JP7168389B2 - ハンドル加振システム、及び、ハンドル加振システムの制御方法 - Google Patents
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を備えている。
なお、以下では、本発明に係るハンドル加振システムが自動二輪車に採用される場合を説明するが、本発明に係るハンドル加振システムは自動二輪車以外の他の鞍乗型車両に採用されてもよい。自動二輪車の他の鞍乗型車両とは、例えば、エンジン及び電動モータのうちの少なくとも1つを駆動源とする自転車、自動三輪車、及びバギー等である。なお、自転車とは、ペダルに付与される踏力によって路上を推進することが可能な乗物全般を意味している。つまり、自転車には、普通自転車、電動アシスト自転車、電動自転車等が含まれる。また、自動二輪車又は自動三輪車は、いわゆるモータサイクルを意味し、モータサイクルには、オートバイ、スクーター、電動スクーター等が含まれる。
以下に、本実施の形態に係るハンドル加振システムを説明する。
本実施の形態に係るハンドル加振システム30の構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るハンドル加振システムが搭載された鞍乗型車両を示す側面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るハンドル加振システムが搭載された鞍乗型車両のバーハンドル周辺の構成を示す正面図である。また、図3は、本発明の実施の形態に係るハンドル加振システムの、システム構成の一例を示す図である。なお、図2では、他の構成に隠れている構成を指し示す引き出し線を、破線で示している。
フロントフォーク20のそれぞれは、インナーチューブ21と、該インナーチューブ21が往復動自在に挿入されたアウターチューブ22とを備えている。なお、本実施の形態に係るフロントフォーク20は、アウターチューブ22の上方にインナーチューブ21が配置された構成となっている。前輪2は、各フロントフォーク20の下部部分を構成するアウターチューブ22の間に、回転自在に接続されている。
例えば、鞍乗型車両100のエンジンが始動する等してハンドル加振システム30に電力供給されると(ステップS1)、制御装置40は、ステップS2以降の制振制御を行う。具体的には、ステップS2は、振動取得ステップである。ステップS2において制御装置40の振動取得部41は、バーハンドル4の振動を取得する。上述のように、本実施の形態では、振動取得部41は、振動検出センサ32の検出値が入力されることにより、バーハンドル4の振動を取得する。
本実施の形態に係るハンドル加振システム30の効果について説明する。
上述のように、振動検出センサ32は、ハンドル加振システム30において必須の構成ではない。ハンドル加振システム30の制御装置40の振動取得部41は、例えば図5及び図6に示すように、振動検出センサ32の検出値以外の情報に基づいて、バーハンドル4の振動を取得してもよい。
バーハンドル4は、鞍乗型車両100が路面から受ける衝撃によって振動する。この際、鞍乗型車両100全体としても振動する。また、従来の鞍乗型車両には、車両の挙動を把握するため、複数のセンサを備えているものがある。車両の挙動を把握するためのセンサとは、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、変位センサ等である。このため、鞍乗型車両100が車両挙動を把握するためのセンサを備えている場合、センサのうちの少なくとも1つの検出値に基づいて、バーハンドル4の振動を取得することができる。
鞍乗型車両100のバーハンドル4は、エンジンの振動が伝播することによっても振動する。このため、バーハンドル4の振動とエンジンの振動との間には、相関関係がある。ここで、従来の鞍乗型車両の制御装置の中には、エンジンの回転数を把握しているものが存在する。例えば、アクセルの開度に応じてエンジンの回転数を制御する制御装置は、エンジンの回転数を把握している。また例えば、エンジンの回転数に応じて燃料噴射量を制御する制御装置も、エンジンの回転数を把握している。以下、鞍乗型車両の制御装置のうち、エンジンの回転数を把握している制御装置を車両制御装置7と称することとする。このため、鞍乗型車両100が車両制御装置7を備えている場合、車両制御装置7が把握しているエンジンの回転数に基づいて、バーハンドル4の振動数を取得することができる。
図7に示すハンドル加振システム30は、上述したいずれかのハンドル加振システム30の構成に加え、制御装置40の機能部として、報知判定部43を備えている。報知判定部43は、報知が必要か否かを判定する機能部であり、報知が必要か否かを判定するステップを実行する。そして、図7に示すハンドル加振システム30においては、制御部42は、報知が必要と報知判定部43が判定した場合、加振装置31を振動させる構成となっている。加振装置31が振動することにより、バーハンドル4を握っているライダーは、バーハンドル4の振動を感じることとなる。これにより、ライダーは、何らかの情報が報知されたことを知ることができる。例えば、この際に加振装置31が発生する振動は、その時点で振動取得部41で取得される振動を増幅する振動である。また、加振装置31が発生する振動が、振動取得部41で取得される振動に依存しない振動(例えば、振幅、振動数等が固定値に制御される振動)であってもよい。
Claims (7)
- 振動する加振装置(31)と、
前記加振装置(31)を制御する制御装置(40)と、
を備えたハンドル加振システム(30)であって、
前記加振装置(31)は、バーハンドル(4)を備えた鞍乗型車両(100)の前記バーハンドル(4)に取り付けられる加振装置であり、
前記制御装置(40)は、
前記鞍乗型車両(100)のフロントサスペンション(23)の挙動に基づいて、前記バーハンドル(4)の振動を取得する振動取得部(41)と、
前記振動取得部(41)で取得された振動を抑制する振動を前記加振装置(31)に発生させる制御部(42)と、
を備えた
ハンドル加振システム(30)。 - 前記加振装置(31)は、前記バーハンドル(4)においてフロントフォーク(20)との接続箇所(11a)よりも先端部分となる領域に取り付けられる
請求項1に記載のハンドル加振システム(30)。 - 前記バーハンドル(4)の振動を検出する振動検出センサ(32)を備えた
請求項1又は請求項2に記載のハンドル加振システム(30)。 - 前記振動検出センサ(32)は、前記バーハンドル(4)においてフロントフォーク(20)との接続箇所(11a)よりも先端部分となる領域に取り付けられる
請求項3に記載のハンドル加振システム(30)。 - 前記制御装置(40)は、報知が必要か否かを判定する報知判定部(43)を備え、
前記制御部(42)は、報知が必要と前記報知判定部(43)が判定した場合、前記加振装置(31)を振動させる構成である
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のハンドル加振システム(30)。 - 前記振動取得部(41)で取得された振動を抑制する振動とは、前記振動取得部(41)で取得された振動の逆位相の振動である
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のハンドル加振システム(30)。 - 振動する加振装置(31)と、
前記加振装置(31)を制御する制御装置(40)と、
を備えたハンドル加振システム(30)の制御方法であって、
前記加振装置(31)は、バーハンドル(4)を備えた鞍乗型車両(100)の前記バーハンドル(4)に取り付けられる加振装置であり、
前記鞍乗型車両(100)のフロントサスペンション(23)の挙動に基づいて、前記バーハンドル(4)の振動を取得する振動取得ステップ(S2)と、
前記振動取得ステップ(S2)で取得された振動を抑制する振動を前記加振装置に発生させる制御ステップ(S3)と、
を備えた
ハンドル加振システム(30)の制御方法。
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JP2018174332A JP7168389B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | ハンドル加振システム、及び、ハンドル加振システムの制御方法 |
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