JP2020051191A - 掘削撹拌装置 - Google Patents
掘削撹拌装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020051191A JP2020051191A JP2018183976A JP2018183976A JP2020051191A JP 2020051191 A JP2020051191 A JP 2020051191A JP 2018183976 A JP2018183976 A JP 2018183976A JP 2018183976 A JP2018183976 A JP 2018183976A JP 2020051191 A JP2020051191 A JP 2020051191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- connector
- joint portion
- excavating
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
Description
図1に示すように、第1〜第3実施形態の掘削撹拌装置で構築した杭構造1は、地中に埋設された基礎杭として鋼管杭2と、鋼管杭2の周囲に形成され、土砂をセメントミルクなどのセメント系固化材で固めた柱状改良体3とを備える。鋼管杭2は、直径d1が100〜300mm程度の鋼管で形成され、地表から支持層4に到達する長さを有している。
2.掘削撹拌装置10について
掘削撹拌装置10は、地盤を掘削し、土砂とセメント系固化材とを混合撹拌して柱状改良体を形成する装置である。図2に示すように、掘削撹拌装置10は、装置本体10Aと、コネクタ30と、を備えている。装置本体10Aは、内管11Aと外管11Bとが隙間を有して同軸に配置された二重管式の円筒状のケーシング(軸体)11を備えている。装置本体10Aは、ケーシング11の外周面から、ケーシング11の径方向に延在し、掘削刃を有した第1掘削翼15、第2掘削翼16、および共回り防止翼17を備えている。さらに、装置本体10Aは、ケーシング11の基端(上端)の開口を覆うように、基端に固定されたジョイント20を備えており、ジョイント20からセメントミルクを導入し、ケーシング11からセメントミルクが吐出するように流れる流路18が形成されている。
つぎに、本実施形態の掘削撹拌装置10を装着する重機40について説明する。図6(a)、(b)に示すように、杭打機などの重機40は、車台40Aの上に操縦室、エンジンルームを備えている。車台40Aにはアーム41が垂直状態に保持されており、アーム41は油圧シリンダにより傾斜状態あるいは水平状態に角度を変えることができる構成となっている。アーム41には、昇降ヘッド42が上下動可能に装着されている。
つぎに、本実施形態の装置本体10Aを倒した姿勢、すなわち装置本体10Aを水平状態に支持するための支持具35A,35Bについて、図7を参照して説明する。図7に示すように、掘削撹拌装置10は、現場への搬入時には、水平状態で搬入され、装置本体10Aを構成する円筒状のケーシング11の起立状態において、下方開口側を支持する支持具35Aと、上方側の中間部を支持する支持具35Bとを備えている。
前記の如く構成された本実施形態の掘削撹拌装置10の動作、すなわち、杭構造1の構築方法について以下に説明する。この杭構造1は、地中に鋼管杭2を貫入したあと、鋼管杭2の地表側に柱状改良体3の成形を行うので、この掘削撹拌装置10では、図2に示すチャック19を省略している。
つぎに、第2実施形態の一重管式の掘削撹拌装置50について、図12を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態の掘削撹拌装置10と同じ部材は、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
つぎに、本発明に係る掘削撹拌装置の第3実施形態について、図14を参照して説明する。この実施形態の掘削撹拌装置60は、装置本体60Aとして円筒状でない、円柱状の軸体61で構成されている。したがって、この掘削撹拌装置60では、地盤に予め埋設された鋼管杭の周囲の地盤を改良し、柱状改良体を形成するものでなく、軸体61の径方向に延在する掘削翼15,16と共回り防止翼17とで地盤を掘削し、土砂とセメントミルクとを混合撹拌して柱状改良体3Aを形成するものである。
Claims (3)
- 地盤を掘削し、土砂とセメント系固化材とを混合撹拌して柱状改良体を形成する掘削撹拌装置であって、
先端が開口した円筒状または円柱状の軸体と、前記軸体の外周面から、前記軸体の径方向に延在した掘削翼と、前記軸体の基端に固定されたジョイントと、を備え、前記ジョイントから前記セメント系固化材を導入し、前記セメント系固化材が吐出するように、セメント系固化材が流れる流路が形成された装置本体と、
一端側において、前記ジョイントを挿入した状態で前記ジョイントに着脱自在に接続され、他端側において、前記装置本体を昇降させる重機に接続されるコネクタと、を備えており、
前記ジョイントは、前記軸体の基端に固定される第1ジョイント部と、前記第1ジョイント部に対して、枢動自在に連結された第2ジョイント部と、を備えており、
前記第2ジョイント部および前記コネクタには、前記第2ジョイント部を前記コネクタに挿入した状態で、前記コネクタに前記第2ジョイント部が仮固定される仮固定部が設けられており、
前記第1ジョイント部および前記コネクタには、前記第1および第2ジョイント部を前記コネクタに挿入した状態で、前記コネクタに前記第1ジョイント部が本固定される本固定部が設けられていることを特徴とする掘削撹拌装置。 - 前記コネクタは、前記第1ジョイント部の前記本固定部に固定した状態で、前記コネクタの前記一端側の端部が、前記装置本体に当接していることを特徴とする請求項1に記載の掘削撹拌装置。
- 前記掘削撹拌装置は、前記装置本体を地面に対して倒した姿勢から、前記仮固定された前記コネクタを引き上げることにより、前記装置本体を地面に対して起立した姿勢とするまでの間、前記軸体の先端を地面に対して継続して支持する支持具をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の掘削撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018183976A JP7084836B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 掘削撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018183976A JP7084836B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 掘削撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020051191A true JP2020051191A (ja) | 2020-04-02 |
JP7084836B2 JP7084836B2 (ja) | 2022-06-15 |
Family
ID=69996189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018183976A Active JP7084836B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 掘削撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7084836B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020105804A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社エステック | 掘削撹拌装置、及び掘削撹拌装置を備えた地盤改良機 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS558778U (ja) * | 1978-07-03 | 1980-01-21 | ||
JPH0742152A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-10 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | パイルハンマ |
JP2007277983A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Fumio Hoshi | 地盤改良工法及び使用する地盤改良機 |
JP2012007318A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Osaka Marine Co Ltd | 地盤改良装置等に使用される撹拌装置 |
JP2012127082A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | ソイルセメント鋼管複合杭およびその施工方法 |
JP3195072U (ja) * | 2014-10-14 | 2014-12-25 | 北海バネ株式会社 | 回転貫入杭用の接続装置 |
JP2015520690A (ja) * | 2012-04-05 | 2015-07-23 | グリーンスティック エナジー リミテッド | 係留装置 |
-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018183976A patent/JP7084836B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS558778U (ja) * | 1978-07-03 | 1980-01-21 | ||
JPH0742152A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-10 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | パイルハンマ |
JP2007277983A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Fumio Hoshi | 地盤改良工法及び使用する地盤改良機 |
JP2012007318A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Osaka Marine Co Ltd | 地盤改良装置等に使用される撹拌装置 |
JP2012127082A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | ソイルセメント鋼管複合杭およびその施工方法 |
JP2015520690A (ja) * | 2012-04-05 | 2015-07-23 | グリーンスティック エナジー リミテッド | 係留装置 |
JP3195072U (ja) * | 2014-10-14 | 2014-12-25 | 北海バネ株式会社 | 回転貫入杭用の接続装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020105804A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社エステック | 掘削撹拌装置、及び掘削撹拌装置を備えた地盤改良機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7084836B2 (ja) | 2022-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101922032B1 (ko) | 지반굴착장치를 이용한 연약지반개량 dcm 장치 및 공법 | |
JP2009002082A (ja) | 基礎杭用掘削装置 | |
JP2009062711A (ja) | アースドリル機を使用した埋込み杭工法 | |
JP3015335B2 (ja) | 穴掘装置を装備する作業車 | |
JP2020051191A (ja) | 掘削撹拌装置 | |
JP3150680U (ja) | オーガー駆動装置 | |
JP2007255133A (ja) | 撹拌補助翼を備えたソイルセメント造成装置 | |
JP4478348B2 (ja) | 鋼管杭の打設方法及びその装置 | |
JPH08128034A (ja) | 小型地盤改良装置および地盤改良工法ならびにボーリングロッド | |
JP4000340B2 (ja) | 地中杭造成の掘削攪拌ビットとそれを用いた地盤改良工法 | |
JP2001140251A (ja) | 合成杭とその施工方法 | |
KR100491876B1 (ko) | 지반굴착장치를 이용한 지반개량 및 연직차수벽 구축을위한 유씨엠공법과 유씨엠공법에 적용되는 지반굴착장치의굴착로드 | |
JP2000144727A (ja) | 基礎杭の施工方法 | |
JP3645178B2 (ja) | 掘削攪拌装置 | |
JP2005240282A (ja) | 基礎中空杭の中掘先端拡大根固め工法および装置 | |
JP3037609B2 (ja) | 掘削装置 | |
JP2004137670A (ja) | 基礎杭の施工法及びその装置 | |
JP7143067B2 (ja) | 杭構造、杭構造の構築方法、および掘削撹拌装置 | |
JP7231273B1 (ja) | 地盤改良工法 | |
KR101514123B1 (ko) | 할로우 바 앵커 파일의 시공 시스템 및 이을 이용한 건물 내부나 협소한 장소에서의 기초 말뚝 시공 방법 | |
JP3676850B2 (ja) | 鋼杭の施工法 | |
JPH1018743A (ja) | 杭引抜き工法用削孔方法および杭引抜き工法用ケーシング | |
JP2006177156A (ja) | 地盤改良装置 | |
JP7131985B2 (ja) | 掘削撹拌装置 | |
JP4328239B2 (ja) | 掘削装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220428 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7084836 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |