JP7163446B2 - 製版方法、製版システム及び缶体 - Google Patents

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Description

本発明は、製版方法、製版及び缶体システムに関する。
多色印刷を行う印刷機に取り付けられる印刷版は、複数のプロセス色の刷り重ねにより色を表現可能なように作製される(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、色分解した基本4色の画像データを網点化した後、互いに重複しない7色の画像データに色変更し、色変更させた7色の画像データに対して、インキの滲みや印刷機の機械的ズレによりインキの混濁が発生しないよう画像収縮処理を行い、該収縮処理を行った画像データに基づいて色毎の印刷版を作製する、製版方法が記載されている。
特公平7-57543号公報
特許文献1に記載の技術では、網点化した画像データに対して画像収縮処理を行うため、下地の色が露出し易く、再現可能な色の領域である色域が制限され易い。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、色域を拡大させて、被印刷物において原稿画像データの色の再現性を向上させることなどを課題としている。
本発明の一態様は、原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現する印刷版を製版する、製版方法を提供する。
本発明によれば、色域を拡大させて、被印刷物において画像データの色の再現性を向上させることができる。
本実施形態に係る製版システムの構成を示す図である。 色相環分解を説明するための図である。 色相環分解での色分解により抽出される各色の成分範囲を、第1色群及び第2色群のそれぞれにまとめた図である。 色相環分解での色分解により抽出された色による色域と、色分解により抽出された色を1色他の色に変更した場合の色域とを比較した例を説明するための図である。 抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色において形成される隙間及び食い込みを説明するための図である。 図1の製版システムを用いて印刷版を作製する製版方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る製版システムによって製版された印刷版を適用した印刷機の一例を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。
[製版システムの構成]
図1は、本実施形態に係る製版システム1の構成を示す図である。
製版システム1は、版式の印刷機に取り付けられる印刷版を作製するシステムである。製版システム1は、DTP(Desktop Publishing)及びCTP(Computer To Plate)を採用したシステムである。製版システム1は、多色印刷用の印刷版を作製するシステムである。
製版システム1で作製される印刷版の被印刷物は、2ピース缶等の略円筒形状を有する缶体(缶の中間成形体を含む)、又は、平板の金属板である。また、製版システム1は、中間転写体を介してインキを転写するオフセット印刷機、又は、中間転写体を使用しない非オフセット印刷機に取り付けられる印刷版を作製するシステムである。
図1に、製版システム1の概略構成を示す。製版システム1は、例えば、2ピース缶等の略円筒形状を有する缶体を被印刷物とし、缶体の外周面に対して、中間転写体を介してインキを転写するオフセット印刷機300に取り付けられる印刷版を作製する。
製版システム1は、原稿画像データに各種画像処理を施して製版用の画像データを作成するデータ処理装置10と、製版用の画像データに応じて印刷版を作製する版作製装置20とを備える。版作製装置20によって得られた印刷版は、例えばオフセット印刷機300における印刷処理に用いられる。
データ処理装置10は、色分解等の分版処理を行う分版処理部11と、網点化処理の条件を設定する網点化条件設定部12と、各色の濃淡を網点の集合で表す網点化処理を行う網点化処理部13と、版作製装置20へのデータの送信処理を行う送信処理部14とを備える。
データ処理装置10は、上記各部により、ページ記述言語で表された原稿画像データに対してレイアウト及び色調の補正等の編集を行い、編集された原稿画像データに基づいて、分版処理及び網点化処理を行って製版用の画像データを作成し、版作製装置20へ送信する。データ処理装置10には、CPU、メモリ及びHDD装置を含む専用又は汎用のコンピュータを適用することができる。上記各部の機能は、予めHDD装置に格納されたプログラムをCPUがメモリにロードし、実行することにより実現することができる。また、上述した各部の機能の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアで構成することも可能である。
以下、データ処理装置10に含まれる各部の機能について説明する。
分版処理部11は、編集された原稿画像データを予め定めた色毎に色分解し、色分解により抽出された色毎に分版画像データを生成する。本実施形態において、あらかじめ定めた色はプロセス色、つまり、印刷機300に取り付けて印刷版及び被印刷物に供給するインクの色であり、分版画像データは、プロセス色毎に生成する。プロセス色は、例えば、シアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG、ブルーB及びブラックKの7つの色を含む。また、更にホワイトWを加えても良い。色分解及び分版画像データの生成については後述する。
