JP7184890B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドワイヤに関する。
血管にカテーテル等を挿入する際に用いられるガイドワイヤが知られている。このようなガイドワイヤにおいて、血管選択性を向上させて血管内の目的部位までスムーズにガイドワイヤを導くために、ガイドワイヤの先端部分に小さな湾曲等の形状を付す場合がある。例えば、特許文献1には、コアシャフト(コア線)の先端部に板状の板状部を設けることで、ガイドワイヤの先端部分への形状付けを容易にしたガイドワイヤが開示されている。特許文献2には、コアシャフト(コア部材)に可撓性の湾曲部を設けることで、操作自在性を向上させたガイドワイヤが開示されている。特許文献3には、スリーブと導電性材料とからなるコアシャフト(コアワイヤ)を備え、電気機能を有するガイドワイヤが開示されている。
特開2018-27221号公報 特表2004-533271号公報 特開平2-199781号公報
金属コイル製のガイドワイヤは、一般的に、上述したコアシャフトと、コアシャフトに素線を巻回して形成されたコイル体とを備える。特許文献2には、コアシャフトとコイル体(管状部材)との軸をずらした状態で、コアシャフトとコイル体を固定することが記載されている。このようにすれば、ガイドワイヤに付加された形状を維持することができる。しかし、特許文献2に記載のガイドワイヤでは、コイル体の剛性が低いため、特に形状付けされた部分に負荷が加わった際に、ガイドワイヤに付加された形状が取れやすいという課題があった。また、特許文献1及び3に記載のガイドワイヤでは、ガイドワイヤに付加された形状の維持について開示されていない。なお、このような課題は、血管系に限らず、リンパ腺系、胆道系、尿路系、気道系、消化器官系、分泌腺及び生殖器官等、人体内の各器官に挿入されるガイドワイヤに共通する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、先端部分の形状付けが容易であり、かつ、付加された形状を維持しやすいガイドワイヤを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、ガイドワイヤが提供される。このガイドワイヤは、コアシャフトと、前記コアシャフトに素線を巻回して形成され、前記ガイドワイヤの基端側から先端側に向かって湾曲したコイル体と、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する固定部と、を備え、前記コアシャフトは、前記コイル体の前記湾曲方向とは逆側の内側面に接触する第1接触部と、前記第1接触部よりも前記先端側において、前記コイル体の前記湾曲方向の内側面に接触する第2接触部と、を有し、前記固定部は、前記第1接触部よりも前記基端側において、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する第1固定部と、前記第2接触部よりも前記先端側において、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する第2固定部と、を有する。
この構成によれば、コアシャフトは、第1接触部においてコイル体の湾曲方向とは逆側の内側面に接触し、第1接触部より先端側の第2接触部においてコイル体の湾曲方向の内側面に接触した状態で、基端側の第1固定部と先端側の第2固定部の2か所でコイル体に固定されている。このため、ガイドワイヤに対して、コイル体の湾曲の曲率を小さくする向き(換言すれば、湾曲を取る向き)の力が加わった場合であっても、コアシャフトが第2固定部と第1接触部との2点で支持されていることから、加わった力に対してコアシャフトに引張の力を付加することができるため、コイル体の湾曲を維持できる。また、ガイドワイヤに対して、コイル体の湾曲の曲率を大きくする向きの力が加わった場合は、第2接触部を支点としてコイル体からコアシャフトへと曲げの力を加えることができるため、コイル体への更なる形状付けを容易にできる。この結果、本構成によれば、先端部分の形状付けが容易であり、かつ、付加された形状を維持しやすいガイドワイヤを提供できる。
(2)上記形態のガイドワイヤにおいて、前記第2固定部は、前記コアシャフトの先端部と、前記コイル体の先端部とを固定してもよい。この構成によれば、第2固定部は、コアシャフトの先端部とコイル体の先端部とを固定するため、露出したコアシャフトやコイル体の先端部による血管等の内壁の損傷を抑制できる。
(3)上記形態のガイドワイヤでは、さらに、前記コイル体の周囲に素線を巻回して形成され、前記コイル体の前記湾曲方向に湾曲した外側コイル体を備えてもよい。この構成によれば、コイル体の周囲に形成された外側コイル体によって、手元部分におけるガイドワイヤへの操作を、先端部分まで伝達しやすくなる。この結果、ガイドワイヤのトルク伝達性を向上させることができる。
(4)上記形態のガイドワイヤでは、さらに、前記外側コイル体の先端部と、前記コアシャフトの先端部とを固定する先端チップを備えてもよい。この構成によれば、先端チップは、外側コイル体の先端部とコアシャフトの先端部とを固定するため、外側コイル体を備える構成においても、先端部分の形状付けを容易とし、かつ、付加された形状を維持しやすくできる。
(5)上記形態のガイドワイヤにおいて、前記第1固定部は、前記コアシャフトと、前記コイル体の基端部とを固定してもよい。この構成によれば、第1固定部は、コアシャフトとコイル体の基端部とを固定するため、ガイドワイヤの各部の構造設計が容易となる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、ガイドワイヤの製造方法などの形態で実現することができる。
第1実施形態のガイドワイヤの全体構成を示す部分断面図である。 ガイドワイヤの先端側の部分断面図である。 ガイドワイヤのA-A線(図2)における断面図である。 ガイドワイヤの使用時の一例を示す図である。 ガイドワイヤの使用時の他の例を示す図である。 第2実施形態のガイドワイヤの先端側の部分断面図である。 第3実施形態のガイドワイヤの全体構成を示す部分断面図である。 第4実施形態のガイドワイヤの全体構成を示す部分断面図である。 第5実施形態のガイドワイヤの全体構成を示す部分断面図である。 第6実施形態のガイドワイヤの先端側の部分断面図である。 ガイドワイヤのB-B線(図10)における断面図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のガイドワイヤ1の全体構成を示す部分断面図である。ガイドワイヤ1は、例えば血管にカテーテルを挿入する際に用いられる医療器具であり、コアシャフト10と、コイル体20と、先端側固定部51と、基端側固定部52と、中間固定部61とを備えている。図1では、ガイドワイヤ1の中心に通る軸を軸線O(一点鎖線)で表す。以降の例では、コアシャフト10のうち、第3縮径部14及び太径部15の中心を通る軸と、コイル体20の中心を通る軸とは、いずれも軸線Oと一致する。一方、コアシャフト10のうち、細径部11、第1縮径部12、及び第2縮径部13の中心を通る軸は、軸線Oと相違する。なお、第3縮径部14及び太径部15の中心を通る軸と、コイル体20の中心を通る軸とは、それぞれ軸線Oと相違していてもよい。
また、図1には、相互に直交するXYZ軸が図示されている。X軸は、ガイドワイヤ1の軸線方向に対応し、Y軸は、ガイドワイヤ1の高さ方向に対応し、Z軸は、ガイドワイヤ1の幅方向に対応する。図1の左側(-X軸方向)をガイドワイヤ1及び各構成部材の「先端側」と呼び、図1の右側(+X軸方向)をガイドワイヤ1及び各構成部材の「基端側」と呼ぶ。また、ガイドワイヤ1及び各構成部材について、先端側に位置する端部を「先端部」または単に「先端」と呼び、基端側に位置する端部を「基端部」または単に「基端」と呼ぶ。本実施形態において、先端側は「遠位側」に相当し、基端側は「近位側」に相当する。これらの点は、図1以降の全体構成を示す図においても共通する。
図1に示すように、本実施形態のガイドワイヤ1には、先端側の一部分に、基端側から先端側に向かって+Y軸方向に湾曲(屈曲)した湾曲形状(屈曲形状)が付加されている。以降、ガイドワイヤ1の湾曲方向(+Y軸方向)を「湾曲方向D1」とも呼び、湾曲方向とは逆側の方向(-Y軸方向)を「逆方向D2」とも呼ぶ(図1:白抜き矢印D1,D2)。
コアシャフト10は、基端側が太径で先端側が細径とされた、先細りした長尺状の部材である。コアシャフト10は、例えば、SUS304、SUS316等のステンレス合金、ニッケルチタン(NiTi)合金等の超弾性合金、ピアノ線、ニッケル-クロム系合金、コバルト合金、タングステン等の材料で形成できる。コアシャフト10は、上記以外の公知の材料によって形成されていてもよい。コアシャフト10は、先端側から基端側に向かって順に、細径部11、第1縮径部12、第2縮径部13、第3縮径部14、太径部15を有している。各部の外径や長さは任意に決定できる。
細径部11は、コアシャフト10の先端部に配置されている。細径部11は、コアシャフト10の外径が最小の部分であり、一定の外径を有する略円柱形状である。本実施形態の細径部11は、湾曲していない直線状であり、コイル体20の内部において、基端側から先端側にかけて湾曲方向D1に傾斜した状態で配置されている。
第1縮径部12は、細径部11と第2縮径部13との間に配置されている。第1縮径部12は、基端側から先端側に向かって僅かに外径が縮径した略円錐台形状である。本実施形態の第1縮径部12には、湾曲方向D1に湾曲(屈曲)した湾曲形状(屈曲形状)が付加されている。第1縮径部12は、コイル体20の内部において、基端側から先端側にかけて湾曲方向D1に傾斜した状態で配置されている。図示の例では、第1縮径部12の湾曲方向D1への傾斜角度は、細径部11の湾曲方向D1への傾斜角度よりも小さい。
第2縮径部13は、第1縮径部12と第3縮径部14との間に配置されている。第2縮径部13は、基端側から先端側に向かって僅かに外径が縮径した略円錐台形状である。本実施形態の第2縮径部13は、湾曲していない直線状であり、コイル体20の内部において、基端側から先端側にかけて湾曲方向D1とは逆側(すなわち逆方向D2)に傾斜した状態で配置されている。
第3縮径部14は、第2縮径部13と太径部15との間に配置されている。第3縮径部14は、基端側から先端側に向かって外径が縮径した略円錐台形状である。太径部15は、コアシャフト10の基端部に配置されている。太径部15は、細径部11の外径よりも大きな一定の外径を有する略円柱形状である。細径部11、第1縮径部12、及び第2縮径部13の外側面は、後述するコイル体20によって覆われている。一方、第3縮径部14及び太径部15は、コイル体20によって覆われておらず、コイル体20から露出している。太径部15は、術者がガイドワイヤ1を把持する際に使用される。
コイル体20は、コアシャフト10に対して、素線21を螺旋状に巻回して形成される略円筒形状である。本実施形態のコイル体20には、先端側の一部分に、基端側から先端側に向かって湾曲方向D1に湾曲(屈曲)した湾曲形状(屈曲形状)が付加されている。コイル体20を形成する素線21は、1本の素線からなる単線でもよいし、複数の素線を撚り合せた撚線でもよい。素線21を単線とした場合、コイル体20は単コイルとして構成され、素線21を撚線とした場合、コイル体20は中空撚線コイルとして構成される。また、単コイルと中空撚線コイルとを組み合わせてコイル体20を構成してもよい。なお、コイル体20への湾曲形状の付加を容易とするために、コイル体20の少なくとも先端側の一部分については、中空撚線コイルとすることが好ましい。素線21の線径と、コイル体20におけるコイル平均径(コイル体20の外径と内径の平均径)とは、任意に決定できる。
素線21は、例えば、SUS304、SUS316等のステンレス合金、NiTi合金等の超弾性合金、ピアノ線、ニッケル-クロム系合金、コバルト合金等の放射線透過性合金、金、白金、タングステン、これらの元素を含む合金(例えば、白金-ニッケル合金)等の放射線不透過性合金で形成することができる。なお、素線21は、上記以外の公知の材料によって形成されてもよい。
先端側固定部51は、ガイドワイヤ1の先端部に配置され、コアシャフト10の細径部11の先端部と、コイル体20の先端部とを一体的に保持している。先端側固定部51は、任意の接合剤、例えば、銀ロウ、金ロウ、亜鉛、Sn-Ag合金、Au-Sn合金等の金属はんだや、エポキシ系接着剤などの接着剤によって形成できる。基端側固定部52は、コアシャフト10の第2縮径部13の基端部に配置され、コアシャフト10と、コイル体20の基端部とを一体的に保持している。基端側固定部52は、先端側固定部51と同様に任意の接合剤によって形成できる。基端側固定部52と先端側固定部51とは、同じ接合剤を用いてもよく、異なる接合剤を用いてもよい。
