JP7218322B2 - 有機化合物、有機発光素子、表示装置、撮像装置、照明装置、移動体 - Google Patents
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Description
前記アリール基がシアノ基と1つ以上のフッ素原子、シアノ基、またはトリフルオロメチル基を有するとき、前記アリール基が、式(1)で表される基本骨格に結合した炭素原子と隣接した炭素原子上にシアノ基を有する有機化合物を除く。
有機発光素子は、基板の上に設けられた絶縁層上に、第一電極、有機化合物層、第二電極を形成して設けられる。第二電極の上には、保護層、カラーフィルタ等を設けてよい。カラーフィルタを設ける場合は、保護層との間に平坦化層を設けてよい。平坦化層はアクリル樹脂等で構成することができる。第一電極、第二電極はいずれかが陽極で、他方が陰極であってよい。
基板は、石英、ガラス、シリコンウエハ、樹脂、金属等が挙げられる。また、基板上には、トランジスタなどのスイッチング素子や配線を備え、その上に絶縁層を備えてもよい。絶縁層としては、陽極2と配線の導通を確保するために、コンタクトホールを形成可能で、かつ接続しない配線との絶縁を確保できれば、材料は問わない。例えば、ポリイミド等の樹脂、酸化シリコン、窒化シリコンなどを用いることができる。
電極は、一対の電極を用いることができる。一対の電極は、陽極と陰極であってよい。有機発光素子が発光する方向に電界を印加する場合に、電位が高い電極が陽極であり、他方が陰極である。また、発光層にホールを供給する電極が陽極であり、電子を供給する電極が陰極であるということもできる。
陰極の上に、保護層を設けてもよい。例えば、陰極上に吸湿剤を設けたガラスを接着することで、有機化合物層に対する水等の浸入を低減し、表示不良の発生を低減することができる。また、別の実施形態としては、陰極上に窒化ケイ素等のパッシベーション膜を設け、有機EL層に対する水等の浸入を低減してもよい。例えば、陰極を形成後に真空を破らずに別のチャンバーに搬送し、CVD法で厚さ2μmの窒化ケイ素膜を形成することで、保護層としてもよい。CVD法の成膜の後で原子堆積法(ALD法)を用いた保護層を設けてもよい。
保護層の上にカラーフィルタを設けてもよい。例えば、有機発光素子のサイズを考慮したカラーフィルタを別の基板上に設け、それと有機発光素子を設けた基板と貼り合わせてもよいし、上記で示した保護層上にフォトリソグラフィ技術を用いて、カラーフィルタをパターニングしてもよい。カラーフィルタは、高分子で構成されてよい。
カラーフィルタと保護層との間に平坦化層を有してもよい。平坦化層は有機化合物で構成されてよく、低分子であっても、高分子であってもよいが、高分子であることが好ましい。
平坦化層の上には、対向基板を有してよい。対向基板は、前述の基板と対応する位置に設けられるため、対向基板と呼ばれる。対向基板の構成材料は、前述の基板と同じであってよい。対向基板は、前述の基板を第一基板とした場合、第二基板であってよい。
本発明の一実施形態に係る有機発光素子を構成する有機化合物層(正孔注入層、正孔輸送層、電子阻止層、発光層、正孔阻止層、電子輸送層、電子注入層等)は、以下に示す方法により形成される。
有機発光素子は、基板の上に、陽極、有機化合物層、陰極を形成して設けられる。陰極の上には、保護層、カラーフィルタ等を設けてよい。カラーフィルタを設ける場合は、保護層との間に平坦化層を設けてよい。平坦化層はアクリル樹脂等で構成することができる。
基板は、石英、ガラス、シリコンウエハ、樹脂、金属等が挙げられる。また、基板上には、トランジスタなどのスイッチング素子や配線を備え、その上に絶縁層を備えてもよい。絶縁層としては、陽極2と配線の導通を確保するために、コンタクトホールを形成可能で、かつ接続しない配線との絶縁を確保できれば、材料は問わない。例えば、ポリイミド等の樹脂、酸化シリコン、窒化シリコンなどを用いることができる。
電極は、一対の電極を用いることができる。一対の電極は、陽極と陰極であってよい。有機発光素子が発光する方向に電界を印加する場合に、電位が高い電極が陽極であり、他方が陰極である。また、発光層にホールを供給する電極が陽極であり、電子を供給する電極が陰極であるということもできる。
陰極の上に、保護層を設けてもよい。例えば、陰極上に吸湿剤を設けたガラスを接着することで、有機化合物層に対する水等の浸入を低減し、表示不良の発生を低減することができる。また、別の実施形態としては、陰極上に窒化ケイ素等のパッシベーション膜を設け、有機EL層に対する水等の浸入を低減してもよい。例えば、陰極を形成後に真空を破らずに別のチャンバーに搬送し、CVD法で厚さ2μmの窒化ケイ素膜を形成することで、保護層としてもよい。CVD法の成膜の後で原子堆積法(ALD法)を用いた保護層を設けてもよい。
保護層の上にカラーフィルタを設けてもよい。例えば、有機発光素子のサイズを考慮したカラーフィルタを別の基板上に設け、それと有機発光素子を設けた基板と貼り合わせてもよいし、上記で示した保護層上にフォトリソグラフィ技術を用いて、カラーフィルタをパターニングしてもよい。カラーフィルタは、高分子で構成されてよい。
カラーフィルタと保護層との間に平坦化層を有してもよい。平坦化層は有機化合物で構成されてよく、低分子であっても、高分子であってもよいが、高分子であることが好ましい。
平坦化層の上には、対向基板を有してよい。対向基板は、前述の基板と対応する位置に設けられるため、対向基板と呼ばれる。対向基板の構成材料は、前述の基板と同じであってよい。対向基板は、前述の基板を第一基板とした場合、第二基板であってよい。
本発明の一実施形態に係る有機発光素子を構成する有機化合物層(正孔注入層、正孔輸送層、電子阻止層、発光層、正孔阻止層、電子輸送層、電子注入層等)は、以下に示す方法により形成される。
本発明の一実施形態に係る有機発光素子は、表示装置や照明装置の構成部材として用いることができる。他にも、電子写真方式の画像形成装置の露光光源や液晶表示装置のバックライト、白色光源にカラーフィルタを有する発光装置等の用途がある。
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E1:7.23g(25.1mmol)
化合物E2:5.00g(22.8mmol)
Pd(PPh3)4:790mg(1.14mmol)
炭酸ナトリウム:9.66g(91.2mmol)
トルエン:200ml
エタノール:100ml
水:100ml
200mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド:12.8g(41.5mmol)
テトラヒドロフラン:50ml
t-ブトキシカリウム[1.0Mテトラヒドロフラン溶液]
化合物E3:5.0g(16.6mmol)
テトラヒドロフラン:50ml
200mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E4:4.00g(12.1mmol)
ジクロロメタン:100ml
メタンスルホン酸:1.75g(18.2mmol)
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E5:3.00g(10.1mmol)
ビスピナコールボラン:10.3g(40.4mmol)
Pd(dba)2:580mg(1.01mmol)
P(Cy)3:850mg(3.03mmol)
酢酸カリウム:3.96mg(40.4mmol)
オルトキシレン:300ml
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E6:3.8g(7.91mmol)
NCS:5.28g(39.6mmol)
メタンスルホン酸:227mg(2.37mmol)
DMF:380ml
200mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E7:2.00g(3.64mmol)
化合物E8:4.17g(14.6mmol)
Pd(PPh3)2Cl2:128mg(0.18mmol)
炭酸ナトリウム:1.54g(14.6mmol)
DMSO:100ml
100mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E9:1.00g(1.41mmol)
Pd(dba)2:81mg(0.14mmol)
P(Cy)3:119mg(0.42mmol)
酢酸カリウム:415mg(4.23mmol)
DMAc:50ml
200mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E10:100mg(0.18mmol)
化合物E11:96mg(0.60mmol)
Pd(OAc)2:4mg(0.02mmol)
s-phos:18mg(0.05mmol)
炭酸カリウム:149g(1.08mmol)
DMSO:10ml
[MALDI-TOF-MS]
実測値:m/z=706 計算値:C54H30N2=706
実施例1と同様にして、E1を下記E12に、E2を下記原料13に変えた他は実施例1と同様にして中間体E14を合成した。E12からE14への反応は、実施例1と同様であるため、中間体の記載を省略して矢印のみの記載とした。
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E14:3.6g(10.0mmol)
ナトリウムエタンチオラート:3.36g(40.0mmol)
DMF:280ml
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E16:2.4g(7.29mmol)
トリフルオロメタンスルホン酸無水物:4.78ml(29.1mmol)
ピリジン:3.5ml
塩化メチレン:240ml
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E17:3.5g(6.37mmol)
ビスピナコールボラン:9.71g(38.2mmol)
Pd(dppf)2Cl2:453mg(0.637mmol)
酢酸カリウム:2.50g(25.5mmol)
ジオキサン:200ml
200mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E18:2.00g(2.83mmol)
化合物E19:2.43g(8.48mmol)
Pd(PPh3)2Cl2:199mg(0.28mmol)
炭酸ナトリウム:1.80g(17.0mmol)
DMSO:100ml
100mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E20:0.75g(1.06mmol)
Pd(PPh3)2Cl2:77mg(0.11mmol)
DBU:5.0ml
DMAc:50ml
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E21:400mg(0.18mmol)
化合物E22:106mg(0.54mmol)
Pd(OAc)2:4mg(0.02mmol)
s-phos:18mg(0.05mmol)
リン酸カリウム:0.458g(2.16mmol)
キシレン:200ml
水:20ml
[MALDI-TOF-MS]
実測値:m/z=778 計算値:C60H30N2=778
500mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E21:400mg(0.18mmol)
化合物E28:62mg(0.36mmol)
Pd(OAc)2:4mg(0.02mmol)
s-phos:18mg(0.05mmol)
リン酸カリウム:0.229g(1.08mmol)
キシレン:200ml
水:20ml
50mlのナスフラスコに、以下に示す試薬、溶媒を仕込んだ。
化合物E29:46mg(0.072mmol)
化合物E30:43mg(0.28mmol)
Pd(OAc)2:2mg(0.010mmol)
s-phos:11mg(0.03mmol)
リン酸カリウム:0.115g(0.54mmol)
キシレン:20ml
水:2ml
[MALDI-TOF-MS]
実測値:m/z=706 計算値:C54H30N2=706
2 反射電極
3 絶縁層
4 有機化合物層
5 透明電極
6 保護層
7 カラーフィルタ
10 副画素
11 基板
12 絶縁層
13 ゲート電極
14 ゲート絶縁膜
15 半導体層
16 ドレイン電極
17 ソース電極
18 薄膜トランジスタ
19 絶縁膜
20 コンタクトホール
21 下部電極
22 有機化合物層
23 上部電極
24 第一保護層
25 第二保護層
26 有機発光素子
100 表示装置
1000 表示装置
1001 上部カバー
1002 フレキシブルプリント回路
1003 タッチパネル
1004 フレキシブルプリント回路
1005 表示パネル
1006 フレーム
1007 回路基板
1008 バッテリー
1009 下部カバー
1100 撮像装置
1101 ビューファインダ
1102 背面ディスプレイ
1103 操作部
1104 筐体
1200 電子機器
1201 表示部
1202 操作部
1203 筐体
1300 表示装置
1301 額縁
1302 表示部
1303 土台
1310 表示装置
1311 第一表示部
1312 第二表示部
1313 筐体
1314 屈曲点
1400 照明装置
1401 筐体
1402 光源
1403 回路基板
1404 光学フィルム
1405 光拡散部
1500 自動車
1501 テールランプ
1502 窓
1503 車体
Claims (20)
- 下記式(1)で表されることを特徴とする有機化合物。
式(1)において、R1乃至R18は、水素原子、ハロゲン原子、置換あるいは無置換のアルキル基、置換あるいは無置換のアルコキシ基、置換あるいは無置換のアミノ基、置換あるいは無置換のアリール基及び、置換あるいは無置換の複素環基、置換あるいは無置換のアリールオキシ基、シリル基及びシアノ基からそれぞれ独立に選ばれる。ただし、R1乃至R18の少なくとも1つは、シアノ基を有する前記アリール基またはシアノ基を有する前記複素環基である。
