JP6891939B2 - 製版方法、製版システム及び缶体 - Google Patents

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Description

本発明は、製版方法、製版システム及び缶体に関する。
多色印刷を行う印刷機に取り付けられる印刷版は、原稿画像を色毎に分けて網点化した画像データに応じて作製される(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、原稿画像を色毎に分けて網点化した画像データに対し、インキの滲みや印刷機の機械的ズレによりインキの混濁が発生しないよう画像収縮処理を行い、該収縮処理を行った画像データに基づいて色毎の印刷版を作製する、製版方法が記載されている。
特公平7−57543号公報
特許文献1に記載の技術では、網点化した画像データに対して画像収縮処理を行うため、下地の色が露出し易く、再現可能な色の領域である色域が制限され易いため、色再現性が低くなり易い。逆に、特許文献1に記載の技術では、色再現性を高く保つために画像収縮処理を行わないと、インキの混濁が発生し易くなる。また、特許文献1に記載の技術では、画像収縮処理を行わないと、印刷機の機械的ズレを調整し得るような高精度の見当合わせが必要となり得る。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本発明の課題の一例は、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を作製することである。また、本発明の課題の一例は、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い手法で印刷された缶体を提供することである。
本発明に係る製版方法は、色毎に分けられ網点化された画像データに応じた印刷版を作製する製版方法であって、一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記印刷版を作製し、前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間を形成し、前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みを形成することを特徴とする。
好適には、前記製版方法において、前記印刷版は、樹脂凸版であり、前記食い込みを形成する画素における前記合算値の範囲は、100%を超え、125%以下であることを特徴とする。
好適には、前記製版方法において、前記印刷版は、水無し平版であり、前記食い込みを形成する画素における前記合算値の範囲は、100%を超え、150%以下であることを特徴とする。
好適には、前記製版方法において、前記一方の色の網点化された前記画像データは、前記原稿画像データの色分解により抽出された前記一方の色の分版画像データを作成し、作成された前記分版画像データにおいて前記一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを作成し、作成された前記反転画像データにおいて前記一方の色の濃度が低い画素ほど前記一方の色の前記網点面積率を高くするネガ条件で網点化することにより作成され、前記他方の色の網点化された前記画像データは、原稿画像データの色分解により抽出された前記他方の色の分版画像データを網点化することにより作成されることを特徴とする。
好適には、前記製版方法において、前記印刷版の被印刷物は、2ピース缶又は金属板であることを特徴とする。
本発明に係る製版システムは、色毎に分けられ網点化された画像データに応じた印刷版を作製する製版システムであって、一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記印刷版を作製し、前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間を形成し、前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みを形成することを特徴とする。
本発明に係る缶体は、色毎に分けられ網点化された画像が印刷された缶体であって、一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記画像が形成され、前記画像において、前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間が形成され、前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みが形成されることを特徴とする。
本発明によれば、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を作製することができる。また、本発明によれば、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い手法で印刷された缶体を提供することができる。
本実施形態に係る製版システムの構成を示す図である。 抜き合わせ方式及び掛け合わせ方式を説明するための図である。 抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色において形成される隙間及び食い込みを説明するための図である。 一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値と、隙間の寸法又は食い込みの寸法との関係を示す図である。 図1に示された製版システムを用いて印刷版を作製する製版方法の流れを示す図である。 図5に示された製版方法の流れを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。
[製版システムの構成]
図1は、本実施形態に係る製版システム1の構成を示す図である。図2は、抜き合わせ方式及び掛け合わせ方式を説明するための図である。
製版システム1は、版式の印刷機に取り付けられる印刷版を作製するシステムである。製版システム1は、DTP(Desktop Publishing)及びCTP(Computer To Plate)を採用したシステムである。製版システム1は、多色印刷用の印刷版を作製するシステムである。
製版システム1で作製される印刷版の被印刷物は、2ピース缶等の略円筒形状を有する缶体、又は、平板の金属板である。また、製版システム1は、中間転写体を介してインキを転写するオフセット印刷機、又は、中間転写体を使用しない非オフセット印刷機に取り付けられる印刷版を作製するシステムである。
図1には、2ピース缶等の略円筒形状を有する缶体を被印刷物とし、缶体の外周面に対して、中間転写体を介してインキを転写するオフセット印刷機30に取り付けられる印刷版を作製する製版システム1が例示されている。図1に示された製版システム1で作製される印刷版は、インキが乗る画線部が感光性樹脂層等にて形成された樹脂凸版であると好適である。図1に示された製版システム1は、レーザの熱で樹脂を昇華させ、彫刻しながら印刷版を作製するDLE(Direct Laser Engraving)方式、又は、レーザで樹脂版表面に画像を書き込み現像するLAMS(Laser Ablation Masking System)方式で、印刷版を作製するシステムであると好適である。また、図1に示された製版システム1で作製される印刷版は、インキが乗らない非画線部がシリコーン樹脂層等にて形成され、湿し水を使用しない水無し平版であってもよい。
製版システム1は、原稿画像データに各種画像処理を施して製版用の画像データを作成するデータ処理装置10と、製版用の画像データに応じて印刷版を作製する版作製装置20とを備える。
データ処理装置10は、ページ記述言語で表された原稿画像データに対し、レイアウト及び色調の補正等の編集を行う。そして、データ処理装置10は、プロセス色及び特色の色分解等を行う分版処理、並びに、各色の濃淡を網点の集合で表す網点化処理を行って、製版用の画像データを作成し、版作製装置20へ送信する。データ処理装置10は、プロセッサ及び記憶装置を含むと共に、データ処理装置10の機能を実装したプログラムを含んで構成される。
データ処理装置10は、分版処理を行う分版処理部11と、網点化処理の条件を設定する網点化条件設定部12と、網点化処理を行う網点化処理部13と、版作製装置20へのデータの送信処理を行う送信処理部14とを備える。
分版処理部11は、編集された原稿画像データを、プロセス色及び特色毎に色分解し、各色同士の重なり部分で無彩色を再現する部分にはUCR(under color removal)を施す。プロセス色は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色や、更にレッド、グリーン及びブルーを加えた7色であってよい。分版処理部11は、原稿画像データの色分解により抽出された色毎の画像データである分版画像データを作成する。
網点化条件設定部12は、分版処理部11にて作成された分版画像データを網点化する際の条件である網点化条件を設定する。網点化条件は、各色の分版画像データ毎に設定される。網点化条件には、色毎の網点形状、網点面積率、スクリーン線数及びスクリーン角度の他、抜き合わせ方式に関する条件が含まれる。
製版システム1は、色分解により抽出された各色のインキを刷り重ねることによって、色分解により抽出された色以外の色を表現し得る印刷版を作製する。この際、製版システム1は、色分解により抽出された各色を抜き合わせ方式で刷り重ねることが可能な印刷版を作製することができる。抜き合わせ方式は、刷り重ねる2つの色のうち、被印刷物の下地に近い側の一方の色に抜きの網点を形成し、この抜きの網点が形成された位置に、一方の色よりも被印刷物の下地から遠い側の他方の色の網点を刷り重ねる手法である。抜きの網点が形成される色は、被印刷物の下地から遠い側の色としてもよい。
抜き合わせ方式で刷り重ねる2つの色は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色をプロセス色とする場合には、シアン、マゼンタ及びイエローのうちから選択された2色であると好適である。或いは、抜き合わせ方式で刷り重ねる2つの色は、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー及びブラックの7色をプロセス色とする場合には、シアン、マゼンタ及びイエローのうちから選択された1色と、レッド、グリーン及びブルーのうちから選択された1色との2色であると好適である。
図2(a)の例では、マゼンタMを一方の色とし、シアンCを他方の色として、マゼンタMとシアンCとを抜き合わせ方式により刷り重ねている。図2(a)では、一方の色であるマゼンタMにおいて、他方の色であるシアンCが乗る箇所には、抜きの網点が形成されている。言い換えると、他方の色のシアンCの網点は、一方の色のマゼンタMの抜きの網点が形成された部分に位置するように設定される。抜き合わせ方式では、他方の色のインキが一方の色のインキと極力接触せずに刷り重ねられる。
