JP7181838B2 - 測定治具及び部品実装装置、並びに測定治具を用いた測定方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る測定治具10,20,30が適用される部品実装装置1の構成を概略的に示す図である。なお、図1では、XYZ直交座標軸を用いて方向関係が示されている。X軸及びY軸は水平面上に配置される軸であり、Z軸はX軸及びY軸と直交する軸である。X軸方向の一方向側を「+X側」と称し、X軸方向の一方向側とは反対の他方向側を「-X側」と称する。また、Y軸方向の一方向側を「+Y側」と称し、Y軸方向の一方向側とは反対の他方向側を「-Y側」と称する。また、Z軸方向の一方向側を「+Z側」と称し、Z軸方向の一方向側とは反対の他方向側を「-Z側」と称する。
測定治具10,20,30は、第1ノズル4N及び第2ノズル6Nの、ノズル軸NAに直交する方向(X軸方向及びY軸方向)への位置ずれを測定する治具である。また、測定治具10,20,30を用いて前記位置ずれを測定する測定方法が実施される。
図2~図6を参照して、第1実施形態に係る測定治具10を説明する。図2は測定治具10の斜視図であり、図3は測定治具10の分解斜視図である。また、図4は、測定治具10と第1ノズル4N及び第2ノズル6Nとの位置関係を示す斜視図である。図5は、測定治具10において、第1ノズル4N及び第2ノズル6Nに対して第1挿入ピン111及び第2挿入ピン121が挿入された状態での断面図である。図6は、測定治具10において第1板体11と第2板体12との位置関係を説明する図である。
次に、測定治具10を用いた第1ノズル4N及び第2ノズル6Nの位置ずれの測定方法について、説明する。既述の通り、測定治具10を用いた第1ノズル4N及び第2ノズル6Nの位置ずれの測定は、オペレーター又は部品実装装置1によって実施される。
図7~図12を参照して、第2実施形態に係る測定治具20を説明する。図7は測定治具20の斜視図であり、図8は測定治具20の断面図であり、図9は測定治具20の平面図である。また、図10は、測定治具20と第1ノズル4N及び第2ノズル6Nとの位置関係を示す図である。図11及び図12は、測定治具20において、第1板体21の第2板体22に対する変位の様子を示す図である。
図13~図16を参照して、第3実施形態に係る測定治具30を説明する。図13は、測定治具30の斜視図である。図14は、測定治具30において、第1板体31の様子を示す斜視図である。図15は、第2板体32の様子を示す斜視図である。図16は、測定治具30において、第1パターン部316と第2パターン部324とによるモアレ模様の発生状況を説明する図である。
4N 第1ノズル
6N 第2ノズル
7 撮像カメラ(位置ずれ認識部)
8 制御部
10,20,30 測定治具
11,21,31 第1板体
111,211,311 第1挿入ピン
112,212,312 係合穴
12,22,32 第2板体
121,221,321 第2挿入ピン
122,222,322 係合ピン
14,24,34 位置ずれ測定部
214 第1測定開口部
215,315 第1目盛部
224 第2測定開口部
225,325 第2目盛部
314 開口
316 第1パターン部
324 第2パターン部
Claims (9)
- ノズル孔が互いに対向するように配置された第1ノズル及び第2ノズルの、ノズル軸に直交する方向への位置ずれを測定する測定治具であって、
前記第1ノズルと前記第2ノズルとの間において、互いの当接面同士が面接触した状態で重なり合うように配置される平板状の第1板体及び第2板体と、
前記第1板体の前記当接面とは反対側の面から垂直に延び、前記第1ノズルのノズル孔に挿入される第1挿入ピンと、
前記第2板体の前記当接面とは反対側の面から垂直に延び、前記第2ノズルのノズル孔に挿入される第2挿入ピンと、
前記第1板体において、前記ノズル軸に直交する一方向に延びる長穴状に開口する係合穴と、
前記第2板体の前記当接面から垂直に延び、前記係合穴に挿入されて当該係合穴と係合する係合ピンと、を備え、
前記第1板体は、前記第1挿入ピンが前記第1ノズルに挿入されると共に前記第2挿入ピンが前記第2ノズルに挿入され、且つ、前記係合ピンが前記係合穴と係合した状態において、前記第2板体に対する前記係合穴に沿った移動と前記係合ピン回りの回動とを含む変位が可能であり、
前記第1板体の前記第2板体に対する前記変位に応じて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれの測定が可能に構成されている、測定治具。 - 前記第1板体と前記第2板体とは、同一の形状及び大きさを有して前記係合穴に沿う方向に長手の平板状に形成され、
前記第1板体及び前記第2板体の長手方向の一端部に、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれを測定するための位置ずれ測定部が形成されている、請求項1に記載の測定治具。 - 前記第1板体及び前記第2板体の各々において、前記係合ピンから前記一端部の端縁までの距離は、前記第1挿入ピン及び前記第2挿入ピンから前記係合ピンまでの距離よりも長くなるように、設定されている、請求項2に記載の測定治具。
- 前記位置ずれ測定部は、
前記第1板体の前記一端部の端面に形成された第1目盛部と、
前記第2板体の前記一端部の端面に形成された第2目盛部と、を含み、
前記第1板体の前記第2板体に対する前記変位に応じた、前記第1目盛部の前記第2目盛部に対する位置に基づき、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれの測定が可能である、請求項2又は3に記載の測定治具。 - 前記位置ずれ測定部は、
前記第1板体の前記一端部において開口する第1測定開口部と、
前記第2板体の前記一端部において開口する第2測定開口部と、を含み、
前記第1板体の前記第2板体に対する前記変位に応じた、前記第1測定開口部と前記第2測定開口部との位置関係に基づき、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれの測定が可能である、請求項2~4のいずれか1項に記載の測定治具。 - 前記位置ずれ測定部は、
前記第1板体の前記一端部に形成された開口を塞ぐように設けられ、光透過性の基材に遮光性の格子状の第1模様が形成されてなる第1パターン部と、
前記第2板体の前記一端部に形成され、前記第1模様とは格子ピッチが異なる格子状の第2模様によって構成される第2パターン部と、を含み、
前記第1板体の前記第2板体に対する前記変位に応じた、前記第1パターン部と前記第2パターン部とによるモアレ模様の発生状況に基づいて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれの測定が可能である、請求項2~4のいずれか1項に記載の測定治具。 - 実装対象物の被実装面上に所定の部品を搭載する部品実装装置であって、
前記部品の吸着保持が可能な第1ノズル及び第2ノズルであって、前記被実装面上に前記部品を搭載する際に、前記第1ノズルと前記第2ノズルとの間での前記部品の受け渡しが可能となるように、ノズル孔が互いに対向するように配置される第1ノズル及び第2ノズルと、
前記第2ノズルに対する前記第1ノズルの、ノズル軸に直交する方向への移動を制御する制御部と、
前記第1ノズル及び前記第2ノズルによる前記部品の吸着保持の前において、請求項1~6のいずれか1項に記載の測定治具を用いて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの、前記ノズル軸に直交する方向への位置ずれを認識する位置ずれ認識部と、を備え、
前記位置ずれ認識部は、前記第1板体の前記第2板体に対する、前記係合穴に沿った移動と前記係合ピン回りの回動とを含む変位に基づいて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれを認識し、
前記制御部は、前記第1ノズル及び前記第2ノズルによる前記部品の吸着保持において、前記位置ずれ認識部による認識結果に基づいて、前記第2ノズルに対して前記第1ノズルを移動させることにより、前記第1ノズルと前記第2ノズルとの位置関係を調整する調整制御を行う、部品実装装置。 - 前記制御部は、前記位置ずれ認識部による前記位置ずれの認識時において、前記第1挿入ピンが前記第1ノズルに挿入され、前記第2挿入ピンが前記第2ノズルに挿入された状態で、前記第2ノズルに対して前記第1ノズルを移動させることにより、前記第1板体及び前記第2板体を回転させる治具回転制御を行い、
前記位置ずれ認識部は、前記治具回転制御によって生じる、前記第1板体の前記第2板体に対する前記変位に基づいて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれを認識する、請求項7に記載の部品実装装置。 - ノズル孔が互いに対向するように配置された第1ノズル及び第2ノズルの、ノズル軸に直交する方向への位置ずれを、請求項1~6のいずれか1項に記載の測定治具を用いて測定する測定方法であって、
前記第1ノズルと前記第2ノズルとの間において、互いの当接面同士が面接触した状態で重なり合うように前記第1板体及び前記第2板体を配置する配置ステップと、
前記係合ピンが前記係合穴と係合した状態において、前記第1挿入ピンを前記第1ノズルに挿入し、前記第2挿入ピンを前記第2ノズルに挿入する挿入ステップと、
前記第1板体の前記第2板体に対する、前記係合穴に沿った移動と前記係合ピン回りの回動とを含む変位に応じて、前記第1ノズル及び前記第2ノズルの前記位置ずれを測定する測定ステップと、を含む、測定方法。
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