JP7218635B2 - 電子部品製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は電子部品製造装置に関し、更に詳しくは、キャリアフィルム上に形成された長尺状のグリーンシートを矩形状のグリーンシートにカットし、カットされた矩形状のグリーンシートをキャリアフィルムから剥離する電子部品製造装置に関する。
積層セラミック電子部品の製造に使用される電子部品製造装置が、特許文献1(特開2016-46475号公報)に開示されている。図9に、特許文献1に開示された電子部品製造装置1000を示す。
電子部品製造装置1000は、ローラー101、102と、カット領域A1に設けられたカットステージ103およびカット刃104と、剥離領域A2に設けられた剥離ヘッド105とを備えている。剥離ヘッド105の下側主面には、多数の吸気孔(図示せず)が形成されている。
ローラー101、102によって、長尺状のキャリアフィルム106と、キャリアフィルム106の主面に形成されたセラミックを主成分とする長尺状のグリーンシート107とが搬送される。
カット領域A1において、キャリアフィルム106の搬送を停止したうえで、キャリアフィルム106の主面に形成された長尺状のグリーンシート107が、矩形状のグリーンシート108にカットされる。より具体的には、カットステージ103上にキャリアフィルム106と長尺状のグリーンシート107とを配置し、カット刃104を長尺状のグリーンシート107に向かって下降させ、刃先によって長尺状のグリーンシート107が矩形状のグリーンシート108にカットされる。
カットされた矩形状のグリーンシート108は、キャリアフィルム106とともに剥離領域A2に搬送され、剥離ヘッド105によって、キャリアフィルム106から剥離される。より具体的には、剥離ヘッド105を矩形状のグリーンシート108上に下降させ、吸気孔で矩形状のグリーンシート108を吸引したうえで、剥離ヘッド105を上昇させることによって、矩形状のグリーンシート108がキャリアフィルム106から剥離される。
剥離された矩形状のグリーンシート108は、複数枚が積層されて、グリーンシート積層体(図示せず)が作製される。
図10に、カット領域A1において、カット刃104によって、長尺状のグリーンシート107が矩形状のグリーンシート108にカットされた直後の状態を示す。なお、図10は、特許文献1に記載された図面に、本件出願人が、カット痕高さCHとカット端部CEとを追加記載したものである。なお、図10には、剥離起点SOも記載されている。
カット痕高さCHとは、カット刃104を挿入したことにより、キャリアフィルム106が盛り上がった高さである。カット端部CEとは、カットされたグリーンシート108の端部である。剥離起点SOとは、カット刃104を挿入したことによる衝撃やキャリアフィルム106とグリーンシート108とのずれなどに起因して、グリーンシート108のカット端部CEの近傍に形成された、キャリアフィルム106とグリーンシート108とが部分的に分離(剥離)した部分である。
剥離領域A2において、グリーンシート108をキャリアフィルム106から、容易かつ良好に剥離するためには、剥離起点SOの長さは大きいほど好ましい。すなわち、上述したように、剥離ヘッド105の下側主面には吸気孔が形成されているが、剥離起点SOの長さが大きいと、カット端部CEと直近の吸気孔との間の距離が大きくても、剥離ヘッド105でグリーンシート108をキャリアフィルム106から剥離することができる。一方で、剥離起点SOの長さが小さいと、カット端部CEと直近の吸気孔との間の距離を小さくしなければ、剥離ヘッド105でグリーンシート108をキャリアフィルム106から剥離することができなくなる。
剥離起点SOの長さは、カット刃104の刃先を同じ条件で挿入させても、キャリアフィルム106やグリーンシート107、108の材質や厚みなどによって変化する。なお、一般的に、カット痕高さCHを大きくすれば、剥離起点SOの長さを大きくすることができる。
特開2016-46475号公報
近時、積層セラミック電子部品のセラミック層の薄層化が進み、製造に使用するセラミックのグリーンシート107、108の厚みも小さくなってきている。直近では、グリーンシート107、108の厚みが0.3μm以下である場合もある。
しかしながら、グリーンシート107、108の厚みが小さくなると、剥離起点SOの長さを大きくすることが困難になる。グリーンシート107、108の厚みが小さくなると、カット刃104を挿入することによってキャリアフィルム106が盛り上がっても、カットされたグリーンシート108がキャリアフィルム106に追随してしまい、カット端部CEの近傍において、キャリアフィルム106とグリーンシート108とにずれが発生しにくくなり、剥離起点SOの長さを大きくすることが困難になるのである。
そこで、本発明は、長尺状のグリーンシート107を矩形状のグリーンシート108にカットする際に、長さの大きい剥離起点SOを形成することができる、電子部品製造装置を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するための手段として、本発明の一実施態様にかかる積層セラミック電子部品を製造するための電子部品製造装置は、平らな主面を有するカットステージと、カットステージの主面上において、長尺状のキャリアフィルム上に形成されたセラミックを主成分とする長尺状のグリーンシートを、矩形状のグリーンシートにカットするカット刃と、カット刃を上下方向に昇降させるカット刃昇降装置と、長尺状のキャリアフィルムから、カットされた矩形状のグリーンシートを剥離する、剥離ヘッドまたは剥離ローラーと、を備え、カット刃は、板状であり、1つの辺が刃先を構成し、刃先に対して垂直なカット刃の1つの断面を見たとき、カット刃は、カットされた矩形状のグリーンシート側に位置する第1辺と、カットされた矩形状のグリーンシートと反対側に位置し、刃先において第1辺と鋭角に接続された第2辺と、カットされた矩形状のグリーンシートと反対側に位置し、第1辺と平行またはほぼ平行で、第2辺と鈍角に接続された第3辺とを有し、カット刃が下降し、刃先が長尺状のグリーンシートに接した時に、カットステージの主面と第1辺とがなす角度である第1辺初期角度が、90°以上、91°以下であり、カット刃が更に下降し、カット刃が長尺状のグリーンシートを矩形状のグリーンシートにカットしている時に、カットステージの主面と第1辺とがなす角度である第1辺カット時角度が、第1辺初期角度よりも大きくなるようにする。
本発明の電子部品製造装置によれば、従来のものよりも剥離起点SOの長さを大きくすることができる。
第1実施形態にかかる電子部品製造装置100の説明図である。 図2(A)、(B)は、それぞれ、電子部品製造装置100の要部断面図である。 電子部品製造装置100の要部断面図である。 図4(A)、(B)は、それぞれ、電子部品製造装置100の要部断面図である。 図5(A)、(B)は、それぞれ、比較例1の要部断面図である。 図6(A)、(B)は、それぞれ、第2実施形態にかかる電子部品製造装置200の要部断面図である。 図7(A)、(B)は、それぞれ、第3実施形態にかかる電子部品製造装置300の要部断面図である 第4実施形態にかかる電子部品製造装置400の説明図である。 特許文献1に記載された電子部品製造装置1000の説明図である。 電子部品製造装置1000の要部断面図である。
以下、図面とともに、本発明を実施するための形態について説明する。
なお、各実施形態は、本発明の実施の形態を例示的に示したものであり、本発明が実施形態の内容に限定されることはない。また、異なる実施形態に記載された内容を組合せて実施することも可能であり、その場合の実施内容も本発明に含まれる。また、図面は、明細書の理解を助けるためのものであって、模式的に描画されている場合があり、描画された構成要素または構成要素間の寸法の比率が、明細書に記載されたそれらの寸法の比率と一致していない場合がある。また、明細書に記載されている構成要素が、図面において省略されている場合や、個数を省略して描画されている場合などがある。
[第1実施形態]
図1、図2(A)、(B)、図3に、第1実施形態にかかる電子部品製造装置100を示す。ただし、図1は、電子部品製造装置100の説明図である。図2(A)は、電子部品製造装置100の要部断面図であり、カット刃4の断面を示している。図2(B)は、電子部品製造装置100の要部断面図であり、カット刃4およびカット刃ホルダー9の断面を示している。図3は、電子部品製造装置100の要部断面図であり、剥離ヘッド5の断面を示している。
電子部品製造装置100は、積層セラミックコンデンサ、積層セラミックサーミスタ、積層セラミックインダクタ、積層セラミック複合部品などの積層セラミック電子部品を製造するための装置である。
電子部品製造装置100は、カット領域A1と剥離領域A2とを備えている。また、電子部品製造装置100は、ローラー1、2と、カット領域A1に設けられたカットステージ3およびカット刃4と、剥離領域A2に設けられた剥離ヘッド5とを備えている。
ローラー1、2は、主面にセラミックを主成分とする長尺状のグリーンシート7が形成された長尺状のキャリアフィルム6を間欠搬送するためのものである。ローラー1、2は、カット刃4や剥離ヘッド5の動作と連動して、極めて高い精度で、長尺状のキャリアフィルム6を間欠搬送する。
