JP7217600B2 - ポケット付き編地、およびポケット付き編地の編成方法 - Google Patents

ポケット付き編地、およびポケット付き編地の編成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7217600B2
JP7217600B2 JP2018153385A JP2018153385A JP7217600B2 JP 7217600 B2 JP7217600 B2 JP 7217600B2 JP 2018153385 A JP2018153385 A JP 2018153385A JP 2018153385 A JP2018153385 A JP 2018153385A JP 7217600 B2 JP7217600 B2 JP 7217600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
knitted fabric
base
knitting
stitches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018153385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019090144A (ja
Inventor
和也 上道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Manufacturing Ltd filed Critical Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority to CN201811349294.3A priority Critical patent/CN109778410B/zh
Priority to KR1020180139503A priority patent/KR102110171B1/ko
Priority to DE102018219464.5A priority patent/DE102018219464A1/de
Publication of JP2019090144A publication Critical patent/JP2019090144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7217600B2 publication Critical patent/JP7217600B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

本発明は、ベース編地部に、ポケットを構成するポケット編地部を形成したポケット付き編地とその編成方法に関する。
カーディガンやセーター、パンツなどのベース編地部に袋状のポケット編地部を形成することが行われている。例えば、特許文献1には、ベース編地部とポケット編地部とを独立して編成しつつ、ベース編地部のコース方向端部とポケット編地部のコース方向端部とをインターシャ編成で接合する技術が開示されている。特許文献1ではさらに、ベース編地部の一側ベース部と他側ベース部とをコース方向にずらしながらポケット編地部をベース編地部に接合することで、ポケット編地部の開口縁部を傾斜させている。
特許第5959555号公報
特許文献1の編成方法では、インターシャ編成でベース編地部とポケット編地部とを接合しているため、両編地部の編目の向きが異なり、両編地部の接合境界が目立ってしまう。また、接合境界の強度が他の部分の強度よりも低くなり易く、編成に使用する編糸の種類によっては接合境界で編糸が切れ易くなる恐れもある。さらに、特許文献1では、一側ベース部と他側ベース部とをコース方向にずらしながらポケット編地部を接合するため、開き部の無い筒状のベース編地部にポケット編地部を接合できないという課題もある。
上記事情に鑑み、本発明の目的の一つは、従来よりも見栄えの良いポケット付き編地とその編成方法を提供することにある。
本発明のポケット付き編地は、
ベース編地部と、
袋状に繋がる一側ポケット部と他側ポケット部とを有し、前記ベース編地部のコース方向の途中に繋がるポケット編地部と、
前記一側ポケット部と前記ベース編地部との境界によって形成される前記ポケット編地部の開口縁部と、を備えるポケット付き編地において、
前記開口縁部の少なくとも一部が、前記開口縁部の始端に対して、前記ベース編地部のウエール方向にもコース方向にもずれた位置にあり、
前記他側ポケット部と前記ベース編地部とが、コース方向に繋ぎ目無く連続して編成されている。
本発明のポケット付き編地の編成方法は、
互いに対向する一側針床と他側針床を有する横編機を用いて、一側ベース部と他側ベース部とを有するベース編地部に対して、袋状に繋がる一側ポケット部と他側ポケット部とを有するポケット編地部を繋げるポケット付き編地の編成方法であって、
前記一側針床と前記他側針床を用いて、前記ベース編地部と前記ポケット編地部との接合位置まで前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを独立して編成する工程Aと、
前記接合位置で前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを接合して、前記ポケット編地部の開口縁部の始端を形成する工程Bと、
前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを編成しながら両者を繋げる工程Cと、を備えるポケット付き編地の編成方法において、
