JP7183992B2 - 乗合自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、側面衝突されたときでも車椅子乗員を保護可能な乗合自動車に関する。
乗降用扉が設けられていない右側壁側の折り畳み座席を折り畳み、その空いたスペースに前向き姿勢の車椅子を前後に1台ずつ固定可能としたバスは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。このバスでは、車幅方向から見た側面視で、乗降用扉が、少なくとも後側の車椅子が固定される領域と重なる左側壁に設けられている。
特開2015-85068号公報
一般的に、バスの一方の側壁に設けられている乗降用扉は、その利便性から大型化されている。そのため、その乗降用扉が設けられる乗降口には、ピラーを設定することができない。したがって、その乗降用扉へ向かって他の車両等が側面衝突したときには、その乗降用扉が車室内側へ大きく変形することが考えられる。
つまり、上記したバスのように、側面視で乗降用扉と重なる位置に車椅子が固定される領域があると、その車椅子に向かって乗降用扉が変形することになる。このように、一方の側壁に乗降用扉が設けられているバスでは、側面衝突された場合を考慮した位置に車椅子乗員の乗車位置が設定されているとは言い難く、この点において改善の余地がある。
そこで、本発明は、側面衝突されたときでも車椅子乗員を保護可能な乗合自動車を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るの態様の乗合自動車は、車体の前部で車体上下方向へ延在する左右一対の第1ピラーと、前記車体の後部で車体上下方向へ延在する左右一対の第4ピラーと、前記第1ピラーの車体後方側で、かつ前記第4ピラーの車体前方側で車体上下方向へ延在する左右一対の第2ピラーと、前記第4ピラーの車体前方側で、かつ前記第2ピラーの車体後方側で車体上下方向へ延在する左右一対の第3ピラーと、前記車体の一方の側壁で、かつ前記第2ピラーと前記第3ピラーとの間に設けられた乗降用扉と、平面視で、左右一対の前記第1ピラーと左右一対の前記第2ピラーとで囲まれた車室の領域内に車椅子乗員の少なくとも頭部が配置されるように、前記車室の床面に設定された前側車椅子スペースと、平面視で、左右一対の前記第3ピラーと左右一対の前記第4ピラーとで囲まれた車室の領域内に車椅子乗員の少なくとも頭部が配置されるように、前記車室の床面に設定された後側車椅子スペースと、を備えている。
の態様の発明によれば、平面視で、車室の床面に設定された前側車椅子スペースに乗車した車椅子乗員の少なくとも頭部が、左右一対の第1ピラーと左右一対の第2ピラーとで囲まれた車室の領域内に配置される。また、平面視で、車室の床面に設定された後側車椅子スペースに乗車した車椅子乗員の少なくとも頭部が、左右一対の第3ピラーと左右一対の第4ピラーとで囲まれた車室の領域内に配置される。
ここで、左右一対の第1ピラーと左右一対の第2ピラーとで囲まれた車室の領域内及び左右一対の第3ピラーと左右一対の第4ピラーとで囲まれた車室の領域内は、高強度な領域内である。したがって、その高強度な領域内に少なくとも頭部が配置された車椅子乗員は、乗合自動車が側面衝突されても、車体の変形の影響を受け難い。つまり、本発明によれば、乗合自動車が側面衝突されたときでも、その乗合自動車に乗車している車椅子乗員が保護される。
なお、本発明における「乗合自動車」は、運賃の支払いの有無に関係なく、複数の人間を乗せて走行可能な乗合自動車全般を指し、自動運転バス等が一例として挙げられる所謂Maas(Mobility as a Service)車も、本発明における「乗合自動車」に含まれる。
また、本発明に係る第の態様の乗合自動車は、1の態様の乗合自動車であって、側面視で、前記第2ピラーと前記第3ピラーとの車体前後方向における間隔が、前記第1ピラーと前記第2ピラーとの車体前後方向における間隔及び前記第3ピラーと前記第4ピラーとの車体前後方向における間隔よりも広い。
の態様の発明によれば、第2ピラーと第3ピラーとの間に設けられた乗降用扉(乗降口)の車体前後方向の幅を広く採ることができる。したがって、車椅子乗員が乗降し易く、車椅子乗員の乗降時における負荷が軽減される。
また、本発明に係る第の態様の乗合自動車は、1又はの態様の乗合自動車であって、前記車室の後壁側は、前記後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成され、前記車室の前壁側は、前記前側車椅子スペースに乗車した後向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成されている。
