JP2005260863A - 画像形成装置および画像形成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 表現可能な階調数が高く、網点のエッジを滑らかに表現することができる画像形成装置、およびコンピュータをそのような画像形成装置として動作させる画像形成プログラムを提供すること。
【解決手段】 画像形成装置2によれば、網点30の中央部に記録される濃ドット31に比較して光学濃度が低い淡ドット32が網点30の縁部に記録されるように中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化されるので、ディザマトリクスのサイズを大きくしなくても、光学濃度が1種類のドットを記録する場合に比較して、プリンタ19により記録可能な網点の種類を増加させることができ、階調数を高くすることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像形成装置2によれば、網点30の中央部に記録される濃ドット31に比較して光学濃度が低い淡ドット32が網点30の縁部に記録されるように中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化されるので、ディザマトリクスのサイズを大きくしなくても、光学濃度が1種類のドットを記録する場合に比較して、プリンタ19により記録可能な網点の種類を増加させることができ、階調数を高くすることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ドット集中型の網点画像を形成する画像形成装置、およびコンピュータをそのような画像形成装置として動作させる画像形成プログラムに関し、特に、表現可能な階調数が高く、網点のエッジを滑らかに表現することができる画像形成装置、およびコンピュータをそのような画像形成装置として動作させる画像形成プログラムに関するものである。
従来より、カラー画像を印刷する印刷システムにおいて画像の印刷を行う場合、印刷オペレータは、印刷の前にその画像を簡易に再現するプルーファを用い、そのプルーファによって生成されたプルーフ画像を参考にして印刷システムで印刷される画像の仕上がりの確認を行っている。
図6(a)は、従来のプルーファおよび印刷システムの概略構成図である。同図には印刷システム200と従来のプルーファ100とが示されている。印刷システム200は、印刷用網点画像データ生成装置400、CTP(Computer To Plate)500、および印刷機501からなる。
この印刷システム200の印刷用網点画像データ生成装置400には、例えばC、M、Y、K各版の中間調画像データそれぞれが入力される。この印刷用網点画像データ生成装置400により、入力された中間調画像データは網点化されて、網点画像データが生成される。CTP500は、このように生成された網点画像データを受け取り、受け取った網点画像データに基づいて刷版を作成する。さらに印刷機501は、作成された刷版を用いて網点画像を用紙上に連続印刷する。
従来のプルーファ100は、プルーフ用網点画像データ生成装置101およびプリンタ102からなる。プルーフ用網点画像データ生成装置101は、上記印刷システム200に入力される中間調画像データと同じ中間調画像データが入力され、この入力された多階調画像データに階調変換や色変換を行い、このような変換が行われた中間調画像データに網点処理を施してプルーフ用網点画像データを生成する。
この網点処理とは、具体的には、ドット集中型の網点画像を形成するように閾値が配列されたディザマトリクスを用いて、中間調画像データの画素濃度を2値化することにより行われる。
上記ディザマトリクスは、図6(b)に示すように、そのディザマトリクスの各要素について設定されている閾値がディザマトリクスの中心から値が順次大きくなるように、閾値が配置されている。したがって、このディザマトリクスの閾値と、0から255の階調で表現される中間調画像データの画素濃度とを比較することにより、16画素毎に画素濃度に応じた径の網点が形成されるよう、中間調画像データの各画素の画素濃度を2値化することができる。
図7は、プリンタ102により形成される網点画像を拡大して示す図である。図7(a)に示される網点150は、図7(b)に示される網点151に比較して径が小さい。従って、網点画像全体としてみると、図7(a)に示される網点150により構成される領域は図7(b)に示される網点151により構成される領域に比較して淡い。このように、網点画像は網点の径の大小で濃淡(階調)を表現することができる。
すなわち、形成可能な網点の種類が多いほど、多くの階調を表現できる。ディザマトリクスのサイズ(要素数)が小さい場合には、網点の径の種類が少なくなるので、形成可能な網点の種類が少なく、表現可能な階調数が減少する。一方、ディザマトリクスのサイズが大きい場合は、形成可能な網点の径の種類が増加し、表現可能な階調数を増加させることができるが、画像全体を構成する網点の数が減少するため、画像が粗くなる。
特開2001−245149号公報
しかしながら、プルーファ100に設けられたプリンタ102は、通常、印刷機501よりも解像度が低いため、表現可能な階調数が、印刷機501に比較して少ないという問題点があった。このような問題点は、特に、グラデーション状の画像を処理する場合に顕著であり、プリンタ102から出力した画像において、印刷機501にて印刷出力された画像には生じないバンド状または等高線状の模様が形成されて、プリンタ102から出力された画像と印刷機501により印刷される画像とで、画像全体としての印象が異なってしまうという問題点があった。
また、ディザマトリクスのサイズが小さいため、網点のエッジ(縁部)が粗く、例えば文字の輪郭をきれいに印刷できないという問題点もあった。
