JP7198145B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
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Description
図1に、本発明の一実施形態による動力伝達装置10の断面を示している。また、図2は、図1の一部の部材を取り外して示す正面図である。また、図3は、動力伝達装置10の分解図である。この図3においては、一部の構成を省略している。
第1回転部材1は、駆動源からの動力が入力され、第1プレート11及び第2プレート12を有している。
第2回転部材2は第1回転部材1と相対回転可能である。第2回転部材2は、軸方向において第1回転部材1とほぼ同じ位置に配置されている。すなわち、第2回転部材2は第1回転部材1と径方向において重なるように配置されている。第2回転部材2はハブ15及びフランジ16を有している。
ダンパ機構3は、第1回転部材1と第2回転部材2とを回転方向に弾性的に連結している。ダンパ機構3は、第1ダンパ部21と、第2ダンパ部22と、中間部材23と、を有している。
第1ダンパ部21は、第1回転部材1のチャンバC内部に配置され、第1回転部材1との間で動力を伝達する。すなわち、第1ダンパ部21は湿式タイプのダンパである。図2に示すように、第1ダンパ部21は2つの弾性ユニット24を有している。各弾性ユニット24は、5つの外周側スプリング26(第1弾性部材の一例)と、4つの中間シート27と、2つの端部シート28と、を有している。
第2ダンパ部22はチャンバCの外部に配置された乾式タイプのダンパである。第2ダンパ部22は、図1及び図2に示すように、4つの内周側スプリング30(第2弾性部材の一例)と、ヒステリシストルク発生機構31と、を有している。4つの内周側スプリング30は円周方向に並べて配置され、並列的に作動する。内周側スプリング30は、フランジ16に形成された収容部16aに、例えば圧縮された状態で収容されている。ヒステリシストルク発生機構31は、周知の構造と同様であり、摩擦部材や付勢部材としてのコーンスプリング等を有している。ヒステリシストルク発生機構31の詳細についてはここでは省略する。
中間部材23は、第1ダンパ部21と第2ダンパ部22とを連結する部材である。中間部材23は、図3及び図4に示すように、第1伝達部材35と、連結部材36と、第2伝達部材37と、を有している。なお、図4は図1の一部を拡大して示したものである。
第1伝達部材35は第1ダンパ部21との間で動力を伝達する。図3に示すように、第1伝達部材35は、環状の本体部35aと、2つの係合部35bと、を有している。本体部35aの内周端部35cは、他の部分に比較して厚みが薄くなっており、この内周端部35cに、複数の連結用の孔35dが形成されている。また、2つの係合部35bは、本体部35aから径方向外方に突出し、チャンバC内に進入している。そして、2つの係合部35bは、端部シート28と係合する。これにより、弾性ユニット24に入力された動力は、端部シート28及び係合部35bを介して第1伝達部材35に伝達される。
連結部材36は、第1回転部材1のトランスミッション側に配置され、第1伝達部材35と第2伝達部材37とを連結する。連結部材36は、円板部36aと、固定部36bと、イナーシャ部36cと、を有している。
第2伝達部材37は第2ダンパ部22との間で動力を伝達する。第2伝達部材37は、第1保持プレート51(第1保持部材)と、第2保持プレート52(第2保持部材)と、を有している。
図1、図3、及び図4に示すように、第1回転部材1の内周端部には、支持部材55が装着されている。支持部材55は、環状の部材であり、固定部55aと、内周側支持部55bと、を有している。
本装置は、以下の構成によって、軸方向寸法の短縮化が実現されている。
第1回転部材1に動力が入力されると、動力は、第1プレート11及び第2プレート12の係合部11d,12dから端部シート28を介して外周側スプリング26に伝達される。外周側スプリング26の端部には、第1伝達部材35の係合部35bも係合しているので、外周側スプリング26に伝達された動力は、第1伝達部材35に伝達され、さらに連結部材36を介して第2伝達部材37の第1保持プレート51及び第2保持プレート52に伝達される。
図6は、本発明の一実施形態による動力伝達装置をハイブリッド車両に適用した場合の、動力伝達経路の模式図である。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 第2回転部材
3 ダンパ機構
21 第1ダンパ部
22 第2ダンパ部
23 中間部材
26 外周側スプリング
30 内周側スプリング
35 第1伝達部材
35a 本体部
35b 係合部
36 連結部材
36c イナーシャ部
37 第2伝達部材
40 シール部
51 第1保持プレート
51c 第1保持部
52 第2保持プレート
52c 第2保持部
C チャンバ
Claims (8)
- 内部にチャンバを有する第1回転部材と、
前記第1回転部材と相対回転可能に配置された第2回転部材と、
