JP7178000B2 - 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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この発明は、画像形成装置本体やプロセスカートリッジに対して着脱可能に設置される粉体収納容器と、それを備えたプロセスカートリッジ、及び、画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、トナー(粉体)が収納されたトナー容器(粉体収納容器)を、画像形成装置本体又はプロセスカートリッジ(着脱部材)に対して着脱可能に設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献1には、ユーザーが画像形成装置本体(又は、プロセスカートリッジ)の現像装置にトナー容器をセットするとき(又は、取り外すとき)に、トナー容器に設置された操作部材(操作部)を操作することによって現像装置側の開閉シャッタを開閉させて、トナー容器側の排出口と現像装置側の流入口とを連通させたり連通を遮断したりする技術が開示されている。
上述した従来の技術は、粉体収納容器が装着されていない状態の画像形成装置又は着脱部材に操作者が手を触れてしまって、粉体収納容器が装着される側の開閉シャッタが誤って開放されてしまい、流入口から外部にトナーが漏れてしまったり、流入口から内部に異物が混入してしまったりする不具合が生じる可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粉体収納容器が装着されていない状態の画像形成装置又は着脱部材に操作者が手を触れてしまっても、粉体収納容器が装着される側の開閉シャッタが誤って開放される不具合が生じにくい、粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における粉体収納容器は、粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、前記排出口を開閉する容器側シャッタと、前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、を備え、前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、前記回動部が前記被嵌合部に嵌合した状態で前記回動部とともに前記被嵌合部が回動して前記流入口とともに前記排出口を開放した状態であるときに、前記回動部と前記被嵌合部とが嵌合する方向と、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に着脱する方向と、が略直交するように構成されたものである。
本発明によれば、粉体収納容器が装着されていない状態の画像形成装置又は着脱部材に操作者が手を触れてしまっても、粉体収納容器が装着される側の開閉シャッタが誤って開放される不具合が生じにくい、粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 プロセスカートリッジとトナー容器とを示す概略図である。 (A)画像形成装置を示す斜視図と、(B)開閉カバーが開放された状態の画像形成装置を示す斜視図と、である。 トナー容器がプロセスカートリッジに装着された状態を示す斜視図である。 プロセスカートリッジからトナー容器を分離した状態を示す斜視図である。 プロセスカートリッジを示す斜視図である。 トナー容器を下方から示す斜視図であって、第1容器側シャッタ(排出口)が開放された状態を示す図である。 トナー容器を回収口側から示す斜視図であって、第2容器側シャッタ(回収口)が閉鎖された状態を示す図である。 トナー容器の内部を示す概略図である。 トナー容器におけるトナー回収部を示す概略図である。 プロセスカートリッジにおける第2被嵌合部の近傍を示す拡大斜視図である。 第2開閉シャッタの開閉機構の動作を示す斜視図である。 第2容器側シャッタ及び第2開閉シャッタの開閉動作を示す概略図である。 プロセスカートリッジにおける第1被嵌合部の近傍を示す拡大斜視図である。 第1開閉シャッタの開閉機構の動作を示す斜視図である。 第1容器側シャッタ及び第1開閉シャッタの開閉動作を示す概略図である。 トナー容器におけるトナー収納部の内部を示す概略上面図である。 貫通軸部材と第1回動部と第2回動部とを示す斜視図である。 第1回動部(第2回動部)が第1被嵌合部(第2被嵌合部)に嵌合する動作を示す概略図である。 狙いの位置から回動した状態の第1被嵌合部(第2被嵌合部)に第1回動部(第2回動部)が嵌合する動作を示す概略図である。 変形例1としての、トナー容器を示す斜視図である。 変形例2としての、トナー容器の回収口の近傍を示す概略拡大図である。 図22のトナー容器に設置された可撓性シート部材が搬送スクリュに接触した状態を示す拡大図である。 図22のトナー容器への可撓性シート部材の別の貼着方法を示す図である。 変形例3としての、(A)トナー容器に後から穴部を形成した状態を示す斜視図と、(B)その穴部を封止部材で覆った状態を示す斜視図と、である。 図25のトナー容器の穴部の近傍を示す拡大断面図である。 図25(A)のものとは別の位置に穴部を形成したトナー容器を示す斜視図である。 変形例4としての、トナー容器を示す斜視図である。 トナー容器の非互換形状部と、画像形成装置本体の本体側非互換形状部と、を示す概略図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタ、1は表面にトナー像が形成される感光体ドラム、7はパソコンなどの入力装置から入力された画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム1上に照射する露光部(書込み部)、を示す。
また、9は感光体ドラム1の表面に担持されたトナー像を転写ニップ部(転写位置)に搬送されるシートPに転写する転写ローラ、10は感光体ドラム1と帯電ローラ4と現像装置5とクリーニング装置2と廃トナー搬送部6とが一体化されたプロセスカートリッジ、12は用紙等のシートPが収納された給紙装置(給紙カセット)、を示す。
また、16は感光体ドラム1と転写ローラ9とが当接する転写ニップ部に向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30は粉体収納容器としてのトナー容器(粉体収納容器)、を示す。
ここで、感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ4、現像装置5、クリーニング装置2、廃トナー搬送部6、などが配設されている。そして、これらの部材(感光体ドラム1、帯電ローラ4、現像装置5、クリーニング装置2、廃トナー搬送部6、である。)は、プロセスカートリッジ10(着脱部材、着脱装置、着脱ユニット)として一体化されていて、画像形成装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。プロセスカートリッジ10は、一定の交換サイクルで新品のものに交換されることになる。
また、着脱部材としてのプロセスカートリッジ10(現像装置5)の上方には、粉体収納容器としてのトナー容器30が、画像形成装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。トナー容器30の内部(トナー収納部31)には、粉体としてのトナー(新品のトナーである。)が収納されている。そして、トナー容器30から現像装置5の内部に向けてトナーが適宜に補給されることになる。トナー容器30は、その内部に収容されたトナーが空になると(又は、現像装置5の内部に収容されたトナーが空になると)、新品のものに交換されることになる。なお、本実施の形態におけるトナー容器30には、新品のトナーが収納されたトナー収納部31(粉体収納部)の他に、粉体としての廃トナーが回収される廃トナー回収部32(粉体回収部)が設けられているが、これについては後で詳しく説明する。
図1及び図2を用いて、画像形成装置100における、通常の画像形成時の動作について説明する。
図1を参照して、まず、パソコン等の入力装置から画像形成装置100の露光部7に画像情報が送信されると、露光部7からその画像情報に基づいた露光光L(レーザ光)が、感光体ドラム1の表面に向けて発せられる。
一方、感光体ドラム1は、矢印方向(時計方向)に回転している。そして、まず、感光体ドラム1の表面は、帯電ローラ4との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム1上には、帯電電位(-900V程度である。)が形成される。その後、帯電された感光体ドラム1の表面は、露光光Lの照射位置に達する。そして、露光光Lが照射された部分の電位が潜像電位(0~-100V程度である。)となって、感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面は、現像装置5との対向位置に達する。そして、現像装置5から感光体ドラム1上にトナーが供給されて、感光体ドラム1上の潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程である。)。
なお、図2に示すように、現像装置5は、現像ローラ5a、2つの現像搬送スクリュ5b、5c、ドクターブレード5d、などで構成されている。現像装置5の内部にはトナー(1成分現像剤)が収容されている。また、現像装置5のトナーの消費に応じて、トナー容器30(トナー収納部31)の排出口36から現像装置5の流入口64を介して現像装置5内にトナーが補給される。そして、補給されたトナーは、現像搬送スクリュ5b、5cによって、もともと収容されていたトナーとともに撹拌されながら、長手方向(図2の紙面垂直方向である。)に循環搬送される。そして、一方の現像搬送スクリュ5bによって搬送されるトナーの一部が現像ローラ5aに汲み上げられて、現像ローラ5aに汲み上げられたトナーがドクターブレード5dによって適量化された後に、感光体ドラム1との対向位置(現像領域)に達する。このとき、現像ローラ5a上のトナーは、ドクターブレード5dとの摺接によって摩擦帯電することになる。そして、現像領域で、適量化されたトナーが感光体ドラム1上の静電潜像に付着して、感光体ドラム1上にトナー像が形成されることになる。なお、現像ローラ5aと2つの現像搬送スクリュ5b、5cとは、画像形成装置本体100に設置された駆動モータから駆動を受けて、それぞれ図2の矢印方向に回転駆動される。
その後、現像工程後の感光体ドラム1の表面は、転写ローラ9との転写ニップ部(転写位置)に達する。そして、転写ローラ9との転写ニップ部で、電源部から転写ローラ9に転写バイアス(トナーの極性とは異なる極性のバイアスである。)が印可されることによって、レジストローラ16により搬送されたシートP上に、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が転写される(転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム1の表面は、クリーニング装置2との対向位置に達する。そして、この位置で、クリーニングブレード2aによって感光体ドラム1上に残存する未転写トナーが機械的に除去されて、クリーニング装置2内に回収される(クリーニング工程である。)。
