JP7171395B2 - 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7171395B2
JP7171395B2 JP2018225250A JP2018225250A JP7171395B2 JP 7171395 B2 JP7171395 B2 JP 7171395B2 JP 2018225250 A JP2018225250 A JP 2018225250A JP 2018225250 A JP2018225250 A JP 2018225250A JP 7171395 B2 JP7171395 B2 JP 7171395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrophotographic photoreceptor
photosensitive member
cylindrical electrophotographic
electrophotographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020086383A (ja
JP2020086383A5 (ja
Inventor
弘憲 大脇
康裕 川井
直晃 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018225250A priority Critical patent/JP7171395B2/ja
Publication of JP2020086383A publication Critical patent/JP2020086383A/ja
Publication of JP2020086383A5 publication Critical patent/JP2020086383A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7171395B2 publication Critical patent/JP7171395B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法に関する。
電子写真感光体としては、感光層を円筒状基体上に設けてなる円筒状電子写真感光体(以下、単に「電子写真感光体」ともいう。)が一般的である。また、電子写真感光体の中でも、光導電性物質(電荷発生物質や電荷輸送物質)として有機材料を用いた感光層を設けてなる有機電子写真感光体が広く普及している。有機電子写真感光体としては、高感度および材料設計の多様性の利点から、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とを積層してなる積層型感光層を有する電子写真感光体が主流である。
電子写真感光体は、画像形成プロセスにおいて、帯電、露光、現像、転写、クリーニングおよび除電の各工程の繰り返しサイクルにおいて用いられる。特に、転写工程後の電子写真感光体の表面に存在する残存トナーを除去するクリーニング工程は、鮮明な画像を得るうえで重要な工程である。このクリーニングの方法としては、ゴム製のクリーニングブレードを電子写真感光体に圧接し、残存トナーを掻き取る方法が一般的である。
しかしながら、優れたクリーニング性を示すクリーニングブレードは、電子写真感光体の表面との摩擦力が大きいため、駆動トルクの増大や、クリーニングブレードの微小な振動によるトナーのすり抜けや、クリーニングブレードの反転の問題が発生しやすい。また、近年の画像の高画質化の流れを受けたトナーの小粒径化および高機能化によるクリーニング性能への影響も、問題点として取り上げられている。
上述した問題点を解決する方法として、電子写真感光体の表面を適度に粗面化する方法がある。この方法は、電子写真感光体の表面とクリーニングブレードとの接触面積を減少させ、摩擦力を低減することに有効である。
そして、このような電子写真感光体の表面の粗面化に関しては種々の方法が知られているが、特に効果的に摩擦力を低減する方法として、電子写真感光体の表面形状を凹凸形状とする方法がある。
一般に、樹脂フィルムや樹脂成形品の表面に凹凸加工を施す従来技術は、(1)加工される樹脂を、樹脂のガラス転移温度以上に加熱する工程(加工される樹脂が熱変形しやすいように軟化させる工程)、(2)型部材(金型)を、前記樹脂のガラス転移温度以上に加熱し、加圧接触させる工程(加工される樹脂が型部材の微細形状内に侵入する工程)、(3)一定時間経過後、樹脂および型部材をガラス転移温度以下に冷却する工程(微細形状を固定化する工程)、(4)型部材を樹脂から離間する工程という一連の工程によって行われる。
このような技術を電子写真感光体に応用し、電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2014-59439号公報
従来の凹凸形状を形成する技術においては、加工される部材と型部材の間に異物が存在する可能性があり、所望の凹凸形状が得られない場合や、型部材を損傷する場合があった。そのため、凹凸形状の形成時においては、加工される部材と型部材の間に存在する異物を可能な限り排除することが求められている。そのような異物を検出する一般的な技術としては、光学的に画像を撮像し、取得した画像に基づいて異物の有無を情報処理する方法が知られている。
しかしながら、電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する場合においては、感光層の塗布液中に存在していた異物が、塗布工程において感光層の内部に取り込まれ、表面から撮像した画像からは検知されにくい場合がある。そこで、電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する場合においては、光学的に異物を検出するだけでなく、感光層内部に取り込まれ光学的には検知されにくい異物に関しても検知する必要があり、改善の余地を有していた。
上述の課題を解決する本発明は
円筒状の支持体および前記支持体上に設けられた感光層を有する円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法であって、
前記方法が、
高電圧を印加した導電性部材を前記感光層に接触させて前記導電性部材から流れる電流を測定することによって、前記感光層の層中または表面に残留する異物を検査する検査工程、および、
凹凸形状を有する型部材を前記円筒状電子写真感光体の表面に接触させて加圧し、前記円筒状電子写真感光体を軸方向と垂直な方向に回転させながら、前記円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する工程
をこの順に有する、
ことを特徴とする円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法である
また、本発明は、
円筒状の支持体および前記支持体上に設けられた感光層を有し、表面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体の製造方法であって、
前記製造方法が、
前記支持体上に前記感光層を設けて、表面に凹凸形状が形成される前の円筒状電子写真感光体を製造する工程、
高電圧を印加した導電性部材を前記感光層に接触させて前記導電性部材から流れる電流を測定することによって、前記感光層の層中または表面に残留する異物を検査する検査工程、および、
凹凸形状を有する型部材を前記円筒状電子写真感光体の表面に接触させて加圧し、前記円筒状電子写真感光体を軸方向と垂直な方向に回転させながら、前記円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する工程
をこの順に有する、
ことを特徴とする円筒状電子写真感光体の製造方法である。
本発明によれば、電子写真感光体に残留する異物を効率よく検査ができる円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法を提供する。
本発明の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法に好適に適用可能な検査装置の概略構成を示した図である。 本発明の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法示したフローチャートである。 本発明の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法示したフローチャートである。 電子写真感光体の周面に凹凸形状を形成するための圧接形状転写加工装置の例を示した図である。 電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の例を示した図である。 電子写真感光体の周面に凹凸形状を形成するための型部材の一例を示した図である。
以下に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法に好適に適用可能な検査装置の概略構成を示した図である。電子写真感光体101は、所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動され、回転過程において、電子写真感光体101に圧接された導電性部材102に高圧電源103より所定の高電圧が印加される。このとき電子写真感光体101に流れる電流を電流計104で測定することによって、電子写真感光体の感光層中に異物を検査することができる。即ち、電子写真感光体に残留する異物が無い場合は、電子写真感光体の静電容量に応じた電流が測定されるのに対し、電子写真感光体の感光層中に異物が存在した場合は、異物の部分には過大電流が流れる。このため、所定の閾値に基づいて異物の有無を検知することができる。また、図1においては、高圧電源103と電流計104を別々の機器で構成した一例を示したが、導電性部材102に所定の電圧を印加した時に高圧電源103から供給される電流をモニターしても良い。
図2は、本発明の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法示したフローチャートである。
まず、前工程として、円筒状基体に感光層を形成し、凹凸形状が形成される電子写真感光体を形成する(S1)。
感光層は、電荷輸送物質と電荷発生物質を同一の層に含有する単層型感光層であってもよいし、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とに分離した積層型(機能分離型)感光層であってもよい。電子写真特性の観点から、積層型感光層が好ましい。また、積層型感光層は、支持体側から電荷発生層、電荷輸送層の順に積層した順層型感光層であってもよいし、支持体側から電荷輸送層、電荷発生層の順に積層した逆層型感光層であってもよい。電子写真特性の観点から、順層型感光層が好ましい。また、電荷発生層を積層構成としてもよいし、電荷輸送層を積層構成としてもよい。
本発明の電子写真感光体に用いられる支持体としては、導電性を示すもの(導電性支持体)が好ましい。支持体の材質としては、例えば、鉄、銅、金、銀、アルミニウム、亜鉛、チタン、鉛、ニッケル、スズ、アンチモン、インジウム、クロム、アルミニウム合金、ステンレスなどの金属(合金)が挙げられる。また、アルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム-酸化スズ合金などを用いて真空蒸着によって形成した被膜を有する金属製支持体やプラスチック製支持体を用いることもできる。また、カーボンブラック、酸化スズ粒子、酸化チタン粒子、銀粒子などの導電性粒子をプラスチックや紙に含浸してなる支持体や、導電性結着樹脂製の支持体を用いることもできる。
支持体の表面は、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制を目的として、切削処理、粗面化処理、アルマイト処理などを施してもよい。
支持体と、後述の下引き層または感光層(電荷発生層、電荷輸送層)との間には、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制や、支持体の傷の被覆などを目的として、導電層を設けてもよい。
本発明の電子写真感光体に用いられる導電層は、カーボンブラック、導電性顔料、抵抗調節顔料などを結着樹脂とともに分散処理することによって得られる導電層用塗布液を塗布し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。また、導電層用塗布液には、加熱、紫外線照射、放射線照射などにより硬化重合する化合物を添加してもよい。導電性顔料や抵抗調節顔料などを分散させてなる導電層は、その表面が粗面化される傾向にある。
導電層の膜厚は、0.2μm以上40μm以下であることが好ましく、1μm以上35μm以下であることがより好ましく、5μm以上30μm以下であることがさらにより好ましい。
導電層に用いられる結着樹脂としては、例えば、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレンなどのビニル化合物の重合体や、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
導電性顔料および抵抗調節顔料としては、例えば、アルミニウム、亜鉛、銅、クロム、ニッケル、銀、ステンレスなどの金属(合金)の粒子や、これらをプラスチックの粒子の表面に蒸着したものなどが挙げられる。また、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、スズがドープされている酸化インジウム、アンチモンやタンタルがドープされている酸化スズなどの金属酸化物の粒子を用いることもできる。これらは、1種のみ用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。2種以上を組み合わせて用いる場合は、混合するだけでもよいし、固溶体や融着の形にしてもよい。
支持体または導電層と感光層(電荷発生層、電荷輸送層)との間には、感光層の接着性改良、塗工性改良、支持体からの電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護などを目的として、バリア機能や接着機能を有する下引き層(中間層)を設けてもよい。
下引き層は、樹脂(結着樹脂)を溶剤に溶解させることによって得られる下引き層用塗布液を塗布し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。
下引き層に用いられる樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ-N-ビニルイミダゾール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、エチレン-アクリル酸共重合体、カゼイン、ポリアミド、N-メトキシメチル化6ナイロン、共重合ナイロン、にかわ、ゼラチンなどが挙げられる。
下引き層の膜厚は、0.05μm以上7μm以下であることが好ましく、0.1μm以上2μm以下であることがより好ましい。
感光層に用いられる電荷発生物質としては、例えば、ピリリウム、チアピリリウム染料や、各種の中心金属および各種の結晶形(α、β、γ、ε、X型など)を有するフタロシアニン顔料や、アントアントロン顔料や、ジベンズピレンキノン顔料や、ピラントロン顔料や、モノアゾ、ジスアゾ、トリスアゾなどのアゾ顔料や、インジゴ顔料や、キナクリドン顔料や、非対称キノシアニン顔料や、キノシアニン顔料などが挙げられる。これら電荷発生物質は、1種のみ用いてもよく、2種以上用いてもよい。
感光層に用いられる電荷輸送物質としては、例えば、ピレン化合物、N-アルキルカルバゾール化合物、ヒドラゾン化合物、N,N-ジアルキルアニリン化合物、ジフェニルアミン化合物、トリフェニルアミン化合物、トリフェニルメタン化合物、ピラゾリン化合物、スチリル化合物、スチルベン化合物などが挙げられる。
感光層が積層型感光層である場合、電荷発生層は、電荷発生物質を結着樹脂および溶剤とともに分散処理することによって得られた電荷発生層用塗布液を塗布し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。また、電荷発生層は、電荷発生物質の蒸着膜としてもよい。
電荷発生物質と結着樹脂の質量比は、1:0.3~1:4の範囲であることが好ましい。
分散処理方法としては、例えば、ホモジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミルなどを用いる方法が挙げられる。
電荷輸送層は、電荷輸送物質および結着樹脂を溶剤に溶解させることによって得られる電荷輸送層用塗布液を塗布し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成することができる。また、単独で成膜性を有する電荷輸送物質を用いる場合は、結着樹脂を用いずに電荷輸送層を形成することもできる。
電荷発生層および電荷輸送層に用いられる結着樹脂としては、例えば、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレンなどのビニル化合物の重合体や、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
電荷発生層の膜厚は、5μm以下であることが好ましく、0.1~2μmであることがより好ましい。
電荷輸送層の膜厚は、5~50μmであることが好ましく、10~35μmであることがより好ましい。
また、電子写真感光体の耐久性の向上の観点から、電子写真感光体の表面層を架橋有機高分子で構成することが好ましい。
本発明においては、例えば、電荷発生層上の電荷輸送層を電子写真感光体の表面層として架橋有機高分子で構成することができる。また、電荷発生層上の電荷輸送層上に第二電荷輸送層または保護層として架橋有機高分子で構成された表面層を形成することができる。また、架橋有機高分子で構成された表面層に要求される特性は、膜の強度と電荷輸送能力の両立であり、その観点から、電荷輸送物質または導電性粒子と、架橋重合性のモノマー/オリゴマーとを用いて表面層を形成することが好ましい。
電荷輸送物質としては、上述の電荷輸送物質を用いることができる。また、導電性粒子としては、公知の導電性粒子を用いることができる。架橋重合性のモノマー/オリゴマーとしては、例えば、アクリロイルオキシ基やスチリル基などの連鎖重合性官能基を有する化合物や、水酸基、アルコキシシリル基、イソシアネート基などの逐次重合性官能基を有する化合物などが挙げられる。
また、膜の強度と電荷輸送能力の両立の観点から、同一分子内に電荷輸送性構造(好ましくは正孔輸送性構造)およびアクリロイルオキシ基の両方を有する化合物を用いることがより好ましい。
架橋硬化させる方法としては、例えば、熱、紫外線、放射線を用いる方法が挙げられる。
架橋有機高分子で構成された表面層の膜厚は、0.1~30μmであることが好ましく、1~10μmであることがより好ましい。
電子写真感光体の各層には、添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの劣化防止剤や、フッ素原子含有樹脂粒子、アクリル樹脂粒子などの有機樹脂粒子や、シリカ、酸化チタン、アルミナなどの無機粒子などが挙げられる。
次に、図1に示した構成の検査装置を用いて電子写真感光体の感光層中に異物の有無を検査する工程が行われる(S2)。
その後、異物が検出されなかった電子写真感光体に対して、その表面に凹凸形状を形成する工程が行われる(S3)。
この凹凸形状の形成工程は、形成するべき凹部に対応した凸部を有する型部材を電子写真感光体の周面に圧接し、形状転写を行うことにより、電子写真感光体の周面に凹凸形状を形成することができる。
図4に、電子写真感光体の周面に凹凸形状を形成するための圧接形状転写加工装置の例を示す。
図4に示す圧接形状転写加工装置によれば、被加工物である電子写真感光体401を回転させながら、その周面に連続的に型部材402を接触させ、加圧することにより、電子写真感光体401の周面に凹部や平坦部を形成することができる。
加圧部材403の材質としては、例えば、金属、金属酸化物、プラスチック、ガラスなどが挙げられる。これらの中でも、機械的強度、寸法精度、耐久性の観点から、ステンレス鋼(SUS)が好ましい。加圧部材403は、その上面に型部材402が設置される。また、下面側に設置される支持部材(不図示)および加圧システム(不図示)により、支持部材404に支持された電子写真感光体401の周面に、型部材402を所定の圧力で接触させることができる。また、支持部材404を加圧部材403に対して所定の圧力で押し付けてもよいし、支持部材404および加圧部材403を互いに押し付けてもよい。
図4に示す例は、加圧部材403を電子写真感光体401の軸方向と垂直な方向に移動させることにより、電子写真感光体401が従動または駆動回転しながら、その周面を連続的に加工する例である。さらに、加圧部材403を固定し、支持部材404を電子写真感光体401の軸方向と垂直な方向に移動させることにより、電子写真感光体401の周面を連続的に加工することもできる。または、支持部材404および加圧部材403の両者を移動させることにより、電子写真感光体401の周面を連続的に加工することもできる。
なお、形状転写を効率的に行う観点から、型部材402や電子写真感光体401を加熱することが好ましい。
型部材402としては、例えば、微細な表面加工された金属や樹脂フィルムや、シリコンウエハーなどの表面にレジストによりパターニングをしたものや、微粒子が分散された樹脂フィルムや、微細な表面形状を有する樹脂フィルムに金属コーティングを施したものなどが挙げられる。
また、電子写真感光体401に押し付けられる圧力を均一にする観点から、型部材402と加圧部材403との間に弾性体を設置することが好ましい。
図3に示すフローチャートのように、凹凸形状の形成工程(S3)の後に、再び異物の検査工程(S4)を行っても良い。異物の検査工程(S4)を行うと、凹凸形状の形成工程(S3)を行っているときに、装置内に浮遊する等の微小な異物が混入して、電子写真感光体に欠陥が発生した場合においても、その欠陥を検出し、流出を防止することができる。
<プロセスカートリッジおよび電子写真装置の構成>
図5に、本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の例を示す。
図5において、円筒状の本発明の電子写真感光体1は、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。電子写真感光体1の周面は、回転過程において、帯電手段3(一次帯電手段:例えば、帯電ローラなど)により、正または負の所定電位に均一に帯電される。次いで、均一に帯電された電子写真感光体1の周面は、露光手段(画像露光手段、不図示)から照射される露光光(画像露光光)4を受ける。このようにして、電子写真感光体1の周面には、目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
電子写真感光体1の周面に形成された静電潜像は、次いで現像手段5内のトナー(不定形トナーまたは球形トナー)で現像(正規現像または反転現像)されてトナー像が形成される。電子写真感光体1の周面に形成されたトナー像が、転写手段(例えば、転写ローラなど)6からの転写バイアスによって、転写材上に転写されていく。このとき、転写材Pは、転写材供給手段(不図示)から電子写真感光体1と転写手段6との間(当接部)に電子写真感光体1の回転と同期して取り出されて給送される。また、転写手段には、トナーの保有電荷とは逆極性のバイアス電圧がバイアス電源(不図示)から印加される。
トナー像が転写された転写材Pは、電子写真感光体の周面から分離されて定着手段8へ搬送されてトナー像の定着処理を受けることにより、画像形成物(プリント、コピー)として電子写真装置外へプリントアウトされる。
トナー像転写後の電子写真感光体1の周面は、電子写真感光体1の周面に接触配置(当接)されたクリーニングブレードを有するクリーニング手段7によって転写残トナーなどの付着物の除去を受けて清浄面化される。さらに、清浄面化された電子写真感光体1の周面は前露光手段(不図示)からの前露光光(不図示)により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、図5に示すように、帯電手段3が帯電ローラなどを用いた接触帯電手段である場合は、前露光手段は必ずしも必要ではない。
本発明においては、電子写真感光体1、帯電手段3、現像手段5およびクリーニング手段7などから選択される構成要素のうち、複数の構成要素を容器に納めてプロセスカートリッジとして一体に支持する。そして、このプロセスカートリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの電子写真装置本体に対して着脱自在に構成することができる。図5では、電子写真感光体1と、帯電手段3、現像手段5およびクリーニング手段7とを一体に支持してカートリッジ化して、電子写真装置本体のレールなどの案内手段10を用いて電子写真装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ9としている。
露光光4は、電子写真装置で出力する画像信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイや液晶シャッターアレイの駆動などにより照射される光である。
以下、具体的な実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。なお、実施例中の「部」は「質量部」を意味する。また、電子写真感光体を、以下単に「感光体」ともいう。
(感光体製造例1)
直径30mm、長さ357.5mmのアルミニウムシリンダーを支持体(円筒状支持体)とした。次に、金属酸化物として酸化亜鉛粒子(比表面積:19m/g、粉体抵抗:4.7×10Ω・cm)100部をトルエン500部と撹拌混合し、これにシランカップリング剤(化合物名:N-2-(アミノエチル)-3-アミノプロピルメチルジメトキシシラン、商品名:KBM602、信越化学工業(株)製)0.8部を添加し、6時間攪拌した。その後、トルエンを減圧留去して、130℃で6時間加熱乾燥し、表面処理された酸化亜鉛粒子を得た。
次に、ポリオール樹脂としてブチラール樹脂(商品名:BM-1、積水化学工業(株)製)15部およびブロック化イソシアネート(商品名:スミジュール3175、住友バイエルンウレタン社製)15部をメチルエチルケトン73.5部と1-ブタノール73.5部の混合溶液に溶解させた。この溶液に前記表面処理された酸化亜鉛粒子80.8部、2,3,4-トリヒドロキシベンゾフェノン0.8部(東京化成工業(株)社製)を加え、これを直径0.8mmのガラスビーズを用いたサンドミル装置で23±3℃雰囲気下で3時間分散した。分散後、シリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レダウコーニングシリコーン社製)0.01部、架橋ポリメタクリル酸メチル(PMMA)粒子(商品名:TECHPOLYMER SSX-102、積水化成品工業(株)社製、平均一次粒径2.5μm)を5.6部加えて攪拌し、下引き層用塗布液を調製した。
この下引き層用塗布液を上記支持体上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間160℃で乾燥させて、膜厚が18μmの下引き層を形成した。
次に、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°の7.4°および28.2°に強いピークを有する結晶形のヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶(電荷発生物質)20部、下記構造式(A)で示されるカリックスアレーン化合物0.2部、ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX-1、積水化学工業(株)製)10部、および、シクロヘキサノン600部を、直径1mmガラスビーズを用いたサンドミルに入れ、4時間分散処理した後、酢酸エチル700部を加えることによって、電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を下引き層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を15分間80℃で乾燥させることによって、膜厚0.17μmの電荷発生層を形成した。
