JPS63184685A - 穴掘建柱機構 - Google Patents

穴掘建柱機構

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JPS63184685A
JPS63184685A JP1395187A JP1395187A JPS63184685A JP S63184685 A JPS63184685 A JP S63184685A JP 1395187 A JP1395187 A JP 1395187A JP 1395187 A JP1395187 A JP 1395187A JP S63184685 A JPS63184685 A JP S63184685A
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JP
Japan
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pole
earth auger
digging
utility pole
work
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JP1395187A
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Inventor
亮一 今井
太田 富章
永津 賢志
仁宮 尚之
植松 秀雄
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不整地や狭隘な場所などでの電柱の建設、撤
去作業を安全にしかも容易に行なえる穴掘建柱機構に関
する。
〔従来の技術〕
電柱の建設作業等を行なうにあたって従来は、概略第1
5図に示すような穴掘建柱作業車1が使用されていた。
これを簡単に説明すると、この穴掘建柱作業車lは、た
とえば大型トラ−2り等の荷台la上に穴掘用アースオ
ーガ2および電柱吊上げ用のクレーン3を装備すると、
ともに、荷台1aから運転台1b’h部にかけて電柱4
をMaL得る構成とされている。そして、アースオーガ
2を回転させる油圧モータ5をクレーン3のブーム3a
で吊上げ、アースオーガ2を掘削筒にヒ方から徐々に押
し込むことで建柱用の穴6を掘削するとともに、この穴
6内にクレーン3で吊上げた電柱4を建て入れるという
穴掘、建柱作業を行なうものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来の穴掘建柱作業車1において、
クレーン3によるアースオーガ機構(2、5)および電
柱4の吊上げ機構は広範な作業領域を確保でき、車輌か
ら離れた位置に電柱4を建柱できる等という利点を有す
る反面、このりレーン3を車輌から離れた位置にまで旋
回させた状態で上述した穴掘、建柱作業を行なうと車輌
に加わる転倒モーメントが大きくなるために、安定性を
保つうえで車輌を大型化するとともに重湯も重くするこ
とが必要とされる等の欠点があまた。
そして、このような欠点をもつ従来の穴掘建柱作業車で
は、田畑、原野、山林等の不整地や細い道路、さらに宅
地内等といった狭隘な場所には進入していくことができ
ず、電柱4の建設および撤去を行なううえで問題であっ
た。また、不整地用としてクローラ車に上述したと同様
の機構を装備した穴掘建柱作業車も知られているが、こ
の場合も大型、入毛量化は避けられず、狭隘な作業現場
には進入していくことはできないものであった。
そして、このような穴掘建柱作業車が進入できない所で
の穴掘、建柱作業は、従来、すべて人力により建柱用の
穴を掘り、さらに人力により電柱4を建て入れるといっ
た方法で行なわなければならないものであった。しかし
、このような人力に頼る方法では、多くの作業者を必要
とするとともに東労働を課し、しかも作業の安全性の面
からも問題であった。勿論、上述した穴掘作業には可搬
型のアースオーガやその支持用架台等の簡易な補助具が
、また建柱作業にも三脚あるいは補助棒および滑車を利
用した簡単な吊上げ手段等の簡単な補助具が従来から一
般に用いられているが、作業者の労力は多大なものであ
り、これらの点を考慮し上述した不g地や狭隘な場所で
の電柱や工具類の運搬、穴掘、電柱の建て入れおよび電
柱の撤去等の作業を安全にしかも容易に行なえる、何ら