これに対して、従来の製版システムでは、図2(b)に例示されるように、色分解により抽出された色以外の色を表現する際、色分解により抽出された各色を掛け合わせ方式で刷り重ねる印刷版を作製することが多い。掛け合わせ方式は、刷り重ねる2つの色の何れにも抜きの網点を形成せずに刷り重ねる手法である。掛け合わせ方式では、刷り重ねる2つの色のうちの一方の色の網点に、他方の色の網点の少なくとも一部が乗るため、一方の色のインキと他方の色のインキとが接触して刷り重ねられる。
網点化条件設定部12は、網点化条件の1つである抜き合わせ方式に関する条件として、抜き合わせ方式の対象となる2つの色である一方の色及び他方の色のそれぞれの分版画像データを指定する。そして、網点化条件設定部12は、指定された分版画像データの画素毎に、一方の色及び他方の色の網点面積率を設定する。抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色のそれぞれの網点面積率の詳細な設定内容については、図3及び図4を用いて後述する。
網点化処理部13は、網点化条件設定部12にて設定された網点化条件に応じて、分版処理部11にて作成された分版画像データを網点化する。網点化された画像データは、例えば、1bitTIFF(Tagged Image File Format)等の2値データである。この網点化された画像データは、版作製装置20が印刷版を作製する際に製版用の画像データとして使用される。網点化処理部13は、ソフトウェアRIP(Raster Image Processor)等により構成されてよい。
網点化処理部13は、抜き合わせ方式の対象となる2つの色である一方の色及び他方の色のそれぞれの分版画像データを網点化する際、一方の色と他方の色とは異なる条件で網点化する。具体的には、網点化処理部13は、一方の色の分版画像データを網点化する際、一方の色の分版画像データにおいて、一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを一旦作成し、作成された反転画像データをネガ条件で網点化する。ネガ条件は、色の濃度が低い画素ほど網点面積率を高くする条件である。これに対し、網点化処理部13は、他方の色の分版画像データを網点化する際、他方の色の分版画像データをそのままポジ条件で網点化する。ポジ条件は、色の濃度が高い画素ほど網点面積率を高くする条件である。
送信処理部14は、網点化処理部13にて網点化された画像データを、製版用の画像データとして版作製装置20へ送信する処理を行う。
版作製装置20は、データ処理装置10の送信処理部14から送信された画像データ、すなわち、色毎に網点化された画像データに応じて、色毎の印刷版を作製する。版作製装置20は、上述のDLE方式又はLAMS方式で印刷版を作製する装置であると好適である。版作製装置20は、色毎に網点化された画像データに基づいて、樹脂版にレーザ彫刻又は露光を行い、画線部及び非画線部を形成することによって、印刷版を作製することができる。
[抜き合わせ方式に関する網点化条件]
図3は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色において形成される隙間A及び食い込みBを説明するための図である。一方の色はマゼンタMで、抜きの網点が形成されている。他方の色はシアンCで、マゼンタMの抜きの網点の位置にシアンCの網点が形成されている。図4は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値と、隙間Aの寸法a又は食い込みBの寸法bとの関係を示す図である。
網点化条件設定部12は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色のそれぞれの網点面積率を設定する際、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値に基づいて設定する。具体的には、網点化条件設定部12は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、他方の色の網点の周囲に一方の色の抜きの網点との隙間Aが形成されるよう設定する。更に、網点化条件設定部12は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が100%を超える画素には、他方の色の網点を一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みBが形成されるよう設定する。食い込みBは、他方の色の網点の中心位置が、一方の色の抜きの網点が形成された部分の中心位置と略一致し、且つ、他方の色の網点のサイズが、一方の色の抜きの網点が形成された部分のサイズよりも大きく形成されることである。食い込みBにおいて、一方の色と他方の色のインキの重なりの上下関係はどちらでもよい。また、本実施形態では2色による抜き合わせとしているが、3色以上の抜き合わせにおいて隙間A及び食い込みBを形成してもよい。また、網点の形状は円に限定されず、多角形やその他の形状でもよい。なお、網点面積率は、単位面積あたりに占める網点の面積の割合であり、色の濃淡の度合いを示す。