ただし、前記アリール基がシアノ基と1つ以上のフッ素原子、シアノ基、またはトリフルオロメチル基を有するとき、前記アリール基が、式(1)で表される基本骨格に結合した炭素原子と隣接した炭素原子上にシアノ基を有する有機化合物を除く。 - 式(1)において、シアノ基を有する前記アリール基または前記複素環基の数が、1以上4以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
- 式(1)において、シアノ基を有する前記アリール基または前記複素環基の数が1以上2以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機化合物。
- 式(1)において、R7、R8、R9、R16、R17、R18の少なくとも1つにシアノ基を有する前記アリール基または前記複素環基を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機化合物。
- 式(1)において、R7、R8、R9、R16、R17、R18のいずれか2つにシアノ基を有する前記アリール基または前記複素環基を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の有機化合物。
- シアノ基を有する前記アリール基または前記複素環基は、式(1)において、R7、R8、R9、R16、R17、R18のいずれかにのみに設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の有機化合物。
- 式(1)において、R3、R4、R12及びR13には、前記シアノ基を有する前記アリール基または前記シアノ基を有する前記複素環基が設けられていないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の有機化合物。
- 式(1)において、R3、R4、R12及びR13は、水素原子であることを特徴とする請求項7に記載の有機化合物。
- シアノ基を有する前記アリール基がフェニル基、ナフチル基またはビフェニル基のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の有機化合物。
- シアノ基を有する前記複素環基がピリジル基、ピリミジル基、ピラジル基、トリアジル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジベンゾフラニル基、ジベンゾチオフェニル基のいずれかから選ばれることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の有機化合物。
- 第一電極と、第二電極と、前記第一電極と前記第二電極との間に配置されている有機化合物層と、を有する有機発光素子であって、
前記有機化合物層は、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の有機化合物を含有することを特徴とする有機発光素子。 - 前記有機化合物層の少なくとも一層が発光層であり、前記発光層に前記有機化合物が含有されていることを特徴とする、請求項11に記載の有機発光素子。
- 青色発光することを特徴とする請求項11または12に記載の有機発光素子。
- 前記発光層と積層して配置されている第二発光層を更に有し、前記第二発光層は前記発光層が発する発光色とは異なる色を発光することを特徴とする請求項11または12に記載の有機発光素子。
- 白色発光することを特徴とする請求項14に記載の有機発光素子。
- 複数の画素を有し、前記複数の画素の少なくとも一つが、請求項11乃至15のいずれか一項に記載の有機発光素子と、前記有機発光素子に接続されたトランジスタと、を有することを特徴とする表示装置。
- 複数のレンズを有する光学部と、前記光学部を通過した光を受光する撮像素子と、前記撮像素子が撮像した画像を表示する表示部と、を有し、
前記表示部は請求項11乃至15のいずれか一項に記載の有機発光素子を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項11乃至15のいずれか一項に記載の有機発光素子を有する表示部と、前記表示部が設けられた筐体と、前記筐体に設けられ、外部と通信する通信部と、を有することを特徴とする電子機器。
- 請求項11乃至15のいずれか一項に記載の有機発光素子を有する光源と、前記光源が発する光を透過する光拡散部または光学フィルムと、を有することを特徴とする照明装置。
- 請求項11乃至15のいずれか一項に記載の有機発光素子を有する灯具と、前記灯具が設けられた機体と、を有することを特徴とする移動体。
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