JP7171295B2 - 読取制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

読取制御装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、読取制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
大判の1枚の原稿を、原稿台への原稿の置き方を変えて複数回読み取る大判原稿スキャンを行うことが可能な読取制御装置が知られている。
特許文献1には、1回で読み取り可能なサイズより大きなサイズの原稿を、複数回に分けて読み取ることによって、複数個のスキャンデータを生成することが記載されている。
特開2015-213253
ところで、大判原稿スキャンにおける複数回の読み取りのうち2回目の読み取りが行われるためには、原稿台上の原稿を載置し直す操作や、2回目の読み取りのための指示を行う操作等のユーザ操作が、1回目の読み取りが完了した後に行われる必要がある。そのため、大判原稿スキャンにおいては、読取制御装置は、1回目の読み取りが完了したことに基づいて、ユーザに通知を行うことが好ましい。そして、ユーザへの通知は一般に、読取制御装置が備える表示部に、通知画面を表示することで行われる。しかしながら、大判原稿スキャンにおいては、大判の原稿が読み取られるため、表示部の位置や大きさによっては、原稿台に載置されている大判の原稿によって表示部が覆われてしまい、ユーザへの通知が行われづらくなることがあるという課題がある。ひいては、大判原稿スキャンにおいては、原稿の読み取りが終わったことに基づいて実行されるユーザへの通知が、ユーザによって認識しづらいことがあるという課題がある。
そこで、本実施形態では、1枚の原稿を原稿台への置き方を変えて複数回読み取る処理において、1回目の原稿の読み取りが終わったことに基づいて実行されるユーザへの通知を、ユーザに認識させ易くすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による読取制御装置は、
原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置であって、
前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示手段と、
前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取り手段と、
前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知手段と、
前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示手段と、
前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取り手段と、
前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力手段と、
を有し、
前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする。
また、本発明による読取制御装置は、
原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置であって、
前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示手段と、
前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取り手段と、
前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知手段と、
前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示手段と、
前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取り手段と、
前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを少なくとも合成した画像を出力するための出力処理を実行する出力手段と、
前記表示部に、前記原稿の全面を読み取るための第3読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第3表示手段と、
前記第3読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第3読み取り処理を実行する第3読み取り手段と、
前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第3読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像を出力するための画像出力処理を実行する画像出力手段と、
を有し、
前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする
本発明によれば、1枚の原稿を原稿台への置き方を変えて複数回読み取る処理において、1回目の原稿の読み取りが終わったことに基づいて実行されるユーザへの通知を、ユーザに認識させ易くすることができる。
読取制御装置の外観図 画像読取制御部の概略断面図 読取制御装置のハードウェア構成図 コピー機能に関する画面の一例を示す図 大判原稿コピーのために大きな原稿が原稿台上にセットされている状態の読取制御装置の外観図 読取制御装置が実行する処理を示すフローチャート 大判原稿コピーにおける画像の結合処理を説明するための図 読取制御装置のサイズを示した図 読取制御装置が実行する処理を示すフローチャート
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1実施形態)
本発明を適用した読取制御装置について説明する。本実施形態において、読取制御装置として、読み取り部に読み取り対象を読み取らせて画像データを取得する画像読取機能(スキャン機能)及びインクジェット記録方式の印刷機能を有する複合機を例示している。しかし、読取制御装置は、MFPではなく、画像読取機能のみ有する単機能の装置であっても良い。読取制御装置は、画像読取装置として機能しても良い。
<読取制御装置の構成>
図1は、本実施形態を適用する読取制御装置であるMFP100の外観図である。MFP100は、原稿を置くためのコンタクトガラスで構成される原稿台101、原稿台101に置いた原稿を上から押さえるスキャナカバー(圧板)102、操作表示部103、印刷した用紙を排紙する排紙口104、用紙を供給する給紙口105を備えている。
スキャンを行う場合、ユーザは、原稿台101に原稿を置いてから、スキャナカバー102を閉める。そして、操作表示部103を操作し、MFP100に、原稿台101上の原稿を読み取らせる。コピーを行う場合は、上記のスキャン処理に加え、MFP100は、給紙口105にセットされている用紙に対して、原稿の読み取りにより得られた画像データに基づく画像の印刷を行う。そして、MFP100は、印刷した用紙を、排紙口104から排出する。
本実施形態において、MFP100が一度に読み取り可能な原稿の最大サイズは、A4であるものとするが、それと異なってもよい。また、給紙口105にセット可能な用紙の最大サイズは、A3であるものとするが、それとA3と異なってもよい。
操作表示部103は、ユーザからの操作(入力)を受け付けるソフトボタンやソフトキー、ユーザに情報を通知するための画面等を表示する。本実施形態において操作表示部103は、MFP100の正面(排紙口104が設置されている側面)に設置されている。そのため、本実施形態において操作表示部103は、例えばA3の原稿が原稿台に載置された場合、原稿台からはみ出している部分の原稿によって、操作表示部103の少なくとも一部が覆われる位置に位置する。
図3は、本実施形態における読取制御装置であるMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。上述したように、MFP100は、原稿を読み取ることにより生成した画像データを所定の記憶領域に保存するスキャン機能を有する。さらに、MFP100は、原稿を読み取ることにより生成した画像データに基づく画像を印刷する機能であるコピー機能と、原稿を読み取ることにより生成した画像データをMFP100の外部の装置に送信するメール機能等を有する。
MFP100は、外部インターフェース4及び外部バス2を介して外部装置3に接続されている。本実施形態では、外部バス2は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)であり、外部インターフェース4がUSBインターフェースであるものとするが、この形態に限定されない。例えば、外部バス2は、他の有線通信方式によるバスであっても良い。また、MFP100は、外部インターフェース4を無線通信ユニットとすることで、外部装置3と無線によって接続しても良い。その場合、MFP100は、外部装置3と、無線通信でダイレクトに通信しても良いし、MFP100や外部装置3の外部に存在する外部アクセスポイントを介して通信しても良い。MFP100と外部装置3との間の無線接続に用いられる無線通信方式としては、例えば、Wi-Fi(WirelessFidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)等が挙げられる。また、外部アクセスポイントとしては、例えば、無線LANルーター等の機器などが挙げられる。
CPU9は、プログラムによってMFP100の制御を行うプロセッサである。具体的には、CPU9は、ROM10に記憶された制御プログラムをRAM11に展開し、必要な時に読み出して読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。
内部バス13は、MFP100が備える各ハードウェア構成を接続するバスである。
ROM10は、CPU9が実行する制御プログラムや組込オペレーティングシステム(以下、OS)プログラム等の各種プログラムを格納する。本実施形態では、ROM10に格納されている制御プログラムは、ROM10に格納されている組込OSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。また、本実施形態では、ROM10は、画像データ、各種プログラム及び各種設定情報も格納する。本実施形態では、ROM10としてフラッシュストレージ等を想定しているが、ハードディスク等の補助記憶装置であってもよい。また、本実施形態では、ROM10は、自発光読み取り対象の読取りプログラム、反射光読み取り対象の読取りプログラム、後述する向き判定のためのプログラム等を格納する。各プログラムによって実行される制御については後述する。
RAM11は、SRAM(static RAM)等で構成されたメモリで、プログラム制御変数や、ユーザが登録した設定値などの電力受給装置200の管理データを格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。なお、これらのデータは、RAM11でなく、ROM10や不揮発性RAM12等の他の記憶領域に保存されても良い。また、RAM11は、ワークエリアやROM10に記憶された各種プログラムを展開する為の一時記憶領域として用いられる。本実施形態では、RAM11は、自発光読み取り対象および反射光読み取り対象の読取りプログラムによって生成された画像データや、後述する向き判定による判定結果等を格納する。不揮発性RAM12は、電源がオフされてもデータを揮発させずに保持可能なメモリである。具体的には、不揮発性RAM12には、ネットワーク情報などのユーザデータ、過去に接続した外部装置のリスト、印刷モードなどのメニュー項目、記録ヘッドの補正情報といったMFP100の設定情報等が記憶される。なお、本実施形態では、CPU9やROM10、RAM11等によりコンピュータが形成される。
操作表示部5には、タッチパネル機能を有する液晶表示部や操作キーなどが備えられており、操作表示部103に対応する。すなわち操作表示部5は、ユーザから各種操作を受け付ける操作部や、ユーザに情報を表示する表示部として機能する。なお、本実施形態では、操作表示部5をタッチパネルで構成することで、操作部と表示部とを同一のユニットとしているが、例えば、操作部を物理キー等で構成することで、操作部と表示部とを別々のユニットとして構成しても良い。また、MFP100は、操作表示部5に対するユーザからの操作を受け付けることで、ユーザから印刷動作命令やコピー動作命令、スキャン動作命令を受け付けることが可能である。なお、MFP100は、操作表示部5を介してユーザから印刷動作命令を受け付ける場合には、例えばSDカード等の記録媒体に格納された画像データに基づいて印刷を行う。
画像読取制御部6は、イメージセンサユニット(読み取り部)によって原稿を読み取ることで得られたアナログ電気信号をA/D(アナログ/デジタル)変換するとともに、イメージセンサユニットの特性補正を行う回路である。イメージセンサユニットは、原稿に光を照射する光源やその反射光を読み取り、光電変換する素子を配列したイメージセンサを含む。また、画像読取制御部6は、アナログ電気信号がA/D変換されることで得られる画像データをRAM11へ記憶するために、DMA(ダイレクトメモリアクセス)転送を行う回路も備える。本実施形態では、イメージセンサユニットは、反射光読み取り対象を読取るときは、原稿に光を照射する光源を制御し、自発光読み取り対象を読取るときは、原稿に光を照射する光源は発光させない制御を行う。
画像処理部7は、RAM11等のメモリに記憶されている画像データを読み出し、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正などの各種画像処理を行う回路である。また、画像処理部7は、RAM11等のメモリに記憶されている画像データを読み出し、JPEG法などを用いて符号化処理する回路と、符号化データを復号化処理する回路を備える。符号化の方法として、例えば、JPEG法を適用可能であるが、他の符号化方式が適用されても良い。
スピーカ14は、音を発することが可能なスピーカである。スピーカ14が発する音は、例えば、ブザー音であっても良いし、音声であっても良い。
なお、本実施形態では、読取制御装置が、読み取り部や画像読取制御部6、画像処理部7を有しているものとしたが、この形態に限定されず、それらの構成全てを備えていなくても良い。例えば、読取制御装置は、それらの構成を備える外付けのスキャナ装置にスキャン指示を送信することで、当該スキャナ装置から画像データを取得する装置であっても良い。
