JP7153421B2 - 可変カムを有する圧着工具 - Google Patents

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    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/0488Crimping apparatus or processes with crimp height adjusting means

Description

関連出願への相互参照
本発明は、2017年1月13日出願の台湾出願番号106101313“可変カムおよびこれを有する圧着工具”の優先権の利益を主張し、その内容は、本明細書に参照として組み込まれる。
本発明は手工具に関し、特に、コネクタを正確に圧着するための可変カムを有する圧着工具に関する。
プライヤおよび圧着工具は、絶縁配線およびその電気通信コネクタを曲げる、せん断する、剥ぎ取る、および圧着する等、物品を加工するために頻繁に使用される。これらのコネクタは、RJ-45コネクタ、8P8Cモジュールコネクタとして規格化されたコネクタ、RJ-11コネクタ、電話接続用コネクタ等を含む。圧着工具は通常、動作時にユーザが握る二つのハンドルを含む。概して、圧着工具が収縮位置にある際は、接触ドライバはその頂点位置にあり、ケーブル内のワイヤを対応するコネクタ内に押圧して密封する。この頂点位置では、例えばFCC68.5サブパートF仕様などの世界規格によって設定される正確な寸法は、6.02+/-.13mm(.237inch+/-.005)の仕上げ圧着高さを示唆する。多くの圧着工具が、リンク装置およびピンを有する種々の可動部分で製造されることで製造公差を生むので、これらの圧着工具が正確な仕様を満たすことは難しく、誤った圧着高さとなる。それ以外では、正確な仕様を満たすために、ユーザは、過剰な力をハンドルにかけることによって圧着工具を損傷しうる。よって、十分に正確な圧着高さを生み出すために、工具を制御および調節する機構を有する圧着工具が必要である。
本発明の一実施形態では、圧着工具が提供される。前記圧着工具は、第一のプレートと前記第一のプレートから間隔を空けた第二のプレートとを備える端部を備える第一のハンドルと、第二のハンドルであって、前記第二のハンドルの端部は、前記第一のハンドルの前記端部に枢動可能に接続され且つ前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に配置され、前記第二のハンドルは、前記第二のハンドルが前記第一のハンドルから離れた第一の位置と前記第二のハンドルが前記第一のハンドルに近接した第二の位置との間で回転経路に沿って枢動する前記第二のハンドルと、前記第二の位置を画定するための手段と、を備える。前記第二の位置を画定するための前記手段は、前記第二のハンドルが前記第一のハンドルに向かってさらに動くのを防ぐため、前記第一のプレートと前記第二のプレートとの間に、前記第一のプレートおよび前記第二のプレートにほぼ垂直な配向で配置されたピンである。前記ピンは、直径の異なる他のピンと交換可能であり、前記第二のハンドルが前記第二の位置に動く際、前記第二のハンドルの前記端部は、前記圧着工具の加工部に接触しない。
休止状態にある、本発明の一実施形態による圧着工具を示す模式図。 保管用状態にある、本実施形態による圧着工具を示す模式図。 稼働状態にある、本実施形態による圧着工具を示す模式図。 図1Aの圧着工具の側面を示す模式図。 図1Bの圧着工具の側面を示す模式図。 図1Cの圧着工具の側面を示す模式図。 本実施形態による圧着工具のロック機構を示す模式図。 本実施形態による圧着工具のロック機構を示し、ラッチがリテーナから分離された模式図。 本実施形態による圧着工具の部分拡大図。 別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 さらなる実施形態による圧着工具の部分拡大図。 さらに別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 さらに別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 図4E1の実施形態で使用する、異なる厚さのスリーブを示す模式図。 さらに別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 図4F1の実施形態で使用するスリーブの拡大図。 さらに別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 さらに別の実施形態による圧着工具の部分拡大図。 図1Aに示した実施形態の反対側を示す模式図。 図1Cに示した実施形態の反対側を示す模式図。 休止状態にある、本発明の一実施形態によるカセットを示し、せん断構造が示される模式図。 休止状態にある本実施形態によるカセットを示し、せん断構造が示される別の模式図。 休止状態にある本実施形態によるカセットを示し、圧着構造が示されるさらに別の模式図。 休止状態にある本実施形態によるカセットを示し、圧着構造が示されるさらなる模式図。 稼働状態にある本実施形態によるカセットを示し、せん断構造が示される模式図。 稼働状態にある本実施形態によるカセットを示し、せん断構造が示される別の模式図。 稼働状態にある本実施形態によるカセットを示し、圧着構造が示されるさらなる模式図。 稼働状態にある本実施形態によるカセットを示し、圧着構造が示されるさらに別の模式図。 せん断および圧着される前のコネクタおよびケーブルを示す模式図。 せん断および圧着された後のコネクタおよびケーブルを示す模式図。 カセットが工具本体の加工部の開口に、その一方側から挿入される、本発明の一実施形態を示す模式図。 カセットが工具本体の加工部の開口に、その他方側から挿入される、本発明の一実施形態を示す模式図。
本発明の特性、主題、利点、および効果が、本発明の実施形態および付属の図面を参照して以下に詳細に説明される。以下の説明において参照される図面は、単に例示目的であり、必ずしも実施形態の実際の比率および精密な構成を示すものではないことを理解されたい。よって、図面に示される比率および構成は、本発明の範囲を限定または制限すると見なされるべきではない。
図1A-1Cを参照されたい。図1Aは、休止状態にある、本発明の一実施形態による圧着工具100を示す模式図であり、そのハンドル110、120は拡張位置にある。図1Cは、稼働状態にある、本実施形態による圧着工具100を示す模式図であり、本実施形態による圧着工具100のハンドル110、120は完全な収縮状態にある。図1Bは、保管用状態にある本実施形態による圧着工具100を示す模式図であり、本実施形態による圧着工具100のハンドル110、120は互いに近接するが、まだ完全に収縮していない。ハンドル120は、ラッチ130に係止されることで、保管の準備がされる。
図1A-2Cに示すように、圧着工具100は、第一のハンドル110、第二のハンドル120、ロック機構130、駆動機構190、および加工部150を備える。加工部150は、第一のハンドル110に接続され、カセット220を受容するための開口181を有するフレーム180を含む。駆動機構190は、第二のハンドル120の端部122に一端で枢接されたリンク191と、リンク191の他端に枢接された駆動素子192と、を含む。駆動機構190は、第二のハンドル120によって作動される。第一のハンドル110は、第一のプレート112aと、第一のプレート112aから間隔を空けた第二のプレート112bとを備える。第二のハンドル120の端部122は第一のハンドル110の端部112に枢接され、第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に配置される。動作時、第二のハンドル120は、第二のハンドル120が第一のハンドル110から離れる第一の位置(P1)(図1A参照)と、第二のハンドル120が第一のハンドル110に近接する第二の位置(P2)(図1C参照)との間の回転経路(R)に沿って枢動する。第二のハンドル120が第二の位置(P2)にある際、圧着工具100は、コネクタおよびケーブルを圧着する稼働状態にある。
ユーザがハンドル110、120を握ると、第二のハンドル120はリンク191を介して駆動素子192を上方に動くよう促し、カセット200が作動してコネクタおよびケーブルをせん断または圧着するなどしてそれらを加工する。圧着工具100はその際、休止状態から稼働状態に切り替えられる。ユーザがハンドル110、120を放すと、二つのハンドル110、120のピボットに設けられたスプリング(S)(図2Aおよび2B参照)が第二のハンドル120を付勢することで、ハンドル110、120は拡張位置へと促される。圧着工具100はその際、稼働状態から休止状態に切り替えられる。上記の動作時、駆動素子192の動きの方向(すなわち上向き方向または下向き方向)は、第一の軸/上下方向(L1)を画定する。調節カム160などの第二の位置を画定する手段が、第一のハンドル110の端部112に設けられ、第二のハンドル120の端部122の周部近傍側にあることで、第二のハンドル120は回転経路(R)に沿って第一のハンドル110に向かって動くよう駆動された際、調節カム160によって第二の位置(P2)に止められる。
図2A、2B、および2Cに示すように、第一のハンドル110の端部112は、第一のプレート112aと、第一のプレート112aに対向する第二のプレート112bとを備える。第二のハンドル120の端部122は、第三のプレート122aと、第三のプレート122aに対向する第四のプレート122bとを備え、第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aおよび第四のプレート122bは、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの間に挟まれかつ枢接される。加工部150は、第五のプレート150aと、第五のプレート150aに対向する第六のプレート150bとを備える。加工部150の第五のプレート150aおよび第六のプレート150bは、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの間に挟まれかつ固定される。図2A-2Cに示されるように、加工部150の第五のプレート150aおよび第六のプレート150bは、それぞれ第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aおよび第四のプレート122bに、上下方向(L1)に横行する方向(L2)に概ね整列する。
図1Cに示されるように、第三のプレート122aおよび第四のプレート122bの上周面が加工部150の第五のプレート150aおよび第六のプレート150bの下周面から隙間(a)を空けていることによって、第二のハンドル120が回転経路(R)に沿って第一のハンドル110に向かって第二の位置(P2)へと動くよう押圧される際、第二のハンドル120の端部122は加工部150に接触しない。第二のハンドル120は調節カム160によって止められ、第二の位置(P2)を画定する。または、第二のハンドル120は、第二の位置(P2)に至る前に、ロック位置(PL)で、ロック機構130によって、第一のハンドル110に向かってさらに動くことを制限される
図3Aは、本発明の一実施形態におけるロック機構130の斜視図である。図3Bは、ロック機構130の分解組立図である。図3Aおよび3Bに示すように、ロック機構130は、ラッチ131およびリテーナ140を備える。ラッチ131はディスク134およびディスク134を貫通するシャフト132を備え、シャフト132の中間の周りの領域は、ディスク134の中心に固定される。シャフト132は、ディスク134と同軸である。好ましくは、シャフト132は、ディスク134と一体に形成される。リテーナ140は、中に形成された貫通孔140aおよび凹部140bを有するスリーブである。ラッチ131は、凹部140bに移動可能に挿入され、凹部140bは貫通孔140aと連通する。スリーブは弾性素材、好ましくはポリウレタンで作られる。シャフト132の直径は、ディスク134の直径よりも小さい。
