JP7178383B2 - エレベーター及びおもり側プーリ - Google Patents

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    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/043Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts

Description

本発明は、エレベーター及びおもり側プーリに関するものである。
エレベーターには、主ロープを巻き掛けるための各種のプーリが設けられている。プーリに関する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
特許文献1には、複数の軸受が互いに空間部を介して装着された回転軸と、軸受にボス部が装着されたプーリ本体と、回転軸と接触しないようにボス部に設けられた軸受押えとを備えたプーリが記載されている。そして、特許文献1に記載された技術では、回転軸またはボス部に空間部に連通する給油孔を設け、該給油孔から供給された油を、軸受押えと回転軸との間から排出するようにしている。
また、エレベーターの方式として、2:1ローピング方式では、釣合おもりに主ロープを巻き掛けるおもり側プーリが設置される。
図7は、釣合おもりに設けた従来のおもり側プーリを示す断面図である。
図7に示すように、おもり側プーリ200は、主軸211と、プーリ本体212と、軸受213とを有している。プーリ本体212は、ロープが巻き掛けられる巻き掛け部214と、軸受213が取り付けられるボス部215と、有している。そして、プーリ本体212は、軸受213を介して主軸211に回転可能に支持される。また、ボス部215と巻き掛け部214は、リブ15aを介して接続される。
主軸211には、給油口221と、排出口223と、給油口221及び排出口223を連通する給油路222が形成されている。給油口221から潤滑油が給油される。そして、潤滑油は、給油路222を通過して、排出口223から排出される。これにより、軸受213への給油作業が実施される。
おもり側プーリ200における主軸211の軸方向の一端部は、昇降路の壁面101を向く。そして、給油口221は、主軸211における壁面101とは反対側の端部に形成される。
特開昭61-223369号公報
しかしながら、従来の技術では、図7に示すように、軸受213に給油された潤滑油は、軸受213や主軸211の外周面から漏れ出し、巻き掛け部214の内壁面に付着していた。そして、巻き掛け部214に付着した潤滑油は、昇降路に飛散していた。そのため、従来の技術では、昇降路の壁面に飛散した潤滑油を拭き取る必要があり、給油作業時の清掃作業に時間がかかる、という問題を有していた。
本目的は、上記の問題点を考慮し、給油作業時の清掃作業を容易に行うことができるエレベーター及びおもり側プーリを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、エレベーターは、建築構造物に設けられた昇降路を昇降移動する乗りかごと、主ロープを介して乗りかごに懸架される釣合おもりと、釣合おもりに設けられて、主ロープが巻き掛けられるおもり側プーリと、を備えている。
おもり側プーリは、軸方向の端部に給油口が形成された主軸と、主軸に軸受を介して回転可能に支持されるプーリ本体と、を備えている。
プーリ本体は、軸受が取り付けられるボス部と、ボス部にリブを介して接続され、主ロープが巻き掛けられる円筒状の巻き掛け部と、巻き掛け部の軸方向の端部に設けられ、半径方向の内側に向けて突出する油受け部と、を有している。
また、おもり側プーリは、エレベーターの釣合おもりに設けられ、主ロープが巻き掛けられ、上述したおもり側プーリが適用される。
上記構成のエレベーター及びおもり側プーリによれば、給油作業時の清掃作業を容易に行うことができる。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。 第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリを示す断面図である。 第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリを示す正面図である。 第1の実施の形態例にかかるエレベーターの給油作業を示す説明図である。 第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリの油溜りを拡大して示す断面図である。 第2の実施の形態例にかかるおもり側プーリを示す断面図である。 従来のおもり側プーリを示す断面図である。
以下、エレベーター及びおもり側プーリの実施の形態例について、図1~図6を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1-1.エレベーターの構成
