JP7213836B2 - ポリアミド系樹脂発泡粒子、およびポリアミド系樹脂発泡粒子成形体 - Google Patents
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Description
同文献において、ポリアミド系樹脂粒子、揮発性発泡剤及び水等の分散媒を密閉容器内に入れ、容器内の温度をポリアミド系樹脂粒子の融点より50℃低い温度から当該融点より50℃の高い温度範囲に保持しながら容器の一端を解放し、発泡剤を含む粒子を低圧雰囲下に取り出して発泡させて従来粒子2を得ることが記載されている。
以下に、本発明の詳細を説明する。
本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子においては、その粒子重量の平均値が0.5mg以上8mg以下であり、粒子重量の変動係数は10%以下と特定される。また本発明の発泡粒子においては、投影像撮影式粒度分布測定装置にて測定された当該発泡粒子の長径と短径との比(長径/短径)の平均値が1以上1.5以下であり、かかる比(長径/短径)の変動係数が12%以下であり、上記短径の平均値が1mm以上4mm以下であり、上記短径の変動係数が10%以下と特定される。即ち、本発明の発泡粒子は、球形に近い形状を有すると共に、特定の範囲の粒子重量において粒子重量の均一性が高く、かつ特定の範囲の大きさにおいて、発泡粒子のサイズの均一性が高い発泡粒子、すなわち発泡倍率(見掛け密度)の均一性が高い発泡粒子である、このような本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子を型内成形することにより、表面平滑性に優れた発泡粒子成形体を提供することが可能である。
上記ポリアミドとしては、例えば、ポリ(カプロラクタム)としても知られるポリ(6-アミノヘキサン酸)(ポリカプロアミド、ナイロン6)、ポリ(ラウロラクタム)(ナイロン12)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(ナイロン66)、ポリ(7-アミノヘプタン酸)(ナイロン7)、ポリ(8-アミノオクタン酸)(ナイロン8)、ポリ(9-アミノノナン酸)(ナイロン9)、ポリ(10-アミノデカン酸)(ナイロン10)、ポリ(11-アミノウンデカン酸)(ナイロン11)、ポリ(ヘキサメチレンセバカミド)(ナイロン610)、ポリ(デカメチレンセバカミド)(ナイロン1010)、ポリ(ヘキサメチレンアゼラミド)(ナイロン69)、ポリ(テトラメチレンアジパミド)(ナイロン46)、ポリ(テトラメチレンセバカミド)(ナイロン410)、ポリ(ペンタメチレンアジパミド)(ナイロン56)、ポリ(ペンタメチレンセバカミド)(ナイロン510)等のホモポリマーが挙げられる。
上記ポリアミド共重合体としては、例えば、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアミノアジピン酸(ナイロン6/66)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアミノアジピン酸/ラウリルラクタム(ナイロン6/66/12)、及びカプロラクタム/ラウリルラクタム(ナイロン6/12)等が挙げられる。
なお、上述するポリアミド系樹脂の融点とは、基材樹脂がポリアミド系樹脂1種単独である場合、そのポリアミド系樹脂の融点を指す。基材樹脂が、2種以上のポリアミド系樹脂の混合物から構成されている場合、上述するポリアミド系樹脂の融点とは、予め押出機等で混練した混合物の融点を指す。
本発明の発泡粒子の粒子重量の平均値は、0.5mg以上8mg以下である。上記粒子重量の平均値が0.5mg以上8mg以下であることにより、型内成形時における発泡粒子の充填性と発泡粒子の二次発泡性とのバランスが良好となり、その結果、表面平滑性に優れる発泡粒子成形体が得られやすくなるという観点で好ましい。かかる観点からは、上記粒子重量の平均値は、1mg以上であることが好ましく、1.5mg以上であることがさらに好ましい。また、上記粒子重量の平均値は、5mg以下であることが好ましく、3mg以下であることがさらに好ましい。
上記変動係数Cは、以下の式(1)、式(2)より求められる
このように、本発明の発泡粒子は、粒子重量の平均値が上述の範囲であるとともに、その重量の変動係数が10%以下となるよう構成される。つまり、本発明の発泡粒子は、各粒子の重量の均一性、すなわち、発泡前の樹脂粒子の大きさの均一性に優れる。
次に本発明の発泡粒子の寸法(長径および短径)について説明する。
なお、発泡粒子の長径とは、投影像撮影式粒度分布測定装置にて測定された当該発泡粒子の最長部分の寸法を指し、短径とは当該発泡粒子の最短部分の寸法を指す。
また、下記式(3)および式(4)から、上記比の変動係数を求める。
上記短径の変動係数は、以下のとおり求められる。即ち、上述のとおり発泡粒子群で得られた短径算術平均値を求め、下記式(5)および式(6)から、上記短径の変動係数を求めることができる。
本発明において、ポリアミド系樹脂は、カルボジイミド化合物、オキサゾリン化合物、イソシアネート化合物及びエポキシ化合物から選択される1種以上の化合物(以下、改質剤ともいう)で改質された変性ポリアミド系樹脂であることが好ましい。上記化合物で改質されることにより、ポリアミド系樹脂の分子鎖末端の一部または全てが封鎖される。上記化合物の中でも、カルボジイミド化合物が好ましい。具体的には、ビス(ジプロピルフェニル)カルボジイミド(例えば、ラインケミー社製「Stabaxol 1-LF」)等の芳香族モノカルボジイミド、芳香族ポリカルボジイミド(例えば、ラインケミー社製「Stabaxol P」、「Stabaxol P100」、「Stabaxol P400」等)、ポリ(4,4’-ジシクロヘキシルメタンカルボジイミド)等の脂肪族ポリカルボジイミド(例えば日清紡ケミカル(株)製「カルボジライトLA-1」)等が挙げられる。
カルボジイミド化合物の中でも、上記芳香族ポリカルボジイミド及び上記脂肪族ポリカルボジイミドなどのポリマータイプであることが好ましい。ポリマータイプのカルボジイミド化合物であれば、例えば、ポリアミド系樹脂を押出機中で改質する場合に、カルボジイミド化合物がポリアミド系樹脂を改質する前に揮発することを防止できる。なお、ポリマータイプのカルボジイミド化合物とは、数平均分子量が概ね1000以上であるものをいう。また、カルボジイミド化合物の中でも、上記芳香族ポリカルボジイミド及び上記脂肪族ポリカルボジイミドなどの多官能タイプのカルボジイミド化合物であることが好ましい。
これらの改質剤は単独で使用してもよく、あるいは2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子は、下記条件1にて得られるDSC曲線において、ポリアミド系樹脂に固有の固有ピークと、当該固有ピークの頂点温度よりも高温側に頂点温度を有する高温ピークとが現れる結晶構造を有していることが好ましい。
(条件1)
JIS K7121-1987の熱流束示差走査熱量測定法に基づき、ポリアミド系樹脂発泡粒子を試験片とし、加熱速度10℃/分にて30℃から融解ピーク終了時よりも30℃高い温度まで加熱溶融させ上記DSC曲線を測定する。
図1に本発明の一実施形態であるポリアミド系樹脂発泡粒子の、条件1で得られたDSC曲線を示す。図1に示すとおり、本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子は、熱流束示差走査熱量測定法に基づき測定されたDSC曲線における融解ピークとして、固有ピークaだけでなく、当該固有ピークaの頂点温度よりも高い温度領域に頂点温度を有する高温ピークbを示すことが好ましい。図1では高温ピークbは1つであるが、高温ピークbは、条件1の範囲において2以上のピークであってもよい。
本発明の発泡粒子の見掛け密度は、特に限定されないが、好ましくは10kg/m3以上で、より好ましくは30kg/m3以上、さらに好ましくは50kg/m3以上であり、そして、好ましくは300kg/m3以下であり、より好ましくは250kg/m3以下であり、さらに好ましくは150kg/m3以下である。発泡粒子の見掛け密度が上記範囲であれば、発泡粒子や発泡粒子からなる成形体が収縮しにくく、良好な発泡粒子成形体が得られ易くなる。なお、ポリアミド系樹脂発泡粒子の見掛け密度は、発泡粒子の重量(kg)を発泡粒子の見掛けの体積(m3)で除することにより求められる。