かの対策を講じることが必要とされている。
〔問題点を解決するための手段〕
このような要請に応えるために1本発明に係る穴掘建柱
機構は、電柱に近接して配設される基台1−に支持架台
を起立させて設け、この支持架台に対し電柱吊上げ用の
合線を電柱と近接した位置で鉛直に立設されるように結
合支持させ、かつ穴掘用アースオーガを合線と電柱とに
近接する位置で鉛直に立設させて昇降自在に支持すると
ともに、この穴掘用アースオーガを、穴掘作業時におい
て前記電柱吊上げ用台棒によりワイヤを介して吊上げ支
持するようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、電柱や穴掘、建柱作業に必要な穴掘用
アースオーガ、電柱吊上げ用の合線を建柱位置まで搬送
し、その建柱位置近くに配置される基台上に設けた支持
架台に対し穴掘用アースオーガを昇降自在に1台棒を結
合してそれぞれ支持させ、かつ穴掘用アースオーガをワ
イヤを介して合線で吊とげなから建柱用の穴を掘削した
後。
前記合線によりワイヤで電柱を吊Eげて前記穴内に電柱
を建て入れるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし@12図は本発明に係る穴掘建柱機構を適
用することで小型化を達成してなる穴掘建柱作業車の一
実施例を示すものであり、これらの図において前述した
第15図と同一または相当する部分には同一番号を付し
ている。
さて、本発明によれば、電柱4やアースオーガ2を始め
とする工具類の運搬、穴掘、電柱4の建て入れおよび電
柱4の撤去等といった電柱4の建設、撒去作業を、田畑
、原野、山林等の不整地や細い道路、宅地内等の狭隘な
場所においても簡単かつ1lIvJにしかも安全に行な
えるように、穴掘建柱機構を、電柱4や各種工具類の配
置状態を建柱位置との位置関係において工夫し、簡単で
しかも効率のよい配置構成としたところに特徴を有して
いる。そして、このような本発明による穴掘建柱Ja、
構を1本実施例のような穴掘建柱作業車lOに採用すれ
ば、この作業車10の小型化が可能となる等の利点を奏
するものである。
まず、木実流側における穴掘建柱作業車IOの概略構成
を説明すると、図中11はこの小型穴掘建柱作業車lO
の走行手段として例示したクローラ12等を駆動するた
めのエンジン、13はこのエンジン11に付設された油
圧ユニット、14は電柱4およびアースオーガ2を始め
とする工具類が積載される作業車荷台で、この小型穴掘
建柱作業車10は、荷台14上に電柱4や工具類を積載
した状態で前記クローラ12によって電柱4の建柱する
位置まで運搬される。なお、図中15は前記荷台14上
に設置され直接または遠隔操作されるウィンチで、前記
エンジン11や油圧ユニット13あるいは電力や人力な
どで適宜駆動されることで重量物を吊上げる役割りを果
たす、また、16はこの作業車lOの荷台14を建柱位
置に近接する部分で水平状態となるように支持固定しこ
の作業車lOの安定性を確保するためのアウトリガ−で
、本実施例では建柱位置に近接する荷台14の走行方向
前端部両側にセットした場合を示しているが、勿論荷台
14を水平に支持し得る適宜の位置にセットすればよい
ものである。
20は建柱位置近くに設置される取付は用の基台となる
前記作業車荷台14上で走行方向前端部に対し下端が掘
削面近くに接地しかつ鉛直状態で立設されるように組付
は固定されるアースオーガ用の支持架台で、このアース
オーガ用架台20は、本実施例では第1図、第2図、第
3図および第6図から明らかなように、枢支部20aを
介して荷台14に起立、倒伏自在に連結支持され、これ
により運搬時には折畳まれて倒伏された水平状態に、設
置時には起立された垂直状態へと人力により(あるいは
図示しない油圧ピストン等で自動的に)回動される。2
Lはこのアースオーガ用架台20に対し昇降自在に設け
られた上下スライド部材、22はこの上下スライド部材
21に対し枢支部22aを介して水モ方向に回動可能な
アースオーガ取付台(第5図参照)で、前記アースオー
ガ2はこの取付台22から下方に垂下して取付けられて
いる。なお、このようなアースオーガ取付台22を支持
する上下スライド部材21およびアースオーガ用架台2
0としては、第5図(a)または(b)に示すような構
