JP2537406Y2 - ウインチ付ミニショベル - Google Patents

ウインチ付ミニショベル

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JP2537406Y2
JP2537406Y2 JP11046090U JP11046090U JP2537406Y2 JP 2537406 Y2 JP2537406 Y2 JP 2537406Y2 JP 11046090 U JP11046090 U JP 11046090U JP 11046090 U JP11046090 U JP 11046090U JP 2537406 Y2 JP2537406 Y2 JP 2537406Y2
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JP
Japan
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winch
blade
mini
mini excavator
excavator
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JP11046090U
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JPH0470351U (ja
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稜威夫 永島
弘行 谷
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はウインチ付ミニショベルに関する。
〈従来の技術〉 近時従来の一般土木機械としてのショベルカーと異な
る、例えば機体幅数十cm位の超ミニショベルと呼ばれる
極めて小型のショベルカーが普及し始め、乗用又は歩行
型のものがある。これらの超ミニ建機は、小規模の部分
的な農地整備や、一般建機が入れない路地裏又は小道あ
るいは家庭配管等の狭い場所あるいはゴルフ場の配水管
等敷設のような部分的工事等用として、専門のオペレー
ター以外の作業者でも簡単に操作できるものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような超ミニ建機は石段の坂道を登り、墓等の穴
掘や、物の引上げ運搬に使うと大変便利であるが、牽引
力や登板力、また、安定性に欠けることから単独での自
走は困難であった。また、これを無理に行おうとすると
危険を伴う欠点があるほか、例えば超ミニ建機に大型建
機の場合のようにウインチ等の牽引装置を取付けること
は、機体構成上困難であるばかりでなく超ミニ建機を大
型化することになり、超ミニ建機の利点を失わせること
になる。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような問題点を解決するための本考案のミニシ
ョベルは、機体1端部にブレード17を設けたものにおい
て、該ブレード17にロープ21を巻取り又は繰り出しする
ウインチ18を着脱自在に設けたことを特徴としている。
〈作用〉 ウインチ18はブレード17に着脱自在に取付けられ、ブ
レード17を昇降させるものにあってはウインチ18もその
高さ調節が可能である。ウインチ18はロープ21を繰出し
又は巻取ることによって、ウインチ側に他の台車や荷物
その他の重量物を牽引し、あるいはロープ巻取りによっ
て、ショベルカー自体を牽引し、又は登板時にも転倒す
ることなく安全に牽引登板を行うことが出来る。
〈実施例〉 図面は本考案の一実施例を、歩行型超ミニショベルカ
ーについて示すもので、機体1はフレーム2上にエンジ
ン等の駆動部をを内蔵するボンネット3を、フレーム2
の下部には左右のクローラ等からなる走行部5を有して
いる。フレーム2の前端中央には支台4を介してブーム
6の基端部がブームシリンダ7とともに前後揺動自在に
軸支されており、ブーム6の先端にはアームシリンダ8
によって揺動するバケットアーム9が軸支され、該バケ
ットアーム9の先端には、バケットアーム9に沿って付
設されたバケットシリンダ11によって駆動される掘削用
バケット12が駆動リンク13を介して回動可能に取り付け
られている。
左右の走行部5の中間部上下に並設されたブレードア
ーム14とブレードシリンダ16が機体前方に突出してお
り、該ブレードアーム14の先端にはブレード17が着脱自
在に取り付けられ、ブレードアーム14によって上下方向
に揺動する機構になっている。
上記ブレード17上の略中央にはウインチ18が着脱自在
に載置固定され、該ウインチ18は正面視で上下開設形の
コ字形のフレーム19内に、ワイヤロープ21を巻取り又は
繰出しするドラム22を回転自在に軸支し、フレーム19の
