JP7220012B2 - 宅配ボックス - Google Patents
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Description
この問題を解決するために、マンションなどの集合住宅では、宅配ボックスをメインエントランス(共同玄関)に設置する場合がある。しかし、この場合、居住者(ユーザ)は、メインエントランスで宅配物を受け取り、それを自宅まで持ち帰る不便があった。特に高層住宅では、この不便は居住者に受入難かった。
また、戸建て住宅では、宅配ボックスの設置はまだ不十分な状況にある。
また、特許文献4は、本発明に関連する先行文献である。
特許文献4の技術により、在宅の有無に関わらず、スマートフォンなどの携帯端末機を利用して、自宅への訪問者に対してメインエントランスのオートロックを解錠し、訪問者を集合住宅内に誘導することができる。
従って、特許文献3,4の技術を組み合わせることで、集合住宅や戸建て住宅において、在宅の有無に関わらず自宅において宅配物を受け取ることができる。
また、特許文献1では宅配ボックスを例えば玄関扉の横に設け、特許文献2では玄関に隣接して設け、特許文献3では玄関扉に設けるため、宅配ボックスの幅及び高さが玄関扉と比較して小さい。
例えば特許文献3では、宅配ボックスが玄関扉に設けられるため、宅配ボックス自体が大きすぎると、玄関扉の開閉や玄関からの出入りに支障をきたすと共に、玄関扉に過大な荷重が掛かった場合、扉のヒンジが損傷する。
そのため、特許文献1~3の宅配ボックスの場合、ゴルフバックなどの長物や、クリーニングした衣類など折り畳みに適さない宅配物を受け取ることができなかった。
前記玄関扉よりも全高が高い開閉扉と、
その内側に設けられ前記開閉扉よりも全幅が大きい収容部と、
前記開閉扉に近接して設けられ前記収容部と連通し前記開閉扉よりも全高が大きい縦長空間と、
前記開閉扉を施錠指令により施錠し解錠指令により解錠する電気錠と、
前記開閉扉の開閉を感知して開信号又は閉信号を出力する通電金具と、
前記電気錠を制御する制御装置と、を備え、
前記収容部は、前記開閉扉よりも全幅及び全高が大きく仕切りのない第1直方体空間であり、
前記縦長空間は、前記収容部に隣接し前記収容部より奥行きが小さい第2直方体空間であり、前記縦長空間の前面は前記収容部の前面より前方に位置し、
前記制御装置は、前記住宅に設置されたインターホン及び当該インターホンを介して携帯端末機から指令信号を受信する受信部を有し、
(A)前記指令信号を受信して、前記電気錠に解錠指令を出力し、
(B)前記開信号を受信し次いで前記閉信号を受信したときに、前記電気錠に施錠指令を出力する、宅配ボックスが提供される。
また、制御装置が、開信号を受信し次いで閉信号を受信したときに、電気錠に施錠指令を出力するので、宅配物の盗難を防止できる。
この図において、集合住宅の玄関扉1は、開放廊下2に面しており、宅配ボックス10は、玄関扉1の外側近傍に独立して設置される。
玄関扉1の大きさは、例えば幅900~1000mm、高さ1800~1900mmである。また、開放廊下2の幅は、玄関扉1の前面において例えば2500~2600mm、最狭部において例えば1600~1800mmである。
またこの例で、携帯端末機により自宅への来訪者を親機3aを介して受信し、かつ親機3aを介してメインエントランスのオートロックを解錠できるようになっている。
この構成により、宅配ボックス10の開閉扉12を操作する人(宅配人)をカメラで撮影し確認することができる。
図2と図3において、宅配ボックス10は、開閉扉12、収容部14、及び、縦長空間15を有する。
宅配ボックス10の全高は、玄関扉1よりも大きく、玄関扉1の近傍に設置できるかぎりで、実質的に梁下高さ又は天井までの高さであることが好ましい。
この例で開閉扉12の全高は2000~2100mmである。なお、開閉扉12の全高はこの例に限定されず、宅配ボックス10の全高に実質的に相当する高さであることが好ましい。
この構成により、宅配物の全長が玄関扉1の高さより長い場合であっても、宅配物を宅配ボックス10の内部に収容することができる。
収容部14の全幅又は奥行は、日本人の平均的な肩幅より大きく設定されている。
この構成により、収容部14にクリーニングした衣類(例えば上着やコート)などを折り畳まずにハンガーレール28(後述する)に吊るすことができる。
また、収容部14にゴルフバックやスノボ板などを収容することができる。なお、必要な場合には、棚板27(後述する)を取り外すこともできる。
縦長空間15は、収容部14に隣接し収容部14より奥行きが小さい第2直方体空間15aである。縦長空間15の前面は収容部14の前面より前方(開放廊下側)に位置する。
以下、「長物」とは、スキー板、釣竿など、全長が約1~2mの物品を意味する。
これらは例えば塩ビシート張り鋼板又は塗装板であるのがよい。
側面全面パネル23は第1直方体空間14aの前面から背面までの一方の側面(この図で右側面)に位置する。なお、住戸の外壁がクランクして近接する場合、側面全面パネル23が無い場合もある。
側面奥側パネル24は、他方の側面(この図で左側面)の第2直方体空間15aより奥側に位置する。
底板25は、第1直方体空間14a及び第2直方体空間15aの底面に位置する。
第1直方体空間14a及び第2直方体空間15aの上面は、梁下もしくはキャンティスラブ下に位置する。
背面パネル33は、第2直方体空間15aの背面に位置する。
側面前側パネル34は、第2直方体空間15aの側面前側に位置する。
側面張出パネル35は、開閉扉12より前方に張り出している。
この構成により、インターホン等の配線が容易にできる。
空間7は、LEDライトで間接光として照らし、演出する空間である。
この棚板27の大きさは例えば幅600mm以上、奥行き540mm以上であり、その上に規定(例えば幅×高さ×奥行が500mm×500mm×500mm)の大きさの段ボール箱を収容できるようになっている。
この構成により、宅配ボックス10を既存の建物にも設置可能であり、宅配ボックス10の転倒を防止できる。なお既存の建物では、インターホンと連動させる配線工事が必要となる。
ハンガーレール28と底板25との間隔(例えば1300~1500mm)は、日本人の上着やコートの平均的な着丈より大きく設定されている。この構成により、ハンガーレール28にクリーニングした衣類(例えば上着やコート)などを折り畳まずに吊るすことができる。
この構成により、宅配業者が宅配物を宅配ボックス内に収納する際に、受け取り認証手段29から印鑑を取り出し、受け取り印をおすことができる。
この構成により、既存の建物に宅配ボックス10を容易に設置することができる
なお、図3において、4は新聞受け、5は表札である。
電気錠16は、開閉扉12と扉枠21に設けられ、開閉扉12を施錠指令S1により施錠し解錠指令S2により解錠する。
通電金具18は、開閉扉12と扉枠21の間に設けられ、開閉扉12の開閉を感知して開信号S3又は閉信号S4を出力する。
制御装置20は、さらに住宅に設置されたインターホン3及びインターホン3を介して携帯端末機(スマートフォンなど)から指令信号S0を受信する受信部20aを有する。
制御装置20は、受信部20aにより指令信号S0を受信して、電気錠16に解錠指令S2を出力する。
また、制御装置20は、開信号S3を受信し次いで閉信号S4を受信したときに、電気錠16に施錠指令S1を出力する。
この受領許可により、制御装置20は指令信号S0を受信して解錠指令S2を出力し、電気錠16を解錠すると共に、親機3aを介してメインエントランスのオートロックを解錠する。
従った利用者(ユーザ)が不在時でも宅配物を受け取ることができる。
次いで、宅配物を宅配ボックス内に収納し、宅配業者が開閉扉12を閉じると、通電金具18が閉信号S4を出力し、制御装置20が電気錠16に施錠指令S1を出力する。
従って、宅配業者が開閉扉12を閉じた後は、開閉扉12が施錠されて自由に開閉できなくなり、第三者のいたずらや盗難を防止することができる。
なお、居住者(ユーザ)が宅配物を取り出す際は、インターホン3の親機3a、又はスマートフォンを用いていつでも電気錠16を解錠することができる。なお、電気錠16は物理キーでも解錠可能である。
また、上述した実施形態は、マンション等の集合住宅に限定されず、戸建て住宅にも同様に適用することができる。
1 玄関扉、2 開放廊下、3 インターホン、3a 親機、3b カメラ付き子機、
4 新聞受け、5 表札、7 空間、8 固定金具、
10 宅配ボックス、12 開閉扉、14 収容部、
14a 第1直方体空間、15 縦長空間、15a 第2直方体空間、
16 電気錠、18 通電金具、20 制御装置、20a 受信部、21 扉枠、
23 側面全面パネル、24 側面奥側パネル、
25 底板、27 棚板、28 ハンガーレール、
29 受け取り認証手段、32 前面パネル、33 背面パネル、
34 側面前側パネル、35 側面張出パネル、38 蝶番、40 取手部
Claims (11)
- 住宅の玄関扉の外側近傍に独立して設置される宅配ボックスであって、
前記玄関扉よりも全高が高い開閉扉と、
その内側に設けられ前記開閉扉よりも全幅が大きい収容部と、
前記開閉扉に近接して設けられ前記収容部と連通し前記開閉扉よりも全高が大きい縦長空間と、
前記開閉扉を施錠指令により施錠し解錠指令により解錠する電気錠と、
前記開閉扉の開閉を感知して開信号又は閉信号を出力する通電金具と、
前記電気錠を制御する制御装置と、を備え、
前記収容部は、前記開閉扉よりも全幅及び全高が大きく仕切りのない第1直方体空間であり、
前記縦長空間は、前記収容部に隣接し前記収容部より奥行きが小さい第2直方体空間であり、前記縦長空間の前面は前記収容部の前面より前方に位置し、
前記制御装置は、前記住宅に設置されたインターホン及び当該インターホンを介して携帯端末機から指令信号を受信する受信部を有し、
(A)前記指令信号を受信して、前記電気錠に解錠指令を出力し、
(B)前記開信号を受信し次いで前記閉信号を受信したときに、前記電気錠に施錠指令を出力する、宅配ボックス。 - 前記第1直方体空間の前面に位置する前記開閉扉及び扉枠と、前記第1直方体空間の前面から背面までの一方の側面に位置する側面全面パネルと、他方の側面の前記第2直方体空間より奥側に位置する側面奥側パネルと、前記第1直方体空間及び前記第2直方体空間の底面に位置する底板と、を備える、請求項1に記載の宅配ボックス。
- 前記第2直方体空間の前面に位置する前面パネルと、前記第2直方体空間の背面に位置する背面パネルと、前記第2直方体空間の前面から背面までの一方の側面に位置する側面前側パネルと、前記開閉扉より前方に張り出した側面張出パネルと、を備え、
前記側面前側パネルは前記背面パネルより後方に張り出しており、前記第2直方体空間の奥側外部に前記玄関扉よりも全高が高い外部長物収容空間を有する、請求項1に記載の宅配ボックス。 - 前記インターホンは、親機とカメラ付き子機とからなり、
前記前面パネルは、前記開閉扉よりも前方に位置しており、
前記カメラ付き子機は、前記開閉扉の前面が、前記カメラ付き子機のカメラの撮影範囲に位置するように、前記前面パネルに設けられている、請求項3に記載の宅配ボックス。 - 前記親機は携帯端末機と通信可能であり、前記携帯端末機により自宅への来訪者を前記親機から受信し、かつ前記制御装置に前記指令信号を出力する、請求項4に記載の宅配ボックス。
- 前記住宅は集合住宅であり、
前記親機は、携帯端末機と通信可能であり、
前記携帯端末機は、自宅への来訪者を前記親機を介して受信し、かつ前記親機を介してメインエントランスのオートロックを解錠する、請求項4に記載の宅配ボックス。 - 前記収容部は、その中間高さに取り外し及び高さ変更可能な棚板を有し、
前記棚板の下面に衣類を吊り下げ可能なハンガーレールを有する、請求項1に記載の宅配ボックス。 - 宅配物の受け取りを証するための受け取り認証手段を有する、請求項1に記載の宅配ボックス。
- 前記底板に設けられ前記底板を水平に保持するアジャスターを有する、請求項2に記載の宅配ボックス。
- 前記側面全面パネルと前記側面奥側パネルを前記住宅の外壁に固定する固定金具を有する、請求項2に記載の宅配ボックス。
- 全高が、実質的に梁下高さ又は天井までの高さである、請求項1に記載の宅配ボックス。
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