なお、外部装置3とは、MFP100の外部の装置であり、例えば、携帯電話、スマートホン、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等の装置である。以上が、ハードウェア構成図の説明となる。
本実施形態におけるスキャン処理について説明する。MFP100をスキャナとして用いる場合、まず、CPU9は、後述の原稿読み取り面上に載置された原稿にLEDによって光を照射しながら、イメージセンサユニットを含む画像読取制御部6を所定の方向に走査する。具体的には、CPU9は、LEDが発する光をR(Red),G(Green),B(Blue)と変化させてイメージセンサへの入射光を制御する。そして、CPU9は、原稿から反射した光を画像読取制御部6のイメージセンサで読み取り、アナログ電気信号を得る。そしてCPU9は、画像読取制御部6で、得られたアナログ電気信号に対しA/D変換と特性補正を行い、デジタル信号を得る。なお、本実施形態において、イメージセンサによってある領域に対応する出力を得ることは、イメージセンサによって当該領域の原稿を読み取り、当該領域に対応する画像データを生成することに対応する。そしてCPU9は、デジタル信号を画像データとしてRAM11に保存する。そしてCPU9は、RAM11に保存した画像データを画像処理部7でJPEG符号化して符号化データを得る。そしてCPU9は、符号化データをRAM11に記憶する。そしてCPU9は、符号化データを外部インターフェース4から外部バス2を介して外部装置3に送信する。外部装置3は、受信した符号化データを復号化することで、スキャンにより得られた画像データを取得することができる。
なお、MFP100を複写機として用い、コピー処理を実行する場合、CPU9は、符号化データをRAM11に記憶するまでは、上述のスキャン処理と同様の処理を行う。CPU9は、その後、画像処理部7で符号化データを復号化し、再度画像データを得る。そしてCPU9は、得られた画像データに様々な画像処理を行い、印刷データを得る。そしてCPU9は、画像形成部8に、得られた印刷データに基づく画像を、記録剤(インク、トナー等)によって記録媒体(紙等)上に形成させる。これにより、コピー処理が実行される。
図2は、MFP100が備える画像読取制御部6の概略断面図である。
原稿台201はスキャナセンサと原稿間の距離を一定に保つためのコンタクトガラスで構成されている。原稿台201上には、原稿を載置可能である。
スキャナカバー202は、原稿台201を覆う閉じ位置と、原稿台201を開放する開放位置との間で回動可能なカバーである。なおスキャナカバー202は、スキャナカバー202のMFP100の背面側の端部に位置する基準軸207を軸に回動する。スキャナカバー202が持ち上げられ、原稿台201が開放位置に位置すると、ユーザは原稿台201に原稿を載置することができる。なお、スキャナカバー202は閉じ位置に位置することで、原稿台201上に載置された原稿を押さえる圧板としても機能する。なお、ユーザは原稿台201に載置されたヒンジを支点としてスキャナカバー202を持ち上げる(原稿台201に対して垂直方向上方に回動させる)ことができる。このとき、スキャナカバー202における、原稿台201上に載置された原稿に接する面には、スキャン画像データを損なわずに得るための白色のシートが貼り付けられている。なお、原稿台201上に載置された原稿に接する面とは、言い換えれば、スキャナカバー202が閉じ位置に位置する状態で原稿台201に対向する面である。画像読取制御部6は、スキャナカバー202が閉じ位置に位置しており外部からの光が遮断されている状態で、スキャナカバー202と原稿台201の間に載置された被読み取り物(原稿等)を読み取って、画像データを生成する。なお、画像読取制御部6が被読み取り物の読み取りに用いる構成として、本実施形態では、画像読取制御部6は、コンタクトイメージセンサ(以下CIS)で構成されるイメージセンサユニット203によって読み取りを行う。
また、画像読取制御部6は、イメージセンサユニット203と、イメージセンサユニット203を原稿台201と略水平の方向(方向204)に駆動させる移動装置を含む。なお、画像読取制御部6の構成は上述の形態に限定されない。例えば、画像読取制御部6には、CCDイメージセンサ等、公知の構成が適用可能である。なお、イメージセンサユニット203は、読み取り動作中以外は、待機位置205に位置する。本実施形態では、待機位置205は、キャリブレーションシート206に対向する位置である。キャリブレーションシート206は、イメージセンサユニット203の特性補正を行うための白基準データを取得するためのシートである。
<大判原稿スキャン及び大判原稿コピーについて>
上述したように本実施形態において、MFP100が一度に読み取り可能な最大サイズはA4である。しかし、A4より大きいサイズの原稿を、原稿の置き方を変えて複数回読み取ることで、A4より大きいサイズの原稿の読み取りを可能とする方法がある。この方法を大判原稿スキャンという。また、大判原稿スキャン後に、大判原稿スキャンによって得られた複数の画像データに基づく画像を1枚の用紙に印刷する方法を、大判原稿コピーという。なお当然、複数回の読み取りにおいて、1枚の原稿のそれぞれ異なる部分が読み取られる。
図7は、本実施形態の大判原稿コピーにおける画像の結合処理を説明するための図である。画像データ700は、1回目のスキャンによって得られた、A3原稿の上半分に対応する画像データである。画像データ701は、2回目のスキャンによって得られた、A3原稿の下半分に対応する画像データである。画像データ700と画像データ701は、例えば、JPEG形式で不揮発性RAM12に保存される。すなわちまず、大判原稿コピーでは、大判の原稿における同一面に含まれる2つの領域を、2回のスキャンによって読み取る。
結合処理において、まず、画像データ700が、バンド単位に分割される。そして、反時計回りに90°回転させられた状態で印刷されるように、各バンドに対応する画像データが、画像処理部7内のJPEG伸張部によって伸長された後、画像形成部8内のプリントエンジンに送信される。これより、反時計回り90°回転させられた画像データ700に対応する画像が、用紙に印刷される。次に、画像データ701が、バンド単位に分割される。そして、時計回りに90°回転させられた状態で印刷されるように、各バンドに対応する画像データが、画像処理部7内のJPEG伸張部によって伸長された後、画像形成部8内のプリントエンジンに送信される。これより、画像データ700に対応する画像に続いて、時計回りに90°回転させられた画像データ701に対応する画像が、用紙に印刷される。すなわち、1枚の用紙に、画像データ700に対応する画像と画像データ701に対応する画像とが連続した画像である画像704が印刷される。
なお、大判原稿コピーにおける結合処理は上述の形態に限定されない。例えば、画像データ700と画像データ701とを結合して1つの画像データを生成して、生成された画像データに基づく画像を1枚の用紙に印刷しても良い。
図4は、本実施形態においてMFP100が操作表示部103に表示する、コピー機能に関する画面の一例を示す図である。
メニュー選択画面400は、いずれのコピー機能を利用するかの指定をユーザから受け付けるための画面である。メニュー選択画面400は、不図示の画面において、ユーザからコピー処理の実行を指示された場合に表示される。標準コピーボタン400aは、原稿台101に置かれた任意のサイズの原稿を読み取り、任意の出力用紙サイズに変倍等を行い印刷する標準コピー機能を選択するためのボタンである。標準コピーにおいては、上述の大判原稿コピーと異なり、1回のスキャン処理で得られた画像データに基づく画像が、他の画像と結合されることなく、記録媒体に印刷される。フチなしコピーボタン400bは、原稿台101に置かれた任意のサイズの原稿を読み取り、任意の出力用紙サイズに対しフチなしで印刷するフチなしコピー機能を選択するためのボタンである。フチなしコピーにおいても、上述の大判原稿コピーと異なり、1回のスキャン処理で得られた画像データに基づく画像が、他の画像と結合されることなく、記録媒体に印刷される。大判原稿コピーボタン400cは、原稿の上半分と下半分を二回に分けて読み取り、二つの画像を結合して印刷する大判原稿コピー機能を選択するためのボタンである。大判原稿コピーの詳細は、上述したとおりである。大判原稿コピーボタン400cが選択されると、操作表示部103が表示する画面が原稿指定画面401に切り替わる。
原稿指定画面401は、大判原稿コピーにおいて読み取られる原稿のサイズの指定をユーザから受け付けるための画面である。ボタン401aは、11x17のサイズを指定するためのボタンであり、ボタン401bは、A3のサイズを指定するためのボタンであり、ボタン401cはB4のサイズを指定するためのボタンである。各ボタンの内いずれかが選択されると、操作表示部103が表示する画面が用紙指定画面402に切り替わる。
用紙指定画面402は、印刷に用いられる用紙のサイズの指定をユーザから受け付けるための画面である。ボタン402aは、A3のサイズを指定するためのボタンであり、ボタン401bは、A4のサイズを指定するためのボタンである。各ボタンの内いずれかが選択されると、操作表示部103が表示する画面が通知画面403に切り替わる。
通知画面403は、ユーザに対して、原稿の上半分を原稿台に置くことを促す画面である。原稿の置き方を正確に指示するために、通知画面403に原稿の置き方を示す図が含まれても良い。OKボタン403aが押下されると、操作表示部103が表示する画面が指示受け付け画面404に切り替わる。
指示受け付け画面404は、ユーザからコピーの開始指示を受け付けるための画面である。設定ボタン404aが押下されると、操作表示部103が表示する画面が原稿指定画面401に戻る。すなわち、ユーザは、設定ボタン404aを押下することで、大判原稿コピーの設定をやり直すことができる。モノクロボタン404bが押下されると、モノクロコピー処理が開始される。カラーボタン404cが押下されるカラーコピー処理が開始される。なお、モノクロコピー処理及びカラーコピー処理において、まず、原稿の上半分を読み取る処理が開始される。モノクロボタン404b又はカラーボタン404cが押下されると、操作表示部103が表示する画面が読取中画面405に切り替わる。
読取中画面405は、原稿を読取り中である旨をユーザに通知する画面である。原稿の読み取りが完了すると、操作表示部103が表示する画面が通知画面406に切り替わる。
通知画面406は、原稿の下半分を原稿台101に置くことを促す画面である。具体的には、上半分が読み取られた原稿を180°回転させて、原稿台に置くこと(原稿を載置し直すこと)を促す画面である。原稿の置き方を正確に指示するために、通知画面406に原稿の置き方を示す図が含まれても良い。通知画面406は、原稿の読み取りが完了した場合に表示される画面であるため、原稿の読み取りが完了したことを通知する役割も担う。このように、本実施形態では、原稿の上半分の読み取り完了した場合に、ユーザに通知を行うことで、原稿の置き直しをユーザに促す。読み取り開始ボタン406aが押下されると、原稿の下半分の読み取りが開始される。原稿の下半分の読み取りが開始された後は、画像の結合処理が行われて、画像が印刷される。画像の印刷が開始されると、操作表示部103が表示する画面が印刷中画面407に切り替わる。
印刷中画面407は、印刷中である旨をユーザに通知する画面である。印刷が完了すると、操作表示部103が表示する画面が原稿指定画面401に戻る。
ここで本実施形態における課題を説明する。図5は、大判原稿コピーのために大きな原稿(ここでは、A3原稿106)が原稿台101上にセットされている状態のMFP100の外観図である。図5において、A3原稿106の上半分の読み取りを行うために、原稿台の上にA3原稿106の上半分が置かれている。このとき、A3原稿106の下半分は、原稿台からはみ出すことになり、A3原稿106が、操作表示部103を覆った状態となる。その結果、MFP100は大判原稿コピー中、原稿の読み取りが完了したことを操作表示部103で通知して、原稿の置き直しをユーザに促す必要があるにもかかわらず、大判原稿コピー中ユーザは、操作表示部103が表示する画面を視認しづらくなる。
そこで本実施形態では、大判原稿コピーにおいて、1回の原稿の読み取りが完了したことに基づいて実行されるユーザへの通知を、ユーザに認識させ易くする形態について説明する。
図6は、本実施形態においてMFP100が実行する処理を示すフローチャートである。なお、本フローチャートが示す処理は、例えば、ROM10等のメモリに格納されたプログラムをCPU9がRAM11に読み出して実行することにより実現される。
まず、S601にて、CPU9は、ユーザからコピー処理の実行を指示されることに応じて、メニュー選択画面400を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、メニュー選択画面400に対する操作を受け付ける。
次に、S602にて、CPU9は、メニュー選択画面400に対して行われた操作が、大判原稿コピーの実行指示か否かを判定する。具体的には、CPU9は、メニュー選択画面400に対して行われた操作が、大判原稿コピーボタン400cの押下か否かを判定する。CPU9は、メニュー選択画面400に対して行われた操作が、大判原稿コピーボタン400cの押下である場合、S603に進む。一方、CPU9は、メニュー選択画面400に対して行われた操作が、大判原稿コピーボタン400cの押下でない(標準コピーボタン400a又はフチなしコピーボタン400bの押下である)場合、S613に進む。
大判原稿コピーボタン400cが押下された後の処理について以下に説明する。S603にて、CPU9は、原稿指定画面401を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、原稿指定画面401に対する操作を受け付ける。
次に、S604にて、CPU9は、用紙指定画面402を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、用紙指定画面402に対する操作を受け付ける。
次に、S605にて、CPU9は、通知画面403を操作表示部103に表示する。これにより、ユーザは、原稿の上半分を原稿台101に載置する。そして、ユーザから、通知画面403に対する操作を受け付ける。
次に、S606にて、CPU9は、指示受け付け画面404を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、モノクロボタン404b又はカラーボタン404cの押下を受け付ける。
