JP7175758B2 - 吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出器に関する。
容器の口部に装着され、操作ヘッドの押下によって内容物を吐出する吐出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2015-127226号公報
従来の吐出器では、操作ヘッドを押下することで何度でも内容物を吐出することができる。しかし、効果を発揮するために必要となる有効使用量が設定されている化粧品、美容液などを内容物とする場合などにおいては、一度の吐出で有効使用量が吐出されたことを使用者が認識できる吐出器が望まれている。また、1回の使用量が規制されている薬品などを内容物とする場合などにおいては、吐出量を規制できる吐出器が望まれている。
本発明の目的は、内容物を一度吐出した後に次の吐出を規制できる吐出器を提供することにある。
本発明の一態様に係る吐出器は、
内容物を収容する容器の口部に装着される装着キャップと、
前記装着キャップによって前記口部に装着され、操作ヘッドの押下によって前記内容物を吐出する吐出器本体と、を有し、
前記操作ヘッドは、弾性変形可能な規制片を有し、
前記装着キャップは、前記操作ヘッドの押下により、前記操作ヘッドの復帰を規制するように前記規制片と係合する係合部と、操作により、前記規制片と前記係合部との係合状態を解除するように前記規制片を押圧する解除片と、を有する。
本発明に係る吐出器は、
前記操作ヘッドを覆うように前記装着キャップに装着されるオーバーキャップを有してもよく、
前記解除片が、前記装着キャップへの前記オーバーキャップの装着に伴い、前記係合状態を解除するように前記オーバーキャップに押圧されてもよい。
本発明に係る吐出器は、前記装着キャップが、前記解除片を覆う筒状の外装体を有してもよい。
本発明によれば、内容物を一度吐出した後に次の吐出を規制できる吐出器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る吐出器を備える吐出容器を解除片が成形時の位置にある状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す吐出容器を操作ヘッドの復帰状態で示す一部断面側面図である。 図2に示す状態の吐出容器を異なる角度から視たときの側面図である。 図3に示す状態の吐出容器の上面図である。 図2に示す状態から操作ヘッドを押下したときの係合状態の吐出容器を示す一部断面側面図である。 図5に示す状態の吐出容器の上面図である。 図5に示す状態からオーバーキャップを装着するときの状態を示す一部断面側面図である。 図7に示す状態からオーバーキャップの装着によって操作ヘッドが復帰したときの状態を示す一部断面側面図である。 本発明の第2実施形態に係る吐出器を備える吐出容器を操作ヘッドの復帰状態で示す一部断面側面図である。 図9に示す状態の吐出容器を異なる角度から視たときの吐出容器の側面図である。 図9に示す状態の吐出容器の上面図である。 図9に示すキャップ部材を示し、(a)は上面図、(b)は一部断面側面図、(c)は(b)と異なる角度から視たときの一部断面側面図である。 本発明の第3実施形態に係る吐出器を備える吐出容器を操作ヘッドの復帰状態で示す一部断面側面図である。 図13に示す状態の吐出容器を異なる角度から視たときの一部断面側面図である。 図13に示す状態から操作ヘッドを押下したときの係合状態の吐出容器を示す一部断面側面図である。 図15に示す状態からオーバーキャップの装着によって操作ヘッドが復帰したときの状態を示す一部断面側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る吐出器について詳細に例示説明する。
まず、図1~図8を参照して、本発明の第1実施形態に係る吐出器について詳細に例示説明する。図1に示すように、本実施形態に係る吐出器1は、装着キャップ2及び吐出器本体3を有している。吐出器1は、容器4の口部4aに装着されて吐出容器5を構成している。吐出器本体3は、操作ヘッド11に接続されるとともに操作ヘッド11の押下によって操作ヘッド11に設けられた吐出口11cから内容物を吐出させる吐出器機構部を有している。吐出器機構部は、ステム、付勢部材、ピストン、シリンダなどを有する公知の吐出機構を利用可能である。
容器4は、筒状の口部4aと、口部4aに連なるとともに口部4aより拡径した筒状の胴部4bと、胴部4bに連なる底部4cと、を有し、内部に内容物(不図示)を収容している。内容物は、特に限定されないが、例えば、化粧品、美容液などの有効使用量が設定されているもの、又は、薬品などの1回の使用量が規制されているものであることが好ましい。
本明細書において、吐出容器5又は吐出器1について上下方向とは、口部4aの中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方は底部4cから口部4aに向かう方向であり、下方はその反対方向である。また、中心軸線Oの径方向を単に径方向ともいい、中心軸線Oの周方向を単に周方向ともいう。
装着キャップ2は、容器4の口部4aに装着される装着筒6と、装着筒6の上端部から径方向内側に延在する天壁7と、天壁7から上方に延在するとともに中心軸線Oを中心とする筒状の囲繞壁8と、を有している。装着筒6の上端部における外周面には、容器4の胴部4bと略同径の筒状をなす外壁9の上端部が一体に連なっている。
装着筒6は、口部4aに螺合可能に構成されている。なお、装着筒6は、口部4aにアンダーカット形状の乗越えによって装着されるなど、他の係合方法によって、口部4aに装着されるように構成されてもよい。
囲繞壁8の上端部における中心軸線Oを挟んで対向する2箇所には、それぞれ、解除片10の一端部がヒンジ部17を介して一体に連なっている。このように、装着キャップ2は、2つの解除片10を有している。解除片10の各々は、ヒンジ部17を中心として揺動可能に構成されている。解除片10の各々は、解除片10の一端部から解除片10の他端部まで延在する揺動板10aと、解除片10の他端部において揺動板10aと交差する方向に突出する解除凸部10bと、を有している。解除凸部10bの各々は、揺動板10aが囲繞壁8の外周面に当接する解除位置まで解除片10が揺動したときに、囲繞壁8を貫通する貫通口8aに径方向外側から入り込むように構成されている。図3及び図4に示すように、囲繞壁8の外周面には、解除片10の各々を配置可能な溝8dが設けられている。溝8dの各々は、囲繞壁8の上端面から貫通口8aまで延在している。解除凸部10bの各々は、解除位置まで揺動したときに、揺動板10aが囲繞壁8の溝8dの底面に当接するようになっている。また、解除凸部10bの各々における両側面は、揺動板10aが溝8dから径方向外側へ脱離するように移動することを規制するように、貫通口8aの両側面に摺接している。
装着キャップ2は、合成樹脂の射出成形によって一体に成形されており、その成形時には、図1に示すように解除片10の各々がその一端部より他端部の方が上方に位置する状態とされている。そして、成形後に、解除片10の各々は、解除片10が図2~図4に示すような解除位置又はその近傍に位置するように、ヒンジ部17を介して揺動させられる。なお、装着キャップ2の材料及び製法はこれに限らない。
図1に示すように、吐出器本体3は、装着キャップ2によって容器4の口部4aに装着され、操作ヘッド11の押下により、操作ヘッド11に設けられた吐出口11cから内容物を吐出するように構成されている。操作ヘッド11は、中心軸線Oを中心とする筒状の外周壁11aと、外周壁11aの上端部に連なる頂壁11bと、を有している。外周壁11aには、吐出口11cが設けられている。操作ヘッド11は、合成樹脂の射出成形によって一体に成形されている。なお、操作ヘッド11の材料及び製法はこれに限らない。また、操作ヘッド11は複数の部材で構成されてもよい。
図1及び図4に示すように、操作ヘッド11の外周壁11aの下端部における中心軸線Oを挟んで対向する2箇所には、それぞれ、規制片11dの上端部が一体に連なっている。このように、操作ヘッド11は、2つの規制片11dを有している。規制片11dの各々は、規制片11dの上端部を中心として径方向内側に揺動するように弾性変形可能である。規制片11dの各々は、規制片11dの上端部から規制片11dの下端部まで延在する弾性板11eと、規制片11dの下端部において弾性板11eと垂直に径方向外側に突出する係合凸部11fと、を有している。