前記第1回転部材と前記第2回転部材とを回転方向に弾性的に連結するダンパ機構と、
を備え、
前記ダンパ機構は、
前記チャンバ内部に配置され、前記第1回転部材との間で動力を伝達する第1ダンパ部と、
前記チャンバ外部において前記第1ダンパ部の径方向内方に配置され、前記第2回転部材との間で動力を伝達する第2ダンパ部と、
前記チャンバ外部に配置されたイナーシャ部を有し、前記第1ダンパ部と前記第2ダンパ部とを連結する中間部材と、
を有する、
動力伝達装置。
- 前記第1回転部材は、外周部に前記チャンバの一部を構成する外周筒状部を有し、
前記イナーシャ部は、前記外周筒状部の径方向外方に配置されている、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記中間部材は、
前記第1ダンパ部との間で動力を伝達する第1伝達部材と、
前記第2ダンパ部との間で動力を伝達する第2伝達部材と、
前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とを連結し、前記イナーシャ部を外周部に有する連結部材と、
を有する、
請求項1又は2に記載の動力伝達装置。
- 前記第1ダンパ部は複数の第1弾性部材を有し、
前記第2ダンパ部は複数の第2弾性部材を有し、
前記第1伝達部材は、
円板状の本体部と、
前記本体部から径方向外方に突出して前記チャンバ内に進入し、複数の前記第1弾性部材との間で動力を伝達する複数の係合部と、
を有し、
前記連結部材は、前記第1回転部材の軸方向の第1側の側面に沿って径方向外方に延び、内周端部が前記第1伝達部材の本体部に連結された円板状のプレートであり、
前記第2伝達部材は、
前記第2回転部材の軸方向の第1側において前記連結部材の側面に沿って延び、前記イナーシャ部に固定され、前記第2弾性部材を保持する第1保持部を有する第1保持部材と、
前記第2回転部材の軸方向の第2側に前記第1保持部材と対向して配置され、前記第1保持部材に固定され、前記第1保持部ととともに前記第2弾性部材を保持する第2保持部を有する第2保持部材と、
を有する、
請求項3に記載の動力伝達装置。 - 前記第2弾性部材は、前記第1弾性部材と軸方向にずれた位置において、前記第1伝達部材の径方向内方に配置され、一部が前記第1伝達部材と軸方向において重なっている、請求項4に記載の動力伝達装置。
- 前記チャンバ内部の空間をシールするシール部をさらに備えた、請求項1から5のいずれかに記載の動力伝達装置。
- 前記チャンバは、内部に粘性流体を有している、請求項6に記載の動力伝達装置。
- 前記第1回転部材はエンジンから動力が入力され、
前記第2回転部材の出力側にはモータが接続されるものであり、
前記中間部材の慣性量は、前記モータの慣性量に対して、0.2倍以上3.0倍以下である、
請求項1から7の何れかに記載の動力伝達装置。
Priority Applications (2)
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US16/530,799 US20200096077A1 (en) | 2018-09-26 | 2019-08-02 | Power transmission device |
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JP2018179875 | 2018-09-26 |
Publications (3)
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---|---|
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JP2020056493A5 JP2020056493A5 (ja) | 2022-03-01 |
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ID=70106883
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003222192A (ja) | 2002-01-29 | 2003-08-08 | Valeo Unisia Transmission Kk | 捩り振動減衰装置 |
JP2015224740A (ja) | 2014-05-28 | 2015-12-14 | アイシン精機株式会社 | ダンパ装置 |
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2019
- 2019-04-05 JP JP2019072575A patent/JP7198145B2/ja active Active
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JP2015224740A (ja) | 2014-05-28 | 2015-12-14 | アイシン精機株式会社 | ダンパ装置 |
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