JP7223917B2 - 積層体、放熱構造体及び半導体モジュール - Google Patents

積層体、放熱構造体及び半導体モジュール Download PDF

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Description

本開示は、積層体、放熱構造体及び半導体モジュールに関する。
自動車、電鉄、産業用機器、及び発電関係等の分野には、大電流を制御するパワーモジュールが用いられている。このようなパワーモジュールには、半導体素子及びセラミック回路基板等が用いられている。パワーモジュールは、高出力化に伴って、高い放熱性を有することが求められている。また、パーソナルコンピュータ及びサーバー等の電子機器においても、小型化、薄型化及び軽量化に伴って、電子機器に組み込まれる放熱部材の高性能化が求められている。
特許文献1では、β-窒化珪素結晶粒子を主相とするシート状の窒化珪素基板の表面に表面層を形成する技術が提案されている。この技術では、窒化珪素基板と押さえ部材と接触させて圧接構造のモジュール構造体を形成したときに、窒化珪素基板と押さえ部材との間の隙間を生じにくくして、放熱性を向上することが提案されている。
国際公開第2011/010597号
本開示は、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることが可能な積層体を提供する。また、本開示は、このような積層体を備えることによって、優れた放熱性を有する放熱構造体を提供する。また、本開示は、このような放熱構造体を備えることによって、優れた放熱性を有する半導体モジュールを提供する。
本開示は、一つの側面において、窒化ケイ素板と、窒化ケイ素板の第一の主面の少なくとも一部を覆う放熱グリース層と、を備え、窒化ケイ素板の厚みが0.2mm未満である、積層体を提供する。放熱グリース層は第一の主面との密着性、及び、第一の主面側において積層体と接触する被着体との密着性に優れる。また、窒化ケイ素板の厚みが十分に小さい。したがって、上記積層体は積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。
上述の積層体における放熱グリース層に含まれるセラミックフィラーの含有量は50体積%以上であってよい。これによって、セラミックフィラーを介して熱が十分に伝達されることとなるため、熱抵抗を一層低くすることができる。
上述の積層体における放熱グリース層に含まれるセラミックフィラーのD50に対するD90の比が1~5であってよい。これによって、放熱グリース層の上に被着体を設けたときに、窒化ケイ素板と被着体とをセラミックフィラーを介して十分に接触することができる。したがって、被着体を設けたときの熱抵抗を一層低くすることができる。
上述の放熱グリース層の厚みは10~100μmであってよい。これによって、放熱グリース層の上に被着体を設けたときに、密着性を十分に高くしつつ、窒化ケイ素板と被着体とを十分に近づけることができる。したがって、被着体を設けたときの熱抵抗を一層低くすることができる。
上述の積層体における放熱グリース層に含まれるセラミックフィラーの平均球形度は0.7以上であってよい。このようなセラミックフィラーは、窒化ケイ素板の第一の主面上において面内方向に沿って並びやすい。このため、セラミックフィラーと窒化ケイ素板との接点を十分に増やすことができる。また、このようなセラミックフィラーは流動性に優れる。したがって、積層方向における熱抵抗を一層低くすることができる。
上述の積層体は、窒化ケイ素板の第一の主面とは反対側の第二の主面の少なくとも一部を覆う別の放熱グリース層を備えてもよい。これによって、第一の主面側と第二の主面側にそれぞれ被着体を設けたときに、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。
本開示は、一つの側面において、上述のいずれかの積層体と、放熱グリース層を介して、第一の主面に対向するように配置される被着体と、を備える放熱構造体を提供する。この放熱構造体は、上述のいずれかの積層体を備えており、放熱グリース層を介して、第一の主面に対向するように被着体が配置されることから、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。したがって、上記放熱構造体は優れた放熱性を有する。
本開示は、一つの側面において、上述のいずれかの積層体と、放熱グリース層を介して第一の主面に対向するように配置される第一の被着体と、別の放熱グリース層を介して第二の主面に対向するように配置される第二の被着体と、を備える放熱構造体を提供する。この放熱構造体は、上述のいずれかの積層体を備えており、2つの放熱グリース層を介して、第一の主面及び第二の主面にそれぞれ対向するように第一の被着体及び第二の被着体が配置されることから、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。したがって、上記放熱構造体は優れた放熱性を有する。
本開示は、一つの側面において、上述のいずれかの放熱構造体と半導体素子とを備える、半導体モジュールを提供する。この半導体モジュールは、優れた放熱性を有する上述のいずれかの放熱構造体を備えることから、優れた放熱性を有する。
積層方向における熱抵抗を十分に低くすることが可能な積層体を提供することができる。また、このような積層体を備えることによって、優れた放熱性を有する放熱構造体を提供することができる。また、このような放熱構造体を備えることによって、優れた放熱性を有する半導体モジュールを提供することができる。
図1は、一実施形態に係る積層体の断面図である。 図2は、図1の積層体の平面図である。 図3は、一実施形態に係る放熱構造体と、これを備える一実施形態に係る半導体モジュールの正面図である。 図4は、熱抵抗測定装置の構造を模式的に示す図である。
以下、場合により図面を参照して、本開示の実施形態を説明する。ただし、以下の実施形態は、本開示を説明するための例示であり、本開示を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、説明に使用される上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
図1は、一実施形態に係る積層体を積層方向に沿って切断したときの断面を示している。図2は、図1の積層体を、第一の主面側からみたときの図である。図1及び図2に示される積層体100は、平板状の窒化ケイ素板10と、窒化ケイ素板10の第一の主面10Aの中央部を覆う放熱グリース層21(第一の放熱グリース層)と、窒化ケイ素板10の第二の主面10Bの中央部を覆う放熱グリース層22(第二の放熱グリース層)と、を備える。放熱グリース層21,22の主面21A,22Bは、窒化ケイ素板10の第一の主面10A,第二の主面10Bよりも一回り小さい。このため、窒化ケイ素板10の第一の主面10A,第二の主面10Bの一部(中央部)が放熱グリース層21,22によって覆われ、窒化ケイ素板10の第一の主面10A,第二の主面10Bの他部(外縁部)が放熱グリース層21,22によって覆われずに露出している。窒化ケイ素板10及び放熱グリース層21,22の大小関係はこれに限定されず、変形例では、窒化ケイ素板の第一の主面及び第二の主面と、第一の放熱グリース層及び第二の放熱グリース層の主面が同じサイズであり、窒化ケイ素板の第一の主面及び第二の主面の全体が放熱グリース層で覆われていてもよい。
窒化ケイ素板10の厚みT10は、0.2mm未満である。このため、第一の主面10A及び第二の主面10Bに直交する方向、すなわち厚み方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。熱抵抗をさらに低減する観点から、厚みT10は、0.1mm未満であってよく、0.09mm未満であってもよい。窒化ケイ素板10の強度を維持する観点から、厚みT10は、0.03mm以上であってよく、0.05mm以上であってもよい。
放熱グリース層21,22の厚みT21,T22は、それぞれ10~100μmであってよい。これによって、放熱グリース層21,22の上に被着体を設けたときに、密着性を十分に高くしつつ、窒化ケイ素板と被着体とを十分に近づけることができる。したがって、積層体100の熱抵抗を一層低くすることができる。厚みT21,T22は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
放熱グリース層21,22は、セラミックフィラーと溶媒とを含有する。溶媒としては、シリコーンオイル、ポリオレフィンオイルが挙げられる。シリコーンオイルは、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、及び変性シリコーンオイルからなる群より選ばれる少なくとも一つを含んでよい。シリコーンオイルの20℃における動粘度は、例えば、100~3000mm/sであってよく、100~1000mm/sであってもよい。
セラミックフィラーは、アルミナフィラー、酸化亜鉛フィラー、窒化ケイ素フィラー、酸化ケイ素フィラーからなる群より選ばれる少なくとも一つを含んでよい。このうち、熱抵抗率を十分に低減する観点から、アルミナフィラーを含んでよい。