こうして、感光体ドラム1上における一連の作像プロセスが終了する。
なお、クリーニング装置2の内部に回収された未転写トナーは、クリーニング装置2内に設置された回収スクリュ2bによって幅方向(回転軸方向)の一端側に搬送されて、廃トナー搬送部6(廃トナー搬送コイル6aが内設されている。)によって図2の斜め右上方に搬送された後に、廃トナー搬送部6の流出口74からトナー容器30の回収口37を介してトナー容器30(廃トナー回収部32)の内部に廃トナーとして回収される。
新品のトナー容器30は、トナー収納部31に新品のトナーが充填されていて、廃トナー回収部32が空の状態になっていることになる。
一方、感光体ドラム1と転写ローラ9との転写ニップ部(転写位置)に搬送されるシートPは、次のように動作する。
まず、給紙装置12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給紙ローラ15によって、搬送経路に向けて給送される。
その後、シートPは、レジストローラ16の位置に達する。そして、レジストローラ16の位置に達したシートPは、感光体ドラム1上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップ部(転写ローラ9と感光体ドラム1との当接位置である。)に向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写ニップ部(転写ローラ9)の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着されたシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体100から排出されて、排紙トレイ上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、本実施の形態における画像形成装置100は、図3(A)に示すように、複数の外装カバーで覆われている。そして、図3(B)に示すように、前方の外装カバーの一部が、回動可能に形成された開閉カバー90として構成されている。
詳しくは、開閉カバー90は、支軸90a(回転中心軸)を中心にして回動可能に、画像形成装置本体100に保持されている。そして、開閉カバー90は、支軸90aを中心に図1の反時計方向に回動することで閉鎖状態(図1、図3(A)の状態である。)になったり、支軸90aを中心に図1の時計方向に回動することで開放状態(図3(B)の状態である。)になったり、することになる。
そして、本実施の形態では、図3(B)に示すように、開閉カバー90が開放状態であるときに、トナー容器30(粉体収納容器)が画像形成装置本体100に対して着脱可能に露呈するように構成されている。そして、開閉カバー90を開放した状態で、トナー容器30のみ(図7の状態のものである。)を新品のものに交換したり、トナー容器30とプロセスカートリッジ10とを同時に新品のもの(図4の状態のものである。)に交換したり、することになる。
また、図1に示すように、開閉カバー90を閉鎖した状態で、先に図1を用いて説明した画像形成プロセス(プリント動作)がおこなわれることになる。
以下、本実施の形態において特徴的な、トナー容器30(粉体収納容器)の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、本実施の形態において、粉体収納容器としてのトナー容器30は、プロセスカートリッジ10に対して着脱可能に設置されるように構成されている。特に、本実施の形態において、トナー容器30は、プロセスカートリッジ10が画像形成装置100に対して装着された状態であっても取り外された状態であっても、プロセスカートリッジ10に対して着脱できるように構成されている。
ここで、先に図3等を用いて説明したように、本実施の形態において、トナー容器30は、プロセスカートリッジ10が装着された状態の画像形成装置本体100に対して、着脱可能に設置されている。したがって、粉体収納容器としてのトナー容器30は、画像形成装置本体100に対して間接的に着脱可能に設置されるものであるとも言える。
なお、本実施の形態では、画像形成装置本体100に対してトナー容器30が間接的に着脱可能に設置されるように構成したが、画像形成装置本体100に対してトナー容器30が直接的に着脱可能に設置されるように構成することもできる。
また、プロセスカートリッジ10は、画像形成装置本体100に着脱可能な着脱部材であるが、プロセスカートリッジ以外にも、現像装置が着脱部材として機能しても良いし、別の装置が着脱部材として機能しても良い。そして、トナー容器30(粉体収納容器)をプロセスカートリッジ以外の着脱部材に対して着脱可能に構成することもできる。
さらに補足すると、トナー容器30はプロセスカートリッジ10に装着された状態のまま、図4に示すような1つの着脱ユニット(トナー容器30及びプロセスカートリッジ10)として、画像形成装置本体100に対して着脱可能に設置されることになる。また、図5に示すように、トナー容器30を所定方向(図5の白矢印方向である。)に移動させてプロセスカートリッジ10に装着することもできるし、トナー容器30をその逆方向に移動させてプロセスカートリッジ10から取り外すこともできる。トナー容器30は、図7に示すように単独の状態でも、流通することになる。同様に、プロセスカートリッジ10も、図6に示すように単独の状態でも流通することになる。
プロセスカートリッジ10(又は、画像形成装置本体100)に対してトナー容器30を着脱するときには、ユーザーなどの操作者は、トナー容器30の操作方向手前側(+X方向である。)に設置された取っ手38(図2~図5を参照できる。)を掴んだ状態で、トナー容器30を引き出したり押し込んだりすることになる。なお、この取っ手38は、可倒式のものであって、起立した状態(図4、図5の状態である。)のままトナー容器30が画像形成装置本体100に装着されてしまっても、開閉カバー90が開放状態から閉鎖される動作に連動して、開閉カバー90に押動されてトナー容器30の外装部に沿うように収納されることになる。
なお、図5等に示すように、トナー容器30には複数の位置決め部49、50とガイド部51(図7、図8参照)とが形成されていて、プロセスカートリッジ10にも複数のガイド溝77、79やガイド受部78が形成されていて、それらが嵌合しながらプロセスカートリッジ10におけるトナー容器30の着脱や位置決めがおこなわれることになる。
詳しくは、トナー容器30の幅方向一端側(+Y方向)に突起状に形成された2つの位置決め部49、50(位置決め突起)が、それぞれ、プロセスカートリッジ10の幅方向一端側に形成されたガイド受部78とガイド溝79とに案内されるとともに、トナー容器30の幅方向他端側(-Y方向)に形成されたガイド部51(+X方向に向けて上方に傾斜するように形成された略矩形状の凸部である。)が、プロセスカートリッジ10の幅方向他端側に形成されたガイド溝77に案内されながら、プロセスカートリッジ10に対してトナー容器30の装着がおこなわれる。そして、位置決め部49、50がガイド受部78やガイド溝79の終端に嵌合して、ガイド部51がガイド溝77の終端に嵌合する位置で、プロセスカートリッジ10におけるトナー容器30の位置が定められることになる。
なお、一方の位置決め部49(第1位置決め部)は、トナーを撹拌する第1撹拌部材33(図2、図9等参照)へ画像形成装置からの駆動を入力させるカップリング33c(図17参照)を囲むように周囲に立設されている突起である。また、他方の位置決め部50(第2位置決め部)は、搬送スクリュ35(図2、図9等参照)を回転駆動するためのカップリングギアを囲むように周囲に立設されている突起である。このように、画像形成装置からの駆動を受け入れる入力部を位置決め部49、50の近傍(内部)に設けることで、駆動入力をより確実にすることができる。
また、プロセスカートリッジ10の底部には、トナー容器30(プロセスカートリッジ10に装着された状態のトナー容器30である。)の底部と対向する略板状の底面部70(底板)が設けられている。この底面部70は、トナー容器30が装着される側の、幅方向両端部(幅方向中央部を除く部分である。)にそれぞれ設けられている。このような底面部70をプロセスカートリッジ10に設けることで、トナー容器30とプロセスカートリッジ10とが、より一体感をもってセットされることになる。
ここで、トナー容器30(粉体収納容器)には、排出口36、回収口37、容器側シャッタとしての第1容器側シャッタ40、第2容器側シャッタ41、などが設けられている。
トナー容器30の排出口36は、図2、図7、図9、図16等を参照して、トナー容器30(トナー収納部31)の内部に収納された粉体としてのトナーを現像装置5に向けて排出するための開口である。排出口36は、トナー容器30がプロセスカートリッジ10にセットされた状態であるとき、現像装置5の流入口64(搬送回転体としての第2現像搬送スクリュ5cの上方に形成された開口である。)に連通するものである。
トナー容器30の回収口37は、図2、図8、図10、図13等を参照して、トナー容器30の外部から粉体としての廃トナー(未転写トナー)を受け入れて回収するための開口である。回収口37は、トナー容器30がプロセスカートリッジ10にセットされた状態であるとき、廃トナー搬送部6の流出口74(廃トナー搬送部6の下流側端部の底面に形成された開口であって、図5、図6をも参照できる。)に連通するものである。
なお、本実施の形態におけるトナー容器30は、図2、図9、図10等を参照して、排出口36から排出されるトナー(粉体)が収容された粉体収納部としてのトナー収納部31と、回収口37から受け入れた廃トナー(粉体)が回収される粉体回収部としての廃トナー回収部32と、が壁部を隔てて仕切られている。
なお、図8に示すように、トナー容器30(トナー収納部31)の天井面の幅方向端部には、トナー収納部31の内部に連通するエア抜き穴30bと、エア抜き穴30bを覆うトナーフィルタ55と、が設けられている。このように構成することにより、トナー容器30(トナー収納部31)内からトナーが噴き出すことなく、トナー容器30(トナー収納部31)の内圧が高まる不具合が抑止されることになる。
また、トナー収納部31(粉体収納部)には、図2、図9の時計方向に回転駆動される補給スクリュ34や、図2、図9の時計方向に回転駆動される第1撹拌部材33(アジテータ)や、第1撹拌部材33との接触によって図2、図9の反時計方向に回転駆動される第2撹拌部材44(コイル状撹拌部材)、などが設置されている。
補給スクリュ34は、その駆動タイミングと回転時間とが制御されて、トナー収納部31に収納されたトナーを排出口36から狙いの量だけ排出するためのものである。
第1撹拌部材33(アジテータ)は、所定方向に回転して、トナー収納部31の内部に収納されたトナーが凝集しないように撹拌するものである。図9に示すように、第1撹拌部材33は、回転軸方向の中央を跨るように配置された板状の当接部33b(剛体部)、当接部33bに沿うように貼着された可撓性部材33a(薄板状のマイラーなどで形成されている。)、などで構成されている。第1撹拌部材33は、その軸方向両端部がそれぞれ、軸受を介してトナー容器30の筐体に回転可能に支持されている。
第2撹拌部材44は、第1撹拌部材33によって充分に撹拌できないトナー収納部31の領域を撹拌するためのものである。第2撹拌部材44(コイル状撹拌部材)は、図17を参照して、コイル中心が偏心するように形成された複数の分割コイル部からなるコイル状部材45や、コイル状部材45を保持する中空部材46(軸部材)などからなる。また、中空部材46には軸部材としての貫通軸部材47(第1容器側シャッタ40と第2容器側シャッタ41とを連動して開閉する機構の1部品である。)が挿通されている。
廃トナー回収部32(粉体回収部)には、図2の反時計方向に回転駆動される搬送回転体としての搬送スクリュ35(廃トナー搬送スクリュ)などが設置されている。搬送スクリュ35は、回収口37から流入された廃トナーがその近傍に堆積することなく廃トナー回収部32の内部に均等に回収されるように、廃トナーを搬送するものである。
本実施の形態では、トナー容器30がプロセスカートリッジ10(又は、画像形成装置本体100)に装着された状態で、操作者が操作部としてのレバー39を回動することにより、第1容器側シャッタ40(排出口36)の開閉動作と第2容器側シャッタ41(回収口37)の開閉動作とが同じタイミングでおこなわれるとともに、プロセスカートリッジ10の流入口64と流出口74との開閉動作も同じタイミングでおこなわれる。そのため、第1、第2容器側シャッタ40、41、及び、第1、第2開閉シャッタ63、73の開閉不良を抑止することができる。
レバー39(操作部)は、画像形成装置本体100にトナー容器30が装着された状態で、開閉カバー90が開放されると、図3(B)に示すように外部に露呈するように(操作者が操作できるように)、配置されている。
詳しくは、図8、図12、図13に示すように、トナー容器30には、レバー39が一体的に形成されていてレバー39とともに回動する第2回動部43が設けられている。この第2回動部43は、プロセスカートリッジ10側に設けられている略円弧状の第2被嵌合部71(図11~図13、図17等参照)に嵌合可能に形成されている。第2被嵌合部71は、回動可能に形成されるとともに、回動することにより第2開閉シャッタ73を開閉させるものである。
第2回動部43は、円形の一部が略円弧状にかけたように形成されている。具体的に、第2回動部43には、第2被嵌合部71に嵌合する円形部43dや、円形部43dから突出するように形成された突出部43bや、後述する第2突起部75(図11参照)に接触することにより第2被嵌合部71の回動制限を解除する第2接触部43a、などが形成されている。また、突出部43bには、後述するように第2板状ケース部76(図11参照)を挟むことができるように凹部43cが形成されている。
なお、第2接触部43aは、第2回動部43の円弧状にかけた部分の縁部に近い部分であって、プロセスカートリッジ10への装着方向に沿って先端部に向けて高さ(肉厚)が漸減するような傾斜面43a1(テーパ部)が設けられている。そして、プロセスカートリッジ10へのトナー容器32の装着動作に連動して、第2接触部43aの傾斜面43a1と、第2突起部75に設けられた傾斜面75a(テーパ部)と、が摺動しながら第2突起部75がスムーズに押動されて第2被嵌合部71の回動制限が解除されることになる。
そして、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着されるときに、第2回動部43がガイド部80(図11参照)に沿うように移動されて、図12(A)、図13(A)に示すように、トナー容器側の第2回動部43がプロセスカートリッジ10の第2被嵌合部71を挟み、第2回動部43と第2被嵌合部71とが嵌合する。このとき、第2回動部43内に第2被嵌合部71が入り込んだ状態になる。そして、図12(B)、図13(B)に示すように、トナー容器30は、プロセスカートリッジ10側の第2被嵌合部71が嵌合された状態でレバー39が回動されると、第2回動部43が第2被嵌合部71とともに回動して、プロセスカートリッジ10に対する嵌合が完了する。そして、トナー容器30をプロセスカートリッジ10から引き抜く方向に移動することができなくなる。
また、レバー39の操作によって第2回動部43が第2被嵌合部71とともに図12(A)、図13(A)の状態から図12(B)、図13(B)の状態に回動する。第2回動部43と第2被嵌合部71とが回動することで、プロセスカートリッジ10側の第2被嵌合部71に繋がっている第2リンク機構72が連動して、プロセスカートリッジ10側の第2開閉シャッタ73を開放する方向に移動して流出口74の開放がおこなわれる。さらに、そのように開放方向に移動する第2開閉シャッタ73の押動部73a(図13参照)に押動されて、トナー容器30側の第2容器側シャッタ41が開放する方向に移動して回収口37の開放がおこなわれる。そして、プロセスカートリッジ10側の流出口74と、トナー容器30側の回収口37と、が第2開閉シャッタ73の開口部73a(図13参照)を介して連通して、プロセスカートリッジ10からトナー容器30(廃トナー回収部32)への廃トナーの受け渡しが可能になる。
これに対して、プロセスカートリッジ10に対してトナー容器30を取り外すときには、レバー39の逆方向の回動操作にともない第2回動部43が逆方向に回動して、第2回動部43の回動に連動して第2リンク機構72が移動する。そして、第2リンク機構72の移動によって、第2開閉シャッタ73(流出口74)の閉鎖がおこなわれるとともに、第2開閉シャッタ73の押動部73aに押動されて第2容器側シャッタ41(回収口37)の閉鎖がおこなわれることになる。そして、トナー容器30側の第2回動部43と、プロセスカートリッジ10側の第2被嵌合部71と、の嵌合が解除されることになる。
なお、本実施の形態では、第2開閉シャッタ73の押動部73aに押動されて第2容器側シャッタ41(回収口37)の閉鎖がおこなわれるように構成したが、第2容器側シャッタ41を閉鎖方向に付勢する付勢部材(例えば、圧縮スプリング)を設置することもできる。その場合、プロセスカートリッジ10に対してトナー容器30を取り外すときには、レバー39の逆方向の回動操作にともない第2回動部43が逆方向に回動することによって、第2リンク機構72が連動して、第2開閉シャッタ73(流出口74)の閉鎖がおこなわれるとともに、付勢部材の付勢力によって第2容器側シャッタ41(回収口37)の閉鎖がおこなわれることになる。そのため、第2容器側シャッタ41(回収口37)の開放がおこなわれるときには、付勢部材の付勢力に抗するように、第2容器側シャッタ41が第2開閉シャッタ73の押動部73aに押動されることになる。
他方、図5、図15~図18に示すように、トナー容器30には、レバー39(及び、第2回動部43)に対して幅方向の反対側に、第1回動部42(回動部)が設けられている。第1回動部42は、貫通軸部材47(軸部材)を介して第2回動部43に接続されてレバー39(及び、第2回動部43、貫通軸部材47)とともに回動する。この第1回動部42(回動部)は、プロセスカートリッジ10側に設けられている略円弧状の第1被嵌合部61(図14~図16等参照)に嵌合可能に形成されている。第1被嵌合部61は、回動可能に形成されるとともに、回動することにより第1開閉シャッタ63を開閉させるものである。
第1回動部42は、円形の一部が略円弧状にかけたように形成されている。具体的に、第1回動部42には、第1被嵌合部61に嵌合する円形部42dや、円形部42dから突出するように形成された突出部42bや、後述する第1突起部65(図14参照)に接触することにより第1被嵌合部61の回動制限を解除する第1接触部42a、などが形成されている。また、突出部42bには、後述するように第1板状ケース部66(図14参照)を挟むことができるように凹部42cが形成されている。
なお、第1接触部42aは、第1回動部42の円弧状にかけた部分の縁部に近い部分であって、プロセスカートリッジ10への装着方向に沿って先端部に向けて高さ(肉厚)が漸減するような傾斜面42a1(テーパ部)が設けられている。そして、プロセスカートリッジ10へのトナー容器32の装着動作に連動して、第1接触部42aの傾斜面42a1と、第1突起部65に設けられた傾斜面65a(テーパ部)と、が摺動しながら第1突起部65がスムーズに押動されて第1被嵌合部61の回動制限が解除されることになる。
そして、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着されるときに、第1回動部42がガイド部81(図14参照)に沿うように移動されて、図15(A)、図16(A)に示すように、トナー容器側の第1回動部42がプロセスカートリッジ10の第1被嵌合部61を挟み、第1回動部42と第1被嵌合部61とが嵌合する。このとき、第1回動部42内に第1被嵌合部61が入り込んだ状態になる。そして、図15(B)、図16(B)に示すように、トナー容器30は、プロセスカートリッジ10側の第1被嵌合部61が嵌合された状態でレバー39(及び第2回動部43)が回動されると、貫通軸部材47を介して第1回動部42が第1被嵌合部61とともに回動して、プロセスカートリッジ10に対する嵌合が完了する。そして、トナー容器30をプロセスカートリッジ10から引き抜く方向に移動することができなくなる。
また、レバー39の操作によって第1回動部42が第1被嵌合部61とともに図15(A)、図16(A)の状態から図15(B)、図16(B)の状態に回動する。第1回動部42と第1被嵌合部61とが回動することで、プロセスカートリッジ10側の第1被嵌合部61に繋がっている第1リンク機構62が連動して、プロセスカートリッジ10側の第1開閉シャッタ63を開放する方向に移動して流入口64の開放がおこなわれる。さらに、そのように開放方向に移動する第1開閉シャッタ63の押動部63aに押動されて、トナー容器30側の第1容器側シャッタ40が開放する方向に移動して排出口36の開放がおこなわれる。そして、プロセスカートリッジ10側の流入口64と、トナー容器30側の排出口36と、が第2開閉シャッタ63の開口部63a(図16参照)を介して連通して、トナー容器30(トナー収納部31)からプロセスカートリッジ10(現像装置5)への新品トナーの受け渡しが可能になる。
これに対して、プロセスカートリッジ10に対してトナー容器30を取り外すときには、レバー39の逆方向の回動操作にともない第1回動部42が逆方向に回動して、第1回動部42の回動に連動して第1リンク機構62が移動する。そして、第1リンク機構62の移動によって、第1開閉シャッタ63(流入口64)の閉鎖がおこなわれるとともに、第1開閉シャッタ63の押動部63aに押動されて第1容器側シャッタ40(排出口36)の閉鎖がおこなわれることになる。そして、トナー容器30側の第1回動部42と、プロセスカートリッジ10側の第1被嵌合部61と、の嵌合が解除されることになる。
