JP7194617B2 - ピットカバー - Google Patents
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Description
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば、「平行」、「方向」等の用語については、その用語の厳密な意味に加えて、ほぼ平行とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
図2は、4枚のピットカバー1をピット2に設置した状態を示す斜視図である。
図3(A)は、ピットカバー1を表側から見たときの分解図である。図3(B)は、ピットカバー1を裏側から見たときの分解図である。
図5(A)は、ピットカバー1の幅を最も短くした状態を示す平面図である。図5(B)は、ピットカバー1の幅を最も長くした状態を示す平面図である。
ピットカバー1の各部の寸法は、設置されるピットの幅により異なるが、一例を挙げると、奥行き方向(Y方向)が1000mm、高さ方向(Z方向)が50mmである。幅方向(X方向)は、後述するように、790~940mmの範囲で調整可能である。
カバー本体10は、ピットカバー1のベースとなる構造体である。図1に示すように、カバー本体10のX1側には、第1サイドカバーが連結されている。また、カバー本体10のX2側には、第2サイドカバーが連結されている。
外枠11は、カバー本体10の外周部分を構成する構造体である。外枠11は、例えば、断面がL字形の鋼材を四角形の枠形に接合することにより構成される。外枠11の奥行き方向(Y方向)の端部には、ハンドル11aが取り付けられている。ハンドル11aは、ピットカバー1を移動する際等において、作業者が把持する部分である。ハンドル11aは、例えば、断面が凹形状の溝形鋼により構成される。
本実施形態において、第1サイドカバー20及び第2サイドカバー30の構成は、幅方向(X方向)の向きが異なる以外は、実質的に同じである。そのため、以下においては、主に第1サイドカバー20を例として構成を説明する。また、第1サイドカバー20及び第2サイドカバー30の一方又は両方を、適宜に「サイドカバー」ともいう。
第1サイドカバー20において、サイドカバー本体21は、第1ブラケット22を保持する構造体である。サイドカバー本体21は、例えば、金属製の板材を折り曲げたり、接合したりすることにより構成される。サイドカバー本体21の奥行き方向(Y方向)の長さは、サイドカバー本体21を外枠11の外側から嵌め込み可能な寸法に設定される。
図4(A)に示すように、サイドカバー本体21には、多数の穴21aが設けられている。サイドカバー本体21に多数の穴21aを設けることにより、上下からの視認性を確保しつつ、作業者が第1サイドカバー20の上で滑りにくくなる。
本実施形態において、第1ブラケット22及び第2ブラケット32の構成は、幅方向(X方向)の向きが異なる以外は、実質的に同じである。そのため、第1ブラケット22を例として構成を説明する。以下、第1ブラケット22及び第2ブラケット32の一方又は両方を、適宜に「ブラケット」ともいう。
図6に示すように、第1ブラケット22は、奥行き方向(Y方向)に長く延びた箱枠形に構成されている。第1ブラケット22は、X-Z面に平行な断面が横向きの凹形状となるように構成されている(図1参照)。第1ブラケット22は、奥行き方向において、中央部22A、第1端部22B及び第2端部22Cに区分される。なお、これらの区分は、説明の便宜を図るためものであり、実際の第1ブラケット22において、各部が明確に区分されているわけではない。
本実施形態において、第1ブラケット22及び第2ブラケット32に設けられるストッパ100の構成は、実質的に同一である。ここでは、第1ブラケット22のY1側に設けられたストッパ100を例として構成を説明する。
図7(A)は、ストッパ100の側面図である。図7(B)は、ストッパ100の斜視図である。図8は、ストッパ100の内部構造を示す斜視図である。図9(A)は、ピットカバー1が2枚積み重なった場合のストッパ100を示す側面図である。図9(B)は、作業者がピットカバー1の上に乗ってしまった場合のストッパ100を示す側面図である。なお、図8において、バネ150は、内部の構成を分かり易くするため、Y-Z面と平行な面で切断したときの断面を示している。また、図9(A)及び(B)は、ストッパ100から外カバー101(後述)を取り外した状態の側面図を示している。