図2Aおよび2Bに示すように、ラッチ131は、横方向(L2)に沿って、第一のハンドル110の端部112に枢動可能に設けられる。具体的には、ラッチ131のシャフト132は、その二つの端部が、それぞれ第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bで、枢動可能に支持される。ラッチ131は、横方向(L2)に沿って軸方向に移動可能であり、よって、第二のハンドル120を第一の位置(P1)またはロック位置(PL)に留めるよう、第三の位置(図2Aに示す)と第四の位置(図2Bに示す)との間で切替え可能である。ロック位置(PL)は、第一の位置(P1)と第二の位置(P2)との間にあり、第二の位置(P2)に近い。図2Aに示すようにラッチ131が第三の位置にある際、ディスク134は凹部140b内にあり、シャフト132の一端は第一のハンドル110の第一のプレート112aの側面から突出する。図2Bに示すようにラッチ131が第四の位置にある際、ディスク134は少なくとも部分的に凹部140bから横方向(L2)に沿って突出し、シャフト132の他端は第一のハンドル110の第二のプレート112bの側面から突出する。
ラッチ131が第三の位置にある際、第二のハンドル120は、第一の位置(P1)と第二の位置(P2)との間で、回転経路(R)に沿って枢動可能である。
この状況では、図1Aおよび2Aに示すように、もし第二のハンドル120にかかる外力がなければ、スプリング(S)は第二のハンドル120を第一のハンドル110から離れる方向に動くよう付勢し、ラッチ131のシャフト132は、第二のハンドル120を第一の位置(P1)に留める。図1Bおよび2Bに示すように、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かってロック位置(PL)へと動くよう押圧されると、ラッチ131は第三の位置から横方向(L2)に沿って第四の位置へと移動し、ラッチ131のディスク134は、第二のハンドル120をロック位置(PL)に留める。この状況では、第二のハンドル120はロック位置(PL)で固定され、圧着工具100の占める空間は少なくなり、保管に便利である。上記のことから、ラッチ131をその第三の位置と第四の位置との間で切り替えることによって、ユーザは第二のハンドル120を第一の位置(P1)またはロック位置(PL)に留めることができる。
本実施形態のリテーナ140は、第一の位置(P1)と第二の位置(P2)との間の第二のハンドル120の回転経路(R)に位置しないよう配置される。本発明の一実施形態では、リテーナ140は、弾性素材、好ましくはポリウレタンで作られたスリーブである。スリーブの少なくとも一部は、第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aと第四のプレート122bとの間に挟まれる。横方向(L2)に沿ったスリーブの長さは、第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aと第四のプレート122bとの間の距離とおよそ同じである。本発明の別の実施形態では、スリーブの少なくとも一部は、加工部150の第五のプレート150aと第六のプレート150bとの間に挟まれる。その場合、横方向(L2)に沿ったスリーブの長さは、加工部150の第五のプレート150aと第六のプレート150bとの間の距離とおよそ同じである。代替の実施形態では、スリーブの一方の部分は第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aと第四のプレート122bとの間に挟まれ、スリーブの他方の部分は、加工部150の第五のプレート150aと第六のプレート150bとの間に挟まれる。
一実施形態では、リテーナ140は、中に形成された貫通孔140aおよび凹部140bを有するスリーブである。ラッチ131は、凹部140bに移動可能に挿入され、凹部140bは貫通孔140aと連通する。シャフト132は、その一端がスリーブ140の貫通孔140aを貫通する。シャフト132の二端は、第一のハンドル110の端部112で枢動可能に支持される。ラッチ131が第三の位置に配置されると、ラッチ131は凹部141b内に受容され、ラッチ131のディスク134の露出した側面は、スリーブ140の側面とほぼ面一である。ラッチ131が、第三の位置から第四の位置へと、横方向(L2)に沿って動くよう押圧されると、ディスク134は凹部140bから、少なくとも部分的にそこから突出するよう動く。
このように、ラッチ131が凹部140bに受容される(すなわち第三の位置にある)際、シャフト132は、第二のハンドル120の回転経路(R)にある。圧着工具100のハンドル110、120が握られないと、第二のハンドル120はスプリング(S)によって第一のハンドル110から離れる方向に動くよう付勢され、第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aまたは第四のプレート122bの少なくとも一つの構成は、第三のプレート122aまたは第四のプレート122bの上周面の少なくとも一つをシャフト132に当接させ、第二のハンドル120を第一の位置(P1)に留める。図に示した実施形態では、第三のプレート122aおよび第四のプレート122bの両上周面は、シャフト132の側部に当接する。
図2Aに示すように、第三のプレート122aおよび第四のプレート122bの上周面がシャフト132に当接すると(すなわち第二のハンドルが第一の位置(P1)にあると)、ディスク134の直径が第四のプレート122bに当接されたシャフト132の直径よりも大きいため、第四のプレート122bの上部はディスク134のそばに置かれディスク134に横方向(L2)に重なり、ラッチ131が横方向(L2)に沿って第三の位置から第四の位置に向かって動くのを防ぐ。この状況では、第二のハンドル120は、第一の位置(P1)と第二の位置(P2)との間を回転経路(R)に沿って自由に枢動し、圧着工具100はロックされない。代替の実施形態では、シャフト132に当接するのは第三のプレート122aおよび第四のプレート122bのうち一つのみの上表面であり、ラッチ131が外側に動くのを防ぐのは第三のプレート122aでありうる。