なお、本実施の形態では、第1開閉シャッタ63の押動部63aに押動されて第1容器側シャッタ40(排出口36)の閉鎖がおこなわれるように構成したが、先に説明した第2容器側シャッタ41と同様に、第1容器側シャッタ40を閉鎖方向に付勢する付勢部材(例えば、圧縮スプリング)を設置することもできる。
ここで、本実施の形態では、レバー39が倒れた状態(図5の状態である。)のままトナー容器30が画像形成装置本体100に装着されてしまっても、開閉カバー90が開放状態から閉鎖される動作に連動して、レバー39が開閉カバー90の押動部材91(図3(B)を参照できる。)に押動されて、排出口36を第1容器側シャッタ40で開放する動作(及び、流入口64を開放する動作)と、回収口37を第2容器側シャッタ41で開放する動作(及び、流出口74を開放する動作)と、が同時におこなわれることになる。これにより、トナー容器30のセット不良が防止されることになる。
また、押動部材91は、起立した状態(図3(B)の状態である。)で開閉カバー90に固定されたものではなく、起立した状態と倒れた状態とを切替可能な可倒式のものである。そして、押動部材91は、工場出荷時には、倒れた状態にされる。押動部材91が倒れた状態であるときには、開閉カバー90が閉鎖状態であっても、レバー39(図4のように倒れた状態のものである。)が押動部材91に押動されずに排出口36や回収口37が閉鎖された状態のままになる。そして、そのように排出口36や回収口37がシャッタ40、41で閉鎖されたトナー容器30が装着された状態で、画像形成装置100が工場出荷されることになる。そのため、画像形成装置本体100とトナー容器30とを別々に梱包して工場出荷するような手間がかからず、輸送時の振動などによって画像形成装置本体100に装着されたトナー容器30からトナーが漏れる不具合も抑止されることになる。
そして、ユーザー先などでの着荷時には、ユーザー(又は、サービスマン)によって、倒れた状態にあった押動部材91を起立した状態に回動させる作業がおこなわれることになる。このような作業は、開閉カバー90が開放された状態(シャッタ40、41は閉鎖状態のままである。)でおこなわれるものである。そして、押動部材91を起立させた後に開閉カバー90を閉鎖するだけでシャッタ40、41が開放されて、トナー容器30から空の現像装置5にトナーが供給されて、現像装置5が使用可能な状態になる。
以下、本実施の形態における粉体収納容器としてのトナー容器30において、さらに特徴的な構成・動作について詳述する。
先に図11~図17等を用いて説明したように、本実施の形態におけるトナー容器30(粉体収納容器)には、内部に収納されたトナー(粉体)を排出するための排出口36と、排出口36を開閉する容器側シャッタとしての第1容器側シャッタ40と、レバー39(操作部)の操作に連動して回動する回動部としての第1回動部42と、が設置されている。
さらに、トナー容器30には、内部を貫通する貫通軸部材47と、外部からトナーを受け入れて回収するための回収口37と、回収口37を開閉する第2容器側シャッタ41と、第1回動部42に貫通軸部材47を介して接続されてレバー39(操作部)の操作に連動して第1回動部42とともに回動する第2回動部43と、が設置されている。
ここで、本実施の形態において、貫通軸部材47は、図17に示すように、第2撹拌部材44における中空部材46の中空部46aに挿通されている。そして、貫通軸部材47と第2撹拌部材44(中空部材46)とは一体的に回転しないように構成されている。
具体的に、貫通軸部材47の軸断面は円形であって、中空部材46の中空部46aの穴断面は、その軸径よりも僅かに大きな穴径となる円形である。このような構成により、トナー収納部31内のトナーを撹拌する第2撹拌部材44の回転とは無関係に、第1、第2回動部42、43(第1、第2容器側シャッタ40、41、及び、第1、第2開閉シャッタ63、73)を連動して回動させるための貫通軸部材47の回動(レバー39の手動操作にともなう回動である。)をおこなうことができる。
なお、本実施の形態では、操作部としてのレバー39を第2回動部43に一体的に形成したが、レバー39(操作部)を第1回動部42(回動部)に一体的に形成することもできる。
他方、プロセスカートリッジ10(着脱部材)には、流入口64、流出口74、開閉シャッタとしての第1開閉シャッタ63、第2開閉シャッタ73、被嵌合部としての第1被嵌合部61、第2被嵌合部71、制限部材(第1制限部材)としての第1突起部65、第2制限部材としての第2突起部75、が設けられている。
プロセスカートリッジ10の流入口64は、トナー容器30が装着された状態でトナー容器30の排出口36に連通可能に形成されている。
プロセスカートリッジ10の流出口74は、トナー容器30が装着された状態でトナー容器30の回収口37に連通可能に形成されている。
プロセスカートリッジ10の第1開閉シャッタ63は、流入口64を開閉するものである。そして、第1開閉シャッタ63は、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着された状態で、流入口64の開放(又は、閉鎖)にともない第1容器側シャッタ40を押動してトナー容器30の排出口36を開放(又は、閉鎖)する。
プロセスカートリッジ10の第2開閉シャッタ73は、流出口74を開閉するものである。そして、第2開閉シャッタ73は、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着された状態で、流出口74の開放(又は、閉鎖)にともない第2容器側シャッタ41を押動してトナー容器30の回収口37を開放(又は、閉鎖)する。
また、プロセスカートリッジ10の第1被嵌合部61は、支軸G(貫通軸部材47の軸心に略一致する回転中心軸であって、図16を参照できる。)を中心に回動可能に形成されている。また、第1被嵌合部61は、第1回動部42に嵌合可能に形成されている。
また、プロセスカートリッジ10の第2被嵌合部71は、支軸G(貫通軸部材47の軸心に略一致する回転中心軸であって、図13を参照できる。)を中心に回動可能に形成されている。また、第2被嵌合部71は、第2回動部43に嵌合可能に形成されている。
ここで、本実施の形態におけるプロセスカートリッジ10には、図14、図19等に示すように、第1被嵌合部61の回動を制限する第1制限部材としての第1突起部65が設けられている。
第1突起部65は、第1被嵌合部61が回動可能に支持されたプロセスカートリッジ10の第1板状ケース部66(プロセスカートリッジ10の筐体60(側板)の一部である。)に設けられており、第1板状ケース部材66からプロセスカートリッジ10の内側に向けて突出するように形成されている。第1突起部65は、根元部を中心に弾性変形可能に形成されていて、図14、図19(A)に示すように、第1被嵌合部61に嵌合して第1被嵌合部61が回動しないように規制するものである。
そして、第1回動部42には、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、第1突起部65(制限部材)に接触することにより第1被嵌合部61の回動の制限を解除する第1接触部42a(接触部)が設けられている。
レバー39(操作部)の操作に連動して、第1被嵌合部61に嵌合した状態の第1回動部42が第1被嵌合部61を回動させ、第1開閉シャッタ63と第1容器側シャッタ40とを移動させることにより、流入口64と排出口36とが開放可能となる。
すなわち、図19(A)~(C)に示すように、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、第1突起部65(制限部材)が第1回動部42の接触部としての第1接触部42a(図18に示すように、略V字状に形成されている。)に押動されて、第1被嵌合部61の回動の制限が解除されることになる。
詳しくは、図19(A)に示すように、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着されていないときには、第1突起部65が第1被嵌合部61に係合していて、第1被嵌合部61が回動しないように制限されている。そして、プロセスカートリッジ10へのトナー容器30の装着動作にともない、第1被嵌合部61に向けて第1回動部42が白矢印方向に移動していくと、やがて図19(B)に示すように、第1回動部42の第1接触部42aが、第1突起部65の先端のテーパ部(図19において、左方から右方にかけて下方に向けて傾斜する傾斜面である。)に接触する。そして、第1回動部42の移動がさらに進むと、テーパ部に作用する力によって第1突起部65が弾性変形して、第1被嵌合部61の回動の制限が解除される。他方、第1回動部42は、第1突起部65のテーパ部の傾斜に沿うように、第1突起部65を弾性変形させながら白矢印方向にスムーズに移動することになる。
そして、図19(C)(及び、図15(A)、図16(A))に示すように、第1回動部42が第1被嵌合部61に嵌合することになる。これにより、第1被嵌合部61が第1回動部42とともに回動可能な状態になる。このとき、第1突起部65は、第1回動部42に押動されて弾性変形した状態(図19(C)の状態である。)を維持することになる。
そして、図16(A)、(B)に示すように、第1回動部42が第1被嵌合部61に嵌合した状態で、レバー39(操作部)の操作に連動して第1回動部42とともに第1被嵌合部61が回動して、第1被嵌合部61の回動に連動して第1開閉シャッタ63を移動させて流入口64とともに排出口36を開放することになる。
なお、トナー容器30がプロセスカートリッジ10から取り外されるときには、上述した装着時のものに対して逆の動作がおこなわれて、第1突起部65によって第1被嵌合部61が回動しないように制限されることになる。
このように、本実施の形態では、トナー容器30が装着されていない状態のプロセスカートリッジ10の第1被嵌合部61などに操作者が手を触れてしまっても、第1突起部65によって第1被嵌合部61の回動が制限されているため、第1開閉シャッタ63が誤って開放されてしまう不具合が生じにくくなる。そのため、プロセスカートリッジ10の流入口64から外部にトナーが漏れてしまったり、流入口64からプロセスカートリッジ10の内部に異物が混入してしまったりする不具合も生じにくくなる。
ここで、本実施の形態では、図15、図18に示すように、第1回動部42の円形部42dから径方向に突出する突出部42bが設けられており、その突出部の42bの先端側に、径中心方向に開口する凹部42cが形成されている。そして、図19に示すように、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着される動作に連動して、第1回動部42における突出部42bの凹部42cが、第1板状ケース部66(図14をも参照できる。)を挟んだ状態で、第1回動部42が第1突起部65を押して、第1被嵌合部61の回動の制限が解除されることになる。