図3(a)の例は、一方の色のマゼンタMの網点面積率と、他方の色のシアンCの網点面積率と合算値が、100%未満の場合を示している。この場合、他方の色のシアンCの網点の周囲には、寸法aで一方の色のマゼンタMとの隙間Aが形成されている。隙間Aは、網点の周囲の全周に亘って形成されるのが好適である。これにより、各色の見当がずれても、インキが接触し難くなり混濁を抑制することができる。隙間Aの寸法aは、一方の色のマゼンタMの抜きが形成された部分の半径から、他方の色のシアンCの網点の半径を差し引いた差分値であってよい。
図3(b)の例は、一方の色のマゼンタMの網点面積率と、他方の色のシアンCの網点面積率と合算値が、100%を超えた場合を示している。この場合、他方の色のシアンCの網点を一方の色のマゼンタMの網点の周囲に寸法bで食い込ませる食い込みBが形成されている。食い込みBは、網点の周囲の全周に亘って形成されるのが好適である。これにより、各色の見当がずれても、下地が露出し難くなる。食い込みBの寸法bは、他方の色のシアンCの網点の半径から、一方の色のマゼンタMの抜きが形成された部分の半径を差し引いた差分値であってよい。
網点化条件設定部12は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値を適宜設定することによって、隙間Aの寸法a、又は、食い込みBの寸法bを制御することができ、一方の色及び他方の色を刷り重ねて表現する色の濃淡を制御することができる。
図4には、縦軸に記載された一方の色の網点面積率と、横軸に記載された他方の色の網点面積率とが交差する部分に、それらの合算値において形成される隙間Aの寸法a又は食い込みBの寸法bが記載されている。図4において、白地に黒文字で記載された数字は、隙間Aの寸法aを示し、濃い灰色地に白文字で記載された数字は、食い込みBの寸法bを示している。また、図4において、薄い灰色地に黒文字で記載された数字「0」は、隙間A及び食い込みBが形成されない状態、すなわち、一方の色と他方の色とが毛抜き合わせの状態で刷り重ねられることを示している。また、図4において、白地に黒文字で記載された「ノセ」は、一方の色又は他方の色の何れかがベタ塗りであることを示している。
図4には、スクリーン線数が100lpi(line per inch)である場合の、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値と、隙間Aの寸法a又は食い込みBの寸法bとの関係が示されている。この場合、一方の色の網点面積率が「90%」であり、他方の色の網点面積率が「40%」である際には、寸法bが「0.05mm」の食い込みBが形成されることが分かる。一方の色の網点面積率が「90%」であり、他方の色の網点面積率が「40%」である際、これらの合算値は「130%」である。また、食い込みBの寸法bが大きくなると、一方の色と他方の色との接触面積が増大し、インキが混濁し易くなり得るため、食い込みBの寸法bが所定の値を超えない範囲で、一方の色と他方の色との食い込みBが形成されるよう、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が設定されると好適である。インキの混濁し易さは印刷版の種類によって異なるため、この合算値は、印刷版の種類に応じて設定される。
網点化条件設定部12は、食い込みBを形成する画素において、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値を、印刷版が樹脂凸版の場合には100%を超え125%以下の範囲内の値、印刷版が水無し平版の場合には100%を超え150%以下の範囲内の値に設定する。それにより、網点化条件設定部12は、食い込みBを形成する画素においてインキの混濁を抑制しつつ、一方の色及び他方の色を刷り重ねることができるよう、抜き合わせ方式に関する条件を設定することができる。
[製版システムを用いた製版方法]
図5は、図1に示された製版システム1を用いて印刷版を作製する製版方法の流れを示す図である。図6は、図5に示された製版方法の流れを説明するための図である。
図5に示されたステップS501〜ステップS506は、データ処理装置10に備えられたユーザインターフェースを介して入力されたユーザからの操作指令に基づき、データ処理装置10によって実行されてもよい。図5に示されたステップS507は、版作製装置20によって実行されてよい。
ステップS501において、製版システム1は、データ処理装置10にて原稿画像データを入稿する。
図6(a)には、マゼンタMとシアンCとで表現された色を含む原稿画像データ100を、製版システム1が入稿した例が示されている。図6(a)に示された原稿画像データ100は、紙面右側の領域において、マゼンタMのグラデーションとシアンCのグラデーションとが混じったような色が表現され、紙面左側の領域において、シアンCのベタ塗りに「F」の白抜き文字が配置された画像を示す。
ステップS502において、製版システム1は、入稿した原稿画像データの編集を行う。製版システム1は、被印刷物の印刷領域に合わせてレイアウトを修正したり、色調の補正を行ったりして、原稿画像データを編集する。
ステップS503において、製版システム1は、編集された原稿画像データに対して分版処理を行う。製版システム1は、編集された原稿画像データを、プロセス色及び特色毎に色分解し、色毎の分版画像データを作成する。