Figure 0007171395000001
次に、下記構造式(B)で示される化合物30部(電荷輸送物質)、下記構造式(C)で示される化合物60部(電荷輸送物質)、下記構造式(D)で示される化合物10部、ポリカーボネート樹脂(商品名:ユーピロンZ400、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、ビスフェノールZ型のポリカーボネート)100部、下記構造式(E)を有するポリカーボネート(粘度平均分子量Mv:20000)0.02部を、混合キシレン600部およびジメトキシメタン200部の混合溶剤に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を前記電荷発生層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を30分間100℃で乾燥させることによって、膜厚18μmの電荷輸送層を形成した。
Figure 0007171395000002
次に、下記構造式(F)で示される化合物(連鎖重合性官能基であるアクリル基を有する電荷輸送物質)36部、ポリテトラフルオロエチレン樹脂微粉末(ルブロンL-2、ダイキン工業(株)製)4部、およびn-プロパノール60部を超高圧分散機で分散混合することによって、保護層用塗布液を調製した。
この保護層用塗布液を上記電荷輸送層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を5分間50℃で乾燥させた。乾燥後、窒素雰囲気下にて、加速電圧70kV、吸収線量8000Gyの条件で1.6秒間シリンダーを回転させながら塗膜に電子線を照射し、塗膜を硬化させた。その後、窒素雰囲気下にて、塗膜が120℃になる条件で3分間加熱処理を行った。なお、電子線の照射から3分間の加熱処理までの酸素濃度は20ppmであった。次に、大気中において、塗膜が100℃になる条件で30分加熱処理を行い、膜厚が5μmである保護層(第2電荷輸送層)を形成した。
Figure 0007171395000003
[実施例1、2]
図2に示したフローチャートにて、周面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体を作製した。
まず、S1工程として、感光体製造例1に示した手順で、円筒状基体に感光層を形成し、周面に凹凸形状が形成される前の電子写真感光体を形成した。
次に、S2工程として、図1に示した構成の検査装置を用いて感光層中に異物の有無を検査する工程を行った。このときの測定条件としては、電子写真感光体の周速度を200mm/secで回転させ、導電性部材に電圧)(実施例1は「2.2kV(DC)」、実施例2は「3.0kV(DC)」)を印加した。
このとき電子写真感光体に流れる電流を測定し、測定された値が所定の閾値を超えたか否かによって、感光層中の異物の有無を検査した。すなわち、感光層中に異物が存在した場合、異物の部分には過大電流が流れるため、この過大電流の有無を検知した。
そして、感光層中に異物が検知されなかった電子写真感光体に対して、次のS3工程を行った。S3工程としては、図4に示した構成の圧接形状転写加工装置を用い、型部材として図6に示す形状のモールド(本実施例においては、最大幅(モールド上の凸部を上から見たときの軸方向の最大幅のこと。以下同じ。)X:40μm、最大長さ(モールド上の凸部を上から見たときの周方向の最大長さのこと。以下同じ。)Y:80μm、面積率50%、高さH:4μmの凸部)を設置し、作製した凹凸形成前の電子写真感光体の周面に対して加工を行った。加工時には、電子写真感光体の周面の温度が120℃になるように電子写真感光体およびモールドの温度を制御した。そして、7.0MPaの圧力で電子写真感光体と加圧部材を押し付けながら、電子写真感光体を周方向に回転させて、電子写真感光体の周面の全域に凹凸形状を形成した。
このような、凹凸形状を有する電子写真感光体の作製を1000本分実施した。S2工程においては、感光層中に異物が検出された電子写真感光体もあったが、それらの電子写真感光体はS3工程を行わなかったため、凹凸形状の形成工程に異物の混入することはなく、型部材が損傷することは無かった。
製作した電子写真感光体は、キヤノン(株)製の電子写真装置(商品名:iR-ADV C5255)のシアンステーションに設置し、シアン濃度0%、25%、50%、100%のスクリーン画像を出力し、出力された画像において画像欠陥の有無を検査した。その結果、すべての画像に画像欠陥は見つからなかった。この結果より、凹凸形状の形成工程への異物の混入によって欠陥形状が形成されることも無く、良好な凹凸形状が形成された電子写真感光体が製作できたことが確認できる。
[実施例3~6]
図3に示したフローチャートにて、周面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体作製した。S1工程、S3工程に関しては、実施例1と同様の条件とした。S2工程は、導電性部材への電圧印加条件を表1に示した条件とし、それ以外は、実施例1と同様の条件とした。また、S4工程に関しては、導電性部材への電圧印加条件を表1に示した条件とし、それ以外は、S2工程と同様の条件とした。
Figure 0007171395000004
このような、凹凸形状を有する電子写真感光体の作製を1000本分実施した。S2工程においては、感光層中に異物が検出された電子写真感光体もあったが、それらの電子写真感光体はS3工程を行わなかったため、凹凸形状の形成工程に異物の混入することはなく、型部材が損傷することは無かった。