図5及び図6に示すように、規制片11dの各々は、操作ヘッド11の押下により、その係合凸部11fが囲繞壁8の貫通口8aに径方向内側から入り込むように構成されている。また、囲繞壁8は、貫通口8aの各々における上面を区画する係合部8bを有している。係合部8bの各々は、操作ヘッド11の押下により、操作ヘッド11の復帰を規制するように規制片11dの係合凸部11fと係合するように構成されている。
囲繞壁8の内周面には、貫通口8aの各々から囲繞壁8の上端面まで上方に延在する縦溝8cが設けられている。縦溝8cの各々の底面は、下方に向けて径方向内側に傾斜する傾斜面となっている。縦溝8cの各々の両側面は、中心軸線Oを中心とする操作ヘッド11の回転を規制するように規制片11dと係合する回転規制部8eを構成している。操作ヘッド11の押下に伴い、規制片11dの各々は、係合凸部11fが縦溝8cの底面により径方向内側に押圧されて弾性板11eが径方向内側へ弾性変形し、係合凸部11fが貫通口8aに達すると、弾性板11eが径方向外側へ復元変形して、係合凸部11fが貫通口8aに入り込んで係合部8bと係合し、操作ヘッド11の復帰が規制される。このように、縦溝8cの各々の底面は、操作ヘッド11の押下に伴い、係合凸部11fが係合部8bを超えるまで弾性板11eを弾性変形させる押圧部8fを構成している。
係合凸部11fの各々は、貫通口8aに入り込むとき、解除片10の解除凸部10bを径方向外側に押圧し、解除片10を解除位置から径方向外側に揺動させるように構成されている。
図7及び図8に示すように、吐出器1は、操作ヘッド11を覆うように装着キャップ2に装着されるオーバーキャップ12をさらに有している。解除片10の各々は、装着キャップ2へのオーバーキャップ12の装着に伴い、規制片11dと係合部8bとの係合状態を解除するようにオーバーキャップ12に押圧されるように構成されている。
オーバーキャップ12は、中心軸線Oを中心とする筒状の周壁12aと、周壁12aの上端部を閉塞する頂部壁12bと、を有している。周壁12aの下端部における内周面には、周方向に亘って延在するとともに径方向内側に突出する環状凸部12cが設けられている。解除片10の他端部には、オーバーキャップ12の装着完了時にクリック感を生じるように環状凸部12cと係合する段差部10cが設けられている。
本実施形態に係る吐出器1によれば、操作ヘッド11の押下により内容物を一度吐出した後に、図5等に示すように、規制片11dと係合部8bとが係合して操作ヘッド11の復帰を規制することができるので、次の吐出を規制することができる。また、この状態からオーバーキャップ12を装着するだけで、図8等に示すように、解除片10を介して規制片11dを押圧して、規制片11dと係合部8bとの係合状態を解除することができる。この係合状態の解除により、吐出器本体3に設けられた付勢部材(本願実施形態ではステムに設けられている)によって操作ヘッド11が待機位置に復帰する。これにより、操作ヘッド11を再び押下することが可能になり、内容物の吐出操作が可能になる。
規制片11dと係合部8bとが係合する際には、図5に示すように、規制片11dの係合凸部11fの先端部が解除片10の解除凸部10bの先端部を径方向外側へ押圧し、解除凸部10bの両側面と貫通口8aの両側面との摩擦力に抗して、解除片10をヒンジ部17を中心として解除位置から径方向外側に向けて揺動させる。このため、規制片11dと係合部8bとの係合状態では、解除片10は、解除位置から径方向外側に向けて僅かに揺動した位置にある。この状態からオーバーキャップ12を装着すると、オーバーキャップ12に規制片11dが径方向内側へ押圧されることで、図8に示すように、解除片10が、解除凸部10bの両側面と貫通口8aの両側面との摩擦力に抗してヒンジ部17を中心として解除位置まで揺動し、この揺動に伴って解除凸部10bの先端部が係合凸部11fの先端部を径方向内側へ押圧し、係合凸部11fと係合部8bとの係合状態を解除する。
次に、図9~図12を参照して、本発明の第2実施形態に係る吐出器について詳細に例示説明する。図9~図12において、第1実施形態において図示した部分に対応する部分には同一の符号を付している。第1実施形態では2つの解除片10の各々が囲繞壁8に一体に連なっているが、本実施形態では、2つの解除片10の各々が囲繞壁8と別体に構成されている。本実施形態においても、吐出器1は、図8等に示すオーバーキャップ12を有している。