まず、発泡粒子の中心部を通るように発泡粒子を約二分割し、切断面を走査型電子顕微鏡にて写真を撮影する。次いで、得られた断面写真において、発泡粒子切断面の中心付近から発泡粒子表面まで45°ずつ角度を変更し、8方向に直線を引き、その直線と交わる気泡の数を全てカウントする。該直線の合計長さを、カウントされた気泡数で除して得られた値を発泡粒子の気泡径とする。この操作を10個以上の発泡粒子について同様に行い、各発泡粒子の気泡径の算術平均値を発泡粒子の平均気泡径とする。
本発明の発泡粒子成形体は、本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子を用いて製造される。
本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子は、型内成形することによりポリアミド系樹脂発泡粒子成形体(発泡成形体)とすることができる。型内成形法は、従来公知の方法を採用することできるが、スチームにより加熱する方法が好ましい。スチームを利用した型内成形法によれば、ポリアミド系樹脂発泡粒子を構成するポリアミド系樹脂が、吸水により可塑化される為、成形スチーム圧を低くすることが可能となる。尚、得られた成形体を乾燥して水分を除去すれば、ポリアミド系樹脂本来の物性に戻り、高い耐熱性を有する成形体となる。
本発明において特定される構成を備えた寸法のばらつきの少ないポリアミド系樹脂発泡粒子は、たとえば、以下の製造方法で得られる。ただし、以下の説明は、上述する本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子の製造方法を何ら限定するものではない。
本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子は、ポリアミド系樹脂粒子に発泡剤を含浸させ発泡性ポリアミド系樹脂粒子とした後、該樹脂粒子を発泡させることにより得られる。ポリアミド系樹脂粒子の発泡方法は特に限定されるものではなく、たとえば、スチーム、空気、オイル等の熱媒体により発泡性ポリアミド系樹脂粒子を加熱して発泡させることができる。発泡時の発泡性ポリアミド系樹脂粒子を均一な温度とし易く、発泡粒子の大きさのばらつきを抑制しやすいことから、オイル等の熱媒体中で発泡を行うことが好ましい。
また、加圧下にある発泡性ポリアミド系樹脂粒子を減圧して発泡させることもできる。この場合には、密閉容器内で加熱・加圧下で水等の分散媒中に分散している発泡性ポリアミド系樹脂粒子を水と共に密閉容器内の圧力よりも低圧下に放出することにより、発泡性ポリアミド系樹脂粒子を発泡させることが好ましい。
以下、密閉容器内でポリアミド系樹脂粒子を水中に分散させ、分散液を得る工程と、 密閉容器内に発泡剤を添加する工程と、
発泡させる直前の分散液の温度を発泡に適する温度とし、発泡剤を含むポリアミド系樹脂粒子を水と共に密閉容器内から密閉容器内の圧力よりも低圧下に放出して発泡させる工程、とを含む製造方法により本発明の発泡粒子を製造する方法を説明する。
分散工程は、密閉容器内でポリアミド系樹脂粒子を水などの水性の分散媒中に分散させ、分散液を得る工程である。密閉容器は、たとえば加圧可能なオートクレーブ等が挙げられる。
ポリアミド系樹脂粒子を製造する際に、予め改質されたポリアミド系樹脂を原料ポリアミド系樹脂として用いること、または未改質のポリアミド系樹脂と改質剤とを供給して押出機内でポリアミド系樹脂を改質して変性ポリアミド系樹脂とすることが好ましい。これにより、粒子重量がより均一なポリアミド系樹脂粒子を容易に得られる。
分散工程または発泡剤添加工程においてかかる封鎖を行う場合には、たとえば、分散媒中に、ポリアミド系樹脂100質量部に対して、末端封鎖剤を0.1質量部以上5質量部以下の範囲で添加することが好ましく、0.3質量部以上3質量部以下の範囲で添加することがより好ましい。封鎖剤の詳細は、上述する本発明のポリアミド系樹脂発泡粒子の説明における記載が参照される。
発泡剤添加工程は、密閉容器内に発泡剤を添加する工程である。密閉容器内に添加された発泡剤は、ポリアミド系樹脂粒子に含浸される発泡剤を密閉容器内に添加するタイミングは、発泡工程前であればよく、分散工程、発泡温度への昇温時、後述する温度保持工程のいずれのタイミングでもよく、複数のタイミングに分かれてもよい。