放熱グリース層21,22におけるセラミックフィラーの含有量は、50体積%以上であってよく、55体積%以上であってよく、60体積%以上であってもよい。このようにセラミックフィラーの含有量を高くすることによって、セラミックフィラーを介して放熱グリース層21,22中を、熱が十分に伝達されることとなる。このため、積層体100の積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。また、被着体を放熱グリース層21,22に被着させたときに、窒化ケイ素板10の第一の主面10A,第二の主面10Bにおいて居所的な応力集中が生じることを抑制できる。このため、窒化ケイ素板10の第一の主面10A,第二の主面10Bにセラミックフィラーが押し付けられてクラックが生じることを抑制できる。なお、積層体100の積層方向とは、窒化ケイ素板10の第一の主面10A、及び第二の主面10Bに垂直な方向である。
放熱グリース層21,22におけるセラミックフィラーの含有量は、80体積%以下であってよく、75体積%以下であってもよい。これによって、放熱グリース層21,22の流動性が向上し、放熱グリース層21,22と窒化ケイ素板10、及び放熱グリース層21,22と被着体との密着性を一層向上することができる。
放熱グリース層21,22におけるセラミックフィラーのD90は、9μm未満であってよく、8μm未満であってよく、7μm未満であってもよい。セラミックフィラーのD50に対するD90の比(D90/D50)は1~5であってよい。このようなセラミックフィラーは、粗大なフィラーが低減されており、比較的狭い粒度分布を有する。このようなセラミックフィラーを含むことによって、被着体を放熱グリース層21,22に被着させたときに、窒化ケイ素板10の第一の主面10A及び第二の主面10Bにおいて居所的な応力集中が生じることを抑制できる。同様の観点から、比(D90/D50)は1~4であってよく、1~3であってよく、1~2であってもよい。また、同様の観点から、セラミックフィラーの最大粒径(D100)は10μm未満であってよく、9μm未満であってもよい。
セラミックフィラーの粒度分布は、レーザー回折・散乱法による市販の粒度測定装置(例えば、日機装株式会社製のマイクロトラックMT3300(商品名))を用いて測定される。測定は湿式法であり、分散溶媒としては水が用いられる。本開示におけるセラミックフィラーのD50は、個数基準の粒度分布において頻度の累積が50%となる粒径(メジアン径)である。本開示におけるセラミックフィラーのD90は、個数基準の粒度分布において頻度の累積が90%となる粒径である。また、セラミックフィラーの最大粒径(D100)は、個数基準の粒度分布において頻度の累積が100%となる粒径である。
セラミックフィラーの平均球形度は0.7以上であってよく、0.75以上であってもよい。これによって、セラミックフィラーを、窒化ケイ素板10の第一の主面10A及び第二の主面10Bの面内方向に沿って並びやすくすることができる。このため、セラミックフィラーと窒化ケイ素板10との接点を十分に増やすことができる。また、このようなセラミックフィラーは流動性に優れる。したがって、積層体100の積層方向における熱抵抗を一層低くすることができる。なお、セラミックフィラーの平均球形度が高くなり過ぎるとセラミックフィラー同士の接触頻度が少なくなる傾向にある。セラミックフィラー同士の接触面積を大きくして熱伝導性を一層高くする観点から、セラミックフィラーの平均球形度は0.95以下であってよい。
本開示における平均球形度は、以下のとおりにして測定される。まず、走査型電子顕微鏡にて撮影したセラミックフィラーの画像を、画像解析装置(日本アビオニクス社製等)に取り込む。画像からセラミックフィラーの投影面積(A)と周囲長(PM)を測定する。周囲長(PM)に対応する真円の面積を(B)とすると、その粒子の真円度はA/Bとして算出される。セラミックフィラーの周囲長(PM)と同一の周囲長を有する半径rの真円を想定すると、以下の式が成り立つ。
PM=2πr
B=πr
これらの式から、真円の面積(B)は以下の式で表される。
B=π×(PM/2π)
したがって、個々のセラミックフィラーの球形度は、以下のとおり算出される。
球形度=A/B=A×4π/(PM)
任意に選択される200個のセラミックフィラーの球形度を上述のとおり算出し、それらの平均値を平均球形度とする。
放熱グリース層21,22は、セラミックフィラー以外の成分を含んでいてもよい。そのような成分としては、例えば、シランカップリング剤が挙げられる。ただし、セラミックフィラー以外の固形分の含有量は、5体積%未満であってよく、3体積%未満であってもよい。放熱グリース層21,22の20℃における粘度は、100~200Pa・sであってよい。この粘度は、回転式レオメーターを用い、25℃、せん断速度10(S-1)の条件で測定される値である。これによって、放熱グリース層21,22の密着性と保形性を十分に向上することができる。
