JP7170506B2 - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、基板処理方法および基板処理装置に関する。
近年、半導体ウエハ等の基板に形成されるパターンの微細化に伴い、パターンのアスペクト比(高さ/幅)が高くなってきている。アスペクト比がある値より大きくなると、基板に対して半導体形成時の液処理後に行われる乾燥処理の際にパターン倒壊(パターンを構成する凸状部の倒壊)が生じやすくなる。パターン倒壊は、乾燥時にパターンの凹部から液が抜け出すときに、パターンの柱状部が液の表面張力に起因して生じる応力に耐えられなくなるために生じる。
上記の問題を解決するため、液処理後に基板表面に昇華性物質の溶液を供給し、この溶液を乾燥させて、パターンの凹部内を昇華性物質で充填し、基板を昇華性物質の昇華温度以上まで加熱させて、昇華性物質を基板から除去する方法が開発されている(特許文献1参照)。
ところで昇華性物質は一般に高価であり、基板に供給された昇華性物質の溶液を回収することができれば都合がよい。
特開2015-92619号公報
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、基板に供給された昇華性物質を確実に回収することができる基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
本開示は、基板を保持して回転させる基板保持回転部と、前記基板保持回転部に保持された前記基板に昇華性物質の溶液を供給する昇華性物質溶液ノズルと、前記基板保持回転部に保持された前記基板を囲むカップ体と、前記カップ体に連結管を介して接続され、前記カップ体からの前記昇華性物質の溶液を回収する回収タンクと、前記回収タンクと前記昇華性物質溶液ノズルとを接続する戻りラインとを備えた、基板処理装置である。
本開示によれば、基板に供給された昇華性物質を確実に回収することができる。
図1は基板乾燥方法を実施するための基板処理装置の全体構成を示す概略平面図。 図2は図1の基板処理装置に設けられた液処理ユニットの構成を示す概略図であって基板処理方法を示す図。 図3は図1の基板処理装置に設けられた液処理ユニットの構成を示す概略図であって基板処理方法を示す図。 図4は図1の基板処理装置に設けられた液処理ユニットの構成を示す概略図であって基板処理方法を示す図。 図5は図1の基板処理装置に設けられた液処理ユニットの構成を示す概略図であって基板処理方法を示す図。 図6は昇華性物質の詰まり防止機構を示す図。 図7は昇華ユニットを示す概略図。 図8は昇華ユニットを示す拡大図。 図9は基板処理方法を示す工程図。
次に、添付図面を参照して実施の形態について説明する。まずは、液処理後の基板を乾燥させる方法(以下「基板処理方法」と称する)を実施するための基板処理装置について説明する。なお、基板処理方法は、好ましくは、前工程と組み合わされて一連のプロセスとして実施される。ここでは、前工程としての薬液洗浄工程およびリンス工程と組み合わされて一連のプロセスとして実施される基板乾燥方法について説明する。
図1に示すように、この基板処理装置は、基板搬入出部1と、液処理部2とを備えた洗浄処理装置である。基板搬入出部1は、キャリア載置部3、搬送部4および受け渡し部5を有する。キャリア載置部3に複数の基板を収容したキャリアCが載置され、搬送部4に設けられた搬送機構4aがキャリアCから基板Wを搬出して受け渡し部5に設けられた受け渡しユニット5aに搬送する。液処理部2は、基板Wに洗浄処理を施すための複数の液処理ユニット10と、基板Wを加熱して処理を行う複数のホットプレートユニット60と、基板搬送機構6とを有している。基板搬送機構6は、受け渡しユニット5a、液処理ユニット10およびホットプレートユニット60にアクセス可能であり、各液処理ユニット10および各ホットプレートユニット60に対して基板の搬入出を行う。ここでホットプレートユニット60は、後述のように基板Wを昇華性物質の昇華温度より高い温度まで加熱して基板Wから昇華性物質を昇華させる昇華ユニットとして機能する。