第二のハンドル120が第一の位置(P1)からロック位置(PL)へ向かって徐々に動くよう押圧されると、第四のプレート122bの上部とラッチ131のディスク134との重複領域は徐々に減少する。第二のハンドル120がロック位置(PL)に到達すると、図1Bおよび2Bに示すように、第四のプレート122bの上部はラッチ131のディスク134に横方向(L2)に重ならず、ユーザはラッチ131のシャフト132を、ラッチ131が第三の位置(図2Aに示す)から第四の位置(図2Bに示す)に動くように押圧できる。このように、ディスク134は横方向(L2)に沿って凹部140bから少なくとも部分的に突出するように動き、第二のハンドル120の回転経路(R)にある。ユーザが第二のハンドル120を握る圧力を解放すると、第四のプレート122bの周面は、スプリング(S)によってディスク134の周面に当接するよう促され、それによって第二のハンドル120はロック位置(PL)に抑止(ロック)され、第一のハンドル110から離れる方向に動けなくなる。
動作時、第二のハンドル120が回転経路(R)に沿って第一の位置(P1)から第二の位置(P2)に枢動されると、加工部150は、ケーブルおよびコネクタを加工するために作動される。第二の位置(P2)は、調節カム160など、第二の位置を画定するための手段によって画定される。図1Cおよび2Cに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で配置された調節カム160であり、第二のハンドル120が調節カム160を越えて動くのを防ぐためのものである。第二のハンドル120が第一の位置(P1)から第二の位置(P2)に動く工程で、第三のプレート122aおよび第四のプレート122bの周部の少なくとも一つまたは両方は、最終的に調節カム160に当接し、第二のハンドル120は、第二の位置(P2)において、第一のハンドル110へ向かってそれ以上動けない。さらに、ロック位置(PL)は、第一の位置(P1)と第二の位置(P2)との間にあり、第二の位置(P2)の近くにある。
図4Aの部分拡大図に示すように、本実施形態における調節カム160は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で配置されたピン161である。ピン161は、第二のハンドル120の端部122に近接することで、ピン161は、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。動作時、ハンドル110および120が握られると第二のハンドル120は経路(R)に沿って第一のハンドル110へ向かって枢動し、最終的に、第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aおよび第四のプレート122bの両方の周部は、ピン161の周部に当接する。よって、ピン161は、第二の位置(P2)を画定する。さらに、ユーザが第二のハンドル120の枢動の範囲を調節して加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を調節できるようにするために、ピン161は取り外し可能であり、直径の異なる他のピン161と取り替えることができる。直径の異なる、異なるピンを選択することによって、ユーザは第二のハンドル120の枢動の範囲を決定することができ、その結果、ユーザは加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定し、コネクタの精密な加工を達成できる。
図4Bに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの両方に配置された弓状スロット114と、弓状スロット114に摺動可能に配置されたピン161とを含む。代替の実施形態では、弓状スロット114は、第一のハンドル110の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの一方のみに配置される。弓状スロット114は、第二のハンドル120の端部122に近接することで、弓状スロット114は、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。ユーザは、弓状スロット114のピン161の場所を調節して、第二の位置(P2)を画定できる。ユーザは、それによって第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。
図4Cに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの両方に設けられた複数のねじ孔115と、複数のねじ孔115の一つに選択的にねじ込まれたボルト161とを含む。ねじ孔115は、第二のハンドル120の端部122の近傍周部に沿って整列して配置される。複数のねじ孔115は、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。ユーザは、ねじ孔115の一つにボルト161を選択的にねじ入れて、第二の位置(P2)を画定できる。ユーザは、それによって第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。代替の実施形態では、複数のねじ孔115は、第一のハンドル110の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの一方に配置され、ボルト161はねじ山のないピン161に置き替えられ、ねじ孔115はネジ山のない孔に置き替えられる。
図4Dに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、内周に配置された複数の切欠き116aを有する開口116と、複数の切欠き116aの一つに選択的に係合するピン161とを含む。開口116は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの両方に形成される。内周はジグザグ形であり、複数の切欠き116aのそれぞれは、ジグザグ形の内周の角に設けられる。複数の切欠き116aのそれぞれは、その中に挿入されるピン161に係合するような構成、大きさにされる。複数の切欠き116aは、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。ユーザは、切欠き161aの一つにピン161を選択的に挿入して、第二の位置(P2)を画定できる。ユーザは、それによって第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。代替の実施形態では、複数の切欠き116aは、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの一方のみに配置される。
