JP7211027B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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本発明は車体前部構造に関する。
車幅方向両側部においてフロントサイドメンバとアッパーフレームとストラットタワーを連結するフェンダーシールドを備える車体前部構造が知られている(特許文献1)。
この車体前部構造では、フェンダーシールドの車幅方向内側の部分がフロントサイドメンバに連結され、フェンダーシールドの車幅方向外側の部分がアッパーフレームに連結され、フェンダーシールドの後端部がストラットタワーに連結されている。
特開2015-85825号公報 特開2012-176636号公報
しかしながら、この車体前部構造では、フェンダーシールドの前部はどこにも連結されずフリーの状態となっている。
したがって、ストラットタワーから入力する荷重に対するフェンダーシールドの前部の強度、剛性を高める上で改善の余地がある。
一方、フロントサイドメンバから車幅方向外側に延設されたブラケットを設け、このブラケットによりフェンダーパネルを支持するようにした車体前部構造が知られている(特許文献2)。
本発明は、フェンダーパネルを支持するブラケットに着目してなされたものであり、その目的は、ブラケットを利用してフェンダーシールドの前部の強度、剛性を高めつつ、フェンダーパネルを安定して支持する上で有利な車体前部構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、車体前部で前後方向に延設された左右一対のフロントサイドメンバと、前記フロントサイドメンバよりも上方かつ車幅方向外側で前後方向に延設されるアッパーフレームと、前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレームとに連結されサスペンション部材が取り付けられるストラットタワーと、前記ストラットタワーから前方に延設されるとともに、前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレームとに連結されて、前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレーム間を塞ぐ板状のフェンダーシールドと、前記アッパーフレームの車幅方向外側に設けられるフェンダーパネルと、を備える車体前部構造であって、前記フロントサイドメンバから車幅方向外側に延設され前記フェンダーパネルを支持するブラケットを有し、 前記ブラケットは、前記フェンダーシールドの前端部に沿って車幅方向に延設するとともに該フェンダーシールドに結合され、前記ブラケットは、該ブラケットの前壁を構成し、前記フロントサイドメンバから前記フェンダーシールドの前端部に沿って車幅方向外側に延設されるブラケット基部と、前記ブラケット基部の車幅方向外側において前記ブラケットの周壁を構成するとともに前記ブラケット基部を補強するブラケット補強部と、を備え、前記ブラケット基部は、前記フェンダーシールドの前端部の下面に沿って接合される接合部と前記フェンダーシールドより車幅方向外側に延設されて前記フェンダーパネルを支持する支持部とを有し、前記ブラケット補強部は、前記フェンダーシールドの車幅方向外側の面及び前記ブラケット基部の前記支持部の上面に沿って接合されて上下方向に臨む第1面部と、前記第1面部の車幅方向外側から下方に連続して延びるとともに前記ブラケット基部の車幅方向外側の外側面に沿って接合されて車幅方向に臨む第2面部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、フェンダーパネルを支持するブラケットが、フェンダーシールドの前端部の車幅方向に沿って結合されている。
したがって、フェンダーパネルを支持するブラケットを利用してフェンダーシールドの前部の強度、剛性を高めることができ、フェンダーシールドを補強するために専用の補強部材を設けることなく、ストラットタワーから入力する荷重に対するフェンダーシールドの強度、剛性を高め、フェンダーシールドの耐久性を高める上で有利となる。
また、ブラケットがフェンダーシールドの前端部の車幅方向に沿って結合されるため、フェンダーシールドの前端部によりブラケット自体の強度、剛性が高められ、フェンダーパネルを安定して支持する上で有利となる。
実施の形態の車体前部構造の説明図であり、フェンダーパネル、フロントライト、バンパーカバーが組み付けられた状態を示す。 実施の形態の車体前部構造の説明図であり、フェンダーパネル、フロントライト、バンパーカバーが組み付けられる前の状態を示す。 フェンダーシールドの前端部にブラケットが結合された状態を示す斜視図である。 フェンダーシールドの前端部にブラケットが結合された状態を車体上方から見た平面図である。 フェンダーシールドの前端部にブラケットが結合された状態を車幅方向外側から見た側面図である。 フェンダーシールドの前端部にブラケットが結合された状態を車両前方から見た正面図である。 (A)はブラケット補強部を車両前方から見た斜視図、(B)はブラケット補強部を車両後方から見た斜視図である。 (C)は図7(A)のC矢視図、(D)は図7(A)のD矢視図、(E)は図7(A)のE矢視図、(F)は図7(A)のF矢視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下の図面において符号UPは車体上方を示し、符号FRは車体前方を示し、符号LHは車幅方向左方を示す。
図2から図6に示すように、車体10の前部で車幅方向の両側部に、車体骨格部材として、フロントサイドメンバ12と、ヘッドランプサポート14と、アッパーフレーム16と、アッパーバーサイド18と、ストラットタワー20と、フェンダーシールド22とが位置している。
それらフロントサイドメンバ12、ヘッドランプサポート14、アッパーフレーム16、アッパーバーサイド18、ストラットタワー20、フェンダーシールド22は、左右一対設けられている。
フロントサイドメンバ12は、車体10の前後方向に延設されている。
アッパーフレーム16は、フロントサイドメンバ12の前部の上方でかつ車幅方向外側で車体10の前後方向に延設されている。
ヘッドランプサポート14は、フロントサイドメンバ12の前端から上方に立設されている。
アッパーバーサイド18は、車体10の前後方向に延設され、ヘッドランプサポート14の上端とアッパーフレーム16の前端とを連結している。
ストラットタワー20はサスペンション部材が取り付けられる箇所であり、フロントサイドメンバ12の後部とアッパーフレーム16の後部とに連結され、また、ストラットタワー20の後部はタイヤハウスに連結されている。
フェンダーシールド22は、フェンダーシールド22の車幅方向内側の部分はフロントサイドメンバ12の車幅方向外側に沿って延設され、フロントサイドメンバ12に溶接により取り付けられている。
フェンダーシールド22の車幅方向外側の部分の後部は、アッパーフレーム16の前部に溶接により取り付けられている。
フェンダーシールド22の車幅方向内側の部分を除く後部は、車幅方向外側に至るにつれてまた車体10後方に至るにつれて上昇する傾斜を有し、ストラットタワー20の前部に連結されている。
言い換えるとフェンダーシールド22は、フロントサイドメンバ12とアッパーフレーム16とストラットタワー20とを連結している。
さらに言い換えると、フェンダーシールド22は、ストラットタワー20から前方に延設され、フロントサイドメンバ12とアッパーフレーム16とに連結されて、フロントサイドメンバ12とアッパーフレーム16間を塞ぐ板状を呈している。
また、フロントサイドメンバ12の車幅方向外側に位置するフェンダーシールド22の前端部22Aは、車幅方向に沿って延設され車幅方向に沿った幅を有している。
フロントサイドメンバ12の前部には、車幅方向外側に延設されフェンダーパネル26を支持するブラケット28が結合されている。
ブラケット28は、フロントサイドメンバ12から車幅方向外側に延設し前壁を構成するブラケット基部30と、ブラケット基部30の車幅方向外側において周壁を構成するとともにブラケット基部30を補強するブラケット補強部32とを備えている。
ブラケット基部30のフェンダーシールド22より車幅方向外側に延設されてフェンダーパネル26を支持する支持部30Aは、ブラケット基部30の車幅方向内側部分である接合部30Bよりも上方に突出して設けられている。
ブラケット基部30の車幅方向内側部分である接合部30Bは、フェンダーシールド22の前端部22Aの下面に結合されている。
より詳細に説明すると、ブラケット基部30の車幅方向内側部分である接合部30Bの上部が、フェンダーシールド22の前端部22Aの下面に前端部22Aの車幅方向に沿って結合され、言い換えると、車幅方向内側部分である接合部30Bの上部の延在方向に沿って、フェンダーシールド22の前端部22Aの下面の車幅方向の全域が溶接により取り付けられている。
図3に示すように、フェンダーシールド22の前端部22Aは、車幅方向内側部分である接合部30Bの上部の前面を覆う前板部2202と、車幅方向内側部分である接合部30Bの上部の上面を覆う上板部2204とを備え、本実施の形態では、それら前板部2202と上板部2204とを覆う補強部材34が溶接により取り付けられ、ブラケット28の車幅方向内側部分である接合部30Bの剛性を高めると共に、ブラケット28とフェンダーシールド22との結合部の剛性が高められている。
