JP7221077B2 - 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 - Google Patents
撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7221077B2 JP7221077B2 JP2019028024A JP2019028024A JP7221077B2 JP 7221077 B2 JP7221077 B2 JP 7221077B2 JP 2019028024 A JP2019028024 A JP 2019028024A JP 2019028024 A JP2019028024 A JP 2019028024A JP 7221077 B2 JP7221077 B2 JP 7221077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- outer ring
- vibration generator
- gear
- gear device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/64—Special methods of manufacture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H49/00—Other gearings
- F16H49/001—Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/021—Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/12—Arrangements for adjusting or for taking-up backlash not provided for elsewhere
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/16—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
- F16C19/163—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
- F16C19/166—Four-point-contact ball bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/61—Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6696—Special parts or details in view of lubrication with solids as lubricant, e.g. dry coatings, powder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0463—Grease lubrication; Drop-feed lubrication
- F16H57/0464—Grease lubrication
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Retarders (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
前記起振体軸受は、外輪と複数の転動体を有し、
前記外輪は、外周面と内周面とにコーティングを有し、
前記外輪の内周面のコーティングは、前記撓み噛合い式歯車装置が馴染み運転されたときに、前記転動体の転動により、転走面のコーティングが除去され、前記転走面がコーティングを有さなくなる性質を有する構成とした。
起振体と、前記起振体により撓み変形する外歯歯車と、前記外歯歯車と噛合う内歯歯車と、前記外歯歯車と前記起振体との間に配置される起振体軸受と、を備える撓み噛合い式歯車装置の製造方法であって、
前記起振体軸受の外輪の少なくとも外周面と内周面とにコーティングを施すコーティング工程と、
前記外輪にコーティングが施された前記起振体軸受を含む複数の部品を組み合わせて前記撓み噛合い式歯車装置を組み立てる組立工程と、
を含み、
前記コーティング工程では、組み立てられた前記撓み噛合い式歯車装置が馴染み運転されることで前記起振体軸受の転動体の転動により前記外輪の転走面のコーティングが除去され、前記転走面がコーティングを有さなくなるコーティングを施す方法である。
図1は、本発明の実施形態1に係る撓み噛合い式歯車装置を示す断面図である。図2は、実施形態1の起振体軸受31の外輪31aを示す斜視図である。図3は、転走面Hにコーティングがない起振体軸受31の外輪31aを示す拡大斜視図である。
なお、以下の説明では、回転軸O1に平行な方向を軸方向という。
起振体軸受31は、外歯歯車32の内側に嵌入される外輪31aと、複数の転動体(コロ)31bと、複数の転動体31bを保持する保持器31cとを有する。
複数の転動体31bは、一方の内歯歯車41Gの径方向内方に配置され、周方向に並ぶ第1群の転動体31bと、他方の内歯歯車42Gの径方向内方に配置され、周方向に並ぶ第2群の転動体31bとを有する。これらの転動体31bは、起振体30Aの外周面と外輪31aの内周面とを転走面として転動する。起振体軸受31は、起振体30Aとは別体の内輪を有してもよい。
これらの外輪31aは、いずれも、金属製の円筒状部材と、この円筒状部材の少なくとも内周面及び外周面に設けられたコーティングCと、を有する。本実施形態においては、内周面、外周面及び軸方向端面なども含め外輪31aの表面全体にコーティングがなされている。コーティングCは、外輪31aの内周面及び外周面に対して、おおむね一様な厚さで形成される。
コーティングは、剥がれたコーティングが外歯歯車32の内周面と外輪31aの外周面の間や外歯歯車32と内歯歯車41G,42Gの歯面の間に噛み込まれた場合でも、これらが損傷しないよう、軟質のものが好ましいが、これに限定されるものではない。
さらに、外歯歯車32と内歯歯車41G,42Gを含む各部品は、起振体軸受31の外輪31aの転走面Hのコーティングが除去された状態で、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gとの間のバックラッシュがプラスとなる寸法を有する。
