JP7194665B2 - 補強部材及び乗り物用シート - Google Patents
補強部材及び乗り物用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7194665B2 JP7194665B2 JP2019203256A JP2019203256A JP7194665B2 JP 7194665 B2 JP7194665 B2 JP 7194665B2 JP 2019203256 A JP2019203256 A JP 2019203256A JP 2019203256 A JP2019203256 A JP 2019203256A JP 7194665 B2 JP7194665 B2 JP 7194665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- rib
- cover
- ribs
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態である車両用シートの概略構成を示す斜視図である。車両用シート100は、搭乗者が着座するシートクッション1と、シートクッション1に着座した搭乗者が背中をもたれ掛けるシートバック2と、搭乗者の頭部を支えるヘッドレスト3と、を備えている。この車両用シート100が搭載される車両には、この車両用シート100用の図示省略のシートベルトが設けられている。
図2は、図1に示す車両用シート1における左側のサイドカバー4を内側から見た斜視図である。図3は、図1に示す車両用シート1における左側のサイドカバー4を外側から見た模式図である。
図6は、図2に示すサイドカバー4に装着されている補強部材5の斜視図である。図7は、図6に示す補強部材5を方向Y2に向かって見た側面図である。図8は、図6に示す補強部材5を方向Y1に向かって見た側面図である。図9は、図6に示す補強部材5を方向X2に向かって見た背面図である。図10は、図6に示す補強部材5を方向Z1に向かって見た底面図である。図11は、図6に示す補強部材5が格子状リブRに装着された状態を方向Z2に向かって見た平面図である。図12は、図11に示す状態の補強部材5と格子状リブRの位置関係を説明するための図である。図12では、格子状リブRに装着されている補強部材5をサイドカバー4の外面側から見た状態を示しており、サイドカバー4の格子状リブRを破線にて示している。図13は、図11の部分拡大図である。図14は、図11のA-A線の断面矢視図である。図15は、図11のB-B線の断面矢視図である。
図13に示したように、シートクッション1のサイドフレームに固定されているワイヤWは、開口領域Kから露出しているリブR1、リブR2、リブR3、リブR4、及びリブR6の各々の一部と、第一領域C1と、第二領域C2とに当接する。補強部材5が格子状リブRに装着されていない状態では、図5に示すように、リブR1、リブR2、リブR3、リブR4、及びリブR6の各々の一部にのみワイヤWが当接する状態となる。したがって、補強部材5が存在しない場合と比較すると、補強部材5を格子状リブRに装着することで、第一領域C1と第二領域C2の分、ワイヤWとの当接面積を増やすことができる。これにより、格子状リブRにかかる負荷を軽減して、サイドカバー4の強度を向上させることができる。また、補強部材5の形状を調整することで、サイドカバー4を変更せずとも、様々なシートベルト設定条件に合わせた強度をサイドカバー4に持たせることができ、車両用シート100の生産性を向上させることができる。
補強部材5は、突出部59及び突出部512を持たない構成としてもよい。この構成であっても、第一領域C1によってワイヤWとの当接面積を増やすことができ、サイドカバー4の強度を高めることは可能である。
乗り物用シート(車両用シート100)のシートクッション(シートクッション1)の側部を覆うカバー(サイドカバー4)の補強部材(補強部材5)であって、
前記カバーは、前記シートクッションのフレーム(サイドフレームF)に固定されている、前記乗り物用シート用のシートベルトからの荷重を受ける荷重受け部材(ワイヤW)と当接される格子状のリブ(格子状リブR)を有しており、
前記リブに係止される係止部(係止ツメ510及び係止ツメ511、係止ツメ56及び係止ツメ57)を有した、前記リブの一部を覆う本体部(底面部50、第一側部81、及び第二側部82)を備え、
前記本体部は、前記リブに前記係止部が係止され且つ前記シートクッションの側部を前記カバーが覆った状態にて、前記荷重受け部材と前記カバーの内面との間に配置されて前記荷重受け部材と当接する当接領域(第一領域C1、第二領域C2)と、前記状態にて、前記リブにおける前記荷重受け部材との当接可能面を露出させる開口領域(開口領域K)と、を有する補強部材。
(1)記載の補強部材であって、
前記当接領域は、前記リブの外側に配置された第一領域(第一領域C1)を含む補強部材。
(1)又は(2)記載の補強部材であって、
前記当接領域は、前記開口領域から露出する前記リブ同士で囲まれる空間内に配置されている第二領域(第二領域C2)を含む補強部材。
(1)から(3)のいずれか1つに記載の補強部材であって、
前記本体部は、前記状態にて前記シートクッションのサイドフレーム(サイドフレームF)に向けて延び且つ当該サイドフレームに対向する突出部(突出部82a及び突出部82b)を有する補強部材。
(1)から(4)のいずれか1つに記載の補強部材であって、
前記格子状のリブは、第一方向(第一方向X)に延びる複数本の第一リブ(リブR1からリブR5)と、前記第一方向に直交する第二方向(第二方向Y)に延びる複数本の第二リブ(リブR6からリブR8)と、を含み、
前記本体部の前記カバーの内面側を向く面には、前記第一リブと前記第二リブによって囲まれる複数の空間のうち、前記第一方向に隣接する第一空間と第二空間にそれぞれ挿入される挿入部(突出部58及び突出部54、突出部55及び突出部51)が設けられている補強部材。
(1)から(5)のいずれか1つに記載の補強部材と、
前記補強部材が装着された前記カバーと、
前記カバーが固定されたシートクッションと、を備える乗り物用シート。
100 車両用シート
R 格子状リブ
R1-R9 リブ
S1-S12 空間
AR1,AR2 範囲
C1 第一領域
2 シートバック
C2 第二領域
3 ヘッドレスト
4 サイドカバー
5 補強部材
41,50 底面部
42 側面部
51,54,55,58,59,61,62,82a,82b,512 突出部
56,57,510,511 係止ツメ
61a,62a 面
90 ベルト
91 バックル
81 第一側部
82 第二側部
82c 壁部
Claims (6)
- 乗り物用シートのシートクッションの側部を覆うカバーの補強部材であって、
前記カバーは、前記シートクッションのフレームに固定されている、前記乗り物用シート用のシートベルトからの荷重を受ける荷重受け部材と当接される格子状のリブを有しており、
前記リブに係止される係止部を有した、前記リブの一部を覆う本体部を備え、
前記本体部は、前記リブに前記係止部が係止され且つ前記シートクッションの側部を前記カバーが覆った状態にて、前記荷重受け部材と前記カバーの内面との間に配置されて前記荷重受け部材と当接する当接領域と、前記状態にて、前記リブにおける前記荷重受け部材との当接可能面を露出させる開口領域と、を有する補強部材。 - 請求項1記載の補強部材であって、
前記当接領域は、前記リブの外側に配置された第一領域を含む補強部材。 - 請求項1又は2記載の補強部材であって、
前記当接領域は、前記開口領域から露出する前記リブ同士で囲まれる空間内に配置されている第二領域を含む補強部材。 - 請求項1から3のいずれか1項記載の補強部材であって、
前記本体部は、前記状態にて前記シートクッションのサイドフレームに向けて延び且つ当該サイドフレームに対向する突出部を有する補強部材。 - 請求項1から4のいずれか1項記載の補強部材であって、
前記格子状のリブは、第一方向に延びる複数本の第一リブと、前記第一方向に直交する第二方向に延びる複数本の第二リブと、を含み、
前記本体部の前記カバーの内面側を向く面には、前記第一リブと前記第二リブによって囲まれる複数の空間のうち、前記第一方向に隣接する第一空間と第二空間にそれぞれ挿入される挿入部が設けられている補強部材。 - 請求項1から5のいずれか1項記載の補強部材と、
前記補強部材が装着された前記カバーと、
前記カバーが固定されたシートクッションと、を備える乗り物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019203256A JP7194665B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 補強部材及び乗り物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019203256A JP7194665B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 補強部材及び乗り物用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021075153A JP2021075153A (ja) | 2021-05-20 |
JP7194665B2 true JP7194665B2 (ja) | 2022-12-22 |
Family
ID=75898431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019203256A Active JP7194665B2 (ja) | 2019-11-08 | 2019-11-08 | 補強部材及び乗り物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7194665B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029601A (ja) | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Tachi S Co Ltd | 自動車の用いるリクライニング・シート |
DE102011018310A1 (de) | 2011-04-20 | 2012-10-25 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Sicherheitsanordnung für ein Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugsitz und einem Gurtschloss |
JP2013525183A (ja) | 2010-04-20 | 2013-06-20 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 衝撃モジュールを備えたプラスチック車両内装部品 |
JP2014043222A (ja) | 2012-08-29 | 2014-03-13 | Tachi-S Co Ltd | 自動車シートに用いるシート・クッション |
US20170291512A1 (en) | 2016-04-12 | 2017-10-12 | Ford Global Technologies, Llc | Aligning tower structure for locating a side shield on a base of a vehicle seat |
JP2018167635A (ja) | 2017-03-29 | 2018-11-01 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04133751U (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-11 | 株式会社タチエス | 自動車用シートのガーニツシユ構造 |
-
2019
- 2019-11-08 JP JP2019203256A patent/JP7194665B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029601A (ja) | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Tachi S Co Ltd | 自動車の用いるリクライニング・シート |
JP2013525183A (ja) | 2010-04-20 | 2013-06-20 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 衝撃モジュールを備えたプラスチック車両内装部品 |
DE102011018310A1 (de) | 2011-04-20 | 2012-10-25 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Sicherheitsanordnung für ein Kraftfahrzeug mit einem Fahrzeugsitz und einem Gurtschloss |
JP2014043222A (ja) | 2012-08-29 | 2014-03-13 | Tachi-S Co Ltd | 自動車シートに用いるシート・クッション |
US20170291512A1 (en) | 2016-04-12 | 2017-10-12 | Ford Global Technologies, Llc | Aligning tower structure for locating a side shield on a base of a vehicle seat |
JP2018167635A (ja) | 2017-03-29 | 2018-11-01 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021075153A (ja) | 2021-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10406953B2 (en) | Vehicle seat | |
US9156382B2 (en) | Vehicle seat | |
KR20130053445A (ko) | 차량용 시트 및 시트 백 보드 | |
CN107539179B (zh) | 车辆座椅 | |
JP6209538B2 (ja) | 車両用シート | |
JP7194665B2 (ja) | 補強部材及び乗り物用シート | |
CN111954609B (zh) | 交通工具用座椅 | |
JP4859195B2 (ja) | 車両用シートのシートバックフレーム構造 | |
US7469970B2 (en) | Reinforcing structure for three-point type seat belt | |
JP7406136B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP7319053B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5467762B2 (ja) | 乗り物用シート構造 | |
JP3685451B2 (ja) | 車両用シートの合成樹脂製嵌合体 | |
US20230302969A1 (en) | Conveyance seat | |
JP7295772B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5504420B2 (ja) | 車両用シート構造 | |
JP6555741B2 (ja) | 車両のリアシート構造 | |
JP2009274467A (ja) | 車両用シート | |
JP2021094997A (ja) | キーレスアンテナの取付構造 | |
JP7381968B2 (ja) | シート | |
JP7034952B2 (ja) | 車両用シート及びカバー部材 | |
JP7205287B2 (ja) | 乗物用シートの下部構造 | |
JP7073150B2 (ja) | 乗物用シート | |
CN118107455A (zh) | 交通工具用座椅 | |
JP2024015921A (ja) | 車両用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7194665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |