JP7165403B2 - 掘削装置 - Google Patents

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Description

本発明はビット装置に回転力と衝撃力を加えて掘削する掘削装置に関する。
従来、この種のものとして、ケーシングパイプの先端にケーシングシューを設け、このケーシングシューに掘削ビットを取り付けた掘削工具(例えば特許文献1)がある。この掘削工具では、掘削ビットがケーシングシューより径大に形成されているため、掘削ビットによりケーシングシューより大きな掘削孔を形成でき、ケーシングパイプをスムーズに挿入することができる。
しかし、掘削ビットが径大であるため、ケーシングパイプ内に沿って掘削ビットを回収できないという問題がある。
この問題に対して、衝撃力及び回転力を受けるデバイスの先端に長さ方向の連結孔を形成し、この連結孔内にビット装置の長さ方向基端に設けた連結軸を回動自在に挿入連結し、前記デバイスには、前記連結孔の内周面に回転伝達部を設け、この回転伝達部が係合する係合溝を前記連結軸の外周で該連結軸の長さ方向に形成し、前記回転伝達部が前記係合溝に沿って移動することにより前記ビット装置を前記デバイスに対して前進及び後退可能に設け、前記係合溝の基端に前記回転伝達部に係止する抜け止め部を設け、前記ビット装置を前記デバイスに対して後退することにより穿孔径を拡大する掘削装置(例えば特許文献2)がある。この前記掘削装置では、前記デバイスの外周に、デバイスの軸方向に沿って、掘削した土砂などの掘削物を埋設管上方に排出する3本の排出溝が等間隔に縦設されている。
上記掘削装置では、ビット装置を縮径することによりビット装置を回収することができる。しかし、ビット装置を拡径するために、デバイスの先端に放射方向に回動可能な拡大翼を設けるため、構造が複雑になり、高価になるという問題がある。このため家庭の庭等の井戸の掘削などで、大掛かりな装置を使用することができないと共に、安価な施工が望まれる現場には不向きな面がある。
また、掘削物が排出溝から直接に取り込まれるため、拡大翼を設けてケーシングパイプより大きな掘削孔を形成する掘削装置では問題はないが、ケーシングシューを直接打込む掘削装置の場合、掘削物を取り込む際の抵抗が大きくなることが予想される。
ところで、井戸や地下水の熱を家庭などで利用するための掘削は、家庭の庭などの狭い場所で行われるため、搬入や使用する装置に制約を受け易い。また、上記掘削装置のように空気とエアーを用いた掘削では、掘削した土砂がスライム状になって地上に排出されるため、狭い現場ではその処理が煩雑になる。
国際公開第2014/080920号 特開2006-152602号公報
そこで、本発明は、上記問題点を解決するものであり、ビット装置の回収が可能で、構造簡易にして安価に施工することができる掘削装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ケーシングパイプと、このケーシングパイプの先端に設けた円筒形のケーシングシューと、前記ケーシングパイプ内に挿入され先端が前記ケーシングシューから突出するビット装置とを備え、前記ビット装置は衝撃力及び回転力を受け、前記ケーシングシューは前記ビット装置から前記衝撃力を受け、掘削により発生した掘削物を前記ケーシングパイプ内を通して地上に排出する掘削装置において、前記ケーシングシューの先端に、該ケーシングシューの内径が先端に向かって拡大する先端テーパー部を設け、前記先端テーパー部の前記ケーシングシューの先端における前記ケーシングシューの厚さ方向の寸法が、前記ケーシングシューの厚さの4/5以上に形成され、前記先端テーパー部の前記ケーシングシューの軸心に対する角度が40度以上70度以下であり、前記ケーシングシューの先端側外周が前記ケーシングパイプの外周より大きく、前記ビット装置を回転駆動して前記ケーシングパイプを地中に打込む駆動装置を備え、前記駆動装置は、前記ビット装置を回転する回転駆動装置と、この回転駆動装置を昇降する昇降装置とを備え、この昇降装置に前記回転駆動装置が着脱可能に設けられ、前記回転駆動装置は、前記ビット装置に回転力を伝達するロッドと、このロッドを回転する回転駆動手段と、前記ロッドに荷重を加えるウエイトとを備え、このウエイトは前記ロッドに着脱可能に設けられ、前記ロッドの途中にスラスト軸受が固定され、前記ウエイトは中央に前記ロッドを挿通する挿通孔が穿設されており、前記スラスト軸受上に複数の前記ウエイトが載置され、前記ウエイトの荷重が前記スラスト軸受を介して前記ロッドに加わると共に、前記ロッドが回転しても前記スラスト軸受により前記ウエイトが前記ロッドと一体に回転することが無いように構成し、前記昇降装置は、設置面に設置するベース部と、このベース部に着脱可能に立設された支柱と、手動式のウインチとを備え、前記ウインチにより巻取り繰出しされるワイヤーの先端側を前記回転駆動装置に着脱可能に接続すると共に、前記支柱の上部側に前記回転駆動装置を吊設し、前記ウインチの巻取り繰出しにより前記回転駆動装置を昇降することを特徴とする。
請求項の発明は、前記ケーシングシューの先端側内面と前記ビット装置の外面との間に、前記掘削物を取り込む取込み口が周設されていることを特徴とする。
請求項の発明は、前記ケーシングパイプの基端に排出部材を設け、この排出部材は、前記ケーシングパイプの基端に接続する接続管と、この接続管に設けた排出口と、前記接続管の外側に間隔を置いて配置されたカバー部材と、前記接続管と前記カバー部材との間の上部開口を塞ぐ蓋体と、前記カバー部材の下部に設けたカバー排出口とを備えることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、回転するビット装置が衝撃力を受けながら掘削を行い、ビット装置から衝撃力を受けてケーシングシューが打ち込まれ、掘削物がケーシングパイプ内を通って地上に排出され、打ち込まれるケーシングシューには、先端に向かって拡大する先端テーパー部が設けられているため、逆テーパーの場合より抵抗が少なく打ち込むことができると共に、掘削物をケーシングパイプの内部側に案内することができる。
また、請求項の構成によれば、ケーシングパイプを抵抗少なく打ち込むことができる。
請求項の構成によれば、周設した取込み口により掘削物をケーシングパイプの内部側にスムーズに案内し、掘削物をケーシングパイプ内を通して地上に排出することができる。
請求項の構成によれば、掘削物がケーシングパイプに接続した接続管の排出口から排出され、その掘削物がカバー排出口から下向きに排出されるため、掘削物が広範囲に飛散することがない。
加えて、請求項の構成によれば、回転駆動装置と昇降装置に分解し、この昇降装置をベース部と支柱に分解し、回転駆動装置をロッドとケーシングパイプとウエイトとビット装置に分解することができるため、搬入が容易となり、分解した部材を現場で組み立てることができる。そして、ウエイトによりビット装置に荷重を加えた状態で、回転駆動装置によりビット装置を回転しながら掘削を行い、この回転駆動装置を手動のウインチにより昇降することができ、ロッド及びケーシングパイプを継ぎ足す際は、ウインチにより回転駆動装置を所定高さまで上昇させることができる。
本発明の実施例1を示すビット装置の断面図である。 同上、ケーシングシューの断面図である。 同上、管路の説明図である。 同上、一部を断面にした駆動装置の側面説明図である。 同上、排出部材の断面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な掘削装置を採用することにより、従来にない掘削装置が得られ、その掘削装置について記述する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図5は本発明の実施例1を示す。同図に示すように、掘削装置1は、鋼管などからなる最先端のケーシングパイプ2の先端に、円筒形のケーシングシュー3が溶着され、このケーシングシュー3には、SCM435(炭素量0.33~0.38%程度のクロムモリブデン鋼)を高周波焼入れしたものなどを用いられ、ケーシングシュー3はケーシングパイプ2に比べえ降伏点,引張強さ及び許容応力度が大きい高強度なものである。
前記ケーシングシュー3は、図2に示すように、前記ケーシングパイプ2内に嵌入された基端側の薄肉部11と、先端側に設けた肉厚部12とを一体に有し、それら薄肉部11と肉厚部12の境目に外周段部13が形成され、一方、内周は全長に渡って同一径に形成されている。
そして、前記外周段部13と前記ケーシングパイプ2の先端とを溶接部14により溶着することにより、最先端のケーシングパイプ2の先端にケーシングシュー3を固定している。また、前記肉厚部12の外径Dはケーシングパイプ2の外径dより僅かに径大であり、該肉厚部12の先端には、先端側に向かって拡大する先端テーパー部15が形成されている。即ち、前記先端テーパー部15は先端側に向かって拡径している。そして、前記薄肉部11の後端が、基端側に向いた内周段部16である。
前記先端テーパー部15は、この例ではケーシングシュー3の軸心に対する角度θが45度であり、角度θの範囲は40度以上70度以下程度あり、好ましくは45度以上60度以下である。また、ケーシングシュー3の厚さTに対して、先端テーパー部15を設ける部分の厚さtは4/5以上、好ましくは9/10以上である。尚、先端で先端テーパー部15の残りの部分15Aは、厚さ方向と直交して形成されている。
前記ケーシングパイプ2内には、先端側からビット装置4とエアーハンマー7とが挿入され、前記ビット装置4はビット先端部5とデバイスたるビット基端部6とを備え、前記ビット先端部5の先端側が前記ケーシングシュー3の先端から突出する。前記エアーハンマー7には、前記ビット基端部6の基端のデバイス筒部21が連結され、このデバイス筒部21の外周にはスプライン溝22が一体に形成され、前記エアーハンマー7の縦溝23に前記スプライン溝22が嵌合して該エアーハンマー7の回転が前記ビット基端部6に伝達されるようになっている。そして、ビット先端部5に対してエアーハンマー7のハンマーピストンが相対的に上下運動してエアーハンマー7が該ビット先端部5を打撃できるようになっている。
前記エアーハンマー7は圧縮空気などを動力源とする図示しないハンマーピストンを内蔵し、このハンマーピストンが前記ビット基端部6を殴打して衝撃力を伝達する。前記ビット基端部6の外周には、ビット基端部6の軸方向に沿って、掘削した土砂などが混じった掘削物をケーシングパイプ2の上方に排出する4本の排出溝24,24,24,24が、周方向等間隔に縦設されると共に、前記ケーシングシュー3の前記内周段部16に係合する外周段部25が周設され、この外周段部25の基端側には先端側より大径な径大部26が形成されている。そして、エアーハンマー7の打撃が前記ビット基端部6の外周段部25からケーシングシュー3の内周段部16に加えられる。
また、前記ビット先端部5の中央部27の基端面27Aは、ビット基端部6に連結した状態で前記ビット基端部6の先端面に当接し、前記中央部27の外周は前記排出溝24の底部に対応している。尚、中央部27は円柱状をなし、直径方向に対向する位置に平行な平面部27H,27Hが凹んで形成され、前記先端テーパー部15は平面部27Hに位置する。
このように中央部27は、ケーシングシュー3内に挿入するビット基端部6の外周より小径であり、ケーシングシュー3の先端において中央部27の外周とケーシングシュー3の内周との間に、掘削物を取り込む取込み口28が全周に連続して開口している。そして、掘削物は、全周に開口した取込み口28からケーシングシュー3内に入り、ケーシングパイプ2内を複数の排出溝24,24,24,24とエアーハンマー7の外側を通り、さらに、エアーハンマー7の上部のケーシングパイプ2を通って前記排出部材81のカバー排出口たるカバー管排出口86Aから排出される。このように取込み口28,排出溝24,24,24,24,エアーハンマー7の外側及びその上部のケーシングパイプ2により掘削物の排出路29を構成している。
前記ビット基端部6の中心にはエアーハンマー7の通路(図示せず)に連通する通路31が穿設され、この通路31の先端側には径大な連結孔32が形成され、この連結孔32には雌螺子部32Aが形成されている。また、前記ビット先端部5の基端の連結軸33には雄螺子部33Aが形成され、この連結軸33を前記連結孔32に螺合することにより、前記ビット基端部6に前記ビット先端部5が連結される。尚、前記雌螺子部32A及び雄螺子部33Aの螺合方向と逆方向にビット先端部5が回転して掘削が行われる。即ち、雌螺子部32Aと雄螺子部33Aは、ビット先端部5の掘削時の回転方向と同回転で締まる螺子になっている。
そして、前記平面部27H,27Hに工具を係合して、後述するように、ビット先端部5をビット基端部6に螺着することができる。また、平面部27Hが凹んでいる分だけ前記取込み口28の開口面積を大きくすることができる。
前記ビット先端部5の中心には、前記通路31に連通する圧縮空気路35が形成され、この圧縮空気路35の先端に連通する4つの分岐通路36,36,36,36が前記ビット先端部5の先端頭部37の先端面に開口し、その先端頭部37はビット先端部5の中央部27に比べて径大であって、且つ、前記先端頭部37の外周は前記ケーシングシュー3の内径に比べて僅かに小さく、その先端頭部37がケーシングシュー3内を挿通可能に構成し、掘削後はビット装置4を地上に引き抜くことができる。そして、前記ビット先端部5の先端頭部37の先端面には超硬合金からなる複数のチップ38が設けられる。
図4に示すように、前記掘削装置1は、前記ビット先端部5を回転駆動してケーシングパイプ2を地中に打込む駆動装置8を備え、この駆動装置8は地上の設置面10に配置される。前記駆動装置8は、設置面10に設置する平面略矩形のベース部41と、このベース部41の長さ方向一側(前側)で該ベース部41の幅方向中央に形成された案内部42と、前記ベース部41の長さ方向中央側で該ベース部41の幅方向中央に立設された支持部たる支柱43とを備え、前記案内部42は孔状をなし、この案内部42に前記ケーシングパイプ2が挿通状態で案内される。
前記支柱43は、前記ベース部41に突設した支柱取付部44に着脱自在に連結され、これら支柱取付部44と支柱43は着脱手段であるフランジ46とボルト・ナット(図示せず)により着脱可能に接続される。また、前記支柱43の上端に、前記ベース部41の前側に突出する横杆部47を設け、この横杆部47の下方で前記支柱43の下部側に取付部48を前方に突出し、それら横杆部47と取付部48との間に縦方向のガイド杆49を設けている。
前記駆動装置8は、前記ビット先端部5を回転駆動する回転駆動装置51と、この回転駆動装置51を昇降する昇降装置52とを備える。
前記昇降装置52は、前記横杆部47の前端側に前記案内部42に対応して前側定滑車53を設け、前記横杆部47と支柱43との角部内側に中央側定滑車54を設け、この中央側定滑車54の下方で前記取付部48の下方に、手動式のウインチ55を設けている。
また、前記昇降装置52は前記回転駆動装置51の上部に設ける動滑車56を備え、前記ウインチ55により巻取り繰出しするワイヤー57が、前記定滑車54,53に掛装され、そのワイヤー57の先端側を前記動滑車56に掛装し、この動滑車56をワイヤー57により吊り、そのワイヤー57の先端を、前記横杆部47側の固定部58に着脱可能に固定する。
従って、ウインチ55によりワイヤー57を巻き取ると回転駆動装置51が上昇し、ウインチ55からワイヤー57を繰り出すと、回転駆動装置51が降下する。尚、ウインチ55には、ワイヤー57を巻き取るドラムの回転を規制する停止装置を設けることができる。
前記回転駆動装置51はケーシング61を備え、このケーシング61内の上部には電動機たるモータ62が設けられ、このモータ62は100Vの家庭用電源で駆動する回転駆動手段である。また、ケーシング61内の下部にはスイベル63が設けられ、前記モータ62の回転軸とスイベル63のスイベル回転軸63Aとがカップリング64により連結されている。また、前記スイベル63には、管路接続部65が設けられ、この管路接続部65に管路66が着脱自在に接続され、図3に示すように、前記管路66の上流にはコンプレッサー67が接続されている。そして、前記管路66から送られてきた空気や水が前記スイベル63において前記スイベル回転軸63A内に送られるように構成している。
また、前記ケーシング61には、回り止め昇降案内部材たるガイド腕部68が設けられている。このガイド腕部68には前記ガイド杆49を挿通する案内部たるガイド筒部68Aと、このガイド筒部68Aをケーシング61に着脱自在に固定するガイド取付部68Bとが設けられ、ケーシング61の昇降に伴ってガイド筒部68Aがガイド杆49に沿って昇降し、そのガイド腕部68によりケーシング61の回り止めがなされる。尚、ボルト・ナット(図示せず)などにより、前記ガイド取付部68Bにガイド筒部68Aが着脱自在に固定される。
前記スイベル回転軸63Aには接続筒状部材71により中空なロッド72が接続され、このロッド72の途中にスラスト軸受73が固定され、このスラスト軸受73上に複数のウエイト74が載置され、このウエイト74はリング形をなし、その中央に前記ロッド72を挿通する挿通孔74Aが穿設されている。従って、ウエイト74の荷重がスラスト軸受73を介してロッド72に加わると共に、ロッド72が回転してもスラスト軸受73によりウエイト74がロッド72と一体に回転することが無い。
前記ロッド72の下端には雄のテーパー螺子(図示せず)が設けられ、このテーパー螺子がビットサブ7Aの雌螺子部に着脱自在に接続され、このビットサブ7Aの下部に前記エアーハンマー7が一体に設けられている。尚、図4では、エアーハンマー7の内部機構
を図示省略し、エアーハンマー7の管状のボディを図示している。
そして、前記管路66から供給された圧縮空気が、スイベル63のスイベル回転軸63Aとロッド72とビットサブ7Aを通ってエアーハンマー7に送られ、これによりエアーハンマー7のハンマーピストンがビット先端部5を打撃し、さらに、圧縮空気はエアーハンマー7内から圧縮空気路35と分岐通路36,36,36,36を通ってビット先端部5の先端から排出される。
前記ケーシングパイプ2の上端には、図5に示すように、掘削により発生した掘削物を排出する排出部材81が設けられている。尚、掘削物は土砂などを含む。前記排出部材81は前記ケーシングパイプ2の上端に接続する接続管82を備え、この接続管82は前記ケーシングパイプ2の雌の管用テーパー螺子2Aに螺合する雄螺子部82Aを備え、その接続管82の上部開口に、2枚の板材からなる蓋体83を設けて塞ぐと共に、この蓋体83の中央には前記ロッド72を挿通する挿通孔84が穿設されている。また、前記接続管82には複数の排出口85が貫通形成され、この例では略方形をなす排出口85が周方向に等間隔で3箇所設けられている。
前記排出部材81は、前記接続管82の外周と間隔を置いたカバー部材たるカバー管86を備え、このカバー管86の上端は前記蓋体83の下面に水密に固定され、前記接続管82とカバー管86の上部開口が前記蓋体83により塞がれている。また、カバー管86の下部には装着筒部たる径小部87が設けられ、この径小部87の下部側には抜け止め部88が外側に膨出形成されている。そして、前記径小部87に、合成樹脂などからなる伸縮管89の上端を外嵌して固定している。尚、前記伸縮管89は蛇腹状のものや螺旋状に形成した金属線材をチューブにより覆ったものなどが例示され、長さ方向に伸縮可能である。
この場合、ケーシングパイプ2を打ち込む前の状態で、前記伸縮管89の下端と設置面10との間に所定の間隔があるように伸縮管89の長さを設定する。前記所定の間隔としては300ミリ程度が例示される。また、前記蓋体83には、一対の把持部90,90が設けられ、これら把持部90,90は、排出部材81を持つ際や、排出部材81のケーシングパイプ2への螺合作業などに用いられる。
従って、ケーシングパイプ2を打ち込み、ケーシングパイプ2の内周とエアーハンマー7の外周との間を通って地上に排出される掘削物は、ケーシングパイプ2の上端に接続した接続管82の排出口85から排出され、その掘削物がカバー管86により伸縮管89内へと流れ、伸縮管89の下端から排出される。このためスライム状の掘削物が周囲に飛散することなく、略真下に排出することができる。また、ケーシングパイプ2が打ち込まれるに連れて、伸縮管89を縮めることにより、掘削物をスムーズに排出することができる。尚、水を送ることや地下水が混ざることにより掘削物はスライム状となる。
前記ベース部41の長さ方向他側には、水タンク91が設けられ、この水タンク91はウエイトとして作用し、ベース41部が安定する。また、前記管路66の途中と前記水タンク91が水供給管路92により接続され、水供給管路92にはポンプ93が設けられている。従って、コンプレッサー67を駆動して管路66に圧縮空気を送り、必要に応じてポンプ93を駆動して管路66に水タンク91内に水を送ることにより、水を含んだ圧縮空気を前記スイベル63に送ることができる。
次に、前記掘削装置1の搬入及び組立方法について説明する。ベース部41と支柱43を分離し、ワイヤー57から動滑車56を外し、また、固定部58により回転駆動装置51とガイド筒部68Aとを分離し、ベース部41と支柱43を別体で運搬できるようにす
る。また、回転駆動装置51から管路66を外し、スイベル回転軸63Aから接続筒状部材71を取り外し、回転駆動装置51を単独で運搬できるようにする。また、ロッド72をビットサブ7Aから取り外し、且つ、ロッド72からウエイト74を外し、ロッド72とウエイト74を別々に運搬できるようにする。尚、ガイド杆49を支柱43から着脱可能に構成してもよい。
さらに、ケーシングパイプ2の上端から排出部材81を取り外し、ケーシングパイプ2内から、ビットサブ7Aを一体に設けたエアーハンマー7と、ビット基端部6を一体に設けたビット先端部5を取り出し、それぞれ別個に運搬できるようにする。また、ビット先端部5と、該ビット先端部5と前記ビット基端部6とを現地で組み立てるようにしてもよい。
このように掘削装置1をそれぞれ部材に分解して、それら部材を、現場である家庭の庭などの近くに運搬車両により運搬し、運搬車両から一人又は複数人の人力で現場に搬入することができため、搬入のための重機が不要となる。
また、分解して搬入した部材を分解と逆の手順で人力により組み立てることができる。さらに、モータ62の駆動やポンプ93の駆動には家庭用電源を用いることができる。
次に、前記掘削装置1の使用方法につき説明する。図5に示すように、掘削装置1を組み立てた状態で、ウインチ55を操作してワイヤー57を緩め、複数のウエイト74の荷重をビット先端部5に加える。そして、モータ62を駆動し、このモータ62の回転がロッド72,エアーハンマー7及びビット基端部6によりビット先端部5に伝えられ、ビット基端部6と共にビット先端部5が回転し、また、コンプレッサー67を駆動してスイベル63に水を含んだ圧縮空気を供給し、これをビット先端部5の先端から噴射する。そうすると、ビット先端部5の回転による掘削が行われ、ケーシングパイプ2が地中に打ち込まれる。
この際、圧縮空気によりエアーハンマー7がビット先端部5を打撃し、ビット先端部5が回転しながら地中に打撃を加えて掘削孔が形成され、同時に、エアーハンマー7の打撃が前記外周段部25からケーシングシュー3の内周段部16に加えられ、先端テーパー部15を設けたケーシングシュー3が地中に打ち込まれていく。
このような掘削を行うと、掘削した土砂や粘土が混じった掘削物が、ビット基端部6の排出溝24に沿って上方に排出されるが、その掘削物は、ケーシングパイプ2の上端に接続した接続管82の排出口85から排出され、そのスライム状の掘削物がカバー管86により伸縮管89内へと流れ、伸縮管89の下端から排出される。このため掘削物が周囲に飛散することなく、略真下に排出することができる。
そして、ケーシングパイプ2を打ち込んだら、ビットサブ7Aからロッド72を外し、その打ち込んだケーシングパイプ2から排出部材81を取り外し、ウインチ55を操作して回転駆動装置51を所定位置に上昇させ、次にロッド72と排出部材81を取付けたケーシングパイプ2とを継ぎ足し、同様に回転駆動装置51をセットして掘削を行う。
これを繰り返して所定深さの掘削が終了したら、ビット装置4を上方に引き上る。また、ケーシングパイプ2,2・・・を引き上げる場合は、ビット装置4を引き抜いた後、それらケーシングパイプ2,2・・・の中に埋設用パイプ(図示せず)を挿入してから、ケーシングパイプ2,2・・・を引き上げる。尚、掘削が井戸の場合は、埋設用パイプを多孔のものにすればストレーナーとなって地下水を集めることができる。
また、上述したように、ビット基端部6の外周段部25がケーシングシュー3の内周段部16に当接し、エアーハンマー7からの衝撃がケーシングシュー3へも伝達されて地中に挿入される。このような掘削において、ケーシングシュー3には、先端に向かって拡大する先端テーパー部15が設けられているため、逆テーパーの場合より抵抗が少なく打ち込むことができると共に、掘削物をケーシングパイプ2の内部側に案内することができる。尚、逆テーパーの場合は、掘削物が外側に向かって案内されるため、掘削抵抗が大きくなる。また、僅かではあるが、ケーシングシュー3の外径Dがケーシングパイプ2の直径dより大きいため、ケーシングシュー3によりケーシングパイプ2の直径より大きな掘削孔が形成されるから、ケーシングパイプ2を打ち込む際の抵抗が小さくなる。
上述したように、上記掘削装置1を用いた掘削においては、エアーハンマー7の打撃力によって、デバイスたるビット基端部6に打撃力を与え、ビット先端部5により掘削を行い、同時に、デバイスたるビット基端部6の伝達段差たる外周段部25によりケーシングシュー3の伝達段差たる内周段部16に打撃を与え、ケーシングシュー3の先端部たる先端テーパー部15で掘削をすると同時にケーシングパイプ2を降下させることができる。このようにエアーハンマー7の打撃によって、ビット先端部5とケーシングシュー3の両者に打撃を与え、両者を組み合わせた掘削を行うことができる。また、ケーシングシュー3よりビット先端部5の径が小さいので、ビット先端部5の回転トルクは小さくてよい。尚、ビット先端部5はケーシングシュー3内を挿通してケーシングシュー3の先端から突出可能である。
このように本実施例では、請求項1に対応して、ケーシングパイプ2と、このケーシングパイプ2の先端に設けた円筒形のケーシングシュー3と、ケーシングパイプ2内に挿入され先端がケーシングシュー3から突出するビット装置4とを備え、ビット装置4は衝撃力及び回転力を受け、ケーシングシュー3はビット装置4から前記衝撃力を受け、掘削により発生した掘削物をケーシングパイプ2内を通して地上に排出する掘削装置1において、ケーシングシュー3の先端に、ケーシングシュー3の内径が先端に向かって拡大する先端テーパー部15を設けたから、回転するビット装置4が衝撃力を受けながら掘削を行い、ビット装置4から衝撃力を受けてケーシングシュー3が打ち込まれ、掘削物がケーシングパイプ2内を通って地上に排出され、打ち込まれるケーシングシュー3には、先端に向かって拡大する先端テーパー部15が設けられているため、逆テーパーの場合より抵抗が少なく打ち込むことができると共に、掘削物をケーシングパイプ2の内部側に案内することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、先端テーパー部15のケーシングシュー3の先端におけるケーシングシュー3の厚さ方向の寸法が、ケーシングシュー3の厚さTの4/5以上に形成され、先端テーパー部15のケーシングシュー3の軸心に対する角度θが40度以上70度以下であり、ケーシングシュー3の先端側外周がケーシングパイプ2の外周より大きいから、ケーシングパイプ2を抵抗少なく打ち込むことができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、ケーシングシュー3の先端側内面とビット装置4の外面との間に、掘削物を取り込む取込み口28が周設されているから、取込み口28により掘削物をケーシングパイプ2の内部側にスムーズに案内し、掘削物をケーシングパイプ2内を通して地上に排出することができる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、ケーシングパイプ2の基端に排出部材81を設け、この排出部材81は、ケーシングパイプ2の基端に接続する接続管82と、この接続管82に設けた排出口85と、接続管82の外側に間隔を置いて配置されたカバー部材たるカバー管86と、接続管82と前記カバー管86との間の上部開口を塞ぐ蓋体83と、カバー管86の下部に設けたカバー管排出口86Aとを備えるから、掘削物がケーシングパイプ2に接続した接続管82の排出口85から排出され、その掘削物がカバー管排出口86Aから下向きに排出されるため、掘削物が広範囲に飛散することがない。
加えて、このように本実施例では、請求項に対応して、ビット装置4を回転駆動してケーシングパイプ2を地中に打込む駆動装置8を備え、駆動装置8は、ビット装置4を回転する回転駆動装置51と、この回転駆動装置51を昇降する昇降装置52とを備え、この昇降装置52に回転駆動装置51が着脱可能に設けられ、回転駆動装置51は、ビット装置4に回転力を伝達するロッド72と、このロッド72を回転する回転駆動手段たるモータ62と、ロッド72に荷重を加えるウエイト74とを備え、このウエイト74はロッド72に着脱可能に設けられ、ロッド72の途中にスラスト軸受73が固定され、ウエイト74は中央にロッド72を挿通する挿通孔74Aが穿設されており、スラスト軸受73上に複数のウエイト74が載置され、ウエイト74の荷重がスラスト軸受73を介してロッド72に加わると共に、ロッド72が回転してもスラスト軸受73によりウエイト74がロッド72と一体に回転することが無いように構成し、昇降装置52は、設置面10に設置するベース部41と、このベース部41に着脱可能に立設された支柱43と、手動式のウインチ55とを備え、ウインチ55により巻取り繰出しされるワイヤー57の先端側を回転駆動装置51に着脱可能に接続すると共に、支柱43の上部側に回転駆動装置51を吊設し、ウインチ55の巻取り繰出しにより回転駆動装置51を昇降するから、回転駆動装置51と昇降装置52に分解し、この昇降装置52をベース部41と支柱43に分解し、回転駆動装置51をロッド72とケーシングパイプ2とウエイト74とビット装置4に分解することができるため、搬入が容易となり、分解した部材を現場で組み立てることができる。そして、ウエイト74によりビット装置4に荷重を加えた状態で、回転駆動装置51によりビット装置4を回転しながら掘削を行い、この回転駆動装置51を手動のウインチ55により昇降することができ、ロッド72及びケーシングパイプ2を継ぎ足す際は、ウインチ55により回転駆動装置51を所定高さまで上昇させることができる。
ーシングシュー3の軸心に対する角度θが40度以上70度以下であり、角度θが45度未満では掘削抵抗が大きくなり、角度θが70度を超えると、ケーシングシュー3の最先端の強度が低下するため、上記範囲が好ましい。以下、実施例上の効果として、また、平面部27Hが凹んでいる分だけ取込み口28を大きくすることができる。さらに、ビット先端部5の中央部27の外周は、ビット基端部6の排出溝24の底部に対応するから、取込み口28の内側である中央部27の外周と排出溝24の底部とに段差がなく、掘削物を取込み口28から排出溝24にスムーズに取り込むことができる。
回転駆動装置51は、滑車53,54,56とウインチ55を組み合わせから、構造簡易となり、また、回転駆動手段として家庭用電源で駆動するモータ62を用いたから、安価で構造簡易なものとなる。さらに、前記ケーシング61には、回り止め昇降案内部材たるガイド腕部68が設けられているから、簡易な構成でモータ62を設けた回転駆動装置51のケーシング61の回り止め構造が得られ、しかも、案内部たるガイド筒部68Aと、このガイド筒部68Aをケーシング61に着脱自在に固定するガイド取付部68Bとを備えるから、ケーシング61とガイド杆49とに分解できる。また、ウエイト74の荷重がスラスト軸受73を介してロッド72に加わると共に、ロッド72が回転してもスラスト軸受73によりウエイト74が一体に回転することが無い。さらに、カバー管86の径小部87に、合成樹脂などからなる伸縮管89の上端を固定したから、ケーシングパイプ2の打込みに対応して、伸縮管89を縮小することができる。また、ベース部41に、掘削に用いる水を入れた水タンク91を載置することにより、ベース部41が安定する。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、ビット先端部とビット基端部を螺合により一体化してビット装置を構成したが、ビット装置を一体成形してもよい。また、本発明の装置は、横方向への掘削にも用いることが可能であり、エアーハンマーも各種のタイプのものを用いることができる。
1 掘削装置
2 ケーシングパイプ
3 ケーシングシュー
4 ビット装置
7 エアーハンマー
8 駆動装置
10 設置面
15 先端テーパー部
41 ベース部
43 支柱
51 回転駆動装置
52 昇降装置
55 ウインチ
72 ロッド
73 スラスト軸受
74 ウエイト
74A 挿通孔
81 排出部材
82 接続管
83 蓋体
85 排出口
86 カバー管(カバー部材)
86A カバー管排出口(カバー排出口)
θ 角度

Claims (3)

  1. ケーシングパイプと、このケーシングパイプの先端に設けた円筒形のケーシングシューと、前記ケーシングパイプ内に挿入され先端が前記ケーシングシューから突出するビット装置とを備え、
    前記ビット装置は衝撃力及び回転力を受け、前記ケーシングシューは前記ビット装置から前記衝撃力を受け、掘削により発生した掘削物を前記ケーシングパイプ内を通して地上に排出する掘削装置において、
    前記ケーシングシューの先端に、該ケーシングシューの内径が先端に向かって拡大する先端テーパー部を設け
    前記先端テーパー部の前記ケーシングシューの先端における前記ケーシングシューの厚さ方向の寸法が、前記ケーシングシューの厚さの4/5以上に形成され、前記先端テーパー部の前記ケーシングシューの軸心に対する角度が40度以上70度以下であり、前記ケーシングシューの先端側外周が前記ケーシングパイプの外周より大きく、
    前記ビット装置を回転駆動して前記ケーシングパイプを地中に打込む駆動装置を備え、
    前記駆動装置は、前記ビット装置を回転する回転駆動装置と、この回転駆動装置を昇降する昇降装置とを備え、この昇降装置に前記回転駆動装置が着脱可能に設けられ、
    前記回転駆動装置は、前記ビット装置に回転力を伝達するロッドと、このロッドを回転する回転駆動手段と、前記ロッドに荷重を加えるウエイトとを備え、このウエイトは前記ロッドに着脱可能に設けられ、
    前記ロッドの途中にスラスト軸受が固定され、前記ウエイトは中央に前記ロッドを挿通する挿通孔が穿設されており、前記スラスト軸受上に複数の前記ウエイトが載置され、前記ウエイトの荷重が前記スラスト軸受を介して前記ロッドに加わると共に、前記ロッドが回転しても前記スラスト軸受により前記ウエイトが前記ロッドと一体に回転することが無いように構成し、
    前記昇降装置は、設置面に設置するベース部と、このベース部に着脱可能に立設された支柱と、手動式のウインチとを備え、
    前記ウインチにより巻取り繰出しされるワイヤーの先端側を前記回転駆動装置に着脱可能に接続すると共に、前記支柱の上部側に前記回転駆動装置を吊設し、前記ウインチの巻取り繰出しにより前記回転駆動装置を昇降することを特徴とする掘削装置。
  2. 前記ケーシングシューの先端側内面と前記ビット装置の外面との間に、前記掘削物を取り込む取込み口が周設されていることを特徴とする請求項1記載の掘削装置。
  3. 前記ケーシングパイプの基端に排出部材を設け、この排出部材は、前記ケーシングパイプの基端に接続する接続管と、この接続管に設けた排出口と、前記接続管の外側に間隔を置いて配置されたカバー部材と、前記接続管と前記カバー部材との間の上部開口を塞ぐ蓋体と、前記カバー部材の下部に設けたカバー排出口とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の掘削装置。
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