前記工程Cでは、
前記ベース編地部と前記ポケット編地部とをコース方向に連続して編成する一体編成を繰り返すことで、前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを繋げて編成し、
前記一体編成の繰り返しの途中で、前記一側ポケット部と前記一側ベース部のいずれか一方を他方側に移動させ、前記一側ポケット部の接合側の端部編目と前記一側ベース部の接合側の端部編目とを接合する境界編成を行う。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
前記工程Aにおいて、前記一側ベース部と前記他側ベース部とを、コース方向の一端側と他端側とで繋げて編成し、
前記工程Cにおいて、前記他側ポケット部の接合側と反対側の端部編目を前記一側ポケット部のコース方向の外側に移動させる回し込み、又は前記他側ベース部の接合側と反対側の端部編目を前記一側ベース部のコース方向の外側に移動させる回し込みを行う形態を挙げることができる。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
前記工程Aにおいて、前記ベース編地部のコース方向の一端側と他端側のそれぞれに、前記ポケット編地部を編成し、
前記工程Cにおいて、
前記境界編成として、前記一側ポケット部全体を前記一側ベース部の方向に移動させて、前記一側ポケット部の接合側の端部編目を前記一側ベース部の接合側の端部編目に接合し、
前記回し込みとして、前記他側ポケット部の接合側と反対側の端部編目を、前記一側ポケット部のコース方向の外側に移動させる形態を挙げることができる。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
少なくとも一部の前記境界編成は、前記一側ポケット部の前記端部編目と、前記一側ベース部の編目とを重ねる減らし編成である形態を挙げることができる。減らし編成は公知の編成技術である(例えば特開2005-113329号公報など)。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
少なくとも一部の前記境界編成は、前記一側ベース部と前記一側ポケット部とを接合する伏目処理である形態を挙げることができる。伏目処理は公知の編成技術(例えば特開2015-10284号公報など)であって、ここでは、一側ベース部と一側ポケット部をウエール方向に増やすことなく、目移しとニット編成とを用いて、一側ベース部の編目と一側ポケット部の編目とを接合して閉じる編成である。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
前記工程Cの少なくとも一部で、前記一体編成を連続して行う形態を挙げることができる。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
前記工程Cで前記一側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第一編目列と、前記他側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第二編目列とを前記ベース編地部に接合せずに残しておき、
前記第一編目列の少なくとも一部と、前記第二編目列の少なくとも一部と、を伏目処理によって接合する形態を挙げることができる。
本発明のポケット付き編地の編成方法の一形態として、
前記工程Cで前記一側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第一編目列と、前記他側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第二編目列とを前記ベース編地部に接合せずに残しておき、
前記一側ベース部と前記一側ポケット部との境界で前記一側ポケット部を前記一側ベース部の内側に折り畳み、前記第一編目列の編目を順次前記一側ベース部の編目に重ねて接合し、
前記一側ポケット部と前記他側ポケット部との境界で前記他側ポケット部を前記一側ポケット部の折り畳み方向と反対方向に折り畳み、前記第二編目列の編目を順次前記一側ベース部の編目に重ねて接合する形態を挙げることができる。
なお、「第二編目列の編目を一側ベース部の編目に重ねて接合する」には、「第二編目列の編目を、第一編目列の編目と一側ベース部の編目との重ね目に重ねて接合する」ことが含まれる。
本発明のポケット付き編地では、そのポケット編地部の開口縁部のデザイン性が高く、多様なニーズに応えることができる。例えば、ポケット編地部の開口縁部が斜めや、L型、円弧型となったポケット付き編地を挙げることができる。また、ポケット編地部の他側ポケット部とベース編地部との間に繋ぎ目がないため、見栄えが良い。
本発明のポケット付き編地の編成方法によれば、ポケット編地部を無縫製でベース編地部に一体に編成できる。しかも、境界編成によってポケット編地部の一側ポケット部とベース編地部の一側ベース部との境界を形成することで、その境界によって形成されるポケット編地部の開口縁部の形状を自由に変化させることができる。例えば、ポケット編地部の開口縁部を斜めや、L型、円弧型とすることができる。また、本発明のポケット付き編地の編成方法によれば、ポケット編地部の他側ポケット部とベース編地部との間に繋ぎ目が形成されないため、その点でもポケット付き編地の見栄えが良い。
工程Aで一側ベース部と他側ベース部とをコース方向の一端側と他端側とで繋げると、工程Cで一側ベース部と一側ポケット部とを接合する境界編成の際に、一側針床と他側針床とでコース方向の編目数に差が生じる。他側ポケット部または他側ベース部の端部編目を回し込みすることで、上記編目数の差を解消でき、糸切れを防止できる。
工程Aにおいて、ベース編地部のコース方向の両端部にポケット編地部を一つずつ形成し、工程Cで両ポケット編地部をベース編地部に接合することで、左右のポケット編地部を備えるポケット付き編地を編成できる。また、他側ポケット部の端部編目を回し込むことで、効率的に境界編成を行なうことができる。
減らし編成によって一側ベース部と一側ポケット部とを接合することで、ポケット編地部の開口縁部に、ベース編地部のコース方向とウエール方向の両方に交差する傾斜部を形成できる。
伏目処理によって一側ベース部と一側ポケット部とを接合することで、ポケット編地部の開口縁部に、ベース編地部のコース方向に平行な水平部を形成できる。
工程Cにおいて一体編成を連続して行なうことで、ポケット編地部の開口縁部に、ベース編地部のウエール方向に平行な垂直部を形成できる。
ベース編地部に接合せずに残されたポケット編地部のウエール方向の終端部の少なくとも一部を伏目処理することで、開口縁部の終端部においてポケット編地部のコース方向の奥行きを広げることができる。そのため、ポケットに手を入れたときに、指がポケット編地部の上端部に引っ掛かり難くできる。
一側ポケット部と他側ポケット部との境界が一側ベース部の内側に配置されるように一側ポケット部と他側ポケット部が折り畳まれて一側ベース部に接合されることで、ポケット編地部の終端部がしっかりと一側ベース部に固定される。そのため、ポケットに物や手を入れてもポケット編地部やベース編地部が型崩れし難い。
(A)は実施形態に示すパンツ(ポケット付き編地)の概略図、(B)は(A)のB-B断面図である。 図1(A)のポケット付き編地の編成直後の状態を示す概略図である。 ポケット付き編地のポケット近傍の写真を示す図である。 (A)~(C)は、ポケット付き編地の編成方法を説明する編成工程のイメージ図である。 (A)~(C)は、ポケット編地部のウエール方向の終端部の処理方法を説明する説明図である。 (A)~(D)は、異なる形状の開口部を有するポケット付き編地の概略図である。 (A)~(C)は、実施形態2のポケット編地部のウエール方向の終端部の処理方法を説明する説明図である。
<実施形態1>
実施形態1では、本発明のポケット付き編地の一例として、図1,2に示すパンツ1を説明する。もちろん、本発明のポケット付き編地はパンツ1に限定されるわけではなく、その他のニットウェア、例えばカーディガンやセーターなどであっても良い。また、本発明のポケット付き編地は、自動車のシートカバーなどの産業資材であっても構わない。
図1に示すパンツ1は、筒状のベース編地部2と、ベース編地部2の内部に配置された状態でベース編地部2に繋がる袋状のポケット編地部3と、を備える。ベース編地部2は、着用者の前部を覆う前身頃(一側ベース部2F)と、着用者の後部を覆う後身頃(他側ベース部2B)と、が筒状に繋がることで形成されている。本例のベース編地部2には、ベース編地部2を左右に分離する開き部は形成されていないが、カーディガンの身頃のような開き部を有する筒状のベース編地部2であってもかまわない。図1,2の左右方向の矢印はベース編地部2のコース方向、上方向の矢印はベース編地部2のウエール方向を示している。
ポケット編地部3は、図1(B)に示すように、一側ポケット部3Fと他側ポケット部3Bとが袋状に繋がることで形成されており、一側ベース部2Fに開口している。ポケット編地部3の開口部以外の縁部、具体的には図1(A)の点線で示す部分は全て閉じている。このポケット編地部3は、図2に示すように、ポケット編地部3の底となる部分を始端部3Sとして編成され、上方の終端部3Eで閉じられている。また、図2に示すように、ポケット編地部3の一側ポケット部3Fとベース編地部2の一側ベース部2Fとの間には減らし目などからなる境界23が形成されている。その境界23を折り目として、図1に示すように、ポケット編地部3はベース編地部2の内部に折り込まれており、当該境界23がポケット編地部3の開口縁部4を形成している。一方、ポケット編地部3の他側ポケット部3Bとベース編地部2とは、コース方向に繋ぎ目無く連続して編成されている。そのため、図3の写真に示すように、ポケット編地部3の開口部近傍の見栄えが非常に優れている。
本例の開口縁部4は、その始端4bから終端4tに向うに従ってベース編地部2の中央側に傾斜する斜め形状(傾斜部のみからなる形状)となっている。つまり、少なくとも始端4b以外の部分が、始端4bよりもベース編地部2のウエール方向にもコース方向にもずれた位置になっている。ここで、一側ベース部2Fにおける開口縁部4に近接する部分(開口縁部4に沿った細長い台形領域)には、その他の部分とは異なる組織柄として、開口縁部4を目立たせることもできる。
本例のパンツ1では、ポケット編地部3の編目の向きが、図1の矢印で示すウエール方向の向きと同じとなっている。つまり、ポケット編地部3の編目の向きと、ベース編地部2の編目の向きと、が揃っている。そのため、図3の写真に示すように、パンツ1の見栄えが非常に優れる。両編地部2,3の編目の向きが揃うのは、本例のパンツ1が、後述するポケット付き編地の編成方法によって編成されているからである。