網点化条件設定部12は、分版処理部11にて作成された分版画像データを網点化する際の条件として、網点化条件を設定する。網点化条件は、各色の分版画像データ毎に設定される。網点化条件には、色毎の網点形状、網点面積率、スクリーン線数及びスクリーン角度に関する条件が含まれる。
ところで、製版システム1では、色分解により抽出された複数色の刷り重ねによって各画素の色を表現する印刷版を製版する。すなわち、製版システム1は、画像データから色分解によって抽出された各色のインキを刷り重ねることによって、色分解により抽出された各色以外の色を表現することができる印刷版を製版する。
具体的には、例えば、2色を抜き合わせ方式で刷り重ねる印刷版や、3色のうち2色を抜き合わせ方式で刷り重ね、さらに1色を掛け合わせ方式で刷り重ねる印刷版を作成する。
なお、抜き合わせ方式は、刷り重ねる2つの色のうちの一方の色に抜きの網点を形成して、この抜きの網点が形成された位置に、他方の色の網点を刷り重ねる手法である。抜き合わせ方式では、一方の色のインキと他方の色のインキとが極力接触せずに、刷り重ねられる。
掛け合わせ方式は、刷り重ねる2つの色の何れにも抜きの網点を形成せずに刷り重ねる手法である。掛け合わせ方式では、刷り重ねる2つの色のうちの一方の色の網点に、他方の色の網点の少なくとも一部が乗るため、一方の色のインキと他方の色のインキとが接触して、刷り重ねられる。
そこで、網点化条件設定部12では、抜き合わせ方式及び掛け合わせ方式に関する条件を含めて網点化条件を設定する。具体的には、網点化条件設定部12は、抜き合わせ方式の対象となる2色、及び、掛け合わせ方式の対象となる色の各分版画像データを指定する。そして、網点化条件設定部12は、指定された分版画像データの画素毎に、網点面積率を設定する。
網点化処理部13は、網点化条件設定部12にて設定された網点化条件に応じて、分版処理部11にて作成された分版画像データを網点化する。網点化された画像データは、例えば、1bitTIFF(Tagged Image File Format)等の2値データである。この網点化された画像データは、版作製装置20が印刷版を作製する際に製版用の画像データとして使用される。網点化処理部13は、ソフトウェアRIP(Raster Image Processor)等により構成することができる。
網点化処理部13は、抜き合わせ方式の対象となる2色のそれぞれの分版画像データを網点化する際、2色のうちの一方の色と他方の色とを異なる条件で網点化する。具体的には、網点化処理部13は、2色のうちの一方の色の分版画像データを網点化する際、一方の色の分版画像データにおいて、一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを一旦作成し、作成された反転画像データをネガ条件で網点化する。ネガ条件は、色の濃度が低い画素ほど網点面積率を高くする条件である。これに対し、網点化処理部13は、2色のうちの他方の色の分版画像データを網点化する際、他方の色の分版画像データをそのままポジ条件で網点化する。ポジ条件は、色の濃度が高い画素ほど網点面積率を高くする条件である。
送信処理部14は、網点化処理部13にて網点化された画像データを、製版用の画像データとして版作製装置20へ送信する処理を行う。
版作製装置20は、データ処理装置10の送信処理部14から送信された画像データ、すなわち、色毎に網点化された画像データに応じて、色毎の印刷版を作製する。版作製装置20は、上述の水無し平版を作製する装置であると好適である。版作製装置20は、色毎に網点化された画像データに基づいて、シリコーン樹脂層にレーザ露光を行い、硬化したシリコーン樹脂層を剥離させて現像することにより、画線部及び非画線部を形成することによって、印刷版を作製することができる。なお、印刷版は、インキが乗らない非画線部がシリコーン樹脂層等にて形成され湿し水を使用しない水無し平版や、インキが乗る画線部が感光性樹脂層等にて形成された樹脂凸版であってもよい。
[色分解及び分版画像データの生成について]
図2は、色相環分解を説明するための図である。図3は、色相環分解での色分解により抽出される各色の成分範囲を、第1色群及び第2色群のそれぞれにまとめた図である。
分版処理部11は、原稿画像データを色毎に分解する際、明度成分と色相成分とに分けて分解する。
具体的には、分版処理部11は、色相環分解により、色相成分をシアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG又はブルーBの成分として抽出すると共に、GCR(gray component rep lacement)により明度成分をブラックKの成分として抽出する。
色相環分解は、各画素の色の色相成分を、色相環を基準として、シアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG又はブルーBの各成分にバランスよく分解し、抽出する。すなわち、色相環分解は、各画素の色の色相成分をシアンC、マゼンタM、イエローYの各成分で表すと共に、マゼンタM及びイエローYの混色部分をレッドRの成分、イエローY及びシアンCの混色部分をグリーンGの成分、シアンC及びマゼンタMの混色部分をブルーBの成分にそれぞれ置き換える。