成を適宜採用するとよく、また図中22bはこの取付台
22を前記ヒ下スライド部材21側に組付は固定するた
めのロック手段、23はこの取付台22上部に設けられ
アースオーガ2を吊上げるためのフックである。
さらに、前記取付台22には1図示しないがアースオー
ガ駆動用の油圧モ、−夕が付設され、たとえば前記エン
ジン11と並設されている油圧ユニット13からの油圧
で回転駆動されるような構成とされている。しかし、こ
のようなアースオーガ2を、機械的な回転伝達手段を介
して直結したエンジン11あるいは電動モータ等で回転
駆動するように構成してもよいことは勿論である。
24は前記アースオーガ用架台2・0に隣接して荷台1
4前端部に並設して設けられる台棒取付用の支持架台で
、この架台24も第7図(a)等に示されるように枢支
部24aを介して荷台14上に倒されて水平な運搬状態
と、荷台14上に鉛直に立設された設置状態とに人力に
より、あるいは第7図(b)に示されるような油圧ピス
トン24c等で自動的に回動されるような構成とされて
いる。
ここで、第7図(a)、(b)中24bは前記架台24
を立設状態で荷台14上に固定するためのロック手段で
ある。また、このような台棒取付用架台24としては、
同図(C)に示すように1円筒状を呈するものを荷台1
4上に直接支持させて設けるようにしてもよいことも容
易に理解されよう。
そして、このような台棒取付用架台24の正面側上、下
二個所には、前記電柱4等を吊上げるための電柱吊上げ
用の台棒25を鉛直な立設状態で挟持して固定するため
の台棒固定具26が設けられている。なお、これらの固
定具26としては、たとえば第8図(a)または(b)
に例示したような内定側半円筒体26aと可動側半円筒
体26bを枢支部26cとロック手段26dで組み合わ
せるようにした構造のもの等を用いるとよい。
また、」−述した台棒25−ヒ端部および台棒取付用架
台24の背面側上側には、前記ウィンチ15からのワイ
ヤ27を添接する滑車28.29が設けられ、穴掘時に
はワイヤ27先端のフック27aが前記フック23に連
結され、また建柱時には荷台14上に積載された電柱4
に巻付けられ、所要の吊上げ作業を行なえるように構成
されている。なお、前記白樺25は、搬送時には第3図
(b)に示されるように、電柱4と略々平行して荷台1
4Fに積載して運搬するとよい。
このような構成を有する小型穴掘建柱作業車10を用い
て電柱4を建設するには、まず、第3図(a) 、 (
b)に示すように、建柱用の電柱4.穴掘用のアースオ
ーガ2および電柱吊上げ用としての台棒25などを荷台
14−ヒに積載して建柱位置まで運搬し、かつ作業車荷
台14の前端部を建柱位εにできるだけ近接させた状態
で、第1図(a)。
(b)に示すように、アウトリガ−16,16をセット
してこの作業車荷台14を水平状態で設置固定する。
次に、アースオーガ2を取付台22および上下スライド
部材21を介して支持してなるアースオーガ用架台20
と、電柱吊上げ用白樺25を支持する台棒取付用架台2
4を、作業車荷台14前端部に起立させた状態で固定す
るとともに、台棒取付用架台24に台棒25を鉛直状態
で立設させて結合固定し、さらにウィンチ15からのワ
イヤ27を台棒25の滑車28を介して前記アースオー
ガ取付台22のフック23に引っ掛ける。
そして、この状態でアースオーガ2を前記油圧ユニツ)
13からの油圧により油圧モータ(図示せず)等で回転
駆動するとともに、ウィンチ15を少しづつ回してアー
スオーガ2が掘削面に喰い込まないようにアースオーガ
2を鉛直に降下させ、少しづつ掘削していく、ここで、
注目すべきことは、アースオーガ2の重量がかなりのも
のであり、これを単に上下スライド機構21などで支持
して掘削面上に押し当てただけでは、このアースオーガ
2が自重で掘作面に喰い込み、適切な穴掘を行なえない
が、上述したようにこの自重に打ち勝つ程度の吊、ヒげ
力をもってアースオーガ2を4降自在に支持しながら掘
削作業を行なうと、小さなトルクで大きな径の穴6を深
く掘れることが実験により確認されている。このような
掘削作業時におけるワイヤ27に加わる張力の変化を第
9図に示しており、吊上げながら少しづつ掘削すること
により、ワイヤ27に加わる張力がアースオーガ2を降
