JP7202877B2 - 両軸受リール - Google Patents
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Description
図1に示すように、リール本体3は、フレーム13と、第1側カバー15(側カバー及び着脱操作部の一例)とを、有する。リール本体3は、第2側カバー17と、軸支持部19(図3を参照)とを、さらに有する。
図1及び図2に示すように、ハンドル5は、リール本体3の側方に配置される。本実施形態では、ハンドル5が、第2側カバー17の側方に配置される場合の例を示すが、第1側カバー15の側方に配置されてもよい。ハンドル5は、駆動軸(図示しない)と一体回転するように、駆動軸に装着される。
図4に示すように、着脱機構11は、第1側カバー15(図1及び図2を参照)と、支持部材31(第1ロック部材の一例)と、ロック部材33(第2ロック部材の一例)とを、有する。着脱機構11は、支持部材31及びロック部材33を用いて、第1側板21に対する第1側カバー15の回動を、許可又は規制する。
第1側カバー15は、第1側カバー15を第1側板21に対して着脱する際に操作される。第1側カバー15は、第1側板21に対して着脱可能に構成される。第1側カバー15は、第1側板21に対して回動可能に構成される。
図4に示すように、支持部材31は、第1側板21に設けられる。支持部材31は、固定手段例えばボルト31aによって、第1側板21に固定される。支持部材31は、ロック部材33を揺動可能に支持する。
ロック部材33は、支持部材31に対して揺動可能に構成される。ロック部材33の揺動中心C2は、第1側カバー15の回動中心C1とは異なる位置に、配置される。ロック部材33は、第1側カバー15の回動を許可する許可位置(図6Aを参照)と、第1側カバー15の回動を規制する規制位置(図6Bを参照)との間で、揺動する。
図5A及び図5Bに示すように、第2本体部37は、支持部材31及び第1側板21の間に配置される。つまみ部38は、ロック部材33を揺動させる際に操作される部分である。つまみ部38は、第2本体部37に設けられる。つまみ部38は、第2本体部37から突出する。つまみ部38は、第1側カバー15及び第1側板21の間に設けられた孔部21c(図2を参照)を介して、第1側カバー15及び第1側板21の外側に配置される。これにより、つまみ部38は、リール本体3の外側において操作可能になる。
図5Aに示すように、第2突出部39は、第2本体部37から突出し、実質的に円柱状に形成される。第2突出部39は、配置凹部34に配置される。例えば、第2突出部39は、配置凹部34に揺動可能に配置される。第2突出部39が配置凹部34に対して揺動した場合、第2突出部39の外周面が第1内周面34bに沿って摺動する。
図5Bに示すように、第3突出部43は、第2本体部37から突出し、実質的に円柱状に形成される。第3突出部43は、第1側板21に設けられた孔部21b(図4を参照)に、揺動可能に配置される。第3突出部43は、ロック部材33の揺動軸として用いられる。
図5Aに示すように、係合部40は、係合凹部41と異なる位置で、支持部材31に係合する。詳細には、係合部40は、配置凹部34と異なる位置に設けられた被係合部35に、係合する。
図3に示すように、バヨネット構造42は、第1側板21及び軸支持部19に各別に設けられる。詳細には、バヨネット構造42は、第1側板21における複数のバヨネット溝22aと、軸支持部19のバヨネット突起19dとによって、構成される。バヨネット構造42は、従来の構成と同様であるので、ここでは簡単に説明する。
(1)本両軸受リール1では、着脱機構11が、支持部材31及びロック部材33を用いて、第1側板21に対する第1側カバー15の回動を、許可又は規制する。ロック部材33が規制位置に配置された状態において、第1側カバー15が回動操作された場合に、上記の規制位置から許可位置へのロック部材33の揺動を規制するように、ロック部材33の係合部40が、支持部材31の被係合部35を、押圧する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に記載された実施形態は必要に応じて任意に組合せ可能である。