以上説明したパンツ1の具体的な編成方法を図4、図5に基づいて説明する。パンツ1の編成に使用する横編機は、左右方向に延びかつ前後方向に互いに対向する一側針床と他側針床を有する2枚ベッド横編機や4枚ベッド横編機を利用することができる。これらの横編機では、一側針床と他側針床とが相対的にラッキング可能であり、一側針床と他側針床との間で編目の目移しを行うことができる。
図4(A)に示すように、ベース編地部2とポケット編地部3との接合位置までベース編地部2とポケット編地部3とを独立して編成する(工程A)。本例では、ベース編地部2の一側ベース部2Fを一側針床(以下、FB)で、他側ベース部2Bを他側針床(以下、BB)で編成する。また、ポケット編地部3の一側ポケット部3FをFBで、他側ポケット部3BをBBで編成する。両編地部2,3は独立しているため、その編成順序は問わない。
次いで、図4(A)の矢印に示すように、接合位置でベース編地部2とポケット編地部3とを接合して、ポケット編地部3の開口縁部4の始端4b(図1(A))を形成する(工程B)。両編地部2,3を接合する方法は特に限定されない。
両編地部2,3の接合後は、図4(B),(C)に示すように、両編地部2,3を編成しながら両編地部2,3を繋げる(工程C)。具体的には、図4(B)に示すように、一側ポケット部3F全体を一側ベース部2Fの方向に移動させ、一側ポケット部3Fの接合側(ベース編地部2寄り)の端部編目を一側ベース部2Fの編目に接合する境界編成を行なう。本例では、境界編成として、一側ポケット部3Fの接合側の端部編目を、一側ベース部2Fの接合側の端部編目に重ねて、一側ポケット部3Fのコース方向の編目を減らす減らし編成を行なっている。
また、図4(B)では、他側ポケット部3Bの接合側と反対側の端部編目を、前記一側ポケット部3Fのコース方向の外側に移動させる回し込みを行なう。回し込みは、FBとBBに係止されるコース方向の編目数をおおよそ揃えるために行なう。例えば、一側ポケット部3Fの編目を2つ減らすごとに、他側ポケット部3Bの編目を1つ回し込むことが挙げられる。
一側ポケット部3Fに回し込まれる他側ポケット部3Bの編目は捻り目とすることが好ましい。予め捻じられた編目である捻り目を対向する針床に目移しすると、捻じれが解れるため、ポケット編地部3の見栄えが向上する。捻り目の編成は公知の編成技術である(例えば特開平5-9851号公報参照)。
図4(C)では、ベース編地部2とポケット編地部3とをコース方向に連続して編成する一体編成を行なう。この一体編成の間に境界編成を行なえば、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの間に境界23が形成された状態で両編地部2,3が成型される。このとき、ポケット編地部3の他側ポケット部3Bとベース編地部2とはコース方向に繋ぎ目無く連続する。
ここで、図4(C)の一体編成は、一方向に周回する周回編成であっても良いし、折り返し端を有するC字状編成であっても良い。図4(B)で回し込まれる左右の他側ポケット部3Bの編目を捻り目とするのであれば、パンツ1の仕上がりを良くするために、C字状に一体編成を行なう必要がある。本例の場合、一側ベース部2Fの中央(一点鎖線参照)を折り返し端とするC字状の一体編成を行なっている。
図4(B)の境界編成と図4(C)の一体編成を行なう回数は必要に応じて変化させることができる。また、図4(A)の直後に行なう編成は、図4(C)の一体編成であってもかまわない。その他、図4(B)の減らし編成のみを行なってから図4(C)の一体編成を行い、その後、図4(B)の減らし編成と回し込みとを行なうこともできる。
図4(B)の編成と図4(C)の編成とを交互に繰り返すことで、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの境界23が、一側ベース部2F上で斜めに形成される。境界23には、一側ベース部2Fの編目に一側ポケット部3Fの接合側の端部編目を重ねた減らし目が並んだ状態になる。
次に、図5に示すパンツ1の各部を平面展開した型紙を参照し、ポケット編地部3のウエール方向の終端部の処理を説明する。図5では、パンツ1の左側(紙面上は右側)の一部のみを図示する。
図5(A)は、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの境界23の編成が終了した状態が示されている。型紙上では、境界23における一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとは離隔しているが、実際には繋がっている。図5(A)では、ポケット編地部3のウエール方向の終端部3Eはどこにも繋がっていない状態になっている。終端部3Eは、一側ポケット部3Fのウエール方向の終端部を構成する第一編目列31と、他側ポケット部3Bのウエール方向の終端部を構成する第二編目列32とに分けられる。
図5(B)では、一側ポケット部3Fの第一編目列31と他側ポケット部3Bの第二編目列32との境界側で、第一編目列31の一部と第二編目列32の一部とを伏目処理で接合する(ハッチング部分を参照)。両ポケット部3F,3Bの終端部である第一編目列31と第二編目列32とを伏目処理で接合することで、図1に示すように、開口縁部4の終端4tからパンツ1の中央に向って平行にポケット編地部3の空間が形成され、ポケット編地部3に手を入れたときに、指がポケット編地部3に引っ掛かり難くなる。
図5(C)では、終端部3Eのうち、図5(B)で伏目処理しなかった部分を折り畳んで、一側ベース部2Fにポケット編地部3を接合する。図5(C)の黒塗り部分は、図5(B)で伏目処理した部分を示す。三重部分の各部の状態を図5(C)の右側の丸囲み部分に示す。丸囲み部分に示すように、一側ベース部2Fの裏側に一側ポケット部3Fが重ねられ、さらにその一側ポケット部3Fの裏側に、他側ポケット部3Bが重ねられている。つまり、ポケット編地部3が一側ベース部2Fの内側に折り畳まれ、その折り畳まれた部分ごと一側ベース部2Fに接合される。そうすることで、開口縁部4の終端4t(図1)に一側ベース部2Fと折り畳まれたポケット編地部3とで断面S状の襞が形成される。終端4tに襞を形成することで、終端4tの強度を向上させることができる。開口縁部4の終端4tは、ポケット編地部3の内部に手や物を挿入したときに大きな負荷がかかる部分である。襞によって終端4tの強度を向上させることで、終端4tの破断を抑制できるし、ポケット編地部3に手や物を入れたときのベース編地部2の型崩れを抑制できる。
ベース編地部2へのポケット編地部3の接合が終了したら、ベース編地部2の残部を編成し、パンツ1を完成させる。横編機で編成された直後のパンツ1は、図2に示すように、ベース編地部2の外側にポケット編地部3が露出した状態となっているため、ポケット編地部3をベース編地部2の内部に折り込むことで、図1のパンツ1を完成させることができる。
<変形例>
実施形態1に示すポケット付き編地の編成方法を応用することで、様々な形状の開口縁部4を有するポケット付き編地1を編成することができる。例えば、開口縁部4の形状は、図6(A)に示す水平部と垂直部とがL型に繋がったL型形状であっても良いし、図6(B)に示す水平部と垂直部とが傾斜部で繋がった形状であっても良い。あるいは、図6(C)に示す円弧状の開口縁部4とすることもできる。
図6(A)、(B)の水平部を編成するには、一体編成を休止し、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとを接合する伏目処理を連続して行なうと良い。この場合、他側ポケット部3Bの編目を回し込む必要がある。また、図6(A),(B)の垂直部を編成するには、ベース編地部2のコース方向の増減を行なうことなく、図4(C)に示す一体編成のみを連続して行うと良い。また、ベース編地部2とポケット編地部3の一体編成の途中でベース編地部2の一側ベース部2Fの編幅を増やすことで、図6(C)に示すように、終端部3E側に向かうに従ってベース編地部2のコース方向の外側に湾曲する開口縁部4を形成することができる。
ポケット編地部3の開口縁部4の形状は、図6(A)~(C)の例示に限定されるわけではない。上述した傾斜部、水平部、及び垂直部を組み合わせたり、引き返し編成などで一側ベース部2Fの接合側の縁部に緩い傾斜などを形成したりすれば、開口縁部4の形状は無限に変化させることができる。
また、ポケット編地部3の形状も特に限定されない。図6(D)に示すように、ポケット編地部3の内方側の側端を、ポケット編地部3の底に向うに従って内方側に傾斜する形状とすることが挙げられる。このようなポケット編地部3には手や物を挿入するときに、ポケット編地部3に手や物が引っ掛かり難く、ポケット編地部3に手や物が挿入し易い。このようなポケット編地部3は、ポケット編地部3のベース編地部2との接合側と反対側の端部近傍でポケット編地部3の編幅を減らすことで形成できる。
<実施形態2>
実施形態2では、ポケット編地部3のウエール方向の終端部3Eを全てベース編地部2に接合する例を図7に基づいて説明する。図7の見方は、図5とほぼ同じである。図7では、FBとBBの位置を二点鎖線で示し、パンツ1の各部が係止される針床を明らかにしている。また、図7の黒丸は編目を示している。
一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの境界23の編成が終了した状態(図5(A)の状態)から、図7に示す編成を開始する。図7(A)では、一側ポケット部3FがFBに係止され、他側ポケット部3BがBBに係止された状態とする。図4を参照して既に説明したように、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの接合の際、他側ポケット部3Bの一部が一側ポケット部3F側(FB側)に回し込まれている(図4(C)参照)。そこで、実施形態2の図7(A)では、他側ポケット部3BにおけるFB側に係止されている部分を、円弧矢印で示すようにBB側に回し込んで、他側ポケット部3B全体が一側ポケット部3Fに対向した状態に戻す。
図7(A)では更に、一側ポケット部3Fと他側ポケット部3Bを、隣接する編目間(白抜き矢印で示す位置を参照)に空針を設けた針抜き状態とする。隣接する編目間の空針の数は、一つでも良いし、二つ以上であっても良い。一側ポケット部3F(他側ポケット部3B)を空針状態とするには、例えば、一側ポケット部3F(他側ポケット部3B)の隣接する編目同士を重ね合わせれば良い。
図7(B)では、一側ベース部2Fと一側ポケット部3Fとの境界23で一側ポケット部3Fを一側ベース部2Fの内側に折り畳み、第一編目列31の編目を順次一側ベース部2Fの編目に重ねる。具体的には、第一編目列31における一側ベース部2F寄りの端部編目310を、その端部編目310の近傍にある一側ベース部2Fの接合対象編目210に重ねる操作を繰り返す。その繰り返しの際、編目を重ねる位置を徐々に一側ベース部2Fの編幅方向の内側にずらす。本例ではまず、第二編目列32の編幅内にある空針に第一編目列31を移動させる。そして、BBを左方向にラッキングさせ、一側ベース部2Fにおける一側ポケット部3F寄りの端部にある接合対象編目210に端部編目310を目移しする。その結果、端部編目310を接合対象編目210に重ね合わせた重ね目が形成される。次いで、図中の端部編目310の右隣の編目を新たな端部編目310とし、接合対象編目210の二つ左隣の編目を新たな接合対象編目210として、ラッキングと端部編目310の目移しにより重ね目を形成する。これら端部編目310と接合対象編目210の再定義と重ね目の形成を、第一編目列31の編目が無くなるまで行う。