次に、液処理ユニット10の構成について図2乃至図6を参照して説明する。液処理ユニット10は、基板、本例では半導体ウエハWを概ね水平に保持して回転するスピンチャック(基板保持回転部)11を有している。スピンチャック11は、ウエハWの周縁部を保持する複数の保持部材12によって基板を水平姿勢で保持する基板保持部14と、この基板保持部14を回転駆動する回転駆動部16とを有している。基板保持部14の周囲には、ウエハWから飛散した薬液、リンス液、後述の昇華性物質溶液等の各種の処理液を受け止めるカップ体18が設けられている。なお、前述した基板搬送機構6と基板保持部14との間でウエハWの受け渡しができるように、基板保持部14およびカップ体18は相対的に上下方向に移動できるようになっている。
液処理ユニット10は、ウエハWに薬液(CHM)を供給するための薬液ノズルと、ウエハWに純水(DIW)を供給するリンスノズルと、ウエハWにN2ガスを供給するN2ガスノズルとを有している。薬液ノズルには、薬液供給源から適当な流量調整器例えば流量調整弁20aと開閉弁20bとが介設された薬液管路20cを介して薬液が供給される。リンスノズルには、DIW供給源から、適当な流量調整器例えば流量調整弁22aと開閉弁22bとが介設されたDIW管路22cを介してDIWが供給される。N2ガスノズルには、N2ガス供給源から、適当な流量調整器例えば流量調整弁24aと開閉弁24bとが介設されたN2ガス管路24cを介してN2ガスが供給される。薬液ノズル、リンスノズルおよびN2ガスノズルは、各々独立しているが、本実施の形態においては、便宜上これらのノズルをノズル20として示す。
さらに液処理ユニット10は、ウエハWに昇華性物質の溶液を供給するための昇華性物質溶液ノズル30を有している。昇華性物質溶液ノズル30には、昇華性物質溶液供給源としてのタンク31から、適当な流量調整器例えば流量調整弁30aと開閉弁30bとが介設された昇華性物質溶液管路30cを介して昇華性物質の溶液が供給される。昇華性物質の溶液を貯留するタンク31には、ポンプ34が介設された循環管路32が接続されている。昇華性物質の溶液の飽和度は、ウエハWへの供給前に昇華性物質の析出が生じず、かつ、乾燥工程の開始後速やかに析出が生じる程度の値に設定することが好ましい。昇華性物質溶液ノズル30からウエハWに供給される昇華性物質の溶液の温度は、常温以下の温度、例えば10度~常温(例えば25°C)の範囲内の温度とすることができる。この場合、例えば、溶液を冷却するための冷却装置を循環管路32に設けることができる。溶液の温度を低くすることにより、昇華性物質の濃度が低くても(溶解させる昇華性物質が少量でも)、高い飽和度の溶液を供給することができる。また、前工程(例えば常温DIWリンス)でウエハWが冷やされている場合、昇華性物質がウエハに触れた瞬間に析出が始まること、すなわち望ましくないタイミングでの析出開始を防止することができるので、プロセスの制御が容易となる。
しかしながら、高濃度の昇華性物質の溶液を供給することが望まれる場合には、循環管路32にヒーターを設け、昇華性物質の溶液を比較的高温に維持してもよい。なお、この場合、供給前の昇華性物質の析出を防止するために、昇華性物質溶液管路30cにテープヒーター等のヒーターまたは断熱材を設けることが好ましい。
本実施形態においては、昇華性物質の溶液は、昇華性物質(溶質)としてのケイフッ化アンモニウム((NHSiF)を、溶媒としてのIPA(イソプロピルアルコール)に溶解させてなる。
また、昇華性物質の溶液は、昇華性物質(溶質)としてのショウノウまたはナフタレンを、溶媒としてアルコール類例えばIPAに溶解させたものとすることもできる。
なおノズル20および昇華性物質溶液ノズル30は、ノズル移動機構(図示せず)により水平方向に駆動される。
図示されたスピンチャック11の基板保持部14は、可動の保持部材12によってウエハWの周縁部を把持するいわゆるメカニカルチャックタイプのものであったが、これに限定されるものではなく、ウエハWの裏面中央部を真空吸着するいわゆるバキュームチャックタイプのものであってもよい。また、ノズル移動機構は、ノズルを並進運動させるいわゆるリニアモーションタイプのものでもよく、鉛直軸線周りに回動するアームの先端にノズルが保持されているいわゆるスイングアームタイプのものであってもよい。
また図2乃至図6に示すように、カップ体18に、連結管41を介して回収タンク40が接続され、この回収タンク40によりカップ体18から排出される昇華性物質の溶液を回収することができる。
一般に昇華性物質は高価なものであり、使用される昇華性物質の量を削除することができれば都合が良い。
本実施の形態によれば、カップ体18から排出される昇華性物質の溶液を回収タンク40によって確実に回収することができる。
また回収タンク40には、ポンプ51と濃度計52とフィルタ53とを含む循環ライン50が接続され、回収タンク40内の昇華性物質の溶液をこの循環ライン50により循環させて昇華性物質の析出を防いでいる。
また循環ライン50には、昇華性物質溶液ノズル30に連結された戻りライン42が接続され、この戻りライン42には戻りライン42中の昇華性物質の溶液を混合する混合器(mixer)43と、濃度計44が設けられている。そして戻りライン42は、三方弁42bによって、上述した昇華性物質溶液ノズル30と、昇華性物質溶液管路30cに接続されている。
さらにまた、連結管41には三方弁46が取り付けられており、この三方弁36に連結管41から分岐するドレイン管47が接続されている。
また回収タンク40には、IPA供給ラインと昇華性物質供給ラインとからなる濃度調整ライン40aが接続され、回収タンク40内の昇華性物質の溶液の濃度が高くなると、濃度調整ライン40aからIPAが供給される。一方回収タンク40内の昇華性物質の溶液の濃度が低くなると、この回収タンク40内の昇華性物質の溶液が昇華性物質溶液ノズル30へ送られることはない。なお、回収タンク40内の昇華性物質の濃度が低くなった場合に、濃度調整ライン40aから昇華性物質の溶液を回収タンク40に供給してもよい。
また戻りライン42には、IPA供給ラインと昇華性物質供給ラインとからなる濃度調整ライン42aが接続され、戻りライン42内の昇華性物質の溶液の濃度が高くなると、濃度調整ライン42aからIPAが供給される。一方戻りライン42内の昇華性物質の溶液の濃度が低くなると、濃度調整ライン42aから昇華性物質の溶液が戻りライン42へ供給され、昇華性物質溶液ノズル30から適切な濃度の昇華性物質溶液がウエハW上へ供給される。
ところで、回収タンク40には、ドレイン管40bが連結されている。
次に図6により、連結管41に設置された昇華性物質の詰まり防止機構について述べる。図6に示すように、カップ体18と回収タンク40とは連結管41により連結され、この連結管41外周には連結管41内で昇華性物質が詰まることを防止するため、昇華性物質の昇華温度より高温に連結管41を加熱する加熱ヒータ41aが設置され、連結管41を加熱ヒータ41aにより加熱することにより、連結管41内における昇華性物質の析出を防止している。また連結管41には、IPA供給管41bが連結され、このIPA供給管41bから連結管41内にIPAを供給することによって、連結管41内における昇華性物質の析出を防止している。
次にホットプレートユニット60について図7および図8を参照して説明する。ホットプレートユニット60は、ホットプレートユニット室60aと、ホットプレートユニット室60a内に設けられ、抵抗加熱ヒーター62が内蔵された熱板61と、熱板61上面から突出する複数の保持ピン63を有している。保持ピン63はウエハWの下面周縁部を支持し、ウエハWの下面と熱板61の上面との間に小さな隙間が形成される。ホットプレートユニット室60aの上方に設けられた開口部に、排気管65が接続されている。この排気管65内に昇華性物質が付着することを防止するために、排気管65の外面に昇華性物質の昇華温度より高温に維持する加熱ヒータ65aが設けられている。