このように、色相環分解は、シアンC、マゼンタM及びイエローYという減色混合の3原色と、レッドR、グリーンG及びブルーBという加色混合の3原色とを用いて、各画素の色相成分をバランスよく色分解するため、色相環で表される全ての色を原則として再現でき、広い色域を確保することができる。
図2(a)には、色相環を色相環分解で色分解した場合に、シアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBのそれぞれで抽出される成分の範囲が示されている。図2(b)には、色相環をシアンC、マゼンタM、イエローYだけで色分解した場合に、シアンC、マゼンタM及びイエローYのそれぞれで抽出される成分の範囲が示されている。
図2(a)と図2(b)とを比較すると、色相環を色相環分解で色分解した場合は、色相環をシアンC、マゼンタM、イエローYだけで色分解した場合と比べて、各色で抽出される成分の範囲が狭くなっていることが分かる。このため、色相成分を色相環分解で色分解することにより、ブラックK以外の2つの色を掛け合わせ方式で刷り重ねる際に、この2つの色のうちの一方の色と他方の色との重なり部分の面積が小さくて済む。よって、色相成分を色相環分解で色分解することにより、広い色域を確保しつつ、ブラックK以外のインキの混濁を抑制することができる。
ここで、本実施形態では、色相成分を色相環分解で色分解して抽出される6つの色のうち、減色混合の3原色であるシアンC、マゼンタM及びイエローYで構成された色群を第1色群とし、これらと補色の関係にあり加色混合の3原色であるレッドR、グリーンG及びブルーBで構成された色群を第2色群とする。
第1色群を構成するシアンC、マゼンタM及びイエローYのそれぞれの成分範囲は、図3において離間して示されるように、互いに重複しない。同様に、第2色群を構成するレッドR、グリーンG及びブルーBのそれぞれの成分範囲は、図3において離間して示されるように、互いに重複しない。すなわち、第1色群は、互いに重複しない色相成分を有する色であるシアンC、マゼンタM及びイエローYで構成され、第2色群は、互いに重複しない色相成分を有する色であるレッドR、グリーンG及びブルーBで構成される。
上述のように、色相環分解での色分解により抽出された色相を表現する2色を掛け合わせ方式で刷り重ねると、色の重なり部分の面積が小さくて済むが、色域を確保するにはある程度の色の重なりは避けられず、刷り重ねられるとインキの混濁が発生する可能性が有る。但し、この2色が抜き合わせ方式で刷り重ねられると、この2色は、それぞれのインキが極力接触せずに刷り重ねられ得る。
また、上述の第1色群に属する1色と第2色群に属する1色とが抜き合わせ方式で刷り重ねられる場合は、減色混合の3原色であるシアンC、マゼンタM及びイエローYのうちの2つの色が抜き合わせ方式で刷り重ねられる場合と比較して、より色調の近い2色が抜き合わせ方式で刷り重ねられるため、この2色が接触してもインキの混濁が生じ難くなり得る。
そこで、製版システム1では、原稿画像データの色相成分を2色の刷り重ねにより表現する際、網点化条件設定部12は、この2色が抜き合わせ方式で刷り重ねられるよう設定することが好ましい。特に、この2色のうちの一方の色が第1色群に属し、他方の色が第2色群に属する場合には、網点化条件設定部12は、第1色群に属する一方の色と、第2色群に属する他方の色とが抜き合わせ方式で刷り重ねられるよう設定する。それにより、製版システム1では、色域が広く、インキの混濁を極力抑制することが可能な印刷版を作製することができる。
ところで、原稿画像データによっては、上述した色相環分解によって抽出された色相成分であるシアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBの刷り重ねだけでは原稿画像データの色を忠実に再現できない場合がある。例えば、ロゴマーク、シンボルマーク、ロゴタイプを含む所謂ロゴに定められた特定の色やイメージカラーなど、予め定められた色(以下、「特定の色」という)があり、上記色相成分を示す6色の刷り重ねでは十分に表現できない場合がある。
この場合に、当該画素の色相を2色の刷り重ねによって表現する場合に、2色のうち少なくとも1色をシアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーB以外の色とすることが好ましい。
ここで、製版システム1によって製版される印刷版を適用する印刷機では、取り付けられるインキの色数(プロセス色の色数)に上限があり、自由に増やすことができない。印刷機では、通常、色相を表現するためのシアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBの6色に、明度を表現するためのブラックKまたはホワイトWのいずれか1色を加えた合計7色、またはブラックK及びホワイトWの2色を加えた合計8色のインキが取り付けられ、取り付けられた色を用いて印刷を行っている。このため、特定の色を表現するために、上述の7色又は8色にさらに特定の色を加えることができない。
そこで、分版処理部11は、原稿画像データの色相成分であるシアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBの6色から原稿画像データにおいて出現頻度の高い順に選択した色と特定の色とを合わせて最大6色の分版画像データを生成する。例えば、シアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBの6色のうち、原稿画像データ中、最も出現頻度の低い色を特定の色に変更して、合計6色の分版画像データを生成することができる。
例えば、シアンC、イエローY、レッドR、グリーンG、ブルーB及びオレンジOの6色の分版画像データを生成する。このような色変更を行うことで、図4に示すように、色域を拡大することができる。図4の例では、シアンC、マゼンタM、イエローY、レッドR、グリーンG及びブルーBの6色によって色相を表現する場合に比して、マゼンタMに代えてオレンジOを用いた、シアンC、イエローY、レッドR、グリーンG、ブルーB及びオレンジOの6色によって色相を表現する場合は、イエローY方向に色域が拡大していることが理解できる。
なお、網点化条件設定部12は、色相を表現するために特定の色を用いる場合には、必要に応じて網点面積率などを再度演算してもよい。
また、色相成分を表現するインキ色は6色に限定されず、ホワイトWまたはブラックKを用いない場合や、印刷機に8色以上取り付けられる場合などは6色以上としても良い。
また、色相成分を表現する2色について、網点化条件設定部12は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色のそれぞれの網点面積率を設定する際、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値に基づいて設定する。
具体的には、網点化条件設定部12は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、他方の色の網点の周囲に一方の色の抜きの網点との隙間Aが形成されるよう設定する(図5(a))。
更に、網点化条件設定部12は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が100%を超える画素には、他方の色の網点を一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みBが形成されるよう設定する(図5(b))。食い込みBは、他方の色の網点の中心位置が、一方の色の抜きの網点が形成された部分の中心位置と略一致し、且つ、他方の色の網点のサイズが、一方の色の抜きの網点が形成された部分のサイズよりも大きく形成されることである。食い込みBにおいて、一方の色と他方の色のインキの重なりの上下関係はどちらでもよい。また、本実施形態では2色による抜き合わせとしているが、3色以上の抜き合わせにおいて隙間A及び食い込みBを形成してもよい。また、網点の形状は円に限定されず、多角形やその他の形状でもよい。なお、網点面積率は、単位面積あたりに占める網点の面積の割合であり、色の濃淡の度合いを示す。
また、分版処理部11は、原稿画像データの明度成分をGCRによりブラックKの成分として抽出する。抽出されたブラックKを、色相成分を表現する色に刷り重ねることによって、原稿画像データの各画素の明度成分を表現することができる。したがって、分版処理部11では、ブラックKの分版画像データを生成する。また、分版処理部11は、原稿画像データの各画素の明度成分を表現するために、必要に応じて、ホワイトWの分版画像データを生成する。
製版システム1では、原稿画像データの明度成分を表現する際、網点化条件設定部12は、色相成分を表現する色に対して、ブラックKのみ、ホワイトWのみ、又はブラックKとホワイトWとが掛け合わせ方式により刷り重ねられるよう設定する。掛け合わせ方式とすることで、ブラックKやホワイトWの網点のスクリーン角度やスクリーン線数を、色相を表す色の網点のスクリーン角度やスクリーン線数に合わせる必要がなく、自由に設定できるようになる。この際、網点化条件設定部12は、ブラックKやホワイトWの網点のスクリーン角度やスクリーン線数を、モアレの発生が抑制できる値に設定する。モアレの発生を抑制するためには、ブラックKやホワイトWの網点を、抜き合わせ方式で刷り重ねられる色相を表現する色の網点とは異なるスクリーン角度とすることが好ましい。
このように本実施形態に係る製版システム1によれば、色毎に分解され網点化された画像データに基づいて各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより画素の色相を表現する印刷版を製版する。特に、前記シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及びブルーのうち画像データにおいて出現頻度の高い順に選択された複数の色と、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色とを含む色毎の印刷版を製版する。これにより、製版システム1では、色域を拡大させて、被印刷物において原稿画像データの色の再現性を向上させることが可能な印刷版を製版することができる。
[製版システムを用いた製版方法]
図6は、図1に示された製版システム1を用いて印刷版を作製する製版方法の流れを示す図である。
図6に示されたステップS601~ステップS606は、データ処理装置10に備えられたユーザインターフェースを介して入力されたユーザからの操作指令に基づき、データ処理装置10によって実行されてもよい。図6に示されたステップS607は、版作製装置20によって実行されてよい。
ステップS601において、製版システム1は、データ処理装置10にて原稿画像データを入稿する。