ろした時にその先端が土壌を掘削することで急激に増加
する一方、このアースオーガ2を吊上げているため、1
〜2回転して掘削が終れば急激に減少するように変化す
る。また、これを繰返しながら、掘削深さの増加に比例
してワイヤ27の張力は図示の通り単調に増加するもの
で、この増加分のほとんどは排土されずにアースオーガ
2の歯の間に残っている土壌の重量である。
そして、上述したアースオーガ2により電柱4の建設に
必要な深さまで掘削したら、ウィンチ15を回してアー
スオーガ2全体を引き抜き、第4図に示すようにアース
オーガ2を取付台22の水平方向への回転により建柱位
置から退出させた後、第1O図に示すようにワイヤ27
を電柱4に掛は替えてウィンチ15を回し荷台14から
吊上げるとともに、建柱用の六6内に建て入れるとよい
ものである。
そして、このような構成を有する本発明による穴掘建柱
機構を実施した小型穴掘建柱作業車10によれば、全作
業工程を通じて、アースオーガ2を建柱する位置に配置
させるとともに、この建柱位置にきわめて近接させて電
柱4、電柱吊上げ用台棒25および作業車荷台14を配
置させることにより、建柱作業時において台棒4および
作業車10等に対し作用する転倒モーメントを最小限と
することができ、その結果このような小さな転倒モーメ
ントしか加わらないことから、穴掘建柱作業車の小型か
つ軽量化が可能となるものである。
これは、第15図に示したような建柱位置から離れた位
置から7−スオーガおよびクレーンを操作する従来の作
業車における転倒モーメントとの比較から容易に理解さ
れよう。
また、上述した構成によれば、アースオーガ2による掘
削作業にあたって、従来のようにクレーンのブームでア
ースオーガを掘削面に押し込んで掘削していく技術とは
異なり、電柱吊上げ用白樺25を利用してアースオーガ
2を吊上げながら掘削作業を行なうように構成している
ので、アースオーガ2を支持するスライド部材22.2
3を鉛直状態で支えるための特別な機構は必要とせず、
しかも上述したような小さいトルクで大きな径の穴6を
深く掘れるものである。すなわち、従来技術とはアース
オーガへの力の加え方が異なっているものである。
そして、このような本発明によれば、不整地や狭隘な場
所での電柱4や各種工具類の運搬、穴掘、電柱の建て入
れおよび電柱の撤去等といった作業を、安全にしかも容
易に行なえることは容易に理解されよう。
なお、上述した構成による小型穴掘建柱作業車lOを用
いて電柱4を撤去するには、まず。
第11図に示したように電柱4を吊上げる台棒25を作
業車荷台14に鉛直状態で固定し、次にワイヤ27を撒
去し、ようとする電柱4に結合させた後、ジヤツキ30
で電柱4を持上げながら、ウィンチ15を回わして電柱
4を吊上げるとよいものである。ここで、ジヤツキ30
を併用するのは、電柱4と土壌(六6内)との摩擦力が
大きく、その一方において前述したような小型化のため
に電柱吊1げ能力しか持たせていない台棒25およびウ
ィンチ15では持上げられないからである。また、この
ような作業で吊−Eげて撤去した電柱4は、第3図等に
示したようにこの小型穴掘建柱作業車10に載せて運び
出せることは明らかであろう。
なお、本発明はI−、述した実施例構造に限定されず、
各部の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由
である。たとえば本実施例では1本発明による穴掘建柱
機構を、穴掘建柱作業車10に採用し小型化を図った場
合を説明したが、本発明はこれに限定されず、一般車輌
等により運搬した穴掘用アースオーガ2.電柱4、電柱
吊下げ用白樺25.さらにその支持架台20.24等を
、建柱位とに近接させて設置した基台上で組立てて、電
柱4の穴掘、建柱作業を行なうようにしてもよいもので
ある。すなわち、このようにしても、簡単な機構構成に
より転倒モーメント等の問題がなく、シかも作業時にお
ける動作領域が小さい機構を構成し得るもので、これに
より狭隘な場所での電柱の建設および撤去作業が簡単か
つ適切にしかも安全に行なえるものである。
また、上述した実施例では、アースオーガ2を上下スラ
イド部材21等を介してアースオーガ用架台20に予め
組付は支持させた状態とし、さらにこの架台20や台棒
取付用架台24を、作業車荷台14七に枢支部20a 
、24aを介して折畳み自在に連結してなる構造の場合
を説明したが、本発明はこれに限定されず、アースオー
ガ2、アースオーガ用架台201台棒取付用架台24等
を荷台14から取外し、分解状態で作業車荷台14上に
積載して運搬するように構成してもよいことは勿論であ
る。
また、上述したアースオーガ2や台棒25のそれぞれの
架台20.24への取付は構造、これら架台20.24
の荷台14への取付構造等も、上述した実施例構造に限
定されず、種々の変形例が考えられるもので、さらにこ
れら各架台20゜24の形状、構造としても種々の変形
例が考えられる。たとえば第13図に示したように、ア
ースオーガ用架台20に対し電柱4を吊上げるための台
棒25を固定具26.26を介して取付は固定したり、
第14図に示したように、台棒取付用架台24に対し固
定支持される台棒25に対し。
固定具としてベルト30等によりアースオーガ用架台2
0′IPを固定するようにしてもよいことは容易に理解
されよう。
さらに、上述した実施例で説明した本発明を適用してな
る小型穴掘建柱作業車lOによれば、建柱および撤去作
業中はこの作業車は移動しないため、アースオーガ2の
回転駆動、ウィンチ15の回転および台棒25の建て起
こし等の動力源としてこの作業車のエンジン11を利用
するようにすると、構成等の簡素化を図るうえで利点は
大きいが、勿論これに限定されないことも容易に理解さ
れよう、 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係る穴掘建柱機構によれ
ば、電柱に近接して配設される基台−Fに支持架台を起
立させて設け、この支持架台に対し電柱吊上げ用の台棒
を電柱と近接した位置で鉛直に立設されるように結合支
持させ、かつ穴掘用アースオーガを台棒と電柱とに近接
する位置で鉛直に立設させて昇降自在に支持するととも
に、この穴掘用アースオーガを、穴掘作業時において前
記電柱吊上げ用白樺によりワイヤを介して吊上げ支持す
るようにしたので、全作業工程中で穴掘建柱機構部に作
用する転倒モーメントを従来に比べきわめて小さくする
ことができ、これにより穴掘建柱作業車に適用した場合
においてその小型かつ軽量化を達成することが可能で、
しかもその結果として電柱、アースオーガ、電柱吊上げ
用白樺、その他の工具類等を積載したままで狭隘な場所
などに進入し、穴掘、電柱の建て入れおよび電柱の撤去
等といった作業を、全作業工程にわたって安全にしかも
容易に行なえる等といった種々優れた効果がある。特に
1本発明によれば、全作業工程を通じて電柱の動きはほ
とんど上下方向での動きであり、必要以との作業領域は
不要で、この点でも狭隘な場所での建柱作業が容易に行
なえるという利点がある。さらに1本発明によれば、ア
ースオーガによる穴掘作業を、電柱吊上げ用白樺を利用
してアースオーガを吊上げながら行なうことにより、ア
ースオーガの掘削面への必要以上の喰い込みを防止し、
適切な穴掘を行なえるとともに、このアースオーガを昇
降自在に支持する支持構造も簡素化でき、これによりこ
の点でも作業車全体の軽量化が可能で、さらに小さいト
ルクで大きな径の建柱用の穴を深く掘ることが可能とな
る等の利点を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係る穴掘建柱機構を適
用した小型穴掘建柱作業車の一実施例を示す建柱位置で
の設置状態の側面図および正面図、第2図はその概略平
面図゛、第3図(a) 、 (b)は同じ〈本発明を適
用した小型穴掘建柱作業車の荷台ヒに電柱やその他の工
具類等を積載して運搬する場合の側面図および平面図、
第4図は穴掘作業完了時にアースオーガを水平方向に回
動させた状態を示す正面図、第5図(a) 、 (b)
はアースオーガ取付台およびヒ下スライド部材のアース
オーガ用架台に対する組付は状態を示す概略斜視図およ
びその変形例を示す斜視図、第6図はアースオーガ用架
台の配設状態を示す概略斜視図、第7図(a) 、 (
b) 。 (C)は台棒取付用架台を示す概略斜視図およびその変
形例を示す概略斜視図、第8図(a) 、 (b)は台
棒固定具の概略斜視図およびその変形例を示す概略斜視
図、第9図は掘削時の9イヤの張力および掘削深さの関
係を示す特性図、第1θ図は掘削した穴への電柱の建て
入れ状態を示す概略説明図。 第11図は電柱を撤去する場合の概略説明図、第12図
(a) 、 (b)は本発明による動作領域を従来例と
の比較で示す平面図および側面図、第13図および第1
4図は本発明の別の実施例を示す概略側面図、第15図
は従来の穴掘建柱作業車を例示する概略側面図である。 2−・・・アースオーガ、4・・・・電柱、6・・・・
建柱用の穴、10・・・・小型穴掘建柱作業車、11・
・・・エンジン、12・・・・クローラ、13・・・・
油圧ユニー/ ト、14・・・・作業車荷台(基台)、
15・・・・ウィンチ、16・・・・アウトリガ−12
0・・・・アースオーガ用架台(支持架台)、21・・
・・−ヒ下スー  ライド部材、22・・・・アースオ
ーガ取付台、23・・・・フック、24・・・・台棒取
付用架台(支持架台)、25・・・・台棒、26・・・
・台棒固定具、27・・・・ワイヤ、28.29・・・
・滑車。 特許出願人 日木電信電話株式会社 代  理  人 山川政樹(ほか1名)第 5図(a)
     第 5図(b)第6図 第7図((1)     第7図(b)L 第 7図(C) 第8図(CI)    第8図(b) 第9図 第10図 第11図 第12図(CI) 第13図    第14図 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電柱と近接した位置で鉛直に立設して配置される電柱吊
    上げ用の台棒と、この台棒と前記電柱とに近接する位置
    で鉛直に立設して配置される穴掘用アースオーガと、こ
    の穴掘用アースオーガを昇降自在に支持するとともに前
    記台棒を結合して支持するように前記電柱に近接する基
    台上に設けられる支持架台を備え、前記穴掘用アースオ
    ーガを、穴掘作業時において前記電柱吊上げ用台棒によ
    りワイヤを介して吊上げ支持したことを特徴とする穴掘
    建柱機構。
JP1395187A 1987-01-26 1987-01-26 穴掘建柱機構 Pending JPS63184685A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1395187A JPS63184685A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 穴掘建柱機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1395187A JPS63184685A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 穴掘建柱機構

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JPS63184685A true JPS63184685A (ja) 1988-07-30

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ID=11847514

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1395187A Pending JPS63184685A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 穴掘建柱機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63184685A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021028443A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 昂英 松崎 掘削装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021028443A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 昂英 松崎 掘削装置

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