カットステージ3は、平らな上側主面を有している。
カット刃4は、長尺状のキャリアフィルム6上に形成された長尺状のグリーンシート7を、矩形状のグリーンシート8にカットするためのものである。
カット刃4は、板状であり、1つの辺が刃先4Eを構成している。図2(A)の断面図は、刃先4Eに対して垂直なカット刃4の断面を示している。この断面において、カット刃4は、第1辺4aと、第1辺4aと鋭角に接続された第2辺4bと、第1辺4aと平行またはほぼ平行で、第2辺4bと鈍角に接続された第3辺4cとを有している。なお、第2辺4bと第3辺4cとは、なだらかな弧を形成して接続されていてもよい。
長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットした後において、第1辺4aがカットされた矩形状のグリーンシート8側に位置し、第2辺4bおよび第3辺4cがカットされた矩形状のグリーンシート8と反対側に位置する。
図1、図2(B)に示すように、カット刃4が、カット刃ホルダー9に取付けられている。カット刃4は、ボルト10aとナット10bとで、カット刃ホルダー9に取付けられている。
カット刃ホルダー9は、板状の第1ホルダー部9aと、同じく板状の第2ホルダー部9bとを有し、刃先4Eに対して垂直なカット刃4およびカット刃ホルダー9の1つの断面を見たとき、第1ホルダー部9aと第2ホルダー部9bとが直角に繋がり、第1ホルダー部9aと第2ホルダー部9bとでL字形状を構成している。
本実施形態においては、カット刃4の第1辺4aが第1ホルダー部9aに当接し、カット刃4の刃先4Eと反対側の端面が第2ホルダー部9bに当接した状態で、カット刃4がカット刃ホルダー9に取付けられている。
カット刃4が取付けられたカット刃ホルダー9の第2ホルダー部9bに軸11が接合され、軸11が昇降板12の下面に接合されている。なお、第2ホルダー部9bの軸11が接合された部分は、昇降板12が下降して、カット刃4で長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットする時に、下方向に押す力が加わる位置であり、この部分を押し位置PPと定義する。
電子部品製造装置100においては、カット後の矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPが、第1辺4aよりも外側に配置されている。この配置による効果については、後述する。
電子部品製造装置100は、4つのカット刃4を備え、カットステージ3の主面に対して垂直な方向から見たとき、4つのカット刃4が、それぞれ第1辺4a側を内側にして矩形状に配置されている。
昇降板12は、カット刃昇降装置13に接合されている。カット刃昇降装置13は、モーターを内蔵しており、昇降板12を上下方向に昇降させることができる。
カットステージ3の上側主面の上に、長尺状のキャリアフィルム6の主面に形成された長尺状のグリーンシート7を配置し、カット刃昇降装置13によって昇降板12を下降させることによって、4つのカット刃4の刃先4Eがグリーンシート7およびキャリアフィルム6に挿入され、長尺状のグリーンシート7が矩形状のグリーンシート8にカットされる。
剥離ヘッド5は、カットされた矩形状のグリーンシート8を、キャリアフィルム6から剥離するためのものである。
図3に、剥離ヘッド5の断面を示す。剥離ヘッド5の下側主面に、多数の吸気孔5aが、マトリックス状に形成されている。剥離ヘッド5は、たとえば、SUS材などの金属によって形成されている。
剥離ヘッド5を矩形状のグリーンシート8上に下降させ、吸気孔5aで矩形状のグリーンシート8を吸引したうえで、剥離ヘッド5を上昇させることによって、矩形状のグリーンシート8がキャリアフィルム6から剥離される。
剥離ヘッド5の端面と直近の吸気孔5aとの間の距離Dは、できるだけ小さいことが好ましい。剥離起点SO(カット刃4を挿入したことによる衝撃やキャリアフィルム6とグリーンシート8とのずれなどに起因して、グリーンシート8のカット端部CEの近傍に形成された、キャリアフィルム6とグリーンシート8とが部分的に分離した部分)が小さくても、剥離ヘッド5の端面と直近の吸気孔5aとの間の距離Dが小さければ、剥離ヘッド5によって、矩形状のグリーンシート8をキャリアフィルム6から剥離することができるからである。
しかしながら、剥離ヘッド5の端面と直近の吸気孔5aとの間の距離Dを、小さくすることは難しい。上述したように、剥離ヘッド5は金属によって作製され、通常、吸気孔5aは機械加工技術によって形成されるため、距離Dを小さくするのには限界があるからである。
次に、電子部品製造装置100の動作について説明する。
まず、主面にセラミックを主成分とする長尺状のグリーンシート7が形成された長尺状のキャリアフィルム6が用意される。
次に、グリーンシート7が形成されたキャリアフィルム6が、電子部品製造装置100にセットされる。より具体的には、グリーンシート7が形成されたキャリアフィルム6が、ローラー1、カット領域A1(カットステージ3およびカット刃4)、剥離領域A2、ローラー2からなる搬送路にセットされる。
次に、ローラー1、2によって、グリーンシート7が形成されたキャリアフィルム6が間欠搬送される。なお、搬送の途中に印刷領域(図示せず)を設け、グリーンシート7の上側主面に、内部電極を形成するために、導電性ペーストを所定の形状に印刷するようにしてもよい。
次に、カット領域A1において、キャリアフィルム6の搬送を停止したうえで、カット刃昇降装置13によって昇降板12およびカット刃ホルダー9に取付けられたカット刃4が下降され、カット刃4の刃先4Eによって、長尺状のグリーンシート7が矩形状のグリーンシート8にカットされる。
次に、カットされた矩形状のグリーンシート8が、キャリアフィルム6とともに剥離領域A2に搬送される。そして、剥離領域A2において、キャリアフィルム6の搬送を停止したうえで、剥離ヘッド5が矩形状のグリーンシート8上に下降され、吸気孔で矩形状のグリーンシート8が吸引される。そして、剥離ヘッド5が上昇することによって、矩形状のグリーンシート8がキャリアフィルム6から剥離される。剥離された矩形状のグリーンシート8は、剥離ヘッド5の下側主面に保持される。
次に、剥離された矩形状のグリーンシート8が、剥離ヘッド5によって、積層領域(図示せず)に搬送される。そして、積層領域において、複数枚のグリーンシート8が積層されて、グリーンシート積層体(図示せず)が作製される。作製されたグリーンシート積層体は、所定のプロファイルで焼成され、更に外部電極が形成されて、積層セラミック電子部品(積層セラミックコンデンサなど)が作製される。
カット領域A1において、カット刃4によって、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットする時の、キャリアフィルム6、グリーンシート7、8、カット刃4、カット刃ホルダー9の状態を、図4(A)、(B)に示す。なお、図4(A)、(B)は、それぞれ断面図であるが、見やすくするために、各部材へのハッチングを省略している。
図4(A)は、カット刃4が下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7の表面に接した時点の状態を示している。本実施形態においては、この時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺初期角度XAは、90°である。ただし、本発明においては、第1辺初期角度XAは、90°以上、91°以下であればよい。第1辺初期角度XAを90°より小さくしても、利点がないからである。また、第1辺初期角度XAを91°より大きくすると、刃先4Eをグリーンシート7およびキャリアフィルム6へ挿入することが難しくなるからである。
図4(B)は、カット刃4が更に下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットし、更にキャリアフィルム6を厚み方向の途中までカットした時点の状態を示している。なお、刃先4Eは、これ以上、下方向には進まないため、キャリアフィルム6が完全にカットされてしまうことはない。
この時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺カット時角度XBは、約92°であり、第1辺初期角度XAの90°よりも大きくなっている。そのため、本実施形態においては、カット刃4によって、キャリアフィルム6のカットされた部分が跳ね上げられるため、キャリアフィルム6が盛り上がった高さであるカット痕高さCHが大きくなっている。また、カットされた矩形状のグリーンシート8は、カット痕高さCHが大きくなったため、また、カット刃4をキャリアフィルム6から抜く際に、カット刃4によって、キャリアフィルム6のカットされた部分が更に跳ね上げられるため、カット端部CEの近傍に形成された、キャリアフィルム6とグリーンシート8とが部分的に分離した部分である剥離起点SOの長さが大きくなっている。
本実施形態によってカットされた矩形状のグリーンシート8は、剥離起点SOの長さが大きいため、剥離領域A2において、剥離ヘッド5によって、容易かつ良好に剥離される。
本実施形態によれば、たとえグリーンシート7、8の厚みが小さくても、剥離起点SOを十分に大きくすることができる。
本実施形態において、第1辺カット時角度XBが第1辺初期角度XAよりも大きくなったのは、カットされた矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPを、第1辺よりも外側に配置したことによる。すなわち、このような配置関係を採用したことにより、カット刃4をグリーンシート7、8およびキャリアフィルム6に挿入するときの抵抗により、カット刃4およびカット刃ホルダー9が傾き、第1辺カット時角度XBが第1辺初期角度XAよりも大きくなったのである。
(実験1)
本発明の有効性を確認するために、以下の実験1を実施した。
まず、実施例1として、第1実施形態にかかる電子部品製造装置100により、図4(A)、(B)に示した方法で、厚さ31μmの長尺状のPET製のキャリアフィルム6上に形成した、厚さ0.5μmの長尺状のグリーンシート7を、矩形状のグリーンシート8にカットした。
また、比較のために、図5(A)、(B)に示すように、カット刃4をカット刃ホルダー109に取付け、実施例と同じく、厚さ31μmの長尺状のPET製のキャリアフィルム6上に形成した、厚さ0.5μmの長尺状のグリーンシート7を、矩形状のグリーンシート8にカットし、比較例1とした。カット刃ホルダー109は、第1ホルダー部109aと第2ホルダー部109bとで構成されているが、第2ホルダー部109bに軸11が接合された部分である押し位置PPが、カット刃4の第1辺4aの延長線上に設けられている。そのため、比較例1においては、図5(A)に示す第1辺初期角度XAと、図5(B)に示す第1辺カット時角度XBとが、いずれも90°であり、カットの前後において変化しない。
比較例1は、第1辺初期角度XAと第1辺カット時角度XBとが同じであるため、カット痕高さCHが小さく、かつ、剥離起点SOの長さが小さくなった。表1に、実施例1および比較例1のカット痕高さCHおよび剥離起点SOの長さを示す。
Figure 0007218635000001
また、剥離ヘッド5において、図3に示した端面と直近の吸気孔5aとの間の距離Dを変化させて、実施例1によってカットされたグリーンシート8を剥離することができる距離Dの最大値と、比較例1によってカットされたグリーンシート8を剥離することができる距離Dの最大値とを調べた。その結果を、表1に合せて示す。ただし、剥離ヘッド5による剥離の際には、グリーンシート8のカット端部CEの位置と、剥離ヘッド5の端面の位置とを合わせた。
表1から分かるように、実施例1は、比較例1に比べて、カット痕高さCHが高く、剥離起点SOの長さが大きかった。また、実施例1は、比較例1に比べて、剥離することができる距離Dの最大値が大きかった。以上の実験により、本発明の有効性が確認できた。
[第2実施形態]
図6(A)、(B)に、第2実施形態にかかる電子部品製造装置200の要部断面図を示す。ただし、図6(A)、(B)は、それぞれ、電子部品製造装置200のカット刃4によって、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットした時の、カット刃4、カット刃ホルダー29の状態、および、キャリアフィルム6、グリーンシート7、8の状態を示している。
第2実施形態にかかる電子部品製造装置200は、第1実施形態にかかる電子部品製造装置100の構成の一部に変更を加えた。具体的には、第2実施形態では、第1実施形態のカット刃ホルダー9に代えて、形状を変更したカット刃ホルダー29を使用した。また、カット刃4のカット刃ホルダー29への取付け方を変更した。第2実施形態の他の構成は、第1実施形態と同じにした。
第2実施形態のカット刃4は、第1実施形態のカット刃4と同じものである。
第2実施形態のカット刃ホルダー29は、板状の第1ホルダー部29aと板状の第2ホルダー部29bとでL字形状に構成されている。
第1実施形態のカット刃ホルダー9は、図4(A)、(B)などに示すように、カット後の矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPが、第1辺4aよりも外側に配置されていた。これに対し、第2実施形態のカット刃ホルダー29は、図6(A)、(B)に示すように、カット後の矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPが、第1辺4aと同じ位置に配置されている。すなわち、第1辺4aの直上に押し位置PPが配置されている。
また、第1実施形態においては、図4(A)、(B)などに示すように、カット刃4の第1辺4a側が、カット刃ホルダー9の第1ホルダー部29aに取付けられていた。これに対し、第2実施形態においては、図6(A)、(B)に示すように、カット刃4の第3辺4c側が、カット刃ホルダー29の第1ホルダー部29aに取付けられている。