さらに、近年、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のインクに加えて、薄いシアン、薄いマゼンタ、薄いブラックなどの薄いインクを用いるインクジェットプリンタや、ドットのサイズを切り換えて大ドット、中ドット、小ドットを出力可能なインクジェットプリンタが知られているが、このように、各色成分について、光学濃度が異なる2種類以上のドットを形成可能な機能を、網点画像の形成に効果的に用いる技術は、従来提案されていなかった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、表現可能な階調数が高く、網点のエッジを滑らかに表現することができる画像形成装置、およびコンピュータをそのような画像形成装置として動作させる画像形成プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手段と、その量子化手段による量子化の結果に応じて、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットを記録することによりそのドットの集合からなる網点を記録紙に形成する印刷手段とを有するものにおいて、前記量子化手段は、前記網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記量子化手段は、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を、前記ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化する第1の2値化手段と、その第1の2値化手段に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係を補正する補正手段と、その補正手段により補正された前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係に基づいて、前記中間調画像データの各画素の画素濃度をオンまたはオフに2値化する第2の2値化手段とを有し、前記第1の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが前記印刷手段により記録され、前記第2の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが前記印刷手段により記録されるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、前記第2の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、前記第1の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることを禁止する禁止手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであることを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記印刷手段は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記トナーの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記印刷手段は、インクを吐出してドットを記録するプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記インクの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする。
請求項7記載の画像形成プログラムは、中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手順と、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットをその量子化手順の結果に応じて記録し、ドットの集合からなる網点を記録紙に形成する印刷部に対し、前記量子化手順による量子化の結果を出力する出力手順とをコンピュータに実現させるためのものであって、前記量子化手順は、前記網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする。
請求項8記載の画像形成プログラムは、請求項7記載の画像形成プログラムにおいて、前記量子化手順は、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を、前記ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化する第1の2値化手順と、その第1の2値化手順に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係を補正する補正手順と、その補正手順により補正された前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係に基づいて、前記中間調画像データの各画素の画素濃度をオンまたはオフに2値化する第2の2値化手順とを有し、前記第1の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが前記印刷部により記録され、前記第2の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが前記印刷部により記録されるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする。
請求項9記載の画像形成プログラムは、請求項8記載の画像形成プログラムにおいて、前記第2の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、前記第1の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることを禁止する禁止手順をコンピュータに実現させるためのものであることを特徴とする。
請求項10記載の画像形成プログラムは、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムにおいて、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであることを特徴とする。