なお、図3において、符号3001は軽量化のための孔である。
図3に示すように、ブラケット補強部32は、ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの端部の上面から車幅方向外側に向いた端面にわたって溶接により接合されている。
図3、図7、図8に示すように、ブラケット補強部32は、ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの上面に溶接により取り付けられた第1面部36と、ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの端面に溶接により取り付けられた第2面部38とを含んで構成されている。
言い換えると、第1面部36は、フェンダーシールド22の車幅方向外側の面及びブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの上面に沿って取り付けられ上下方向に臨んでいる。
また、第2面部38は、ブラケット基部30の車幅方向外側の外側面に沿って該第1面部36に連続して取り付けられ車幅方向に臨んでいる。
言い換えると、第2面部38は、第1面部36の車幅方向外側から下方に連続して延びるとともにブラケット基部30の車幅方向外側の外側面に沿って接合されて車幅方向に臨んでいる。
また、図7、図8に示すように、ブラケット補強部32は、その断面が第1面部36から第2面部38にわたってハット型で形成されている。
図3、図7、図8に示すように、第1面部36は、ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの上面に沿って車幅方向に延在しその先部に車体10後方に突出し第1取り付け孔3602が設けられた取り付け片部3604を有している。
また、図6、図7,図8に示すように、第1面部36の車幅方向内側の端部にはフェンダーシールド22の車幅方向外側の面に重ね合わされて溶接で接合される取り付け片部3605が設けられている。
さらに、図5、図6に示すように、第1面部36の車幅方向外側の端部に第2、第3取り付け孔4002、4004が設けられたフェンダー取り付け用ブラケット40が溶接により立設されている。
言い換えると、フェンダー取り付け用ブラケット40は、第1面部36の上面に取り付けられ第2面部38に沿って上方に延設して車幅方向に臨んでいる。
図3、図7、図8に示すように、第2面部38はブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの端面に沿って上下方向に延在しその上部に第4取り付け孔3802が設けられた縦板部38Aと、縦板部38Aの下端から車幅方向外側に突設されその先部に第5取り付け孔3804が形成された下板部38Bとを有している。
また、図3、図5に示すように、ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの端部の前面下部に、第6取り付け孔4202が設けられたランプユニット取り付け用ブラケット42が溶接により接合されている。
すなわち、ブラケット補強部32は、ブラケット基部30の前壁に取り付けられ該ブラケット基部30の外側面に沿って前方に延設して車幅方向に臨むランプユニット取り付け用ブラケット42をさらに備えている。
図1、図2に示すように、フェンダー取り付け用ブラケット40には、第2、第3取り付け孔4002、4004、クリップを介してフェンダーパネル26の前端の下部2602が取り付けられている。すなわち、フェンダーパネル26の前端の下部2602はフェンダー取り付け用ブラケット40を介して第1面部36に取り付けられている。言い換えると、フェンダーパネル26の前部は、フェンダー取り付け用ブラケット40の車幅方向外側の外側面に取り付けられている。
なお、フェンダーパネル26の前端の上部2604は、ブラケット46を介してアッパーフレーム16の前部に取り付けられ、言い換えると、フェンダーパネル26はアッパーフレーム16に車幅方向外側で支持されている。
第2面部38の下板部38Bには、第5取り付け孔3804、ボルトを介してフロントバンパ48の車幅方向の端部が取り付けられている。
言い換えると、フロントバンパ48の両側部は、ブラケット28の車幅方向外側の下部に取り付けられている。
ブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの端部の前面下部のランプユニット取り付け用ブラケット42には、第6取り付け孔4202、ボルトを介してランプユニットを構成するヘッドランプ44の下部の車幅方向の端部が取り付けられている。
