JPS5873689A - リバ−スサ−キユレ−シヨンドリル用櫓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリバースサーキュレーションドリルに用いられ
る検装置に関する・ 従来リバースサーキュレーションドリルに用いられてい
た掘削具を支持する検装置Ｉ：は第１図ないし第３因に
示すように、櫓１５の上部に滑車ブロックが２個ビーム
上に固定して取付けられている＠そして各滑車ブロック
１，２（二はそれぞれフック６．４及びウィンチ５，６
が゛独立して設けられており、フック３は掘削の進捗に
応じてドリルパイプ１２を地上から引き吊り上げて掘削
中心に継ぎ足すものであり、フック４は掘削中に掘削具
　−を支持し掘削の進捗に応じて徐々に降下させるもの
である０降下させる際、掘削具が鉛直に掘りすすむこと
ができるようスイベルジヨイント７にガイドビーム８が
左右に張り出され、ガイドビーム８の先端にａ−ラ９が
取付けられていて、櫓１５のマスト１０のガイド１１上
を転動するようになっている０従りてドリルパイプ１２
を継ぎ足す時にはウィンチ６でフック４によりて吊り下
げられたスイベルジヨイント７及びケリーバ１３を引き
上げて掘削中心上から撤去する０この際これらを強引に
引き上げることによりガイド１１から傾斜した斜めのガ
イド１１Ａに沿りて移動されることになる。

ここで滑車ブロック１，２の位置であるが、滑車ブロッ
ク１は前述したように継ぎ足し用のドリルパイプを吊り
込む々めのものである・継ぎ足し用のドリルパイプは既
設の掘削具に対してフランジをボルトにより接続するも
のであることから。

その位置合わせな容易にするために、掘削中心上に必然
的に吊り込まれるように、掘削中心上に滑車ブロック１
が取付けられている０これに対し。

滑車ブロック２は本来なら滑車ブロック１と同様に掘削
中心上に設けられるべきものであるが、掘削中はスイベ
ルジヨイント７に取付けられたａ　−ラ９によりて鉛直
性がある程度保持されるという考えから、掘削中心上の
滑車ブロックはドリルパイプ１２の吊り込みを優先させ
たものである◎従って滑車ブロック２は掘削中心からは
ずれたところに位置させざるを得ない＠ このような従来の櫓装置には次のような欠点がある０即
ち、継ぎ足し用ドリルパイプを吊り下げる滑車ブロック
１が掘削中心上の櫓の上部に固定されているため、ドリ
ルパイプ１２をクレーンで引き上げる場合、数本のドリ
ルパイプをまとめて引き上げることはできず、互いにボ
ルトで接続されたドリルパイプを１本１本外していかな
ければならない・このため、ドリルパイプ下端のビット
（図示せず）の吸込口やドリルパイプ１２の途中に礫や
玉石によりて目詰まりを起こした場合や掘削終、７時に
、ドリルパイプを引き上げる作業に多大の労力と時間を
要していた◎リパースチーキュレーνヨンドリルに８い
ては、前記ドリルパイプの目詰まりは避けられず、しか
もこの目詰まりはドリルパイプより小径である掘削具最
下端のビットの吸込口で起こる場合がほとんどであるか
ら。

前記ドリルパイプの・取外し作業はドリルパイプ全部（
例えば１００ｍ”の穴を掘削する場合、ドリルパイプの
長さを６ｍとすれば約６３本のドリルパイプ）について
行わなければならず、さらに作業再開時には再びドリル
パイプを１本ずつ接続していかなければならないので、
多大の労力と時間をまた、従来の櫓装置においては、前
記滑車ブロック１が掘削中心に固定されているため、移
設時にドリルパイプ下部に接続されるビット、スタビラ
イ讐、ウェイト、りａスオーバサプを撤去する際には、
ペースフレーム１４がら櫓１５を切り離した後に前記ビ
ット等をクレーンにより撤去しなければならず、また作
業開始時にはベースフレーム１４を地上に設置した状態
で前記ビット等をセットした後、櫓１５をペースフレー
ム１４上に組付ける作業を嚢した。