ここで、BBのラッキング量の制限を超えてしまう場合、一旦、BBに係止される全ての編目をFBに預け、FBに対して紙面左側にずれているBBを右方向に移動させ、FBとBBとのずれ量を小さくすれば良い。そうすることで、BBのラッキングと端部編目310の目移しによる重ね目の形成とを継続することができる。
図7(C)では、一側ポケット部3Fと他側ポケット部3Bとの境界で他側ポケット部3Bを一側ポケット部3Fの折り畳み方向と反対方向に折り畳み、第二編目列32の編目を順次一側ベース部2Fの編目に重ねる。具体的には、第二編目列32における第一編目列31寄りの端部編目320を、その端部編目320の近傍にある一側ベース部2Fの接合対象編目220に重ねる操作を繰り返す。その繰り返しの際、編目を重ねる位置を徐々に一側ベース部2Fの編幅方向の外側にずらす。端部編目320を一側ベース部2Fの編目に重ねると、図中の端部編目320の左隣の編目が新たな端部編目320となる。ここで、端部編目320を重ねる一側ベース部2Fの接合対象編目220は、図7(B)で形成した重ね目(重ね目は一側ベース部2Fの編目を含む)でも良いし、その重ね目に隣接する編目でも良い。本例では重ね目に隣接する編目を接合対象編目220としている。本例とは異なり、重ね目を接合対象編目とする場合、3重の重ね目が形成されることになる。第二編目列32の編目が無くなるまで、端部編目320と接合対象編目220とを重ねる操作を繰り返す。その結果、図7(C)の丸囲み部分に示すように、一側ベース部2Fの裏側に一側ポケット部3Fが重ねられ、さらにその一側ポケット部3Fの裏側に、他側ポケット部3Bが重ねられ、一側ベース部2Fと折り畳まれたポケット編地部3とで断面S状の襞が形成される。
図7(C)の処理が終わったら、重ね目を含むFBとBBに係止される全ての編目に筒状編成を行ってベース編地部2の残部を編成し、パンツ1を完成させる。その結果、一側ポケット部3Fと他側ポケット部3Bとの境界が一側ベース部2Fの内側に配置されるように一側ポケット部3Fと他側ポケット部3Bが折り畳まれた状態で、ポケット編地部3の終端部3Eが一側ベース部2Fに接合される。ポケット編地部3の終端部3E全体が一側ベース部2Fに接合されることで、ポケット編地部3に手や物を入れたときの荷重を終端部3E全体に分散させられる。そのため、ポケット編地部3の型崩れを抑制できる。
実施形態2の編成を行うにあたり、4枚ベッド横編機であれば、ベース編地部2を総針状態(隣接する編目間に空針が無い状態)で編成できる。2枚ベッド横編機であれば、ベース編地部2を1×1の針抜き状態(隣接する編目間に一つの空針が配置された状態)で編成できる。
<実施形態3>
一側ベース部と他側ベース部のコース方向の一方が繋がっていないベース編地部に対してポケット編地部を繋げる場合、回し込みを省略することができる。例えば、一側ベース部と他側ベース部のコース方向の一端側が繋がっており、他端側が繋がっていないベース編地部に対して、一端側にポケット編地部を接合する場合、一側ベース部を一側ポケット部に向って移動させ、一側ベース部と一側ポケット部とを接合する。目移しとラッキングを用いて、一端側で一側ベース部を一側ポケット部に移動させても、他端側で一側ベース部と他側ベース部とが繋がっていないので、他端側で糸切れの問題が生じないため、回し込みは必要ない。
1 ポケット付き編地(パンツ)
2 ベース編地部 23 境界
2F 一側ベース部 2B 他側ベース部
210,220 接合対象編目
3 ポケット編地部
3F 一側ポケット部 3B 他側ポケット部
3E 終端部 3S 始端部
31 第一編目列 32 第二編目列
310,320 端部編目
4 開口縁部 4b 始端 4t 終端

Claims (9)

  1. 一側ベース部と他側ベース部とを有するベース編地部と、
    袋状に繋がる一側ポケット部と他側ポケット部とを有し、前記ベース編地部のコース方向の途中に繋がるポケット編地部と、
    前記一側ポケット部と前記一側ベース部との境界によって形成される前記ポケット編地部の開口縁部と、を備えるポケット付き編地において、
    前記開口縁部の少なくとも一部が、前記開口縁部の始端に対して、前記ベース編地部のウエール方向にもコース方向にもずれた位置にあり、
    前記一側ポケット部と前記一側ベース部とが、コース方向に繋ぎ目を介して接合されており、
    前記他側ポケット部と前記他側ベース部とが、コース方向に繋ぎ目無く連続して編成されているポケット付き編地。
  2. 互いに対向する一側針床と他側針床を有する横編機を用いて、一側ベース部と他側ベース部とを有するベース編地部に対して、袋状に繋がる一側ポケット部と他側ポケット部とを有するポケット編地部を繋げるポケット付き編地の編成方法であって、
    前記一側針床と前記他側針床を用いて、前記ベース編地部と前記ポケット編地部との接合位置まで前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを独立して編成する工程Aと、
    前記接合位置で前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを接合して、前記ポケット編地部の開口縁部の始端を形成する工程Bと、
    前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを編成しながら両者を繋げる工程Cと、を備えるポケット付き編地の編成方法において、
    前記工程Cでは、
    前記ベース編地部と前記ポケット編地部とをコース方向に連続して編成する一体編成を繰り返すことで、前記ベース編地部と前記ポケット編地部とを繋げて編成し、
    前記一体編成の繰り返しの途中で、前記一側ベース部と前記一側ポケット部との境界においてのみ、前記一側ポケット部と前記一側ベース部のいずれか一方を他方側に移動させ、前記一側ポケット部の接合側の端部編目と前記一側ベース部の接合側の端部編目とを接合する境界編成を行うポケット付き編地の編成方法。
  3. 前記工程Aにおいて、前記一側ベース部と前記他側ベース部とを、コース方向の一端側と他端側とで繋げて編成し、
    前記工程Cにおいて、前記他側ポケット部の接合側と反対側の端部編目を前記一側ポケット部のコース方向の外側に移動させる回し込み、又は前記他側ベース部の接合側と反対側の端部編目を前記一側ベース部のコース方向の外側に移動させる回し込みを行う請求項2に記載のポケット付き編地の編成方法。
  4. 前記工程Aにおいて、前記ベース編地部のコース方向の一端側の外側と他端側の外側のそれぞれに、前記ポケット編地部を編成し、
    前記工程Cにおいて、
    前記境界編成として、前記一側ポケット部全体を前記一側ベース部の方向に移動させて、前記一側ポケット部の接合側の端部編目を前記一側ベース部の接合側の端部編目に接合し、
    前記回し込みとして、前記他側ポケット部の接合側と反対側の端部編目を、前記一側ポケット部のコース方向の外側に移動させる請求項3に記載のポケット付き編地の編成方法。
  5. 少なくとも一部の前記境界編成は、前記一側ポケット部の前記端部編目と前記一側ベース部の編目とを重ねる減らし編成である請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のポケット付き編地の編成方法。
  6. 少なくとも一部の前記境界編成は、前記一側ベース部と前記一側ポケット部とを接合する伏処理である請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のポケット付き編地の編成方法。
  7. 前記工程Cの少なくとも一部で、前記一体編成を連続して行う請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のポケット付き編地の編成方法。
  8. 前記工程Cで前記一側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第一編目列と、前記他側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第二編目列とを前記ベース編地部に接合せずに残しておき、
    前記第一編目列の少なくとも一部と、前記第二編目列の少なくとも一部と、を伏目処理によって接合する請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のポケット付き編地の編成方法。
  9. 前記工程Cで前記一側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第一編目列と、前記他側ポケット部のウエール方向の終端部を構成する第二編目列とを前記ベース編地部に接合せずに残しておき、
    前記一側ベース部と前記一側ポケット部との境界で前記一側ポケット部を前記一側ベース部の内側に折り畳み、前記第一編目列の編目を順次前記一側ベース部の編目に重ねて接合し、
    前記一側ポケット部と前記他側ポケット部との境界で前記他側ポケット部を前記一側ポケット部の折り畳み方向と反対方向に折り畳み、前記第二編目列の編目を順次前記一側ベース部の編目に重ねて接合する請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のポケット付き編地の編成方法。
JP2018153385A 2017-11-15 2018-08-17 ポケット付き編地、およびポケット付き編地の編成方法 Active JP7217600B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201811349294.3A CN109778410B (zh) 2017-11-15 2018-11-14 带有口袋的编织物及带有口袋的编织物的编织方法
KR1020180139503A KR102110171B1 (ko) 2017-11-15 2018-11-14 포켓이 달린 편성포 및 포켓이 달린 편성포의 편성방법
DE102018219464.5A DE102018219464A1 (de) 2017-11-15 2018-11-14 Gestrick mit einer tasche und verfahren zum herstellen des gestricks mit einer tasche

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017220332 2017-11-15