詳細に説明すると、フロントバンパ48の開口4801に設けられるヘッドランプ44の後部は、ランプユニット取り付け用ブラケット42の車幅方向内側の内側面に取り付けられている。
なお、本実施の形態では、ランプユニットがヘッドランプ44である場合について説明したが、ランプユニットはヘッドランプ44に限定されず、ポジションランプ、ターンランプ、フォグランプなどを含む。
また、本実施の形態では、ブラケット28のブラケット基部30およびブラケット補強部32、補強部材34、フェンダー取り付け用ブラケット40、ランプユニット取り付け用ブラケット42の取り付けを、上記各部品の全てを溶接用の治具に取り付けて同一工程で溶接することで行うようにした。
したがって、各部品の取り付け精度のばらつきを抑制し、高精度な車体前部構造を得る上で有利となっている。
次に作用効果について説明する。
本実施の形態では、フェンダーパネル26を支持するブラケット28が、フェンダーシールド22の前端部22Aに沿って車幅方向に延設するとともにフェンダーシールド22に結合されている。
したがって、フェンダーパネル26を支持するブラケット28を利用してフェンダーシールド22の前端部22Aを含む前部の強度、剛性を高めることができる。
そのため、フェンダーシールド22を補強するために専用の補強部材を設けることなく、ストラットタワー20から入力する荷重に対するフェンダーシールド22の強度、剛性を高め、フェンダーシールド22の耐久性を高める上で有利となる。
また、ブラケット28がフェンダーシールド22の前端部22Aに沿って車幅方向に延設するとともにフェンダーシールド22に結合されるため、フェンダーシールド22の前端部22Aによりブラケット28自体の強度、剛性が高められ、フェンダーパネル26を安定して支持する上で有利となる。
また、本実施の形態では、ブラケット28の周壁を構成しブラケット基部30を補強するブラケット補強部32において、第1面部36は、フェンダーシールド22の車幅方向外側の面及びブラケット基部30の車幅方向外側部分である支持部30Aの上面に沿って取り付けられ上下方向に臨み、第2面部38は、第1面部36の車幅方向外側から下方に連続して延びるとともにブラケット基部30の車幅方向外側の外側面に沿って接合されて車幅方向に臨んでいる。
したがって、ブラケット基部30におけるフェンダーシールド22より車幅方向外側に延設された支持部30Aをブラケット補強部32により補強することで、ブラケット28の強度、剛性を高め、フェンダーパネル26を安定して支持する上でより有利となる。また、ブラケット28の強度、剛性を高められることから、フェンダーシールド22の取り付け強度を高め、フェンダーシールド22の耐久性を高める上でより有利となる。
また、本実施の形態では、ブラケット補強部32の断面が第1面部36から第2面部38にわたってハット型で形成されるので、ブラケット補強部32の面剛性を高め、フェンダーパネル26を安定して支持する上でより有利となる。
また、本実施の形態では、第1面部36にフェンダーパネル26が取り付けられるので、洗車時などにフェンダーパネル26に加わる荷重、あるいは、フェンダーパネル26に人がもたれ掛かったときにフェンダーパネル26に加わる荷重は、ブラケット28のブラケット基部30の延設方向に加わるため、それら荷重をブラケット28のフェンダー取り付け用ブラケット40の面により十分に受け止めることが可能となる。
したがって、洗車時や人のもたれ掛かりによってフェンダーパネル26の変位や変形を抑制できる。
また、本実施の形態では、ブラケット基部30の前壁にランプユニット取り付け用ブラケット42が設けられているので、フェンダーパネル26を支持するブラケット28を利用してヘッドランプ44を取り付けることができる。
さらに、フロントバンパ48の両側部がブラケット28の車幅方向外側の下部に取り付けられていることから、ヘッドランプ44がフロントバンパ48の開口4801に設けられる構造である場合に、ヘッドランプ44をブラケット28に取り付けられるランプユニット取り付け用ブラケット42に取り付けることで、フロントバンパ48の両側部をブラケット28の車幅方向外側の下部に取り付けた際の、ヘッドランプ44とフロントバンパ48の開口4801との組み付け時の位置精度の向上を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、フェンダーパネル26とヘッドランプ44とフロントバンパ48とが、ブラケット28に対して取り付けられるため、各部品の組み付け時の位置精度の向上を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、洗車時にフロントバンパ48やフェンダーパネル26に加わる荷重、あるいは、フロントバンパ48やフェンダーパネル26に人がもたれ掛かったときにフロントバンパ48やフェンダーパネル26に加わる荷重は、ブラケット28のブラケット基部30の延設方向に加わるため、それら荷重をブラケット28により十分に受け止めることが可能となる。
