ピッチ長P及び前記第二陸部の幅Aとの関係をL≧(P2 +A2 1/2 にした空気入りタイヤ。
  2. 前記第二陸部における前記第二主溝と前記サブ溝の屈曲部との間に、前記第二主溝から延びる閉塞サイプによりサイプブロックを形成した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第一主溝により区画された第一陸部をタイヤ周方向に連続して延びるリブ構造に形成した請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第二主溝の中心位置とタイヤ赤道線との間隔をそれぞれ接地幅Wの25〜40%にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第一主溝及び第二主溝の両壁をタイヤ幅方向に突出する鋸刃状に形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第二主溝と接地端との間をタイヤ周方向に連続的に延在するリブ構造に形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第二主溝と接地端との間から接地端を跨りタイヤ幅方向外側に延びるラグ溝を形成し、該ラグ溝の接地端におけるタイヤ周方向に対する傾斜角度を85〜95°にした請求項6に記載の空気入りタイヤ。
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