放熱グリース層21及び放熱グリース層22は,第一の主面10A及び第二の主面10Bとの密着性に優れる。また、積層体100における窒化ケイ素板10の厚みが十分に小さい。したがって、積層体100は、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。ASTM D5470に準拠して測定される積層体100の熱抵抗は、0.2℃・cm/W以下であってよく、0.18℃・cm/W以下であってもよい。
積層体100の放熱グリース層21の主面21Aに第一の被着体が被着された場合、放熱グリース層21は第一の被着体との密着性にも優れる。放熱グリース層22の主面22Bに第二の被着体が被着された場合、放熱グリース層22は第二の被着体との密着性にも優れる。したがって、積層体100を用いれば、積層方向における熱抵抗が十分に小さい構造体を製造することができる。このような積層体100を用いて製造される構造体は、優れた放熱性が求められる半導体モジュール等において放熱構造体として好適に用いることができる。すなわち、積層体100は、半導体モジュール用、又は放熱構造体用として好適である。ただし、積層体100の用途はこれらに限定されない。
放熱グリース層21,22の組成、形状、及びサイズは、互いに同じであってよく、異なっていてもよい。積層体100は、窒化ケイ素板10の両方の主面の上に一対の放熱グリース層を備えていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、別の例では、第一の主面10A及び第二の主面10Bのどちらか一方のみに放熱グリース層を備えていてよい。また、窒化ケイ素板及び放熱グリース層の主面の形状は四角形のものに限定されず、丸形又は楕円型であってよく、四角形とは異なる多角形であってもよい。窒化ケイ素板の主面と放熱グリース層の主面の形状は同じであってよく、異なっていてもよい。また、窒化ケイ素板の主面において、放熱グリース層は、2つ以上に分かれていてもよい。
図3は、放熱構造体、及びこれを備える半導体モジュールの一実施形態を示す正面図である。図3の半導体モジュール200は、端部にねじが挿通される貫通穴を有する窒化ケイ素板10と、当該穴よりも中央寄りにおいて、窒化ケイ素板10の第一の主面10Aの一部を覆う放熱グリース層21と、を備える積層体101と、接合体40を介して窒化ケイ素板10の第一の主面10Aと対向するように配置され、端部にねじ止め用の穴を有する放熱フィン30と、ワッシャ33及び窒化ケイ素板10の貫通穴に挿通され、窒化ケイ素板10と放熱フィン30とを連結するねじ31と、を備える。窒化ケイ素板10と放熱フィン30との間には半導体素子41を含む接合体40がねじ31によるねじ止めによって挟持されている。
接合体40は、放熱フィン30側から、スペーサ44、半導体素子41、スペーサ42、押さえ部材46(被着体46)がこの順に積層されて構成されている。スペーサ44及びスペーサ42は、絶縁性のセラミックで構成されていてよい。押さえ部材46は、銅板等の金属板であってよい。窒化ケイ素板10の放熱フィン30と対向する第一の主面10Aの中央部分には放熱グリース層21が設けられている。すなわち、窒化ケイ素板10と放熱グリース層21とは、積層体101を構成している。積層体101の放熱グリース層21は、押さえ部材46と接している。すなわち、押さえ部材46は、被着体として放熱グリース層21に被着され、放熱構造体150を構成する。放熱構造体150は、積層体101と、積層体101の窒化ケイ素板10の第一の主面10Aに対向するように配置され、放熱グリース層21に被着される押さえ部材46と、を備える。
放熱グリース層21は、窒化ケイ素板10及び押さえ部材46と密着する。このため、積層体101及び押さえ部材46は、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることができる。このため、半導体素子41で発生した熱の一部は、スペーサ42、押さえ部材46、及び積層体101を伝わって窒化ケイ素板10の第二の主面10Bから放出される。また、半導体素子41で発生した熱の一部は、スペーサ44を伝わって放熱フィン30から放出される。また、ねじ31を介して窒化ケイ素板10と放熱フィン30の間を熱が伝わってもよい。半導体モジュール200は、優れた放熱性を有する放熱構造体150を備えることから、過酷な環境下でも優れた機能を発揮することができる。半導体素子41はパワー半導体素子であってよく、半導体モジュール200はパワー半導体モジュールであってよい。
冷却構造体及び半導体モジュールは、図3の構造に限定されない。例えば、放熱フィン30に変えて、別の積層体101を用い、一対の積層体101で接合体40を挟んでもよい。このとき、一対の積層体101の放熱グリース層21同士が対向するように一対の積層体101を配置してよい。
積層体100及び積層体101の製造方法の一例を以下に説明する。この製造方法は、窒化ケイ素粉末及び焼結助剤を含む原料を用いて成形体を作製する成形工程と、成形体を焼成して窒化ケイ素焼結体で構成される窒化ケイ素板を得る焼成工程と、グリースを調製するグリース調製工程と、窒化ケイ素板の主面にグリースを塗布して放熱グリース層を形成する層形成工程と、を有する。
成形工程では、窒化ケイ素粉末を含む原料粉末を例えば3.0~10.0MPaの成形圧力で加圧して成形体を得る。成形体は一軸加圧して作製してもよいし、CIPによって作製してもよい。原料粉末は、焼結助剤を含んでいてもよい。焼結助剤としては酸化物系焼結助剤を用いることができる。酸化物系焼結助剤としてはY3、MgO及びAl等が挙げられる。原料粉末にバインダ及び分散剤を配合して原料スラリーを調製し、成形体を作製してもよい。バインダは有機成分を含むものが挙げられる。バインダとしては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール等が挙げられる。分散剤としてマレイン酸系共重体、トリオレイン酸ソルビタン等が挙げられる。
原料スラリーを用いる場合、ドクターブレード法、カレンダー法、又は押し出し法等によって離型フィルム上に所定の厚みとなるように塗布する。その後、塗布された原料スラリーを乾燥させて離型フィルムから剥がすことによって、シート状の成形体(グリーンシート)が得られる。グリーンシートは、例えば切断等によって所望の形状を有する成形体を得てもよい。
焼成工程では、窒素ガス又はアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中で成形体を焼成する。焼成時の圧力は、0.7~0.9MPaであってよい。焼成温度は1860~2100℃であってよく、1880~2000℃であってもよい。当該焼成温度における焼成時間は6~20時間であってよく、8~16時間であってよい。このようにして、窒化ケイ素焼結体で構成される、厚みが0.2mm未満の窒化ケイ素板を得ることができる。窒化ケイ素板の厚みは、成形体の厚みを変えることで調節することができる。
グリース調製工程では、所定の粒径及び形状を有するセラミックフィラーを調製する。粒径及び形状の調整は、ビーズミル等の粉砕機及び篩等を用いて行うことができる。内容としては粒径及び形状が調整されたセラミックフィラーと溶媒とを配合し、万能混合攪拌機、及び/又はニーダー等を用いて攪拌する。このとき、セラミックフィラー及び溶媒以外の成分を配合してもよい。このようにしてグリースが得られる。
層形成工程では、窒化ケイ素板の一方の主面にグリースを塗布して放熱グリース層を形成する。グリースの塗布は、例えば、スクリーン印刷機を用いて行う。塗布後、乾燥機内で100℃で10分の条件で加熱して溶媒の一部を蒸発させてもよい。このようにして、放熱グリース層に含まれるセラミックフィラーの含有量及び放熱グリース層の粘度を調節することができる。以上の手順によって、一方の主面を覆う放熱グリース層を有する積層体101を製造することができる。必要に応じて、窒化ケイ素板の他方の主面を覆うように同様の手順で放熱グリース層を形成してもよい。このようにして積層体100を製造することができる。
得られた積層体を用いて、放熱構造体及び半導体モジュールを製造してもよい。放熱構造体及び半導体モジュールは、各部材を重ねて図3に示すような接合体40を得た後、接合体40を積層体と放熱フィンで挟み、ねじ止めすることによって製造することができる。積層体、放熱構造体及び半導体モジュールの上述の製造方法は例示であり、これに限定されない。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上記実施形態に何ら限定されるものではない。
実施例及び比較例を参照して本開示の内容をより詳細に説明するが、本開示は下記の具体例に限定されるものではない。
(実施例1)
<窒化ケイ素板の作製>
窒化ケイ素粉末と、焼結助剤として、酸化マグネシウム粉末、及び酸化イットリウム粉末を準備した。これらを、Si:Y:MgO=94.0:3.0:3.0(質量比)の比で配合して原料粉末を得た。この原料粉末100質量部に対し、バインダ(セルロース誘導体)を25質量部、及び、蒸留水を15質量部配合し、混合して原料スラリーを調製した。調製した原料スラリーを用い、押出成形法によって四角柱状の成形体を作製した。作製した成形体を、窒化ホウ素製のセッターの上に載置して、カーボンヒータを備える電気炉中に配置した。空気中にて500℃で12時間加熱して脱脂した後、窒素ガスの雰囲気下、1800℃で12時間焼成した。このようにして、窒化ケイ素焼結体で構成される窒化ケイ素板を得た。窒化ケイ素板は四角柱状であり、そのサイズは、縦×横×厚み=10mm×10mm×0.08mmであった。