車輪保持枠110は、車輪120を保持する枠部材であり、図8に示す使用形態において、逆凹形に構成されている。車輪保持枠110の側面111及び112には、それぞれ軸穴113及び114が設けられている。また、車輪保持枠110の上部115には、バネ軸160(後述)が貫通する軸穴116が設けられている。そのため、車輪保持枠110は、バネ150の伸縮に合わせて上下方向(Z方向)に移動できる。車輪120は、回転部材であり、ピットカバー1を移動する際に使用される。車輪軸130は、車輪120を支持する部材である。車輪軸130の両端部には、Eリング140が嵌め込まれる環状の溝131が設けられている。車輪軸130は、車輪保持枠110に設けられた2つの軸穴113、114及び車輪120の回転穴(符号省略)をそれぞれ貫通するように取り付けられる。
図9(A)に示すように、ピットカバー1を2枚積み重ねた状態では、下側(Z2側)のピットカバー1に加わる荷重Fが小さく、バネ150が僅かしか変形しないため、第1ブラケット22の開口部223から車輪120が突出した状態が維持される。これによれば、車輪120がピット2の両側縁に設けられたレール3(又は床面)の上で回転できるため、2枚積み重ねたピットカバー1を簡単に移動できる。
図10は、ピット2に設置された4枚のピットカバー1を示す平面図である。図11(A)~(E)は、乗り上げ動作の手順を示す側面図である。図12は、図10のI-I線に相当する断面図である。図12は、図2に示すピット2において、奥行き方向のY1側のピットカバー1をY2側のピットカバー1の上に積み重ねたときの断面を示している。
また、図11(A)~(E)では、ピット2に設けられたレール3のうち、車輪120と接するレール面4のみを示している。
本実施形態のピットカバー1において、第1ブラケット22及び第2ブラケット32は、奥行き方向(Y方向)の中央部22A側から先端側(Y1及びY2側)に向かって上方向(Z1方向)に傾斜する端面221と、下方向(Z2方向)に傾斜する端面222と、を備える。そのため、例えば、図11(A)~(E)に示すように、隣接する2枚のピットカバー1(1A、1B)の積み重ねを容易に行うことができる。したがって、本実施形態のピットカバー1によれば、ピット2に複数枚が設置された状態で、作業に必要な部分のみを容易に移動できる。
実施形態のピットカバー1において、カバー本体10、カバー材12は、第1サイドカバー20及び第2サイドカバー30を構成する材料は、作業者の一般的な体重を支えることができれば、金属に限らず、例えば、木材、プラスチック等を用いてもよいし、これらの材料と金属を適宜に組み合わせてもよい。
実施形態のピットカバー1において、ストッパ100は、第1ブラケット22及び第2ブラケット32の奥行き方向(Y方向)の中央に1つ設けられていてもよいし、3箇所以上に設けられていてもよい。
Claims (3)
- ピットの両側縁を跨ぐように設置されるピットカバーであって、
ピットの一方の側縁と当接する第1ブラケットと、
ピットの他方の側縁と当接する第2ブラケットと、
幅方向の両端部に前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットそれぞれが設けられるカバー本体と、を備え、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットの高さ方向の上側及び下側の少なくとも一方の端面は、奥行き方向の中央部側から奥行き方向の先端側に向かって高さ方向の中央部側に変位している、
ピットカバー。 - 請求項1に記載のピットカバーであって、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、ピットのそれぞれの側縁と接する側の面に少なくとも一部が露出する車輪と、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットに対して高さ方向の下側に向けて荷重が加わると、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットに対して前記車輪を高さ方向の上側に移動させる移動機構と、
を備えるピットカバー。 - 請求項1又は請求項2に記載のピットカバーであって、
前記第1ブラケット又は前記第2ブラケットを保持するブラケット保持部を備え、
前記ブラケット保持部は、前記カバー本体の幅方向に移動自在に連結される、
ピットカバー。
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