の態様の発明によれば、後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員及び前側車椅子スペースに乗車した後向き姿勢の車椅子乗員の少なくとも頭部が、それぞれ高強度な領域内に容易に配置される。また、降車時には、後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員及び前側車椅子スペースに乗車した後向き姿勢の車椅子乗員が、それぞれ車椅子を前向き姿勢で操作できるため、車椅子乗員における利便性が向上される。
また、本発明に係る第の態様の乗合自動車は、1~3の何れかの態様の乗合自動車であって、前記車室の後壁側に設けられ、乗員が半立位姿勢で着座する座席を備え、前記座席は、前記後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成されている。
の態様の発明によれば、後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員の少なくとも頭部が、高強度な領域内に容易に配置される。
以上のように、本発明によれば、乗合自動車が側面衝突されたときでも、その乗合自動車に乗車している車椅子乗員を保護することができる。
本実施形態に係るバスを示す側面図である。 本実施形態に係るバスの車内を示す平面図である。 本実施形態に係るバスの車内に前後2人ずつの車椅子乗員が全員前向き姿勢で乗車した場合を示す平面図である。 本実施形態に係るバスの車内に前側の2人の車椅子乗員が後向き姿勢で後側の2人の車椅子乗員が前向き姿勢でそれぞれ乗車した場合を示す平面図である。 (A)本実施形態に係るバスに乗車した乗員が半立位姿勢で着座する後部座席を示す側面図である。(B)本実施形態に係るバスに乗車した車椅子乗員の車椅子が後部座席の一部によって固定された状態を示す側面図である。 本実施形態に係るバスが乗降用扉側から側面衝突された場合を示す平面図である。 本実施形態に係るバスの車内に前後1人ずつの車椅子乗員が全員前向き姿勢で乗車した場合を示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印RHを車体右方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。また、車幅方向から見た場合を「側面視」とする。更に、本実施形態では、乗合自動車として自動運転バス(以下、単に「バス」という)10を例に採って説明する。
図1に示されるように、バス10は、車体12の前部(前端部)で上下方向へ延在する左右一対の第1ピラー22と、車体12の後部(後端部)で上下方向へ延在する左右一対の第4ピラー28と、第1ピラー22の後方側で、かつ第4ピラー28(詳細には後述する第3ピラー26)の前方側で上下方向へ延在する左右一対の第2ピラー24と、第4ピラー28の前方側で、かつ第2ピラー24の後方側で上下方向へ延在する左右一対の第3ピラー26と、を有している。
図2に示されるように、左右一対の第1ピラー22は、平断面視で、前後方向が長手方向とされるとともに車幅方向外側で、かつ前側が円弧状に形成された略矩形閉断面形状に形成されている。同様に、左右一対の第4ピラー28は、平断面視で、前後方向が長手方向とされるとともに車幅方向外側で、かつ後側が円弧状に形成された略矩形閉断面形状に形成されている。また、左右一対の第2ピラー24及び左右一対の第3ピラー26は、平断面視で、それぞれ前後方向が長手方向とされた矩形閉断面形状に形成されている。
また、図1、図2に示されるように、バス10は、車体12の左側壁(一方の側壁)14で、かつ第2ピラー24と第3ピラー26との間に設けられた乗降口16を開閉する乗降用扉20を有している。この乗降用扉20は、前後方向中央部分で分離可能に構成されており、前側の半扉20Fと後側の半扉20Rとが、それぞれ前方側及び後方側へスライドして乗降口16を開放させるように構成されている。
なお、図1に示されるように、側面視で、第2ピラー24と第3ピラー26との前後方向における間隔D1が、第1ピラー22と第2ピラー24との前後方向における最大間隔D2及び第3ピラー26と第4ピラー28との前後方向における最大間隔D3よりも広くなっている。つまり、乗降口16の前後方向の幅が比較的広く採れるようになっている。
また、図2に示されるように、バス10の車室18の床面30における前側及び後側には、それぞれ前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34が設定されている。ここで言う車室18の床面30とは、フロアパネル(図示省略)上に敷かれたフロアカーペットの上面であり、このフロアカーペットの上面に前後方向が長手方向となる矩形状の枠が前側及び後側のそれぞれに左右に並んで2つずつ表示されている。
そして、前側の各枠で囲まれている領域がそれぞれ前側車椅子スペース32とされ、後側の各枠で囲まれている領域がそれぞれ後側車椅子スペース34とされている。なお、各前側車椅子スペース32及び各後側車椅子スペース34の略中央部には、それぞれそこが車椅子乗員P1(図3、図4参照)の乗車位置であることが一目で解るように、車椅子マークが表示されている。
また、各前側車椅子スペース32は、平面視で、左右一対の第1ピラー22と左右一対の第2ピラー24とで囲まれた車室18の高強度な領域Af(図2参照)内に設けられている。同様に、各後側車椅子スペース34は、平面視で、左右一対の第3ピラー26と左右一対の第4ピラー28とで囲まれた車室18の高強度な領域Ar(図2参照)内に設けられている。
前側の領域Afは、左右一対の第1ピラー22の車幅方向内側で、かつ前側の角部同士を結ぶ仮想直線K1と、左右一対の第2ピラー24の車幅方向内側で、かつ後側の角部同士を結ぶ仮想直線K2と、右側の第1ピラー22の車幅方向内側で、かつ後側の角部と右側の第2ピラー24の車幅方向内側で、かつ前側の角部とを結ぶ仮想直線K3と、左側の第1ピラー22の車幅方向内側で、かつ後側の角部と左側の第2ピラー24の車幅方向内側で、かつ前側の角部とを結ぶ仮想直線K4と、で囲まれた矩形状の領域である。
後側の領域Arは、左右一対の第4ピラー28の車幅方向内側で、かつ後側の角部同士を結ぶ仮想直線K5と、左右一対の第3ピラー26の車幅方向内側で、かつ前側の角部同士を結ぶ仮想直線K6と、右側の第3ピラー26の車幅方向内側で、かつ後側の角部と右側の第4ピラー28の車幅方向内側で、かつ前側の角部とを結ぶ仮想直線K7と、左側の第3ピラー26の車幅方向内側で、かつ後側の角部と左側の第4ピラー28の車幅方向内側で、かつ前側の角部とを結ぶ仮想直線K8と、で囲まれた矩形状の領域である。
したがって、図3、図4に示されるように、前側車椅子スペース32に固定された(位置決めされた)前向き姿勢又は後向き姿勢の車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hd(好ましくは上半身)は、その高強度な領域Af内に配置されるようになっている。同様に、後側車椅子スペース34に固定された(位置決めされた)前向き姿勢の車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hd(好ましくは上半身)は、その高強度な領域Ar内に配置されるようになっている。なお、各前側車椅子スペース32及び各後側車椅子スペース34の大きさは、それぞれ例えば車幅方向の長さが0.8mで前後方向の長さが1.2mとなっている。
また、図2~図4に示されるように、車室18の前壁側には、車椅子乗員P1以外の乗員(図示省略)が半立位姿勢で着座する複数(例えば3個)の前部座席36が車幅方向に一体的に並んで設けられている。そして、車室18の後壁側には、車椅子乗員P1以外の乗員P2(図5(A)参照)が半立位姿勢で着座する複数(例えば3個)の後部座席38が車幅方向に一体的に並んで設けられている。
前部座席36及び後部座席38は、共に同じ構成であるため、ここでは主に図5に示される後部座席38を例に採って説明する。図5に示されるように、後部座席38は、乗員P2が着座する座面38Aを有しており、その座面38Aの前端部から下方へ向かって一体に延在する平板状の位置決め部38Bを有している。
この位置決め部38Bに車椅子乗員P1が着座している車椅子40の一部(例えば左右一対の主車輪42)を当てることにより、その車椅子40が後側車椅子スペース34に位置決めされた(固定された)状態で配置される構成になっている(図5(B)参照)。なお、図示は省略するが、前側車椅子スペース32に後向き姿勢で乗車した車椅子乗員P1の場合も同様である。
すなわち、前部座席36の位置決め部(図示省略)に車椅子乗員P1が着座している車椅子40の一部(例えば左右一対の主車輪42)を当てることにより、その車椅子40が前側車椅子スペース32に位置決めされた(固定された)状態で配置される構成になっている。なお、図3に示されるように、前側車椅子スペース32に前向き姿勢で乗車した車椅子乗員P1の場合には、(図3では当てていないが)その車椅子40の一部、例えば左右一対のフットサポート44等を前部座席36の位置決め部に当てるようにすればよい。
以上のような構成とされたバス10において、次にその作用について説明する。
図2に示されるように、床面30に設定された前側車椅子スペース32は、左右一対の第1ピラー22と左右一対の第2ピラー24とで囲まれた車室18の高強度な領域Af内に設けられている。同様に、床面30に設定された後側車椅子スペース34は、左右一対の第3ピラー26と左右一対の第4ピラー28とで囲まれた車室18の高強度な領域Ar内に設けられている。
そして、図3に示されるように、平面視で、前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34に、それぞれ前向き姿勢で乗車している車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hd(好ましくは上半身)は、その高強度な領域Af、Ar内に配置されている。
ここで、図6に示されるように、車線変更の失敗等により、他の車両50が、バス10の左側壁14、例えば乗降用扉20に斜め左後方側から側面衝突すると、その乗降用扉20は、第2ピラー24と第3ピラー26との間に設けられているため(乗降用扉20を設ける乗降口16にはピラーを設定することができないため)、車室18内側へ大きく変形する。
しかしながら、上記したように、前側車椅子スペース32に乗車している車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hdは、左右一対の第1ピラー22と左右一対の第2ピラー24とで囲まれた高強度な領域Af内に配置されている。そして、後側車椅子スペース34に乗車している車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hdは、左右一対の第3ピラー26と左右一対の第4ピラー28とで囲まれた高強度な領域Ar内に配置されている。
したがって、前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34にそれぞれ乗車している車椅子乗員P1にとっては、その側面衝突時における車体12(乗降用扉20)の変形の影響を受け難い。すなわち、バス10が他の車両50に側面衝突されたときでも、そのバス10に乗車している車椅子乗員P1を保護することができる。
しかも、図5(B)に示されるように、後側車椅子スペース34に乗車した前向き姿勢の車椅子乗員P1において、その車椅子40の主車輪42が、車室18の後壁側に設けられた後部座席38の位置決め部38Bに当接されている。つまり、後側車椅子スペース34に乗車した前向き姿勢の車椅子乗員P1における車椅子40の前後方向の位置が、後部座席38によって位置決め(固定)されている。そして更に、後部座席38は、半立位姿勢で着座する座席であるため、後部座席38の前後長が短くなっている。
したがって、後側車椅子スペース34に乗車した前向き姿勢の車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hdを、左右一対の第3ピラー26と左右一対の第4ピラー28とで囲まれた高強度な領域Ar内に容易に配置することができる。なお、図4に示されるように、前側車椅子スペース32に後向き姿勢で乗車した車椅子乗員P1の場合も同様である。
具体的に言うと、図4に示されるように、前側車椅子スペース32に乗車した後向き姿勢の車椅子乗員P1において、その車椅子40の主車輪42が、車室18の前壁側に設けられた前部座席36の位置決め部に当接されている。つまり、前側車椅子スペース32に乗車した後向き姿勢の車椅子乗員P1における車椅子40の前後方向の位置が、前部座席36によって位置決め(固定)されている。
したがって、前側車椅子スペース32に乗車した前向き姿勢の車椅子乗員P1に比べて、前側車椅子スペース32に乗車した後向き姿勢の車椅子乗員P1の少なくとも頭部Hdを、左右一対の第1ピラー22と左右一対の第2ピラー24とで囲まれた高強度な領域Af内に容易に配置することができる。なお、車椅子乗員P1が、前側車椅子スペース32に後向き姿勢で乗車していると、次のような利点もある。
すなわち、バス10に設けられた乗降口16からの降車時には、後側車椅子スペース34に乗車した前向き姿勢の車椅子乗員P1だけではなく、前側車椅子スペース32に乗車した後向き姿勢の車椅子乗員P1も、車椅子40を前向き姿勢で操作することができる。したがって、車椅子乗員P1におけるバス10の利便性を向上させることができる。
しかも、側面視で、第2ピラー24と第3ピラー26との前後方向における間隔D1が、第1ピラー22と第2ピラー24との前後方向における最大間隔D2及び第3ピラー26と第4ピラー28との前後方向における最大間隔D3よりも広くなっている。つまり、第2ピラー24と第3ピラー26との間に設けられた乗降口16の前後方向の幅が比較的広くなっている。したがって、バス10に対して車椅子乗員P1が乗降し易く、その乗降時における車椅子乗員P1の負荷を軽減させることができる。
また、逆に言えば、側面視で、第1ピラー22と第2ピラー24との前後方向における最大間隔D2及び第3ピラー26と第4ピラー28との前後方向における最大間隔D3が、第2ピラー24と第3ピラー26との前後方向における間隔D1よりも狭くなっている。したがって、左右一対の第1ピラー22と左右一対の第2ピラー24とで囲まれた車室18の領域Af及び左右一対の第3ピラー26と左右一対の第4ピラー28とで囲まれた車室18の領域Arをそれぞれより高強度な領域にすることができる。
以上、本実施形態に係るバス(乗合自動車)10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係るバス(乗合自動車)10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、前部座席36及び後部座席38は、折り畳み可能な座席になっていてもよい。
すなわち、前部座席36及び後部座席38を折り畳むことにより、車椅子乗員P1が乗車する前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34が、それぞれ確保される構成になっていてもよい。なお、この場合には、車椅子40の主車輪42を当接させる位置決め部を、折り畳まれた前部座席36及び後部座席38に適宜設定すればよい。
また、前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34に車椅子40を固定する(位置決めする)構成は、図示の位置決め部38B等に限定されるものではない。例えば、車室18の前壁側及び後壁側にそれぞれ設けられたシートベルト装置(図示省略)等によって、車椅子40を前側車椅子スペース32及び後側車椅子スペース34にそれぞれ固定するようにしてもよい。
また、図示は省略するが、バス10によっては、その右側壁側の第2ピラー24と第3ピラー26との間に、折り畳み可能な座席が前後方向に並んで複数設けられる場合がある。この場合には、その座席が折り畳まれることにより、車椅子乗員P1の右側の前側車椅子スペース32への移動及び右側の後側車椅子スペース34への移動が、それぞれ容易にできるようになる。
また、本実施形態では、各前側車椅子スペース32と各後側車椅子スペース34とに、それぞれ車椅子乗員P1が乗車する(前後2人ずつ乗車する)態様で説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば図7に示されるように、右側の前側車椅子スペース32と右側の後側車椅子スペース34とに、それぞれ車椅子乗員P1が乗車する(前後1人ずつ乗車する)態様であっても、上記と同様に車椅子乗員P1が保護される。また、バス10の右側壁に他の車両50が側面衝突した場合でも、上記と同様に車椅子乗員P1が保護される。
10 バス(乗合自動車)
12 車体
14 左側壁(一方の側壁)
18 車室
20 乗降用扉
22 第1ピラー
24 第2ピラー
26 第3ピラー
28 第4ピラー
30 床面
32 前側車椅子スペース
34 後側車椅子スペース
38 後部座席(座席)
Af 領域
Ar 領域
D1 第2ピラーと第3ピラーとの車体前後方向における間隔
D2 第1ピラーと第2ピラーとの車体前後方向における間隔
D3 第3ピラーと第4ピラーとの車体前後方向における間隔
Hd 車椅子乗員の頭部
P1 車椅子乗員

Claims (3)

  1. 車体の前部で車体上下方向へ延在する左右一対の第1ピラーと、
    前記車体の後部で車体上下方向へ延在する左右一対の第4ピラーと、
    前記第1ピラーの車体後方側で、かつ前記第4ピラーの車体前方側で車体上下方向へ延在する左右一対の第2ピラーと、
    前記第4ピラーの車体前方側で、かつ前記第2ピラーの車体後方側で車体上下方向へ延在する左右一対の第3ピラーと、
    前記車体の一方の側壁で、かつ前記第2ピラーと前記第3ピラーとの間に設けられた乗降用扉と、
    平面視で、左右一対の前記第1ピラーと左右一対の前記第2ピラーとで囲まれた車室の領域内に車椅子乗員の少なくとも頭部が配置されるように、前記車室の床面に設定された前側車椅子スペースと、
    平面視で、左右一対の前記第3ピラーと左右一対の前記第4ピラーとで囲まれた車室の領域内に車椅子乗員の少なくとも頭部が配置されるように、前記車室の床面に設定された後側車椅子スペースと、
    前記車室の後壁側に設けられ、乗員が半立位姿勢で着座する座席と、
    を備え
    前記座席は、前記後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成されている乗合自動車。
  2. 側面視で、前記第2ピラーと前記第3ピラーとの車体前後方向における間隔が、前記第1ピラーと前記第2ピラーとの車体前後方向における間隔及び前記第3ピラーと前記第4ピラーとの車体前後方向における間隔よりも広い請求項1に記載の乗合自動車。
  3. 前記車室の後壁側は、前記後側車椅子スペースに乗車した前向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成され、
    前記車室の前壁側は、前記前側車椅子スペースに乗車した後向き姿勢の車椅子乗員の車椅子を固定可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の乗合自動車。
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