請求項11記載の画像形成プログラムは、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムにおいて、前記印刷部は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記トナーの濃度が互いに異なるドットであることを特徴とする。
請求項12記載の画像形成プログラムは、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムにおいて、前記印刷部は、インクを吐出してドットを記録するプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記インクの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする。
請求項1記載の画像形成装置によれば、中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手段を有する画像形成装置において、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化され、その量子化の結果に応じて、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットを記録することによりそのドットの集合からなる網点を記録紙に形成するので、ディザマトリクスのサイズを大きくしなくても、光学濃度が1種類のドットを記録する場合に比較して、印刷手段により記録可能な網点の種類を増加させることができ、表現可能な階調数を高くすることができるという効果がある。
さらに、請求項1記載の画像形成装置によれば、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが網点の縁部に記録されるので、網点の縁部を滑らかに表現でき、画像全体としてみたときに、例えば文字などのエッジが滑らかに表現できるという効果がある。
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置の奏する効果に加え、第1の2値化手段により、中間調画像データの各画素の画素濃度が、ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化され、補正手段により、その第1の2値化手段に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、中間調画像データの各画素の画素濃度と閾値との関係が補正され、その補正手段により補正された中間調画像データの各画素の画素濃度と閾値との関係に基づいて、第2の2値化手段により、中間調画像データの各画素の画素濃度がオンまたはオフに2値化され、第1の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが印刷手段により記録され、第2の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが印刷手段により記録されるので、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項2記載の画像形成装置の奏する効果に加え、第2の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、第1の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることが禁止されるので、第1の2値化手段及び第2の2値化手段により、共に画素濃度がオンに2値化された画素について、所定の光学濃度のドットに、その所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが重ねて記録されることがなく、高品質の画像を形成できるという効果がある。
請求項4記載の画像形成装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の奏する効果に加え、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであるので、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットを網点の縁部に記録することができ、1種類のドットのみから網点を形成する場合に比較して表現可能な階調数が高くなり、且つ網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項5記載の画像形成装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の奏する効果に加え、印刷手段は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、トナーの濃度が互いに異なるものであるので、網点の中央部に記録されるドットに比較して、濃度が低いトナーを用いて記録されるドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項6記載の画像形成装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の奏する効果に加え、印刷手段は、インクを吐出して記録するプリンタで構成され、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、インクの濃度が互いに異なるものであるので、網点の中央部に記録されるドットに比較して、濃度が低いインクを用いて記録されるドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項7記載の画像形成プログラムによれば、中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手順と、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットをその量子化手順の結果に応じて記録し、ドットの集合からなる網点を記録紙に形成する印刷部に対し、量子化手順による量子化の結果を出力する出力手順とをコンピュータに実現させ、量子化手順により、前記網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化されるので、ディザマトリクスのサイズを大きくしなくても、光学濃度が1種類のドットを記録する場合に比較して、印刷部により記録可能な網点の種類を増加させることができ、表現可能な階調数を高くすることができるという効果がある。