さらに、掘削中には、掘削中心から外れた滑車ブロック
２から降ろされたフック４により掘削具が支持されるた
め、スイベルジヨイント７のガイドビーム８に゛取付け
られたローラ９を中心として掘削具に向転モーメントを
尭生させることになり。

−掘削水を高精度に施工することが困難である・という
問題□があった０ 本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもので、ドリルパ
イプの目詰まり時や移設時におけるドリルパイプの引き
上げ作業が能率よく行え、かつ前記ビット等の撤去、組
付は作業がベースフレームから櫓を切り離すことなく行
えると恭に、高精度の掘削作業が行える構成のリバース
サーキュレーションドリル用櫓装置を提供することを目
的とするＯ この目的を達成するため、本発明においては、地上に設
置したベースフレームにドリルパイプ吊り込み側を開放
した櫓を立設し、該櫓の頂部に、ドリルパイプが通過で
きかつドリルパイプ吊り込み側が開口された横行ビーム
を取付け、継ぎ足し用ドリルパイプを吊り下げる滑車ブ
ロック付トロリーと掘削＾を支持する滑車ブロック付ト
ロリーとを前記横行ビームのレール上を転勤可能に設置
し、前記各滑車ブロックに巻かれるロープをそれぞれ巻
取り繰出しするウィンチを櫓に設置し、槽内部には前記
間）０９−を掘削中心上から退避させて８くことが可能
なスペースを設けたことを特徴とする特 以下本発明の一実施例を第３因ないしｌ８１２図により
説明する・このジパースチーキュレーνヨンドリルの櫓
装置は、大別して４つのものによって構成されている＠
即ち、地上に設置されたペースフレーム２０と該ペース
フレーム２０上に載置されたロータリーテーブル２１と
、該ベースフレーム２０上にビン２２．２５により接続
されて立設された櫓２４と、該櫓２４によりて吊り下げ
られた掘削具２５とに分けられる・しかして、本発明の
特徴となるところは、櫓２４の頂部に、ドリルパイプ４
１が通過できかつドリルパイプ吊り込み側が開放された
横行ビーム４８（３３６図参照）を取付け、継ぎ足し用
ドリルバイブ４１ａ（第６図参照）を吊り下げる滑車ブ
ロック６５畠付トロリー３５ｘよび掘削具２５を支持す
る滑車プロット クロロ１付トロリー３６と梁前記横行ビーム４８墾・１
１ のレール５６上に転勤可能に設置し、前記各滑車ブロッ
ク５５−、３６−とフックプロツク３７．３８間に巻か
れるロープ３１　ｍ、３２Ｍをそれぞれ巻取り繰出しす
るウィンチ３１，３２を櫓２４に設置したことｔある。

次に各部の詳細について説明する・まずペースフレーム
２０ζ；ついて説明すると、該ペースフレーム２０は４
隅に脚２０畠を有し、各脚には水平設置のためのジヤツ
キ２６が設けられている・該ペースフレーム２０の左右
のビーム２０ｂ、２０ｂには−Ｖ　−ｊ’　２０　ｃ　
（′ｌｓ８　ｍ、Ｉ！　９　ＦＩＩＪ参照）カ一体的に
設けてあり、前後のスパイダー２７は両端に設けたロー
ラ２７−を該レール２０に沿りて転動させることにより
、前後方向に移動可能に設置されている０該スパイダー
２７はａ−タリ°−テーブル２１を据え付ける前の掘削
具を支持するもので、２点鎖線２８畠で示した最大径を
通過可能に前後に退避させや、、：ことができると共に
、中央に寄せることにより・、、１．、２点鎖線２８ｂ
で示すように・掘削Ａ″７Ｊ／９竺、、’ｙ受“ｔ″′
″＆”１き６１う“゛なりている・２９はスパイク−２
７を人力により押すことによって移動させる把持部であ
る。

ロータリーテーブル２１は第４図、第５図、第８図に示
すように前記ペースフレーム２０の前後のビーム２Ｏｄ
上に設置した取付台２０＠にポルト６０によりて固定さ
れるものであり、中央に掘削具２５のケリーバ４３と係
合させる穴を有するターンテーブル２１を軸受を介して
回転自在艦：装着してなるものであり、内部にはターン
テーブル２１ｍを掘削具２５と共に回転させる駆動装置
（図示せず）が収容されているＯ 掘削具２５は、！！１３図、第４図に示すように。

前記ターンテーブル２１畠の中心の角穴に上下動可能に
かつ相対的回転不能に挿入されるケリーバ４３と、該ケ
リーバ４３とサクションホース４４とを接続するスイベ
ルジヨイント４２と、ケリーバ４！１の下端にボルトに
より接続される多数本のドリルパイプ４１と％第１２図
の２点鎖線で示すように、最下端のドリルパイプに接続
されるピット６５、スビライザ６６、ウェイト６７およ
びクロスオーバサブ６８とからなるＯ 櫓２４は、左右のマス）４５．４６と前記横（−ム４８
とからなり、第２図に示すよ引：、左右のマスト４５．
４６はそれぞれ前柱４５＆、４６ａおよび後柱４５ｔ＋
、４６ｂ間ａ二横ビーム４５Ｃ１４６ｏＨよび補強ビー
ム４５４．４６１を渡し。

後柱４５に、４６ｂ間は補強ビーム４５・、４６・で補
強された横ビーム４５１，４６１がフランジ部４７をボ
ルト締結すること直；より一体化されている・まだ、左
右のマス）４５．４６は上部が互いａ二相手側に向けて
傾斜してｇす、各上端は横行ビーム４８と一体の接続＠
４８ｋに対してフランジ部４９でボルト締結により一体
化され、山形をなす頂部を形成しているｏｊｌ！４図、
＄７因かられかるように、これらのマスト４５．４６に
よって構成される櫓は継ぎ足し用ドリルノ叱イブ４１畠
の、吊り込み側が開放されており、かつ内部鑑；は前記
）ロリー５５％５６およびフック３７．６８を掘削中心
から退避させておくことを可能とするスペースムが形成
されているＯまた、斉マスト４５゜４６の前柱４５１．
４５１”：は、ｓ４図に示すよ引；スイベルジヨイント
４２＆：取付けたガイドビーム５０の両端の上下のロー
ラｓｔａ、ｓ１ｂを転動させる縦ガイド５２ｍ、５２ｂ
が設けられている・これらの縦ガイド５２ｍ、５２ｂの
上端には％第１０図で５２ｂについて代表して示すよう
に、スイベルジヨイント４２を吊り込み側から組付ける
時および撤去する時のａ−ラ５１１．５１ｂの出し入れ
部となるところの吊り込み側に折曲げられた出し入れ口
６９と切り欠き７ｏとが設けられており、かつ、スイベ
ルジヨイントを櫓の奥部に退避させる時の上ローラ５１
ａのガイドとな照）が設けられ、縦ガイド５：２１，５
２ｔ＋の横ガイドの下方には、スイベルジヨイントを横
行させるときに下ａ−ラ５１ｂを通過させる切り欠き７
１が設けてあ６・ 次に横行ビーム４８とトロリー３５．３６等の構成につ
いて説明する。横行ビーム４８にはＩ！１３図４：示ｔ
４５ｅｖ−ｉ５ｍ’、’）’４ｔＡ手方１ｉ１Ｕ（：＆
＊ｒａけてあり、ｇ）ｃｙシリ−５，５６の両側に取付
けられたａ−ラフ２は該レール５３に沿りて転動可能に
設置されている・本冥施例においては、トロリー３５．
５６が油圧モータ３４を搭載した自走式のものである場
合について示してあり、各油圧モータへの供徘油用ホー
ス７５．７４は、横行ビーム４８の反吊り込み側端部に
取付けられたり一プ７５，７６　（第５図参照）と、櫓
２４の反゛吊り込み側に設けられたガイド７７に沿って
上下動自在に装着された重錘７８．７９により下方への
重力が加えられたレープ８０．８１に巻き回ゎされ、櫓
２４の後柱を通して外部油圧装置（図示せず）に接続さ
れている・前記ウィンチ３１．５２に巻取り繰り出しさ
れてそれぞれ滑車ブロック５５暑、５６ｍとフックブロ
ック５７．５８間に巻き回ゎされるロープ３１・、３２
ａの端末は、横行ビーム４８の吊り込み側先端の下面部
に取付けられたソヶッ）ｌ；４０にそれぞれ接続され支
持されている口また、該−行ビームは、吊り込み側に突
出しかつ吊り込み；−先端が開口されているので、１’
　”””’Ｉ’。

継ぎ足し用ドリルパイプ４１１ｍ等をフック３７により
吊り込んだ時に横行ビーム４８に働く曲げモーメントｇ
よびトロリー５５．５６の移動によって発生する水平力
を支持するため、２各ビ一ム部の先端と接続材４８ｈ、
４８にとの間には、補強用斜材４８ａ、４８ａが下方の
間隔が広がるように取付けられている・さら、に□強度
を上げるために、横行ビーム４８の左右ビーム部の上面
部間には、水平材４８ｂ、４８ｃおよび板材４８ｄ、４
８ｄ’が、掘削中心上ないしは吊り込み側端部まで龜開
放となるように、ウィンチ３１．５２側に偏よつ”だ位
置ζ二股けられている。トロリー５５．５６は横行ビー
ム４８の上面より上方に突出しない構造を有しているの
で、これらの水平材や板材の下方をくぐって奥部へと収
容することができる・５４゜はトロリー５５．５６用ス
トツパである・次に、本装置の作用について説明す□る
・第３図に示すように、掘削作業持直ニーフックブロッ
ク３８のフック５Ｂ−によりて掘削具２５が支持されて
おり、掘削に応じてフィンｙ−３２により繰出されるロ
ープ３２ｍを加減して掘削具２５を下方に移動させる◎
□この時、フックプロ、ツク、５８を吊るしている滑車
ブロック３６−を有するトロリー３６は一削中心（ＩＪ
７図の点０）上にある上、スイベルジヨイント４２のロ
ーラ５１　ｍ、５１　ｂが。

マス［前柱４５嶺−４６ｂの対向面にガイド中心−を結
ぶ線８５が掘削中心０を通るように設けられた縦ガイド
５１ｍ、５２ｂＩ：沿りて転動する・ようになりている
ので、掘削具２５が垂直にたて込まれるようになってい
る。

一方、フックブロック５７のフック６７畠によって継ぎ
足し用ドリルパイプ４１ｍを吊り込む時には、第１１図
に示すように、スイベルジヨイント４２とケリーバ４３
をドリルパイプから外して）０！Ｊ−５６を駆動するこ
とによりフック３８−をクインテ３２側に引込み、一方
トロリー６５の駆動により掘削中心上にフック６７畠を
位置させ、既設のドリルパイプのフランジのボルト穴と
合わせやすいようにする・ドリルパイプの接続が完了し
た後はフック３７畠をケリーバ４６を取り外した位置ま
で吊り下ろし、再びトロリー３５駆動によりフック５７
ｍを吊り込み側先端に移行させると共にトロリー３６駆
動゛によりフック５８蟲を掘削中心上に位置させ、上端
のドリルパイプ直二ケリ−バ４３を接続して掘削を継続
して行うＯなお、このような作業を行う時は、ドリルパ
イプ４１のフランジを前記スパイダー２７により保持ま
たは解放する０ また、ドリルパイプに目詰まりが生じたり、移設に際し
て掘削具２５を吊上げるときは、掘削中心からトロリー
３５．３６をクインテ３１．３２側に退避させて、第１
２図舊二示すようにクレーン５６からフック５７をｆろ
、してドリルパイプ４１をクレーンの揚程□の許容す・
る長、さごとにまとめて数本ずつ引上げる作業を行うＯ
このとき、横行ビーム４８は第６図に示したように掘削
中心から吊り込み側先端にわたってドリルパイプが通過
できるように開口されているので、最下端のドリルパイ
プまで横行ビーム４８より上方に引上げる必要がないの
で、揚程の小さいり一−ン（：よりても多数本のドリル
パイプを１度ζ：、’ｌＬｈげることができさらに、掘
削開始時の据付時や掘削終了時の撤去の際、横行ビーム
４８の左右ビーム部間をフック５７が通過できるので、
ロータリ、−テーブル２１を撤去すればペースフレーム
２０と櫓２４とを切り離さなくとも、仮想線で示すよう
にビット６５、スタビライザ６６、ウェイト６７、クロ
゛スオーバ夛プロ８を、ドリルパイプ４１と共に組付け
、撤去できる・ なお本実施例書；おいては、クインテ３１，３２を櫓２
４に設置したが、これらをトロリー３５．５６に組付け
ることも可能である０ 以上述べたように５本発明装置は、櫓上部に掘削中心か
ら吊り込み側端部舊；わたりてドリルパイプが通過でき
る構造を有するので、ドリルパイプをクレーン（；より
数本ずつまとめて引き上げることが可能となり、こ懸に
より、ドリルパイプの目詰まり発生時の礫等の、障害物
の撤去作業の能率を高めることができるす １″ｊ璽 また、横行ビームの吊１り込み側端部が開放されている
ので、ドリルパイプを櫓の頂部を越える位置まで引き上
げな（とも横行ビームの左右ビームの部間なりレーンの
フックが通過できるので、揚程の小さいクレーンであっ
てもドリルパイプをまとめて撤去することが可能である
Ｏ　。

また、同様の理由也；より、掘削開始前の据付時や掘削
終了時の撤去の際、即ち移設時ζ二お（為て、ペースフ
レームと櫓とを切り離すことなく、ロータリーテーブル
を取外すだけで組付けたり撤去したりすることができる
Ｏ従って本発明によれば、作業能率を着るしく同上させ
ることができるＯまた、本発明装置を用いれば、ドリル
パイブ吊り込み時だけでな（、−削の除重；も掘削具を
支持するフックおよびトロリーを掘削中心鑑；位置させ
ることができるため、ドリルパイプの継ぎ足しの際のフ
ランジのボルト大台わせが容易となる他、掘削１直精度
の高い穴を施工できる０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来使われている櫓装置の側面図、第２図は第
１図の正面図、第３図は本発明による検装置の一実施例
を示す側面図、第４図は第３図の正面図、第５図は第５
図のムー五矢視図、第６図は第３図のＢ−Ｂ矢視図、第
７図は第３図のＣ−Ｃ断面図・、第８図は第３図のＤ−
Ｄ矢視図、第９図は第８図のＩＣ−１断面図、第１０図
はガイドのマストへの取付は状態を示す斜視図、第１１
図はドリルパイプを吊り込む時の各フックの状態を示す
側面図、第１２図はドリルパイプ等の掘削具を、クレー
ンでまとめて引上げる時の状態を示す側面図、第１３１
１は第６図のｙ−ｙ断面図である０２０・・・ペースプ
レート、２４・−櫓、２５・・・掘削具、３１．３２−
・・クインテ、３１，３２ａ・・・ロープ、３５．５６
−）　０リー、５５＠、５６＆−・・滑車ブロック、４
１・・・ドリルパイプ、５３−・・レール 特許出願人　　　日立嬬機株式会社 代理人　弁理士　　　秋　本　正　実 代理人　弁理士　　　若　１）勝　− 第６図 第７ｒ￥ｌ 第８図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 地上に設置したペースフレームにドリルパイプ吊り込み
   側を開放した櫓を立設し、該櫓の頂部に。 ドリルパイプが通過できかつドリルパイプ吊り込み側が
   開口された横行ビームを取付け、継ぎ足し用ドリルパイ
   プを吊り下げる滑車ブロック付）ロリーと掘削具を支持
   する滑車ブロック付トロリーとを前記横行ビームのレー
   ル上を転勤可能に設置し、前記各滑車ブロックに巻かれ
   るａ−プなそれぞれ巻取り繰出しするウィンチを櫓に設
   置し、槽内部には前記両トロリーを掘削中心上から退避
   させてＳくことが可能なスペースを設けたことを特徴と
   するリバースチーキュレーシヨンドリル用櫓装置・