JP2017220332 2017-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019090144A JP2019090144A (ja) 2019-06-13
JP7217600B2 true JP7217600B2 (ja) 2023-02-03

Family

ID=66837144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018153385A Active JP7217600B2 (ja) 2017-11-15 2018-08-17 ポケット付き編地、およびポケット付き編地の編成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7217600B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7217731B2 (ja) 2020-12-03 2023-02-03 株式会社島精機製作所 編成方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005089887A (ja) 2003-09-12 2005-04-07 Shima Seiki Mfg Ltd ポケットを有する編地の製造方法およびポケットを有する筒状編地
JP2005113329A (ja) 2003-10-08 2005-04-28 Shima Seiki Mfg Ltd ラグラン袖を有するニットウェアの編成方法およびラグラン袖を有するニットウェア
JP2015010284A (ja) 2013-06-26 2015-01-19 株式会社島精機製作所 ポケット付編地の編成方法
JP2015172257A (ja) 2014-03-11 2015-10-01 株式会社島精機製作所 ポケットを備える編地の編成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005089887A (ja) 2003-09-12 2005-04-07 Shima Seiki Mfg Ltd ポケットを有する編地の製造方法およびポケットを有する筒状編地
JP2005113329A (ja) 2003-10-08 2005-04-28 Shima Seiki Mfg Ltd ラグラン袖を有するニットウェアの編成方法およびラグラン袖を有するニットウェア
JP2015010284A (ja) 2013-06-26 2015-01-19 株式会社島精機製作所 ポケット付編地の編成方法
JP2015172257A (ja) 2014-03-11 2015-10-01 株式会社島精機製作所 ポケットを備える編地の編成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019090144A (ja) 2019-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102110171B1 (ko) 포켓이 달린 편성포 및 포켓이 달린 편성포의 편성방법
JP5619008B2 (ja) 編地の編成方法、および編地
EP2631340A1 (en) Piping process method for end part of knitted fabric
JP5349268B2 (ja) 編地の編成方法、および編地
JP4856635B2 (ja) 身頃筒状部に開き部を有するニットウエアおよびその編成方法
JP6541621B2 (ja) 筒状編地の編成方法、および筒状編地
JP5736250B2 (ja) 編地の編成方法、および編地
JP5719569B2 (ja) ポケットを有する編地とその編成方法
JP5567565B2 (ja) 袖と身頃を有するニットウェアおよびその編成方法
JPWO2002090637A1 (ja) 横編機で編まれた衿付きニットウエアおよびその編成方法
US6935140B2 (en) Method of knitting tubular knitted fabric
JP2007016351A (ja) 箱型編地の編成方法
JP5695978B2 (ja) ホールを有する編地の編成方法およびその編地
JP7217600B2 (ja) ポケット付き編地、およびポケット付き編地の編成方法
JP5905221B2 (ja) 編地の接合方法、および編地
EP1835058A1 (en) Method of knitting tubular fabric
JP6738788B2 (ja) ニットウェアの編成方法
JP6501824B2 (ja) 編地の接合方法
JP6037759B2 (ja) 編地、および編地の編成方法
JP5669607B2 (ja) 編地の編成方法、および編地
JP5452791B2 (ja) 側端部を補強した編地の編成方法およびその編地
JP5567556B2 (ja) 筒状編地の編成方法、および筒状編地
JP7217731B2 (ja) 編成方法
KR102266807B1 (ko) 통모양 편성포의 편성방법 및 통모양 편성포
JP2009068118A (ja) 重なり部分を有する開き部を備えた袖付きニットウェアの編成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7217600

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150