さらに、請求項7記載の画像形成プログラムによれば、印刷部により網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが網点の縁部に記録されるように量子化の結果を印刷部に出力させることができるので、画像全体としてみたときに、例えば文字などのエッジが滑らかに表現された画像を印刷部により形成することができるという効果がある。
請求項8記載の画像形成プログラムによれば、請求項7記載の画像形成プログラムの奏する効果に加え、中間調画像データの各画素の画素濃度を、ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化する第1の2値化手順と、その第1の2値化手順に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、中間調画像データの各画素の画素濃度と閾値との関係を補正する補正手順と、その補正手順により補正された前記中間調画像データの各画素の画素濃度と閾値との関係に基づいて、前記中間調画像データの各画素の画素濃度をオンまたはオフに2値化する第2の2値化手順とをコンピュータに実現させ、第1の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが印刷部により記録され、第2の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが印刷部により記録されるように、中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化されるので、印刷部により、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項9記載の画像形成プログラムによれば、請求項8記載の画像形成プログラムの奏する効果に加え、前記第2の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、前記第1の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることを禁止する禁止手順をコンピュータに実現させるので、第1の2値化手順及び第2の2値化手順により、共に画素濃度がオンに2値化された画素について、印刷部により、所定の光学濃度のドットに、その所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが重ねて記録されることがなく、高品質の画像を形成できるという効果がある。
請求項10記載の画像形成プログラムによれば、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムの奏する効果に加え、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであるので、印刷部により、網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットを網点の縁部に記録することができ、1種類のドットのみから網点を形成する場合に比較して表現可能な階調数が高くなり、且つ網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項11記載の画像形成プログラムによれば、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムの奏する効果に加え、印刷部は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、トナーの濃度が互いに異なるものであるので、印刷部により網点の中央部に記録されるドットに比較して、濃度が低いトナーを用いて記録されるドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
請求項12記載の画像形成プログラムによれば、請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラムの奏する効果に加え、印刷部は、インクを吐出して記録するプリンタで構成され、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、インクの濃度が互いに異なるものであるので、印刷部により、網点の中央部に記録されるドットに比較して、濃度が低いインクを用いて記録されるドットを網点の縁部に記録することができ、網点の縁部を滑らかに表現できるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態としての画像形成装置2の主要ブロック図である。この画像形成装置2の主体を成すマイクロコンピュータ部11はCPU12、ROM13、RAM14から構成されている。
また、ROM13には、プログラムメモリ13aが設けられており、RAM14には、ディザマトリックス格納メモリ14a、出力イメージメモリ14b、及びワーキングメモリ14cが設けられている。
また、マイクロコンピュータ部11にはシステムバス18を介して入力部10およびプリンタ19が接続されている。
入力部10は、キーボードや外部の記憶装置から入力するためのインターフェースを備え、ディザマトリックス格納メモリ14aに格納するディザマトリックス、プリンタ出力処理対象の各画素がnビット(例えば8ビット)で表される階調(画素濃度)を有する中間調画像データ、各種処理用のプログラムあるいは指示の入力を行うものである。