次に、S607にて、CPU9は、原稿台101に載置された原稿の読み取りを開始する。なお、この時実行される読み取りにおける読み取り幅は、原稿指定画面401において指定された原稿の種類に応じて制御される。そして、CPU9は、読取中画面405を操作表示部103に表示する。
次に、S608にて、CPU9は、原稿の読み取りが完了したか否かを判定する。CPU9は、原稿の読み取りが完了していない場合、再びS608を実行し、原稿の読み取りが完了した場合、S609に進む。
S609にて、CPU9は、読み取り完了通知処理を実行する。読み取り完了通知処理は、S607による読み取りが完了したことを通知するための処理である。また、読み取り完了通知処理は、S610の読み取りのために原稿台上の原稿を載置し直すことをユーザに通知するための処理である。本実施形態において、読み取り完了通知処理として、CPU9は、操作表示部103に通知画面406を表示するだけでなく、スピーカ14によってブザー音を発する。これにより、読み取り完了時に、図5に示すようにしてユーザが操作表示部103を視認しづらい状態になっている場合にも、ユーザに、読み取りが完了したことを通知し、原稿の置き替えをユーザに指示することができる。なお、この時ブザー音ではなく、S607による読み取りが完了したことやS610の読み取りのために原稿台上の原稿を載置し直すことを通知するための音声が発されても良い。音による通知により、ユーザは、S607による読み取りが完了したことを操作表示部103を見ることなく認識し、原稿の下半分を原稿台101に載置する。その後、CPU9は、通知画面406に対する操作を受け付ける。
S610にて、CPU9は、原稿台101に載置された原稿の読み取りを開始する。なお、S607における読み取りと同様、この時実行される読み取りにおける読み取り幅や高さは、原稿指定画面401において指定された原稿の種類に応じて制御される。そして、CPU9は、読取中画面405を操作表示部103に表示する。なお、本実施形態では、原稿指定画面401において指定された原稿の種類がA3であれば、原稿のA4分の領域を2回読み取ることで原稿の全面を読み取るため、この時の読み取り幅や高さはA4に対応する幅や高さである。また、原稿指定画面401において指定された原稿の種類がB4であれば、原稿のB5分の領域を2回読み取ることで原稿の全面を読み取るため、この時の読み取り幅や高さはB5に対応する幅や高さである。また、原稿指定画面401において指定された原稿の種類が11×17サイズであれば、原稿のLetterサイズ分の領域を2回読み取ることで原稿の全面を読み取るため、この時の読み取り幅や高さはLetterサイズに対応する幅や高さである。
次に、S611にて、CPU9は、原稿の読み取りが完了したか否かを判定する。CPU9は、原稿の読み取りが完了していない場合、再びS611を実行し、原稿の読み取りが完了した場合、S612に進む。なお、大判原稿コピーにおける最後(2回目)の読み取りが完了したときには、読み取り完了通知処理は実行されない。すなわち、スピーカ14は、音による通知を、大判原稿コピーにおける1回目の読み取りの完了時だけ実行し、大判原稿コピーにおける2回目の読み取りの完了時には実行しない。これは、最後の読み取り完了時には、ユーザが実行すべき操作がないためである。これにより、必要以上に音による通知が行われて、ユーザが音による通知を煩わしく感じることを抑制できる。なお、音による通知の煩わしさの抑制よりも、読み取りの完了をユーザにより確実に伝えることを優先させるのであれば、この形態に限定されず、最後の読み取り完了時にも音による通知が行われても良い。
S612にて、CPU9は、印刷を開始する。このとき、図7にて説明したようにして、S605において得られた画像データに基づく画像と、S610において得られた画像データに基づく画像とが、S604で指定された1枚の用紙に印刷される。なおこの時、指示受け付け画面404においてモノクロボタン404bが押下されたのであればモノクロ印刷が行われ、指示受け付け画面404においてカラーボタン404cが押下されたのであればカラー印刷が行われる。また、印刷が開始されると、CPU9は、印刷中画面407を操作表示部103に表示する。印刷完了後、CPU9は処理を終了し、メニュー選択画面400を再び表示する。
標準コピーボタン400a又はフチなしコピーボタン400bが押下された後の処理について以下に説明する。S613では、CPU9は、原稿指定画面を操作表示部103に表示する。なお、標準コピー及びフチなしコピーは、大判原稿コピーと異なり、1回の読み取りで得られた画像データのみを1枚の用紙にコピーする通常のコピー処理である。すなわち、標準コピー及びフチなしコピーにおいては、1回の読み取りで一方の面の全ての領域(全面)を読み取り可能な原稿が、原稿台101に載置されるべきである。そのため、ここで表示される原稿指定画面において指定可能な原稿のサイズは、MFP100が1回の読み取りで読み取り可能な最大サイズ以下のサイズである。そして、CPU9は、ユーザから、原稿指定画面401に対する操作を受け付ける。
次に、S614にて、CPU9は、用紙指定画面402を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、用紙指定画面402に対する操作を受け付ける。なお、標準コピー及びフチなしコピーにおいて表示される用紙指定画面は、大判原稿コピーにおいて表示される用紙指定画面と異なっていても良い。例えば、標準コピー及びフチなしコピーにおいて表示される用紙指定画面における用紙種類の選択肢は、大判原稿コピーにおいて表示される用紙指定画面における用紙種類選択肢より多くても良い。また、本実施形態の標準コピー又はフチなしコピーにおいては、大判原稿コピーと異なり、用紙指定画面402に対する操作が受け付けられた後に、通知画面403は表示されない。これは、大判原稿コピーと異なる通常のコピーにおける原稿の載置方法は、ユーザは既に把握している可能性が高いためである。
次に、S615にて、CPU9は、指示受け付け画面404を操作表示部103に表示する。そして、ユーザから、モノクロボタン404b又はカラーボタン404cの押下を受け付ける。
次に、S616にて、CPU9は、原稿台101に載置された原稿の読み取りを開始する。なお、この時実行される読み取りにおける読み取り幅は、原稿指定画面において指定された原稿の種類に応じて制御される。そして、CPU9は、読取中画面405を操作表示部103に表示する。
次に、S617にて、CPU9は、原稿の読み取りが完了したか否かを判定する。CPU9は、原稿の読み取りが完了していない場合、再びS617を実行し、原稿の読み取りが完了した場合、S618に進む。なお、標準コピー及びフチなしコピーにおける読み取りが完了したときには、読み取り完了通知処理は実行されない。すなわち、スピーカ14は、音による通知を、大判原稿コピーにおける1回目の読み取りの完了時だけ実行し、標準コピー及びフチなしコピーにおける読み取りの完了時には実行しない。
S618にて、CPU9は、印刷を開始する。このとき、S616において得られた画像データに基づく画像が、S614で指定された1枚の用紙に印刷される。なおこの時、メニュー選択画面400において標準コピーボタン400aが押下されたのであれば、用紙に余白が生じるようにして画像が印刷される。一方、メニュー選択画面400においてフチなしコピーボタン400bが押下されたのであれば、用紙に余白が生じないようにして画像が印刷される。また、指示受け付け画面404においてモノクロボタン404bが押下されたのであればモノクロ印刷が行われ、指示受け付け画面404においてカラーボタン404cが押下されたのであればカラー印刷が行われる。また、印刷が開始されると、CPU9は、印刷中画面407を操作表示部103に表示する。印刷完了後、CPU9は処理を終了し、メニュー選択画面400を再び表示する。
このような形態とすることで、大判原稿コピーのような、原稿により操作表示部103が隠れてしまうような処理が実行される場合にも、ユーザに通知を行うことができる。ひいては、大判原稿コピーにおけるユーザの利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
上述の実施形態では、大判原稿コピーにおける1回目の読み取り完了時に、原稿台101に置かれた原稿のサイズにかかわらずユーザに対して音による通知を行う形態について説明した。本実施形態では、大判原稿コピーにおける1回目の読み取り完了時に、原稿台101に置かれた原稿のサイズに基づいてユーザに対して音による通知を行うか否かを制御する形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成や処理については説明を省略する。
図8は、MFP100のサイズを示した図である。距離aは、原稿台101の幅と、原稿台101の右端からMFP100の筐体の角までの距離との和を示したものである。距離bは、MFP100の筐体の角から操作表示部103の下端までの距離を示したものである。原稿台101に置かれた原稿の長さが距離a+bを超える場合に、操作表示部103が覆われやすくなり、ユーザが操作表示部103を特に視認しにくくなる。そこで、本実施形態では、原稿台101に置かれる原稿の長さが距離a+bを超える場合に、音による通知を行い、原稿台101に置かれる原稿の長さが距離a+bを超えない場合に音による通知を行わない形態について説明する。
図9は、本実施形態においてMFP100が実行する処理を示すフローである。なお、本フローチャートが示す処理は、例えば、ROM10等のメモリに格納されたプログラムをCPU9がRAM11に読み出して実行することにより実現される。
S901~S918の処理は、S601~S618の処理と同様のため説明を省略する。
S919では、CPU9は、音による通知を行うか否かを判定する。具体的には例えば、CPU9は、原稿指定画面401に対するユーザの入力によって指定された原稿の長さが、距離a+bを超えるか否かを判定する。原稿指定画面401において指定された原稿の長さが、距離a+bを超えれば、音による通知を行うと判定される。そして、原稿指定画面401において指定された原稿の長さが、距離a+bを超えなければ、音による通知を行わないと判定される。なお、判定方法はこの方法に限定されない。原稿指定画面401において指定可能な原稿の内、長さが距離a+bを超えるものがいずれであるかに関する情報が予め不揮発性RAM12等に記憶されているものとする。そして、CPU9は、原稿指定画面401において指定された原稿が、予め記憶されていた上記情報によって示される原稿でないか否かを判定しても良い。なお、操作表示部103が、回動可能な部材に取り付けられている場合は、当該部材の回動状態等によって、原稿台101に載置された場合にユーザが操作表示部103を視認できなくなる可能性が高い原稿の長さが異なる場合がある。そのため、音による通知を行うか否かの判定に用いられる長さは、距離a+bに限定されず、任意の長さであっても良い。CPU9は、音による通知を行う場合、S909に進み、音による通知を行わない場合、S920に進む。
S920では、CPU9は、読み取り完了通知処理を実行する。なお、S920における通知処理では、S909における通知処理と異なり、CPU9は、操作表示部103に通知画面406を表示するが、スピーカ14によってブザー音を発することはしない。
このように本実施形態では、大判原稿コピーにおける1回目の読み取り完了時であっても、ユーザが操作表示部103を視認しにくい状態でない可能性が高ければ、ブザー音を発しない。これにより、ブザー音が発せられることによりユーザが煩わしさを感じることを抑制できる。
(その他の実施形態)
上述では、複数回の読み取りによって得られた画像データに対応する複数の画像を含む大判画像を出力するための出力処理として、印刷を実行する形態(大判原稿コピー機能)において音による通知を行う形態を説明したがこの形態に限定されない。大判画像を操作表示部103に表示する処理を出力処理として実行する形態や、大判画像を表すための画像データを所定のメモリに保存する処理を出力処理として実行する形態において音による通知が行われても良い。また例えば、大判画像を表すための画像データをメール等によって他の装置に送信する処理を出力処理として実行する形態や、他の装置が備える表示部に大判画像を表示する処理を出力処理として実行する形態において音による通知が行われても良い。
また、上述では、音による通知を行う形態を説明したが、この形態に限定されず、操作表示部103を用いた通知でなければ、いずれの方法の通知が用いられても良い。例えば、MFP100の、大判原稿コピー時に原稿によって覆われない位置に配置されるLED等の発光部を点灯させることによって、ユーザに光による通知を行っても良い。または、音による通知と、光による通知の両方が実行されても良い。
また、MFP100は、音による通知を行うか否かの設定を、ユーザから受け付け可能であっても良い。そして、MFP100は、音による通知を行う設定がなされていれば、大判原稿コピーにおいて音による通知を行い、音による通知を行わない設定がなされていれば、大判原稿コピーにおいても音による通知を行わなくても良い。
また、上述では、大判原稿コピーにおいて、原稿の一方の面を、原稿の置き方を変えて複数回読み取る形態について説明したが、この形態に限定されない。すなわち、原稿の両面を読み取り、1枚の用紙に、原稿の両面に対応する画像が印刷される形態であっても良い。
また、上述では、大判原稿コピーにおいて、2回の読み取りが行われる形態を説明したが、この形態に限定されない。3回以上の読み取りが行われて、3回以上の読み取りによって得られた画像データに対応する画像が、1枚の用紙に印刷されても良い。3回以上の読み取りが行われる場合は、最後の読み取り以外の各回の読み取り完了時に音による通知が実行され、最後の読み取り時には音による通知が実行されなくても良い。
上述の実施形態は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを実行する処理でも実現可能である。また、上述の実施形態は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP

Claims (24)

  1. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置であって、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示手段と、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取り手段と、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知手段と、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示手段と、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取り手段と、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力手段と、