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、建築構造物内に形成された昇降路の上方に機械室を有しない、いわゆる機械室レスエレベーターである。また、図1に示す例では、いわゆる2:1ローピング方式のエレベーター1を示す。
エレベーター1は、昇降路100内を昇降する乗りかご2と、主ロープ3と、巻上機4と、主ロープ3を介して乗りかご2に懸架される釣合おもり5と、を有している。以下、乗りかご2及び釣合おもり5が昇降移動する方向を上下方向とする。
乗りかご2には、人や荷物を載せる。乗りかご2の上下方向の上部には、かご側プーリ2aが設けられている。かご側プーリ2aには、主ロープ3が巻き掛けられている。釣合おもり5には、おもり側プーリ10が設けられている。おもり側プーリ10には、主ロープ3が巻き掛けられている。なお、おもり側プーリ10の詳細な構成については、後述する。
巻上機4は、昇降路100の最上部に設置されたマシンビーム110に設置されている。また、巻上機4には、主ロープ3が巻き掛けられる綱車4aを有している。そして、巻上機4は、主ロープ3を介して乗りかご2及びおもり側プーリ10をつるべ式に昇降させる。
主ロープ3の一端部3aは、マシンビーム110にシンブルロッドを介してマシンビーム110に取り付けられている。主ロープ3は、マシンビーム110からかご側プーリ2aに向けて延在している。そして、主ロープ3は、一端部3aから、かご側プーリ2a、綱車4a、おもり側プーリ10の順に巻き掛けられる。
また、おもり側プーリ10から昇降路100の上方に向けて延在する他端部3bは、一端部3aと同様に、シンブルロッドを介してマシンビームに取り付けられる。巻上機4が駆動することで、乗りかご2及び釣合おもり5が昇降路100内を昇降移動する。また、釣合おもり5は、昇降路100の壁面101に沿って昇降移動する。
1-2.おもり側プーリの構成例
次に、おもり側プーリ10の構成について図2及び図3を参照して説明する。
図2は、おもり側プーリ10を示す断面図、図3は、おもり側プーリ10を示す正面図である。
図2及び図3に示すように、おもり側プーリ10は、主軸11と、プーリ本体12と、軸受13とを有している。主軸11は、円柱状に形成されている。主軸11の軸方向の両端部は、支持ブラケット9が取り付けられている。そして、主軸11は、支持ブラケット9を介して釣合おもり5に取り付けられる。
主軸11の軸方向の一端部11aは、昇降路100の壁面101に向けられる。主軸11の軸方向の他端部11bは、昇降路100の壁面101とは反対側、すなわち乗りかご2側に向けられる。また、主軸11には、給油口21と、給油路22と、排出口23が形成されている。
給油口21は、主軸11の他端部11bに形成されている。給油口21は、主軸11の他端部11bの半径方向の略中心に形成されている。排出口23は、主軸11の軸方向の中間付近において、主軸11の外周面11cに形成されている。そして、給油口21と排出口23は、給油路22を介して連通する。給油路22は、主軸11の軸方向に沿って形成されている。そして、給油路22は、主軸11の軸方向の中間付近において上下方向に分岐する。
また、主軸11の外周面11cには、プーリ本体12が軸受13を介して回転可能に支持されている。プーリ本体12は、巻き掛け部14と、ボス部15とを有している。ボス部15は、プーリ本体12の半径方向の中心部に配置され、巻き掛け部14は、プーリ本体12の半径方向の外側に配置される。ボス部15と巻き掛け部14は、リブ15aを介して接続される。
ボス部15は、円筒状に形成されている。ボス部15の筒孔15bには、軸受13が配置される。また、ボス部15及び軸受13の軸方向の両端部には、円盤状の固定部材18が配置されている。この固定部材18は、固定ボルト19によってボス部15の両端部に固定される。固定部材18は、軸受13の軸方向への移動を規制する。
また、ボス部15の外周面には、リブ15aが形成されている。リブ15aは、ボス部15の外周面における軸方向の中間部に形成される。リブ15aは、ボス部15の外周面から半径方向の外側に向けて延在する。そして、リブ15aは、ボス部15と巻き掛け部14を接続する。
巻き掛け部14は、円筒状に形成されている。巻き掛け部14の外周面には、主ロープ3が巻き掛けられる溝部14aが形成されている。また、巻き掛け部14の内壁面14bには、リブ15aが接続される。リブ15aは、内壁面1bにおける軸方向の中間部に位置する。
また、巻き掛け部14の軸方向の両端部には、油受け部16が一体に形成されている。油受け部16は、巻き掛け部14の内壁面14bから半径方向の内側に向けて突出する突起である。油受け部16は、巻き掛け部14の周方向に沿って連続して形成される。
さらに、巻き掛け部14の内壁面14bは、軸方向の中間部であるリブ15aとの接続箇所から軸方向の両端部である油受け部16にかけて半径方向の外側に向けて傾斜している。油受け部16と内壁面14bが油溜り20を形成する。
また、プーリ本体12は、鋳造により形成される。そのため、巻き掛け部14、ボス部15及び油受け部16は、一体に形成される。油受け部16を巻き掛け部14と一体に形成することで、部品点数の削減を図ることができる。
さらに、リブ15aには、清掃開口部17が開口している。清掃開口部17は、プーリ本体12を鋳造する際の、鋳抜き穴である。そのため、清掃開口部17を容易に形成することができる。
清掃開口部17は、リブ15aの周方向に間隔を空けて複数形成される。また、清掃開口部17は、リブ15aの半径方向の外側の端部、すなわち巻き掛け部14側の端部に形成される。そして、清掃開口部17の一部は、巻き掛け部14の内壁面14bに接している。清掃開口部17により、リブ15aを間に挟んで内壁面14bの軸方向の一端部側と他端部側が連通する。
1-3.おもり側プーリの給油作業
次に、上述した構成を有するおもり側プーリ10における軸受13への給油作業について図2、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、おもり側プーリ10の給油作業を示す説明図である。図5は、おもり側プーリ10の油溜り20を拡大して示す断面図である。
まず、図4に示すように、乗りかご2を昇降移動させて、乗りかご2と釣合おもり5を接近させる。乗りかご2が釣合おもり5に接近すると、乗りかご2を停止させる。そして、作業者P1は、乗りかご2の上部からおもり側プーリ10に対して給油作業を行う。
図2に示すように、潤滑油S1は、主軸11における乗りかご11側の端部である軸方向の他端部11bに形成された給油口21から給油される。給油口21から給油された潤滑油S1は、給油路22を通り、排出口23から主軸11の外周面11cに排出される。これにより、軸受13に対して潤滑油S1を給油することができる。
また、軸受13や主軸11の外周面11cから漏れ出た潤滑油S1は、図中の矢印に示すように巻き掛け部14の内壁面14bに落下する。図2及び図5に示すように、内壁面14bに落下した潤滑油S1は、油受け部16と内壁面14bで形成された油溜り20に溜まる。これにより、給油作業時に漏れ出た潤滑油S1が、おもり側プーリ10から昇降路100内に飛散することを防ぐことができる。そして、作業者P1は、油溜り20に溜まった潤滑油S1を拭き取る。
また、上述したように、内壁面14bは、その軸方向の中間部から油受け部16が形成された軸方向の端部にかけて半径方向の外側に向けて傾斜している。これにより、内壁面14bに付着した潤滑油S1を油受け部16に向けて流すことができる。
さらに、おもり側プーリ10における軸方向の一端部側は、昇降路100の壁面101に接近し、作業者P1が作業するスペースがない。そのため、図7に示す従来のおもり側プーリ200では、軸方向の一端部側に溜まった潤滑油S1を拭き取ることが困難であった。
これに対して、本例のおもり側プーリ10は、図2に示すように、リブ15aの内壁面14b側の端部に清掃開口部17を形成している。これにより、内壁面14aにおける軸方向の一端部側、すなわち昇降路100の壁面101側に溜まった潤滑油S1に対しては、清掃開口部17に手を挿入することで、容易に拭き取ることができる。その結果、おもり側プーリ10が壁面101に接近し、壁面101側から清掃作業が行えない場合でも、一方向(乗りかご2側)からおもり側プーリ10の両側の清掃作業を行うことができる。
上述した作業を行うことで清掃作業が完了し、おもり側プーリへの給油作業が完了する。このように、本例のおもり側プーリ10によれば、清掃作業を容易に行うことができ、作業時間の短縮を図ることができる。
また、本例では、油受け部16を巻き掛け部14の軸方向の両端部に形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、壁面101と対向する軸方向の一端部にのみ油受け部16を形成し、給油口21が設けられ作業者P1のアクセスが容易な軸方向の他端部には、油受け部16を形成しなくてもよい。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかるおもり側プーリについて図6を参照して説明する。
図6は、第2の実施の形態例にかかるおもり側プーリを示す断面図である。
この第2の実施の形態例にかかるおもり側プーリが、第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリ10と異なる点は、油受け部をプーリ本体とは別部材とした点である。そのため、第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリ10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図6に示すように、おもり側プーリ10Aは、主軸11と、プーリ本体12Aと、軸受13と、油受け部36とを有している。主軸11には、給油口21、給油路22及び排出口23が形成されている。プーリ本体12Aは、軸受13を介して主軸11に回転可能に支持される。プーリ本体12Aは、巻き掛け部14と、ボス部15とを有している。巻き掛け部14とボス部15は、リブ15aにより接続される。リブ15aには、清掃開口部17が開口している。
巻き掛け部14の軸方向の両端部には、油受け部36が固定ボルト37により固定されている。油受け部36は、略平板状をなすリング状に形成されている。油受け部36は、巻き掛け部14の両端部から半径方向の内側に向けて突出する。この油受け部36と巻き掛け部14の内壁面14bにより油溜り20を形成する。
また、油受け部36の固定方法としては、固定ボルト37を用いた締結固定に限定されるものではなく、溶接やリベット等その他各種の固定方法を適用してもよい。
油受け部36と巻き掛け部14の端部との間には、不図示のシール材が配置されている。これにより、油受け部36と巻き掛け部14との隙間から潤滑油S1が漏れ出ることを防ぐことができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリ10と同様であるため、それらの説明は省略する。この第2の実施の形態例にかかるおもり側プーリ10Aによっても、上述した第1の実施の形態例にかかるおもり側プーリ10と同様の作用効果を得ることができる。
なお、既存のおもり側プーリのプーリ本体に第2の実施の形態例にかかる油受け部36を固定することで、潤滑油S1の飛散を防止することができる。
本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、巻上機4を昇降路100の最上部に設置した例を説明したが、これに限定されるものではなく、巻上機4を昇降路100の最下部であるピットに設置してもよい。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…エレベーター、 2…乗りかご、 3…主ロープ、 4…巻上機、 5…釣合おもり、 10、10A…おもり側プーリ、 11…主軸、 11a…一端部、 11b…他端部、 11c…外周面、 12、12A…プーリ本体、 13…軸受、 14…巻き掛け部、 14a…溝部、 14b…内壁面、 15…ボス部、 15a…リブ、 15b…筒孔、 16、36…油受け部、 17…清掃開口部、20…油溜り、 21…給油口、 22…給油路、 23…排出口、 100…昇降路、 101…壁面、 S1…潤滑油

Claims (9)

  1. 建築構造物に設けられた昇降路を昇降移動する乗りかごと、
    主ロープを介して前記乗りかごに懸架される釣合おもりと、
    前記釣合おもりに設けられて、前記主ロープが巻き掛けられるおもり側プーリと、を備え、
    前記おもり側プーリは、
    軸方向の端部に給油口が形成された主軸と、
    前記主軸に軸受を介して回転可能に支持されるプーリ本体と、を備え、
    前記プーリ本体は、
    前記軸受が取り付けられるボス部と、
    前記ボス部にリブを介して接続され、前記主ロープが巻き掛けられる円筒状の巻き掛け部と、
    前記巻き掛け部の軸方向の端部に設けられ、半径方向の内側に向けて突出する油受け部と、
    を有するエレベーター。
  2. 前記主軸は、その軸方向の一端部が前記昇降路の壁面に対向し、前記給油口が形成された前記主軸の軸方向の他端部が前記昇降路の壁面とは反対側に向けて配置され、
    前記リブにおける前記巻き掛け部側の端部には、前記巻き掛け部の内壁面における軸方向の一端部と他端部を連通させる清掃開口部が開口している
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. 前記油受け部は、少なくとも前記巻き掛け部における前記昇降路の壁面と対向する一端部に設けられる
    請求項2に記載のエレベーター。
  4. 前記油受け部は、前記巻き掛け部の軸方向の両端部に設けられる
    請求項3に記載のエレベーター。
  5. 前記プーリ本体は、鋳造により形成され、
    前記清掃開口部は、前記プーリ本体を鋳造する際の鋳抜き穴である
    請求項2に記載のエレベーター。
  6. 前記巻き掛け部の内壁面は、前記軸方向の中間部から前記油受け部が設けられた端部にかけて半径方向の外側に向けて傾斜している
    請求項1に記載のエレベーター。
  7. 前記油受け部は、前記巻き掛け部の内壁面から突出する突起であり、前記巻き掛け部と一体に形成される
    請求項1から6のいずれか1項に記載のエレベーター。
  8. 前記油受け部は、前記巻き掛け部の端部に固定される
    請求項1から6のいずれか1項に記載のエレベーター。
  9. エレベーターの釣合おもりに設けられ、主ロープが巻き掛けられるおもり側プーリであって、
    軸方向の端部に給油口が形成された主軸と、
    前記主軸に軸受を介して回転可能に支持されるプーリ本体と、を備え、
    前記プーリ本体は、
    前記軸受が取り付けられるボス部と、
    前記ボス部にリブを介して接続され、前記主ロープが巻き掛けられる円筒状の巻き掛け部と、
    前記巻き掛け部の軸方向の端部に設けられ、半径方向の内側に向けて突出する油受け部と、
    を有するおもり側プーリ。
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