ステップS602において、製版システム1は、入稿した原稿画像データの編集を行う。製版システム1は、被印刷物の印刷領域に合わせてレイアウトを修正したり、色調の補正を行ったりして、原稿画像データを編集する。
ステップS603において、製版システム1は、編集された原稿画像データに対して分版処理を行う。製版システム1は、編集された原稿画像データを、プロセス色毎に色分解し、色毎の分版画像データを作成する。
ステップS604において、製版システム1は、分版処理にて作成された分版画像データを網点化する際の網点化条件を設定する網点化条件設定処理を行う。特に、製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色のそれぞれの分版画像データを指定し、指定された分版画像データの画素毎に、一方の色及び他方の色の網点面積率を設定する。更に、製版システム1は、掛け合わせ方式の対象となる色の分版画像データを指定し、網点面積率、スクリーン線数及びスクリーン角度等を設定する。
ステップS605において、製版システム1は、網点化条件設定処理にて設定された網点化条件に応じて、分版処理にて作成された分版画像データを網点化する。特に、製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色の分版画像データを網点化する際、一方の色の分版画像データにおいて、一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを作成し、作成された反転画像データをネガ条件で網点化する。これに対し、製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる他方の色の分版画像データを網点化する際、他方の色の分版画像データをそのままポジ条件で網点化する。更に、製版システム1は、掛け合わせ方式の対象となる色の分版画像データを網点化する際、この分版画像データをそのままポジ条件で網点化する。
ステップS606において、製版システム1は、網点化処理にて網点化された画像データを、製版用の画像データとして、データ処理装置10から版作製装置20へ送信する送信処理を行う。
ステップS607において、製版システム1は、送信処理にて送信された画像データに応じて、版作製装置20にて色毎の印刷版を作製する。図6に示された製版方法は、本ステップにて終了する。
このようにして製版された印刷版は、例えば、図7に示すようなオフセット印刷機300に適用される。印刷機100は、2ピース缶等の略円筒形状を有する缶体(被印刷物)Pの外周面(外面)に対してインキを転写して印刷するオフセット式の印刷機である。
図7に示すように、オフセット印刷機300は、インキを供給するインキングユニット110と、ブランケット25を回転させるブランケットホイール120と、被印刷物を搬送する搬送ユニット130と、缶体Pを保持するマンドレルを回転させるマンドレルホイール140と、インキが転写された缶体Pに仕上げ処理等を行うバーニッシュアプリケータ150と、缶体Pを搬送するトランスファユニット160とを備えている。
インキングユニット110は、印刷版114へインキを供給する装置である。インキングユニット110は、インキの色毎に異なる複数のインキングユニット110、すなわち第1インキングユニット110a~第8インキングユニット110hからなる。これらの複数のインキングユニット110は、それぞれブランケットホイール120の外周面に沿って配置される。インキングユニット110は、所定のインキを収容するインキ供給部111と、各インキ供給部111のインキに応じた印刷版114が装着された版胴113とを含む。
複数のインキ供給部111は、第1インキ供給部111a~第8インキ供給部111hからなる。複数の印刷版114は、第1インキ供給部111a~第8インキ供給部111hからそれぞれインキが供給される第1印刷版114a~第8印刷版114hからなる。上述のように、複数の印刷版114は、色分解により抽出された色以外の色を表現するために、色分解により抽出された各色を刷り重ねるように製版されている。そして、版胴113は、第1印刷版114a~第8印刷版114hをそれぞれ装着する第1版胴113a~第8版胴113hからなる。
通常、図7に示すオフセット印刷機300の各インキ供給部111においては、例えば、第1インキ供給部111aはホワイトW、第2インキ供給部111bはイエローY、第3インキ供給部111cはマゼンタM、第4インキ供給部111dはレッド、第5インキ供給部111eはシアンC、第6インキ供給部111fはグリーンG、第7インキ供給部111gはブルーB、第8インキ供給部111hはブラックKのインキを収容している。
そして、図4に示したように、シアンC、イエローY、レッドR、グリーンG、ブルーB及びオレンジOの6色によって色相を表現する場合は、マゼンタMを収容している第3インキ供給部111cをオレンジOのインキに交換する。
以上述べたように、本実施形態に係る製版システム1は、色毎に分解され網点化された画像データに基づいて各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより画素の色相を表現する印刷版を製版する。特に、前記シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及びブルーのうち画像データにおいて出現頻度の高い順に選択された複数の色と、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色とを含む色毎の印刷版を製版する。これにより、製版システム1では、色域を拡大させて、被印刷物において原稿画像データの色の再現性を向上させることが可能な印刷版を製版することができる。
上述の実施形態において、製版システム1は、2ピース缶等の缶体又は金属板を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであった。製版システム1は、これに限定されず、ビン又はボトル、カップ等の略円筒形状を有する立体物を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであってもよい。また、製版システム1は、紙、ラベル、フィルム又はシート等の平面形状物を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであってもよい。また、製版システム1は、プラスチック、ガラスなどの、インキの浸透性の低い非金属材を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであってもよい。
[その他]
上述の実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用することができる。上述の実施形態は、本発明の内容を限定するものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変更を加えることができる。
上述の実施形態及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「含有する」という用語は、「含有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
1 製版システム
10 データ処理装置
11 分版処理部
12 網点化条件設定部
13 網点化処理部
14 送信処理部
20 版作製装置
300 オフセット印刷機
B ブルー
C シアン
G グリーン
K ブラック
M マゼンタ
R レッド
Y イエロー
W ホワイト

Claims (15)

  1. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するために、
    前記原稿画像データを、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びブラックの7色に分解し、
    前記シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及びブルーのうち前記原稿画像データにおいて出現頻度の高い順に選択された複数の色と、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色とを含む色の印刷版を製版する、製版方法。
  2. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するために、
    シアン、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びオレンジの印刷版を製版する、製版方法。
  3. 前記2色が刷り重ねられた網点に対して、ブラックの網点、ホワイトの網点、又は、ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点をさらに刷り重ねることにより前記画素の明度を表現する印刷版を作製する請求項1又は請求項2に記載の製版方法。
  4. 前記ブラックの網点、前記ホワイトの網点、及び、前記ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点は、少なくとも一部が、前記2色の少なくとも一方の色の網点に乗る掛け合わせ方式である、請求項に記載の製版方法。
  5. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版方法であって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現し、
    前記2色が刷り重ねられた網点に対して、ブラックの網点、ホワイトの網点、又は、ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点をさらに刷り重ねることにより前記画素の明度を表現し、
    前記ブラックの網点、前記ホワイトの網点、及び、前記ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点は、少なくとも一部が、前記2色の少なくとも一方の色の網点に乗る掛け合わせ方式である印刷版を製版する、製版方法。
  6. 前記ブラックの網点、前記ホワイトの網点、及び、前記ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点は、前記2色が刷り重ねられた網点とは異なるスクリーン角度で配置される、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の製版方法。
  7. 前記2色の網点面積率の合算値が100%以下である画素において、前記2色の網点が互いに重ならない位置に網点を形成し、前記各色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記印刷版を作製する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の製版方法。
  8. 前記2色の網点面積率の合算値が100%未満である画素には、前記2色の網点の周囲に隙間を形成し、
    前記2色の網点面積率の合算値が100%を超える画素には、前記2色の網点をそれぞれの網点の周囲に食い込ませる食い込みを形成する、請求項7に記載の製版方法。
  9. 前記印刷版の被印刷物は、略円筒形状の缶体又は金属板である、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の製版方法。
  10. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版システムであって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するために、
    前記原稿画像データを、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びブラックの7色に分解し、
    前記シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及びブルーのうち前記原稿画像データにおいて出現頻度の高い順に選択された複数の色と、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色とを含む色の印刷版を製版する、製版システム。
  11. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版システムであって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するために、
    シアン、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びオレンジの印刷版を製版する、製版システム。
  12. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現する印刷版を色毎に製版する製版システムであって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現し、
    前記2色が刷り重ねられた網点に対して、ブラックの網点、ホワイトの網点、又は、ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点をさらに刷り重ねることにより前記画素の明度を表現し、
    前記ブラックの網点、前記ホワイトの網点、及び、前記ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点は、少なくとも一部が、前記2色の少なくとも一方の色の網点に乗る掛け合わせ方式である印刷版を製版する、製版システム。
  13. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現するように印刷された缶体であって、
    前記原稿画像データを、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びブラックの7色に分解し、前記シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及びブルーのうち前記原稿画像データにおいて出現頻度の高い順に選択された複数の色と、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色とを含む色の印刷版を用いて、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するように印刷された缶体。
  14. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現するように印刷された缶体であって、
    シアン、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びオレンジの印刷版を用いて、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現するように印刷された缶体。
  15. 原稿画像データを色毎に網点化し、各画素の色を表現するように印刷された缶体であって、
    前記画素の色相を、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、及び、ブルー以外の少なくとも1色を含む2色の網点の刷り重ねにより表現し、
    前記2色が刷り重ねられた網点に対して、ブラックの網点、ホワイトの網点、又は、ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点をさらに刷り重ねることにより前記画素の明度を表現するように印刷され、
    前記ブラックの網点、前記ホワイトの網点、及び、前記ブラックとホワイトの抜き合わせによる網点は、少なくとも一部が、前記2色の少なくとも一方の色の網点に乗る掛け合わせ方式である、缶体。

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