このように、第1回動部42によって第1板状ケース部66を変形しないように挟み込んだ状態で、第1接触部42aで押動して第1突起部65を弾性変形させることで、第1突起部65が第1板状ケース部66に対して確実に相対的に変形して、第1被嵌合部61が回動することの制限が確実に解除されることになる。すなわち、第1回動部42による押動によって第1突起部65が弾性変形するときに、それにともなうように第1板状ケース部66が同じ変形方向に湾曲してしまうと、第1突起部65が第1板状ケース部66に対して相対的にほとんど変形せずに、第1被嵌合部61が回動することの制限の解除が不充分になってしまう可能性がある。これに対して、本実施の形態では、第1板状ケース部66の変形を抑えているため、そのような不具合が生じにくくなる。
他方、本実施の形態におけるプロセスカートリッジ10には、図11、図19等に示すように、第2被嵌合部71の回動を制限する第2制限部材としての第2突起部75が設けられている。
第2突起部75は、第2被嵌合部71が回動可能に支持されたプロセスカートリッジ10の第2板状ケース部76(プロセスカートリッジ10の筐体60(側板)の一部である。)に設けられており、第2板状ケース部材76からプロセスカートリッジ10の内側に向けて突出するように形成されている。第2突起部75は、根元部を中心に弾性変形可能に形成されていて、図11、図19(A)に示すように、第2被嵌合部71に嵌合して第2被嵌合部71が回動しないように規制するものである。
そして、第2回動部43には、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、第2突起部75(第2制限部材)に接触することにより第2被嵌合部71の回動制限を解除する第2接触部43aが設けられている。
レバー39の操作に連動して、第2被嵌合部71に嵌合した状態の第2回動部43が第2被嵌合部71を回動させ、第2開閉シャッタ73と第2容器側シャッタ41とを移動させることにより、流出口74と回収口37とが開放可能となる。
すなわち、図19(A)~(C)に示すように、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着される動作に連動して、第2回動部43の第2接触部43aが第2突起部75(第2制限部材)を押動して、第2被嵌合部71の回動制限が解除されることになる。このときの第2突起部75の詳しい動作は、先に説明した第1突起部65のものと同様である。
そして、図19(C)(及び、図12(A)、図13(A))に示すように、第2回動部43が第2被嵌合部71に嵌合することになる。これにより、第2被嵌合部71が第2回動部43とともに回動可能な状態になる。このとき、第2突起部75は、第2回動部43に押動されて弾性変形した状態(図19(C)の状態である。)を維持することになる。
そして、図13(A)、(B)に示すように、第2回動部43が第2被嵌合部71に嵌合した状態で、レバー39(操作部)の操作に連動して第2回動部43とともに第2被嵌合部71が回動して、第2被嵌合部71の回動に連動して第2開閉シャッタ73を移動させて流出口74とともに回収口37を開放することになる。
なお、トナー容器30がプロセスカートリッジ10から取り外されるときには、上述した装着時のものに対して逆の動作がおこなわれて、第2突起部75によって第2被嵌合部71が回動しないように制限されることになる。
このように、本実施の形態では、トナー容器30が装着されていない状態のプロセスカートリッジ10の第2被嵌合部71などに操作者が手を触れてしまっても、第2突起部75によって第2被嵌合部71の回動が制限されているため、第2開閉シャッタ73が誤って開放されてしまう不具合が生じにくくなる。そのため、プロセスカートリッジ10の流出口74から外部に廃トナーが漏れてしまう不具合も生じにくくなる。
ここで、本実施の形態では、図12に示すように、第2回動部43の円形部43dから径方向に突出する突出部43bが設けられており、その突出部の43bの先端側に、径中心方向に開口する凹部43cが形成されている。そして、図19に示すように、トナー容器30がプロセスカートリッジ10に装着される動作に連動して、第2回動部43における突出部43bの凹部43cが、第2板状ケース部76(図11をも参照できる。)を挟んだ状態で、第2突起部75が第2回動部43を押して、第2被嵌合部71の回動制限が解除されることになる。
このように、第2回動部43によって第2板状ケース部76を変形しないように挟み込んだ状態で、第2接触部43aで押動して第2突起部75を弾性変形させることで、第2突起部75が第2板状ケース部76に対して確実に相対的に変形して、第2被嵌合部71の回動制限が確実に解除されることになる。すなわち、第2回動部43による押動によって第2突起部75が弾性変形するときに、それにともなうように第2板状ケース部76が同じ変形方向に湾曲してしまうと、第2突起部75が第2板状ケース部76に対して相対的にほとんど変形せずに、第2被嵌合部71の回動制限の解除が不充分になってしまう可能性がある。これに対して、本実施の形態では、第2板状ケース部76の変形を抑えているため、そのような不具合が生じにくくなる。
ここで、図16(B)等に示すように、本実施の形態では、第1回動部42が第1被嵌合部61に嵌合した状態で、第1回動部42とともに第1被嵌合部61が回動して流入口64とともに排出口36を開放した状態であるときに、第1回動部42と第1被嵌合部61とが嵌合する方向(図16(B)の上下方向である。)と、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に着脱する方向(図16(B)の左右方向であって、破線白矢印で示す方向である。)と、が略直交するように構成されている。
このように構成することにより、トナー容器30をプロセスカートリッジ10から離脱させる方向に力を加えても、第1回動部42とともに第1被嵌合部61を図19(B)の時計方向に回動するような力が作用しにくいため、装着されたトナー容器30をプロセスカートリッジ10から引き抜きにくくなる。したがって、プロセスカートリッジ10に装着されたトナー容器30がプロセスカートリッジ10から誤って離脱する不具合を軽減することができる。
また、図13(B)等に示すように、本実施の形態では、第2回動部43が第2被嵌合部71に嵌合した状態で、第2回動部43とともに第2被嵌合部71が回動して流出口74とともに回収口37を開放した状態であるときに、第2回動部43と第2被嵌合部71とが嵌合する方向(図13(B)の上下方向である。)と、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に着脱する方向(図13(B)の左右方向であって、破線白矢印で示す方向である。)と、が略直交するように構成されている。
このように構成することにより、トナー容器30をプロセスカートリッジ10から離脱させる方向に力を加えても、第2回動部43とともに第2被嵌合部71を図13(B)の反時計方向に回動するような力が作用しにくいため、装着されたトナー容器30をプロセスカートリッジ10から引き抜きにくくなる。したがって、プロセスカートリッジ10に装着されたトナー容器30がプロセスカートリッジ10から誤って離脱する不具合を軽減することができる。
また、図20を参照して、本実施の形態では、第1被嵌合部61が狙いの位置(図20(A)の破線で示す位置であって、第1突起部65で正常に回動が停止される位置である。)に対して回動した状態であっても、図20(B)、(C)に示すように、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、第1回動部42が第1被嵌合部61を狙いの位置に回動させるように押動しながら第1被嵌合部61に嵌合することになる。
同様に、第2被嵌合部71が狙いの位置(図20(A)の破線で示す位置であって、第2突起部75で正常に回動が停止される位置である。)に対して回動した状態であっても、図20(B)、(C)に示すように、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、第2回動部43が第2被嵌合部71を狙いの位置に回動させるように押動しながら第2被嵌合部71に嵌合することになる。
これは、略円弧状に形成された第1、第2被嵌合部61、71と、略円弧状の切欠きが形成された第1、第2回動部42、43と、によるものである。
このように構成することで、何らかの外力が作用して第1、第2突起部65、75による制限が解除されてしまい第1、第2被嵌合部61、71の回動方向の姿勢が狙いのものから大きくずれてしまっても(例えば、完全に開放時の姿勢になってしまっていても)、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に正常に装着することが可能になる。
<変形例1>
図21は、変形例1としての、トナー容器30を示す斜視図である。
本実施の形態におけるトナー容器30は、先に図17等を用いて説明したように、第1回動部42と第2回動部43(レバー39が一体的に形成されている。)とを接続する軸部材47(貫通軸部材である。)が、トナー容器30の内部を貫通するように構成されている。
これに対して、図21に示すように、変形例1におけるトナー容器30は、第1回動部42と第2回動部43とを接続する軸部材47が、トナー容器30の外部に露呈する軸部材として構成されている。
このような場合であっても、本実施の形態のものと同様に第1、第2突起部65、75を設けることで、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
<変形例2>
図22は、変形例2としてのトナー容器30(廃トナー回収部32)の回収口37の近傍を示す概略拡大図であって、プロセスカートリッジ10(廃トナー搬送部6)の流出口74が回収口37に連通した状態を示す図である。また、図23は、そのトナー容器30(廃トナー回収部32)に設置された可撓性シート部材95が搬送スクリュ35に接触した状態を示す拡大図である。
図22、図23に示すように、変形例2におけるトナー容器30の廃トナー回収部32にも、本実施の形態のものと同様に、搬送回転体としての搬送スクリュ35が設置されている。搬送スクリュ35は、その軸部35aに対して、回転軸方向(軸方向)にスクリュ35bが螺旋状に巻装されている。そして、搬送スクリュ35は、トナーカートリッジ10(廃トナー搬送部6)の回収口37から流入されたトナー(粉体)を回転軸方向に搬送して、廃トナー回収部32の内部に廃トナーとしてのトナーが均等に回収されるようにしている。
ここで、図22、図23に示すように、変形例2におけるトナー容器30には、可撓性シート部材95が設置されている。この可撓性シート部材95は、搬送スクリュ35(搬送回転体)に接触して、流出口74(回収口37)から搬送スクリュ35に至るトナーの流路H(落下経路)内で搖動するものであって、その流路H内のトナーを撹拌するためのものである。
なお、変形例2では、図22に示すように、流路H(落下経路)の左右方向(白矢印方向である。)の中心位置に対して、搬送スクリュ35の回転中心が右方(後述する可撓性シート部材95の貼着面W側から離れる方向である。)に位置するようにレイアウトされている。