図4E1に示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で配置されたピン161と、ピン161の周りを包むスリーブ162とを含み、第二のハンドル120の第二の位置(P2)は、スリーブ162を厚さの異なる他のスリーブ162と置き換えることによって調節できる。スリーブ162で包まれたピン161は、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。ユーザは、ピン161に厚さの異なるスリーブ162(図4E2参照)を選択的に使用して、第二の位置(P2)を画定できる。第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かって枢動すると、第二のハンドル120は、最終的に、ピン161の周りを包むスリーブ162の外周に接触し、それによって止められる。こうして、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かって前進するのを防ぐ。ユーザは、それによって、第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。代替の実施形態では、スリーブ162で包まれたピン161は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aおよび第二のプレート112bの一方のみに設けられる。
図4F1に示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で配置されたピン161と、ピン161を囲み、その内周がピン161に掛け止められるスリーブ163とを含む。図4F2に示すように、スリーブ163は、その内周164に配置された複数の弓状凹部D1、D2、D3、D4を有し、よって、スリーブ163は、各弓状凹部に応じた場所で異なる厚さを有する。ピン161は、複数の弓状凹部D1、D2、D3、D4の一つに掛け止められ、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かって枢動すると、第二のハンドル120は、最終的に、ピン161に掛け止められたスリーブ163の外周に接触し、それによって止められる。こうして、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かって前進するのを防ぐ。スリーブ163を、その異なる弓状凹部D1、D2、D3、D4の一つでピン161に選択的に掛け止めることによって、第二のハンドルは、厚さの異なるスリーブの異なる部分に接触するよう配置される。例えば、第二のハンドル120が比較的厚いスリーブの部分に接触すると、第二のハンドル120の枢動の範囲は比較的小さくあり、その逆も同様である。したがって、ユーザは、第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。
図4Gに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル120の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で回転可能に配置された偏心軸165と、挿入物118とを含む。偏心軸165は、周部に沿って複数の切欠き166を有するスプライン状のヘッド165Hを有する。挿入物118は、偏心軸165の回転を防ぐために、複数の切欠き166の一つに挿入するものである。本発明の一実施形態では、偏心軸165は、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bに設けられた対応する孔に螺合する。偏心軸165は、その周囲に沿って種々の半径を有する。偏心軸165の周囲に沿った外周165Sは、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かってさらに動くのを防ぐよう位置し、よって第二のハンドル120の第二の位置(P2)を画定する。動作時、ユーザは、特定の半径を有する偏心軸165の特定の外周165Sが第二のハンドル120に対応するよう、偏心軸165を特定の配向に回転し、それから挿入物118をスプライン状のヘッド165Hの切欠き166に入れて、偏心軸165の回転を防ぐ。よって、偏心軸165の特定の外周165Sは第二のハンドル120に接触し、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かってさらに動くのを防ぐ。その結果、ユーザは、第二のハンドル120の枢動の範囲を制御し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定して、コネクタの精密な加工を達成できる。
図4Hに示した実施形態では、第二の位置(P2)を画定するための手段は、第一のハンドル110の端部112の第一のプレート112aと第二のプレート112bとの間に、第一のプレート112aおよび第二のプレート112bにほぼ垂直な配向で配置されたピン161と、第二のハンドル120の端部122に配置され、中に方向(B)に沿った貫通孔169を有するホルダ167と、ホルダ167の貫通孔169に螺合するボルト168とを含む。ホルダ167は、好ましくは第二のハンドル120の端部122の第三のプレート122aと第四のプレート122bとの間に配置される。方向(B)は、第二の方向(L2)に垂直である。ピン161は、第一のハンドル110および第二のハンドル120の長さ方向に画定される軸によって形成される角度に含まれる。動作時、ボルト168は、その端部がホルダ167の外側に露出するように前進するよう駆動される。よって、第二のハンドル120が第一のハンドル110に向かって枢動すると、第二のハンドル120は最終的に、ボルト168の露出した端部に接触し、第一のハンドル110に向かってそれ以上動けない。ユーザは、ホルダ167内のボルト168を適切にねじ込むかまたはゆるめることによって、ボルト168の端部のホルダから露出する長さを調節できる。ボルト168の端部の露出する長さは、ホルダ167とピン161との間の距離を決定する。ホルダ167は第二のハンドル120に設置され、ピン161は第一のハンドル110に設置されるため、ホルダ167とピン161との間の距離は、第二のハンドル120の枢動の範囲を決定し、加工部150の加工ブロック220の第一の方向(L1)への動きの程度を決定することで、コネクタの精密な加工を達成できる。