またホットプレートユニット60に連結された排気管65は、ホットプレートユニット60からの排気80を受けるとともに、排気80に対して冷却溶剤、例えば、0℃まで冷却されたIPA81を噴霧して、ホットプレートユニット60からの排気80を排気用気体と、昇華性物質の溶液とに分離する気液分離器66に接続されている。さらに気液分離器66には、追加連結管68を介して追加回収タンク70が接続されている。
また図7および図8に示すように、気液分離器66には、開口67aを有し気液分離器66内を噴霧室66aと排気室66bとに区画する区画壁67が設置されている。そして噴霧室66a内において、ホットプレートユニット60からの排気80に対して冷却されたIPA81が噴霧されて、排気中の昇華性物質がIPA81中に溶け込む。次にIPA81中に溶け込んだ昇華性物質は、追加連結管68から追加回収タンク70側へ送られ、この追加回収タンク70により回収される。
他方、噴霧室66a内の排気80中から昇華性物質の溶液と分離した排気用気体82は、区画壁67の開口67aを介して上方外方へ排出される。
また追加回収タンク70には、濃度計72とフィルタ73とポンプ74とを含む追加循環ライン71が接続され、追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液をこの追加循環ライン71により循環させて昇華性物質の析出を防いでいる。
また循環ライン71には、回収ライン75が接続され、この回収ライン75は上述した回収タンク40に接続されている。すなわち追加回収タンク70により回収された昇華性物質の溶液を回収ライン75を介して回収タンク40側へ送ることにより、回収タンク40内で回収された昇華性物質の溶液の補充を図ることができる。
そして追加回収タンク70から回収タンク40へ送られた昇華性物質の溶液は、戻りライン42を経て昇華性物質溶液ノズル30からウエハW上へ供給される。
あるいはまた、図7および図8に示すように、追加回収タンク70により回収された昇華性物質の溶液を回収タンク40へ送ることなく、直接、追加戻りライン85を介して昇華性物質溶液ノズル30へ送り、この昇華性物質溶液ノズル30から基板W上へ供給してもよい。
次に、上述の液処理ユニット10およびホットプレートユニット60を備えた基板処理装置により実行される液処理工程と、これに続いて実行される基板乾燥方法の各工程とからなる一連の処理工程について説明する。
半導体装置を形成する膜、例えばSiN膜にパターンを付与するためにドライエッチングを施したウエハWが、基板搬送機構6により液処理ユニット10に搬入され、スピンチャック11により水平に保持される。この場合、ウエハWの表面には、凸状部101と凹状部102とを有するパターン100が形成されている。
ウエハWが所定速度で回転され、ウエハWの中心の上方にノズル20を位置させて、ノズルから薬液がウエハWに吐出されて、薬液によりエッチング残渣やパーティクルなどを基板表面から除去する薬液洗浄処理が実施される(薬液洗浄工程)。この薬液洗浄工程では、DHF、BHF、SC-1、SC-2、APM、HPM、SPM等を薬液として使用することができる。
次に、引き続きウエハWを回転させたまま、ウエハWの中心の上方にノズル20を位置させて、ノズル20からDIWがウエハWに吐出されて、ウエハW上の薬液およびエッチング残渣やパーティクルが除去される(リンス工程)。このまま続けてスピン乾燥等の乾燥処理を行うと、背景技術の項で説明したようにパターン倒れ(パターンの凸状部101の倒壊)が生じるおそれがある。このリンス工程の後に、以下の基板処理方法の一連の工程が実行される。
具体的には、引き続きウエハWを回転させ、ノズル20からウエハW上に乾燥防止用の液体、例えばIPAが供給され、ウエハWのパターン100がIPAにより覆われる(図9(a)参照)。次にウエハWを回転させたまま、ウエハWの中心の上方に昇華性物質溶液ノズル30を位置させて、昇華性物質溶液ノズル30から昇華性物質の溶液がウエハWに吐出されて、ウエハW上にあるIPAを昇華性物質の溶液(SL)で置換し、パターン100間に昇華性物質の溶液を充填する(昇華性物質充填工程)。この状態が、図9(b)に示されている。DIWが昇華性物質の溶液で置換されてパターン間に昇華性物質の溶液が充填されたら、ウエハWの回転を調整することにより、昇華性物質の溶液の膜厚を調整する。後述する溶媒乾燥工程において、昇華性物質の溶液から溶媒を乾燥させることから、得られる昇華性物質の膜(固体の膜)の膜厚は、昇華性物質の溶液の膜厚よりも薄くなる。その点を考慮して、最終的に所望の膜厚の昇華性物質の膜(固体の膜)が得られるように、昇華性物質の溶液の膜厚を調整する。なお、IPA供給工程から昇華性物質充填工程への移行の際に、パターン100の凸状部101の上端が十分にIPAに浸っていないと、凸状部101にIPAの表面張力が作用し、凸状部101が倒れるおそれがある。従って、(a)IPA供給工程の終期にIPAの吐出量を増す、(b)IPA供給工程の終期および昇華性物質充填工程の初期にウエハWの回転数を低下させるか、ウエハWの回転を停止する、(c)IPA供給工程の終期と昇華性物質充填工程の初期とをオーバーラップさせる(昇華性物質充填工程の初期までIPAを吐出し続ける)、等の操作を行うことが好ましい。IPA供給工程の終期と昇華性物質充填工程の初期とをオーバーラップさせる場合は、ノズル20からIPAを吐出させたまま、昇華性物質溶液ノズル30をウエハWの中心の上方に位置させる。そして、昇華性物質の溶液がウエハWに吐出され始めた後に、IPAの吐出を停止する。
次にこの間の昇華性物質溶液の回収方法について図2乃至図6により説明する。まずノズル20からIPAがウエハWに供給されると、ウエハWから外方へ飛散したIPAはカップ体18により受けられ、次にIPAはカップ体18から連結管41を通り、三方弁46からドレイン管47を通って外方へ排出される(図2参照)。図2において、回収タンク40内には、後述のようにカップ体18から連結管41を介して送られた昇華性物質の溶液が予め回収されており、回収タンク40内の昇華性物質の溶液は循環ライン50を通って循環して昇華性物質の析出が抑えられている。
次にウエハWに昇華性物質溶液ノズル30から昇華性物質の溶液が供給されると、ウエハWから外方へ飛散した昇華性物質の溶液はカップ体18により受けられ、次に昇華性物質の溶液はカップ体18から連結管41を通り三方弁46からドレイン管47を通って外方へ排出される(図3参照)。ここで図3はウエハWに昇華性物質溶液ノズル30から、回収タンク40に回収された昇華性物質の溶液を供給する前半の状態を示す。
図3に示す昇華性物質の溶液を供給する前半の状態では、カップ体18から連結管41を介して排出された昇華性物質の溶液は回収タンク40内へ回収されることはなく、上述のように三方弁46からドレイン管47を介して外方へ排出される。
図3において、回収タンク40内には前工程において予め回収された昇華性物質の溶液が蓄えられており、回収タンク40内の昇華性物質の溶液は循環ライン50を循環しながら溶液中の昇華性物質の析出が防止される。次に循環ライン50内の昇華性物質の溶液は、戻りライン42を経て昇華性物質溶液ノズル30側へ送られて、上述のようにこの昇華性物質溶液ノズル30からウエハW上に供給される。
この間、戻りライン42中の昇華性物質の溶液は混合器43により混合され、また昇華性物質の溶液の濃度が濃度計44により測定される。そしてこの濃度計44からの信号に基づいて、制御部10Aにより濃度調整ライン42aが作動して、戻りライン42内の昇華性物質の溶液の濃度が所定の値に調整される。
次に回収タンク40内の昇華性物質の残量が所定値以下となった場合、あるいは回収タンク40内の昇華性物質の濃度が低下してきたら、制御部10Aは三方弁42bを切り換えて戻りライン42からの昇華性物質の溶液の供給を停止する。この場合は、タンク31から昇華性物質溶液管路30cから新しい昇華性物質の溶液が昇華性物質溶液ノズル30へ送られ、この昇華性物質溶液ノズル30から新しい昇華性物質の溶液がウエハW上に供給される(図4参照)。
ここで図4は、ウエハWに昇華性物質溶液ノズル30から、新しい昇華性物質の溶液が供給される後半の状態を示す。
図4に示すように、ウエハW上に新しい昇華性物質の溶液が供給されると、ウエハWから外方へ飛散した昇華性物質の溶液はカップ体18により受けられる。そしてカップ体18により受けられた昇華性物質の溶液は連結管41から三方弁46を通って回収タンク40に回収される。回収タンク40に回収された昇華性物質の溶液は、昇華性物質溶液ノズル30側へ送られることなく、循環ライン50を循環して昇華性物質の溶液中の昇華性物質の析出が抑えられる。
次に図5に示すように、昇華性物質溶液ノズル30から昇華性物質の溶液の供給が停止する。回収タンク40内の昇華性物質の溶液は、循環ライン50内を循環して、回収タンク40内の昇華性物質の溶液中の昇華性物質の析出が抑えられる。
その後、連結管41に対して昇華性物質の詰まり防止工程を実行する。具体的には、図6に示すように、三方弁46を一旦閉として、連結管41のうち三方弁46より上流側に昇華性物質の溶液を充填しておく。この間加熱ヒータ41aを作動して連結管41を加熱し、昇華性物質を溶液中に十分溶け込ませておく。
次に三方弁46を開とし、同時に連結管41のうち三方弁46より上流側に設けられたIPA供給管41bからIPAを連結管41内に噴出させる。このことにより連結管41内の昇華性物質の溶液を回収タンク40側へ送るとともに、ドレイン管47から外方へ排出し、連結管41の内壁に昇華性物質が析出することを防止することができる。
このようにして、ウエハWのパターン100内に昇華性物質を充填することができる。
昇華性物質充填工程の次に、昇華性物質の溶媒を乾燥させて、昇華性物質を析出させ、固体の昇華性物質からなる膜を形成する(溶媒乾燥工程)。溶媒乾燥工程の終了時の状態が図9(c)に示されており、凹部102に固体状態の昇華性物質(SS)が充填されている。昇華性物質からなる膜の膜厚「t」は、パターンの凸状部101を十分に覆う限りにおいて、なるべく薄くすることが好ましい。溶媒が乾燥する際にもパターンの凸状部101には表面張力が働くため、その表面張力によってパターンが倒れない程度に、固体の昇華性物質からなる膜がパターン間に形成されていればよい。また、形成される昇華性物質からなる膜の膜厚「t」は、均一であることが好ましい。溶媒乾燥工程は、様々な方法で実行することができるが、図示された液処理ユニット10を用いる場合には、ウエハWを回転させながら(遠心力による振り切り)、ノズル20からN2ガスをウエハWに吹き付けることにより行うことができる。ウエハWの回転を制御することにより、ウエハW上に吐出された昇華性物質の溶液の外周に向かう流れを制御することができ、昇華性物質の溶液の膜厚および昇華性物質からなる膜の膜厚を容易に調整することができる。また、均一な膜厚の昇華性物質からなる膜を形成することができる。なお、ウエハWにホットN2ガスのような加熱された気体を吹き付けて、溶媒の乾燥を促進させてもよく、かかる場合には、ウエハWの温度すなわち昇華性物質の温度が、昇華性物質の昇華温度未満、具体的には昇華性物質の溶液の溶媒は乾燥するが昇華性物質は昇華しない温度に維持されるような条件で行う。
溶媒乾燥工程は、上述したN2ガスだけでなく例えば清浄空気やCDA(クリーンドライエア)のような他の乾燥促進流体を吹き付けることにより実行または促進することができる。また、溶媒乾燥工程は、スピンチャックの基板保持部の円板部分に内蔵された抵抗加熱ヒーター等の加熱手段によって、あるいはトッププレートに設けられたLEDランプヒーター等の加熱手段によって、ウエハWを昇華性物質の昇華温度未満の温度、具体的には昇華性物質の溶液の溶媒は乾燥するが昇華性物質は昇華しない温度に加熱することにより実行ないし促進することができる。
溶媒乾燥工程が終了したら、基板搬送機構6により、液処理ユニット10からウエハWを搬出し、図7および図8に示すホットプレートユニット60のホットプレートユニット室60aに搬入する。次にホットプレートユニット室60aに接続された排気管65に介設されたポンプ65bによりウエハWの上方空間を吸引しながら、昇温された熱板61により昇華性物質の昇華温度よりも高い温度にウエハWが加熱される。具体的には、ウエハWを100~300度程度に加熱する。このとき、排気管65およびホットプレートユニット室60aの表面も昇華性物質の昇華温度より高温に加熱しておくのが好ましい。これにより、ウエハW上の昇華性物質は昇華して、ウエハWから除去される(昇華性物質除去工程)。昇華性物質除去工程の終了時の状態が図9(d)に示されており、凹部102に充填されていた昇華性物質が除去されており、所望のパターンが得られている。
この間、ホットプレートユニット60のホットプレートユニット室60aから昇華性物質が昇華して気体となった排気80は排気管65からポンプ65bにより気液分離器66へ送られる。
なお、排気管65は排気管65の外方に設けられた加熱ヒータ65aにより加熱され、排気80中の昇華性物質の析出が防止される。
次に気液分離器66内の作用について図7および図8により説明する。
図7および図8に示すように、気液分離器66の噴霧室66a内においてホットプレートユニット60からの排気80に対して冷却されたIPA81が噴霧されて、排気中の昇華性物質がIPA81中に溶け込む。次にIPA81中に溶け込んだ昇華性物質は、追加連結管68から追加回収タンク70側へ送られ、この追加回収タンク70により回収される。
他方、噴霧室66a内の排気80中から昇華性物質の溶液と分離した排気用気体82は、区画壁67の開口67aを介して上方外方へ排出される。
上述のように、追加回収タンク70には、濃度計72とフィルタ73とポンプ74とを含む循環ライン71が接続され、追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液をこの循環ライン71により循環させて昇華性物質の析出を防いでいる。
次に追加回収タンク70により回収された昇華性物質の溶液は、ポンプ76により回収ライン75を介して回収タンク40側へ送られ、上述のように回収タンク40内で回収された昇華性物質の溶液の補充を図ることができる。
そして追加回収タンク70から回収タンク40へ送られた昇華性物質の溶液は、戻りライン42を経て昇華性物質溶液ノズル30からウエハW上へ供給される。
あるいはまた、追加回収タンク70により回収された昇華性物質の溶液を回収タンク40へ送ることなく、直接、追加戻りライン85を介して昇華性物質溶液ノズル30へ送り、この昇華性物質溶液ノズル30から基板W上へ供給してもよい。
ところで、追加回収タンク70に連結された循環ライン71には濃度計72が設置され、追加回収タンク70に回収された昇華性物質の溶液の濃度を測定している。この場合、制御部10Aは濃度計72により測定された測定値と、回収タンク40の循環ライン50に設置された濃度計52の測定値とを比較し、濃度計72により測定された濃度が、濃度計52で測定された濃度に対して所定範囲に入っている場合のみ、追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液を回収タンク40内の昇華性物質の溶液中に補充してもよい。
このように、追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液中の濃度を回収タンク40内の昇華性物質の溶液中の濃度に合わせることにより、回収タンク40内の昇華性物質の溶液に追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液を適切に補充することができ、かつ回収タンク40内の昇華性物質の溶液の濃度管理を正確に実行することができる。
なお、追加回収タンク70内の昇華性物質の溶液を適宜ドレイン管70aにより外方へ排出してもよい。
以上のように本実施の形態によれば、ウエハWに供給される高価な昇華性物質の溶液を適切に回収することができる。
W 基板(半導体ウエハ)
10 液処理ユニット
11 スピンチャック
12 保持部材
14 基板保持部
16 回転駆動部
18 カップ体
20 ノズル
30 昇華性物質溶液ノズル
30c 昇華性物質溶液管路
31 タンク
40 回収タンク
41 連結管
41a 加熱ヒータ
41b IPA供給管
42 戻りライン
46 三方弁
47 ドレイン管
50 循環ライン
60 ホットプレートユニット
65 排気管
66 気液分離器
70 追加回収タンク
71 追加循環ライン
100 パターン
101 パターンの凸状部
102 パターンの凹部

Claims (9)

  1. 基板を保持して回転させる基板保持回転部と、
    前記基板保持回転部に保持された前記基板に昇華性物質の溶液を供給する昇華性物質溶液ノズルと、
    前記基板保持回転部に保持された前記基板を囲むカップ体と、
    前記カップ体に連結管を介して接続され、前記カップ体からの前記昇華性物質の溶液を回収する回収タンクと、
    前記回収タンクと前記昇華性物質溶液ノズルとを接続する戻りラインと、
    前記基板を前記昇華性物質の昇華温度より高い温度まで加熱して前記基板から前記昇華性物質を昇華させる昇華ユニットと、
    前記昇華ユニットに排気ラインを介して接続され、前記昇華ユニットからの排気を受けるとともに、前記排気に対して冷却溶剤を噴霧して、排気用気体と前記昇華性物質の溶液とに分離する気液分離器と、
    前記気液分離器に追加連結管を介して接続され、前記気液分離器からの前記昇華性物質の溶液を回収する追加回収タンクとを備えた、基板処理装置。
  2. 前記回収タンクに前記昇華性物質の溶液を循環させる循環ラインを連結した、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記戻りラインまたは前記循環ラインの少なくとも一方に、前記昇華性物質の溶液の濃度を測定する濃度計を設けた、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記連結管に、この連結管から分岐するドレイン管をバルブを介して連結した、請求項1乃至3のいずれか記載の基板処理装置。
  5. 前記戻りラインまたは前記回収タンクの少なくとも一方に、前記昇華性物質の溶液の濃度調整を行う濃度調整機構を設けた、請求項1乃至4のいずれか記載の基板処理装置。
  6. 前記連結管に加熱ヒータを設けて、前記昇華性物質の溶液の固化を防止する、請求項1乃至5のいずれか記載の基板処理装置。
  7. 前記追加回収タンクに前記昇華性物質の溶液を循環させる追加循環ラインを連結した、請求項記載の基板処理装置。
  8. 前記追加循環ラインに、前記昇華性物質の溶液の濃度を測定する濃度計を設けた、請求項記載の基板処理装置。
  9. 請求項記載の基板処理装置を用いた基板処理方法において、
    前記基板保持回転部で保持された基板上に前記回収タンクで回収された前記昇華性物質の溶液を前記昇華性物質溶液ノズルから供給する工程と、
    次に前記昇華性物質の溶液の供給を停止して、新たな昇華性物質の溶液を前記昇華性物質溶液ノズルから前記基板上に供給する工程とを備え、
    前記追加回収タンクから回収された前記昇華性物質の溶液を前記基板へ前記昇華性物質溶液ノズルから供給する、基板処理方法。
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