CPU12は、後述するごとくディザマトリックス格納メモリ14aに格納されているディザマトリックスを用いて、入力部10から入力された中間調画像データのスクリーン処理を実行したり、そのスクリーン処理の結果をプリンタ19へ出力するプリンタ出力処理を実行するものであり、プログラムメモリ13aは、このCPU12で行う様々な制御を実施するためのプログラムを記憶している。なお、図示しない外部記憶装置を介して、前記各種プログラムが記憶されたフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記憶媒体から、必要に応じてワーキングメモリ14cに読み込んで起動することにより、上記スクリーン処理及びプリンタ出力処理を実行しても良い。
出力イメージメモリ14bは、CPU12が、ディザマトリクス格納メモリ14aに格納されているディザマトリックスを用いて、0〜255の画素濃度で表される中間調画像データを後述するスクリーン処理により量子化して得られる量子化画像データを記憶する。
プリンタ19は、出力イメージメモリ14bに格納した量子化画像データを印刷するプリンタであり、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットを記録することができるように構成されている。本実施例のプリンタ19は、キャリッジに搭載された印字ヘッドを駆動してインクを吐出してドットを記録する、いわゆるインクジェットプリンタであって、CMYKの4色のインク以外に、ライトシアンインクとライトマゼンタインク用のヘッドを備え、シアンおよびマゼンタについては光学濃度が互いに異なる濃ドットと淡ドットとを形成することができる。
また、ワーキングメモリ14cは、CPU12がプログラムメモリ13aに記憶されたプログラムを実行するときに必要なデータを一時的に記憶したり、入力部10を介してロードされたプログラムを配置して起動させるためのものである。
図2は、入力部10から入力され、ディザマトリックス格納メモリ14aに記憶されているディザマトリックスの一例を示す図であり、各要素に記載されている数値は、その要素の閾値を表す。
このディザマトリクスは、中間調画像データの各画素の画素濃度(0〜255)を量子化するためのものであって、1〜256の範囲の数値である閾値が、ドット集中型の網点画像を形成するように配列されている。具体的には、図2に示すように、例えば、閾値がディザマトリックスの中央部から周辺部にかけて徐々に大きくなるように各要素に配列されている。このディザマトリクスは各色毎に設定されている。
中間調画像データの各画素の画素濃度を後述するスクリーン処理(図4参照)により量子化することにより、各画素の画素濃度(例えば0〜255)は、ディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、濃ドットを記録する「濃ドットオン」、濃ドットよりも光学濃度が低い淡ドットを記録する「淡ドットオン」、いずれのドットも記録しない「ドットオフ」のいずれかに設定される。例えば、画素濃度が「50」のベタ領域に図2に示すディザマトリクスを作用させると、図2(d)に示すように、閾値が50以下の要素に対応する画素が「濃ドットオン」に設定され、閾値が50〜90の要素に対応する画素が「淡ドットオン」に設定され、その他の要素に対応する画素が「ドットオフ」に設定される。
次に、図3を参照して、上述したように構成された画像形成装置2に関し、使用者により印刷の実行が指示されてからの動作について説明する。図3は、プリンタ出力処理を示すフローチャートである。
なお、以下では、シアンのみにより印刷が行われるものとして説明するが、実際には多色の印刷が行われることになり、マゼンタについては、濃度の高いマゼンタインクと濃度の低いライトマゼンタインクとにより、光学濃度が互いに異なる濃ドット及び淡ドットが形成されることとなる。
まず、スクリーン処理により、入力部10により入力された中間調画像データをスクリーン処理し、量子化画像データを取得する(S1)。
ここで、図4を参照して、スクリーン処理(図3のS1)について説明する。図4は、スクリーン処理を示すフローチャートである。
まず、中間調画像データの各画素の画素濃度に「a」を乗算する(S11)。ここで、本実施例ではaとして「1.0」が設定されている。
次に、S11の処理において、各画素の画素濃度に「a」を乗算することにより得られた値とディザマトリクス(図2参照)の閾値とを比較し、その値が閾値以上となる画素については「オン」とし、その値が閾値よりも小さい画素については「オフ」とすることで、各画素の画素濃度を2値化し、その結果に基づいて、第1の2値データを作成する(S12)。
図2(a)は、第1の2値データの内容を示す図である。例えば、シアンの画素濃度が全て「50」のベタの領域については、図2(a)に黒色で示す閾値が50以下の要素に対応する画素が「オン」とされる。
次に、中間調画像データの各画素の画素濃度に「b」を乗算する(S13)。ここで、本実施例ではbとして「1.8」が設定されている。
続いて、S13の処理において、各画素の画素濃度に「b」を乗算することにより得られた値とディザマトリクス(図2参照)の閾値とを比較し、その値が閾値以上となる画素については「オン」とし、その値が閾値よりも小さい画素については「オフ」とすることで、各画素の画素濃度を2値化し、その結果に基づいて、第2の2値データを作成する(S14)。
図2(b)は、第2の2値データの内容を示す図である。上述のように本実施例において、「b」は「1.8」と設定されているので、例えば、シアンの画素濃度が全て「50」である領域については、図2(b)にグレーで示す閾値が90(=50×1.8)以下の要素に対応する画素が「オン」とされる。
次に、第1の2値データと第2の2値データとを比較して、第2の2値データにおいて「オン」とされ、且つ第1の2値データにおいて「オフ」とされている画素のみを「オン」とする第3の2値データを作成する(S15)。
図2(c)は、第3の2値データの内容を示す図である。図2(c)に示されるように、第3の2値データは、第2の2値データで「オン」とされている画素から第1の2値データで「オン」とされている画素を除いた画素、すなわち閾値が50〜90の要素を「オン」とする。