中間固定部61は、コイル体20の軸線O方向(X軸方向)の中間部近傍において、コイル体20と、コアシャフト10とを一体的に保持している。中間固定部61は、先端側固定部51と同様に任意の接合剤によって形成できる。中間固定部61と先端側固定部51とは、同じ接合剤を用いてもよく、異なる接合剤を用いてもよい。図1では、1つの中間固定部61について例示したが、ガイドワイヤ1には複数の中間固定部61を設けてもよい。
図2は、ガイドワイヤ1の先端側の部分断面図である。図3は、ガイドワイヤ1のA-A線(図2)における断面図である。図2に示すXYZ軸は、図1のXYZ軸にそれぞれ対応する。この点は、図2以降のXYZ軸を付した図についても同様である。
図2及び図3に示すように、コアシャフト10は、コイル体20の内側面のうち、湾曲方向D1とは逆側(逆方向D2)の内側面に接触した「第1接触部CP1」を有している。図2の例では、第1接触部CP1は、第1縮径部12の基端部と第2縮径部13の先端部との境界部分に設けられている。しかし、第1接触部CP1は例えば、第1縮径部12の中央部分や、第2縮径部13の先端側の一部分等の任意の場所に設けてよい。また、図2に示すように、コアシャフト10は、第1接触部CP1よりも先端側において、コイル体20の湾曲方向D1の内側面に接触した「第2接触部CP2」を有している。図2の例では、第2接触部CP2は、細径部11の略中央部分に設けられている。しかし、第2接触部CP2は例えば、細径部11の先端側または基端側の一部分や、第1縮径部12の一部分等の任意の場所に設けてよい。
これらの第1接触部CP1と第2接触部CP2とを有する結果、コアシャフト10の先端側においては、コアシャフト10の中心を通る軸は、ガイドワイヤ1及びコイル体20の軸線Oとは相違する。
図2に示すように、中間固定部61は、第1接触部CP1よりも基端側に配置されている。中間固定部61は、逆方向D2に傾斜した状態で配置された第2縮径部13の一部分を固定することで、第1接触部CP1におけるコアシャフト10とコイル体20との接触状態を維持している。このような中間固定部61は、「第1固定部」として機能する。また、先端側固定部51は、第2接触部CP2よりも先端側に配置されており、湾曲方向D1に傾斜した状態で配置された細径部11の一部分(図示の例では先端部)を固定することで、第2接触部CP2におけるコアシャフト10とコイル体20との接触状態を維持している。このような先端側固定部51は、「第2固定部」として機能する。
中間固定部61(第1固定部)と、先端側固定部51(第2固定部)とを総称して「固定部」とも呼ぶ。本実施形態のガイドワイヤ1では、これら2か所の固定部によって、第1接触部CP1及び第2接触部CP2における、コアシャフト10とコイル体20との接触状態が維持されている。なお、先端側固定部51の先端部から中間固定部61の先端部までの長さL1(図1)は、例えば、ガイドワイヤ1への形状付けが想定される箇所の長さに応じて、任意に決定できる。
図4は、ガイドワイヤ1の使用時の一例を示す図である。上述の通り、本実施形態のガイドワイヤ1では、コアシャフト10は、第1接触部CP1においてコイル体20の湾曲方向D1とは逆側(逆方向D2)の内側面に接触し、かつ、第1接触部CP1より先端側の第2接触部CP2においてコイル体20の湾曲方向D1の内側面に接触した状態で、基端側の中間固定部61(第1固定部)と先端側の先端側固定部51(第2固定部)の2か所でコイル体20に固定されている。このようなガイドワイヤ1の先端側に対して、コイル体20の湾曲の曲率を小さくする向き(換言すれば、湾曲を取る向き)の力P1が加わった場合を考える(図4:斜線ハッチングを付した矢印)。この場合、ガイドワイヤ1の先端側は、力P1の作用によって元の位置(図4:破線表記)から、力P1の方向へと僅かに移動する(図4:実線表記)。しかし、本実施形態のガイドワイヤ1では、コアシャフト10が先端側固定部51(第2固定部)と第1接触部CP1との2点で支持されていることから(図4:丸印)、力P1に対してコアシャフト10に引張の力を付加することができるため、従来の第1接触部CP1を有さない構成と比較して、コイル体20の湾曲を維持できる。
図5は、ガイドワイヤ1の使用時の他の例を示す図である。ガイドワイヤ1の先端側に対して、コイル体20の湾曲の曲率を大きくする向きの力P2が加わった場合を考える(図5:格子ハッチングを付した矢印)。この場合、ガイドワイヤ1の先端側は、力P2の作用によって元の位置(図5:破線表記)から、力P2の方向へと移動する(図5:実線表記)。このとき、第2接触部CP2を支点としてコイル体20からコアシャフト10へと曲げの力を加えることができるため(図5:丸印)、従来の第2接触部CP2を有さない構成と比較して、コイル体20への更なる形状付けを容易にできる。これらの結果、本実施形態のガイドワイヤ1によれば、先端部分の形状付けが容易であり、かつ、付加された形状を維持しやすいガイドワイヤ1を提供できる。
また、本実施形態のガイドワイヤ1では、先端側固定部51(第2固定部)は、コアシャフト10の先端部とコイル体20の先端部とを固定するため、コアシャフト10の先端部やコイル体20の先端部が露出した構成と比較して、先端部による血管等の内壁の損傷を抑制できる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態のガイドワイヤ1Aの先端側の部分断面図である。第2実施形態のガイドワイヤ1Aでは、第2接触部CP2よりも先端側において、さらに、「第3接触部CP3」を有している。第3接触部CP3では、コアシャフト10Aが、コイル体20の内側面のうち、湾曲方向D1とは逆側(逆方向D2)の内側面に接触している。具体的には、コアシャフト10Aは、直線状の細径部11に代えて、湾曲した細径部11Aを備えている。細径部11Aには、基端側から先端側にかけて、まず湾曲方向D1に湾曲(屈曲)し、次に逆方向D2に湾曲した湾曲形状(屈曲形状)が付加されている。細径部11は、湾曲方向D1への湾曲で第2接触部CP2を形成し、逆方向D2への湾曲で第3接触部CP3を形成している。
このような第2実施形態のガイドワイヤ1Aにおいても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、第2実施形態では、コアシャフト10Aが、コイル体20の逆方向D2の内側面と、湾曲方向D1の内側面とに対して交互に接触する3つの接触部を形成する場合について例示したが、コアシャフト10Aは、コイル体20の各内側面に対して交互に接触する4つ以上の複数の接触部を有していてもよい。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態のガイドワイヤ1Bの全体構成を示す部分断面図である。第3実施形態のガイドワイヤ1Bは、コイル体20の外側を覆う外側コイル体30をさらに備えている。図示の例では、外側コイル体30の中心を通る軸は軸線Oと一致するが、相違していてもよい。外側コイル体30は、コイル体20の周囲に素線31を螺旋状に巻回して形成される略円筒形状である。外側コイル体30の先端側の一部分には、コイル体20と同様に、基端側から先端側に向かって湾曲方向D1に湾曲(屈曲)した湾曲形状(屈曲形状)が付加されている。外側コイル体30は、内径がコイル体20の外径よりも大きく、素線31の巻き方向がコイル体20とは逆方向である。なお、外側コイル体30における素線31の巻き方向は、コイル体20と同じであってもよく、逆方向以外の異なる方向であってもよい。素線31は、素線21と同様に、単線でもよく、撚線でもよい。また、単線による単コイルと撚線による中空撚線コイルとを組み合わせて外側コイル体30を構成してもよい。素線31の線径は任意に決定できる。素線31は、素線21と同様の材料で形成することができる。素線31に採用される材料は、素線21と同じでもよく、異なっていてもよい。