<グリースの調製>
アルミナフィラーの原料として市販のアルミナ粉末(平均粒径:2μm)を用いた。このアルミナ粉末を、水と混合し、その後ビーズミルを用いて粉砕した。粉砕したアルミナ粉末を、篩(精製ポリプレンメッシュ(目開き10μm))を用いて篩い分けし、篩下のアルミナ粉末(アルミナフィラー)を採取した。レーザー回折・散乱法による粒度測定装置(日機装株式会社製のマイクロトラックMT3300(商品名))を用いて、アルミナフィラーの個数基準の粒度分布を測定した。測定した粒度分布から、D50、D90、D90/D50、及び最大粒径(D100)を求めた。結果は、表1に示すとおりであった。
アルミナフィラーの平均球形度を測定した。測定には、走査型電子顕微鏡にて撮影したセラミックフィラーの画像を、画像解析装置(日本アビオニクス社製)に取り込んだ。画像からセラミックフィラーの投影面積(A)と周囲長(PM)を測定した。球形度=A×4π/(PM)の式によって200個のアルミナフィラーの球形度を算出し、その算術平均値を求めた。この値を平均球形度として表1に示した。
表1の粒度分布を有するアルミナフィラーと、シリコーンオイル(信越化学工業株式会社製、商品名:KF-412)とを配合した。配合した試料を、万能混合攪拌機を用いて真空下で脱泡しながら30分間混錬し、グリースを調製した。グリース(20℃)におけるアルミナフィラーの含有量は、60体積%であった。グリースの粘度を、ThermoFisher社製のHAAKE MARS 40 Rheometerを用い、25℃、せん断速度10(S-1)の条件で測定した。結果は、表1に示すとおりであった。この測定値は、放熱グリース層の粘度である。
<積層体の作製>
窒化ケイ素板の一対の主面に、スクリーン印刷機を用いて調製したグリースをそれぞれ塗布し、放熱グリース層を形成した。これによって、窒化ケイ素板と、その一対の主面の全体をそれぞれ覆う一対の放熱グリース層を有する積層体を得た。各放熱グリース層のサイズは、縦×横×厚み=10mm×10mm×0.1mmであった。
<熱抵抗の測定>
図4に示すような熱抵抗測定装置(ASTM D5470準拠)を用いて、積層体の熱抵抗を測定した。具体的には、一対のT字状の銅製治具50,52を準備した。銅製治具50は、導線55で電圧を印加することによって発熱する発熱体54を内蔵している。上側の銅製治具50は、正面から見たときにT字状となるように配置した。下側の銅製治具52は、正面から見たときに逆T字状となるように冷却部62の上に配置した。そして、銅製治具50の下端と銅製治具52の上端とで積層体100を挟み、銅製治具50の上に重り60(質量:10kg)を載置した。このようにして、銅製治具50、積層体100及び銅製治具52を互いに圧接した。銅製治具50,52と接触する積層体100の面積(接触面積)は、それぞれ1cmであった。この状態で、発熱体54に電圧を印加して発熱させ、以下の計算式(1)で熱抵抗θ[℃・cm/W]を算出した。結果は表1に示すとおりであった。
θ=(Tj-Tc)・1/Q (1)
上記計算式(1)中、Qは発熱体54の消費電力[W]であり、Tjは銅製治具50の下端の温度[℃]であり、Tcは銅製治具52の上端の温度[℃]である。Qは13Wとした。
(実施例2)
<グリースの調製>
アルミナフィラーの原料として市販のアルミナ粉末(平均粒径:3μm)を用いた。このアルミナ粉末を、水と混合し、その後ビーズミルを用いて粉砕した。粉砕したアルミナ粉末を、篩(精製ポリプレンメッシュ(目開き10μm))を用いて篩い分けし、篩下のアルミナ粉末(アルミナフィラー)を採取した。採取したアルミナフィラーのD50、D90、D90/D50、最大粒径(D100)、及び平均球形度を実施例1と同様にして求めた。結果は、表1に示すとおりであった。このアルミナフィラーを用いたこと以外は、実施例1と同様にしてグリースを調製し、粘度を測定した。結果は、表1に示すとおりであった。
上述のとおりに調製したグリースを用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層体を作製し、熱抵抗θの測定を行った。結果は表1に示すとおりであった。
(実施例3)
<グリースの調製>