続いて、S12の処理で得られた第1の2値データを、シアンインクにて記録される濃ドットのオンオフを決定する画像データとし、S15の処理で得られた第3の2値データをライトシアンインクにて記録される淡ドットのオンオフを決定する画像データとし(S16)、処理を終了する。
すなわち、図4に示すスクリーン処理により、図2(d)に示すように、中間調画像データの各画素の画素濃度を、それぞれ濃ドットオン、淡ドットオン、ドットオフのいずれかの値とした量子化画像データを作成するのである。
図3に戻り、プリンタ出力処理について説明する。スクリーン処理(S1)により、第1の2値データ及び第3の2値データが出力されると、CPU12は、その第1の2値データと第3の2値データをそれぞれプリンタコマンドに変換し(S2)、プリンタ19へ出力し(S3)、処理を終了する。
そして、プリンタ19は、第1の2値データに従ってシアンインクにて濃ドットを記録するとともに第3の2値データに従ってライトシアンインクにて淡ドットを記録紙に記録する。
図5(a)は、図2に示すように、画素濃度が「50」のベタ領域に対応して、プリンタ19により記録紙に形成される網点30を示す図である。図5(a)に示すように、本実施例の画像形成装置2によれば、網点30の中央部に記録される濃ドット31に比較して光学濃度が低い淡ドット32が網点30の縁部に記録されるように中間調画像データの各画素の画素濃度が量子化されるので、ディザマトリクスのサイズを大きくしなくても、光学濃度が1種類のドットを記録する場合に比較して、プリンタ19(図1参照)により記録可能な網点の種類を増加させることができ、階調数を高くすることができる。
また、本実施例の画像形成装置2によれば、網点30の中央部に記録される濃ドット31に比較して、光学濃度が低い淡ドット32が網点30の縁部に記録されるので、網点30の縁部を滑らかに表現できる。
また、本実施例の画像形成装置2によれば、第1の2値データに基づいて濃ドット31が記録され、その第1の2値データに比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように画素濃度が補正されて得られた第3の2値データに基づいて淡ドット32が記録されるので、例えば、画素濃度が低い段階から、濃ドット31と淡ドット32とを共に用いて網点30が形成されるので、画素濃度が低い範囲であっても、表現可能な階調数を高くすることができる。
さらに、本実施の画像形成装置2によれば、第1の2値化データと、第2の2値化データとに基づいて第3の2値化データを作成し、その第3の2値データに基づいて淡ドットのオンオフを決定するので、S12の処理及びS14の処理において共にオンとされた画素については、淡ドットが記録されることが禁止され、濃ドットと淡ドットが同じ位置に重ねて記録されることが防止されて高品質の画像を形成できる。
上記実施例において、請求項1記載の量子化手段としては、図4のフローチャートに示すスクリーン処理が該当する。請求項2記載の第1の2値化手段としては、図4のフローチャートのS12の処理が該当する。請求項2記載の補正手段としては、図4のフローチャートのS13の処理が該当する。請求項2記載の第2の2値化手段としては、図4のフローチャートのS14の処理が該当する。請求項3記載の禁止手段としては、図4のフローチャートのS15の処理が該当する。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとして、濃ドット31と淡ドット32を用いて網点30を形成する場合について説明したが、プリンタ19が、例えば、互いに径が異なる2種類以上のドットを記録可能なものである場合には、光学濃度が互いに異なる2種類のドットとして、互いにドット径がことなる2種類のドットを用いて網点を形成してもよい。
すなわち、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、一種類のドットのみから形成されたベタ領域の光学濃度が、互いに異なるドットをいい、インクの濃度が異なる場合だけでなく、ドット径が互いに異なるものであっても良い。
図5(b)は、ドット径が互いに異なる2種類のドットから形成される網点40を示す図である。図5(b)に示すように、その網点40の中央部に記録されるドット41に比較して径の小さいドット42を網点40の縁部に記録した場合にも、本実施例の画像形成装置2と同様の効果が得られる。
また、本実施例の画像形成装置2は、プリンタ19が、インクを吐出して記録するいわゆるインクジェットプリンタであったが、プリンタ19が、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタであっても良い。
その場合には、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、互いに濃度が異なるにて形成されるドットに相当する。
また、本実施例では、光学濃度が互いに異なる2種類のドットにより網点を形成する場合について説明したが、光学濃度が互いに異なる3種類以上のドットにより網点を形成するものであっても良い。その場合には、表現可能な階調数をさらに高めることができる。
また、本実施例では、図4のS11の処理において、画素濃度を「1.0」倍し、S13の処理において、画素濃度を「1.8」倍していたが、a、bの比率は、ドットの光学濃度の比に応じて適宜定められる。
2 画像形成装置
19 プリンタ(印刷手段、印刷部)
30,40 網点
31,32,41,42 光学濃度が互いに異なる2種類のドット
19 プリンタ(印刷手段、印刷部)
30,40 網点
31,32,41,42 光学濃度が互いに異なる2種類のドット
Claims (12)
- 中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手段と、
その量子化手段による量子化の結果に応じて、光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットを記録することによりそのドットの集合からなる網点を記録紙に形成する印刷手段とを有する画像形成装置において、