バックラッシュがマイナスとは、内歯歯車41G、42Gの歯面と外歯歯車32の歯面との間に予圧が与えられている状態を意味する。撓み噛合い式歯車装置の馴染み運転が行われて、起振体軸受31の外輪31aの転走面Hからコーティングが除去されることで、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gとの間のバックラッシュを小さな値でプラスとすることができる。
なお、上記のバックラッシュは、非円形の起振体30Aの最大径に当たる部分の径方向外側に位置する外歯歯車32の歯が内歯歯車41G,42Gの歯と噛み合う場合のバックラッシュを示す。
外輪31aの外周面のコーティングCは、外歯歯車32の内周面と外輪31aの外周面との間に介在し、外歯歯車32の内周面と外輪31aのコーティングCの下の金属部分との直接の接触を回避し、この部分にフレッチング摩耗が生じることを抑制する。その結果、摩耗粉の発生が抑制され、外歯歯車32および内歯歯車41G、42Gの摩耗も抑制されて、ロストモーションの増大が抑制される。
相手部材と連結されて減速された運動を相手部材に出力する側を出力側と呼び、軸方向における出力側とは反対側を反出力側と呼ぶ。第1カバー44と起振体軸30の軸部30Bとの間には軸受46が配置され、起振体軸30は回転自在に第1カバー44に支持される。
図示略のモータ等から回転運動が入力され、起振体軸30が回転すると、起振体30Aの運動が外歯歯車32に伝わる。このとき、外歯歯車32は、起振体30Aの外周面に沿った形状に規制され、軸方向から見て、長軸部分と短軸部分とを有する楕円形状に撓んでいる。さらに、外歯歯車32は、固定された第1内歯歯車部材41の内歯と長軸部分で噛合っている。このため、外歯歯車32は起振体30Aと同じ回転速度で回転することはなく、外歯歯車32の内側で起振体30Aが相対的に回転する。そして、この相対的な回転に伴って、外歯歯車32は長軸位置と短軸位置とが周方向に移動するように撓み変形する。この変形の周期は、起振体軸30の回転周期に比例する。
図5は、実施形態1の撓み噛合い式歯車装置の製造方法を説明するフローチャートである。
コーティング工程では、外輪31aの少なくとも外周面と内周面とにコーティングを施せば良いが、軸方向端面を含む表面全体にコーティングを施しても良い。
以上のように、本実施形態の撓み噛合い式歯車装置1によれば、起振体軸受31の外輪31aは、外周面と内周面とにコーティングを有する。さらに、このコーティングは、撓み噛合い式歯車装置1が運転されたときに、起振体軸受31の各転動体31bの転動により、外輪31aの転走面Hのコーティングが除去される性質を有する。したがって、上記のコーティングにより、外歯歯車32と起振体軸受31の外輪31aとの馴染み性が向上する。
馴染み性とは、外歯歯車32と起振体軸受31の外輪31aの相互間の動作により動作性が改善する性質並びに外歯歯車32の内周面又は外輪31aの外周面の被膜の状態が理想的な状態に近づく性質を意味する。
馴染み性の向上により、撓み噛合い式歯車装置1を比較的に短い時間運転することで、外歯歯車32の内周面と外輪31aの外周面とを馴染ませることができる。
さらに、外輪31aの外周面のコーティングにより、外歯歯車32と起振体軸受31の外輪31aとのフレッチング摩耗を抑制できる。フレッチング摩耗が抑制されることで、この部分から発生した摩耗粉が外歯歯車32の歯面及び内歯歯車41G、42Gの歯面に悪影響を及ぼすことを抑制でき、摩耗粉の影響により、撓み噛合い式歯車装置1のロストモーションが大きくなることを抑制できる。上記のような、コーティングによる馴染み性の向上は、潤滑剤としてグリスを用いる場合に特に有効である。グリスを用いた場合、外歯歯車32の内周面と起振体軸受31の外輪31aの外周面の間に潤滑剤が浸入し難く、各々の面での潤滑性維持が難しい。従って、コーティングによる馴染み性の向上によって、潤滑性を確保し、外歯歯車32と起振体軸受31の外輪31aの間での円滑な動作を可能とする。
また、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gとの間のバックラッシュを0とした場合も、転走面のコーティングが除去された後に、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gとのバックラッシュを非常に小さくすることができる。
実施形態2の撓み噛合い式歯車装置は、製造後の製品状態(出荷時の状態)で、起振体軸受31の外輪31aの転走面Hにコーティングを有さない点が、実施形態1と異なり、その他の構成要素は実施形態1と同様である。同様の部分については詳細な説明を省略する。
図6は、実施形態2の撓み噛合い式歯車装置の製造方法を説明するフローチャートである。
コーティング工程では、外輪31aの少なくとも外周面と内周面とにコーティングを施せば良いが、軸方向端面を含む表面全体にコーティングを施しても良い。また、外輪31aの内周面における転走面Hにもコーティングが施される。
この構成では、外輪31aの外周面にはコーティングCが施されているので、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gのバックラッシュを非常に小さくなるように設定したとしても、外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gの良好な噛み合いを得ることができる。外歯歯車32と内歯歯車41G、42Gとのバックラッシュは小さい状態を維持することができる。これにより、ロストモーションの小さい撓み噛合い式歯車装置を実現できる。
さらに、外輪31aの外周面のコーティングCにより、外歯歯車32と起振体軸受31の外輪31aとのフレッチング摩耗を抑制できる。フレッチング摩耗が抑制されることで、この部分から発生した摩耗粉が外歯歯車32の歯面及び内歯歯車41G、42Gの歯面に悪影響を及ぼすことを抑制でき、摩耗粉の影響により、撓み噛合い式歯車装置1のロストモーションが大きくなることを抑制できる。その他、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、起振体軸受31はコロ軸受けを例示したが、これに限定されず、玉軸受け、ニードル軸受け等の転動体を有する各種の軸受を適用することができる。
その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
30 起振体軸
30A 起振体
31 起振体軸受
31a 外輪
31b 転動体(コロ)
32 外歯歯車
41G、42G 内歯歯車
C コーティング
H 転走面
O1 回転軸
Claims (6)