第2実施形態においても、図6(A)に示すように、カット刃4が下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7の表面に接した時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺初期角度XAは、90°である。
また、図6(B)に示すように、カット刃4が更に下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットし、更にキャリアフィルム6を厚み方向の途中までカットした時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺カット時角度XBが、第1辺初期角度XAよりも大きくなっている。これは、カット刃4の第3辺4c側をカット刃ホルダー29の第1ホルダー部29aに取付けたこと、すなわち、カットされた矩形状のグリーンシート8に対して、第1ホルダー部29aを、カット刃4よりも外側に配置したことにより、カット刃4をグリーンシート7、8およびキャリアフィルム6に挿入するときの抵抗により、カット刃4が撓ったことによる。
第2実施形態においても、第1辺カット時角度XBが第1辺初期角度XAよりも大きくなっているため、カット痕高さCHが大きく、かつ、剥離起点SOの長さが大きくなった。
(実験2)
実験1と同様の方法により、実施例2として、第2実施形態にかかる電子部品製造装置200により、厚さ31μmの長尺状のPET製のキャリアフィルム6上に形成した、厚さ0.5μmの長尺状のグリーンシート7を、矩形状のグリーンシート8にカットした。
表2に、実施例2のカット痕高さCHおよび剥離起点SOの長さを示す。なお、表2には、実験1の比較例1の結果も合せて示している。
Figure 0007218635000002
表2から分かるように、実施例2も、比較例1に比べて、カット痕高さCHが大きく、剥離起点SOの長さが大きかった。
[第3実施形態]
図7(A)、(B)に、第3実施形態にかかる電子部品製造装置300の要部断面図を示す。ただし、図7(A)、(B)は、それぞれ、電子部品製造装置300のカット刃4によって、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットした時の、カット刃4、カット刃ホルダー39の状態、および、キャリアフィルム6、グリーンシート7、8の状態を示している。
第3実施形態にかかる電子部品製造装置200も、第1実施形態にかかる電子部品製造装置100の構成の一部に変更を加えた。具体的には、第3実施形態では、第1実施形態のカット刃ホルダー9に代えて、形状を変更したカット刃ホルダー39を使用した。第3実施形態の他の構成は、第1実施形態と同じにした。
第2実施形態のカット刃4は、第1実施形態のカット刃4と同じものである。
第3実施形態のカット刃ホルダー39は、板状の第1ホルダー部39aと板状の第2ホルダー部39bとでL字形状に構成されている。
第1実施形態においては、図4(A)、(B)などに示すように、カット刃4の第1辺4a側が、カット刃ホルダー9の第1ホルダー部29aに取付けられていた。これに対し、第3実施形態においては、図7(A)、(B)に示すように、カット刃4の第3辺4c側が、カット刃ホルダー39の第1ホルダー部39aに取付けられている。
なお、第3実施形態のカット刃ホルダー39は、第1実施形態のカット刃ホルダー9と同様に、カット後の矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPが、第1辺4aよりも外側に配置されている。ただし、カット刃ホルダー39は、カット刃ホルダー9に比べて、平面方向に見た第1辺4aから押し位置PPまでの距離が短くなっている。
第3実施形態においても、図7(A)に示すように、カット刃4が下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7の表面に接した時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺初期角度XAは、90°である。
また、図7(B)に示すように、カット刃4が更に下降し、刃先4Eが、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットし、更にキャリアフィルム6を厚み方向の途中までカットした時点における、カットステージ3の主面と、カット刃4の第1辺4aとがなす角度である第1辺カット時角度XBが、第1辺初期角度XAよりも大きくなっている。これには、2つの理由がある。1つ目の理由は、カット刃ホルダー39は、カット後の矩形状のグリーンシート8に対して、押し位置PPが、第1辺4aよりも外側に配置されているため、カット刃4をグリーンシート7、8およびキャリアフィルム6に挿入するときの抵抗により、カット刃ホルダー39が傾いたことによる。2つ目の理由は、カット刃4の第3辺4c側をカット刃ホルダー39の第1ホルダー部39aに取付けたことにより、カット刃4をグリーンシート7、8およびキャリアフィルム6に挿入するときの抵抗により、カット刃4が撓ったことによる。
第3実施形態においても、第1辺カット時角度XBが第1辺初期角度XAよりも大きくなっているため、カット痕高さCHが大きく、かつ、剥離起点SOの長さが大きくなった。
(実験3)
実験1と同様の方法により、実施例3として、第3実施形態にかかる電子部品製造装置300により、厚さ31μmの長尺状のPET製のキャリアフィルム6上に形成した、厚さ0.5μmの長尺状のグリーンシート7を、矩形状のグリーンシート8にカットした。
表3に、実施例3のカット痕高さCHおよび剥離起点SOの長さを示す。なお、表3には、実験1の比較例1の結果も合せて示している。
Figure 0007218635000003
表3から分かるように、実施例3も、比較例1に比べて、カット痕高さCHが大きく、剥離起点SOの長さが大きかった。
[第4実施形態]
図8に、第4実施形態にかかる電子部品製造装置400を示す。ただし、図8は、電子部品製造装置400の説明図である。
第4実施形態にかかる電子部品製造装置400は、第1実施形態にかかる電子部品製造装置100の剥離ヘッド5を、剥離ローラー45に置換えた。第4実施形態の他の構成は、第1実施形態と同じにした。
剥離ローラー45は、表面に多数の吸気孔が形成されたサクションローラーであり、吸気孔によって矩形のグリーンシート8を吸着したうえで、回転することにより、矩形のグリーンシート8がキャリアフィルム6から剥離される。
このように、剥離領域A2における、矩形のグリーンシート8のキャリアフィルム6から剥離は、剥離ローラー45によっておこなってもよい。
以上、第1実施形態~第4実施形態にかかる電子部品製造装置100、200、300、400について説明した。しかしながら、本発明が上述した内容に限定されることはなく、発明の趣旨に沿って種々の変更をなすことができる。
たとえば、上記実施形態においては、4つのカット刃4で、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットしたが、カット刃4の数は任意であり、たとえば、前後2つのカット刃4でグリーンシート7をカットし、矩形状のグリーンシート8の残りの2つの端面は、長尺状のグリーンシート7の元々の端面を利用するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、カットステージ3が常温であったが、カットステージ3に冷却機能を持たせてもよい。この場合には、グリーンシート7の弾性率が上昇するため、剥離起点SOの長さをより大きくすることができる。
本発明の一実施態様にかかる電子部品製造装置は、「課題を解決するための手段」の欄に記載したとおりである。
この電子部品製造装置において、4つのカット刃を備え、カットステージの主面に対して垂直な方向から見たとき、4つのカット刃が、それぞれ第1辺側を内側にして矩形状に配置されたものとしてもよい。この場合には、4つのカット刃によって、一度に、長尺状のグリーンシート7を矩形状のグリーンシート8にカットすることができる。
また、カット刃が、カット刃ホルダーに取付けられ、カット刃ホルダーは、それぞれ板状の第1ホルダー部と第2ホルダー部とを有し、刃先に対して垂直な、カット刃およびカット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、第1ホルダー部と第2ホルダー部とが直角に繋がり、第1ホルダー部と第2ホルダー部とでL字形状をなし、カット刃の第1辺および第3辺のいずれか一方が、第1ホルダー部に当接し、カット刃の刃先と反対側の端面が、第2ホルダー部に当接し、第2ホルダー部に、カット刃昇降装置に接合された押し位置が存在するようにしてもよい。
また、刃先に対して垂直な、カット刃およびカット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、カットされた矩形状のグリーンシートに対して、押し位置が、第1辺よりも外側に配置されるようにしてもよい。この場合には、第1辺カット時角度が、第1辺初期角度よりも大きくなる。
