JP7126407B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
また、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、吐出規制部材は、規制解除状態において径方向に拡がる操作部を備えている。そのため、吐出規制部材の他に別途操作部を設ける必要がなく、吐出容器の構造を簡単化できる。したがって、吐出容器の製造コストを低減できる。
この構成によれば、例えば吐出規制部材が装着筒部に係止される等によって規制状態となるような場合に比べて、吐出規制部材および装着筒部を簡易な構成としやすい。したがって、吐出容器を簡易な構成としつつ、規制状態と規制解除状態とを切り替えることができる。
この構成によれば、使用者は、吐出容器を規制状態としなければ、キャップ体を容器体に装着させることができない。これにより、キャップ体を容器体から外した際に、吐出容器が規制解除状態となっていることを防止できる。したがって、キャップ体を誤って外した子供が吐出容器から内容物を吐出させてしまうことを抑制でき、よりチャイルドレジスタンス機能を向上できる。
この構成によれば、吐出規制部材のうち操作部を、ノズル部およびステムの下方移動を規制する部分として利用できる。これにより、ノズル部およびステムの下方移動を規制する部分を操作部の他に別途設ける必要がなく、吐出規制部材の構造を簡単化できる。
この構成によれば、操作部を介して吐出規制部材を下方に押圧した場合等に、吐出規制部材が規制解除状態からさらに回動することを防止できる。したがって、吐出容器を規制解除状態に安定して維持することができる。
シリンダ31は、容器軸Oと同軸に配置され、上下方向に延びる円筒状である。シリンダ31は、上下方向の両側に開口している。シリンダ31は、容器本体20の内部に挿入されている。シリンダ31の上端部には、径方向に拡がるシリンダフランジ部31aが設けられている。シリンダフランジ部31aは、容器本体20の口部24の上端部に、例えばシール部材等を介して接触している。
装着筒部33は、容器本体20の口部24に装着されている。装着筒部33は、シリンダ31の上端部に連結されている。装着筒部33は、円環板部33aと、装着筒部本体33bと、ガイド筒部33cと、を備えている。
第1ステム部材34aは、容器軸Oと同軸に配置され、上下方向に延びる円筒状である。第1ステム部材34aは、ピストン32の上側部分の径方向外側に位置している。第1ステム部材34aは、ピストン32に外嵌されて連結されている。
天板部34cは、容器軸Oと同軸に配置された円環板状である。天板部34cの径方向内側は、ピストン32の上端部によって開放可能に閉塞されている。
なお、本明細書において「ステム」とは、上方付勢状態で下方移動可能であり、かつ、下方に移動されることにより、吐出孔から内容物を吐出させることが可能な構造を有する部分である。
ノズル部本体35aは、容器軸Oと同軸に配置され、上下方向に延びる円筒状である。ノズル部本体35aは、上下方向の両側に開口している。ノズル部本体35aの下側部分は、ステム34の嵌合筒部34eに外嵌されている。ノズル部本体35aの下端部は、天板部34cの上面に接触している。ノズル部本体35aの内部は、天板部34cの径方向内側を介して、ステム34の内部およびシリンダ31の内部と連通可能である。
凹部35fの内側面のうち径方向外側を向く面には、径方向外側に突出する突出部35gが形成されている。突出部35gは、突出部35eに対して容器軸Oを挟んだ反対側に配置されている。突出部35gの形状は、長手方向(X軸方向)に対称である点を除いて、突出部35eの形状と同様である。
吸引筒37は、上端部がシリンダ31の下端部内に嵌入されている。吸引筒37は、シリンダ31から下方に突出している。吸引筒37は、両端が開口している。吸引筒37の下端部は、内容物に浸漬されている。
一対の操作部41,42は、板面が回動軸AXと平行な板状である。一対の操作部41,42は、ノズル部35を径方向のうちの長手方向(X軸方向)に挟んでいる。一対の操作部41,42は、回動軸AXから回動軸AXと直交する方向の両側に延びている。
軸部44,45は、回動軸AXと同軸に配置された円柱状である。軸部44と軸部45とは、同様の形状である。軸部44,45は、凹部35d,35fの内部における下端部に嵌合されている。軸部44,45の上方には突出部35e,35gが位置している。突出部35e,35gによって、軸部44,45の上方への移動が規制されている。一対の軸部44,45のそれぞれが、一対の凹部35d,35fのそれぞれに嵌合されていることで、一対の操作部41,42は、それぞれノズル部35に対して回動軸AX回りに回動可能に係止されている。
一対の操作部41,42は、規制解除状態において、係合突起49の下方に位置する部分を有する。規制解除状態において係合突起49は、操作部41,42に対して操作部41,42の上方から係合している。