変形例2において、可撓性シート部材95は、厚さが0.1mm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)などの可撓性材料からなる樹脂製のシート状部材である。可撓性シート部材95は、図22に示すように、その一部に曲げ加工による曲げ部95bが形成されて、略V字状の断面を有している。また、可撓性シート部材95は、トナー容器30単体(プロセスカートリッジ10にセットされていない状態のものである。)で、後述する流路Hより上流側のケース部分(後述する流路H内でない部分である。)を貼着面Wとして、その一端側端部が両面テープを介して貼着されている。そして、可撓性シート部材95は、その曲げ部95bが流路H(落下経路)を跨いで搬送スクリュ35の下方に位置して、その先端部95aが搬送スクリュ35の軸部35aの上方であって回収口37の近傍に位置するように配置されている。すなわち、可撓性シート部材95は、貼着面W、貼着面Wから図22の下方に延びる第1延在部95c、曲げ部95b、曲げ部95bから先端部95aまで図22の上方に延びる第2延在部95d、が形成されている。また、可撓性シート部材95は、搬送スクリュ35(軸部35a)と、流路H(落下経路)の左方の壁面と、の間に挟まれるように配置されている。
このように構成された可撓性シート部材95は、搬送スクリュ35が図の矢印方向に回転駆動されると、そのスクリュ35bに接触したり、スクリュ35bに接触することなく軸部35aに接触したり、軸部35aとスクリュ部35bとの双方に接触したりする状態を繰り返し、そのV字形状における第1延在部95cと第2延在部95dとのなす角度が変化するように白矢印方向に搖動することになる。すなわち、可撓性シート部材95は、図22において、実線で示す角度の大きなV字形状と、破線で示す角度の小さなV字形状と、に繰り返し変化することになる。換言すると、可撓性シート部材95の先端部95aが、軸部35aに直交する方向に流路H内を往復することになる。
これにより、流路H内でトナーが滞留しそうになっても、そのトナーが、白矢印方向に搖動する可撓性シート部材95によって撹拌されて、流路Hがトナーで詰まってしまう不具合が防止されることになる。特に、本実施の形態では、可撓性シート部材95を略V字状に形成しているため、搬送スクリュ35との接触によって可撓性シート部材95が複雑に変化して振動(搖動)することになるため、トナー撹拌性が向上することになる。
ここで、変形例2において、可撓性シート部材95は、図23に示すように、搬送スクリュ35のスクリュ35b(スクリュ羽)のピッチQ(スクリュピッチ)の範囲内で搬送スクリュ35に接触するように構成されている。すなわち、可撓性シート部材95は、2箇所以上の部分がスクリュ35bに接触しないように(離れたスクリュ35b部分に跨って接触しないように)、構成されている。
また、可撓性シート部材95は、スクリュ35bに対して20度以上の接触角度θで接触するように構成されている。すなわち、搬送スクリュ35を回転軸方向にみたときに、所定の巻き角度で巻装されるスクリュ35bと、可撓性シート部材95と、がなす接触角度θ(鋭角である。)は、20度以上になるように構成されている。この接触角度θが20度未満になると、搬送スクリュ35の回転により、可撓性シート部材95がスクリュ部35b(スクリュ羽)に引っ掛かり、捲れてしまうため、接触角度θは20度以上であることが望ましい。
これらの構成により、可撓性シート部材95は、搬送スクリュ35の回転にともない、軸部35aに接触することなくスクリュ35bに接触したり、スクリュ35bに接触することなく軸部35aに接触したり、軸部35aとスクリュ部35bとの双方に接触したりする状態を繰り返して、可撓性シート部材95がスクリュ部35b(スクリュ羽)に引っ掛かり捲れてしまう不具合を抑制しつつ、良好に搖動することになる。
また、変形例2において、可撓性シート部材95は、搬送スクリュ35のスクリュ35bに接触する部分の幅N(図23参照)が、スクリュ35bの根元部の幅M(図22参照)以下となるように形成されている(M>N)。このように構成することにより、上述した可撓性シート部材95の搖動が良好におこなわれるとともに、トナーの撹拌が良好におこなわれることになる。
また、変形例2において、可撓性シート部材95は、図23に示すように、その先端部95a(搬送スクリュ35に直接接触しない部分である。)が他の部分に比べて幅が大きくなるように形成されている。このように、先端部95aを略矩形状に構成することにより、流路H内のトナーを撹拌する能力がさらに向上することになる。
なお、変形例2において、可撓性シート部材95の貼着面Wは、図24(A)又は図24(B)に示すように、流路H(落下経路)内の壁面に設けることもできる。詳しくは、図24(A)では貼着面Wから下方に延在する第1延在部95cが壁面に接着されていないが、図24(B)では貼着面Wから上方に延在する第2延在部95dが設けられている。換言すると、図24(B)では、スクリュ軸35aの下方にある曲げ部95bまで壁面に貼着されている。このような場合には、プロセスカートリッジ10に対してトナー容器30を繰り返し着脱しても、貼着面Wの位置で可撓性シート部材95が捲れてしまう不具合が生じることはない。
また、変形例2では、トナー容器30の回収口37の近傍の流路H(排出口74から搬送スクリュ35に至る流路である。)のトナーを撹拌するために可撓性シート部材95を設置した。これに対して、プロセスカートリッジ10の流入口64の近傍の流路(トナー容器30の排出口36から搬送回転体としての現像搬送スクリュ5cに至る流路である。)のトナーを撹拌するために可撓性シート部材を設置することもできる。その場合、可撓性シート部材は、現像搬送スクリュ5c(回転軸方向にスクリュが螺旋状に巻装されて、流入口64から流入されたトナーを回転軸方向に搬送する搬送回転体である。)に接触して、排出口36から現像搬送スクリュ5cに至る流路(落下経路)内で搖動して、その流路内のトナーを撹拌することになる。
また、変形例2では、搬送回転体として、回転軸方向にスクリュが螺旋状に巻装された搬送スクリュ35(又は、現像搬送スクリュ5c)を用いたが、回転軸方向にコイル(所定の線径で形成されたものである。)が螺旋状に巻装されたものを用いることもできる。
そして、変形例2においても、本実施の形態のものと同様に第1、第2突起部65、75や第1、第2接触部42a、43aを設けることで、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
<変形例3>
図25(A)は、変形例3としてのトナー容器30(粉体収納容器)に後から穴部30aを形成した状態を示す斜視図であって、図25(B)は、その穴部30aを封止部材としてのシート材96で覆った状態を示す斜視図であって、それぞれ本実施の形態における図7に対応する図である。また、図26は、トナー容器30の穴部30aの近傍を示す拡大断面図である。
図25(A)に示すトナー容器30は、図7に示すような新品のトナー容器30であって、その廃トナー回収部32の底部に対応する部分に、廃トナー回収部32の内部に連通するような穴部30aを有するものである。そして、図25(B)に示すトナー容器30は、図25(A)に示すように、穴部30aが形成されたトナー容器30に対して、穴部30aを塞ぐように封止部材としてのシート材96(例えば、厚さが1mm程度のPETなどで形成されたものである。)を貼着したものである。
詳しくは、変形例3では、図25(A)、図26(A)に示すように、トナー容器30に、ボール盤や超音波カッターなどを用いて略円形の穴部30aが形成される。このように、穴部30aを形成することで、そこから廃トナーを抜き出すことが可能になる。そして、廃トナーを抜き出せるようにトナー容器30を構成することで、画像形成装置本体100やトナー容器30が正常に動作して、廃トナーが廃トナー回収部32に回収されていることを確認することができる。
そして、穴部30aがそのままでトナー容器30が画像形成装置100で使用されてしまうと、廃トナー回収部32に回収された廃トナーが穴部30aから漏出してしまうことになるため、そのような不具合が生じないように、図25(B)、図26(B)に示すように、穴部30aをシート材96で塞いでいる。
ここで、変形例3において、図25(A)、図26(A)に示すように、穴部30aは、トナー容器30(廃トナー回収部32)のケース面において、周囲から凹んだ凹部に形成されている。具体的に、この凹部は、トナー容器30の底部であって、先に図5、図6を用いて説明したプロセスカートリッジ10の底面部70に対向する箇所に設けられている。このように凹部に穴部30aを形成することにより、その後に穴部30aを塞ぐシート材96(封止部材)を設置したときに、そのシート材96がトナー容器30のケース面から突出してしまい、見栄えが悪くなったり、その突出した部分によってトナー容器30を床面などにバランスよく静置することができなくなったりする不具合が生じにくくなる。すなわち、図25(B)、図26(B)に示すように、穴部30aを塞ぐように貼着されたシート材96は、凹部内に設置されるとともに、周囲のケース面から突出しないように設置されている。
さらに換言すると、貼着されたシート材96の高さ(厚さ)は、凹部の深さよりも低くなるように形成されている。このように構成することにより、シート材96と、プロセスカートリッジ10の底面部70(図5、図6参照)と、の干渉を回避することができる。
なお、変形例3では、穴部30aを塞ぐ封止部材としてシート材96を用いたが、図26(C)に示すように、封止部材として、穴部30aに嵌め込むように形成されたキャップ97を用いることもできる。
また、変形例3では、トナー容器30(廃トナー回収部32)の底部(-Z方向)に穴部30aを形成したが、穴部30aの位置はこの位置に限定されることなく、例えば、図27において実線で示すようにトナー容器30(廃トナー回収部32)の正面部(-X方向)に穴部30aを形成することもできるし、図27において破線で示すようにトナー容器30(廃トナー回収部32)の一方の側部(+Y方向)に穴部30aを形成することもできる。図27に示す穴部30aの位置は、図25に示す穴部30aの位置と同じように、レバー39から充分に離れた位置であるため、ユーザーがレバー39を操作するときに、誤ってシート材96に触れてシート材96を剥がしてしまうような不具合が生じにくくなる。また、穴部30aの位置は、ユーザーがレバー39を操作する側ではないため、ユーザーにとっての見栄えが大きく悪くなるようなこともない。
また、変形例3において、ボール盤などを用いて穴部30aを形成するときに、ドリルなどの工具が誤って搬送スクリュ35に接触してしまわないように、穴部30aの位置は、図9の範囲R(穴部30aから工具を差し入れたときに搬送スクリュ35に当接してしまう範囲であって、例えば、搬送スクリュ35の真下や正面である。)を外すようにすることが好ましい。
なお、本実施の形態では、穴部30aの形状を略円形としたが、穴部30aの形状はこれに限定されることはなく、例えば、略矩形状にすることもできる。
そして、変形例3においても、本実施の形態のものと同様に第1、第2突起部65、75や第1、第2接触部42a、43aを設けることで、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
<変形例4>