アルミナフィラーの原料として市販のアルミナ粉末(平均粒径:0.7μm)を用いた。このアルミナ粉末を、水と混合し、その後ビーズミルを用いて粉砕した。粉砕したアルミナ粉末を、篩(精製ポリプレンメッシュ(目開き10μm))を用いて篩い分けし、篩下のアルミナ粉末(アルミナフィラー)を採取した。採取したアルミナフィラーのD50、D90及びD90/D50、及び最大粒径(D100)、並びに平均球形度を実施例1と同様にして求めた。結果は、表1に示すとおりであった。このアルミナフィラーを用いたこと以外は、実施例1と同様にしてグリースを調製し、粘度を測定した。結果は、表1に示すとおりであった。
上述のとおりに調製したグリースを用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層体を作製し、熱抵抗θの測定を行った。結果は表1に示すとおりであった。
(実施例4)
<窒化ケイ素板の作製>
窒化ケイ素板の厚みを0.10mmとしたこと以外は、実施例1と同様にして積層体を作製した。実施例1と同様にして、熱抵抗θの測定を行った。結果は表1に示すとおりであった。
(比較例1)
窒化ケイ素板の厚みを0.32mmとしたこと以外は、実施例1と同様にして積層体を作製した。実施例1と同様にして、熱抵抗θの測定を行った。結果は表1に示すとおりであった。
(比較例2)
窒化ケイ素板の両方の主面に放熱グリース層を設けなかったこと以外は、実施例1と同様にして熱抵抗を測定した。すなわち、窒化ケイ素板の一対の主面と、銅製治具50,52とを直接接触させた状態で熱抵抗θを測定した。結果は表1に示すとおりであった。
(比較例3)
窒化ケイ素板の両方の主面に放熱グリース層を設けなかったこと以外は、比較例1と同様にして熱抵抗θを測定した。すなわち、窒化ケイ素板の一対の主面と、銅製治具50,52とを直接接触させた状態で熱抵抗を測定した。結果は表1に示すとおりであった。
Figure 0007223917000001
表1に示すとおり、窒化ケイ素板の厚みが0.2mm未満であり、当該窒化ケイ素板の主面を覆う放熱グリース層を備える実施例1~4の積層体は、十分に低い熱抵抗を有していた。
本開示によれば、積層方向における熱抵抗を十分に低くすることが可能な積層体を提供することができる。また、このような積層体を備えることによって、優れた放熱性を有する放熱構造体及び半導体モジュールを提供することができる。
10…窒化ケイ素板、10…窒化ケイ素板、10A…第一の主面、10B…第二の主面、21,22…放熱グリース層、21A,22B…主面、22…放熱グリース層、30…放熱フィン、33…ワッシャ、40…接合体、41…半導体素子、42,44…スペーサ、46…押さえ部材(被着体)、50,52…銅製治具、54…発熱体、55…導線、62…冷却部、100,101…積層体、150…放熱構造体、200…半導体モジュール。

Claims (9)

  1. 窒化ケイ素板と、前記窒化ケイ素板の第一の主面の少なくとも一部を覆う、アルミナフィラーを含む放熱グリース層と、を備え、
    前記窒化ケイ素板の厚みが0.2mm未満であり、
    前記放熱グリース層における前記アルミナフィラーの含有量が50体積%以上である、積層体。
  2. 前記放熱グリース層の20℃における粘度が100~200Pa.sである、請求項1に記載の積層体。
  3. 前記放熱グリース層に含まれる前記アルミナフィラーのD50に対するD90の比が1~5である、請求項1又は2に記載の積層体。
  4. 前記放熱グリース層の厚みが10~100μmである、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層体。
  5. 前記放熱グリース層に含まれる前記アルミナフィラーの平均球形度が0.7以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層体。
  6. 前記窒化ケイ素板の前記第一の主面とは反対側の第二の主面の少なくとも一部を覆う別の放熱グリース層を備える、請求項1~5のいずれか一項に記載の積層体。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の積層体と、前記放熱グリース層を介して、前記第一の主面に対向するように配置される被着体と、を備える放熱構造体。
  8. 請求項6に記載の積層体と、前記放熱グリース層を介して前記第一の主面に対向するように配置される第一の被着体と、前記別の放熱グリース層を介して前記第二の主面に対向するように配置される第二の被着体と、を備える放熱構造体。
  9. 請求項7又は8に記載の放熱構造体と半導体素子とを備える、半導体モジュール。
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