第3実施形態のガイドワイヤ1Bは、さらに、先端チップ71、基端チップ72、第2中間固定部81を備えている。先端チップ71は、ガイドワイヤ1Bの先端部に配置され、外側コイル体30の先端部と、先端側固定部51とを一体的に保持している。基端チップ72は、コアシャフト10の第2縮径部13の基端部に配置され、外側コイル体30の基端部と、基端側固定部52とを一体的に保持している。第2中間固定部81は、中間固定部61よりも基端側に設けられ、コアシャフト10と、コイル体20と、外側コイル体30との各一部分を一体的に保持している。これらの先端チップ71、基端チップ72、第2中間固定部81の各々は、先端側固定部51と同様に、任意の接合剤によって形成できる。先端チップ71、基端チップ72、及び第2中間固定部81と、先端側固定部51とは、同じ接合剤を用いてもよく、異なる接合剤を用いてもよい。
このような第3実施形態のガイドワイヤ1Bにおいても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第3実施形態のガイドワイヤ1Bによれば、コイル体20の周囲に形成された外側コイル体30によって、手元部分(コアシャフト10の太径部15)におけるガイドワイヤ1Bへの操作を、ガイドワイヤ1Bの先端部分まで伝達しやすくなる。この結果、ガイドワイヤ1Bのトルク伝達性を向上させることができる。さらに、第3実施形態のガイドワイヤ1Bによれば、外側コイル体30の先端部と、先端側固定部51とを固定する先端チップ71を備えるため、外側コイル体30を備える構成においても、ガイドワイヤ1Bの先端部分の形状付けを容易とし、かつ、付加された形状を維持しやすくできる。
<第4実施形態>
図8は、第4実施形態のガイドワイヤ1Cの全体構成を示す部分断面図である。第4実施形態のガイドワイヤ1Cでは、第3実施形態のガイドワイヤ1Bの構成において、コイル体20Cが先端側にのみ配置されている。具体的には、コイル体20Cは、軸線O方向(X軸方向)における長さが、第3実施形態のコイル体20よりも短い。コイル体20Cの基端部は、中間固定部61によってコアシャフト10と一体的に保持されているため、ガイドワイヤ1Cには、基端側固定部52が形成されていない。基端チップ72Cは、外側コイル体30の基端部と、コアシャフト10(第2縮径部13)の基端部とを一体的に保持している。
このような第4実施形態のガイドワイヤ1Cにおいても、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第4実施形態のガイドワイヤ1Cによれば、中間固定部61(第1固定部)は、コアシャフト10と、コイル体20Cの基端部とを固定するため、図8に示すように、コイル体20Cの周囲に対して外側コイル体30を形成しやすくなる。また、例えば、コアシャフト10の第2縮径部13の基端側を、図示の例と比較して更に太くすること等も可能となり、ガイドワイヤ1Cの各部の構造設計が容易となる。なお、図示の例では、コイル体20Cの基端部は、中間固定部61によってコアシャフト10と一体的に保持されるとした。しかし、コイル体20Cの基端部は、中間固定部61以外の中間固定部(例えば、第2中間固定部81)によってコアシャフト10と一体的に保持されてもよい。
<第5実施形態>
図9は、第5実施形態のガイドワイヤ1Dの全体構成を示す部分断面図である。第5実施形態のガイドワイヤ1Dでは、第3実施形態のガイドワイヤ1Bの構成において、先端側固定部51に代えて、先端側固定部51Dを備えている。先端側固定部51Dは、細径部11の先端部ではなく、細径部11の先端側の一部分とコイル体20の先端部とを一体的に保持している。また、先端側固定部51Dは、第3実施形態の先端側固定部51と同様に、第2接触部CP2よりも先端側に配置されており、湾曲方向D1に傾斜した状態で配置された細径部11の一部分を固定することで、第2接触部CP2におけるコアシャフト10とコイル体20との接触状態を維持する第2固定部として機能している。先端チップ71Dは、外側コイル体30の先端部と、コアシャフト10(細径部11)の先端部とを一体的に保持している。このような第5実施形態のガイドワイヤ1Dにおいても、第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第6実施形態>