したがって、洗車時や人のもたれ掛かりによってフロントバンパ48やフェンダーパネル26の変位や変形を抑制できる。
10 車体
12 フロントサイドメンバ
16 アッパーフレーム
20 ストラットタワー
22 フェンダーシールド
22A 前端部
26 フェンダーパネル
28 ブラケット
30 ブラケット基部(前壁)
30A 支持部
30B 接合部
32 ブラケット補強部(周壁)
36 第1面部
38 第2面部
40 フェンダー取り付け用ブラケット
42 ランプユニット取り付け用ブラケット
44 ヘッドランプ
48 フロントバンパ
4801 フロントバンパの開口

Claims (4)

  1. 車体前部で前後方向に延設された左右一対のフロントサイドメンバと、
    前記フロントサイドメンバよりも上方かつ車幅方向外側で前後方向に延設されるアッパーフレームと、
    前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレームとに連結されサスペンション部材が取り付けられるストラットタワーと、
    前記ストラットタワーから前方に延設されるとともに、前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレームとに連結されて、前記フロントサイドメンバと前記アッパーフレーム間を塞ぐ板状のフェンダーシールドと、
    前記アッパーフレームの車幅方向外側に設けられるフェンダーパネルと、を備える車体前部構造であって、
    前記フロントサイドメンバから車幅方向外側に延設され前記フェンダーパネルを支持するブラケットを有し、
    前記ブラケットは、前記フェンダーシールドの前端部に沿って車幅方向に延設するとともに該フェンダーシールドに結合され
    前記ブラケットは、該ブラケットの前壁を構成し、前記フロントサイドメンバから前記フェンダーシールドの前端部に沿って車幅方向外側に延設されるブラケット基部と、
    前記ブラケット基部の車幅方向外側において前記ブラケットの周壁を構成するとともに前記ブラケット基部を補強するブラケット補強部と、を備え、
    前記ブラケット基部は、前記フェンダーシールドの前端部の下面に沿って接合される接合部と前記フェンダーシールドより車幅方向外側に延設されて前記フェンダーパネルを支持する支持部とを有し、
    前記ブラケット補強部は、前記フェンダーシールドの車幅方向外側の面及び前記ブラケット基部の前記支持部の上面に沿って接合されて上下方向に臨む第1面部と、前記第1面部の車幅方向外側から下方に連続して延びるとともに前記ブラケット基部の車幅方向外側の外側面に沿って接合されて車幅方向に臨む第2面部とを有する、
    ことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記ブラケット補強部は、断面が前記第1面部から前記第2面部にわたってハット型で形成される、
    ことを特徴とする請求項記載の車体前部構造。
  3. 前記ブラケット補強部は、前記第1面部の上面に取り付けられ前記第2面部に沿って上方に延設して車幅方向に臨むフェンダー取り付け用ブラケットをさらに有し、
    前記フェンダーパネルの前部は、前記フェンダー取り付け用ブラケットの車幅方向外側の外側面に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項または記載の車体前部構造。
  4. 前記ブラケット補強部は、前記ブラケット基部の前壁に取り付けられ該ブラケット基部の外側面に沿って前方に延設して車幅方向に臨むランプユニット取り付け用ブラケットをさらに備え、
    フロントバンパの開口に設けられるランプユニットの後部は、前記ランプユニット取り付け用ブラケットの車幅方向内側の内側面に取り付けられ、
    前記フロントバンパの両側部は、前記ブラケットの車幅方向外側の下部に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項からの何れか1項記載の車体前部構造。
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