図9~図11に示すように、本実施形態では、装着キャップ2は、囲繞壁8、天壁7、装着筒6及び外壁9を備えるキャップ部材2aと、2つの解除片10を備える解除部材2bと、を有している。キャップ部材2a及び解除部材2bは、それぞれ、合成樹脂の射出成形によって一体に成形されている。なお、これらの部材の材料及び製法はこれに限らない。また、キャップ部材2a及び解除部材2bは、それぞれ、複数の部材で構成されてもよい。
図12に示すように、囲繞壁8は、2つの貫通口8aと、2つの溝8dと、を有している。囲繞壁8の内周面には、中心軸線Oを挟んで対向する2箇所にそれぞれ、回転規制部8eを構成する1対の縦リブ8gが設けられている。縦リブ8gの各々は、天壁7から囲繞壁8の上部まで延在している。また、囲繞壁8の内周面には、中心軸線Oを挟んで対向する2箇所にそれぞれ、押圧部8fを構成する3つの縦リブ8hが設けられている。縦リブ8hの各々は、貫通口8aから囲繞壁8の上部まで上方に延在している。また、縦リブ8hの各々は、下方に向けて径方向内側に傾斜する傾斜面を有している。縦リブ8hの各々における下端部により、係合部8bが構成されている。
囲繞壁8の上端部における内周面には、解除部材2bを係止するための、中心軸線Oを中心とする環状凸部8iが設けられている。環状凸部8iには、図9に示すように、解除部材2bの係止凸部13が係合しており、この係合により、解除部材2bがキャップ部材2aに固定されている。図9~図11に示すように、解除部材2bは、囲繞壁8の上端面に接する中心軸線Oを中心とする環状の天面壁14と、天面壁14の径方向内側部分から垂下する中心軸線Oを中心とする筒状の垂下壁15と、を有し、垂下壁15の外周面に周方向に亘って係止凸部13が設けられている。2つの解除片10は、天面壁14の径方向外側部分から垂下している。
本実施形態に係る吐出器1によっても、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、装着キャップ2がキャップ部材2aと別体の解除部材2bを有しているので、囲繞壁8の内周面に形成された凹凸形状など、及び操作ヘッド11に形成された規制片11dなどを上方から見えにくくし、もって、外観を向上することができる。
次に、図13~図16を参照して、本発明の第3実施形態に係る吐出器について詳細に例示説明する。図13~図16において、第2実施形態において図示した部分に対応する部分には同一の符号を付している。本実施形態では、装着キャップ2は、2つの解除片10を覆う筒状の外装体16を備える外装部材2cを有している。また、本実施形態では、外装部材2cが外壁9を有している。
図13~図14に示すように、本実施形態では、装着キャップ2は、囲繞壁8、天壁7及び装着筒6を備えるキャップ部材2aと、2つの解除片10、天面壁14及び垂下壁15を備える解除部材2bと、前述した外装部材2cと、で構成されている。キャップ部材2a、解除部材2b及び外装部材2cは、それぞれ、合成樹脂の射出成形によって一体に成形されている。なお、これらの部材の材料及び製法はこれに限らない。また、キャップ部材2a、解除部材2b及び外装部材2cは、それぞれ、複数の部材で構成されてもよい。
囲繞壁8は、第2実施形態の場合と同様の構成を有している。解除片10の各々は、揺動板10aの下端部から径方向外側に突出する突出部10dを有している。突出部10dの各々は、操作ヘッド11の押下によって規制片11dと係合部8bとが係合する際に、係合凸部11fの先端部によって解除片10の解除凸部10bの先端部が径方向外側に押圧され、解除片10が解除位置から径方向外側へ揺動することにより、図15に示すように、外装体16に設けられた開口16aを通じて外装体16の径方向外側に突出するように構成されている。
また、突出部10dの各々は、規制片11dと係合部8bとの係合状態からオーバーキャップ12を装着することにより、図16に示すように、オーバーキャップ12の周壁12aの下端部によって径方向内側へ押圧され、解除片10を解除位置へ揺動させるように構成されている。
外装体16は、外壁9の上端部から解除部材2bの天面壁14の高さまで延在する筒状の外周壁16bを有している。外周壁16bの外周面と外壁9の上端面との間には、オーバーキャップ12の装着時にオーバーキャップ12の周壁12aの下端部が当接する環状段部が設けられている。外周壁16bの下端部には、前述した2つの開口16aが設けられている。外周壁16bの内周面には、解除片10の揺動板10aを揺動可能に収容する上下方向に亘る収容溝16eが設けられている。