    を有し、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする読取制御装置。
  2. 前記表示部に、前記原稿の全面を読み取るための第3読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第3表示手段と、
    前記第3読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第3読み取り処理を実行する第3読み取り手段と、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第3読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像を出力するための画像出力処理を実行する画像出力手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の読取制御装置。
  3. 前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする請求項2に記載の読取制御装置。
  4. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置であって、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示手段と、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取り手段と、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知手段と、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示手段と、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取り手段と、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを少なくとも合成した画像を出力するための出力処理を実行する出力手段と、
    前記表示部に、前記原稿の全面を読み取るための第3読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第3表示手段と、
    前記第3読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第3読み取り処理を実行する第3読み取り手段と、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第3読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像を出力するための画像出力処理を実行する画像出力手段と、
    を有し、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする読取制御装置。
  5. 前記第1読み取り処理によって読み取られる原稿のサイズに関する情報の入力を受け付ける受け付け手段と、をさらに有し、
    前記入力された情報に基づくサイズが第1のサイズである場合、前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われ、前記入力された情報に基づくサイズが前記第1のサイズより小さい第2のサイズである場合、前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  6. 前記所定の通知は、前記スピーカによりブザー音を発することによる通知であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  7. 前記所定の通知は、前記スピーカにより音声を発することによる通知であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  8. 前記所定の通知が実行される場合、さらに、発光部により光を発することによる通知が実行されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  9. 前記所定の通知は、前記第1読み取り処理が完了したことをユーザに通知するための通知であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  10. 前記所定の通知は、前記第2読み取り処理のために、前記原稿台上の原稿を載置し直すことをユーザに通知するための通知であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  11. 前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知及び、前記表示部に画面を表示することによる通知が実行されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  12. 前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を印刷する処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  13. 前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を前記表示部に表示する処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  14. 前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を、他の装置が備える表示部に表示する処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  15. 前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を表す画像データを、他の装置に送信する処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  16. 前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を表す画像データを、所定のメモリに保存する処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  17. 前記第1の領域と前記第2の領域は、前記原稿の同一の面に含まれる領域であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  18. 前記表示部は、前記読取制御装置の筐体の側面に位置することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  19. 前記第1読み取り処理と前記第2読取り処理の間に、前記読み取り部により更なる読み取り処理が実行され、