製作した電子写真感光体は、実施例1と同様の方法で画像欠陥の有無を検査した。その結果、すべての画像に画像欠陥は見つからなかった。この結果より、凹凸形状の形成工程への異物の混入によって欠陥形状が形成されることも無く、良好な凹凸形状が形成された電子写真感光体が製作できたことが確認できる。
[実施例7、8]
図2に示したフローチャートにて、周面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体作製した。S1工程、S3工程に関しては、実施例1と同様の条件とした。S2工程は、導電性部材への電圧印加条件を表2に示した条件とし、それ以外は、実施例1と同様の条件とした。
Figure 0007171395000005
このような、凹凸形状を有する電子写真感光体の作製を1000本分実施した。S2工程においては、感光層中に異物が検出された電子写真感光体もあったが、それらの電子写真感光体はS3工程を行わなかったため、凹凸形状の形成工程に異物の混入することはなく、型部材が損傷することは無かった。
製作した電子写真感光体は、実施例1と同様の方法で画像欠陥の有無を検査した。その結果、すべての画像に画像欠陥は見つからなかった。この結果より、凹凸形状の形成工程への異物の混入によって欠陥形状が形成されることも無く、良好な凹凸形状が形成された電子写真感光体が製作できたことが確認できる。
[実施例9~12]
図3に示したフローチャートにて、周面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体作製した。S1工程、S3工程に関しては、実施例1と同様の条件とした。S2工程は、導電性部材への電圧印加条件を表3に示した条件とし、それ以外は、実施例1と同様の条件とした。また、S4工程に関しては、導電性部材への電圧印加条件を表3に示した条件とし、それ以外は、S2工程と同様の条件とした。
Figure 0007171395000006
このような、凹凸形状を有する電子写真感光体の作製を1000本分実施した。S2工程においては、感光層中に異物が検出された電子写真感光体もあったが、それらの電子写真感光体はS3工程を行わなかったため、凹凸形状の形成工程に異物の混入することはなく、型部材が損傷することは無かった。
製作した電子写真感光体は、実施例1と同様の方法で画像欠陥の有無を検査した。その結果、すべての画像に画像欠陥は見つからなかった。この結果より、凹凸形状の形成工程への異物の混入によって欠陥形状が形成されることも無く、良好な凹凸形状が形成された電子写真感光体が製作できたことが確認できる。
101 電子写真感光体
102 導電性部材
103 高圧電源
104 電流計
401 電子写真感光体
402 型部材
403 加圧部材
404 支持部材

Claims (4)

  1. 円筒状の支持体および前記支持体上に設けられた感光層を有する円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法であって、
    前記方法が、
    高電圧を印加した導電性部材を前記感光層に接触させて前記導電性部材から流れる電流を測定することによって、前記感光層の層中または表面に残留する異物を検査する検査工程、および、
    凹凸形状を有する型部材を前記円筒状電子写真感光体の表面に接触させて加圧し、前記円筒状電子写真感光体を軸方向と垂直な方向に回転させながら、前記円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する工程
    をこの順に有する、
    ことを特徴とする円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法。
  2. 前記検査工程が、前記感光層の層中に取り込まれた異物を検査する工程である、請求項1に記載の円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法。
  3. 円筒状の支持体および前記支持体上に設けられた感光層を有し、表面に凹凸形状を有する円筒状電子写真感光体の製造方法であって、
    前記製造方法が、
    前記支持体上に前記感光層を設けて、表面に凹凸形状が形成される前の円筒状電子写真感光体を製造する工程、
    高電圧を印加した導電性部材を前記感光層に接触させて前記導電性部材から流れる電流を測定することによって、前記感光層の層中または表面に残留する異物を検査する検査工程、および、
    凹凸形状を有する型部材を前記円筒状電子写真感光体の表面に接触させて加圧し、前記円筒状電子写真感光体を軸方向と垂直な方向に回転させながら、前記円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する工程
    をこの順に有する、
    ことを特徴とする円筒状電子写真感光体の製造方法。
  4. 前記検査工程が、前記感光層の層中に取り込まれた異物を検査する工程である、請求項3に記載の円筒状電子写真感光体の製造方法。
JP2018225250A 2018-11-30 2018-11-30 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法 Active JP7171395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225250A JP7171395B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225250A JP7171395B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020086383A JP2020086383A (ja) 2020-06-04
JP2020086383A5 JP2020086383A5 (ja) 2022-01-11
JP7171395B2 true JP7171395B2 (ja) 2022-11-15

Family

ID=70907986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225250A Active JP7171395B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7171395B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003195531A (ja) 2001-12-26 2003-07-09 Canon Inc 電子写真感光体の欠陥検出方法及び装置
JP2007233356A (ja) 2006-01-31 2007-09-13 Canon Inc 電子写真感光体の製造方法
JP2018185483A (ja) 2017-04-27 2018-11-22 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325169A (ja) * 1996-04-01 1997-12-16 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体の低絶縁耐圧欠陥検査装置、検査用導電性ローラ−および検査方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003195531A (ja) 2001-12-26 2003-07-09 Canon Inc 電子写真感光体の欠陥検出方法及び装置
JP2007233356A (ja) 2006-01-31 2007-09-13 Canon Inc 電子写真感光体の製造方法
JP2018185483A (ja) 2017-04-27 2018-11-22 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020086383A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6562804B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP6704739B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5127991B1 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5318204B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP4590484B2 (ja) 電子写真装置およびプロセスカートリッジ
JP7222670B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2010026240A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP6624952B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2008292573A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP5776264B2 (ja) 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP7171395B2 (ja) 円筒状電子写真感光体の表面に凹凸形状を形成する方法および円筒状電子写真感光体の製造方法
JP5620635B2 (ja) 電子写真装置の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法
JP6132473B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2010066670A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2010210909A (ja) 電子写真感光体の検査方法
JP2010091934A5 (ja)
JP4250487B2 (ja) 電子写真装置、プロセスカートリッジ及びファクシミリ装置
JP2000250245A (ja) 電子写真装置及びそれに用いられるプロセスカートリッジ
JP2018087874A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2005351954A (ja) 電子写真感光体
JP2007025456A (ja) 電子写真装置
JP2017078804A (ja) 電子写真装置およびプロセスカートリッジ
JP2005250137A (ja) 電子写真感光体及び前記感光体を用いるプロセスカートリッジと画像形成装置
JP2018010249A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2004240304A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221102

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7171395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151