吐出容器10を使用する使用者は、まず、キャップ体12を容器体11から取り外す。ここで、キャップ体12が容器体11に装着された状態においては、吐出容器10は、規制状態となっている。そのため、ノズル部35およびステム34を下方へと移動させることが規制されており、使用者は、吐出容器10から内容物を吐出させることができない。そのため、使用者は、キャップ体12を取り外した後に、吐出容器10を規制解除状態にする必要がある。
これに対して、本実施形態によれば、吐出規制部材40を回動軸AX回りに回動させることによって、吐出容器10の状態を比較的容易に規制解除状態とできる。したがって、大人等の適正な使用者であれば、吐出容器10を規制解除状態にしやすく、比較的容易に吐出容器10から内容物を吐出させることができる。
吐出規制部材は、操作部以外の箇所が装着筒部に接触して、ノズル部およびステムの下方への移動を規制してもよい。吐出規制部材は、規制状態において装着筒部の外周面または容器本体の外周面等に係止されることで、ノズル部およびステムの下方への移動を規制してもよい。この場合、吐出規制部材を回動させることで、吐出規制部材の係止が外れて、吐出容器が規制解除状態となる。回動軸AXは、上下方向と交差する方向であれば、上下方向と直交していなくてもよい。吐出規制部材には、凸部が形成されていなくてもよい。ノズル部の外周面には、回動規制部および係合突起のいずれか一方または両方が形成されていなくてもよい。
吐出器は、ステムを下方に移動させることによって内容物が吐出孔から吐出される構成であるならば、特に限定されない。吐出器は、蓄圧式以外の方式の吐出器であってもよい。ステムは、上方付勢状態で下方移動可能であり、かつ、下方に移動されることにより、吐出孔から内容物を吐出させることが可能であるならば、どのような構造であってもよい。
なお、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
Claims (4)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体、および前記内容物が吐出される吐出孔が設けられ、前記容器本体の口部に装着された吐出器を備える容器体を備え、
前記吐出器は、
上方付勢状態で下方移動可能なステムと、
前記ステムに固定され、前記吐出孔を有するノズル部と、
前記容器本体の口部に装着された装着筒部と、
を備え、かつ、前記ステムが下方に移動されることにより、前記吐出孔から前記内容物を吐出し、
前記ノズル部には、前記容器本体の容器軸方向と交差する回動軸回りに回動可能に吐出規制部材が取り付けられており、
前記吐出規制部材を回動させることで、前記ノズル部および前記ステムの下方への移動を規制する規制状態と、前記ノズル部および前記ステムの下方への移動を許容する規制解除状態と、の間で切り替え可能であり、
前記吐出規制部材は、
前記規制解除状態において、前記容器本体における容器軸の径方向に拡がる一対の操作部と、
前記一対の操作部同士を連結する連結部と、
を備え、
前記一対の操作部は、
板面が前記回動軸と平行な板状であり、
前記ノズル部を前記容器軸の径方向に挟み、
それぞれ前記ノズル部に対して前記回動軸回りに回動可能に係止され、かつ、
前記規制状態において前記装着筒部の上方から前記装着筒部に接触し、
前記一対の操作部が前記ノズル部を挟む方向は、前記回動軸が延びる方向であることを特徴とする吐出容器。 - 前記吐出規制部材は、前記規制状態において前記装着筒部の上方から前記装着筒部に接触し、前記規制解除状態において前記装着筒部の上方に離れることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
- 前記容器体に着脱自在に装着され、前記吐出器を覆う有頂筒状のキャップ体をさらに備え、
前記吐出規制部材は、前記規制解除状態において、前記キャップ体の内径よりも径方向外側に位置する部分を有し、前記キャップ体の前記容器体への装着を規制することを特徴とする請求項1または2に記載の吐出容器。 - 前記ノズル部の外周面には、前記規制解除状態において前記吐出規制部材に下方から接触し、前記吐出規制部材の回動を規制する回動規制部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の吐出容器。
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JP2006335469A (ja) | 2005-05-30 | 2006-12-14 | Hiroshi Doi | ストッパー付き手押し出しポンプ容器 |
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2018
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