- 起振体と、前記起振体により撓み変形する外歯歯車と、前記外歯歯車と噛合う内歯歯車と、前記外歯歯車と前記起振体との間に配置される起振体軸受と、を備える撓み噛合い式歯車装置であって、
前記起振体軸受は、外輪と複数の転動体を有し、
前記外輪は、外周面と内周面とにコーティングを有し、
前記外輪の内周面のコーティングは、前記撓み噛合い式歯車装置が馴染み運転されたときに、前記転動体の転動により、転走面のコーティングが除去され、前記転走面がコーティングを有さなくなる性質を有する、
撓み噛合い式歯車装置。 - 前記外輪の前記転走面に前記コーティングを有する状態とした場合に、前記外歯歯車と前記内歯歯車とのバックラッシュがマイナスになる、
請求項1に記載の撓み噛合い式歯車装置。 - 前記外輪の前記転走面に前記コーティングを有さない状態とした場合に、前記外歯歯車と前記内歯歯車とのバックラッシュがプラスになる、
請求項1又は請求項2に記載の撓み噛合い式歯車装置。 - 前記外輪の前記転走面に前記コーティングを有さない状態とした場合に、前記撓み噛合い式歯車装置のロストモーションが0.15arc・min~3arc・minである、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撓み噛合い式歯車装置。 - 起振体と、前記起振体により撓み変形する外歯歯車と、前記外歯歯車と噛合う内歯歯車と、前記外歯歯車と前記起振体との間に配置される起振体軸受と、を備える撓み噛合い式歯車装置の製造方法であって、
前記起振体軸受の外輪の少なくとも外周面と内周面とにコーティングを施すコーティング工程と、
前記外輪にコーティングが施された前記起振体軸受を含む複数の部品を組み合わせて前記撓み噛合い式歯車装置を組み立てる組立工程と、
を含み、
前記コーティング工程では、組み立てられた前記撓み噛合い式歯車装置が馴染み運転されることで前記起振体軸受の転動体の転動により前記外輪の転走面のコーティングが除去され、前記転走面がコーティングを有さなくなるコーティングを施す、
撓み噛合い式歯車装置の製造方法。 - 組み立てられた前記撓み噛合い式歯車装置を所定時間運転することで前記外輪における前記転走面の前記コーティングを除去するコーティング除去工程を、
更に含む請求項5記載の撓み噛合い式歯車装置の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019028024A JP7221077B2 (ja) | 2019-02-20 | 2019-02-20 | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 |
CN201911355132.5A CN111594581B (zh) | 2019-02-20 | 2019-12-25 | 挠曲啮合式齿轮装置及其制造方法 |
DE102020102224.7A DE102020102224B4 (de) | 2019-02-20 | 2020-01-30 | Zahnradvorrichtung des biegeeingriffstyps und verfahren zu deren herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019028024A JP7221077B2 (ja) | 2019-02-20 | 2019-02-20 | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020133760A JP2020133760A (ja) | 2020-08-31 |
JP7221077B2 true JP7221077B2 (ja) | 2023-02-13 |
Family
ID=71843837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019028024A Active JP7221077B2 (ja) | 2019-02-20 | 2019-02-20 | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7221077B2 (ja) |
CN (1) | CN111594581B (ja) |
DE (1) | DE102020102224B4 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7518811B2 (ja) | 2021-12-24 | 2024-07-18 | 美的集団股▲フン▼有限公司 | 波動歯車装置及びロボット用関節装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114246U (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-21 | ||
FR2599108B1 (fr) | 1986-05-22 | 1990-08-17 | Alcatel Espace | Mecanisme d'entrainement a grand debattement pour utilisation dans le vide comportant un reducteur qui a subi des traitements de lubrification seche |
JPH0418746U (ja) | 1990-06-08 | 1992-02-17 | ||
JP2503966Y2 (ja) | 1990-10-04 | 1996-07-03 | 光洋精工株式会社 | 転がり軸受 |
JPH1019092A (ja) | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd | 撓み噛み合い式歯車装置の摩耗防止機構 |
JP2007085559A (ja) * | 1998-08-12 | 2007-04-05 | Nabtesco Corp | 撓み噛み合い式減速機 |
JP4807689B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2011-11-02 | 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ | 無潤滑型波動歯車装置 |
CN201218286Y (zh) | 2008-05-07 | 2009-04-08 | 高黎明 | 涂有塑料层的滚针轴承外圈滚道 |