3 リール本体
11 着脱機構
15 第1側カバー
21 第1側板
31 支持部材
33 ロック部材
34 配置凹部
34a 第1開口
35 被係合部
35a 第1端部
35b 第2端部
40 係合部
41 係合凹部
41a 第2開口
C1 回動中心
C2 揺動中心
f3 第3分力
J1 第1突出部の軸心
J2 第3突出部の軸心
L1 第1距離
L2 第2距離
L3 第3距離
R 回動方向
RP 揺動方向
RP1 第1揺動方向
RP2 第2揺動方向
Claims (9)
- 側板を有するフレームと、前記側板を覆う側カバーとを、有するリール本体と、
前記側カバーを前記側板に対して着脱する際に操作され前記側板に対して回動可能に構成される着脱操作部と、前記側板に設けられる第1ロック部材と、前記第1ロック部材に対して揺動可能に構成される第2ロック部材とを、有し、前記第1ロック部材及び前記第2ロック部材を用いて前記側板に対する前記着脱操作部の回動を許可又は規制する着脱機構と、
を備え、
前記着脱操作部は、前記側板に向けて突出する第1突出部を、有し、
前記第2ロック部材は、前記着脱操作部の回動を許可する許可位置と、前記着脱操作部の回動を規制する規制位置との間で、揺動し、前記第1突出部が係合する係合凹部と、前記係合凹部と異なる位置で前記第1ロック部材に係合する係合部とを、有し、
前記第1ロック部材は、前記着脱操作部の回動方向に開口し前記係合凹部が配置される配置凹部と、前記第2ロック部材が前記規制位置に配置された状態において前記着脱操作部が回動操作された場合に、前記規制位置から前記許可位置への前記第2ロック部材の揺動を規制するように、前記係合部によって押圧される被係合部とを、有する、
両軸受リール。
- 前記第2ロック部材の揺動方向は、前記第2ロック部材が揺動中心まわりに前記許可位置から前記規制位置に向けて揺動する第1揺動方向と、前記第2ロック部材が前記揺動中心まわりに前記規制位置から前記許可位置に向けて揺動する第2揺動方向とを、有し、
前記第2ロック部材が前記規制位置に配置された状態において前記着脱操作部が回動操作された場合、前記第1揺動方向に前記係合部が前記被係合部を押圧する押圧力によって、前記規制位置から前記許可位置への前記第2ロック部材の揺動が規制される、
請求項1に記載の両軸受リール。
- 前記係合部は、前記着脱操作部に向けて突出する第2突出部である、
請求項1又は2に記載の両軸受リール。
- 前記第2ロック部材の揺動中心は、前記着脱操作部の回動中心とは異なる位置に、配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
- 前記被係合部は、前記第2ロック部材の揺動方向に延びる長孔である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の両軸受リール。
- 前記係合凹部は、前記被係合部と前記配置凹部の開口との間に、配置される、
請求項1から5のいずれか1項に記載の両軸受リール。
- 前記被係合部は、前記第2ロック部材が前記規制位置に配置された場合に前記係合部が係合する第1端部と、前記第2ロック部材が前記規制位置から前記許可位置に向けて揺動する揺動方向において前記第1端部とは反対側に設けられ、前記第2ロック部材が前記許可位置に配置された場合に前記係合部が係合する第2端部とを、有し、
前記第1端部及び前記着脱操作部の回動中心の間の第1距離は、前記第2端部及び前記着脱操作部の回動中心の間の第2距離より、長い、
請求項6に記載の両軸受リール。
- 前記第2ロック部材の揺動中心及び前記着脱操作部の回動中心の間の第3距離は、前記第1距離より短く且つ前記第2距離より長い、
請求項7に記載の両軸受リール。
- 前記係合部が前記第1端部に係合した状態において、前記係合凹部の開口は、前記配置凹部の内周面に対向して配置され、
前記係合部が前記第2端部に係合した状態において、前記係合凹部の開口は、前記配置凹部の開口に対向して配置される、
請求項7又は8に記載の両軸受リール。
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