図5A-図9B、11A、および11Bに示したように、カセット200は、カセット本体210および加工ブロック220を備える。カセット本体210は、加工部150のフレーム180の開口181に着脱可能に配置され、その中に加工開口214を有する。カセット本体210は、その中にスロット212が設けられ、加工ブロック220は、スロット212に第一の軸(C1)に沿って摺動可能に配置される。この着脱可能な設計で、本発明の一実施形態による圧着工具100は、対応するカセット200を使用することによって、異なる仕様のコネクタおよびケーブルを圧着することが出来る。カセット200の加工開口214は、特定のコネクタ(例えばRJ-45コネクタ、RJ-11コネクタ等)およびケーブルに嵌合する。異なるカセットは、異なる仕様のコネクタおよびケーブルに使用することができる。つまり、本発明の一実施形態は、異なる加工開口のカセットに使用することができるフレーム180を提供する。これらのカセットのカセット本体は、同じフレーム180の開口181にそれら全てが嵌合できるような、同じまたは同様の外形をしている。
カセット本体210のスロット212に摺動可能に設けられた加工ブロック220と、フレーム180の係合素子222とが相互接続される。加工ブロック220は、フレーム180の駆動素子192と着脱可能に係合する係合素子222を有する。係合素子222を介して、駆動素子192は加工ブロック220を、第一の軸(C1)に沿って摺動して加工開口214に向かってまたは加工開口214から離れるように動くよう駆動する(図5Aおよび5B参照)。ハンドル110、120が押圧されて互いに向かって動くと、第二のハンドル120は、駆動素子192を上方に動くよう促し、駆動素子192は、駆動素子192と係合素子222との係合を介して、加工ブロック220を押し上げて第一の軸(C1)に沿って上方に摺動させ、コネクタおよびケーブルを加工するようにする。本発明の一実施形態では、駆動素子192はT形突起などの雄構造であり、係合素子222は、T型突起と合致する溝などの雌構造である。T形構造は、駆動素子192が係合素子222から容易に係脱するのを防ぐ。よって、加工ブロック220は、駆動素子192によって、スロット212内で第一の軸(C1)に沿って上方または下方に摺動するよう作動される。
図6A-9Bに示されるように、加工開口214は、コネクタを加工するためにカセット本体210内に設けられる。加工開口214に対応して、加工ブロック220は、少なくとも一つの加工構造224を備える。動作時、係合素子222が駆動素子190によって作動されることにより、係合素子222を有する加工ブロック220は、加工開口214に関連して、スロット212内を第一の軸(C1)に沿って摺動する。加工ブロック220が稼働位置へと駆動されると、少なくとも一つの加工構造224が、加工開口214に少なくとも部分的に重なる。よって、少なくとも一つの加工構造224が、電話接続またはローカルエリアネットワーク(LAN)用のケーブルを有するコネクタを圧着またはせん断するなど、加工開口214に置かれたコネクタを加工する。
一実施形態では、少なくとも一つの加工構造224は、二つの加工構造、すなわちカセット本体210の一方側に配置された圧着構造224a、およびカセット本体210の他方側に配置されたせん断構造224bを備える。
図7A、7B、9A、および9Bに示したように、圧着構造224aは、クリスタルジョイント(コネクタ)を圧着するための構造である。図6A、6B、10A、および10Bに示したように、せん断構造224bは、切断するためのブレードである。図8A、8B、9A、および9Bに示したように、加工ブロック220が稼働位置へと駆動されると、圧着構造224aは加工開口214の一方側に部分的に重なり、せん断構造224bは加工開口214の他方側に完全に重なる。
図10Aおよび10Bに示した実施形態では、クリスタルコネクタ50を圧着するための圧着構造224aは、圧着機能を同時に行う二つの圧着ブロックB1、B2を備える。第一の圧着ブロックB1は、クリスタルコネクタ50の本体を圧着するためのものであり、第二の圧着ブロックB2は、第一の圧着ブロックB1とせん断構造224bとの間に設けられ、クリスタルコネクタ50の中に含まれる電気接触ブレード54を、ケーブル60のコア62に固定するためのものである。加工ブロック220が駆動素子192によって稼働位置へと駆動されると、圧着構造224aは加工開口214の一方側に部分的に重なり、圧着構造224aの第一の圧着ブロックB1は、クリスタルコネクタ50の底部の隆線52を押圧することで、隆線52は変形し、折れる。変形し、折れた隆線52は、ケーブルの最も外側の絶縁体をこうして圧搾することで、ケーブル60は、クリスタルコネクタ50の内部に固定される。よって、クリスタルコネクタ50の一部はケーブル60を保持し、クリスタルコネクタ50は、ケーブル60の一端に強固に固定される。同時に、第二の圧着構造B2は、クリスタルコネクタ50の電気接触ブレード54を押し上げて上方に動かし、ケーブル60のコア62の絶縁体に穴をあけてケーブル60のコア62と電気接触するようにすることで、信号がコア62からクリスタルコネクタ50を介して対応する雌コネクタへと送信できるようになる。
一実施形態では、せん断構造224bは、コア62の余剰部分をせん断するためのブレードである。加工ブロック220が駆動素子192によって稼働位置へと駆動されると、ブレード224bは、圧着構造224aと反対の加工開口の側に完全に重なるまで第一の軸(C1)に沿って動き、同時に、クリスタルコネクタ50の一端から突出するコア62の端部をせん断する。好適な実施形態では、ブレード224bはまた、図10Aおよび10Bに示すように、コア62の突出部分およびクリスタルコネクタ50の付属物56の両方をせん断するよう構成できる。よって、せん断されたコア62の端部は、クリスタルコネクタ50のせん断された端部と面一である。本発明の代替の実施形態では、クリスタルコネクタ50に対するせん断構造224bの位置は、特定のユーザの必要にしたがって配置することができ、図10Aおよび10Bに示したものと異なってよい。
加工ブロック220が、コネクタおよび/またはケーブルを加工する際に安定してかつ適切に稼働することを確実にするために、カセット200は、フレーム180の加工部の開口181内に強固に設置されるべきである。
図11Aおよび11Bに示すように、フレーム180の加工部は、開口181の内部側面に配置された第一の接続構造182をさらに備え、カセット200のカセット本体210は、その上に配置された第二の接続構造216をさらに備え、第一の接続構造182は第二の接続構造216と係合することで、カセット本体がフレーム180内に固定される。以下に説明するような、第一の接続構造182と第二の接続構造216との係合の設計は、カセット220と、フレーム180の加工部の開口181との係合が強固になるという利点に加えて、カセット200をフレーム180の加工部に容易に組み付けられ、カセット200をフレーム180の加工部から容易に取り外せるという利点を有する。
第二の接続構造216は、カセット本体210がフレーム180の加工部の開口181に配置される際、工具本体100のフレーム180の第一の面180aおよび第二の面180bの一つに、第一の軸(C1)に垂直な第二の軸(C2)に沿って当接するストッパ216aを備える。第二の接続構造216は、カセット本体210の二つの側面にそれぞれ配置された第一のフック216bおよび第二のフック216cを備える。第一のフック216bおよび第二のフック216cは、第二の軸(C2)に略平行な方向に、ストッパ216から離れるように延在する。ストッパ216aが、工具本体100のフレーム180の第一の面180aおよび第二の面180bの一つに当接すると、第一のフック216bおよび第二のフック216cは、フレーム180の加工部の第一の面180aおよび第二の面180bの他方に係合し、カセット200をフレーム180の加工部に固定する。
図11Aおよび11Bを参照すると、本発明の一実施形態は、右利きのユーザおよび左利きのユーザの両方に便利な圧着工具10を提供する。具体的には、カセット200は、フレーム180の開口181に、フレーム180の第一の面180aまたは第二の面180bのいずれからでも挿入することができる。第二のハンドル120は、第一のハンドル110に関して、第一のハンドル110と第二のハンドル120との接合部に設けられたピボットについて枢動可能であるため、第一のハンドル110は静止ハンドルとして定義され、第二のハンドル120は移動ハンドルとして定義される。右利きのユーザが圧着工具100を使用する際は、図11Aに示すように、カセット200は、フレーム180の開口181に、フレーム180の第二の面180bから挿入されうる。よって、右利きのユーザは、その左手を使ってケーブルを有するコネクタを保持してそれをカセット200の加工開口214内に設置し、その右手を使って圧着工具100を操作することができる。第一のハンドル110は、第一のハンドル110が静止して保持されるよう、右手の親指と手のひらの間に置かれ、それらに当接する。右手の他の四本の指は、第二のハンドル120を押圧して第一のハンドル110に向かって動かすために、第二のハンドル120上に置かれる。右のハンドル120が第一のハンドル110の近郊へ(もしくはそれに当接するよう)動かされると、加工ブロック220は、駆動素子192によって稼働位置へと駆動され、ケーブルを有するコネクタは加工される。
同様に、左利きのユーザが圧着工具100を操作する際は、図11Bに示すように、カセット200は、フレーム180の加工部の開口181に、フレーム180の第一の面180aから挿入されうる。したがって、左利きのユーザは、その右手を使ってケーブルを有するコネクタを保持してそれをカセット200の加工開口214内に設置し、その左手を使って圧着工具100を操作することができる。第一のハンドル110は、第一のハンドル110が静止して保持されるよう、左手の親指と手のひらの間に置かれ、それらに当接する。左手の他の四本の指は、第二のハンドル120を押圧して第一のハンドル110に向かって動かしてコネクタを加工するために、第二のハンドル120上に置かれる。
本発明の一実施形態では、第一のフック216bおよび第二のフック216cは、カセット本体210の二つの側面に、第一の軸(C1)に沿って左右非対称に配置される。第一の接続構造182は、第一の切欠き182a、第二の切欠き182b、第三の切欠き182c、および第四の切欠き182dを備え、第一の切欠き182aおよび第三の切欠き182cはフレーム180の開口181の一方の内部側面に配置され、第二の切欠き182bおよび第四の切欠き182dはフレーム180の開口181の他方の内部側面に配置される。第一の切欠き182aおよび第四の切欠き182dは同じ第一の高さにあり、第二の切欠き182bおよび第三の切欠き182cは、同じ第二の高さにある。第一の高さは、第二の高さよりも高い。第一の切欠き182aおよび第二の切欠き182bはフレーム180の第二の面180bからくぼみを形成し、第三の切欠き182cおよび第四の切欠き182dはフレーム180の第一の面180aからくぼみを形成する。
上記の構造で、図11Aに示すように、カセット200がフレーム180の加工部の開口181に、フレーム180の第二の面180bから第二の軸(C2)に沿って挿入されると、第一のフック216bおよび第二のフック216cは、第一の切欠き182aおよび第二の切欠き182bにそれぞれ係合する。第一のフック216bおよび第二のフック216cのヘッドは、最終的にフレーム180の第一の面180aに当接し、ストッパ216aは、フレーム180の第二の面180bに当接する。同様に、図11Bに示すように、カセット200がフレーム180の加工部の開口181に、フレーム180の第一の面180aから第二の軸(C2)に沿って挿入されると、第一のフック216bおよび第二のフック216cは、第四の切欠き182dおよび第三の切欠き182cにそれぞれ係合する。第一のフック216bおよび第二のフック216cのヘッドは、最終的にフレーム180の第二の面180bに当接し、ストッパ216aは、フレーム180の第一の面180aに当接する。したがって、カセット200は、フレーム180の開口181に、ユーザの習性に依って、フレーム180の第一の面180aまたは第二の面180bのいずれからでも設置することができる。二つの組み付け方法のいずれにおいても、手工具100は同じ圧着およびせん断機能を十分に行う。
上述の利点に加えて、加工ブロック220に設けられた圧着構造224aおよびせん断構造224bの両方を用いて、圧着工具100は、クリスタルコネクタ50をケーブル60に固定することと、クリスタルコネクタ50の電気接触ブレード54をケーブル60のコア62に電気接続することと、コア62の突出部分およびクリスタルコネクタ50の付属物56の両方をせん断することと、を同時に一つのステップで行うよう使用することができる。
前述の実施形態は、当業者がここに開示された内容に関する洞察を得て本発明を適宜に実施できるようにするため、本発明の技術概念および特徴を説明するものである。しかしながら、実施形態は本発明の範囲を制限することを意図するものではないことを理解されたい。ゆえに、開示された実施形態に、本発明の精神および原則から外れることなく為された全ての同等の変更または変形は、添付の請求の範囲内に入るべきである。

Claims (9)

  1. 正確な圧着高さを生み出すために圧着工具を制御および調節するための方法であって、
    第二のハンドル(120)に関する第一のハンドル(110)の枢動の範囲を調節することによって前記ハンドルの回転経路(R)を制限する工程であって、前記第一のハンドルは、第一のプレート(112a)と前記第一のプレートから間隔を空けた第二のプレート(112b)とを備える端部(112)を備え、
    前記第二のハンドル(120)は、前記第一のハンドル(110)の前記端部(112)に枢動可能に接続され且つ前記第一のプレート(112a)と前記第二のプレート(112b)との間に配置された端部(122)を備え、前記第一のハンドル(110)の前記第一のプレート(112a)および前記第二のプレート(112b)は互いにほぼ平行である、工程と、
    前記第二のハンドル(120)が前記第一のハンドル(110)から離れた第一の位置(P1)と前記第二のハンドル(120)が前記第一のハンドル(110)に近接した第二の位置(P2)との間で回転経路(R)に沿って前記第二のハンドル(120)を枢動する工程と、
    前記第一のプレート(112a)と前記第二のプレート(112b)との間に前記第一のプレート(112a)および前記第二のプレート(112b)にほぼ垂直な配向で配置されたピン(161)を用いて第二の位置(P2)を画定して前記第二のハンドル(120)が前記第二の位置(P2)を越えて動くのを防ぐ工程と、を備えた方法。
  2. 前記第二の位置を調節することは、前記ピン(161)を除去し且つ前記スリーブ(162)を厚さの異なる他のスリーブ(162)と交換することを備える、請求項に記載の方法。
  3. 前記第二の位置を調節することは、前記ピン(161)を直径の異なる他のピン(161)と交換して前記第二のハンドル(120)の前記第二の位置(P2)を調節することを備え、前記第二のハンドル(120)が前記第二の位置(P2)に動く際、前記第二のハンドル(120)の前記端部(122)は、前記圧着工具(100)の加工部(150)に接触しない、請求項に記載の方法。
  4. 前記第二の位置を調節することは、前記ピンが弓状スロット(114)に摺動可能に配置され且つ前記第一のハンドル(110)の前記第一のプレート(112a)または前記第二のプレート(112b)の少なくとも一つに配置されていることを備える、請求項に記載の方法。
  5. 前記第二の位置を調節することは、前記ピンを前記第一のハンドル(110)の前記第一のプレート(112a)または前記第二のプレート(112b)の少なくとも一つに設けられた複数の孔(115)の一つに挿入することを備える、請求項に記載の方法。
  6. 前記第二の位置を調節することは、内周に配置された複数の切欠き(116a)を有する開口(116)内の複数の切欠きの一つを、前記複数の切欠き(116a)の一つとの選択的係合を行うピン(161)を用いて係合することを備える、請求項に記載の方法。
  7. 前記第二の位置を調節することは、前記第一のプレート(112a)と前記第二のプレート(112b)との間に前記第一のプレート(112a)および前記第二のプレート(112b)にほぼ垂直な配向で配置されたピン(161)と、前記第二のハンドル(120)の前記端部(122)に配置され、その中に貫通孔(169)を有するホルダ(167)と、を用いること、および、前記ホルダ(167)の前記貫通孔(169)と螺合するボルト(168)を前記ホルダ(167)から露出するまで駆動して、前記第二のハンドル(120)が前記第一のハンドル(110)に向けて枢動されたときに前記ボルト(168)の露出した端部が最終的に前記ピン(161)に接触するようにすること、を備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記第二の位置を調節することは、スリーブ内の複数の弓状凹部(D1、D2、D3、D4)の一つに前記ピン(161)を係合することを備え、前記ピンは、前記第一のプレート(112a)と前記第二のプレート(112b)との間に、前記第一のプレート(112a)および前記第二のプレート(112b)にほぼ垂直な配向で配置されており、前記スリーブ(163)は前記ピン(161)を囲んでおり、前記スリーブ(163)は、前記スリーブ(163)の内周(164)に配置された複数の弓状凹部(D1、D2、D3、D4)を有し、前記複数の弓状凹部(D1、D2、D3、D4)のそれぞれは、前記スリーブ(163)の周囲に沿った前記スリーブ(163)の異なる厚さに対応し、前記ピン(161)は前記複数の弓状凹部(D1、D2、D3、D4)の一つと係合する、請求項に記載の方法。
  9. 前記第二の位置を調節することは、前記第一のプレート(112a)と前記第二のプレート(112b)との間に、前記第一のプレート(112a)および前記第二のプレート(112b)にほぼ垂直な配向で回転可能に配置された偏心軸(165)を調節することを備え、前記偏心軸は、周部に沿った複数の切欠き(166)を有するスプライン状のヘッド(165H)を有し、前記偏心軸(165)の回転を防ぐために前記複数の切欠き(166)の一つに挿入物(118)を挿入することによって前記第二の位置(P2)を画定する、請求項に記載の方法。
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