    前記出力処理は、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記更なる読取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための処理であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の読取制御装置。
  20. 前記更なる読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われることを特徴とする請求項19に記載の読取制御装置。
  21. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置の制御方法であって、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示ステップと、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取りステップと、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示ステップと、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取りステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    を有し、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする制御方法。
  22. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置の制御方法であって、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示ステップと、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取りステップと、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示ステップと、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取りステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを少なくとも合成した画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の全面を読み取るための第3読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第3表示ステップと、
    前記第3読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第3読み取り処理を実行する第3読み取りステップと、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第3読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像を出力するための画像出力処理を実行する画像出力ステップと、
    を有し、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とする制御方法。
  23. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置のコンピュータに、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示ステップと、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取りステップと、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示ステップと、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取りステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    を実行させ、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とするプログラム。
  24. 原稿台と、所定のサイズの原稿が前記原稿台に載置された場合に前記所定のサイズの原稿によって少なくとも一部が覆われる表示部と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、を有する読取制御装置のコンピュータに、
    前記表示部に、前記原稿の第1の領域を読み取るための第1読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第1表示ステップと、
    前記第1読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第1読み取り処理を実行する第1読み取りステップと、
    前記第1読み取り処理が完了したことに基づいて、スピーカにより発せられる音による所定の通知を実行する通知ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の前記第1の領域と異なる領域を含む第2の領域を読み取るための第2読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第2表示ステップと、
    前記第2読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第2読み取り処理を実行する第2読み取りステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを含む画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    前記第2読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第1読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像と前記第2読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像とを少なくとも合成した画像を出力するための出力処理を実行する出力ステップと、
    前記表示部に、前記原稿の全面を読み取るための第3読み取り処理の実行指示を受け付けるための画面を表示する第3表示ステップと、
    前記第3読み取り処理の実行指示が受け付けられたことに基づいて、前記読み取り部により前記第3読み取り処理を実行する第3読み取りステップと、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記第3読み取り処理によって得られた画像データに基づく画像を出力するための画像出力処理を実行する画像出力ステップと、
    を実行させ、
    前記第3読み取り処理が完了したことに基づいて、前記所定の通知が行われないことを特徴とするプログラム。
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