側面には上記ドラム22を回転駆動させる油圧モーター24
が取付けられている。
上記油圧モーター24上にはロープ繰出用の正転ポジシ
ョンa、ロープ巻取り用の逆転ポジションb、ニュート
ラルポジションcが前後に配置され、ポジションcから
左方に突出する制動ポジションdを有するレバーガイド
26に案内される油圧バルブ30、操作レバー27が立設され
ている。28,28は油圧モーター24を駆動するために、機
体1に着脱自在に接続される油圧ホースで、その基端部
はボンネット3内の油圧ポンプ(図示しない)側に接続
される。
ドラム22はフレーム19に対してドラム軸36で軸支さ
れ、ドラム22の油圧モーター24側には、ドラム軸36と同
心の内歯歯車37が付設され、油圧モーター24側より突出
しているピニオン38とかみ合っており、前記ドラム軸36
の他端側には、油圧バルブ36のポジションがニュートラ
ルの時に、ドラム22を手動回転させることができるハン
ドル39が着脱自在に設けられている。
29はショベル12の底面に付設したフック31に係脱自在
に取付けられる滑車で、ショベル12の任意な高さにし
て、ワイヤ21の牽引高さを調節し、使用目的や条件に対
応するためのものである。また上記ウインチ18のドラチ
ム22自体もアーム14によりブレード17を昇降させること
により高さ調節可能である。23はウインチ18のフレーム
19とアーム14との間を連続してウインチ18の安定性を良
くするためのステーで、アーム14側にはアーム14の揺動
角度によって、上記ステー23の下端取付位置をずらすこ
とができるような複数段の連結孔32が穿設されている。
ウインチフレーム19の底面後端部側には、下向きに開
放されているチャンネル状断面をなす取付部33が形成さ
れ、上記取付部33をブレード17の上端に被せて、ボルト
34締めでブレード17に着脱できる機構となっており、取
付部33の後端側開放端には、ブレード17の背面に係止さ
れる係止部36がチャンネル状断面の内側に向かって突出
しており、ウインチ18のブレード17への固定性をよくし
ている。
第4図は階段41の上方にあるミニショベルAにウイン
チ18を付して、荷積した他方の台車Bをワイヤロープ21
で牽引させて階段41の上昇させる状態を示し、ワイヤロ
ープ21が接する階段部分には、第6図に示すようなアン
グル状断面のフレーム42を被せ、該フレーム42に軸支さ
れたガイドローラ43にワイヤロープ21をガイドさせてい
る。
第5図は逆にウインチ付のミニショベルAが階段41を
し登板する際に、上方にポール44を立設して、ウインチ
18のワイヤロープ21を上記ポール44に止め、ウインチ18
によりミニショベルAを補助的に牽引させ且つ安全な登
板を行わせているものである。
〈考案の効果〉 以上の如く構成される本考案のミニショベルによれ
ば、元来強固に構成され且つ作業時に機体に対して最も
安全に反力を取り易いブレードにウインチが取付けられ
るので、ウインチ自体に牽引荷重が作用しても、機体は
接地しており、またブレードも接状状態でウインチ作業
ができるので安定しており、ウインチに牽引荷重が作用
しても安定した安全且つ確実な牽引作業が可能である。
またウインチはブレードに取付けられるのでブームの
揺動やバケット作業の妨げになることはなく、ウインチ
を付設しても本来の作業が妨げられないばかりでなく、
特に超ミニ建機と称される小型建機の汎用性が高められ
るとう利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はウインチ付ミ
ニショベルの全体斜視図、第2図は同じくその要部断面
側面図、第3図はウインチの構造を示す断面図、第4
図,第5図はウインチ付ミニショベルの使用状態を示す
説明図、第6図はウインチ付ミニショベルの階段登板時
に使用するワイヤガイドの一例を示す斜視図である。 1:機体、17:ブレード 18:ウインチ、21:ロープ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体(1)端部にブレード(17)を設けた
    ものにおいて、該ブレード(17)にロープ(21)を巻取
    り又は繰り出しするウインチ(18)を着脱自在に設けた
    ことを特徴とするウインチ付ミニショベル。
JP11046090U 1990-10-22 1990-10-22 ウインチ付ミニショベル Expired - Lifetime JP2537406Y2 (ja)

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JPH0470351U JPH0470351U (ja) 1992-06-22
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