JP7223083B2 - 電解銅めっきのための酸性水性組成物 - Google Patents
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Description
(i) 銅イオン
(ii) 式(Ia)の1つまたは1つより多くの化合物
を含み、以下に示される定義を有する前記組成物、電解銅めっきのための本発明による酸性水性組成物の使用、電解金属めっきのための酸性水性組成物中での式(Ia)の化合物の使用、本発明による酸性水性組成物を使用した電解銅めっき方法、および電解金属めっきのための酸性水性組成物のための式(Ia)から誘導される特定の化合物に関する。
上述の課題は、電解銅めっきのための酸性水性組成物であって、
(i) 銅(II)イオン、
(ii) 式(Ia)の1つまたは1つより多くの化合物
R4およびR5は、水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキル、分枝鎖のC3~C16-アルキルおよび式(IIa)の部分
R1、R2、R3およびR6は、水素、メチルおよびエチルからなる群から独立して選択され、
B1、B2、B3、D1、D2およびD3は、OおよびNHからなる群から独立して選択され、
A1、A2およびA3は、
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキル、分枝鎖のC3~C16-アルキル、
A1、A2およびA3の少なくとも1つは
A1、A2およびA3の少なくとも1つの相応のB1、B2およびB3は、相応のx、yおよびzが1である場合、O(酸素)であり、
a、bおよびcは独立して0、1、2または3であり、
s、x、yおよびzは独立して0または1であり、
nは独立して1、2または3であり、
o+p+q+t=5~300である]、
および
(iii) 式(Ia)の化合物とは異なる、1、2、3または3つより多くのさらなる化合物
を含む前記組成物によって解決される。
(a) 電解銅めっきのために適した基板を準備または製造する段階、
(b) 段階(a)の後に得られる、または段階(a)の後であるが段階(b)の前の追加的な段階の後に得られる基板を、本発明による(上記で定義された、好ましくは、以下で好ましいとして定義される)酸性水性組成物と接触させ、電流を印加して、前記基板上に銅を電解めっきする段階
を含む、前記方法によって解決される。
好ましくはB1、B2、B3、D1、D2およびD3はOおよびNHからなる群から独立して選択されるが、ただし、
xが1であり且つA1が
を意味する場合、B1はNHのみであり、(そうでなければB1はOであり)、
yが1であり且つA2が
を意味する場合、B2はNHのみであり、(そうでなければB2はOであり)、
zが1であり且つA3が
を意味する場合、B3はNHのみであり、(そうでなければB3はOであり)、
より好ましくはB1、B2、B3、D1、D2およびD3はOおよびNHからなる群から独立して選択されるが、ただし、
xが1であり且つA1が
を意味する場合、B1はNHのみであり、(そうでなければB1はOであり)、
yが1であり且つA2が
を意味する場合、B2はNHのみであり、(そうでなければB2はOであり)、
zが1であり且つA3が
を意味する場合、B3はNHのみであり、(そうでなければB3はOであり)、
xがゼロであり且つoが1である場合、好ましくはxがゼロであり、oが1であり且つA1が
を意味する場合、D1はNHのみであり、(そうでなければD1はOであり)、
yがゼロである場合、好ましくはyがゼロであり且つA2が
を意味する場合、D2はNHのみであり、(そうでなければD2はOであり)、且つ
zがゼロである場合、好ましくはzがゼロであり且つA3が
を意味する場合、D3はNHのみである(そうでなければD3はOである)。
の部分を含有しない(A2とD2およびB2との組み合わせ、並びにA3とD3およびB3との組み合わせに相応して適用される)。
(ii) 式(Ia)の1つまたは1つより多くの化合物
R4およびR5は、水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキル、分枝鎖のC3~C16-アルキルおよび式(IIa)の部分
R1、R2、R3およびR6は、水素、メチルおよびエチルからなる群から独立して選択され、
B1およびD1はO(酸素)であり、
B2、B3、D2およびD3は、OおよびNHからなる群から独立して選択され、
A1、A2およびA3は、
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキル、分枝鎖のC3~C16-アルキル、
(A1、A2およびA3からの)少なくともA1は、
a、bおよびcは独立して0、1、2または3であり(好ましくは、aはゼロであり且つbおよびcは独立して0、1、2または3であり)、
s、x、yおよびzは独立して0または1であり、
nは独立して1、2または3であり、
o+p+q+t=5~300である]。
(i) 銅(II)イオン、
(ii) 式(Ia)の1つまたは1つより多くの化合物
R4およびR5は、水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキル、分枝鎖のC3~C16-アルキルおよび式(IIb)の部分
R1、R2、R3およびR6は、水素、メチルおよびエチルからなる群から独立して選択され、
A1、A2およびA3は、
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキルおよび分枝鎖のC3~C16-アルキル、
および
A1、A2およびA3の少なくとも1つは
a、bおよびcは独立して0、1、2または3であり、
s、x、yおよびzは独立して0または1であり、
nは独立して1、2または3であり、
o+p+q+t=5~300である]、
および
(iii) 式(Ib)の化合物とは異なる、1、2、3または3つより多くのさらなる化合物
を含む前記組成物が好ましい。
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキルおよび分枝鎖のC3~C16-アルキル、
A1、A2およびA3の少なくとも1つが
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキルおよび分枝鎖のC3~C16-アルキル、
A1、A2およびA3の少なくとも1つが
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C16-アルキルおよび分枝鎖のC3~C16-アルキル、
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C14-アルキルおよび分枝鎖のC3~C14-アルキル、
A1、A2およびA3の少なくとも1つが
水素、メチル、エチル、直鎖のC3~C14-アルキルおよび分枝鎖のC3~C14-アルキル、
からなる群から独立して選択される、本発明による(上記で定義された、好ましくは、好ましいとして定義された)電解銅めっきのための酸性水性組成物が好ましい。最も好ましくは、R7は水素およびイソプロピルからなる群から選択され、且つR8はイソブチルである。
(a) 電解銅めっきのために適した基板を準備または製造する段階、
(b) 段階(a)において得られる、または段階(a)の後であるが段階(b)の前の追加的な段階において得られる基板を、本発明による(上記で定義された、好ましくは、以下で好ましいとして定義される)酸性水性組成物と接触させ、電流を印加して、前記基板上に銅を電解めっきする段階
を含む、前記方法に関する。
1. 例1(本発明による、式(a)の化合物):
1.1 合成:
第1の段階において、1.41gの6-ヒドロキシキノリン(9mmol)を150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.25g(10mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)五水和物、CuSO4・5H2Oとして添加(以下の実施例においても使用))、総量40g/L、
(ii) 式(a)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
2.1 合成:
第1の段階において、5.57g(38mmol)の8-ヒドロキシキノリンを250mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら1.00g(40mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)五水和物として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(b)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
3.1 合成:
第1の段階において、2.79g(19mmol)の6-ヒドロキシキノリンを150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.50g(20mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)五水和物として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(c)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
4.1 合成:
第1の段階において、3.16g(6mmol)のPEG500ジグリシジルエーテル、0.88g(6mmol)の8-ヒドロキシキノンおよび0.08g(0.6mmol)の炭酸カリウムを混合し、60℃に加熱し、前記温度を24時間保持した。第1の混合物が得られた。その後、1.04g(6mmol)のロイシンイソプロピルエステルを第1の混合物に添加して、第2の混合物をもたらした。第2の混合物を60℃でさらに72時間撹拌した。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)五水和物として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(d)の化合物、総量0.20g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
5.1 合成:
第1の段階において、10.60g(10mmol)のポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを40mLの無水アセトニトリル中に溶解した。その後、2.96g(20mmol)の8-ヒドロキノリンおよび5.64g(41mmol)の炭酸カリウムを添加した。その結果、第1の混合物が得られた。前記第1の混合物を48時間、82℃で還流させた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)五水和物として添加)、総量55g/L、
(ii) 式(e)の化合物、総量0.040g/L、
(iii) 硫酸、総量50g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤としてのSPS(ビス-(ナトリウムスルホプロピル)-ジスルフィド)、総量2mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
6.1 合成:
第1の段階において、2.34gの6-ヒドロキシキノリン(16mmol)を150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.43g(17mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)として添加)、総量60g/L、
(ii) 式(f)の化合物、総量0.010g/L、
(iii) 硫酸、総量50g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.045g/L、
(v) 第1の促進剤としてのSPS、総量2mL/L、
(vi) 脱イオン水、および
(vii) PEG(ポリエチレングリコール)、総量0.10g/L
を混合することによって、めっき浴を製造した。PEGはさらに「抑制剤」または「キャリア」である(上記本文を参照)。しかしながら、追加的なPEGは充填品質にも、それぞれのめっき浴中で得られる過電圧にも、悪影響を及ぼさない(相応の実験が化合物(b)、(c)および(i)について行われ、充填品質にも過電圧にも悪影響を及ぼさないという同じ作用を示した)。その代わりに、式(f)の化合物は望ましい結果をもたらした。
7.1 合成:
第1の段階において、4.33gの8-ヒドロキシキノリン(30mmol)を150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.84g(32mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(g)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量4.3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
8.1 合成:
第1の段階において、1.60gの8-ヒドロキシキノリン(11mmol)を150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.30g(12mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(h)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量4.3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
9.1 合成:
第1の段階において、1.27gの8-ヒドロキシキノリン(9mmol)を150mLの無水THF中に窒素雰囲気下で溶解した。その後、撹拌しながら0.25g(10mmol)のNaH(95%)をゆっくりと添加した。撹拌を2時間継続した。その結果、第1の混合物(溶液)が得られた。
第1の段階において、
(i) 銅イオン(硫酸銅(II)として添加)、総量40g/L、
(ii) 式(i)の化合物、総量0.10g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤(商品名: A2X-T)、総量4.3mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、めっき浴を製造した。
例10による比較用(本発明によらない)酸性水性組成物においては、成分(ii)の化合物の代わりにPEG 3000を使用した。PEG3000は相応の組成物において慣例の添加剤であり、市販されている。第1の段階において、
(i) 銅イオン、総量40g/L、
(ii) PEG3000、総量0.15g/L、
(iii) 硫酸、総量10g/L、
(iv) 塩化物イオン(HClとして添加)、総量0.050g/L、
(v) 促進剤、総量12mL/L、
(vi) キャリア、総量1mL/L、および
(vi) 脱イオン水
を混合することによって、比較用組成物を製造した。
B.1 実験の設定:
各々の化合物(a)~(i)(およびここに示されていないさらなる化合物)の過電圧を、標準的な注入実験において測定した。
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