図6(b)には、製版システム1が、図6(a)に示された原稿画像データをマゼンタMとシアンCとに色分解し、マゼンタMの分版画像データ111と、シアンCの分版画像データ112とを作成した例が示されている。マゼンタMの分版画像データ111は、紙面右側の領域において、紙面上側から紙面下側に向けてマゼンタMの濃度が徐々に高くなり、紙面左側の領域において、マゼンタMの濃度がゼロであるような画像を示す。シアンCの分版画像データ112は、紙面右側の領域において、紙面上側から紙面下側に向けてシアンCの濃度が一旦徐々に高くなった後に徐々に低くなり、紙面左側の領域において、シアンCのベタ塗りに「F」の白抜き文字が配置されたような画像を示す。
ステップS504において、製版システム1は、分版処理にて作成された分版画像データを網点化する際の網点化条件を設定する網点化条件設定処理を行う。特に、製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色及び他方の色のそれぞれの分版画像データを指定し、指定された分版画像データの画素毎に、一方の色及び他方の色の網点面積率を設定する。この際、製版システム1は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値に基づいて隙間A及び食い込みBが適切に形成されるよう、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率とを設定する。
図6(b)の例では、製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色の分版画像データをマゼンタMの分版画像データ111と指定し、他方の色の分版画像データをシアンCの分版画像データ112と指定する。そして、製版システム1は、図3及び図4を用いて説明したように、隙間A及び食い込みBが適切に形成されるよう、分版画像データ111のマゼンタMの網点面積率と、分版画像データ112のシアンCの網点面積率とを設定する。
ステップS505において、製版システム1は、網点化設定処理にて設定された網点化条件に応じて、分版処理にて作成された分版画像データを網点化する。特に、製版システム1は、一方の色の分版画像データを網点化する際、一方の色の分版画像データにおいて、一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを作成し、作成された反転画像データをネガ条件で網点化する。一方、製版システム1は、他方の色の分版画像データを網点化する際、他方の色の分版画像データをそのままポジ条件で網点化する。
図6(c)には、製版システム1が、図6(b)に示された一方の色であるマゼンタMの分版画像データ111に対してマゼンタMの濃淡を反転させて、反転画像データ121を作成した例が示されている。反転画像データ121は、紙面右側の領域において、紙面上側から紙面下側に向けてマゼンタMの濃度が徐々に低くなり、紙面左側の領域において、マゼンタMのベタ塗りが配置されたような画像を示す。なお、図6(c)の分版画像データ112は、図6(b)に示されたシアンCの分版画像データ112のままである。
図6(d)には、製版システム1が、図6(c)に示された一方の色であるマゼンタMの反転画像データ121をネガ条件で網点化し、網点化されたマゼンタMの画像データ131を作成した例が示されている。網点化されたマゼンタMの画像データ131は、図6(c)に示された反転画像データ121におけるマゼンタMの濃淡が反転された状態で網点化されている。網点化されたマゼンタMの画像データ131は、図6(b)に示された分版画像データ111におけるマゼンタMの濃淡に応じて、マゼンタMに抜きの網点H1を形成したような画像を示す。抜きの網点H1は、白色の網点でマゼンタMを抜いたような形態を示す。
更に、図6(d)には、製版システム1が、図6(c)に示された他方の色であるシアンCの分版画像データ112をポジ条件で網点化し、網点化されたシアンCの画像データ132を作成した例が示されている。網点化されたシアンCの画像データ132は、図6(b)に示された分版画像データ112におけるシアンCの濃淡に応じてシアンCの網点H2を形成したような画像を示す。
ステップS506において、製版システム1は、網点化処理にて網点化された画像データを、製版用の画像データとして、データ処理装置10から版作製装置20へ送信する送信処理を行う。図6(d)の例では、製版システム1は、網点化されたマゼンタMの画像データ131と、網点化されたシアンCの画像データ132とを、データ処理装置10から版作製装置20へ送信する。
ステップS507において、製版システム1は、送信処理にて送信された画像データに応じて、版作製装置20にて色毎の印刷版を作製する。図6(d)の例では、製版システム1では、網点化された画像データ131に応じて版作製装置20を作動され、マゼンタMの印刷版を作製する。そして、製版システム1は、網点化された画像データ132に応じて版作製装置20を作動させ、シアンCの印刷版を作製する。図5に示された製版方法は、本ステップにて終了する。
図6(e)には、図6(d)に示された画像データ131及び132に応じて作製されたマゼンタM及びシアンCの印刷版を用いて被印刷物に印刷される印刷画像140の例が示されている。印刷画像140は、マゼンタMに形成された抜きの網点H1の中心位置と、シアンCの網点H2の中心位置とが略一致し、マゼンタMとシアンCとが抜き合わせ方式で刷り重ねられている。
[作用効果]