外周壁16bの上端部には、解除部材2bの天面壁14の上面に接する中心軸線Oを中心とする環状の上面壁16cの外周縁部が一体に連なっている。上面壁16cの内周縁部には、係合筒16dが垂設されている。係合筒16dは、解除部材2bの天面壁14の内周縁部にアンダーカット形状を介して係止されている。また、外壁9の内周面における上端部は、装着筒6の外周面における上端部にアンダーカット形状を介して係止されている。
本実施形態に係る吐出器1によっても、第2実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、外装体16によって、可動部となる2つの解除片10、及び解除片10と装着キャップ2の溝8dとの間に形成される溝状の隙間などを覆うことができるので、外面形状をシンプル化して外観を向上することができる。また、外装体16に装飾を施すことで、容易に外観を向上することもできる。
前述した本実施形態は、本発明の実施形態の一例にすぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記の実施形態において吐出器1は規制片11dと係合部8bとの係合状態を解除可能なオーバーキャップ12を有しているが、吐出器1は、このような構成に限らず、例えば、2つの解除片10を指や治具などで直接操作して規制片11dと係合部8bとの係合状態を解除してもよい。この場合、内容物充填後において、吐出器本体3の内部に存在する空気を排出する初期プライミング操作を、解除片10を治具などによって直接操作した状態で操作ヘッド11を数回押下することによって行ってもよい。
第3実施形態に係る吐出器1は、第2実施形態に係る吐出器1に外装体16を適用した構成を有している。しかし、第3実施形態に係る吐出器1は、解除片10が装着キャップ2に一体に設けられた第1実施形態に係る吐出器1に外装体16を適用した構成を有してもよい。
前記の実施形態において規制片11d、係合部8b、貫通口8a及び解除片10は2つずつ設けられているが、これらの数は2つに限らず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
1 吐出器
2 装着キャップ
2a キャップ部材
2b 解除部材
2c 外装部材
3 吐出器本体
4 容器
4a 口部
4b 胴部
4c 底部
5 吐出容器
6 装着筒
7 天壁
8 囲繞壁
8a 貫通口
8b 係合部
8c 縦溝
8d 溝
8e 回転規制部
8f 押圧部
8g 縦リブ
8h 縦リブ
8i 環状凸部
9 外壁
10 解除片
10a 揺動板
10b 解除凸部
10c 段差部
10d 突出部
11 操作ヘッド
11a 外周壁
11b 頂壁
11c 吐出口
11d 規制片
11e 弾性板
11f 係合凸部
12 オーバーキャップ
12a 周壁
12b 頂部壁
12c 環状凸部
13 係止凸部
14 天面壁
15 垂下壁
16 外装体
16a 開口
16b 外周壁
16c 上面壁
16d 係合筒
16e 収容溝
17 ヒンジ部
O 中心軸線

Claims (3)

  1. 内容物を収容する容器の口部に装着される装着キャップと、
    前記装着キャップによって前記口部に装着され、操作ヘッドの押下によって前記内容物を吐出する吐出器本体と、を有し、
    前記操作ヘッドは、弾性変形可能な規制片を有し、
    前記装着キャップは、前記操作ヘッドの押下により、前記操作ヘッドの復帰を規制するように前記規制片と係合する係合部と、操作により、前記規制片と前記係合部との係合状態を解除するように前記規制片を押圧する解除片と、を有する、吐出器。
  2. 前記操作ヘッドを覆うように前記装着キャップに装着されるオーバーキャップを有し、
    前記解除片が、前記装着キャップへの前記オーバーキャップの装着に伴い、前記係合状態を解除するように前記オーバーキャップに押圧される、請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記装着キャップが、前記解除片を覆う筒状の外装体を有する、請求項1又は2に記載の吐出器。
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