図28は、変形例4としてのトナー容器30(粉体収納容器)を示す斜視図であって、本実施の形態における図8に対応する図である。また、図29は、トナー容器30の非互換形状部98A、98Bと、画像形成装置本体100の本体側非互換形状部120A、120Bと、を示す概略図である。
図28(A)に示すように、変形例4におけるトナー容器30は、本実施の形態のものと同様に、そのケース面の一部に非互換形状部98が設けられている。この非互換形状部98は、種類の異なるトナー容器30同士を区別するために設置されたものであって、対応する画像形成装置100とは異なる種類の画像形成装置にはトナー容器30を設置できないようにするためのものである。そのようにトナー容器30に非互換性を設ける場合としては、例えば、印刷速度(プロセス線速)が異なる別の機種に設置されるトナー容器30を区別したい場合や、カラー画像形成装置に設置される複数色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー容器30を区別したい場合や、仕向地(例えば、国内用、北米用、欧州用などの仕向地である。)が異なる機種に設置されるトナー容器30を区別したい場合などであって、トナー容器30のほとんどが共通部品化されている場合である。
変形例4におけるトナー容器30は、図28(A)、図29(A)、(B)(又は、図7、図8)を参照して、8つの突起98a1~98a8を形成可能な部分のうち、その突起の数や位置が異なる非互換形状部98A、98Bを予め何種類か製造しておいて、対応する非互換形状部98の接合部98bを、トナー容器30の被接合部に嵌合させて、ホットメルトなどによって接合することで、非互換性のあるトナー容器30としたものである。他方、画像形成装置100の側にも、対応するトナー容器30の非互換形状部98の突起98aの数や位置に対応する凹部が形成された本体側非互換形状部120が、トナー容器30がセットされる位置に設けられている。
具体例として、図29(A)に示すように、第1のトナー容器30の非互換形状部98Aには、第1、第2、第4、第7、第8突起98a1、98a2、98a4、98a7、98a8が形成されていて、第1の画像形成装置100の本体側非互換形状部120Aには、第1、第2、第4、第7、第8凹部120a1、120a2、120a4、120a7、120a8が形成されている。したがって、非互換形状部98Aと本体側非互換形状部120Aとが嵌合して、第1のトナー容器30を第1の画像形成装置100に設置できることになる。
これに対して、図29(B)に示すように、第2のトナー容器30の非互換形状部98Bには、第1、第2、第4、第5、第6突起98a1、98a2、98a4、98a5、98a6が形成されていて、第2の画像形成装置100の本体側非互換形状部120Bには、第1、第2、第4、第5、第6凹部120a1、120a2、120a4、120a5、120a6が形成されている。したがって、非互換形状部98Bと本体側非互換形状部120Bとが嵌合して、第2のトナー容器30を第2の画像形成装置100に設置できることになる。
また、第1のトナー容器30を第2の画像形成装置100に設置しようとしても、第1の非互換形状部98Aは第2の本体側非互換形状部120Bに嵌合しない。また、第2のトナー容器30を第1の画像形成装置100に設置しようとしても、第7、第8突起98a7、98a8が突き当たるため、第2の非互換形状部98Bは第1の本体側非互換形状部120Aに嵌合しない。このようなことから、第1のトナー容器30と、第2のトナー容器30と、の非互換性が担保されることになる。
しかし、そのように非互換性を有する複数種のトナー容器30を用意した場合であっても、トナー容器30を製造する場合などであって、特定の種類のトナー容器30の回収数が不足してしまっている場合などには、問題が生じない範囲で、他の種類のトナー容器30を転用したいことがある。例えば、第2のトナー容器30が不足しているような場合には、第1のトナー容器30の第1の非互換形状部98Aを第2の非互換形状部98Bに交換することで、第2の画像形成装置に設置可能な第2のトナー容器30を製造することが可能になる。
しかし、非互換形状部98がトナー容器30に強固に接合されている場合などには、そのような非互換形状部98A、98Bの付け替えが難しくなる。図28(B)、図29(C)は、そのようなときの対応策を示すものである。具体的に、第1の非互換形状部98Aを第2の本体側非互換形状部120Bに嵌合させようとするときに、第7、第8突起98a7、98a8が干渉してしまうため、図28(B)、図29(C)の例では、第1の非互換形状部98Aの第7、第8突起98a7、98a8をカッターなどで切り取っている。そして、変形例4では、突起98aが中空状に形成されていて、そのように突起98aを切り取ってしまうと、内部に通じる穴が形成されてしまうため、その穴を塞ぐようにカバー部材としてのシート部材99を非互換形状部98に貼着している。そして、図29(C)に示すように、第7、第8突起98a7、98a8を切り取った第1のトナー容器30(第1の非互換形状部98A)を、第2の画像形成装置100(第2の本体側非互換形状部120B)に設置(篏合)することが可能になる。すなわち、突起98a7、98a8が設けられていたところに穴を設けて、その穴をシート部材99で塞いでいるトナー容器30を製造できる。
そして、変形例4においても、本実施の形態のものと同様に第1、第2突起部65、75や第1、第2接触部42a、43aを設けることで、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
特に、変形例4では、複数の突起98a1~98a8のうち、先に図8を用いて説明したエア抜き穴30b(トナーフィルタ55)から充分に離れた位置にある、第7、第8突起98a7、98a8を切り取っているため、突起の切り取り作業においてトナーフィルタ55を誤って破損してしまう不具合が生じにくい。
以上説明したように、本実施の形態におけるトナー容器30(粉体収納容器)は、プロセスカートリッジ10(着脱部材)の流入口64に連通してトナー容器30(粉体収納容器)の内部に収納されたトナー(粉体)を排出する排出口36と、排出口36を開閉する第1容器側シャッタ40(容器側シャッタ)と、プロセスカートリッジ10の第1被嵌合部61(被嵌合部)に嵌合可能に構成されてレバー39(操作部)の操作に連動して回動する第1回動部42(回動部)と、が設けられている。そして、第1回動部42には、トナー容器30をプロセスカートリッジ10に装着する動作に連動して、プロセスカートリッジ10において第1被嵌合部61の回動を制限する第1突起部65(制限部材)に接触することにより第1被嵌合部61の回動の制限を解除する第1接触部42a(接触部)が設けられている。
これにより、トナー容器30が装着されていない状態のプロセスカートリッジ10に操作者が手を触れてしまっても、トナー容器30が装着される側の第1開閉シャッタ63が誤って開放される不具合が生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態においては、感光体ドラム1(像担持体)と帯電ローラ4(帯電装置)と現像装置5とクリーニング装置2と廃トナー搬送部6とが一体化されたプロセスカートリッジ10として構成されている場合に対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、これらの装置1、2、4~6が、それぞれ単体で画像形成装置本体100に対して着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。
そして、そのような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置される着脱部材(着脱ユニット)と定義する。
また、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置100に設置されるトナー容器30(粉体収納容器)に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置されるトナー容器(粉体収納容器)に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、プロセスカートリッジ10を介して画像形成装置本体100に間接的に着脱可能に設置されるトナー容器30(粉体収納容器)に対して本発明を適用したが、プロセスカートリッジを介することなく画像形成装置本体に直接的に着脱可能に設置されるトナー容器(粉体収納容器)に対しても、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、トナー(1成分現像剤)が収容された1成分現像方式の現像装置5にトナーを補給するトナー容器30(粉体収納容器)に対して本発明を適用したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収容された2成分現像方式の現像装置にトナーを補給するトナー容器(粉体収納容器)に対しても、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、粉体としてのトナー(1成分現像剤)が収容されたり回収されたりするトナー容器30(粉体収納容器)に対して本発明を適用したが、粉体としての2成分現像剤(トナーとキャリアとが混合された現像剤である。)が収容されたり回収されたりする粉体収納容器に対しても、本発明を適用することができる。その場合、現像装置は2成分現像方式のものとなる。
また、本実施の形態では、トナー収納部31と廃トナー回収部32とが一体化されたトナー容器30(粉体収納容器)に対して本発明を適用したが、トナー収納部(粉体収納部)のみからなる粉体収納容器に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「粉体収納容器」は、画像形成装置内で利用される粉体、又は、画像形成装置内で利用された粉体、を撹拌する装置である。したがって、「粉体収納容器」には、新規のトナーやキャリアを撹拌するものや、使用済みのトナーやキャリアを撹拌するものも含むものとする。
また、本願明細書等において、「幅方向」は、粉体収納容器をプロセスカートリッジに装着する方向に対して直交する方向である。粉体収納容器には、長手と短手とがあって、「幅方向」は粉体収納容器の長手方向でもある。また、「幅方向」は、回転体の軸が伸びる方向と同方向である。
また、本願明細書等において、「幅方向一端側」は、長手方向の中央部で分けて、片方を一端側として、他方を他端側としてときの、一端側である。また、本願明細書等において、「幅方向他端側」は、長手方向の中央部で分けて、片方を一端側として、他方を他端側としてときの、他端側である。
1 感光体ドラム(像担持体)、
5 現像装置、
6 廃トナー搬送部、
10 プロセスカートリッジ(着脱部材)、
30 トナー容器(粉体収納容器)、
31 トナー収納部(粉体収納部)、
32 廃トナー回収部(粉体回収部)、
33 第1撹拌部材(アジテータ)、
36 排出口、
37 回収口、
39 レバー(操作部)、
40 第1容器側シャッタ(容器側シャッタ)、
41 第2容器側シャッタ、