また、刃先に対して垂直な、カット刃およびカット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、カットされた矩形状のグリーンシートに対して、第1ホルダー部が、カット刃よりも外側に配置されるようにしてもよい。この場合にも、第1辺カット時角度が、第1辺初期角度よりも大きくなる。
1、2・・・ローラー
3・・・カットステージ
4・・・カット刃
4E・・・刃先
4a・・・第1辺
4b・・・第2辺
4c・・・第3辺
5・・・剥離ヘッド
5a・・・吸気孔
6・・・キャリアフィルム
7・・・(長尺状の)グリーンシート
8・・・(矩形状の)グリーンシート
9、29、39・・・カット刃ホルダー
9a、29a、39a・・・第1ホルダー部
9b、29b、39b・・・第2ホルダー部
11・・・軸
12・・・昇降板
13・・・カット刃昇降装置
45・・・剥離ローラー

Claims (5)

  1. 積層セラミック電子部品を製造するための電子部品製造装置であって、
    平らな主面を有するカットステージと、
    前記カットステージの前記主面上において、長尺状のキャリアフィルム上に形成されたセラミックを主成分とする長尺状のグリーンシートを、矩形状のグリーンシートにカットするカット刃と、
    前記カット刃を上下方向に昇降させるカット刃昇降装置と、
    前記長尺状のキャリアフィルムから、前記カットされた矩形状のグリーンシートを剥離する、剥離ヘッドまたは剥離ローラーと、を備え、
    前記カット刃は、板状であり、1つの辺が刃先を構成し、
    前記刃先に対して垂直な前記カット刃の1つの断面を見たとき、
    前記カット刃は、カットされた前記矩形状のグリーンシート側に位置する第1辺と、カットされた前記矩形状のグリーンシートと反対側に位置し、前記刃先において前記第1辺と鋭角に接続された第2辺と、カットされた前記矩形状のグリーンシートと反対側に位置し、前記第1辺と平行またはほぼ平行で、前記第2辺と鈍角に接続された第3辺とを有し、
    前記カット刃が下降し、前記刃先が前記長尺状のグリーンシートに接した時に、前記カットステージの前記主面と前記第1辺とがなす角度である第1辺初期角度が、90°以上、91°以下であり、
    前記カット刃が更に下降し、前記カット刃が前記長尺状のグリーンシートを前記矩形状のグリーンシートにカットしている時に、前記カットステージの前記主面と前記第1辺とがなす角度である第1辺カット時角度が、前記第1辺初期角度よりも大きくなる、電子部品製造装置。
  2. 4つの前記カット刃を備え、
    前記カットステージの前記主面に対して垂直な方向から見たとき、前記4つのカット刃が、それぞれ前記第1辺側を内側にして矩形状に配置された、請求項1に記載された電子部品製造装置。
  3. 前記カット刃が、カット刃ホルダーに取付けられ、
    前記カット刃ホルダーは、それぞれ板状の第1ホルダー部と第2ホルダー部とを有し、
    前記刃先に対して垂直な、前記カット刃および前記カット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、
    前記第1ホルダー部と前記第2ホルダー部とが直角に繋がり、前記第1ホルダー部と前記第2ホルダー部とでL字形状をなし、
    前記カット刃の前記第1辺および前記第3辺のいずれか一方が、前記第1ホルダー部に当接し、
    前記カット刃の前記刃先と反対側の端面が、前記第2ホルダー部に当接し、
    前記第2ホルダー部に、前記カット刃昇降装置に接合された押し位置が存在する、請求項1または2に記載された電子部品製造装置。
  4. 前記刃先に対して垂直な、前記カット刃および前記カット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、
    カットされた前記矩形状のグリーンシートに対して、前記押し位置が、前記第1辺よりも外側に配置されることにより、
    前記第1辺カット時角度が、前記第1辺初期角度よりも大きくなる、請求項3に記載された電子部品製造装置。
  5. 前記刃先に対して垂直な、前記カット刃および前記カット刃ホルダーの1つの断面を見たとき、
    カットされた前記矩形状のグリーンシートに対して、前記第1ホルダー部が、前記カット刃よりも外側に配置されることにより、
    前記第1辺カット時角度が、前記第1辺初期角度よりも大きくなる、請求項3または4に記載された電子部品製造装置。


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