以上のように、本実施形態に係る製版システム1は、抜き合わせ方式に基づいて印刷版を作製するシステムである。そして、本実施形態に係る製版システム1は、抜き合わせ方式の対象となる一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、他方の色の網点の周囲に一方の色の抜きの網点との隙間Aを形成し、合算値が100%を超える画素には、他方の色の網点を一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みBを形成する。
このため、本実施形態に係る製版システム1は、一方の色の網点面積率と他方の色の網点面積率との合算値を適宜設定するだけで、隙間Aの寸法a、又は、食い込みBの寸法bを制御することができる。具体的には、本実施形態に係る製版システム1は、網点面積率の合算値が100%未満の場合には隙間Aが形成され、網点面積率の合算値が100%を超える場合は食い込みBが形成される。それにより、本実施形態に係る製版システム1は、従来の抜き合わせ方式の印刷版を作製する場合と比べて、見当ずれに対する許容値が大きくなり、見当合わせが容易な印刷版を作製することができる。加えて、本実施形態に係る製版システム1は、抜き合わせ方式によりインキ同士の接触が抑制されるため、インキの混濁を抑制することが可能な印刷版を作製することができると共に、下地の色が隠蔽され易いため、再現可能な色域が広く、平網でも高い濃度感が得られる印刷版を作製することができる。それにより、本実施形態に係る製版システム1では、掛け合わせ方式の印刷版を作製する場合と比べて、高い色再現性を有する印刷版を作製することができる。よって、本実施形態に係る製版システム1は、比較的簡単な手法によって、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を作製することができる。
加えて、本実施形態に係る製版システム1は、再現可能な色域が広く、平網でも高い濃度感が得られる印刷版を作製することができるため、過剰なインキの盛り及び過剰な版圧が不要であると共に、インキの使用量も低減可能な印刷版を作製することができる。
加えて、本実施形態に係る製版システム1では、掛け合わせ方式の印刷版を作製する場合と比べて、インキのトラッピングについて問題とならないため、刷り重ねの順序に応じてインキのタック値を厳密に管理する必要がない。それにより、本実施形態に係る製版システム1は、インキ特性による制約を比較的受けずに印刷版を作製することができるため、高い自由度で印刷版を作製することができる。
更に、本実施形態に係る製版システム1では、印刷版が樹脂凸版である場合、食い込みBを形成する画素における上述の合算値は100%を超え125%以下の範囲内の値に設定され、印刷版が水無し平版である場合、食い込みBを形成する画素における上述の合算値は100%を超え150%以下の範囲内の値に設定される。それにより、本実施形態に係る製版システム1は、食い込みBを形成する画素においてインキの混濁を更に抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を作製することができる。
更に、本実施形態に係る製版システム1では、一方の色の網点化された画像データが、原稿画像データの色分解により抽出された一方の色の分版画像データにおいて一方の色の濃淡を反転させた反転画像データをネガ条件で網点化することにより作成される。これに対し、本実施形態に係る製版システム1では、他方の色の網点化された画像データが、原稿画像データの色分解により抽出された他方の色の分版画像データを網点化することにより作成される。このため、本実施形態に係る製版システム1では、比較的簡単な手法により、一方の色に抜きを形成して他方の色と刷り重ねることが可能な印刷版を作製することができる。それにより、本実施形態に係る製版システム1は、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を、更に簡単に作製することができる。
更に、本実施形態に係る製版システム1では、2ピース缶又は金属板を被印刷物とする印刷版を作製する。2ピース缶又は金属板の被印刷面は、インキの浸透性が無い面であるため、従来の印刷版では、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせを容易にすることが、紙等の被印刷物の場合よりも大きな課題となる。本実施形態に係る製版システム1は、被印刷物が2ピース缶又は金属板であっても、抜き合わせ方式に基づいて印刷版を作製し、隙間Aの寸法a、又は、食い込みBの寸法bを制御可能である。よって、本実施形態に係る製版システム1は、被印刷物が2ピース缶又は金属板であっても、インキの混濁を抑制しつつ、見当合わせが容易であり、且つ、色再現性が高い印刷版を作製することができる。
更に、本実施形態に係る製版システム1を用いて印刷された缶体は、抜き合わせ方式により下地の色が隠蔽され易いため、再現可能な色域が広く、平網でも高い濃度感が得られる手法で印刷される。それにより、本実施形態に係る製版システム1を用いて印刷された缶体は、掛け合わせ方式で印刷された缶体と比べて、比較的簡単な手法によって、色再現性が高い缶体となり得る。
[他の実施形態]
上述の実施形態において、製版システム1は、2ピース缶等の缶体又は金属板を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであった。製版システム1は、これに限定されず、ビン又はボトル等の非金属材の立体物を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであってもよい。また、製版システム1は、紙、ラベル、フィルム又はシート等の平面形状物を被印刷物とする印刷版を作製するシステムであってもよい。
[その他]
上述の実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用することができる。上述の実施形態は、本発明の内容を限定するものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変更を加えることができる。
上述の実施形態及び特許請求の範囲で使用される用語は、限定的でない用語として解釈されるべきである。例えば、「含む」という用語は、「含むものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「含有する」という用語は、「含有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「備える」という用語は、「備えるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。
1 製版システム
10 データ処理装置
11 分版処理部
12 網点化条件設定部
13 網点化処理部
14 送信処理部
20 版作製装置
30 オフセット印刷機
100 原稿画像データ
111 分版画像データ
112 分版画像データ
121 反転画像データ
131 網点化された製版用の画像データ
132 網点化された製版用の画像データ
140 印刷画像
A 隙間
a 隙間の寸法
B 食い込み
b 食い込みの寸法
C シアン
M マゼンタ
H1 抜きの網点
H2 網点

Claims (7)

  1. 色毎に分けられ網点化された画像データに応じた印刷版を作製する製版方法であって、
    一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記印刷版を作製し、
    前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間を形成し、
    前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みを形成する
    ことを特徴とする、製版方法。
  2. 前記印刷版は、樹脂凸版であり、
    前記食い込みを形成する画素における前記合算値の範囲は、100%を超え、125%以下である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の製版方法。
  3. 前記印刷版は、水無し平版であり、
    前記食い込みを形成する画素における前記合算値の範囲は、100%を超え、150%以下である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の製版方法。
  4. 前記一方の色の網点化された前記画像データは、
    稿画像データの色分解により抽出された前記一方の色の分版画像データを作成し、
    作成された前記分版画像データにおいて前記一方の色の濃淡を反転させた反転画像データを作成し、
    作成された前記反転画像データにおいて前記一方の色の濃度が低い画素ほど前記一方の色の前記網点面積率を高くするネガ条件で網点化することにより作成され、
    前記他方の色の網点化された前記画像データは、前記原稿画像データの色分解により抽出された前記他方の色の分版画像データを網点化することにより作成される
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の製版方法。
  5. 前記印刷版の被印刷物は、2ピース缶又は金属板である
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の製版方法。
  6. 色毎に分けられ網点化された画像データに応じた印刷版を作製する製版システムであって、
    一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記印刷版を作製し、
    前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間を形成し、
    前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みを形成する
    ことを特徴とする、製版システム。
  7. 色毎に分けられ網点化された画像が印刷された缶体であって、
    一方の色に抜きの網点を形成して、前記抜きの位置に他方の色の網点を刷り重ねる抜き合わせ方式に基づいて前記画像が形成され、
    前記画像において、
    前記一方の色の網点面積率と前記他方の色の網点面積率との合算値が100%未満である画素には、前記他方の色の網点の周囲に前記一方の色の抜きの網点との隙間が形成され、
    前記合算値が100%を超える画素には、前記他方の色の網点を前記一方の色の抜きの網点の周囲に食い込ませる食い込みが形成される
    ことを特徴とする、缶体。

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