図10は、第6実施形態のガイドワイヤ1Eの先端側の部分断面図である。図11は、ガイドワイヤ1EのB-B線(図10)における断面図である。第6実施形態のガイドワイヤ1Eでは、第1実施形態のガイドワイヤ1の構成において、コアシャフト10Eの先端部に、第2コアシャフト90が接合されている。コアシャフト10Eは、細径部11の軸線O方向の長さが短い点を除いては、コアシャフト10と同様の構成である。
第2コアシャフト90は、一定の外径を有する略円柱形状である。第2コアシャフト90は、湾曲していない直線状であり、細径部11と同様に、コイル体20の内部において、基端側から先端側にかけて湾曲方向D1に傾斜した状態で配置されている。第2コアシャフト90は、コアシャフト10Eと同様の材料で形成されてもよく、コアシャフト10Eとは異なる材料で形成されてもよい。例えば、第2コアシャフト90がコアシャフト10Eよりも塑性変形しやすい材料で形成された場合、ガイドワイヤ1Eの先端側における形状付けをより容易とすることができるため好ましい。図11に示すように、第2コアシャフト90は、コアシャフト10Eの細径部11と接合されている(接合部JP)。この接合は、任意の接合剤、例えば、銀ロウ、金ロウ、亜鉛、Sn-Ag合金、Au-Sn合金等の金属はんだや、エポキシ系接着剤などの接着剤を用いて実施できる。
このような第6実施形態のガイドワイヤ1Eにおいても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、第6実施形態のガイドワイヤ1Eによれば、第2コアシャフト90の材料とコアシャフト10Eの材料とを相違させることによって、ガイドワイヤ1Eの先端部分における可塑性を変えることができる。
<本実施形態の変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
[変形例1]
上記第1~6実施形態では、ガイドワイヤ1,1A~1Eの構成を例示した。しかし、ガイドワイヤの構成は種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態のガイドワイヤは、血管にカテーテルを挿入する際に使用される医療器具として説明したが、リンパ腺系、胆道系、尿路系、気道系、消化器官系、分泌腺及び生殖器官等、人体内の各器官に挿入されるガイドワイヤとして構成することもできる。例えば、ガイドワイヤは、第3縮径部及び太径部を備えず、コアシャフトの全体がコイル体に覆われた構成であってもよい。
[変形例2]
上記第1~6実施形態では、コアシャフト10,10A,10Eの構成を例示した。しかし、コアシャフトの構成は種々の変更が可能である。例えば、コアシャフトの細径部、第1縮径部、第2縮径部は区別されておらず、全てが一定の外径を有する細径部として構成されてもよいし、全てが端側から先端側に向かって外径が縮径した縮径部として構成されてもよい。例えば、コアシャフトの細径部、第1縮径部、第2縮径部はそれぞれ異なる材料で形成され、それらが接合された構成でもよい。例えば、コアシャフトの細径部、第1縮径部、第2縮径部の横断面形状は略円形形状に限られず、例えば略矩形形状、略楕円形形状、略多角形形状等の任意の形状を採用できる。例えば、第3縮径部よりも基端側において、コアシャフトは、接合された複数のコアシャフト部材によって構成されてもよい。この場合、各コアシャフト部材は同じ材料で形成されてもよく、異なる材料で形成されてもよい。
[変形例3]
上記第1~6実施形態では、コイル体20,20C及び外側コイル体30の構成の一例を示した。しかし、コイル体及び外側コイル体の構成は種々の変更が可能である。例えば、コイル体と外側コイル体とのうちの少なくとも一方は、隣接する素線の間に隙間を有さない密巻きに構成されてもよく、隣接する素線の間に隙間を有する疎巻きに形成されてもよく、密巻きと疎巻きとが混合された構成であってもよい。また、コイル体と外側コイル体とのうちの少なくとも一方は、例えば、疎水性を有する樹脂材料、親水性を有する樹脂材料、またはこれらの混合物によってコーティングされた樹脂層を備えていてもよい。例えば、コイル体と外側コイル体とのうちの少なくとも一方について、素線の横断面形状は、略円形でなくてもよい。
[変形例4]
上記第1~6実施形態のガイドワイヤ1,1A~1Eの構成、及び上記変形例1~3のガイドワイヤの構成は、適宜組み合わせてもよい。例えば、第2実施形態のガイドワイヤ1A(第3接触部CP3を備える構成)、第6実施形態のガイドワイヤ1E(第2コアシャフトを備える構成)において、第3実施形態で説明した外側コイル体を備えていてもよい。同様に、第2,6実施形態のガイドワイヤ1A,Eにおいて、第4実施形態で説明した軸線O方向の長さが短いコイル体を備えていてもよい。同様に、第2,6実施形態のガイドワイヤ1A,Eにおいて、第5実施形態で説明した先端側固定部を備えていてもよい。例えば、第4実施形態のガイドワイヤ1C(軸線O方向の長さが短いコイル体を備える構成)において、第5実施形態で説明した先端側固定部を備えていてもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1,1A~1E…ガイドワイヤ
10,10A,10E…コアシャフト
11,11A…細径部
12…第1縮径部
13…第2縮径部
14…第3縮径部
15…太径部
20,20C…コイル体
21…素線
30…外側コイル体
31…素線
51,51D…先端側固定部
52…基端側固定部
61…中間固定部
71,71D…先端チップ
72,72C…基端チップ
81…第2中間固定部
90…第2コアシャフト

Claims (7)

  1. ガイドワイヤであって、
    コアシャフトと、
    前記コアシャフトに素線を巻回して形成され、前記ガイドワイヤの基端側から先端側に向かって湾曲したコイル体と、
    前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する固定部と、を備え、
    前記コアシャフトは、前記ガイドワイヤに外力が加わっていない状態において、
    前記コイル体の前記湾曲方向とは逆側の内側面に接触する第1接触部と、
    前記第1接触部よりも前記先端側において、前記コイル体の前記湾曲方向の内側面に接触する第2接触部と、を有し、
    前記固定部は、
    前記第1接触部よりも前記基端側において、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する第1固定部と、
    前記第2接触部よりも前記先端側において、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する第2固定部と、を有する、ガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤであって、
    前記コアシャフトは、前記ガイドワイヤに外力が加わっていない状態において、先端側の一部分に前記コイル体の前記湾曲方向に湾曲した湾曲形状が付加されている、ガイドワイヤ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガイドワイヤであって、
    前記第2固定部は、前記コアシャフトの先端部と、前記コイル体の先端部とを固定する、ガイドワイヤ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガイドワイヤであって、さらに、
    前記コイル体の周囲に素線を巻回して形成され、前記コイル体の前記湾曲方向に湾曲した外側コイル体を備える、ガイドワイヤ。
  5. 請求項4に記載のガイドワイヤであって、さらに、
    前記外側コイル体の先端部と、前記コアシャフトの先端部とを固定する先端チップを備える、ガイドワイヤ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガイドワイヤであって、
    前記第1固定部は、前記コアシャフトと、前記コイル体の基端部とを固定する、ガイドワイヤ。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガイドワイヤであって、
    前記コアシャフトと、前記コイル体の基端部とを固定する第3固定部をさらに備え、
    前記第1固定部は、前記第3固定部よりも先端側において、前記コアシャフトと前記コイル体とを固定する、ガイドワイヤ。
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