42 第1回動部(回動部)、
42a 第1接触部(接触部)、
42b 突出部、 42c 凹部、 42d 円形部、
43 第2回動部、
43a 第2接触部、
43b 突出部、 43c 凹部、 43d 円形部、
44 第2撹拌部材(コイル状撹拌部材)、
47 貫通軸部材(軸部材)、
60 筐体、
61 第1被嵌合部(被嵌合部)、
62 第1リンク機構、
63 第1開閉シャッタ(開閉シャッタ)、
63a 押動部、
63b 開口部、
64 流入口、
65 第1突起部(制限部材、第1制限部材)、
66 第1板状ケース部(板状ケース部)、
71 第2被嵌合部、
72 第2リンク機構、
73 第2開閉シャッタ、
73a 押動部、
73b 開口部、
74 流出口、
75 第2突起部(第2制限部材)、
76 第2板状ケース部、
100 画像形成装置。
特開2015-31865号公報

Claims (24)

  1. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記回動部が前記被嵌合部に嵌合した状態で前記回動部とともに前記被嵌合部が回動して前記流入口とともに前記排出口を開放した状態であるときに、前記回動部と前記被嵌合部とが嵌合する方向と、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に着脱する方向と、が略直交するように構成された ことを特徴とする粉体収納容器。
  2. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記制限部材は、前記被嵌合部が回動可能に支持された前記画像形成装置本体又は前記着脱部材の板状ケース部に形成され、
    前記回動部が前記板状ケース部を挟んだ状態で、前記接触部が前記制限部材を押動して前記被嵌合部の回動の制限を解除することを特徴とする粉体収納容器。
  3. 前記回動部は、
    前記被嵌合部に嵌合する円形部と、
    前記円形部から突出するように形成されて、前記板状ケース部を挟むことができるように形成された突出部と、
    を具備したことを特徴とする請求項2に記載の粉体収納容器。
  4. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記制限部材は、前記被嵌合部が回動可能に支持された前記画像形成装置本体又は前記着脱部材の板状ケース部から突出して形成された突起部であって、
    前記接触部は、当該粉体収納容器の前記画像形成装置本体又は前記着脱部材への装着方向に向けて傾斜する傾斜面を有し、
    前記傾斜面が、前記突起部に接触することにより、前記被嵌合部の回動の制限を解除することを特徴とする粉体収納容器。
  5. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記被嵌合部が狙いの位置に対して回動した状態であっても、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記回動部が前記被嵌合部を前記狙いの位置に回動させるように押動しながら前記被嵌合部に嵌合することを特徴とする粉体収納容器。
  6. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記操作部は、前記回動部に一体的に形成されたことを特徴とする粉体収納容器。
  7. 粉体が流入される流入口を開閉する開閉シャッタと、
    回動することにより前記開閉シャッタを開閉させる被嵌合部と、
    前記被嵌合部の回動を制限する制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    前記流入口に連通して、当該粉体収納容器の内部に収納された粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉する容器側シャッタと、
    前記被嵌合部に嵌合可能に構成されて、操作部の操作に連動して回動する回動部と、
    を備え、
    前記回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記制限部材に接触することにより前記被嵌合部の回動の制限を解除する接触部を具備し、
    前記画像形成装置本体又は前記着脱部材は、
    回転軸方向にスクリュ又はコイルが螺旋状に巻装されて、前記流入口から流入された粉体を回転軸方向に搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体に接触して、前記排出口から前記搬送回転体に至る粉体の流路内で搖動する可撓性シート部材と、
    を具備したことを特徴とする粉体収納容器。
  8. 前記可撓性シート部材は、前記搬送回転体の前記スクリュ又は前記コイルのピッチの範囲内で前記搬送回転体に接触するとともに、前記スクリュ又は前記コイルに対して20度以上の接触角度で接触することを特徴とする請求項7に記載の粉体収納容器。
  9. 前記可撓性シート部材は、前記搬送回転体の前記スクリュ又は前記コイルに接触する部分の幅が、前記スクリュの根元部の幅、又は、前記コイルの線径、以下となるように形成されたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の粉体収納容器。
  10. 前記操作部の操作に連動して、前記被嵌合部に嵌合した状態の前記回動部が前記被嵌合部を回動させ、前記開閉シャッタと前記容器側シャッタとを移動させることにより、前記流入口と前記排出口とが開放可能であることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれかに記載の粉体収納容器。
  11. 粉体が流出される流出口を開閉する第2開閉シャッタと、
    回動することにより前記第2開閉シャッタを開閉させる第2被嵌合部と、
    前記第2被嵌合部の回動を制限する第2制限部材と、
    を具備した、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に着脱される着脱部材、に着脱可能に設置される粉体収納容器であって、
    軸部材と、
    前記流出口に連通して、前記流出口から流出された粉体を受け入れて回収する回収口と、
    前記回収口を開閉する第2容器側シャッタと、
    前記第2被嵌合部に嵌合可能に構成されるとともに、前記回動部に前記軸部材を介して接続されて、操作部の操作に連動して回動する第2回動部と、
    を備え、
    前記第2回動部は、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記第2制限部材に接触することにより前記第2被嵌合部の回動の制限を解除する第2接触部を具備したことを特徴とする粉体収納容器。
  12. 前記操作部の操作に連動して、前記第2被嵌合部に嵌合した状態の前記第2回動部が前記第2被嵌合部を回動させ、前記第2開閉シャッタと前記第2容器側シャッタとを移動させることにより、前記流出口と前記回収口とが開放可能であることを特徴とする請求項11に記載の粉体収納容器。
  13. 前記第2回動部が前記第2被嵌合部に嵌合した状態で前記第2回動部とともに前記第2被嵌合部が回動して前記流出口とともに前記回収口を開放した状態であるときに、前記第2回動部と前記第2被嵌合部とが嵌合する方向と、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に着脱する方向と、が略直交するように構成されたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の粉体収納容器。
  14. 前記第2制限部材は、前記第2被嵌合部が回動可能に支持された前記画像形成装置本体又は前記着脱部材の第2板状ケース部に形成され、
    前記第2回動部が前記第2板状ケース部を挟んだ状態で、前記第2接触部が前記第2制限部材を押動して前記第2被嵌合部の回動の制限を解除することを特徴とする請求項11~請求項13のいずれかに記載の粉体収納容器。
  15. 前記第2回動部は、
    前記第2被嵌合部に嵌合する円形部と、
    前記円形部から突出するように形成されて、前記第2板状ケース部を挟むことができるように形成された突出部と、
    を具備したことを特徴とする請求項14に記載の粉体収納容器。
  16. 前記第2制限部材は、前記第2被嵌合部が回動可能に支持された前記画像形成装置本体又は前記着脱部材の第2板状ケース部から突出して形成された第2突起部であって、
    前記第2接触部は、当該粉体収納容器の前記画像形成装置本体又は前記着脱部材への装着方向に向けて傾斜する傾斜面を有し、
    前記傾斜面が、前記第2突起部に接触することにより、前記第2被嵌合部の回動の制限を解除することを特徴とする請求項11~請求項13のいずれかに記載の粉体収納容器。
  17. 前記第2被嵌合部が狙いの位置に対して回動した状態であっても、当該粉体収納容器を前記画像形成装置本体又は前記着脱部材に装着する動作に連動して、前記第2回動部が前記第2被嵌合部を前記狙いの位置に回動させるように押動しながら前記第2被嵌合部に嵌合することを特徴とする請求項11~請求項16のいずれかに記載の粉体収納容器。
  18. 前記操作部は、前記第2回動部に一体的に形成されたことを特徴とする請求項11~請求項17のいずれかに記載の粉体収納容器。
  19. 回転軸方向にスクリュ又はコイルが螺旋状に巻装されて、前記流入口から流入された粉体を回転軸方向に搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体に接触して、前記流出口から前記搬送回転体に至る粉体の流路内で搖動する可撓性シート部材と、
    を具備したことを特徴とする請求項11~請求項18のいずれかに記載の粉体収納容器。
  20. 前記可撓性シート部材は、前記搬送回転体の前記スクリュ又は前記コイルのピッチの範囲内で前記搬送回転体に接触するとともに、前記スクリュ又は前記コイルに対して20度以上の接触角度で接触することを特徴とする請求項19に記載の粉体収納容器。
  21. 前記可撓性シート部材は、前記搬送回転体の前記スクリュ又は前記コイルに接触する部分の幅が、前記スクリュの根元部の幅、又は、前記コイルの線径、以下となるように形成されたことを特徴とする請求項19又は請求項20に記載の粉体収納容器。
  22. 前記画像形成装置本体に対して着脱可能に設置される前記着脱部材としてのプロセスカートリッジであって、
    請求項1~請求項21のいずれかに記載の粉体収納容器を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  23. 請求項1~請求項21のいずれかに記載の粉体収納容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項22に記載のプロセスカートリッジ を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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