なお、「1.5MPa(G)」は、ゲージ圧で1.5MPaであることを意味する。
吸水して可塑化したポリアミド系樹脂粒子の融点(以下、可塑化後融点ともいう)は、可塑化前の樹脂粒子固有の融点よりも低くなる。そのため、可塑化したポリアミド系樹脂粒子を発泡させる発泡工程では、可塑化後融点を基準として発泡温度を設定すればよく、特許文献2に記載される温度よりも有意に低い温度で発泡工程を実施することが可能である。
発泡工程は、上述する発泡剤添加工程によって得られた発泡性ポリアミド系樹脂粒子を、密閉容器から、当該密閉容器内の圧力よりも低い圧力下(通常は大気圧下)に放出して発泡させる工程である。発泡工程において、多数の発泡性ポリアミド系樹脂粒子が順次、上記密閉容器から放出されている時、当該密閉容器内の温度を連続的または断続的に昇温する昇温調整を、適宜、実施してもよい。昇温調整を行うことによって、大容量の密閉容器で発泡工程を実施した場合であっても、発泡工程前半に放出された発泡粒子の結晶性と、発泡工程後半に放出された発泡粒子の結晶性とが、有意に変わらないよう調整可能である。
[ポリアミド系樹脂粒子の製造]
押出機に、上記ポリアミド系樹脂を供給し、ポリアミド系樹脂100質量部に対して、気泡調整剤として「タルカンパウダーPK-S」(林化成株式会社製)を0.8質量部と、末端封鎖剤として「Stabaxol P」(ラインケミー社製)を1質量部とを添加し、溶融混練し溶融混練物を得た。
上記溶融混練物は、押出機先端に取り付けた口金の細孔から断面円形状のストランド状に押出し、押出されたストランドを水冷した後、ペレタイザーで切断し、乾燥し、粒子重量の平均値が2mg、L/Dの平均値が1.15のポリアミド系樹脂粒子を得た。得られたポリアミド系樹脂粒子を60℃のオーブン内で24時間乾燥した後、23℃、相対湿度50%の雰囲気下で24時間状態調節したのち、無作為に100個のポリアミド系樹脂粒子を選択し、それらの合計重量を測定し、該重量を100で割ることにより粒子重量の平均値を求めた。得られたポリアミド系樹脂粒子から無作為に10個のポリアミド系樹脂粒子を選択し、それぞれの押出方向の長さ(L)と、押出方向と直交する断面における最大径(D)とを測定してそれぞれのL/Dを求め、それらの算術平均値をL/Dの平均値とした。
上述のとおり得られたポリアミド系樹脂粒子1kgと、分散媒体として水3リットルとを、撹拌機を備えた5リットルのオートクレーブ内に仕込み、更に、ポリアミド系樹脂粒子100質量部に対して、分散剤としてカオリン0.3質量部と、界面活性剤としてアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.004質量部とを分散液に添加した。オートクレーブ内の内容物を撹拌しながら室温(23℃)から昇温し、保持温度(137℃)に到達する前(含浸温度:132℃)に、該オートクレーブ内に発泡剤として二酸化炭素を、オートクレーブ内の圧力が2.5MPa(G)となるまで圧入した。このとき、室温(23℃)から含浸温度に到達するまでの昇温時間は40分であった。昇温速度は、含浸温度から室温(23℃)を引いた値を該昇温時間で割った平均速度とした。保持温度137℃に到達後、オートクレーブ内の圧力を2.5MPa(G)に維持されるように二酸化炭素を圧入しつつ、温度137℃を15分間保持した(即ち、温度保持15分)。その後、オートクレーブ下部のバルブを開くことにより、発泡剤が含浸されたポリアミド系樹脂粒子を分散液とともに大気圧(約0.1MPa(絶対圧))下に放出した。
得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を60℃のオーブン内にて24時間養生し、その後徐冷することによりポリアミド系樹脂発泡粒子を得た。
次に、上述のとおり得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を用いてポリアミド系樹脂発泡粒子成形体を作製した。
まず、ポリアミド系樹脂発泡粒子を縦200mm×横250mm×厚さ50mmの平板成形型に充填し、スチーム加熱による型内成形を行なって板状の発泡粒子成形体を得た。加熱方法は両面の型のドレン弁を開放した状態でスチームを5秒間供給して予備加熱(排気工程)を行った後、表1に示す成形スチーム圧より0.04MPa(G)低い圧力のスチームを一方の型側からキャビティ内に供給し、さらに表1に示す成形スチーム圧より0.02MPa(G)低い圧力のスチームを他方の型からキャビティ内に供給した後、表1に示す成形スチーム圧のスチームを両方の型から成形キャビティ内に供給することにより、発泡粒子を加熱した。
加熱終了後、放圧し、成形体の発泡力による表面圧力が0.02MPa(ゲージ圧)に低下するまで水冷したのち、型を開放し成形体を型から取り出した。得られた成形体は80℃のオーブンにて12時間養生し、その後、室温まで徐冷した。このようにして、ポリアミド発泡粒子成形体を得た。
以下の通り実施例2を製造した。
実施例1と同様の方法により得たポリアミド系樹脂粒子を用いて、以下の方法によりポリアミド系樹脂発泡粒子を作製した。
まず、得られたポリアミド系樹脂粒子1kgを水3リットルに完全に浸漬させて1時間静置した。次に水中から取り出した当該樹脂粒子を5Lのオートクレーブ内に仕込み、該オートクレーブ内に発泡剤として二酸化炭素を、オートクレーブ内の圧力(含浸圧力)が4MPa(G)となるまで圧入した。次に、3時間の間、10℃(含浸温度)、4MPa(G)を維持した。その後、発泡剤が含浸されたポリアミド系樹脂粒子をオートクレーブから取り出し、210℃(発泡温度)に加熱したオイル媒体で満たさせた発泡容器に移し、発泡剤が含浸されたポリアミド系樹脂粒子を浸漬することにより、発泡させた。得られたポリアミド系樹脂発泡粒子の表面をノルマルヘキサンで洗浄してオイルを取り除いた後、ポリアミド系樹脂発泡粒子を60℃のオーブン内にて24時間養生し、その後徐冷することによりポリアミド系樹脂発泡粒子を得た。得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を用いて、表2に示す成形スチーム圧とした以外は実施例1と同様にしてポリアミド発泡粒子成形体を得た。
以下の通り実施例3を製造した。
保持温度および発泡温度を136℃にし、かつオートクレーブ内の圧力を4.0MPa(G)に変更したこと以外は、実施例1と同様にポリアミド系樹脂発泡粒子を製造し、実施例3とした。そして実施例3を用いて、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体を製造した。
以下の通り実施例4を製造した。
樹脂粒子の重量を5mgに変更したこと以外は、実施例1と同様にポリアミド系樹脂発泡粒子を製造し、実施例4とした。そして実施例4を用いて、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体を製造した。
以下の通り比較例1を製造した。実施例1と同様の方法により得たポリアミド系樹脂粒子を用いて、以下の方法によりポリアミド系樹脂発泡粒子を作製した。
得られたポリアミド系樹脂粒子を、10℃のオートクレーブに入れ4.0MPaの二酸化炭素雰囲気下で3時間静置することによりポリアミド系樹脂粒子に二酸化炭素を含浸させた。これを取り出して熱風発泡器に入れ240℃の熱風を20秒間吹き込むことによりポリアミド系樹脂発泡粒子とし、得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を60℃のオーブン内にて24時間養生し、その後徐冷することによりポリアミド系樹脂発泡粒子を得た。
得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を用いて、表2に示す成形スチーム圧とした以外は実施例1と同様にしてポリアミド発泡粒子成形体を得た。
比較例1で得られた発泡粒子を70℃に保持した圧力容器に入れ、圧力容器内の圧力が0.60MPa(G)となるまで24時間かけて圧縮空気を圧入し、その後24時間保持した。得られた発泡粒子を取り出し、熱風発泡器に入れ240℃の熱風を20秒間吹き込むことによりポリアミド系樹脂発泡粒子をさらに発泡させて製造し、得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を60℃のオーブン内にて24時間養生し、その後徐冷することによりポリアミド系樹脂発泡粒子を得た。そして得られたポリアミド系樹脂発泡粒子を用いて、表2に示す成形圧とした以外は実施例1と同様にしてポリアミド発泡粒子成形体を得た。
実施例1において温度保持時間を設けなかったこと及び発泡温度を160℃に変更したこと以外は、実施例1と同様にポリアミド系樹脂発泡粒子を製造し、比較例3とした。そして比較例3を用いて、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体を製造した。
樹脂粒子の重量を10mgに変更したこと以外は、実施例1と同様にポリアミド系樹脂発泡粒子を製造し、比較例4とした。そして比較例4を用いて、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体を製造した。
各実施例、比較例において得られた発泡粒子を試験片とし、JIS K7122-1987の熱流束示差走査熱量測定法に基づき、加熱速度10℃/分にて30℃から融解ピーク終了時よりも30℃高い温度まで加熱溶融させDSC曲線を測定した。測定装置として、高感度型示差走査熱量計「EXSTAR DSC7020」(エスアイアイ・ナノテクノロジー社製)を使用した。
得られたDSC曲線において、図1と同様に、固有ピークaの頂点温度よりも高温側に頂点温度が現れる高温ピークbの面積を求めた。
各実施例、比較例の発泡粒子の見掛け密度は、以下のとおり測定した。
温度23℃の水の入ったメスシリンダーを用意し、該メスシリンダーに、嵩体積が約500cm3の発泡粒子の質量W1を測定し、金網を使用して沈めた。金網の体積を考慮して、水位上昇分より読みとられる発泡粒子の容積V1[cm3]を測定し、発泡粒子の質量W1[g]を容積V1で割り算し(W1/V1)、単位を[kg/m3]に換算することにより、発泡粒子の見掛け密度を求めた。
発泡粒子の短径の平均値及び発泡粒子の比(長径)/(短径)の平均値は、以下のとおり求めた。各実施例および比較例の発泡粒子それぞれから無作為に選択された1000個をサンプル群として、サンプル群を作成した。そして、それぞれのサンプル群を構成する各発泡粒子の短径、および長径を測定した。サンプルごとに、上記比として、長径/短径を求め、それらの算術平均値を算出して、発泡粒子の短径の平均値及び上記比の平均値とした。
また上記比(長径)/(短径)の標準偏差、および変動係数は、上述する式(3)および式(4)を用いて求めた。比(長径)/(短径)の平均値、標準偏差、および変動係数は、いずれも表1に示す。
また上記サンプル群を構成する各発泡粒子の短径を測定した。そして、サンプル群の短径の算術平均値を算出し、これを発泡粒子の短径の平均値とした。また発泡粒子の短径の標準偏差および変動係数は、上述する式(5)および式(6)を用いて求めた。短径の平均値、標準偏差および変動係数は、いずれも表1に示した。
尚、上述する比(長径)/(短径)および短径の測定は、いずれもMicrotracBEL社製のPartAn 3D(投影像撮影式粒度分布測定装置)を用いた。
発泡粒子の粒子重量の平均値は、各実施例、比較例として得られた発泡粒子から無作為に50個の発泡粒子を選択して1粒子毎に重量を実測し、実測された各重量の算術平均値を算出することによって得た。また上記粒子重量の標準偏差、および変動係数は、上述する式(1)および式(2)を用いて求めた。発泡粒子の重量の平均値、標準偏差、および変動係数は、いずれも表1に示す。
上記のとおり厚さ50mmの金型を使用して得られた成形体1と、成形金型を縦300mm×横300mm×厚さ10mmの平板成形型に変更して得られた成形体2との成形体密度の差を次のようにして評価した。なお、成形体密度は以下のようにして求めた。発泡粒子成形体からスキン面を除くサンプル(縦100mm×横100mm×厚み5mm)にそれぞれ切り出し、サンプルの外形寸法からサンプルの体積を求めた。そして、サンプルの合計重量を体積で割算することにより成形体密度を求めた。
◎:成形体1と成形体2との密度の差が10%未満であった
〇:成形体1と成形体2との密度の差が10%以上15%以下であった
×:成形体1と成形体2との密度の差が15%超であった
発泡粒子成形体の表面平滑性を次のようにして評価した。成形体表面の発泡粒子間隙が埋まっているほど、表面性に優れる。
〇:成形体表面の発泡粒子間の空隙が埋まっている
×:成形体表面の発泡粒子間の空隙が埋まっていない
(1)ポリアミド系樹脂を基材樹脂とする発泡粒子であって、
前記発泡粒子の粒子重量の平均値が0.5mg以上8mg以下であり、前記粒子重量の変動係数が10%以下であり、
投影像撮影式粒度分布測定装置にて測定された、前記発泡粒子の長径と短径との比(長径/短径)の平均値が1以上1.5以下であり、前記比(長径/短径)の変動係数が12%以下であり、前記短径の平均値が1mm以上4mm以下であり、前記短径の変動係数が10%以下であることを特徴とするポリアミド系樹脂発泡粒子。
(2)前記発泡粒子の粒子重量の前記平均値が0.5mg以上3mg以下である上記(1)に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
(3)前記ポリアミド系樹脂は、カルボジイミド化合物、オキサゾリン化合物、イソシアネート化合物及びエポキシ化合物から選択される1種以上の化合物で改質された変性ポリアミド系樹脂であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
(4)下記の条件1にて得られるDSC曲線において、ポリアミド系樹脂に固有の融解ピーク(固有ピーク)と、該固有ピークの頂点温度よりも高温側に頂点温度を有する融解ピーク(高温ピーク)とが現れる結晶構造を有する上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
(条件1)
JIS K7121-1987の熱流束示差走査熱量測定法に基づき、ポリアミド系樹脂発泡粒子を試験片とし、加熱速度10℃/分にて30℃から融解ピーク終了時よりも30℃高い温度まで加熱溶融させ前記DSC曲線を測定する。
(5)上記(1)から(4)のいずれか一項に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子を型内成形してなる、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体。
b・・・高温ピーク
I、II、III、IV・・・点
Claims (5)
- ポリアミド系樹脂を基材樹脂とする発泡粒子であって、
前記発泡粒子の粒子重量の平均値が0.5mg以上8mg以下であり、前記粒子重量の変動係数が10%以下であり、
投影像撮影式粒度分布測定装置にて測定された、前記発泡粒子の長径と短径との比(長径/短径)の平均値が1以上1.5以下であり、前記比(長径/短径)の変動係数が12%以下であり、前記短径の平均値が1mm以上4mm以下であり、前記短径の変動係数が10%以下であることを特徴とするポリアミド系樹脂発泡粒子。 - 前記発泡粒子の粒子重量の平均値が0.5mg以上3mg以下である請求項1に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
- 前記ポリアミド系樹脂は、カルボジイミド化合物、オキサゾリン化合物、イソシアネート化合物及びエポキシ化合物から選択される1種以上の化合物で改質された変性ポリアミド系樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
- 下記の条件1にて得られるDSC曲線において、ポリアミド系樹脂に固有の融解ピーク(固有ピーク)と、該固有ピークの頂点温度よりも高温側に頂点温度を有する融解ピーク(高温ピーク)とが現れる結晶構造を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子。
(条件1)
JIS K7121-1987の熱流束示差走査熱量測定法に基づき、ポリアミド系樹脂発泡粒子を試験片とし、加熱速度10℃/分にて30℃から融解ピーク終了時よりも30℃高い温度まで加熱溶融させ前記DSC曲線を測定する。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のポリアミド系樹脂発泡粒子を型内成形してなる、ポリアミド系樹脂発泡粒子成形体。
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