JP2010043679A (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 減速装置及びその遊星歯車固定方法 |
US8827564B2 (en) * | 2009-07-31 | 2014-09-09 | Jtekt Corporation | Outer ring of tapered roller bearing, tapered roller bearing, and manufacturing method of outer ring of tapered roller bearing |
JP5939841B2 (ja) * | 2012-03-02 | 2016-06-22 | 住友重機械工業株式会社 | 撓み噛合い式歯車装置 |
CN102537223B (zh) * | 2012-03-15 | 2014-03-26 | 大连交通大学 | 一种活动齿谐波减速器 |
JP6335006B2 (ja) * | 2014-04-17 | 2018-05-30 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
JP6726925B2 (ja) * | 2014-10-03 | 2020-07-22 | 住友重機械工業株式会社 | 偏心揺動型減速装置 |
US10066671B2 (en) * | 2015-10-16 | 2018-09-04 | Danfoss Power Solutions Inc. | Bearing arrangement |
FR3050504B1 (fr) * | 2016-04-25 | 2020-02-14 | Jtekt Europe | Reducteur cycloidal avec rattrapage automatique de jeu et systeme de direction assistee pourvu d’un tel reducteur |
JP6860329B2 (ja) | 2016-11-16 | 2021-04-14 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
JP7426774B2 (ja) | 2018-10-22 | 2024-02-02 | 住友重機械工業株式会社 | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 |
-
2019
- 2019-02-20 JP JP2019028024A patent/JP7221077B2/ja active Active
- 2019-12-25 CN CN201911355132.5A patent/CN111594581B/zh active Active
-
2020
- 2020-01-30 DE DE102020102224.7A patent/DE102020102224B4/de active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102020102224B4 (de) | 2023-10-26 |
JP2020133760A (ja) | 2020-08-31 |
CN111594581B (zh) | 2023-09-19 |
DE102020102224A1 (de) | 2020-08-20 |
CN111594581A (zh) | 2020-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2023133538A (ja) | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 | |
JP4897610B2 (ja) | 波動発生器、波動歯車装置および波動歯車装置の効率低下防止方法 | |
WO2019155831A1 (ja) | 波動歯車装置 | |
TWI695942B (zh) | 諧波產生器及諧波齒輪裝置 | |
JP2019090477A (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
JP2017044287A (ja) | 波動歯車伝達装置 | |
JP7221077B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置及びその製造方法 | |
JP2022038565A (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP2020172956A (ja) | 歯車装置、歯車装置の製造方法 | |
JP5552359B2 (ja) | 減速装置 | |
WO2023047650A1 (ja) | 波動歯車装置 | |
JP2023052812A (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP6599682B2 (ja) | 遊星歯車装置 | |
JP7033995B2 (ja) | 歯車装置 | |
JP7210581B2 (ja) | 減速装置 | |
JP7221132B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7262368B2 (ja) | 歯車装置のシリーズ、その製造方法及び設計方法 | |
JP5143718B2 (ja) | 回転装置 | |
JP7454946B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7466471B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7282053B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置、歯車装置のシリーズ、その製造方法及び設計方法 | |
JP6858690B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7561724B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
JP7455687B2 (ja) | 撓み噛合い式歯車装置 | |
KR20240051287A (ko) | 파동기어장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7221077 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |