JPH072478Y2 - スライド式シャッターボックス - Google Patents

スライド式シャッターボックス

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Publication number
JPH072478Y2
JPH072478Y2 JP1158091U JP1158091U JPH072478Y2 JP H072478 Y2 JPH072478 Y2 JP H072478Y2 JP 1158091 U JP1158091 U JP 1158091U JP 1158091 U JP1158091 U JP 1158091U JP H072478 Y2 JPH072478 Y2 JP H072478Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
lower case
guide groove
upper case
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1158091U
Other languages
English (en)
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JPH04102296U (ja
Inventor
吉次 神山
Original Assignee
株式会社マイルドホーム
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マイルドホーム filed Critical 株式会社マイルドホーム
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は上下の高さを調整できる
スライド式のシャッターボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アパートやマンションなどに住ん
でいる人の中には働いている人も多く昼間は不在のこと
が多い。このため荷物の宅配やクリーニングの配達など
多くの物が不在中に配達されることが多く、玄関の前に
置いて行ったり、再度、夜間に配達しなければならなか
った。特に玄関の前にそのまま荷物を置いておくと、雨
に濡れたり持ち去られたりする恐れがある。このため、
玄関の前に収納ボックスを置いておき、ここに配達した
荷物を収納して置くことが検討されている。この収納ボ
ックスとしては種々のものがあるが、例えばロッカー式
のボックスやシャッター式のボックスがある。しかしな
がら、従来の収納ボックスは高さが一定であるため、収
納する荷物の大きさに合わせて高さを調整できず、また
大型の収納ボックスを玄関の前に固定しておくと美観を
損ねる問題もある。
【0003】また従来の収納ボックスを室内に置いて使
用する場合、高さが一定であるため戸棚と天井との間の
隙間に合わせて収納ボックスを設置するようなことがで
きず、無駄な空間を有効に利用することができなかっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記欠点を除
去し、荷物の大きさや、隙間の大きさに合わせて、高さ
を自由に調整でき、どこにでも設置することができるス
ライド式シャッターボックスを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前面と底面を
開口した上部ケースと、前面と上面を開口した下部ケー
スの夫々の前面開口部の左右両側にシャッターガイド溝
を形成すると共に、左右シャッターガイド溝にシャッタ
ーの両側を摺動自在に嵌合し、且つ前記上部ケース又は
下部ケースの一方の内側にスライドガイド板を上下方向
に設け、他方の内側にスライドガイド板と摺動自在に嵌
合するスライドガイド溝を設けて、上部ケースの内側に
下部ケースを収納自在に組合わせたことを特徴とするの
である。
【0006】
【作用】スライド式シャッターボックスを使用しない空
の状態では、下部ケースを押し上げると、これが上部ケ
ースのスライドガイド板に案内されて上部ケース内に収
納され、前面をシャターで閉じておく。小さい荷物を収
納するときには、シャッターを上げると、シャッターガ
イド溝に案内されてシャッターが上部側に収納され、こ
の状態で荷物を下部ケース内に入れてシャッターを閉じ
ておく。
【0007】また大きな荷物を収納する場合には、下部
ケースを下げるとスライドガイド溝が嵌合するスライド
ガイド板に案内されて上部ケースから下部ケースが引出
されて下降し高いボックスが形成されると共に、下部ケ
ースのシャッターガイド溝が上部ケースのシャッターガ
イド溝から引出されて長くなる。このようにしてから内
部に荷物を入れてシャッターを下げて閉じると大型のボ
ックスとして使用することができる。
【0008】
【実施例】以下本考案を図1ないし図7を参照して詳細
に説明する。このスライド式シャッターボックスは、ス
チールやプラスチックで形成された上部ケース1と下部
ケース2を組合わせて構成されている。上部ケース1は
前面と底面が開口され、前面開口部の左右両側に図4お
よび図5に示すように断面コ字形をなすシャッターガイ
ド溝3Aが設けられている。このシャッターガイド溝3
Aは図2に示すように逆U字形をなして側板4と上面板
5の内側に取付けられ、後部側は図6に示すように側板
4と背面板6との間に下部ケース2が通過する隙間7が
形成され、この側板4との隙間7は図7に示すように側
板4の上部から下方に向かって滑らかに内側に張り出し
て断面コ字形に形成されている。
【0009】また上部ケース1の開口部側に設けた断面
コ字形のシャッターガイド溝3Aを構成する一方の板は
図5に示すようにスライドガイド板8も兼ねている。ま
た上部ケース1の前面開口部の下側には図1に示すよう
に補強板9が横方向に取付けられていると共に、左右側
板4、4の中間に上下に間隔をおいてピン孔10…が開孔
されている。
【0010】また下部ケース2はその前面開口部の左右
両側にだけ図4に示すように断面コ字形のシャッターガ
イド溝3B、3Bが設けられ、これらは図3及び図5に
示すように上部ケース1のシャッターガイド溝3A内を
上下に摺動自在に嵌合し、長さを調整できるシャッター
ガイド溝3A、3Bが形成されている。このシャッター
ガイド溝3A、3B内には、シャッター11が取付けられ
て上下動し、開放時には逆U字形をなすシャッターガイ
ド溝3Aの上部と後部側に収納されるようになってい
る。また下部ケース2のシャッターガイド溝3Bの横に
は図5に示すように断面コ字形をなすスライドガイド溝
12が形成され、ここに上部ケース1のスライドガイド板
8が摺動自在に嵌合して下部ケース2を上部ケース1内
に収納するための案内となっている。
【0011】また図3に示すように下部ケース2の側板
4の上部側にはピン孔10が開孔され、上部ケース1のピ
ン孔10と位置を合わせて図4に示すように固定ピン13を
挿着して連結するようになっている。また図1に示すよ
うに下部ケース2の前面下部にはシャッター11をロック
する鍵14が取付けられている。また上部ケース1の背面
板6には図2に示すようにL字形状をなす支持スタンド
15が固定され、この支持スタンド15は床面16と壁面17に
ネジ18で固定されている。
【0012】上記構成のスライド式シャッターボックス
は、使用しない空の状態では、図3に示すように下部ケ
ース2を押し上げて、上部ケース1のスライドガイド板
8、シャッターガイド溝3A及び背面板6の両コーナー
部に形成した隙間7に案内されて上部ケース1内に収納
され、側板4に開孔したピン孔10、10を合わせてここに
固定ピン13を挿着して固定し、前面をシャッター11で閉
じておく。
【0013】小さい荷物を収納するときには、図3に示
すようにシャッター11を上げると、シャッター11は逆U
字形状のシャッターガイド溝3Aに案内されて上面板5
と背面板6側に収納される。この状態で荷物を下部ケー
ス2内に入れてシャッター11を閉じておく。また大きな
荷物を収納する場合には、固定ピン13をピン孔10から抜
いて図1および図2に示すように下部ケース2を下げる
と、スライドガイド板8、シャッターガイド溝3A及び
背面板6の両コーナー部に形成した隙間7に案内されて
下部ケース2が下降して高いボックスが形成されると共
に、シャッターガイド溝3Bがシャッターガイド溝3A
から引出されて長くなる。このようにしてから内部に荷
物を入れてシャッター11を下げて閉じると大型のボック
スとして使用することができる。
【0014】なお上記実施例ではピン孔10、10を合わせ
て固定ピン13で固定する構造について示したが、上部ケ
ース1の上面板5と下部ケース2の底面とをコイルスプ
リングで連結して荷物の重量に応じて下部ケース2が下
がり自動的にボックスの大きさを調整するようにしても
良い。またシャッター11の両側をL字形に折曲し、これ
の嵌合するシャッターガイド溝3A、3BをL字形に形
成すれば上部ケース1の前面の補強板9を省くことがで
きる。またシャッター11の収納は上部ケース1の前面開
口部の上部に巻込む構造でも良い。更に上記実施例で
は、上部ケース1にスライドガイド板8を設け、下部ケ
ース2にこれと摺動自在に嵌合するスライドガイド溝12
を設けた場合について示したが、これと逆に取付けた構
造でも良い。
【0015】
【考案の効果】以上説明した如く本考案に係るスライド
式シャッターボックスによれば、上部ケース内に下部ケ
ースを収納できると共に、前面のシャッターガイド溝も
伸縮できるので、荷物の大きさや隙間の大きさに合わせ
て、高さを自由に調整できどこにでも設置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるスライド式シャッター
ボックスを示す斜視図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】上部ケース内に下部ケースを収納した状態を示
すスライド式シャッターボックスの縦断側面図である。
【図4】図2の横縦平面図である。
【図5】図2のAーA線断面図である。
【図6】図2のBーB線断面図である。
【図7】図2のCーC線断面図である。
【符合の説明】
1 上部ケース 2 下部ケース 3A シャッターガイド溝 3B シャッターガイド溝 4 側板 5 上面板 6 背面板 7 隙間 8 スライドガイド板 10 ピン孔 11 シャッター 12 スライドガイド溝 13 固定ピン 15 支持スタンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面と底面を開口した上部ケースと、前
    面と上面を開口した下部ケースの夫々の前面開口部の左
    右両側にシャッターガイド溝を形成すると共に、左右シ
    ャッターガイド溝にシャッターの両側を摺動自在に嵌合
    し、且つ前記上部ケース又は下部ケースの一方の内側に
    スライドガイド板を上下方向に設け、他方の内側にスラ
    イドガイド板と摺動自在に嵌合するスライドガイド溝を
    設けて、上部ケースの内側に下部ケースを収納自在に組
    合わせたことを特徴とするスライド式シャッターボック
    ス。
JP1158091U 1991-02-08 1991-02-08 スライド式シャッターボックス Expired - Lifetime JPH072478Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1158091U JPH072478Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 スライド式シャッターボックス

Applications Claiming Priority (1)

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JP1158091U JPH072478Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 スライド式シャッターボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04102296U JPH04102296U (ja) 1992-09-03
JPH072478Y2 true JPH072478Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31745119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1158091U Expired - Lifetime JPH072478Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 スライド式シャッターボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220012B2 (ja) * 2019-03-22 2023-02-09 株式会社長谷工コーポレーション 宅配ボックス

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JPH04102296U (ja) 1992-09-03

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