前記量子化手段は、前記網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記量子化手段は、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を、前記ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化する第1の2値化手段と、その第1の2値化手段に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係を補正する補正手段と、その補正手段により補正された前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係に基づいて、前記中間調画像データの各画素の画素濃度をオンまたはオフに2値化する第2の2値化手段とを有し、前記第1の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが前記印刷手段により記録され、前記第2の2値化手段によりオンに2値化された画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが前記印刷手段により記録されるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第2の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、前記第1の2値化手段により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることを禁止する禁止手段を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記印刷手段は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記トナーの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記印刷手段は、インクを吐出してドットを記録するプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記インクの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 中間調画像データの各画素の画素濃度とドット集中型の網点画像を形成するように配列されたディザマトリクスの閾値との関係に基づいて、その中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化する量子化手順と、
光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットをその量子化手順の結果に応じて記録し、ドットの集合からなる網点を記録紙に形成する印刷部に対し、前記量子化手順による量子化の結果を出力する出力手順とをコンピュータに実現させるための画像形成プログラムにおいて、
前記量子化手順は、前記網点の中央部に記録されるドットに比較して光学濃度が低いドットが、その網点の縁部に記録されるように前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする画像形成プログラム。 - 前記量子化手順は、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を、前記ディザマトリックスの閾値との関係に基づいてオンまたはオフに2値化する第1の2値化手順と、その第1の2値化手順に比較して、オンに2値化される最低画素濃度が低くなるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係を補正する補正手順と、その補正手順により補正された前記中間調画像データの各画素の画素濃度と前記閾値との関係に基づいて、前記中間調画像データの各画素の画素濃度をオンまたはオフに2値化する第2の2値化手順とを有し、前記第1の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して所定の光学濃度のドットが前記印刷部により記録され、前記第2の2値化手順によりオンに2値化された画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが前記印刷部により記録されるように、前記中間調画像データの各画素の画素濃度を量子化するものであることを特徴とする請求項7記載の画像形成プログラム。
- 前記第2の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素のうち、前記第1の2値化手順により画素濃度がオンに2値化された画素については、その画素に対応して前記所定の光学濃度よりも光学濃度が低いドットが記録されることを禁止する禁止手順をコンピュータに実現させるための請求項8記載の画像形成プログラム。
- 前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、ドット径が互いに異なるものであることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラム。
- 前記印刷部は、感光ドラム上に印刷イメージに対応した静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーを用いて現像、転写することによりドットを記録するレーザプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記トナーの濃度が互いに異なるドットであることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラム。
- 前記印刷部は、インクを吐出してドットを記録するプリンタで構成され、前記光学濃度が互いに異なる2種類以上のドットとは、前記インクの濃度が互いに異なるものであることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の画像形成プログラム。
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